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技術 磁気記録媒体、その製造方法、その製造装置及びこれを使用した磁気記憶装置

出願人 日本電気株式会社
発明者 田上勝通
出願日 2000年1月24日 (20年11ヶ月経過) 出願番号 2000-015106
公開日 2000年10月13日 (20年2ヶ月経過) 公開番号 2000-285449
状態 拒絶査定
技術分野 磁気記録担体 磁気記録媒体の再記録 磁気記録媒体の製造
主要キーワード 取付ハブ ハブ内径 試験トラック 複数周巻 長尺媒体 金型金属 シャッターガイド 媒体コスト
関連する未来課題
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図面 (12)

課題

基板磁気情報転写される共に打ち抜かれて形成されこのときの磁気情報の転写位置の精度が高い磁気記録媒体、その製造方法、その製造装置及びこれを使用した磁気記憶装置を提供する。

解決手段

金型ディスク21aの情報記録部2aには、強磁性CoCrTaPt膜7及び保護膜8が形成され、所定のサーボ情報パターン及びデータ情報パターンが記録されている。金型ディスク21bにおいても同様に情報記録部2bが構成されている。この両金型ディスクにより、長尺フレキシブルディスク基板を挟み込み所定の形状に打ち抜くことができる。このとき、未記録のフレキシブルディスク基板を情報記録部2a及び2bに接触させて金型ディスク21a及び21bにより打ち抜くと、サーボ情報情報及びデータ情報が転写され所定の形状に打ち抜かれた磁気記録媒体が形成される。

概要

背景

リムーバブルストレージ記録装置)として光ディスクドライブフレキシブルディスクドライブ及びリムーバブルハードディスクドライブ等があり、この中でも、1.44MB(メガバイト)のフレキシブルディスクフロッピーディスク)装置はパーソナルコンピュータ等に広く使用されており、近時、100乃至250MBの大容量フレキシブルディスク装置製品化されている。そして今後、更なる大容量化予想される。

従来、トラッキングの基準となるサーボパターンを予めディスクに記録するトラッキングサーボ技術があるが、1.44MBのフレキシブルディスクドライブにおける磁気ヘッド位置決めにトラッキングサーボ技術は使用されていない。しかしながら、100MB以上の大容量フレキシブルディスクドライブにおいては、高いトラック密度を達成するために、光ディスク装置に使用される光ヘッドによるサーボ方式、又は、ハードディスクドライブで使用されるセクタサーボトラック方式が採用されている。光ディスク装置には、予めサーボ信号及びデータ信号が埋め込まれた基板を使用するため、媒体コストが安く、ソフトデータ媒体として広く使用されている。

一方、ハードディスクドライブにおいては、サーボ情報を記録するため、ハードディスクドライブ自体に設けられた磁気ヘッドにより、サーボパターンをディスクのトラック毎に記録することによりディスクがフォーマットされる。このため、ディスクのトラック密度が増大するにつれて、サーボパターンの記録工程の所要時間が増大するという問題点が発生していた。大容量フレキシブルディスク装置においても、同様にサーボパターンを使用する方式が採用されているが、フレキシブルディスク毎にサーボトラックライタ(サーボパターンをディスクに記録する装置)を使用してサーボパターンを記録する必要がある。このため、大量のフレキシブルディスクにフォーマットを行なう場合には、多くのサーボトラックライタが必要となり、製造コスト面で大きな障害になっており、ディスクの高密度化及び大容量化に対して磁気記憶装置全体のコストが増加するという問題点があった。

上述したような問題点を解決するために、以下に示すようなサーボトラックライタを使用することなく、マスター媒体を使用して所望の磁気記録媒体にサーボ情報を含む磁気情報を磁気記録媒体に記録する方法が提案され、磁気テープ等で広く実施されている。

先ず、特開平3−250464号公報、及び特開平5−6535号公報には、金型を使用して磁気記録媒体上に凹凸成形し、この凹凸をサーボパターンに利用する方法が開示されている。

また、特開平4−251440号公報、及び特開平7−78337号公報には、磁気情報が記録された円盤状のマスター媒体と、未記録の円盤状のスレーブ媒体とを重ね合わせて、スレーブ媒体にマスター媒体の磁気情報の転写を行う方法が開示されている。

更に、特開平1−192019号公報には、転写元マスターディスクを使用してスレーブディスクに磁気情報を転写すると同時に、スレーブディスクの中心にマーカを形成する手段と、そのマーカによりスレーブディスクの中心を検出する手段と、その検出された中心に孔を形成する手段と、その孔にハブを取り付ける手段と、このハブに取り付けられたディスク原板からスレーブディスクの外周を打ち抜く手段とを有する装置が開示されている。

更にまた、マスター媒体を使用して、磁気記録媒体に磁気転写する方法が磁気テープ等で広く使用されている。フレキシブルディスクにおいても、特許第2566987号公報には、情報が記録されたマスター磁気ディスク磁性面と未記録のスレーブ磁気ディスクの磁性面とを密着させて情報を転写すると共にディスクの打ち抜きを行う方法が開示されている。

また、サーボ書き込み装置として磁気転写する際の密着及び脱着に関して磁気記録媒体の品質向上を図った技術として、特開平10−275435及び特開平11−161956等の磁気転写装置が提案されている。また、転写の際にマスター媒体とスレーブ媒体の中心を一致させるための方法として、特開昭63−175229号公報に磁気転写方式が開示されている。

更に、今後のリムーバブルストレージにおいては、大容量化と共に、モバイル性が要求されている。上述の大容量FDDの技術を適用し、ディスク媒体として塗膜型磁気記録媒体を使用し、外径46.5mm、内径12mmの小径ディスクを使用した小型フレキシブルディスクドライブが実施されている。

概要

基板に磁気情報が転写される共に打ち抜かれて形成されこのときの磁気情報の転写位置の精度が高い磁気記録媒体、その製造方法、その製造装置及びこれを使用した磁気記憶装置を提供する。

金型ディスク21aの情報記録部2aには、強磁性CoCrTaPt膜7及び保護膜8が形成され、所定のサーボ情報パターン及びデータ情報パターンが記録されている。金型ディスク21bにおいても同様に情報記録部2bが構成されている。この両金型ディスクにより、長尺のフレキシブルディスク基板を挟み込み所定の形状に打ち抜くことができる。このとき、未記録のフレキシブルディスク基板を情報記録部2a及び2bに接触させて金型ディスク21a及び21bにより打ち抜くと、サーボ情報情報及びデータ情報が転写され所定の形状に打ち抜かれた磁気記録媒体が形成される。

目的

本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、基板に磁気情報が転写される共に打ち抜かれて形成されこのときの磁気情報の転写位置の精度が高い磁気記録媒体、その製造方法、その製造装置及びこれを使用した磁気記憶装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
2件

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請求項1

磁気情報が記録された記録部を有する金型により前記記録部を基板表面に密着させながら前記基板を打ち抜く際に前記磁気情報が前記基板表面に磁気転写されたものであることを特徴とする磁気記録媒体

請求項2

前記磁気情報は、サーボ記録情報であることを特徴とする請求項1に記載の磁気記録媒体。

請求項3

前記磁気情報は、サーボ記録情報及びデータ情報であることを特徴とする請求項1に記載の磁気記録媒体。

請求項4

基板を所定の形状に打ち抜き可能な金型と、この金型の表面に設けられ磁気情報が記録された記録部と、前記磁気情報を前記基板に磁気転写させることが可能に前記記録部を前記基板に密着させて打ち抜く打ち抜き手段と、を有することを特徴とする磁気記録媒体の製造装置

