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技術 閉鎖装置および閉鎖装置の閉鎖体の制御方法

出願人 文化シヤッター株式会社
発明者 中島厚二大館一樹岩瀬憲昭
出願日 1999年3月16日 (21年8ヶ月経過) 出願番号 1999-070854
公開日 2000年9月26日 (20年1ヶ月経過) 公開番号 2000-265764
状態 特許登録済
技術分野 網戸 防災 シャッタ等の閉鎖部材
主要キーワード 可動ストッパー 作動点検 シート部材間 保冷倉庫 巻上げ力 用傾斜面 シート開閉 エンドシート
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年9月26日)のものです。
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図面 (6)

課題

設置場所の制限を受けることを防止しつつ、組立作業を簡単にでき、閉鎖体による被閉鎖部の閉塞状態を維持できる閉鎖装置を提供する。

解決手段

閉鎖装置としての耐火スクリーン装置3は、被閉鎖部1に沿って昇降自在の不燃性シート体8を備える。このシート体8で被閉鎖部1を閉鎖する場合は、シート体8を自重下降させ、シート体制御手段70にて、水切り体10が着床したときにシート体8を停止させる。その後、水切り体10の着床状態を維持しつつ、水切り体10を重錘体9に対して下方に進出させながらシート体8を昇させ、係止部25が係止手段41に係止した場合にそのシート体8を停止させる。シート体8の全自重が床面2に作用することがなく、係止手段41の設置位置を微調節しなくても、シート体8の移動方向に沿った両側縁ガイドレール4との間に隙間が発生しない。

概要

背景

従来、この種の閉鎖装置として、例えば、耐火スクリーン装置が知られている。

そして、この耐火スクリーン装置は、非常口等の被閉鎖部に沿って昇降する閉鎖体としてのシート体を備え、火災が発生した非常時等にこのシート体を下降させ、このシート体の下端部を被当接部である床面に当接させ、このシート体にて被閉鎖部を閉鎖するようにした構成が採られている。

概要

設置場所の制限を受けることを防止しつつ、組立作業を簡単にでき、閉鎖体による被閉鎖部の閉塞状態を維持できる閉鎖装置を提供する。

閉鎖装置としての耐火スクリーン装置3は、被閉鎖部1に沿って昇降自在の不燃性のシート体8を備える。このシート体8で被閉鎖部1を閉鎖する場合は、シート体8を自重下降させ、シート体制御手段70にて、水切り体10が着床したときにシート体8を停止させる。その後、水切り体10の着床状態を維持しつつ、水切り体10を重錘体9に対して下方に進出させながらシート体8を昇させ、係止部25が係止手段41に係止した場合にそのシート体8を停止させる。シート体8の全自重が床面2に作用することがなく、係止手段41の設置位置を微調節しなくても、シート体8の移動方向に沿った両側縁ガイドレール4との間に隙間が発生しない。

目的

本発明は、このような点に鑑みなされたもので、設置場所の制限を受けることを防止できる閉鎖装置および閉鎖装置の閉鎖体の制御方法を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

移動方向の先端側に被当接部を有する被閉鎖部にこの被閉鎖部に沿って移動自在に設けられ、この被閉鎖部を閉鎖する閉鎖体と、この閉鎖体を前記被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を閉鎖する方向に向けて移動させ、前記閉鎖体の先端側を前記被当接部に当接させ、この先端側を当接させた状態を維持しながら前記閉鎖体を前記被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を開口する方向に向けて移動させる閉鎖体制御手段とを具備したことを特徴とする閉鎖装置

請求項2

閉鎖体の開口方向への移動を妨げる抵抗手段を具備し、前記閉鎖体制御手段は、前記閉鎖体を被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を閉鎖する方向に向けて移動させ、前記閉鎖体の先端側が被当接部に当接した状態になるとこの移動中の閉鎖体を停止させ、この停止した閉鎖体を前記被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を開口する方向に向けて移動させ、前記抵抗手段にて前記閉鎖体の開口方向への移動が妨げられるとこの移動中の閉鎖体を停止させることを特徴とする請求項1記載の閉鎖装置。

請求項3

被閉鎖部の閉鎖時に閉鎖体の移動方向に沿った両側縁を保持する対をなすガイドレールを具備し、抵抗手段は、前記ガイドレールに設けられた係止手段であり、前記閉鎖体は、前記係止手段にて係止される係止部と、移動方向の先端に前記被閉鎖部を閉鎖する方向に向って進退自在に設けられ前記被閉鎖部の閉鎖時に被当接部に当接した状態になる進出体とを有し、閉鎖体制御手段は、前記閉鎖体を前記被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を閉鎖する方向に向けて移動させ、前記進出体が前記被当接部に当接した状態になるとこの移動中の閉鎖体を停止させ、この停止した閉鎖体を前記被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を開口する方向に向けて移動させ、前記係止部が前記係止手段にて係止されるとこの移動中の閉鎖体を停止させることを特徴とする請求項2記載の閉鎖装置。

請求項4

被閉鎖部の閉鎖時に閉鎖体の移動方向に沿った両側縁を保持する対をなすガイドレールと、駆動力を出力しこの駆動力にて前記閉鎖体を前記被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を開口する方向に向けて移動させる駆動手段とを具備し、抵抗手段は、前記ガイドレールに設けられた係止手段であり、前記閉鎖体は、前記被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を閉鎖する方向に向って自重により移動し、前記係止手段にて係止される係止部と、移動方向の先端に前記被閉鎖部を閉鎖する方向に向って進退自在に設けられ前記被閉鎖部の閉鎖時に被当接部に当接した状態になる進出体とを有し、閉鎖体制御手段は、前記閉鎖体をこの閉鎖体の自重により前記被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を閉鎖する方向に向けて移動させ、前記進出体が前記被当接部に当接した状態になるとこの移動中の閉鎖体を停止させ、この停止した閉鎖体を前記駆動手段からの駆動力により前記被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を開口する方向に向けて移動させ、前記係止部が前記係止手段にて係止されるとこの移動中の閉鎖体を停止させることを特徴とする請求項2記載の閉鎖装置。

