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技術 作動体の作動速度または作動開始時等を制御する作動体コントロール装置

出願人 宮沢ふゆ実
発明者 宮沢ふゆ実
出願日 1999年9月7日 (21年11ヶ月経過) 出願番号 1999-253434
公開日 2000年10月10日 (20年10ヶ月経過) 公開番号 2000-282745
状態 未査定
技術分野 アクチュエータ 流体減衰装置
主要キーワード 連接レバー 中間適所 所要内径 回転調整器 スクリュウネジ 連接面 降下通路 密封環境
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年10月10日)のものです。
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図面 (15)

課題

この発明は、作動体の作動速度または作動開始時等を制御する作動体コントロール装置の提供。

解決手段

所要内径をもつシリンダーからなる主回路と、シリンダーの両端に連通し、中間に流通路所要拡縮できるコントロール部を有する流通路からなる副回路から構成されると共に、主回路のシリンダー内に嵌入されるピストンバルブに一方端から差し込まれるピストンロッドが連結され、ピストンバルブをピストンロッドの引出し方向または押出し方向開放し、反対の押出し方向または引出し方向に閉鎖し、ピストンバルブを閉鎖するピストンロッドの移動をコントロール部による調整移動を可能とする。

概要

背景

従来、例えば、特公平6−27464号公報には、ゼンマイバネ内装したタイマー装置歯車伝動群とを組み合わせて一定時間後に自動的に閉扉作動を行う扉体自動開閉装置が開示されている。また特開平9−21271号公開公報には、歯車伝動群と制動発電機と調速発電機とを組み合わせて一定時間後に自動的に閉扉作動を行う扉体の自動開閉装置が開示されている。

概要

この発明は、作動体の作動速度または作動開始時等を制御する作動体コントロール装置の提供。

所要内径をもつシリンダーからなる主回路と、シリンダーの両端に連通し、中間に流通路所要拡縮できるコントロール部を有する流通路からなる副回路から構成されると共に、主回路のシリンダー内に嵌入されるピストンバルブに一方端から差し込まれるピストンロッドが連結され、ピストンバルブをピストンロッドの引出し方向または押出し方向開放し、反対の押出し方向または引出し方向に閉鎖し、ピストンバルブを閉鎖するピストンロッドの移動をコントロール部による調整移動を可能とする。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
1件

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請求項1

所要内径をもつシリンダーからなる主回路と、シリンダーの両端に連通し、中間に流通路所要拡縮できるコントロール部を有する流通路からなる副回路から構成されると共に、主回路のシリンダー内に嵌入されるピストンバルブに一方端から差し込まれるピストンロッドが連結され、ピストンバルブをピストンロッドの引出し方向または押出し方向開放し、反対の押出し方向または引出し方向に閉鎖し、ピストンバルブを閉鎖するピストンロッドの移動をコントロール部による調整移動を可能とする作動体の作動速度または作動開始時等を制御する作動体コントロール装置

請求項2

ピストンバルブは、ピストンロッドに固着されるピストンバルブ本体と、一方向に移動したとき所要幅移動してピストンバルブ本体と離隔して気密連接面を開放するピストンバルブ可動体とからなる請求項1の作動体の作動速度または作動開始時等を制御する作動体コントロール装置。

請求項3

蓄積されるスプリング作動力またはその他の作動力により付勢されて自閉作動を行う引戸または回転扉に請求項1または請求項2のコントロール装置を連結し、引戸または回転扉の自閉作動速度を制御する引戸または回転扉コントロール装置。

請求項4

請求項3の引戸または回転扉の自閉作動速度を制御する引戸または回転扉コントロール装置において、主回路に対して構成される副回路に流路開閉レバーの操作で閉鎖する開閉弁部を接続し、副回路のコントロール部にダイヤル等の操作手段で流量を調整自在の流量調整弁部を接続し、前記開閉弁部の開閉レバーを、回転調整器と関連するカム連接し、引戸または回転扉の開放移動で回転調整器の操作レバーを回動して、カムに連接する位置を移動して開閉レバーにより開閉弁部により副回路の流路を閉鎖し、回転調整器の操作レバーが定位置に復帰してカムに連接する位置を移動して開閉レバーにより開閉弁部が開路するまで、引戸または回転扉を開放状態に維持する、引戸または回転扉コントロール装置。