請求項5

前記金型は、前記金型に重ねられた前記基板に対してバイアス磁界印加する磁界印加部材を有することを特徴とする請求項4に記載の磁気記録媒体の製造装置。

請求項6

前記基板を加熱する加熱手段を有することを特徴とする請求項5に記載の磁気記録媒体の製造装置。

請求項7

前記記録部に強磁性金属からなる強磁性膜が形成されていることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の磁気記録媒体の製造装置。

請求項8

前記記録部は磁気ヘッドにより磁気情報が記録されたものであることを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項に記載の磁気記録媒体の製造装置。

請求項9

前記強磁性膜の表面に保護膜が設けられていることを特徴とする請求項4乃至8のいずれか1項に記載の磁気記録媒体の製造装置。

請求項10

前記強磁性膜は、磁化方向が膜面に対して平行の方向である面内磁化膜であって、前記基板は面内磁化膜を有することを特徴とする請求項4乃至9に記載の磁気記録媒体の製造装置。

請求項11

前記磁界印加部材は、前記金型内部に設けられドーナツ状の半径方向に巻かれたコイルであって、前記バイアス磁界の向きが、前記基板の表面に対して平行の方向であることを特徴とする請求項10に記載の磁気記録媒体の製造装置。

請求項12

前記強磁性膜は、膜面に対して磁化方向が垂直方向である垂直磁化膜であって、前記基板が垂直磁化膜を有することを特徴とする請求項4乃至9に記載の磁気記録媒体の製造装置。

請求項13

前記磁界印加部材は、前記金型内部に設けられドーナツ状の円周方向に巻かれたコイルであって、前記バイアス磁界の向きが、前記基板の表面に対して垂直方向であることを特徴とする請求項12に記載の磁気記録媒体の製造装置。

請求項14

磁気情報が記録された記録部を有する金型により、前記記録部を基板表面に密着させながら前記基板を打ち抜くことにより、前記磁気情報を前記基板表面に磁気転写することを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。

請求項15

前記基板を打ち抜くときに、前記基板にバイアス磁界を印加することを特徴とする請求項14に記載の磁気記録媒体の製造方法。

請求項16

前記基板を打ち抜くときに、前記基板にバイアス磁界を印加すると共に前記基板を加熱することを特徴とする請求項14に記載の磁気記録媒体の製造方法。

請求項17

前記記録部に強磁性金属からなる強磁性膜が形成されていることを特徴とする請求項14乃至16のいずれか1項に記載の磁気記録媒体の製造方法。

請求項18

前記記録部には磁気ヘッドにより磁気情報を記録することを特徴とする請求項14乃至17のいずれか1項に記載の磁気記録媒体の製造方法。

請求項19

前記強磁性膜の表面に保護膜が設けられていることを特徴とする請求項14乃至18のいずれか1項に記載の磁気記録媒体の製造方法。

請求項20

記録層を有するフレキシブル記録媒体と、前記フレキシブル記録媒体を収納する筐体と、前記筐体の内面に設けられたライナーとを有し、基板を所定の形状に打ち抜き可能な金型と、この金型の表面に設けられ磁気情報が記録された記録部と、前記磁気情報を前記基板に磁気転写させることが可能に前記記録部を前記基板に密着させて打ち抜く打ち抜き手段と、を有する磁気記録媒体製造装置により、前記フレキシブルディスク記録媒体が前記所定の形状に打ち抜かれると共に磁気情報が磁気転写されたものであることを特徴とする磁気記憶装置

請求項21

前記フレキシブル記録媒体は、前記記録媒体製造装置により、バイアス磁界が印加されて磁気情報が磁気転写されたものであることを特徴とする請求項20に記載の磁気記憶装置。

請求項22

前記フレキシブル記録媒体は、前記記録媒体製造装置により、バイアス磁界が印加されると共に加熱されて磁気情報が磁気転写されたものであることを特徴とする請求項20に記載の磁気記憶装置。

請求項23

前記金型の前記記録部に強磁性膜が形成されていることを特徴とする請求項20乃至22のいずれか1項に記載の磁気記憶装置。

請求項24

前記フレキシブルディスク記録媒体の前記記録層が磁化方向が膜面に対して平行の方向である面内磁化膜であり、前記金型の前記強磁性膜が面内磁化膜であることを特徴とする請求項20乃至23のいずれか1項に記載の磁気記憶装置。

請求項25

前記フレキシブルディスク記録媒体の記録層が膜面に対して磁化方向が垂直方向である垂直磁化膜であり、前記金型の前記強磁性膜が垂直磁化膜であることを特徴とする請求項20乃至23のいずれか1項に記載の磁気記憶装置。

請求項26

前記金型の前記強磁性膜上に保護膜が形成されていることを特徴とする請求項23乃至25のいずれか1項に記載の磁気記憶装置。

請求項27

前記ライナーは、潤滑剤が含浸されていることを特徴とする請求項20乃至26のいずれか1項に記載の磁気記憶装置。

請求項28

前記フレキシブルディスク記録媒体の前記記録層が薄膜型磁性膜であり、前記所定の形状はドーナツ状であって、前記ドーナツ状の内径/前記ドーナツ状の外径の値が0.25以下であることを特徴とする請求項20乃至27のいずれか1項に記載の磁気記憶装置。

技術分野

0001

本発明は磁気記録媒体、その製造方法、その製造装置及びこれを使用した磁気記憶装置に関し、特に、薄い長尺フィルム基板として製造されるフレキシブル磁気ディスクに好適であって、磁気情報転写位置の精度が高い磁気記録媒体、その製造方法、その製造装置及びこれを使用した磁気記憶装置に関する。

背景技術

0002

リムーバブルストレージ記録装置)として光ディスクドライブフレキシブルディスクドライブ及びリムーバブルハードディスクドライブ等があり、この中でも、1.44MB(メガバイト)のフレキシブルディスクフロッピーディスク)装置はパーソナルコンピュータ等に広く使用されており、近時、100乃至250MBの大容量フレキシブルディスク装置製品化されている。そして今後、更なる大容量化予想される。

0003

従来、トラッキングの基準となるサーボパターンを予めディスクに記録するトラッキングサーボ技術があるが、1.44MBのフレキシブルディスクドライブにおける磁気ヘッド位置決めにトラッキングサーボ技術は使用されていない。しかしながら、100MB以上の大容量フレキシブルディスクドライブにおいては、高いトラック密度を達成するために、光ディスク装置に使用される光ヘッドによるサーボ方式、又は、ハードディスクドライブで使用されるセクタサーボトラック方式が採用されている。光ディスク装置には、予めサーボ信号及びデータ信号が埋め込まれた基板を使用するため、媒体コストが安く、ソフトデータ媒体として広く使用されている。