請求項5

閉鎖体制御手段は、被閉鎖部を閉鎖する方向への閉鎖体の移動量が設定量に達したことを検知する閉鎖体位置検知手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の閉鎖装置。

請求項6

閉鎖体制御手段は、係止部が係止手段にて係止されたことを検知する係止検知手段を備えたことを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載の閉鎖装置。

請求項7

閉鎖体を被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を閉鎖する方向に向けて移動させる工程と、前記閉鎖体の先端側が前記被閉鎖部の被当接部に当接した場合に前記閉鎖体を停止させる工程と、前記閉鎖体の先端側を前記被当接部に当接させた状態を維持しながら、前記閉鎖体を前記被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を開口する方向に向けて移動させる工程とを具備したことを特徴とする閉鎖装置の閉鎖体の制御方法

請求項8

閉鎖体を被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を閉鎖する方向に向けて自重により移動させる工程と、前記閉鎖体の先端側が前記被閉鎖部の被当接部に当接した場合に前記閉鎖体を停止させる工程と、前記閉鎖体の先端側を前記被当接部に当接させた状態を維持しながら、前記閉鎖体を前記被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を開口する方向に向けて駆動手段からの駆動力により移動させる工程とを具備したことを特徴とする閉鎖装置の閉鎖体の制御方法。

請求項9

閉鎖体を被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を閉鎖する方向に向けてガイドレールにて案内しつつ移動させる工程と、前記閉鎖体の先端側が前記被閉鎖部の被当接部に当接した場合に前記閉鎖体を停止させる工程と、前記閉鎖体を前記被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を開口する方向に向けて前記ガイドレールにて案内しつつ移動させる工程と、前記閉鎖体の移動方向の両側縁を前記ガイドレールにて保持しつつ前記閉鎖体の先端が被閉鎖部の被当接部に当接した状態を維持させる工程と、前記閉鎖体の先端近傍が前記ガイドレールに設けられた係止手段にて係止された場合に前記閉鎖体を停止させる工程とを具備したこと特徴とする閉鎖装置の閉鎖体の制御方法。

技術分野

0001

本発明は、被閉鎖部を閉鎖する閉鎖体を備えた閉鎖装置および閉鎖装置の閉鎖体の制御方法に関する。

背景技術

0002

従来、この種の閉鎖装置として、例えば、耐火スクリーン装置が知られている。

0003

そして、この耐火スクリーン装置は、非常口等の被閉鎖部に沿って昇降する閉鎖体としてのシート体を備え、火災が発生した非常時等にこのシート体を下降させ、このシート体の下端部を被当接部である床面に当接させ、このシート体にて被閉鎖部を閉鎖するようにした構成が採られている。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、上記従来の耐火スクリーン装置では、例えば、シート体の下端部が当接した状態で、シート体の全自重が床面に作用するため、この自重に耐え得る程度の強度が床面には要求されるので、床面の強度を確保できない場合には、設置場所につき制限を受けるおそれがある。

0005

本発明は、このような点に鑑みなされたもので、設置場所の制限を受けることを防止できる閉鎖装置および閉鎖装置の閉鎖体の制御方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

請求項1記載の閉鎖装置は、移動方向の先端側に被当接部を有する被閉鎖部にこの被閉鎖部に沿って移動自在に設けられ、この被閉鎖部を閉鎖する閉鎖体と、この閉鎖体を前記被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を閉鎖する方向に向けて移動させ、前記閉鎖体の先端側を前記被当接部に当接させ、この先端側を当接させた状態を維持しながら前記閉鎖体を前記被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を開口する方向に向けて移動させる閉鎖体制御手段とを具備したものである。

0007

そして、この構成では、閉鎖体制御手段が閉鎖体を被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を閉鎖する方向に向けて移動させ、閉鎖体の先端側を被当接部に当接させ、この先端側を当接させた状態を維持しながら閉鎖体を被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を開口する方向に向けて移動させるので、閉鎖体による大きな力が被当接部に長時間作用することがなく、設置場所の制限を受けることが防止される。

0008

請求項2記載の閉鎖装置は、請求項1記載の閉鎖装置において、閉鎖体の開口方向への移動を妨げる抵抗手段を具備し、前記閉鎖体制御手段は、前記閉鎖体を被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を閉鎖する方向に向けて移動させ、前記閉鎖体の先端側が被当接部に当接した状態になるとこの移動中の閉鎖体を停止させ、この停止した閉鎖体を前記被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を開口する方向に向けて移動させ、前記抵抗手段にて前記閉鎖体の開口方向への移動が妨げられるとこの移動中の閉鎖体を停止させるものである。

0009

そして、この構成では、閉鎖体制御手段が閉鎖体を被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を閉鎖する方向に向けて移動させ、閉鎖体の先端側が被当接部に当接した状態になるとこの移動中の閉鎖体を停止させ、この停止した閉鎖体を被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を開口する方向に向けて移動させ、抵抗手段にて閉鎖体の開口方向への移動が妨げられるとこの移動中の閉鎖体を停止させるので、閉鎖体が開口方向に適切な量移動する。