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0001

この発明は、作動体の作動速度または作動開始時等を制御する作動体コントロール装置に関するものである。

背景技術

0002

従来、例えば、特公平6−27464号公報には、ゼンマイバネ内装したタイマー装置歯車伝動群とを組み合わせて一定時間後に自動的に閉扉作動を行う扉体自動開閉装置が開示されている。また特開平9−21271号公開公報には、歯車伝動群と制動発電機と調速発電機とを組み合わせて一定時間後に自動的に閉扉作動を行う扉体の自動開閉装置が開示されている。

発明が解決しようとする課題

0003

前記従来の扉体の自動開閉装置はいずれも閉扉速度歯車群を介して調速するので、回転作動を行うものであり、そこで、これら装置は火災等の事故における避難設備としては、経時変化により円滑に作動しなくなるおそれがあり、信頼性に問題がある。

0004

この発明は、かかる点から回転機構を用いず、また全体を密封環境に装置し、経時変化による機能低下をなくし、しかも装置が簡単で、何時でも円滑に作動速度をコントロールすることを目的になされたものである。また簡単・安価で信頼性の高い、作動開始時等を制御する作動体コントロール装置を提供しようとなされたものである。

課題を解決するための手段

0005

所要内径をもつシリンダーからなる主回路と、シリンダーの両端に連通し、中間に流通路所要拡縮できるコントロール部を有する流通路からなる副回路から構成されると共に、主回路のシリンダー内に嵌入されるピストンバルブに一方端から差し込まれるピストンロッドが連結され、ピストンバルブをピストンロッドの引出し方向または押出し方向開放し、反対の押出し方向または引出し方向に閉鎖し、ピストンバルブを閉鎖するピストンロッドの移動をコントロール部による調整移動を可能とする作動体の作動速度または作動開始時等を制御する作動体コントロール装置にある。

0006

ピストンバルブは、ピストンロッドに固着されるピストンバルブ本体と、一方向に移動したとき所要幅移動してピストンバルブ本体と離隔して気密連接面を開放するピストンバルブ可動体とから構成してもよいものである。

0007

蓄積されるスプリング作動力またはその他の作動力により付勢されて自閉作動を行う引戸または回転扉に本作動体の作動速度または作動開始時等を制御する作動体コントロール装置を連結し、引戸または回転扉の自閉作動速度を制御してもよいものである。

0008

前記引戸または回転扉の自閉作動速度を制御する引戸または回転扉コントロール装置において、主回路に対して構成される副回路に流路開閉レバーの操作で閉鎖する開閉弁部を接続し、副回路のコントロール部にダイヤル等の操作手段で流量を調整自在の流量調整弁部を接続し、前記開閉弁部の開閉レバーを、回転調整器と関連するカム連接し、引戸または回転扉の開放移動で回転調整器の操作レバーを回動して、カムに連接する位置を移動して開閉レバーにより開閉弁部により副回路の流路を閉鎖し、回転調整器の操作レバーが定位置に復帰してカムに連接する位置を移動して開閉レバーにより開閉弁部が開路するまで、引戸または回転扉を開放状態に維持する、引戸または回転扉コントロール装置としてもよいものである。

発明を実施するための最良の形態

0009

所要内径をもつシリンダーからなる主回路と、シリンダーの両端に連通し、中間に流通路を所要に拡縮できるコントロール部を有する流通路からなる副回路から構成されると共に、主回路のシリンダー内に嵌入されるピストンバルブを、一方端からシリンダー内に差し込まれるピストンロッドに固着されるピストンバルブ本体と、一方向に移動したとき所要幅移動してピストンバルブ本体と離隔して気密連接面を開放するピストンバルブ可動体とから構成し、ピストンバルブをピストンロッドの引出し方向または押出し方向に開放し、反対の押出し方向または引出し方向に閉鎖し、ピストンバルブを閉鎖するピストンロッドの移動をコントロール部による調整移動を可能とする作動体の作動速度または作動開始時等を制御する作動体コントロール装置。