0004

一方、ハードディスクドライブにおいては、サーボ情報を記録するため、ハードディスクドライブ自体に設けられた磁気ヘッドにより、サーボパターンをディスクのトラック毎に記録することによりディスクがフォーマットされる。このため、ディスクのトラック密度が増大するにつれて、サーボパターンの記録工程の所要時間が増大するという問題点が発生していた。大容量フレキシブルディスク装置においても、同様にサーボパターンを使用する方式が採用されているが、フレキシブルディスク毎にサーボトラックライタ(サーボパターンをディスクに記録する装置)を使用してサーボパターンを記録する必要がある。このため、大量のフレキシブルディスクにフォーマットを行なう場合には、多くのサーボトラックライタが必要となり、製造コスト面で大きな障害になっており、ディスクの高密度化及び大容量化に対して磁気記憶装置全体のコストが増加するという問題点があった。

0005

上述したような問題点を解決するために、以下に示すようなサーボトラックライタを使用することなく、マスター媒体を使用して所望の磁気記録媒体にサーボ情報を含む磁気情報を磁気記録媒体に記録する方法が提案され、磁気テープ等で広く実施されている。

0006

先ず、特開平3−250464号公報、及び特開平5−6535号公報には、金型を使用して磁気記録媒体上に凹凸成形し、この凹凸をサーボパターンに利用する方法が開示されている。

0007

また、特開平4−251440号公報、及び特開平7−78337号公報には、磁気情報が記録された円盤状のマスター媒体と、未記録の円盤状のスレーブ媒体とを重ね合わせて、スレーブ媒体にマスター媒体の磁気情報の転写を行う方法が開示されている。

0008

更に、特開平1−192019号公報には、転写元マスターディスクを使用してスレーブディスクに磁気情報を転写すると同時に、スレーブディスクの中心にマーカを形成する手段と、そのマーカによりスレーブディスクの中心を検出する手段と、その検出された中心に孔を形成する手段と、その孔にハブを取り付ける手段と、このハブに取り付けられたディスク原板からスレーブディスクの外周を打ち抜く手段とを有する装置が開示されている。

0009

更にまた、マスター媒体を使用して、磁気記録媒体に磁気転写する方法が磁気テープ等で広く使用されている。フレキシブルディスクにおいても、特許第2566987号公報には、情報が記録されたマスター磁気ディスク磁性面と未記録のスレーブ磁気ディスクの磁性面とを密着させて情報を転写すると共にディスクの打ち抜きを行う方法が開示されている。

0010

また、サーボ書き込み装置として磁気転写する際の密着及び脱着に関して磁気記録媒体の品質向上を図った技術として、特開平10−275435及び特開平11−161956等の磁気転写装置が提案されている。また、転写の際にマスター媒体とスレーブ媒体の中心を一致させるための方法として、特開昭63−175229号公報に磁気転写方式が開示されている。

0011

更に、今後のリムーバブルストレージにおいては、大容量化と共に、モバイル性が要求されている。上述の大容量FDDの技術を適用し、ディスク媒体として塗膜型磁気記録媒体を使用し、外径46.5mm、内径12mmの小径ディスクを使用した小型フレキシブルディスクドライブが実施されている。

発明が解決しようとする課題

0012

しかしながら、特開平3−250464号公報、及び特開平5−6535号公報に開示された磁気記録媒体においては、形成された凹凸はサーボパターンとして利用できるものであり、磁気情報一般の記録のために適用できるものではない。また、サーボパターンの記録に適用する場合においても、凹凸を形成するものであるため、ハードディスクのように比較的厚い樹脂を基板とするものには適用することができるが、フレキシブルディスクのように、薄い長尺フィルムを基板とするものには不適であるという問題点がある。

0013

また、特開平4−251440号公報、及び特開平7−78337号公報に開示された磁気記録媒体においては、磁気情報の記憶工程とは別にディスクの打ち抜き工程が必要であると共に、マスター媒体と、スレーブ媒体とを重ね合わせてスレーブ媒体に磁気情報の転写を行うため、両媒体の中心軸を一致させないと、スレーブ媒体に磁気情報が偏心して転写される。特に、サーボ情報の記録に適用した場合に偏心が生じると、そのスレーブ媒体では高精度な位置情報を得ることができない。偏心を防止するために、軸に両媒体の中心孔を挿入して位置合わせを行っているが、このような位置合わせ方法では、従来のトラック密度の低い媒体においては問題とはならないが、100MB以上の大容量フレキシブルディスクのように、1桁以上のトラック密度を有する媒体に適用するには、位置合わせ精度が不十分であるという問題点がある。

0014

更に、特開平1−192019号公報に記載された磁気ディスクの複製装置においては、マーカを検出する手段、及びハブを取り付ける手段等が設けられているため、極めて高価である。更に、その検出のための計算処理及びハブを取り付けるための位置決めに時間を要するため、製造速度を速くすることが困難であるという問題点がある。

0015

更にまた、特許第2566987号公報に記載された記録済み磁気ディスクの製造方法においては、打ち抜きの度にマスター磁気ディスクにストレスが加わり、大量な打ち抜き作業では、徐々にマスター磁気ディスクに変形が生じて密着度等が低下し、転写される記録情報の位置のずれが発生するため、高密度化には十分な効果が得られないという問題点がある。特に、マスター磁気ディスクに塗布型磁性層が設けられている場合は、高保磁力が求められる大容量フレキシブルディスクに対しスレーブ媒体を十分に磁化させることが可能な磁気特性を有しておらず、十分な磁気転写磁界を発生させることができず、例えば、精度の高い位置決め情報の記録を行なうことができないという問題点がある。また、転写の際にマスター媒体とスレーブ媒体の中心を一致させるための方法として、特開昭63−175229が提案されているが、これもマスター媒体として既に成形されたディスクを使うため、同様の問題が生じる。

0016

また、小径ディスクを使用した小型FDDが携帯用モバイル)ストレージに使用されているが、インターネット等の画像データの増大により容量が不足し、従来の塗膜型の磁気記録媒体では高密度化が難しいため、HDDと同様な金属薄膜強磁性膜を使用するディスクが開発されているが、媒体に金属薄膜を使用するには、ディスク径が小さすぎると内径ハブに規制され媒体の剛性が大きくなり過ぎたり、内周ハブと媒体との接着により媒体が微小に歪み、内周側でヘッドと媒体とのタッチ(密着)が悪くなるという問題点がある。タッチを向上させるにはハブ内周を避けて使用するため、相対的に小径ディスクになるほど記録領域が狭小化することになり記録容量が減少してしまう。また、薄膜型強磁性媒体は塗膜媒体と異なり媒体内に潤滑剤を含有させることができないため、媒体表面に潤滑剤を塗布する。媒体と浮遊ヘッドとの間には潤滑剤による耐摩耗のための間隙が必要であるが、特に薄膜型媒体では、媒体上に塗布された潤滑液がディスクの回転に伴って、ディスク収納ケースの内側に配置されたライナーに徐々に吸収されるため、最終的に潤滑剤が枯渇し、ヘッドクラッシュが発生するという問題点がある。

0017

本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、基板に磁気情報が転写される共に打ち抜かれて形成されこのときの磁気情報の転写位置の精度が高い磁気記録媒体、その製造方法、その製造装置及びこれを使用した磁気記憶装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0018

本発明に係る磁気記録媒体は、磁気情報が記録された記録部を有する金型により前記記録部を基板表面に密着させながら前記基板を打ち抜く際に前記磁気情報が前記基板表面に磁気転写されたものであることを特徴とする。