0010

請求項3記載の閉鎖装置は、請求項2記載の閉鎖装置において、被閉鎖部の閉鎖時に閉鎖体の移動方向に沿った両側縁を保持する対をなすガイドレールを具備し、抵抗手段は、前記ガイドレールに設けられた係止手段であり、前記閉鎖体は、前記係止手段にて係止される係止部と、移動方向の先端に前記被閉鎖部を閉鎖する方向に向って進退自在に設けられ前記被閉鎖部の閉鎖時に被当接部に当接した状態になる進出体とを有し、閉鎖体制御手段は、前記閉鎖体を前記被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を閉鎖する方向に向けて移動させ、前記進出体が前記被当接部に当接した状態になるとこの移動中の閉鎖体を停止させ、この停止した閉鎖体を前記被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を開口する方向に向けて移動させ、前記係止部が前記係止手段にて係止されるとこの移動中の閉鎖体を停止させるものである。

0011

そして、この構成では、閉鎖体制御手段が閉鎖体を閉鎖方向に向けて移動させ、進出体が被当接部に当接した状態になるとこの移動中の閉鎖体を停止させ、その後、この閉鎖体を開口方向に向けて移動させ、係止部が係止手段にて係止されるとこの移動中の閉鎖体を停止させるので、係止手段の設置位置を微調節しなくても、進出体が最も進出した状態での係止部の位置と最も後退した状態での係止部の位置との間に係止手段を設ければ、閉鎖体の先端と被当接部との間や、閉鎖体の移動方向に沿った両側縁とガイドレールとの間に隙間が発生しない。

0012

請求項4記載の閉鎖装置は、請求項2記載の閉鎖装置において、被閉鎖部の閉鎖時に閉鎖体の移動方向に沿った両側縁を保持する対をなすガイドレールと、駆動力を出力しこの駆動力にて前記閉鎖体を前記被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を開口する方向に向けて移動させる駆動手段とを具備し、抵抗手段は、前記ガイドレールに設けられた係止手段であり、前記閉鎖体は、前記被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を閉鎖する方向に向って自重により移動し、前記係止手段にて係止される係止部と、移動方向の先端に前記被閉鎖部を閉鎖する方向に向って進退自在に設けられ前記被閉鎖部の閉鎖時に被当接部に当接した状態になる進出体とを有し、閉鎖体制御手段は、前記閉鎖体をこの閉鎖体の自重により前記被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を閉鎖する方向に向けて移動させ、前記進出体が前記被当接部に当接した状態になるとこの移動中の閉鎖体を停止させ、この停止した閉鎖体を前記駆動手段からの駆動力により前記被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を開口する方向に向けて移動させ、前記係止部が前記係止手段にて係止されるとこの移動中の閉鎖体を停止させるものである。

0013

そして、この構成では、閉鎖体制御手段が閉鎖体を閉鎖方向に向けて自重により移動させ、進出体が被当接部に当接した状態になるとこの移動中の閉鎖体を停止させ、その後、この閉鎖体を開口方向に向けて駆動手段からの駆動力により移動させ、係止部が係止手段にて係止されるとこの移動中の閉鎖体を停止させるので、係止手段の設置位置を微調節しなくても、進出体が最も進出した状態での係止部の位置と最も後退した状態での係止部の位置との間に係止手段を設ければ、閉鎖体の先端と被当接部との間や、閉鎖体の移動方向に沿った両側縁とガイドレールとの間に隙間が発生しない。

0014

請求項5記載の閉鎖装置は、請求項1ないし4のいずれかに記載の閉鎖装置において、閉鎖体制御手段は、被閉鎖部を閉鎖する方向への閉鎖体の移動量が設定量に達したことを検知する閉鎖体位置検知手段を備えたものである。

0015

そして、この構成では、閉鎖体位置検知手段で閉鎖体の移動量が設定量に達したことを検知するので、閉鎖体を閉鎖方向に設定量だけ自動的に移動できる。

0016

請求項6記載の閉鎖装置は、請求項3ないし5のいずれかに記載の閉鎖装置において、閉鎖体制御手段は、係止部が係止手段にて係止されたことを検知する係止検知手段を備えたものである。

0017

そして、この構成では、係止検知手段で係止部が係止手段にて係止されたことを検知するので、閉鎖体を開口方向に所定量だけ自動的に移動できる。

0018

請求項7記載の閉鎖装置の閉鎖体の制御方法は、閉鎖体を被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を閉鎖する方向に向けて移動させる工程と、前記閉鎖体の先端側が前記被閉鎖部の被当接部に当接した場合に前記閉鎖体を停止させる工程と、前記閉鎖体の先端側を前記被当接部に当接させた状態を維持しながら、前記閉鎖体を前記被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を開口する方向に向けて移動させる工程とを具備したものである。

0019

そして、この構成では、各工程を経て閉鎖体にて被閉鎖部が閉鎖されるので、閉鎖体による力が被当接部に長時間作用することがなく、設置場所の制限を受けることを防止できる。

0020

請求項8記載の閉鎖装置の閉鎖体の制御方法は、閉鎖体を被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を閉鎖する方向に向けて自重により移動させる工程と、前記閉鎖体の先端側が前記被閉鎖部の被当接部に当接した場合に前記閉鎖体を停止させる工程と、前記閉鎖体の先端側を前記被当接部に当接させた状態を維持しながら、前記閉鎖体を前記被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を開口する方向に向けて駆動手段からの駆動力により移動させる工程とを具備したものである。