0010

以下、この発明の作動体の作動速度または作動開始時等を制御する作動体コントロール装置を図1に示す第1実施例の作動体コントロール装置1と、図2に示す第2実施例の作動体コントロール装置2とがあって、その共通する基本構成は、所要内径をもつシリンダー3からなる主回路Aと、シリンダー3の両端に連通すると共に、中間に流通路を所要に拡縮できるコントロール部Cを有するパイプ4からなる副回路Bとから構成され、主回路Aのシリンダー3内に嵌入されるピストンバルブ5に一方他端から差し込まれるピストンロッド6が連結されるものであり、その相違構成は、図1に示す第1実施例の作動体コントロール装置1は、そのピストンロッド6を引くとピストンバルブ5が開放してシリンダー3内を連通し、反対にピストンロッド6を押すとピストンバルブ5が閉鎖されてシリンダー3内を遮断するプル型であり、図2に示す第2実施例の作動体コントロール装置2は、そのピストンロッド6を引くとピストンバルブ5が閉鎖されてシリンダー3内を遮断し、反対にピストンロッド6を引くとピストンバルブ5が開放してシリンダー3内を連絡するプッシュ型である。

0011

次に、先ず図1に示す第1実施例の作動体コントロール装置1を説明すると、主回路Aのシリンダー3の一方端3aは蓋板7により閉鎖され、シリンダー3の他方端3bはピストンロッド6を気密に、かつスライド自在に挿通する軸受孔8が開口した軸受蓋板9により閉鎖され、シリンダー3の内部に嵌挿されたピストンバルブ5に前記軸受蓋板9から挿通されるピストンロッド6の内端が連結され、シリンダー3の外方からピストンロッド6が引かれて移動するとき、ピストンバルブ5は、ピストンロッド6と一体に連結するピストンバルブ本体5aが移動してピストンバルブ可動体5bの気密連接面5b1から離隔し、ピストンバルブ可動体5bに貫通する貫通孔10によりピストンバルブ可動体5bを横断してシリンダー3内を左右に連通し、その後、ピストンバルブ可動体5bはピストンロッド6の先端のロックネジ部11に支えられてシリンダー3内の気体を移動方向に押し出すことなく、すなわち、押し出し抵抗を受けることなく移動することができ、ピストンロッド6が外方から反対方向の押し出し力を受けて移動するとき、ピストンバルブ本体5aが停止するピストンバルブ可動体5bの気密連接面5b1に接触し、ピストンバルブ本体5aは貫通孔10を閉鎖し、押し出し方向側のシリンダー3内の押し出し方向側の気体を押し出して移動するように設けている。そして主回路Aのシリンダー3は副回路Bのパイプ4に連通しているから、副回路Bに押し出される気体は、コントロール部Cによって流通量規制されるので、主回路Aのピストンバルブ5およびそれに連結するピストンロッド6の移動速度をコントロールすることができる。

0012

前記コントロール部Cは、ハンドル付きのスクリュウネジ12によりスクリュウ弁12aを進退し、スクリュウ弁12aと対応するケーシング12bとの間隔を拡縮し、流量断面積を変化させる。

0013

図2に示す第2実施例の作動体コントロール装置2については、ピストンロッド6を押したとき、ピストンバルブ可動体5bに対してピストンバルブ本体5aがピストンロッド6と一体に移動し、ピストンバルブ可動体5bの気密連接面5b1から離れてピストンバルブ本体5aは貫通孔10を開放する。そして反対にピストンロッド6が引かれてピストンバルブ可動体5bの気密連接面5b1に接触するとピストンバルブ本体5aは貫通孔10を閉鎖するのである。

0014

次に、前記第1実施例の作動体コントロール装置1を自閉引戸13について実施した利用例を図5および図6により説明すると、自閉引戸13は上部に設けた懸垂コロ14、14を傾斜レール15に懸架し、重力作用で自動的に自閉するように設けている。この自閉引戸13の上部にシリンダー3を取付け、ピストンロッド6の外端開口縦枠16に取付けてなるものである。