0019

また、前記磁気情報は、サーボ記録情報又はサーボ記録情報及びデータ情報とすることができる。

0020

本発明に係る磁気記録媒体の製造装置は、基板を所定の形状に打ち抜き可能な金型と、この金型の表面に設けられ磁気情報が記録された記録部と、前記磁気情報を前記基板に磁気転写させることが可能に前記記録部を前記基板に密着させて打ち抜く打ち抜き手段と、を有することを特徴とする。

0021

本発明においては、磁気情報が記録された記録部を有する金型により、記録部を基板表面に密着させながら基板を打ち抜くことにより、磁気情報を基板表面に転写させるものであるため、マスター磁気媒体を使用することなく、情報の磁気転写と共に基板を打ち抜くことができる。このため、マスター磁気媒体を使用した場合のような磁気情報の位置ずれが発生せず、金型の記録部に高精度で磁気情報が記録されていると、磁気情報は基板に高精度で高速に転写される。また、サーボパターン以外の磁気情報の転写に適用することができる。特に、凹凸を形成することなくサーボパターンを転写することができるので、薄い長尺フィルムを基板とするフレキシブル磁気ディスクに好適である。更に、マーカ検出機構等を設ける必要がないためコストが低い共に、製造速度が速い。

0022

また、前記金型は前記金型に重ねられた前記基板に対してバイアス磁界印加する磁界印加部材を有し、更に、前記基板を加熱する加熱手段を有することが好ましい。これにより、効率よく磁気転写を行うことができる。

0023

更に、前記記録部に強磁性金属からなる強磁性膜を形成することができる。従来の打ち抜き機金型ディスクが通常非磁性ステンレス鋼が使用されているのに対し、本発明では金型上に強磁性膜を形成することによってサーボ情報及びデータ情報等の磁気情報が記録できる。これにより、記録部から発生する磁界が強くなるため、高保磁力が求められる磁気ディスクに対しても、十分に強い磁気転写磁界を発生させて磁気転写を行うことができる。

0024

更にまた、前記記録部は磁気ヘッドにより磁気情報が記録されたものとすることができる。

0025

また、前記強磁性膜の表面に保護膜を形成することができる。これにより、サーボトラックライタを使用して金型の記録部に所定の磁気情報を記録する場合に、サーボトラックライタの磁気ヘッドと記録部の表面、特に、強磁性膜との接触を防止することができる。このため、記録部の表面、特に、強磁性膜を保護することができ、信頼性を向上させることができる。

0026

更に、前記強磁性膜が、磁化方向が膜面に対して平行の方向である面内磁化膜である場合は、前記基板もまた面内磁化膜を有することができる。このとき、前記磁界印加部材は、前記金型内部に設けられドーナツ状の半径方向に巻かれたコイルであって、印加される前記バイアス磁界の向きが、前記基板の表面に対して平行の方向とすることができる。

0027

また、前記強磁性膜が、膜面に対して磁化方向が垂直方向である垂直磁化膜である場合は、前記基板もまた垂直磁化膜を有することができる。このとき、前記磁界印加部材は、前記金型内部に設けられドーナツ状の円周方向に巻かれたコイルであって、印加される前記バイアス磁界の向きが、前記基板に対して垂直方向とすることができる。

0028

本発明に係る磁気記録媒体の製造方法は、磁気情報が記録された記録部を有する金型により、前記記録部を基板表面に密着させながら前記基板を打ち抜くことにより前記磁気情報を前記基板表面に磁気転写することを特徴とする。

0029

本発明においては、基板を所定形状に打ち抜く際に同時に基板に磁気情報を転写するため、従来のサーボトラックライタによって各基板毎に磁気ヘッドで記録する工程が省略され、磁気記録媒体作成の所要時間を大幅に短縮できる。磁気転写の概念は、磁気テープ等でマスターテープスレーブテープとを相互に接触させる方法等が従来公知であるが、本発明では、例えば円盤型の金型に精度よくサーボパターンを記録しておけば、基板の挿入精度に拘わらず、記録されるサーボパターンは円盤の中心に対して同心円状に精度よく高速に記録される。従って、従来のサーボトラックライタでディスク毎に磁気ヘッドで記録する方法に比べて、最も時間の要する工程の1つであるサーボトラックライタでのサーボ情報記録工程及びデータ情報記録工程を基板打ち抜き工程と同時に行うことができ、製造時間を大幅に短縮することができる。

0030

また、前記基板を打ち抜くときに、前記基板にバイアス磁界を印加するか、又はバイアス磁界を印加すると共に前記基板を加熱することができる。

0031

本発明に係る磁気記憶装置は、記録層を有するフレキシブル記録媒体と、前記フレキシブル記録媒体を収納する筐体と、前記筐体の内面に設けられたライナーとを有し、基板を所定の形状に打ち抜き可能な金型と、この金型の表面に設けられ磁気情報が記録された記録部と、前記磁気情報を前記基板に磁気転写させることが可能に前記記録部を前記基板に密着させて打ち抜く打ち抜き手段と、を有する磁気記録媒体製造装置により、前記フレキシブルディスク記録媒体が前記所定の形状に打ち抜かれると共に磁気情報が磁気転写されたものであることを特徴とする。

0032

また、前記ライナーは潤滑剤が含浸されていることが好ましい。これにより、潤滑液の枯渇を防止し、長期信頼性を確保することができる。

0033

更に、前記フレキシブルディスク記録媒体の前記記録層が薄膜型磁性膜で、前記所定の形状はドーナツ状である場合、前記ドーナツ状の内径/前記ドーナツ状の外径の値が0.25以下とすることにより、ヘッドとフレキシブルディスク媒体とのタッチが良くなり、データ領域を増やし、ヘッドタッチを改善して、大容量化が可能となる。

発明を実施するための最良の形態

0034

以下、本発明の実施の形態に係る磁気記録媒体の製造装置及び磁気記録媒体について、添付の図面を参照して具体的に説明する。図1(a)は本発明の第1の実施の形態に係る磁気記録媒体の製造装置の金型ディスクを示す斜視図、(b)は金型ディスクの表面近傍を示す断面図である。

0035

図1(a)に示すように、本実施の形態の磁気記録媒体の製造装置においては、1対の金型ディスク21a及び21bが設けられている。この金型ディスク21a及び21bは、例えば、長尺のフレキシブルディスク基板を両金型ディスクで挟み込み打ち抜くことにより、所定の形状のフレキシブルディスク(記録媒体)を得るものである。金型ディスク21aには、外径部1a、情報記録部2a及び内径部3aが設けられており、外径部1aによりディスク基板打ち抜き時の外径が規定され、内径部3aによりディスク基板打ち抜き時の内径が規定される。情報記録部2aには、サーボ情報及び各種ソフトウェア等のデータ情報が記録される。同様に、金型ディスク21bが構成される。金型ディスク21a及び21bの外径は、例えば93mm、内径は25mmとすることができる。このときの金型ディスク内径/ディスク外径の値は、約0.28となる。この金型ディスク21a及び21bは、フレキシブルディスクの形状に対応している。

