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技術 自動販売機の制御装置

出願人 富士電機リテイルシステムズ株式会社株式会社光波
発明者 宮田泰彦篠崎啓太丸山敏武山崎康宏山本道
出願日 1999年3月8日 (21年1ヶ月経過) 出願番号 1999-060100
公開日 2000年9月22日 (19年7ヶ月経過) 公開番号 2000-259923
状態 特許登録済
技術分野 自動販売機等の制御,補助装置
主要キーワード 左右両端間 信号接続線 ハーネス処理 接続ハーネス 配線束 各接続線 コントロール線 ボタン列
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (6)

課題

接続の作業性を良くするとともに、自動販売機ドア開閉方向が異なっても一種類のボタン基板のみで対応可能にする。

解決手段

各ボタン制御部5-1 〜 7-3のマイコン5A-1〜7A-3と商品選択スイッチ及び販売可ランプ,売切ランプは、グループ毎にそれぞれ1枚の基板に載せられる。それらボタン基板の左右両端間信号線10に接続される信号接続線及びコントロール線11に接続されるコントロール接続線を平行に配設し、基板の左右両端コネクタ5B-1,5C-1,・・・を前記信号接続線とコントロール接続線に圧接接続して設ける。また、基板の表側に前記商品選択スイッチ及び販売可ランプ,売切ランプを上下左右対称に設け、基板を上下逆転させても設置できるようにし、上下逆転させた際には、メインプログラムの指示で前記販売可ランプと売切ランプとを逆に扱うようにする。

概要

背景

従来の一般的な自動販売機制御装置では、自動販売機の内部を表示機構販売機構硬貨処理機構等の部分に分け、それらを各部分毎端末制御部で制御し、それら端末制御部を主制御部で統括制御するようにしていた。

図5は、従来の自動販売機の制御ブロック図である。硬貨処理制御部8は、硬貨処理機構の制御を行い、販売制御部9は、商品搬出機構等の販売機構の制御を行う。また、表示制御部28は、金額表示器22の表示制御、商品選択ボタン25のスイッチ検知及び商品選択ボタンに付設されている販売可,売切ランプ点滅制御を行い、さらに、リモコン式の入力装置29や、必要に応じて接続される汎用入出力装置30で主制御部1へのデータの受渡しを行う。

そのような自動販売機の制御装置では、1台の自動販売機で販売する商品品数が多くなると、例えば、表示制御部28から商品選択ボタン25や販売可ランプ,売切ランプ等へ接続するハーネスの本数が数百本にもなってしまい、配線作業に手間がかかる上、コスト高になるということが問題になる。

そこで、例えば、特開平4-211890号公報(G07F 5/22) に示されるように、表示機構を商品毎に商品選択スイッチ,販売可ランプ,売切ランプでユニット化し、それらのユニット毎にマイコンを設けてボタン制御部とし、それらのボタン制御部と主制御部との間でシリアル通信を行いながら制御を行うことにより、ハーネス数を削減するようにした自動販売機の制御装置も提案されている。

そのような自動販売機の制御装置において、各ボタン制御部のアドレス設定をより効率的に行えるようにするため、本出願人は、先に、図3に示すような構成の自動販売機の制御装置を提案した(特願平10-223825 号)。

その自動販売機の制御装置は、主制御部1と全ての端末制御部とを信号線10で共通に接続し、ボタン制御部5−1〜7−3は、複数の列に分けて、それぞれの列は、コントロール線11で主制御部1からそれぞれ直列に接続する。また、それらボタン制御部の列の最後尾のボタン制御部5−3,6−3,7−3には、アドレス設定抵抗R5〜R7を接続する。そして、電源投入直後のアドレス設定時に、アドレス設定抵抗R5〜R7の抵抗値に基づいてボタン制御部の列を指定し、指定された列においては、列の最後尾のボタン制御部からアドレスを設定していき、コントロール線11を介して順次一つ前のボタン制御部を指定しながらアドレス設定を行っていく。

そのような自動販売機においては、商品毎に商品選択スイッチ,販売可ランプ,売切ランプ及びボタン制御部を載せたボタン基板を列毎に直列に接続し、それらの列を多段に配置する必要がある。その際、信号線は並列に接続されるため方向性は考慮しなくてもよいが、コントロール線11には、方向性があるため、入力側と出力側の接続が入れ代わらないようにする必要がある。