0015

そこで、自閉引戸13を手動で重力作用に抗して開くと、前記のように、ピストンロッド6の外端が開口縦枠16に固定されているので、ピストンロッド6に対してシリンダー3が図1の矢印の開戸方向に移動するから、ピストンバルブ可動体5bも移動し、ピストンバルブ本体5aより離れて閉鎖されていた貫通孔10を開放する。そしてさらに移動すると、ピストンバルブ可動体5bはロックネジ部11に当たって移動を阻止されて停止し、貫通孔10を開放した状態を持続する。そこで、シリンダー3内の気体流通が自由であるからピストンバルブ5によって抵抗を受けることなくシリンダー3は移動することができ、自閉引戸13を手動で容易に開くことができるのである。

0016

次に、自閉引戸13の開き操作力がなくなると、この自閉引戸13には、重力作用によって閉戸作用が働くから直ちに閉戸方向に移動する。そして自閉引戸13と共にシリンダー3は移動し、ピストンバルブ可動体5bを移動し、その気密連接面5b1にピストンバルブ本体5aを接触するから、ピストンバルブ可動体5bの貫通孔10は閉鎖され、気体を流通させないので、そのピストンバルブ5と蓋板7の間のシリンダー内の気体をコントロール部Cを通じて押し出し、シリンダー3の軸受蓋板9とピストンバルブ本体5a間に送り込むので、自閉作動を一定速度に調整するものである。よって、その自閉引戸13が、例えば、トンネルの等の非常時の避難通路防火扉であれば、開ける時は一気に開けることができるが、閉まるときはゆっくりと閉まるから、その間に通過して次々避難することができる。

0017

次に、前記第2実施例の作動体コントロール装置2をヒンジ17により軸支した自閉回転扉18について実施した利用例を図7および図8により説明すると、自閉回転扉18は、その上縁のヒンジ17より適所に立設した支軸19に連動杆20の一端を軸支し、連動杆20の反対端を前記作動体コントロール装置2の引き出されたピストンロッド6の先端に連動軸21を介在して連係し、かつその連動軸21とヒンジ17を取り付ける左縦枠22との間に拡張バネ23を介在し、拡張バネ23の拡張作用により連動杆20を介し作動体コントロール装置2を作動し、一定の緩速度で常時自閉するようにしたものである。

0018

すなわち、閉扉状態にある自閉回転扉18を開けると、回転角にしたがって連動杆20は、一端を支軸19、他端を連動軸21に連結して回動し、連動杆20により拡張バネ23を圧縮してピストンロッド6を押圧移動する。ピストンロッド6の圧縮移動では、ピストンバルブ5が開くので、ピストンバルブ5の移動に抵抗がなく、したがってスムーズに自閉回転扉18を開くことができる。次に、自閉回転扉18を開く操作力がなくなると、前記圧縮された拡張バネ23は、連動軸21を移動して拡開力を連動杆20に伝達し、ピストンロッド6を押し出すから、ピストンバルブ5は、ピストンバルブ本体5aがピストンバルブ可動体5bの連接気密面5b1に連接し、貫通孔10を閉鎖し、シリンダー3内の気体をコントロール部Cを通過して移動するので、緩速に調整するとことができ、ゆっくりと自閉回転扉18を作動して閉じることができる。

0019

次に、前記第1実施例の作動体コントロール装置1を利用して、作動開始時を制御する第1実施例の遅延作動装置24を図9図10及び図11により説明すると、傾斜レール25にコロ26、26を接して全体が懸架される自動閉戸型引戸27を設け、その自動閉戸型引戸27に開き取手28を設け、その回動部28aにコロ29a1を連接して従動する連接レバー部29aと操作部29bとバランサー部29cとを備えた従動操作杆29を支軸30により自動閉戸型引戸27に装備する。

0020

前記自動閉戸型引戸27の後方に縦向に前記作動体コントロール装置1を取付け、シリンダー3の一端より突出するピストンロッド6の先端との中間適所に連係部31を取付け、この連係部31に前記従動操作杆29の操作部先端29b1を臨ませ、前記開き取手28の開き作動に従動して操作部29bを回動し、操作部先端29b1で連係部31を連係移動し、ピストンロッド6をシリンダー3から引き上げるのである。

0021

前記連係部31とピストンロッド6の先端との間に重力作動子32をスライド自在に嵌装してあるから、重力型作動子32は連係部31に上方から連接し、連係部31の移動にしたがってピストンロッド6と共に、上方に移動し、操作部先端29b1の上限位置に達する前に、係合爪33を押し退けて通過し、操作部先端29b1が開き取手28の戻り当初位置に戻る時に、重力作用で降下して係合爪33に係合し、その上昇位置を保持されるものである。