0021

そして、この構成では、閉鎖体を閉鎖方向に向けて自重により移動させるため、電力等を消費して移動させる場合と比較して、省エネ化が図られる。

0022

請求項9記載の閉鎖装置の閉鎖体の制御方法は、閉鎖体を被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を閉鎖する方向に向けてガイドレールにて案内しつつ移動させる工程と、前記閉鎖体の先端側が前記被閉鎖部の被当接部に当接した場合に前記閉鎖体を停止させる工程と、前記閉鎖体を前記被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を開口する方向に向けて前記ガイドレールにて案内しつつ移動させる工程と、前記閉鎖体の移動方向の両側縁を前記ガイドレールにて保持しつつ前記閉鎖体の先端が被閉鎖部の被当接部に当接した状態を維持させる工程と、前記閉鎖体の先端近傍が前記ガイドレールに設けられた係止手段にて係止された場合に前記閉鎖体を停止させる工程とを具備したものである。

0023

そして、この構成では、各工程を経て閉鎖体にて被閉鎖部が閉鎖されるので、設置場所の制限を受けることを防止できるばかりでなく、組立作業を簡単にでき、閉鎖体による被閉鎖部の閉塞状態を維持できる。

発明を実施するための最良の形態

0024

以下、本発明の閉鎖装置の一実施の形態の構成を図面を参照して説明する。

0025

図1において、1は被閉鎖部で、この被閉鎖部1は、例えば下面に被当接部としての床面2を有した非常口等であり、火災が発生した非常時等には閉鎖装置としての耐火スクリーン装置3にて火炎、煙等の貫通が防止される。

0026

この耐火スクリーン装置3は、被閉鎖部1の両側に位置して鉛直方向に長手方向を有する互いに平行な一対のガイドレール4,4を備え、これらの各ガイドレール4の上部間には水平方向に長手方向を有する収納箱としてのスクリーンボックス5が架設され、このスクリーンボックス5の内部には巻体としてのシート巻体6が回転自在に収納され、このシート巻体6には閉鎖体としてのシート体8が巻戻し可能に巻回され、このシート体8は重錘体9を有し、この重錘体9はシート体8の下端に固定した状態に設けられ、この重錘体9には進出体としての水切り体10がこの重錘体9に対して下方に向って進退自在に設けられ、この水切り体10は補助的なとして作用する。

0027

そして、各ガイドレール4は、対向する面にそれぞれ長手方向に沿って図示しないスリット部が形成され、これらの各ガイドレール4は被閉鎖部1の両側方にそれぞれ位置して床面2に対して垂直状に配設され、これらの各ガイドレール4の上端部がスクリーンボックス5の内部に導入されている。また、これらの各ガイドレール4は、非常時に平面状態になるシート体8の移動方向に沿った両側縁を保持して気密性の維持を図る。

0028

また、スクリーンボックス5は、水平方向に細長形状で箱状に成形され、下面にはシート体8を挿通するスリット状の図示しない開口部が形成され、両側面には図示しない一対の軸受が設けられ、被閉鎖部1の上方に位置して床面2に対して平行に配設されている。

0029

さらに、シート巻体6は、スクリーンボックス5の一対の軸受に回動自在に軸支された巻軸13を有し、この巻軸13の両端部を除く中間部には断面円形状の巻ドラム14が同軸状に嵌入固定されている。なお、この巻軸13にはチェーン伝動機構等にて構成された伝動手段15の従動スプロケット16が同軸状に取り付けられている。

0030

また、シート体8は、巻回可能な難燃性不燃性を有する例えば1枚のシート材、例えばガラスクロスシリカクロス等のシート状の不燃性生地にて、被閉鎖部1に応じた長さ寸法および幅寸法で成形され、基端部が巻ドラム14に取り付けられている。そして、このシート体8は、被閉鎖部1に沿って移動自在、つまり昇降自在であり、非常時に平面状態となって被閉鎖部1の全体を閉鎖する。

0031

さらに、このシート体8の下端に設けた重錘体9は、図2および図3に示すように、不燃性材料等にて水平方向に長手方向を有する細長状に成形され、上部には鉛直方向に沿った略平面状のシート連結部21が形成され、このシート連結部21にはシート体8の下端縁が挿入され、このシート連結部21およびシート体8に貫通されたボルト22にナット23が締め付けられている。また、このシート連結部21の長手方向の両端部上面に係止部25が形成されている。

0032

一方、この重錘体9の下部には収納部26が形成され、この収納部26は略四角パイプ状に成形され、下面には水切り体10を挿通するスリット状の挿通口27が形成されている。また、この収納部26の前後面下端には、長さ寸法の短い一対の不燃性のエンドシート28が取り付けられている。そして、これらの各エンドシート28は収納部26から下方に向って突出しており、非常時には下側が床面2に着床した状態となり、重錘体9と床面2との間に隙間が発生することを防止する。

0033

また、水切り体10は、図2および図3に示すように、不燃性材料等にて水平方向に長手方向を有する細長状で断面略字形状に成形され、収納部26の挿通口27に挿通された鉛直方向に沿った略平面状の挿通基部31を有し、この挿通基部31の上端部には前後方向に突出した抜け止め部32が形成され、下端部には前後方向に抜け止め部32より大きい突出寸法をもって突出した当接部である着床部33が形成され、この着床部33は非常時には床面2に当接した状態で着床する。

0034

また、この耐火スクリーン装置3は、図2ないし図4(a) ,(b) ,(c) に示すように、ラッチ機構等を利用した抵抗手段としての係止手段41を備えている。

0035

この係止手段41は、可動ストッパー部42を有し、この可動ストッパー部42はガイドレール4の下端近傍に重錘体9の通過位置に対して水平方向に進退自在に設けられ、この可動ストッパー部42の移動方向の先端部には作用傾斜面43が先端側に向って下方に傾斜した状態に形成されているとともに、重錘体9の係止部25を係止するストッパー面44が水平方向に沿って平面状に形成されている。