0036

また、図1(b)に示すように、金型ディスク21aにおける情報記録部2aの表面には、例えばステンレスからなる金型金属基板4の上にサーボ情報及びデータ情報を記録するため、無電解メッキによりNiP層5が形成され、鏡面研磨により仕上げがされている。なお、鏡面研磨後のNiP層5の厚さは例えば10μmである。更に、このNiP層5の上に、厚さが例えば5nmのCr下地膜6、厚さが例えば100nmの強磁性CoCrTaPt膜7及び厚さが例えば10nmのカーボン保護膜8が順次形成されている。強磁性CoCrTaPt膜7は、膜面に対して平行の方向に容易軸を有する(以下、面内異方性という。)強磁性膜、即ち、磁化方向が膜面に対して平行の方向である強磁性膜(面内磁化膜)とし、磁気情報転写のための磁界強度を確保するため、保持力が例えば276.5kA/m、残留磁束密度(T)が例えば1.2Tであるものを使用することができる。なお、保持力を更に高くすると良好な磁気転写を行うことができる。また、保護膜8上には、ハード磁気ディスクにおいて磁気情報パターンを記録するときに使用されるフッ素系樹脂(図示せず)が潤滑剤として塗布されている。

0037

なお、金型ディスク21aはサーボトラックライタの金型ディスク専用の取付ハブに装着されて、サーボトラックライタの磁気ヘッドにより、情報記録部2aにサーボ情報及びデータ情報が記録される。金型ディスク2aの保護膜8の上の潤滑剤は、磁気ヘッドを浮上させるために塗布されるものである。また、サーボ情報の記録に使用される磁気ヘッドはFe−Ta−Nのコアを使用したメタルインギャップMIG)ヘッドであり、そのギャップ長は0.2μmである。対になる金型ディスク21bにおいても、同様の構成となっている。

0038

また、更に高い保磁力を有する面内異方性を有する強磁性膜として、強磁性CoCrTaPt膜7の代わりに例えば厚さが200nm、保磁力が553kA/m、残留磁束密度が0.32TであるCo添加ガンマフェライト薄膜等を使用することができる。フェライト薄膜は、フェライト薄膜自身が硬い膜なので保護膜8が必要ない。従って、フェライト薄膜を使用する場合、即ち、金型金属基板4上にNiP層5、Cr下地膜6及びフェライト薄膜を順次形成した金型ディスクに磁気情報を記録するときは、保護膜8を形成せずに、フェライト薄膜上に直接、磁気ヘッドを浮上させる潤滑液を塗布して磁気情報を記録する。このようにして、上述と同様、各金型ディスクの各情報記録部にサーボ情報及びデータ情報が記録される。このときのサーボ情報及びデータ情報を記録するための磁気ヘッドとしては、例えば飽和磁化(T)が2TのCo−Feメッキポールを使用した薄膜ヘッドで、そのギャップ長が0.2μmであるものを使用することができる。

0039

次に、金型ディスク21aの情報記録部2aに記録されたサーボ情報及びデータ情報のフォーマットについて説明する。図2はサーボトラックライタにより金型ディスクの情報記録部に記録されたサーボ情報パターンのフォーマットを示す模式図である。また、図3図2に示すサーボ情報のパターンの詳細図である。

0040

図2に示すように、情報記録部2aには、同心円状に区画された複数のトラック22が形成されている。夫々のトラック22は更に半径方向に区画されている。その各区画の端部に夫々サーボ情報パターン9が記録されている。データ情報パターン13は、サーボ情報パターン9とサーボ情報パターン9との間に記録されている。そして、また、図3に示すように、サーボ情報パターンはトラック22のトラックピッチPと同一の幅を有する領域が選択的にが磁化された3つのバースト磁化パターン10、11及び12からなる。対になる金型ディスク21bの情報記録部2bにおいても、同様の構成となっている。

0041

次に、本第1の実施の形態で使用する長尺媒体について説明する。本実施の形態の長尺媒体は、面内磁化膜を有する記録媒体である長手記録用の長尺媒体である。長尺媒体50としては、メタル塗膜媒体又はフレキシブル記録媒体基板上に金属薄膜を形成した媒体等、保磁力の異なる種々の媒体(フレキシブル媒体)を使用することができる。金属薄膜を使用する場合は、フレキシブル記録媒体基板上に、スパッタリング等により、例えばCr膜を形成し、更にCo−Cr−Ta膜を形成した後、更に、保護膜として、SiO2膜又はカーボン膜等を形成したものを使用することができる。また、メタル塗膜媒体は、磁性材料としてメタル微粒子を使用し、このメタル微粒子を樹脂の中に分散させ、フレキシブルディスク基板上に塗布したもので、通常、フロッピーディスクに使用されている。なお、メタル塗膜媒体は、樹脂の中に潤滑剤等が添加されているため、保護膜が必要ない。

0042

次に、この金型ディスクを有する磁気記録媒体製造装置について説明する。図4は、磁気記録媒体製造装置の内部に配置されるコイルを示す模式図、図5は、本第1の実施の形態に係る磁気記録媒体製造装置に長尺媒体を挿入した状態を示す模式的断面図、図6は、磁気記録媒体製造装置により、長尺媒体が打ち抜かれた様子を示す模式的断面図である。

0043

本第1の実施の形態の磁気記録媒体製造装置は、磁気容易軸の方向が膜面に対して平行の方向である強磁性膜(面内磁化膜)からなる記録層を有する長手記録媒体に使用する磁気記録媒体製造装置であるため、上下の金型ディスク21a、21bの記録情報部2a、2bの金型金属基板4の内部には、磁界の向きが基板の表面に対して平行の方向のバイアス磁界を印加するため、放射状に巻かれたコイルが配置されている。図4(a)は、金型ディスクに配置されたコイルを示す模式図、図4(b)はコイルの断面を示す模式図、図4(c)は、情報記録部の長尺媒体に接する側近傍を示す断面図である。図4(a)に示すように、長手記録媒体用では、ドーナツ状のコイル35が上部金型ディスク21aの情報記録部2aの金型金属基板4の内部に配置されている。このドーナツ状のコイルは、図4(b)に示すように、その半径方向に複数周巻かれ、バイアス磁界の向きが情報記録部2aの円周方向Aになるよう形成されている。そして、この情報記録部2aの長尺記録媒体と接する側の金型金属基板4上には、図4(c)に示すように、上述したNiP層5、Cr下地膜6、強磁性CoCrTaPt膜7及び保護膜8が順次形成されている。

0044

本第1の実施の形態の磁気記録媒体製造装置においては、図5に示すように、支持台40と、この上に配置される金型ディスク21a及び21bと、金型ディスク21a及び21bにより打ち抜かれる長尺媒体50を加熱するヒータ30と、を有している。支持台40は、金型ディスク21a、21bの情報記録部2a、2bに対応する位置に開口部41を有し、下部金型ディスク21bの情報記録部2bに取り付けられ開口部41内を垂直方向の上下に摺動する下部摺動部材42bを有している。また、上部金型ディスク21aの情報記録部2a上には、この情報記録部2aに取り付けられ上部金型ディスク21aの内径部3aと外径部1aとの間を情報記録部2aと共に垂直方向の上下に摺動する上部摺動部材42aを有している。更に、本実施の形態の磁気記録媒体製造装置は、長尺媒体50を搬送する搬送部(図示せず)及び上部金型ディスク21aを支持し、下部金型ディスク21b方向に移動させる金型ディスク移動機構(図示せず)を有している。