概要

接続の作業性を良くするとともに、自動販売機のドア開閉方向が異なっても一種類のボタン基板のみで対応可能にする。

各ボタン制御部5-1 〜 7-3のマイコン5A-1〜7A-3と商品選択スイッチ及び販売可ランプ,売切ランプは、グループ毎にそれぞれ1枚の基板に載せられる。それらボタン基板の左右両端間に信号線10に接続される信号接続線及びコントロール線11に接続されるコントロール接続線を平行に配設し、基板の左右両端コネクタ5B-1,5C-1,・・・を前記信号接続線とコントロール接続線に圧接接続して設ける。また、基板の表側に前記商品選択スイッチ及び販売可ランプ,売切ランプを上下左右対称に設け、基板を上下逆転させても設置できるようにし、上下逆転させた際には、メインプログラムの指示で前記販売可ランプと売切ランプとを逆に扱うようにする。

目的

本発明は、そのような問題点を解決し、ハーネスとボタン基板、及び、ボタン基板同士の接続の作業性を良くするとともに、自動販売機のドアの開閉方向が異なっても一種類のボタン基板のみで対応可能にすることを目的とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

自動販売機各部をそれぞれ制御する複数の端末制御部と、それら端末制御部との間で通信を行いながらそれらを統括して制御する主制御部と、それら端末制御部と主制御部との間の通信を行うための通信ラインとを有する自動販売機の制御装置であって、前記端末制御部は、一つ又は複数の端末制御部よりなる列に分けられ、かつ、それぞれの端末制御部は、同極数のコネクタを二つずつ具え、前記主制御部からは前記通信ラインを形成するメインハーネスが延設され、該メインハーネスに前記列の先頭の端末制御部の一方のコネクタが接続され、かつ、列内前後で隣接する端末制御部の対向する前記コネクタ間接続ハーネスで接続されていることを特徴とする自動販売機の制御装置。

請求項2

前記メインハーネス,接続ハーネス及び端末制御部に設けるコネクタとして圧接コネクタを用いたことを特徴とする請求項1記載の自動販売機の制御装置。

請求項3

前記端末制御部は、商品選択スイッチと、販売可ランプと、売切ランプと、前記商品選択スイッチのスイッチ検知を行うとともに前記販売可ランプ,売切ランプを制御するボタン制御部とを有するボタン基板であって、前記商品選択スイッチと、販売可ランプ,売切ランプとして用いる二つのランプとが上下左右対称に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の自動販売機の制御装置。

請求項4

前記列の最後尾の端末制御部に、各列を識別するためのアドレス基板を接続した自動販売機の制御装置であって、前記アドレス基板のコネクタが列毎に色分けされていることを特徴とする請求項1,2又は3記載の自動販売機の制御装置。

技術分野

0001

本発明は、複数の端末制御部と、それら端末制御部を統括して制御する主制御部とよりなる自動販売機制御装置に関するものである。

背景技術

0002

従来の一般的な自動販売機の制御装置では、自動販売機の内部を表示機構販売機構硬貨処理機構等の部分に分け、それらを各部分毎に端末制御部で制御し、それら端末制御部を主制御部で統括制御するようにしていた。

0003

図5は、従来の自動販売機の制御ブロック図である。硬貨処理制御部8は、硬貨処理機構の制御を行い、販売制御部9は、商品搬出機構等の販売機構の制御を行う。また、表示制御部28は、金額表示器22の表示制御、商品選択ボタン25のスイッチ検知及び商品選択ボタンに付設されている販売可,売切ランプ点滅制御を行い、さらに、リモコン式の入力装置29や、必要に応じて接続される汎用入出力装置30で主制御部1へのデータの受渡しを行う。

0004

そのような自動販売機の制御装置では、1台の自動販売機で販売する商品品数が多くなると、例えば、表示制御部28から商品選択ボタン25や販売可ランプ,売切ランプ等へ接続するハーネスの本数が数百本にもなってしまい、配線作業に手間がかかる上、コスト高になるということが問題になる。

0005

そこで、例えば、特開平4-211890号公報(G07F 5/22) に示されるように、表示機構を商品毎に商品選択スイッチ,販売可ランプ,売切ランプでユニット化し、それらのユニット毎にマイコンを設けてボタン制御部とし、それらのボタン制御部と主制御部との間でシリアル通信を行いながら制御を行うことにより、ハーネス数を削減するようにした自動販売機の制御装置も提案されている。