0022

前記係合爪33は、基端支持体34に設けた支軸35に回動自在に支承すると共に、上部に支軸35を中心とする弧状長孔36を所要幅開孔し、支持体34に固植した支軸37を嵌合し、重力型作動子32が係合爪33の側方を通過する時、回動してその通過を許し、通過後は重力作用で昇降通路内に自動的に戻り、弧状長孔36が支軸37に当たってそれ以上の回動が阻止され、所要位置に停止するように設けている。

0023

前記支持体34は、前記自動閉戸型引戸27上に固定される支軸38を中心に回動自在に軸支すると共に、支軸38を中心とする弧状長孔39を開孔し、この弧状長孔39に、前記自動閉戸型引戸27上に固着した支軸40を嵌合し、前記支軸38を間に係合爪33とは反対側に支軸41を設けてバランサー42を吊架している。このバランサー42の重量は、前記重力型作動子32より大きくして、係合爪33に係合する重力型作動子32を支えられるようにしている。ピストンロッド6の先端には、押圧作動子43を一体に設けている。

0024

前記自動閉戸型引戸27の後方に配備したコロ26の側方にラチェットギヤ44を一体に設け、これにラチェット45を臨ませ、そのラチェット45の基端を支軸46により軸支すると共に支軸46を中心とする反対側にバランサー部47を一体に設け、ラチエット45の先端よりに連動杆48を連結垂下して全体をバランスさせ、かつラチエット45が常にラチェットギヤ44に噛合するようにラチエット45の先端側にバネ49を連接付勢し、連動杆48の下端屈曲形成してなる衝突連係部50を前記重力型作動子32の降下通路に臨ませてなるものである。

0025

この遅延作動装置24は、前述のように構成されるから、開き取手28を引くと、コロ26、26を開く方向に回転するとき、ラチェットギヤ44は同時に回転するが、その回転方向では、ラチェット45を押し出すから係合することがなく、自由に回転することができる。したがって、傾斜レール25上を回転してスムーズに移動し、開けることができる。そして、開き取手28から手が離れると、重力作用で自動閉戸型引戸27が閉方向に移動しようとすると、ラチェット45がその付勢力でラチェットギヤ44に係合し、その回転を阻止するので、停止、すなわち、自動閉戸型引戸27を開いた状態に保持するのである。

0026

開き取手28を引いて自動閉戸型引戸27を開くとき、その開き取手28の作動に従動して従動操作杆29が回動し、その操作部先端29b1が連係部31を押上げてピストンロッド6をシリンダー3から引上げる。ピストンロッド6は、前述のように、ピストンバルブ5を開放するので、抵抗を受けることなく、容易に引上げることができる。そこで、連係部31に支えられる重力型作動子32をピストンロッド6共に上昇し、重力型作動子32はラチェット45を押し退けて横を通過する。

0027

ラチェット45は、その重力作用で再び重力型作動子32の通過通路内に一部を戻すから、開き取手28から手が離れて元に戻ると、連係部31を押上げていた操作部先端29b1は元の位置に回動するので、押上力を失いフリーとなり、ピストンロッド6、ピストンバルブ5および上端の押圧作動子43等は全体重量でシリンダー3内に降下し、その降下移動は、ピストンバルブ5が前述の理由で閉鎖されるので、シリンダー3の気体はコントロール部Cを通じて再びシリンダー3に戻すものであるから、降下移動速度をコントロールすることができる。

0028

そしてピストンロッド6の降下で、上端の押圧作動子42が重力型作動子32に接すると、ピストンロッド6を含めた重力がかかるので、係合爪33のバランサー42の支持力をこえ、支軸38を中心に支持体34を係合爪33と共に回動し、重力型作動子32を通過させるものである。係合爪33を通過した重力型作動子32は、フリーとなってピストンロッド6を案内に一気に降下し、衝突連係部50に衝突し、その蓄積エネルギーを放出し、ラチェット45を下げ、ラチェットギヤ44を開放するものである。そこで、ラチェットギヤ付きのコロ26は自由に回転し、それまで、掛け止めていた自動閉戸型引戸27を傾斜レール25により自閉作動させるものである。よって、一定時間後に自動閉戸型引戸27を自動的に閉じることができる。