0045

次に、本第1の実施の形態の長手媒体用記録装置の動作について説明する。先ず、図5に示すように、サーボ情報及びデータ情報の磁気情報を転写するための長尺のフレキシブルフィルム(基板)である長尺媒体50を、金型ディスク21aと21bとの間に挿入する。このとき、長尺媒体50の上方及び下方に配置されたヒータ30により、長尺媒体50を加熱することができる。

0046

そして、図6に示すように、長尺媒体50を金型ディスク21a及び21bにより挟み込み、夫々の情報記録部2a及び2bに接触させ、外径部1a及び1bにより外径を規定し、内径部3a及び3bにより内径を規定して長尺媒体50を打ち抜く。これは、先ず、上部金型ディスク21aと、長尺媒体50と、下部金型ディスク21bとを接触させる。次いで、上部金型ディスク21aの情報記録部2a、長尺媒体50及び下部金型ディスク21bの情報記録部2bが密着した状態で、上部摺動部材42aにより金型ディスク21a、21bの情報記録部2a、2bのみを支持台40方向へ押圧する。これにより、情報記録部2a、2bが長尺媒体50と共に下方へ移動し、上部摺動部材42a及び下部摺動部材42bが垂直方向の下方に摺動することにより、長尺媒体50が打ち抜かれる。更に、長尺媒体50に情報記録部2a及び2bが接触した状態でコイルに交流電流を流すことにより、磁界の向きが情報記録部a、2bの円周方向である交流バイアス磁界を印加して、長尺媒体50に金型ディスク21a、21bの情報記録部2a、2bに記録されたサーボ情報及びデータ情報を長尺媒体に磁気転写する。例えばコイル35の内径部3a、3b側で下方へ流れる交流電流Iを流すことにより、磁界の向きが長尺媒体50の表面に対して、平行の方向であって、長尺媒体50の上面視で反時計回りの方向の交流バイアス磁界が印加される。これにより、金型ディスク21a及び21bの磁気情報が転写された長手記録媒体51を得ることができる。なお、こうして長手記録媒体51が打ち抜かれた後、情報記録部2a、2bが外径部1a、1bと上面が同一の高さになる位置まで戻り、搬送部により長手媒体50が所定の距離運ばれ、図5に示す状態に戻る。そして、再び、同様の工程を繰り返す。

0047

このように構成された本第1の実施の形態の磁気ディスク製造装置においては、金型ディスク21a及び21bの情報記録部2a及び2bに所定の磁気情報が記録されており、この情報記録部2a及び2bに未記録の長尺媒体(フレキシブルフィルム)を接触させて打ち抜くため、マスター磁気媒体(ディスク)を使用することなく、情報の転写と共にディスクを打ち抜くことができる。このため、マスター磁気ディスクを使用した場合のようなサーボ情報及びデータ情報の位置ずれが発生せず、金型ディスクの情報記録部に高精度でサーボ情報パターン及びデータ情報パターンが記録されていれば、サーボ情報パターン及びデータ情報パターンはフレキシブルディスクに高精度で高速に転写される。特に、凹凸を形成することなくサーボパターンを転写することができるので、薄い長尺フィルムを基板として製造されるフレキシブル磁気ディスクに好適である。更に、マーカ検出機構等を設ける必要がないためコストが低い共に、製造速度が速い。

0048

なお、本第1の実施の形態では、情報記録部にはサーボ情報及びデータ情報を記録した金型ディスクを使用したが、サーボ情報のみを記録した金型ディスクを使用して、サーボ情報のみを長尺媒体に磁気転写することも可能である。

0049

また、強磁性CoCrTaPt膜7が形成されているため、発生する磁界が強く、近時の大容量(100MB以上)フレキシブルディスクのように、高保磁力が求められる磁気ディスクに対しても、十分に強い磁気転写磁界を発生させて磁気転写を行うことができる。

0050

更に、強磁性CoCrTaPt膜7の表面に保護膜8が形成されているため、サーボトラックライタを使用して情報記録部2a及び2bに所定の磁気情報を記録する場合に、サーボトラックライタの磁気ヘッドと情報記録部2a及び2bの表面の強磁性CoCrTaPt膜7との接触を防止することができる。このため、情報記録部2a及び2bの表面に形成された強磁性CoCrTaPt膜7を保護することができ、信頼性を向上させることができる。

0051

更にまた、本第1の実施の形態の記録媒体製造装置は、長手記録媒体用であるが、情報記録部2a、2bに円周上にバイアス磁界を発生させるコイルを有し、更に長尺媒体を加熱するヒータを有しているため、磁気転写を効率よく行うことができる。なお、磁気転写の際は、交流バイアス磁界を印加するのみでも、長尺媒体に磁気情報を転写することができる。

0052

本第1の実施の形態の記録媒体製造装置によりサーボ情報が記録された磁気記録媒体を記憶再生すると、金型ディスクから転写された磁気記録媒体の記録部のサーボ情報のパターンは、金型ディスクに記録されたサーボ情報のパターン原型再生波形と比較して、再生出力正負逆になるが、回路によりそれを補正することにより、サーボ信号の品質として問題なく使用することができる。

0053

また、本第1の実施の形態の磁気記録媒体の製造方法においては、サーボ情報及びデータ情報をフレキシブル記録媒体に転写する工程で、フレキシブル記録媒体に交流バイアス磁界を印加して、サーボ情報及びデータ情報を転写することができるが、磁気記録媒体の型抜きとサーボ情報のパターンの記録を同時に行うことができるので、型抜き及びパターンの記録に要する時間が約1乃至3秒程度と、極めて短縮することができる。

0054

一方、従来のフレキシブルディスクの記録媒体をサーボトラックライタを使用して記録する方式においては、サーボトラックライタへの磁気ディスクの装着からパターンの記録終了までに要する時間は例えば約120乃至300秒となるため、従来の技術と比較して2桁以上工程時間短縮を図ることができる。

0055

なお、本第1の実施の形態においては、一対の金型ディスクを使用して基板両面にサーボ情報パターンが転写されるが、片面のみにサーボ情報パターンが形成された磁気記録媒体を得る場合は、1個の金型ディスクのみを使用してもよい。また、記録される磁気情報はサーボ情報に限らず、その他の情報の記録に適用することができる。

0056

次に、本発明の第2の実施の形態に係る記録媒体製造装置について説明する。第1の実施の形態の記録媒体製造装置は、長手記録媒体用であったが、本第2の実施の形態の記録媒体製造装置においては、長尺媒体の表面に対して容易軸が垂直方向の垂直磁気異方性を有する記録媒体用である。図7(a)は、本第2の実施の形態の上部金型ディスクを示す模式図である。

0057

本第2の実施の形態の磁気記録媒体製造装置に使用される金型ディスクも、第1の実施の形態と同様、上部金型ディスク121a及び下部金型ディスクから構成される。上部金型ディスク121aは、図7(a)に示すように、外径部101a、情報記録部102a及び内径部103aから構成される。なお、下部金型ディスクも同様に構成されている。そして、情報記録部102aには、サーボ情報並びにデータ情報を記録するため、例えばステンレス綱からなる金型金属基板上に、無電解メッキにより厚さが例えば10μmの鏡面研磨されたNiP層が形成され、その上に、厚さが例えば10nmのMgO膜、厚さが例えば60nmのCr膜及び厚さが例えば100nmの垂直磁気異方性を有する強磁性Fe-Pt膜が順次積層されて製膜されている。更に、この上にカーボン又はSiO2等からなる厚さが例えば2nmの保護膜8が形成されている。強磁性Fe-Pt膜の垂直方向の保磁力は、例えば395kA/mで、残留磁束密度(T)は1.44Tである。この保磁力は高いぼど長尺媒体に対して良好な磁気転写が可能になる。なお保護膜上には、通常、ハード磁気ディスク(HDD)に使われるフッ素系潤滑剤を塗布して使用することができる。また、このように積層された情報記録部102aには、第1の実施の形態と同様、図3に示すように、サーボトラックライタによりサーボ情報パターン及びデータ情報パターンが記録されている。