0006

そのような自動販売機の制御装置において、各ボタン制御部のアドレス設定をより効率的に行えるようにするため、本出願人は、先に、図3に示すような構成の自動販売機の制御装置を提案した(特願平10-223825 号)。

0007

その自動販売機の制御装置は、主制御部1と全ての端末制御部とを信号線10で共通に接続し、ボタン制御部5−1〜7−3は、複数の列に分けて、それぞれの列は、コントロール線11で主制御部1からそれぞれ直列に接続する。また、それらボタン制御部の列の最後尾のボタン制御部5−3,6−3,7−3には、アドレス設定抵抗R5〜R7を接続する。そして、電源投入直後のアドレス設定時に、アドレス設定抵抗R5〜R7の抵抗値に基づいてボタン制御部の列を指定し、指定された列においては、列の最後尾のボタン制御部からアドレスを設定していき、コントロール線11を介して順次一つ前のボタン制御部を指定しながらアドレス設定を行っていく。

0008

そのような自動販売機においては、商品毎に商品選択スイッチ,販売可ランプ,売切ランプ及びボタン制御部を載せたボタン基板を列毎に直列に接続し、それらの列を多段に配置する必要がある。その際、信号線は並列に接続されるため方向性は考慮しなくてもよいが、コントロール線11には、方向性があるため、入力側と出力側の接続が入れ代わらないようにする必要がある。

発明が解決しようとする課題

0009

ところで、自動販売機には、前面にヒンジを中心にして開閉するドアがあって、ボタン基板はそのドアの中に配設される。そして、主制御部からボタン基板へのハーネス(配線束)は、主制御部から自動販売機本体のドアのヒンジがある側を沿わせて上方に立ち上げて、それから多段に配置されたボタン列の各段毎に分岐させていく。その際、ハーネスとボタン基板、及び、ボタン基板同士の接続を信号線とコントロール線毎に行うのでは作業性が悪い。

0010

また、自動販売機のドアは、自動販売機の種類によって右開きのものと左開きのものとがあって、それに応じてハーネスを配置する側が異なり、ボタン基板への分岐方向を変える必要がある。そのため、ボタン基板は、ドアの開閉方向に応じて、コントロール線11の入力側が右で出力側が左であるものと、入力側が左で出力側が右であるものとの2種類を用意する必要があるという問題点があった。

0011

本発明は、そのような問題点を解決し、ハーネスとボタン基板、及び、ボタン基板同士の接続の作業性を良くするとともに、自動販売機のドアの開閉方向が異なっても一種類のボタン基板のみで対応可能にすることを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0012

前記課題を解決するため、請求項1に記載の自動販売機の制御装置は、自動販売機各部をそれぞれ制御する複数の端末制御部と、それら端末制御部との間で通信を行いながらそれらを統括して制御する主制御部と、それら端末制御部と主制御部との間の通信を行うための通信ラインとを有する自動販売機の制御装置であって、前記端末制御部は、一つ又は複数の端末制御部よりなる列に分けられ、かつ、それぞれの端末制御部は、同極数のコネクタを二つずつ具え、前記主制御部からは前記通信ラインを形成するメインハーネスが延設され、該メインハーネスに前記列の先頭の端末制御部の一方のコネクタが接続され、かつ、列内前後で隣接する端末制御部の対向する前記コネクタ間接続ハーネスで接続されていることを特徴とする。このようにすると、各端末制御部は、列毎にコネクタ間を接続ハーネスで接続し、そのようにして形成した各列をコネクタによりメインハーネスに接続するだけで接続が完了するため、接続の作業性が良くなる。

0013

そして、請求項2に記載の自動販売機の制御装置は、前記メインハーネス,接続ハーネス及び端末制御部に設けるコネクタとして圧接コネクタを用いたことを特徴とする。このようにすると、コネクタ接続の作業性が良くなる。

0014

また、請求項3に記載の自動販売機の制御装置は、前記端末制御部は、商品選択スイッチと、販売可ランプと、売切ランプと、前記商品選択スイッチのスイッチ検知を行うとともに前記販売可ランプ,売切ランプを制御するボタン制御部とを有するボタン基板であって、前記商品選択スイッチと、販売可ランプ,売切ランプとして用いる二つのランプとが上下左右対称に設けられていることを特徴とする。このようにすると、ボタン基板を上下逆転させて用いることが可能になって、自動販売機のドアの開閉方向が異なっても、ハーネスを反対側に配置し、ボタン基板を上下逆転させて反対方向に列を形成していくことにより、一種類のボタン基板のみで対応可能になる。