0029

次に、同じく前記第1実施例の作動体コントロール装置1を利用して、その作動開始時を制御する第2実施例の遅延作動装置51を図12図13および図14により説明すると、先ず、作動体コントロール装置1において、主回路Aに対して構成される副回路BのコントロールC部は、流量調節弁部52を接続し、そのダイヤル52aを表示方向(−方向は絞り最終点で閉鎖、+方向は開き最終点で全開)に回転して、流通する液体所要量に調節できる。副回路Bのパイプ4の途中にメカニカル開閉弁部53を接続し、開閉レバー53aの作動で操作子53bを出没し、内部の開閉弁(図示しない)を開閉(全開または閉止)する。

0030

前記流量調節弁部52およびメカニカル開閉弁部53は、実施例では、例えば、図6に示す自閉引戸13に配置する。そしてさらに、図13に示すように、自閉引戸13には、回転調整器54を取付け、その回転軸54aには操作用カム54bと連係ギヤ54cを配備し、その操作用カム54bは、前記メカニカル開閉弁部53の開閉レバー53aと連接し、その操作用カム54bの作動でメカニカル開閉弁部53を操作する。

0031

回転調整器54に隣接して支軸55を配置し、その支軸55に、一体に設けた操作用レバー56aと駆動ギヤ56bを回転自在に配備している。

0032

自閉引戸13を支えるフレームまたは壁に固定した支持部57に支軸58を配備し、その支軸58に軸支して一方側に回転自在であると共に、他方側に回止め59により回転を停止するストッパー60を配備している。

0033

前記操作用カム54bは、基端側所要幅を高く形成して開放操作部54b1を設け、この開放操作部54b1に開閉レバー53aが乗上げたとき、メカニカル開閉弁部53を開放するように設けている。

0034

図13に示すように、自閉引戸13を開放側(矢印側)に移動するとき、前記操作用レバー56aの先端部をストッパー60に衝突して操作用レバー56aを、前記支軸55を中心に回動し、その回転を駆動ギヤ56bから連係ギヤ54cに伝達して回転調整器54の回転軸54aを回転し、操作用カム54bを半回転する。そこで、操作用カム54bが回転すると、基端側の開放操作部54b1から移動してメカニカル開閉弁部53を閉鎖する。そして、さらに、自閉引戸13を開放側に移動して、操作用レバー56aの先端部とストッパー60との係合が外れると、操作用レバー56aはフリーとなって、回転軸54aを開放し、回転調整器54の内部構造の機能にしたがって所要速度戻り回転をなして操作用カム54bを戻すように構成されるものである。

0035

自閉引戸13を、さらに、開放側に移動させて自閉引戸13を大きく開いてもよく、そしてその場合に、その自閉引戸13の開放停止時間を元に戻すため、前記ストッパー60の位置よりさらに、自閉引戸13の開放側に、第2ストッパー60aを、同じく、自閉引戸13を支えるフレームまたは壁に固定した支持部57aに支軸58aを配備し、その支軸58aに軸支して一方側に回転自在であると共に、他方側に回止め59aを配備してストップさせて配備してもよいものである。

0036

自閉引戸13は、開かれた状態を維持し、避難路を確保するが、操作用レバー56aの先端部とストッパー60との係合が外れると、回転軸54aは開放されて、回転調整器54の内部構造の機能にしたがって所要速度で戻り回転をなして操作用カム54bを戻し、メカニカル開閉弁部53の開放レバー53aは、操作用カム54bの開放操作部54b1に乗り上げて、再び、そのメカニカル開閉弁部53を開放するのである。そこで、自閉引戸13は、自動的に定速度で締められるのである。

0037

自閉引戸13が戻り移動するときに、操作用レバー56aが、立上がってストッパー60a、ストッパー60と衝突するときは、ストッパー60a、ストッパー60が、その閉鎖移動方向に回転自在であるので、移動方向に回転して自由に通過することができる。よって、緊急避難時に、例えば、自閉引戸13は人力で開放させて30秒から1分半程度開放状態を維持し、次に1分間80センチメートルの速度で戻り、自閉引戸13により構成された開口通路を閉鎖するものである。