0058

更に、外径部101aには、長尺媒体に磁気転写すると共に打ち抜く工程(以下、打ち抜き工程という。)で、交流バイアス磁界を印加するためのコイルが内部に配置されている。図7(b)は、本第2の実施の形態のコイルを示す模式的上面図である。図7(b)に示すように、ドーナツ状の外径部101aの内部に配置されるコイル135は、長尺媒体の表面に対して垂直方向のバイアス磁界Bを印加するため、円周方向に沿って巻かれている。

0059

次に、本第2の実施の形態の動作について説明する。図8は、本第2の実施の形態の動作を示す図であって、記録媒体製造装置が長尺媒体を打ち抜いた後の状態を示す模式的断面図である。なお、図8に示す第2の実施の形態において、図5及び図6に示す第1の実施の形態と同一の構成要素には同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。図8に示すように、第1の実施の形態と同様、本第2の実施の形態においても、フレキシブルフィルムに垂直磁気異方性を有する強磁性膜が形成された垂直記録媒体である長尺媒体150を加熱するヒータ30を有し、長尺媒体150は、上部金型ディスク121aと下部金型ディスク121bとの間に挿入され、ヒータ30により所定の温度に加熱される。長尺媒体150を金型ディスク121a及び121bにより挟み込み、夫々の情報記録部102a及び102bに接触させ、外径部101a及び101bにより外径を規定し、内径部103a及び103bにより内径を規定して、上部摺動部材42aにより情報記録部102aを押圧し、情報記録部102a、102bを長尺媒体150と共に下方へ摺動させることにより、長尺媒体150を打ち抜く。このとき、同時に外径部101a、101bの内部に配置されたコイル交流電流を流して、情報記録部102a、102bに垂直方向に向く交流バイアス磁界を印加して、長尺媒体150に金型ディスク121a、121bの情報記録部102a、102bに記録されたサーボ情報及びデータ情報を長尺媒体に磁気転写する。これにより、磁気情報が転写された垂直記録媒体151を得ることができる。

0060

次に、垂直磁気異方性を有する垂直記録媒体について説明する。垂直方向に容易軸を有する垂直磁気異方性記録媒体としては、例えば、厚さ50μmのポリイミドからなるベースフィルム上に、Co−Cr薄膜、Co−Cr−Pt−Ta膜、及び保護膜としてSiO2膜を積層したものに潤滑剤を塗布したもの、又は、ベースフィルム上にFe−Si−Al膜、Co−Cr−Pt−Ta膜、及び保護膜としてカーボン膜を積層したものに潤滑剤を塗布したもの等を使用することができる。また、潤滑剤にはパーフロロポリエーテル等を使用することができる。

0061

次に、本第2の実施の形態の垂直磁気記録媒体を使用した磁気記憶装置について説明する。図9は、本第2の実施の形態の磁気記憶装置を示す斜視図、図10はその断面図である。本第2の実施の形態の磁気記憶装置100においては、磁気転写された磁気記録媒体(以下、ディスク媒体という。)16と、シャッター15及びシャッター15をガイドするシャッターガイド溝19を有しディスク媒体16を収納する収納ケース14と、ディスク媒体16の中央部に装着するハブ17と、から構成されている。収納ケース14の寸法は、例えば縦6.8cm、横7.1cm、厚さ0.4cmである。また、ハブ17のハブ内径18は例えば3mmである。ディスク媒体16は、上述した金型ディスク121a、121bにより打ち抜かれて形成されたものであって、金型ディスク121a、121bの情報記録部102a、102bの外径であるディスク媒体のディスク外径に対する金型ディスク121a、121bの情報記録部102a、102bの内径であるディスク媒体の内径の比(ディスク内径/ディスク外径)が0.25を超えると磁気記憶装置の出力が低下する。従って、安定した出力のディスク媒体を得るため、ディスク内径/ディスク外径は、0.25以下とすることが好ましい。

0062

また、本第2の実施の形態の磁気記憶装置は、図10に示すように、磁気記憶装置100は、収納ケース14の内側に、ライナー(不織布)20を有しており、このライナー20には耐久性を向上させるため、ディスク媒体を形成する際に長尺媒体に潤滑剤として塗布したパーフロロポリエーテル等の潤滑剤が含浸されている。

0063

本第2の実施の形態の磁気記録製造装置においても第1の実施の形態と同様、長尺媒体に磁気転写すると同時に打ち抜くため、磁気記録媒体を極めて高速に製造することができる。また、磁気転写時に、交流バイアス磁界を印加すると共に長尺媒体を加熱すると、長尺媒体に転写される磁化の強さが大きいものを得ることができる。

0064

更に、本第2の実施の形態の磁気記憶装置においては、ディスク内径/ディスク外径が0.25以下に規定されているため、高い出力を得られると共に、パーフロロポリエーテルが含浸されたライナー20を有するため、耐久性が極めて高い。

0065

次に、本発明の記録媒体製造装置により、実際に製造した実施例の記録媒体及びそれを使用した磁気記憶装置の効果について説明する。

0066

第1実施例
上述した第1の実施の形態の図1及び図2に示すものと同様の金型ディスクを使用し、図4乃至図6に示す長手記録媒体用の記録媒体製造装置により磁気記録媒体を作成した。記録媒体製造装置の情報記録部2a及び2bの外径は93mm、内径は25mmとした。このディスク内径/ディスク外径の値は、0.27である。情報記録部2a及び2bは、金型金属基板4に無電解メッキによりNiP層5を形成し、厚さ10μmまで鏡面研磨し、その上に厚さ5nmのCr下地膜6、面内異方性を有する厚さ100nmの強磁性CoCrTaPt膜7、厚さ2nmのカーボン保護膜8を順次形成して作成した。この強磁性CoCrTaPt膜7の保磁力は、磁気転写のための磁界強度を確保するため、276.5kA/mで、残留磁束密度(T)は1.2Tとした。なお保護膜8上には、磁気パターンを記録するときハード磁気ディスクに使われるフッ素系潤滑剤を塗布した。このようにして作成した金型ディスク21a及び21bは、夫々サーボトラックライタの金型ディスク専用の取り付けハブに装着し、第1の実施の形態の図3に示すサーボ情報パターン及びデータ情報パターンを記録した。このサーボ情報及びデータ情報の記録には、HDDに使われる4パッドナノスライダにFe−Ta−Nのコアを具備したメタルインギャップ(MIG)ヘッドであるギャップ長が0.2μmの磁気ヘッドを使用した。また、長尺媒体として、下記表1に示すフレキシブル記録媒体を使用し、磁気記録媒体を作成した。