0036

そして、この可動ストッパー部42は、図4(a) に示すようにシート体8の下降途中であって重錘体9が作用傾斜面43に当接したときには、図4(b) に示すように重錘体9の通過位置に対して後退し、重錘体9を通過させる。また、図4(c)に示すように重錘体9の通過後には、重錘体9の通過位置に対して進出し、ストッパー面44で係止部25を係脱自在に係止して重錘体9の通過を阻止する。

0037

さらに、この耐火スクリーン装置3は、図1に示すように、駆動力を出力してこの駆動力にてシート体8を上昇させる駆動手段としてのモータ52を備え、このモータ52は駆動力を出力する回転自在の出力軸53を有し、この出力軸53はチェーン伝動機構等の伝動手段15を介してシート巻体6の巻軸13に連結されている。なお、モータ52の電源としては、通常は商用電源を用いるが、停電時には予備電源としての図示しないバッテリーを用いる。

0038

また、このモータ52には出力軸53を停止させかつこの停止状態解除可能に保持するブレーキ56が接続されている。

0039

さらに、このモータ52には、被閉鎖部1を閉鎖する方向へのシート体8の移動量、つまり下降量が設定量に達したことを検知して検知信号を送信する閉鎖体位置検知手段としてのシート位置検知手段57が接続されている。このシート位置検知手段57は、例えば、発光素子受光素子、出力軸53に固定した円盤等で構成された下限位置検出用パルスカウンタ等を利用したものである。

0040

また、このモータ52には、重錘体9が係止手段41にて係止されて出力軸53の回転数設定数に低下したことを検知して検知信号を送信する係止検知手段としての回転数検知手段59が接続されている。この回転数検知手段59は、例えば、いわゆる負荷感知方法を利用したもので、出力軸53に図示しないタコジェネレータ等の速度発電機を取り付け、この速度発電機による発電交流周波数を検知し、この周波数が設定数にまで低下したか否かを判定するものである。なお、このタコジェネレータ等の速度発電機の代わりにポテンショメータで出力軸53の回転数を検知するものでもよい。

0041

さらに、このモータ52には、検知信号を受信してこの検知信号に基づいて出力軸53およびブレーキ56の動作を制御するコントローラ60が接続され、このコントローラ60には火災等の異常が発生した場合にその異常の発生を検知して検知信号を送信する煙センサ等の異常発生センサ61が接続されている。なお、シート位置検知手段57、回転数検知手段59、コントローラ60、異常発生センサ61等にて閉鎖体制御手段としてのシート体制御手段70が構成されている。

0042

次に、上記一実施の形態の動作を図5を参照して説明する。この図5は耐火スクリーン装置3のシート体8の制御方法を示すフローチャートである。

0043

通常時には、シート体8はシート巻体6に巻回され、出力軸53はブレーキ56にて保持されており、被閉鎖部1は開口状態にある。

0044

この被閉鎖部1が開口状態にある場合に、火災等の異常が発生すると、異常発生センサ61がその異常を検知し、検知信号をコントローラ60に送信する(ステップ1)。

0045

すると、コントローラ60がその検知信号を受信し、このコントローラ60にてブレーキ56が解除され(ステップ2)、シート体8がガイドレール4にて案内されつつ、被閉鎖部1に沿って自重により下降する。なお、このシート体8の下降時には、シート体8は重錘体9および水切り体10の重量によりスムーズに下降する。

0046

そして、このシート体8の下降途中では、図4(b) に示すように、可動ストッパー部42が後退状態となって重錘体9を通過させる。

0047

続いて、その通過後、重錘体9から下方に向って進出した状態にある水切り体10の着床部33が床面2に着床した場合には、図2に示すように、水切り体10は重錘体9に対して後退した状態になるとともに、一対のエンドシート28が床面2に着床した状態になる。

0048

そして、シート体8の下降量が設定量に達すると、シート位置検知手段57が、シート体8の下降量が設定量に達したことを検知して検知信号をコントローラ60に送信する(ステップ3)。

0049

すると、コントローラ60がその検知信号を受信し、このコントローラ60にてブレーキ56が作動され(ステップ4)、シート体8が停止する。

0050

次いで、コントローラ60にてモータ52が駆動されて出力軸53が回転し、この出力軸53からの駆動力が伝動手段15を介してシート巻体6の巻軸13に伝達され、シート体8がガイドレール4にて案内されつつ被閉鎖部1に沿って上昇する(ステップ5)。

0051

この際、水切り体10が重錘体9から再び進出し、水切り体10の着床状態は維持される。また、一対のエンドシート28の着床状態も維持される。

0052

続いて、シート体8が所定量だけ上昇した状態、つまり図3に示す状態になると、重錘体9の係止部25が、図4(c) の2点鎖線で示すように係止手段41の可動ストッパー部42にて係止される。すなわち、この係止手段41にてシート体8の開口方向への移動が妨げられる。

0053

そして、モータ52の出力軸53の回転数が設定数にまで低下すると、回転数検知手段59が、出力軸53の回転数が設定数にまで低下したことを検知して検知信号をコントローラ60に送信する(ステップ6)。

0054

すると、コントローラ60がその検知信号を受信し、このコントローラ60にて出力軸53が停止されるとともに、ブレーキ56が作動され、その結果、シート体8が停止する(ステップ7)。

0055

このようにして、上記一実施の形態によれば、火災時等にシート体8にて被閉鎖部1を閉鎖する場合、シート体8が被閉鎖部1に沿って自重により下降し、シート体制御手段70で、水切り体10が床面に着床してシート体8の下降量が設定量に達した場合にシート位置検知手段57からの検知信号を受信したコントローラ60の制御によりシート体8を停止させ、その後、水切り体10を着床させた状態でこの水切り体10を重錘体9に対して進出させながら、シート体8を被閉鎖部1に沿ってモータ52の出力軸53の駆動力により上昇させ、係止部25が係止手段41の可動ストッパー部42にて係止されて出力軸53の回転数が設定数に低下した場合に回転数検知手段59からの検知信号を受信したコントローラ60の制御によりシート体8を停止させる。