0015

さらに、請求項4に記載の自動販売機の制御装置は、前記列の最後尾の端末制御部に、各列を識別するためのアドレス基板を接続した自動販売機の制御装置であって、前記アドレス基板のコネクタが列毎に色分けされていることを特徴とする。このようにすると、どの列のアドレス基板であるかを一目判別することができる。

発明を実施するための最良の形態

0016

以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図3は、本発明を適用する自動販売機の制御ブロック図である。従来、表示制御部により制御されていた汎用入出力装置,入力装置,金額表示器及び商品選択ボタン関係の機能を表示制御部から切り離して、それぞれ独立した端末制御部としての、汎用I/O制御部2,入力制御部3,金額表示制御部4,ボタン制御部5−1〜7−3,硬貨処理制御部8及び販売制御部9を設けている。

0017

また、図4は、自動販売機の外観図である。図4において、20は硬貨投入口、21は紙幣投入口、22は金額表示器、23は返却レバー、24は返却口、25は商品選択ボタン、26は商品サンプル、27は商品取出口である。

0018

各ボタン制御部5−1〜7−3は、それぞれ複数の商品選択ボタン及び販売可ランプ,売切ランプの制御を分担している。例えば、図4に示すような、商品選択ボタン25が3段に配列されている自動販売機の場合、ボタン制御部5−1には、最下段のボタン群25−1の3個の商品選択ボタン25及びそれらに付設されている販売可ランプ,売切ランプの制御を分担させる。同様に、ボタン制御部5−2には、ボタン群25−2の3個の商品選択ボタン25及びそれらに付設されている販売可ランプ,売切ランプの制御を分担させている。以下同様に、ボタン制御部5−3〜7−3に、それぞれ各段の商品選択ボタン25及びそれらに付設されている販売可ランプ,売切ランプの制御を分担させている。そして、各ボタン制御部5−1〜7−3には、それぞれが分担している商品選択ボタン及び販売可ランプ,売切ランプの個数を記憶させておくか、あるいは、個数を検知する機能を持たせている。

0019

各ボタン制御部5−1〜7−3は、複数の列を形成している。そして、主制御部1と各ボタン制御部5−1〜7−3は、信号線10により共通接続されている。一方、コントロール線11により、列毎に直列に接続されている。そして、直列に接続されたボタン制御部の内の最後尾のボタン制御部5−3,6−3,7−3には、抵抗値の異なるアドレス設定抵抗R5〜R7が接続される。それらのアドレス設定抵抗は、後述する各ボタン制御部のアドレス設定に利用される。

0020

汎用入出力制御部2,入力制御部3,金額表示制御部4,硬貨処理制御部8,販売制御部9等の端末制御部は、それぞれ異なる制御プログラムで動作するため、それぞれのプログラムを書き込む際に、それぞれの固有のアドレスも同時に書き込んで設定することができる。それに対して、各ボタン制御部5−1〜5−3,6−1〜6−3,7−1〜7−3には、全て同じプログラムが書き込まれる。つまり、各ボタン制御部にプログラムを書き込む際に、それぞれの固有のアドレスを書き込むことはできず、各ボタン制御部を自動販売機に取り付けた後に、取付位置に応じて異なるアドレスを設定する必要がある。そのため、自動販売機の電源投入時に、アドレス設定抵抗R5〜R7及びコントロール線11を使って、各ボタン制御部にアドレスを設定する。次に、各ボタン制御部へのアドレスの設定手順について説明する。

0021

自動販売機の電源投入後、主制御部1はコントロール線11のレベルをH(ハイ)にし、各ボタン制御部に対して応答の確認を行う。その際、アドレス設定抵抗R5〜R7の抵抗値によって決まる電圧の大きさに応じて番号を決めておき、まず、1番の電圧のものに応答させる。

0022

それに対して、例えば、ボタン制御部5−3に接続されたアドレス設定抵抗R5の抵抗値によって決まる電圧の大きさが1番の電圧であったら、ボタン制御部5−3は、信号線10を通し、主制御部1に対して、自己のアドレスが1であることと、自己が持っているボタン数NB3 を伝える。同時に、一つ手前のボタン制御部5−2との間に接続されているコントロール線11をL(ロー)レベルに切り換えて、ボタン制御部5−2を動作可能にする。なお、当然ながら、その他の端末制御部は、何も応答せず、コントロール線11はHのままである。