0038

前記第1実施例の遅延作動装置51は、自閉引戸について実施例を説明したが、回転扉についても実施できることは、勿論である。

発明の効果

0039

この発明は、以上のように、回転機構を用いず、また全体を密封環境に装置し、経時変化による機能低下をなくし、しかも装置が簡単で、何時でも円滑に作動速度をコントロールすることを目的になされたものである。また簡単・安価で信頼性の高い、作動開始時等を制御する作動体コントロール装置を提供することができる。

図面の簡単な説明

0040

図1この発明の作動体の作動速度または作動開始時等を制御する作動体コントロール装置の第1実施例を示す断面説明図である。
図2同じく、そのピストンバルブ本体の正面図である。
図3同じく、そのピストンバルブ開閉体の正面図である。
図4この発明の作動体の作動速度または作動開始時等を制御する作動体コントロール装置の第2実施例を示す断面説明図である。
図5この発明の作動体の作動速度または作動開始時等を制御する作動体コントロール装置の第1実施例を用いて、作動体を懸垂型自閉引戸に実施し、閉戸する速度をコントロールする実施例を示す側面説明図である。
図6同じく、その平面説明図である。
図7同じく、作動体をヒンジ支持の自閉回転扉に実施し、閉扉の速度をコントロールする実施例を示す側面説明図である。
図8同じく、その平面説明図である。
図9この発明の作動体の作動速度または作動開始時等を制御する作動体コントロール装置の第1実施例を用いて、作動体を一定時間後に作動させる第1実施例の遅延作動装置を示す全体説明図である。
図10同じく、第1実施例の遅延作動装置の遅延作動子を上昇位置に係止支持している状態を示す部分説明図である。
図11同じく、第1実施例の遅延作動装置の遅延作動子を上昇位置に係止支持している係止支持機構を開放した時の作動状態を示す部分説明図である。
図12この発明の作動体の作動速度または作動開始時等を制御する作動体コントロール装置の第1実施例を用いて、コントロール部のメカニカル開閉弁部を一定時間後に開放させる第2実施例の遅延作動装置の系統図である。
図13同じく、コントロール部のメカニカル開閉弁部を一定時間後に開放させる第2実施例の遅延作動装置の全体およびその作動説明図である。
図14同じく、第2実施例の遅延作動装置の操作用レバーと連係するストッパーの増設例を示す説明図である。

--

0041

1作動体コントロール装置
2 作動体コントロール装置
A主回路
B 副回路
Cコントロール部
3シリンダー
3a 一方端
3b他方端
4パイプ
5ピストンバルブ
5a ピストンバルブ本体
5b ピストンバルブ可動体
5b1 気密連接面
6ピストンロッド
7蓋板
8軸受孔
9軸受蓋板
10貫通孔
11ロックネジ部
12ハンドル付きのスクリュウネジ
12aスクリュウ弁
12bケーシング
13自閉引戸
14懸垂コロ
15傾斜レール
16開口縦枠
17ヒンジ
18 自閉回転扉
19支軸
20連動杆
21連動軸
22左縦枠
23拡張バネ
24遅延作動装置
25 傾斜レール
26 コロ
27 自動閉戸型引戸
28 開き取手
28a回動部
29従動操作杆
29a連接レバー部
29a1 コロ
29b 操作部
29b1 操作部先端
29cバランサー部
30 支軸
31連係部
32重力型作動子
33係合爪
34支持体
35 支軸
36弧状長孔
37 支軸
38 支軸
39 弧状長孔
40 支軸
41 支軸
42 バランサー
43押圧作動子
44ラチェットギヤ
45ラチェット
46 支軸
47 バランサー部
48 連動杆
49バネ
50衝突連係部
51 遅延作動装置
52流量調節弁部
52aダイヤル
53メカニカル開閉弁部
53a開閉レバー
53b操作子
54回転調整器
54a回転軸
54b操作用カム
54b1開放操作部
54c連係ギヤ
55 支軸
56a操作用レバー
56b駆動ギヤ
57 支持部
58 支軸
59 回止め
60 ストッパー

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