0056

このため、係止手段41の設置位置を微調節しなくても、水切り体10が最も進出した状態での係止部25の位置と最も後退した状態での係止部25の位置との間に係止手段41を設ければ、シート体8の先端と被当接部1との間や、シート体8の移動方向に沿った両側縁とガイドレール4との間に隙間が発生しないので、組立作業を簡単にでき、かつ、被閉鎖部1の閉塞状態を維持できる。

0057

すなわち、従来の耐火スクリーン装置では、非常時にシート体が熱風を受けて変形した場合等にシート体の下端部が上昇しないようにこの下端部を係止する係止手段をガイドレールに設けるに当っては、その係止手段をガイドレールの途中の正確な位置に設置することが要求され、係止手段の設置位置の微調整が必要になり、組立作業が煩雑となるおそれがあったが、この実施の形態では、組立時に、係止手段41の可動ストッパー部42を、水切り体10が最も進出した状態での係止部25の位置と最も後退した状態での係止部25の位置との間における任意の位置に設ければ、つまり、可動ストッパー部42のストッパー面44が図2に示すAの範囲内に位置するように設ければよいので、係止手段41の設置位置の微調整を要せず、組立作業を簡単にできる。

0058

また、従来の耐火スクリーン装置では、組立作業が煩雑とならないように係止手段を設けることなく、非常時に着床状態になる進出体をシート体の下端部にこのシート体に対して上下方向に進退自在に設けることが考えられるが、この構成では、非常時にシート体が熱風を受けて変形した場合等であっても、水切り体がシート体から進出し、この進出した水切り体が着床状態になるので、この水切り体にてシート体の下端部と床面との間の隙間の発生を防止できるものの、シート体の容易な変形に基づいてシート体の移動方向の両側縁にしわができ易く、このシート体の両側縁とガイドレールとの間に隙間が発生してしまうおそれがあるが、この実施の形態では、係止部25が係止手段41の可動ストッパー部42にて係止されているので、シート体8が変形しにくく、シート体8の移動方向の両側縁にしわが発生することが防止され、シート体8の下端と床面2との間や、シート体8の移動方向に沿った両側縁とガイドレール4との間に隙間が発生せず、被閉鎖部1の閉鎖状態を維持できる。

0059

また、シート体制御手段70がシート体8を被閉鎖部1を閉鎖する方向に向けて移動させ、シート体8の先端側を床面2に当接させた状態を維持しながら、シート体8を被閉鎖部1を開口する方向つまり上方向に向けて所定量だけ移動させるので、シート体8の全自重が床面2に長時間作用することがなく、シート体8の全自重に耐え得る程度の強度を床面2に確保できない場合であっても、耐火スクリーン装置3を設置でき、設置場所の制限を受けることを防止できる。よって、例えば、床面2が軟弱等の理由で、この床面2でシート体8の全自重を支えられない場合でも、このような床面2を有する被閉鎖部1に対して耐火スクリーン装置3を設置できる。

0060

さらに、シート位置検知手段57で、シート体8の下降量が設定量に達したことを検知するので、シート体8を設定量だけ自動的に下降できる。また、回転数検知手段59で、重錘体9が係止手段41にて係止されてモータ52の出力軸53の回転数が設定数に低下したことを検知するので、シート体8を所定量だけ自動的に上昇できる。

0061

また、耐火スクリーン装置3のシート体8の制御方法によれば、各工程を経てシート体8にて被閉鎖部1が閉鎖されるため、係止手段41の設置位置を微調節しなくても、シート体8を適切な状態にして被閉鎖部1を閉鎖できるので、組立作業を簡単にでき、シート体8による被閉鎖部1の閉塞状態を維持できる。

0062

また、係止手段41の可動ストッパー部42は、ストッパー面44で重錘体9の係止部25を係脱自在に係止するため、図4(c) の2点鎖線で示すストッパー面44による係止状態は解除可能であり、例えば通常時にシート開閉手段51を作動させてシート体8で被閉鎖部1を閉鎖し、その後、例えば工具等を用いて可動ストッパー部42を重錘体9の通過位置に対して後退させてストッパー面44による係止状態を解除し、モータ52の駆動によりシート体8を上昇させ、閉鎖状態にある被閉鎖部1をもとの開口状態に戻すことができるので、シート体8の作動点検を簡単にできる。

0063

また、シート体8が予め設定された設定量下降した状態で、シート体8が弛んだ場合でも、このシート体8がモータ52からの駆動力により上昇する際に、シート体8が上下方向に引張られて、このシート体8の弛緩が防止され、有効な閉鎖状態を保つことができる。

0064

さらに、シート体8を閉鎖方向に向けて自重により移動させるため、電力等を消費して移動させる場合と比較して、省エネ化を図ることができる。

0065

なお、上記実施の形態においては、シート体8は、被閉鎖部1に沿って上下方向に移動自在に設けた構成について説明したが、例えば、カーテン等のように左右方向に移動自在に設けた構成、或いは、床等に沿って水平方向に移動自在に設けた構成でもよい。

0066

また、閉鎖装置としては、上記の耐火スクリーン装置3に限らず、例えば、シャッタ装置ブラインド装置扉装置、防煙垂れ幕装置等を対象とでき、また、閉鎖体としては、シート状のものに限らず、例えば、複数の金属製、合成樹脂製等のスラットパネル連接したもの、単に板状のもの、或いは、これらの構成を組み合わせたもの、すなわち上下方向にシート部材と複数のスラットやパネルとを連接したもの等でもよい。