0023

主制御部1は、再び応答確認を行う。それに対して、その時応答可能な状態になっているボタン制御部5−2のみが応答する。そして、主制御部1は、応答があったボタン制御部5−2に対して、そのアドレスがボタン制御部5−3のアドレス「1」にボタン制御部5−3のボタン数NB3 を加えた数(1+NB3 )であることを通知する。それに対して、ボタン制御部5−2は、自己が持っているボタン数NB2 を伝えるとともに、一つ手前のボタン制御部5−1との間に接続されているコントロール線11をL(ロー)レベルに切り換えて、ボタン制御部5−1を動作可能にする。

0024

同様にして、ボタン制御部5−1にアドレスが設定され、そのコントロール線11がLになったことにより、主制御部1は、その列のアドレス設定が完了したことを確認する。したがって、列の最後尾のボタン制御部から主制御部1へ通知するためのラインは必要なくなる。そして、アドレス設定抵抗R5〜R7の抵抗値によって決まる電圧の大きさが2番の電圧のものに応答させ、以下同様にして全てのボタン制御部のアドレス設定を行っていく。そのようにして、全てのボタン制御部のアドレス設定が完了したら、通常の運転に入る。

0025

このようなボタン制御部は、自動販売機組立時の取付作業を効率的に行うために、心臓部となるマイコンと商品選択ボタンで操作される商品選択スイッチ,販売可ランプ及び売切ランプとを一体的に基板に組み込み、それらを所定の位置に取り付けた上、列を構成するボタン制御部相互間をコネクタで接続する必要がある。

0026

図1は、本発明の自動販売機の制御装置におけるボタン制御部の接続図である。符号は、図3のものに対応しており、5B−1〜7E−3はコネクタ、10aは直流電源線、10bはグランド線である。

0027

各ボタン基板の裏側左右両端にコネクタを設け、信号線10,直流電源線10a,グランド線10bに接続される信号接続線は、両端のコネクタの間に平行に配設し、それらにボタン制御部として機能するマイコン5A−1〜7A−3の所定の端子並列接続する。また、コントロール線11に接続されるコントロール接続線は、一方のコネクタからマイコン5A−1〜7A−3の入力側端子に接続し、さらに、マイコン5A−1〜7A−3の出力側端子から他方のコネクタに接続する。そのようにして、基板上に各接続線を全て平行に配設する。その結果、コネクタと各接続線との接続を圧接接続によりワンタッチ式で行うことが可能になり、接続の作業性が良くなる。また、ハーネス自体も単純なものとなり、全自動加工が可能となってコストも安くなる。そしてまた、基板の裏面にハーネスを配線しなくて済み、ハーネス処理がきれいに仕上がるという利点もある。

0028

一方、ボタン基板の表側には、図2に示すように、商品選択スイッチ12を中心にしてその左右に販売可ランプ,売切ランプとなるLED13,14を具えた商品選択ボタン25を所定個数、例えば3個並べて配置する。その際、上下左右が対称になるように各部品を配置する。

0029

そして、自動販売機ドアのヒンジ側に、主制御部から延長する信号線10,コントロール線11を含むハーネスを配設し、その途中の、商品選択ボタンを配設する各段の位置に、ボタン基板に設けたコネクタを差込接続可能なコネクタ5D−1,6D−1,7D−1を圧接接続により設ける。それらのコネクタ5D−1,6D−1,7D−1にボタン制御部5−1,6−1,7−1の一方のコネクタ5B−1,6B−1,7B−1を接続する。

0030

さらに、ボタン制御部5−1,6−1,7−1の他方のコネクタ5C−1,6C−1,7C−1に接続ハーネス5F,6F,7Fの一方のコネクタ5E−1,6E−1,7E−1を接続し、接続ハーネス5F,6F,7Fの他方のコネクタ5D−2,6D−2,7D−2に、各段二つ目のボタン制御部5−2,6−2,7−2の一方のコネクタ5B−2,6B−2,7B−2を接続する。以下同様に、各段三つめのボタン制御部5−3,6−3,7−3を接続し、それらの最後尾にコネクタ5E−3,6E−3,7E−3により抵抗R5,R6,R7を接続する。