0067

0068

表1に示すフレキシブル記録媒体を打ち抜くと同時にサーボ情報及びデータ情報を転写する工程(以下、ディスク打ち抜き工程という。)において、フレキシブル記録媒体の表面に対して磁界の方向が平行の方向になるように交流バイアス磁界を印加して磁気転写を行った。媒体1乃至3共に、ディスク打ち抜き工程の所要時間は1乃至3秒であった。なお、上述の如く、作成した磁気記録媒体の再生出力は正負逆になったが、回路的に補正すると、サーボ信号及びデータ信号の品質は良好であった。

0069

一方、媒体1乃至3を使用した未記録ディスクに、従来のようにサーボトラックライタで記録したところ、サーボトラックライタへ未記録ディスクを装着して磁気情報の転写が終了するまでの所要時間は120乃至300秒であった。

0070

第2実施例
上述した第2の実施の形態の記録媒体製造装置によりディスク媒体を作成した。長尺媒体は、ベースフィルムとして厚さが50μmのポリイミドフィルムを使用し、下記表2に示す構成のものを使用した。媒体4は薄膜媒体、媒体5は2層垂直媒体である。保護膜には、SiO2及びカーボン膜、潤滑剤にはパーフロロポリエーテルを使用した。

0071

0072

また、記録媒体製造装置の金型ディスクとしては、サーボ情報並びにデータ情報を記録するため、金型金属基板上に無電解メッキによりNiP層を形成し鏡面研磨した。鏡面研摩したNiP層の厚さは10μmである。その上に膜さ10nmのMgO膜、厚さ60nmのCr膜及び厚さ100nmの強磁性Fe-Pt膜を順に積層し、更に、厚さ2nmのカーボン保護膜を形成した。強磁性Fe−Pt膜の垂直方向の保磁力は395kA/mで、残留磁束密度(T)は1.44Tとした。なお、保護膜8上には、ハード磁気ディスク(HDD)に使われるフッ素系潤滑剤を塗布した。

0073

上記のように作成した金型ディスク101a、101bを、サーボトラックライタに金型ディスク専用の取り付けハブに装着し、図3に示すものと同様のサーボ情報パターン及びデータ情報パターンを記録した。このサーボ情報及びデータ情報を記録した磁気ヘッドには、HDDに使われる4パッドのナノスライダヘッドを使用した。この磁気ヘッドは飽和磁化が2TのFe−Coメッキ膜を使用した薄膜型ヘッドで、ギャップ長は0.15μmである。

0074

このフレキシブルディスク記録媒体に上述の金型ディスクを有する第2の実施の形態の図7及び図8に示すものと同様の磁気記録媒体製造装置を使用し、サーボ情報及びデータ情報を転写する工程において、フレキシブル記録媒体に対して磁界の向きが垂直方向である交流バイアス磁界を印加して磁気転写した。この際、フレキシブルディスク記録媒体の温度を200℃に加熱したものと、室温のものとを作成した。ディスク打ち抜き工程の所要時間は各3秒間であった。

0075

作成したディスク媒体の転写磁化パターンを磁気力顕微鏡で観察した結果、室温で磁気転写したものより、フレキシブル記録媒体を200℃の温度に加熱して転写したものの方が磁化の強さが大きいことがわかった。

0076

また、ディスク媒体の外径は65mmとし、内径を15mm、16.25mm、18mm及び20mとした媒体を作成した。これらのディスク内径/ディスク外径の値は、0.23、0.25、0.28及び0.31である。

0077

次に、作成したディスク媒体を使用して第2の実施の形態の図9及び図10に示すものと同様の磁気記憶装置を作製した。収納ケースの寸法は、縦を6.8cm、横を7.1cm、高さを0.4cmとし、ハブ内径18を3mmとした。また、ライナー20には、ディスク媒体に使用した潤滑剤と同一のパーフロロポリエーテルを含浸させた。比較として、パーフロロポリエーテルを含浸させてないものも作成した。

0078

図11は、媒体4を使用して作成したディスク媒体において、ディスク内径/ディスク外径が0.23の出力値に対する出力の相対値を示すグラフ図である。記録トラックの直径は23mmに設定し、記録密度は、9843bit/mm(250kFPI)とした。再生ヘッドには、スピンバルブヘッドを使用し、熱による表面荒れサーマルアスペリティ)を防止するため、スライダ接触面からスピンバルブ素子までの距離(リセス)を8乃至10nmに設定した。図11に示すように、ディスク内径/ディスク外径の値が、0.25より大きいと、相対出力が低下した。

0079

また、媒体5を使用して作成したディスク媒体を用いて、磁気記憶装置の収容ケース内のライナーに潤滑剤を含浸させたものと、潤滑剤を含浸させないものとを作成し、連続耐久性の試験結果を行った。試験トラックは、同一直径50mmのトラックで行った。ライナーに潤滑剤を含浸していない磁気記憶装置の連続耐久時間は1200時間であり、ライナーに潤滑剤を含浸させた磁気記憶装置の連続耐久時間は2000時間以上となり、ライナーに潤滑剤を含浸させることにより、耐久性が飛躍的に向上した。

発明の効果

0080

以上詳述したように、本発明によれば、マスター磁気媒体を使用することなく、情報の転写と共に基板を打ち抜くことができる。このため、金型の記録部に高精度で磁気情報が記録されていれば、磁気情報は基板に高精度で転写される。

図面の簡単な説明

0081

図1(a)及び(b)は本発明の第1の実施の形態に係る磁気記録媒体の製造装置の一部を示す模式図である。
図2サーボトラックライタにより金型ディスクの情報記録部に記録されたサーボ情報パターンのフォーマットを示す模式図である。
図3図2に示すサーボ情報のパターンの詳細図である。
図4本発明の第1の実施の形態に係る磁気記録媒体製造装置の金型ディスクを示す図であって、(a)は金型ディスクに配置されたコイルを示す模式図、(b)はコイルの断面を示す模式図、(c)は情報記録部の長尺媒体に接する側近傍を示す断面図である。
図5本発明の第1の実施の形態に係る磁気記録媒体製造装置に長尺媒体を挿入した状態を示す模式図である。
図6本発明の第1の実施の形態に係る磁気記録媒体製造装置により、長尺媒体が打ち抜かれた様子を示す模式的断面図である
図7本発明の第2の実施の形態に係る磁気記録製造装置を示す図であって、(a)は金型ディスクを示す模式図、(b)はコイルを示す模式図である。
図8本発明の第2の実施の形態に係る記録媒体製造装置が長尺媒体を打ち抜いた後の状態を示す模式的断面図である。
図9本発明の第2の実施の形態の磁気記憶装置を示す斜視図である。
図10本発明の第2の実施の形態の磁気記憶装置を示す断面図である。
図11ディスク内径/ディスク外径が0.23の出力値に対する出力の相対値を示すグラフ図である。

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0082

1a、1b、101a、101b;外径部
2a、2b、102a、102b;情報記録部
3a、3b、103a、103b;内径部
4、104;金型金属基板
5;NiP層
6;Cr下地層
7;強磁性CoCrTaPt膜
8;保護膜
9;サーボ情報パターン
10、11、12;サーボバーストパターン
10;データ情報パターン
14;収納ケース
16;ディスク媒体
20;ライナー
21a、21b、121a、121b;金型ディスク
22;トラック
35、135;コイル
51;長手記録媒体
151;垂直記憶媒体

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