0067

さらに、上記いずれの実施の形態においても、閉鎖装置は、耐火スクリーン装置3として説明したが、例えば、保冷倉庫工場等の出入口用のスクリーン装置でもよく、この場合、シート体8は塩化ビニールポリエチレンポリウレタン等の合成樹脂製シートや難燃性や不燃性処理されたもの、或いは、難燃性や不燃性を有しない織布や不織布、生地等にて形成してもよい。

0068

また、上記いずれの実施の形態においても、シート体8は、1枚のシート部材にて形成した構成について説明したが、例えば、可撓性を有するシート状のシート部材を上下方向に対する側縁が互いに重なり合うように複数条に設けて構成したり、隣接する厚さ方向で重なり合って隣接するシート部材を挟持する構成等とし、シート巻体6に一体的に巻回および巻戻されるようにしてもよい。この場合によれば、重なり合うシート部材間を開口させることにより、人が通行可能な避難口や出入口となる。

0069

さらに、上記いずれの実施の形態においても、シート体8の下端には重錘体9を設け、この重錘体9には水切り体10を進退自在に設けた構成について説明したが、重錘体9および水切り体10は必ずしも必要ではなく、シート体8が直接床面2等の被当接部に当接するようにしてもよい。

0070

また、上記いずれの実施の形態においても、シート体8は、非常時に平面状態となって被閉鎖部1の全体を閉鎖するものではなく、上方或いは側方のみを部分的に閉鎖するようにしてもよく、また、シート体8が段階的に閉鎖方向への移動、停止を繰り返し最終的に全体を閉鎖するようにしてもよい。

0071

さらに、上記いずれの実施の形態においても、シート位置検知手段57は、モータ52に接続した構成について説明したが、例えば、巻軸13、巻ドラム14、従動スプロケット16等に接続した構成とすることもできる。

0072

また、シート位置検知手段57は、下限位置検出用のパルスカウンタ等を利用した構成として説明したが、例えば、床面2の近傍に配設したマイクロスイッチ、リードスイッチ等を利用したものでもよく、或いは、タイマ等で移動量の換算による時間やシート体8の移動量自体を計測するものでもよい。また、可動ストッパー部42に接触検知等のスイッチを設け、このスイッチにてシート体8が所定位置を通過したことを検知して、検知信号をコントローラ60に送信するものでもよく、シート体8の位置が把握できる手段であれば何れでもよい。

0073

さらに、上記いずれの実施の形態においても、係止手段41は可動ストッパー部42を有した構成であり、係止部25はシート連結部21の長手方向の両端部上面に形成した構成として説明したが、例えば、係止手段41はガイドレール4に設けた図示しない凹部にて形成し、この凹部に係止される係止部を図示しない可動ストッパー部としてシート連結部21の長手方向の両端部に形成した構成とすることもできる。

0074

また、上記いずれの実施の形態においても、モータ52の出力軸53の回転数が設定数にまで低下すると、回転数検知手段59がその出力軸53の回転数の低下を検知して検知信号をコントローラ60に送信すると説明したが、例えば、ある程度上昇させても回転数が設定数にまで低下しなければ、再度シート体8を降下させた後、再度上昇させるようにしてもよい。また、このようにステップ5,6を繰り返しても、モータ52の出力軸53の回転数が設定数に低下しなければ、所定位置、例えば、全閉位置やこれより少し下の位置に停止させ、必要に応じて、係止手段41にて係止されていないことを表示やブザー等て報知してもよい。なお、上述のようにステップ5,6を繰り返す場合に、再度シート体8を降下させるときに、前回よりも下の位置にまでシート体8を降下させてもよい。

0075

さらに、上記いずれの実施の形態においても、シート体8は被閉鎖部1に沿って自重により下降する構成として説明したが、例えば、モータ等の駆動手段からの駆動力にて下降する構成でもよく、或いは、図示しない操作ハンドル等を手動で操作することで下降するようにした構成とすることもできる。

0076

また、上記いずれの実施の形態においても、係止検知手段は、重錘体9が係止手段41にて係止されて出力軸53の回転数が設定数に低下したことを検知してセンサ検知信号を送信する回転数検知手段59であるとして説明したが、例えば、ストッパー面44にスイッチ等を設け、このスイッチ等の押下等により係止部25が係止手段41に係止されたことを検知して、検知信号をコントローラ60に送信するものでもよい。

0077

さらに、上記いずれの実施の形態においても、係止検知手段は、回転数検知手段59であるとして説明したが、例えば、出力軸53の回転数の低下を検知するのではなく、シート体8が係止されるまでの予め設定されたシート体8の移動時間、或いはシート体8の移動量等を検知するものでもよい。

0078

また、上記いずれの実施の形態においても、シート体8の下降量が設定量に達するとブレーキ56が作動し、シート体8が停止すると説明したが、例えば、ブレーキ56が作動することなく、シート体8の先端側が被当接部2に当接した場合に、このシート体8が停止する構成でもよい。

0079

さらに、上記いずれの実施の形態においても、抵抗手段は、係止手段41であるとして説明したが、例えば、モータ52の出力軸53を停止させてシート体8の開口方向への移動を妨げるブレーキ56でもよく、或いは、重錘体9および水切り体10の少なくとも一方の重さを調節してこの重錘体9、水切り体10の重量にてシート体8の開口方向への移動を妨げるようにした構成、例えば、重錘体9、水切り体10の重量による下方への力よりモータ52の巻上げ力の方が小さく設定され、開口方向への移動時にシート体8の重錘体9、水切り体10を除く部分、すなわち、シート体8の重錘体9、水切り体10よりも上方部分が、モータ52の巻上げ力により上昇され、結果的にシート体8が上下方向に引張られて、シート体8の弛緩が防止される構成でもよく、この場合は、重錘体9、水切り体10の重量による下方への力すなわち下方への負荷を検知して重錘体9、水切り体10を除くシート体8の部分の上昇を停止させる構成とするとよい。

0080

また、上記いずれの実施の形態においても、被当接部は、床面2であるとして説明したが、被閉鎖部1の閉鎖体移動方向の先端縁とは限らず、被閉鎖部1の閉鎖体移動方向の先端側の中途部に予め設けられたもの、例えば、ガイドレール4の中途部所定位置に設けられたストッパ部等を被当接部としてもよい。

発明の効果

0081

請求項1記載の閉鎖装置によれば、閉鎖体制御手段が閉鎖体を被閉鎖部を閉鎖する方向に向けて移動させ、閉鎖体の先端側を被当接部に当接させた状態を維持しながら、閉鎖体を被閉鎖部を開口する方向に向けて移動させるので、閉鎖体による大きな力が被当接部に長時間作用することがなく、設置場所の制限を受けることを防止できる。

0082

請求項2記載の閉鎖装置によれば、閉鎖体制御手段が閉鎖体を被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を閉鎖する方向に向けて移動させ、閉鎖体の先端側が被当接部に当接した状態になるとこの移動中の閉鎖体を停止させ、この停止した閉鎖体を被閉鎖部に沿ってこの被閉鎖部を開口する方向に向けて移動させ、抵抗手段にて閉鎖体の開口方向への移動が妨げられるとこの移動中の閉鎖体を停止させるので、閉鎖体を開口方向に適切な量移動できる。

0083

請求項3記載の閉鎖装置によれば、閉鎖体制御手段が閉鎖体を閉鎖方向に向けて移動させ、進出体が被当接部に当接した状態になるとこの移動中の閉鎖体を停止させ、その後、この閉鎖体を開口方向に向けて移動させ、係止部が係止手段にて係止されるとこの移動中の閉鎖体を停止させるので、係止手段の設置位置を微調節しなくても、進出体が最も進出した状態での係止部の位置と最も後退した状態での係止部の位置との間に係止手段を設ければ、閉鎖体の先端と被当接部との間や、閉鎖体の移動方向に沿った両側縁とガイドレールとの間に隙間が発生しないので、組立作業を簡単にでき、閉鎖体による被閉鎖部の閉塞状態を維持できる。

0084

請求項4記載の閉鎖装置によれば、閉鎖体制御手段が閉鎖体を閉鎖方向に向けて自重により移動させ、進出体が被当接部に当接した状態になるとこの移動中の閉鎖体を停止させ、その後、この閉鎖体を開口方向に向けて駆動手段からの駆動力により移動させ、係止部が係止手段にて係止されるとこの移動中の閉鎖体を停止させるので、係止手段の設置位置を微調節しなくても、進出体が最も進出した状態での係止部の位置と最も後退した状態での係止部の位置との間に係止手段を設ければ、閉鎖体の先端と被当接部との間や、閉鎖体の移動方向に沿った両側縁とガイドレールとの間に隙間が発生しないので、組立作業を簡単にでき、閉鎖体による被閉鎖部の閉塞状態を維持できる。

0085

請求項5記載の閉鎖装置によれば、閉鎖体位置検知手段で閉鎖体の移動量が設定量に達したことを検知するので、閉鎖体を閉鎖方向に設定量だけ自動的に移動できる。

0086

請求項6記載の閉鎖装置によれば、係止検知手段で係止部が係止手段にて係止されたことを検知するので、閉鎖体を開口方向に所定量だけ自動的に移動できる。

0087

請求項7記載の閉鎖装置の閉鎖体の制御方法によれば、各工程を経て閉鎖体にて被閉鎖部が閉鎖されるので、閉鎖体による力が被当接部に長時間作用することがなく、設置場所の制限を受けることを防止できる。

0088

請求項8記載の閉鎖装置の閉鎖体の制御方法によれば、閉鎖体を閉鎖方向に向けて自重により移動させるため、電力等を消費して移動させる場合と比較して、省エネ化を図ることができる。

0089

請求項9記載の閉鎖装置の閉鎖体の制御方法によれば、各工程を経て閉鎖体にて被閉鎖部が閉鎖されるので、設置場所の制限を受けることを防止できるばかりでなく、組立作業を簡単にでき、閉鎖体による被閉鎖部の閉塞状態を維持できる。

図面の簡単な説明

0090

図1本発明の閉鎖装置の一実施の形態を示す概要図である。
図2同上閉鎖装置を示す一部を省略した側面図である。
図3同上閉鎖装置を示す被閉鎖部の閉鎖状態における一部を省略した側面図である。
図4同上閉鎖装置の係止手段の動作を示す説明図で、(a) および(b) は閉鎖体の下降途中の図であり、(c) は閉鎖体の上昇途中の図である。
図5同上閉鎖装置の閉鎖体の制御方法を示すフローチャートである。

--

0091

1 被閉鎖部
2 被当接部としての床面
3閉鎖装置としての耐火スクリーン装置
4ガイドレール
8閉鎖体としてのシート体
10進出体としての水切り体
25係止部
41抵抗手段としての係止手段
52 駆動手段としてのモータ
57 閉鎖体位置検知手段としてのシート位置検知手段
59 係止検知手段としての回転数検知手段
70 閉鎖体制御手段としてのシート体制御手段

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