0031

それに対して、ドアの開閉方向が逆の場合は、ドアのヒンジが反対側になり、それに伴って主制御部から延長する信号線10,コントロール線11を含むハーネスを配設する側も反対側になる。その際、ボタン制御部5−1,6−1,7−1のマイコン5A−1,6A−1,7A−1は、コントロール線の接続方向が決まっているため、単に、基板両端のコネクタの接続順を入れ換えるだけでは、コントロール線の入口と出口が逆になって制御できなくなる。

0032

そこで、本発明の自動販売機のボタン基板では、上述したように、上下左右が対称になるように各部品を配置し、主制御部から延長する信号線10,コントロール線11を含むハーネスを反対側に配設する場合は、ボタン基板を上下逆さに配置する。そして、主制御部1は、メインプログラムの指示で、ボタン基板の販売可ランプと売切ランプを逆に扱うとともに、ボタン番号も逆に扱うようにする。

0033

また、ドアのヒンジ側から最も離れたボタン基板の端部のコネクタには、アドレス設定抵抗のコネクタ5E−3,6E−3,7E−3が接続されるが、それらのコネクタには各段毎に値の異なったアドレス設定抵抗R5,R6,R7が設けられている。そこで、コネクタ5E−3,6E−3,7E−3の色を、例えば、最上段用のものは白色、中段のものは黒色というように変えて、どの段用の抵抗であるかを一目で判別できるようにしている。

0034

なお、上記実施形態では、端末制御部の内、ボタン制御部のみを列に形成した場合で説明したが、それだけに限定されず、例えば、販売系を商品収納コラム毎にユニット化し、ユニット毎にマイコンを設けてそれぞれ独立の端末制御部とし、それらの制御部で列を形成したものに本発明を適用することもできる。

発明の効果

0035

本発明は、以上説明したように構成されているので、次に記載するような効果を奏する。すなわち、請求項1に記載の自動販売機の制御装置は、端末制御部を、一つ又は複数の端末制御部よりなる列に分け、かつ、それぞれの端末制御部には、同極数のコネクタを二つずつ設け、主制御部からは延設されるメインハーネスに前記列の先頭の端末制御部の一方のコネクタを接続し、かつ、列内前後で隣接する端末制御部の対向する前記コネクタ間を接続ハーネスで接続するようにした。その結果、各端末制御部は、列毎にコネクタ間を接続ハーネスで接続し、そのようにして形成した各列をコネクタによりメインハーネスに接続するだけで接続が完了するため、接続の作業性が良くなる。

0036

そして、請求項2に記載の自動販売機の制御装置は、メインハーネス,接続ハーネス及び端末制御部に設けるコネクタとして圧接コネクタを用いたので、コネクタ接続の作業性が良くなる。また、ハーネスの全自動加工が可能になって、ハーネスのコストの大部分を占める加工費を抑えることができる。また、この方式を販売系に応用した場合でも同様な効果が得られる。

0037

また、請求項3に記載の自動販売機の制御装置は、商品選択スイッチと、販売可ランプと、売切ランプと、前記商品選択スイッチのスイッチ検知を行うとともに前記販売可ランプ,売切ランプを制御するボタン制御部とを有するボタン基板に適用し、商品選択スイッチと、販売可ランプ,売切ランプとして用いる二つのランプとを上下左右対称に設けるようにした。その結果、ボタン基板を上下逆転させて用いることが可能になって、自動販売機のドアの開閉方向が異なっても、ハーネスを反対側に配置し、ボタン基板を上下逆転させて反対方向に列を形成していくことにより、一種類のボタン基板のみで対応可能になる。

0038

さらに、請求項4に記載の自動販売機の制御装置は、列の最後尾の端末制御部に、各列を識別するためのアドレス基板を接続したものにおいて、アドレス基板のコネクタを列毎に色分けしたので、どの列のアドレス基板であるかを一目で判別することができる。

図面の簡単な説明

0039

図1本発明の自動販売機の制御装置におけるボタン制御部の接続図である。
図2ボタン基板の表側を示す図である。
図3自動販売機の制御ブロック図である。
図4自動販売機の前面外観図である。
図5従来の自動販売機の制御ブロック図である。

--

0040

10…信号線
11…コントロール線
20…硬貨投入口
21…紙幣投入口
22…金額表示器
23…返却レバー
24…返却口
25…商品選択ボタン
26…商品サンプル
27…商品取出口
R5〜R7…アドレス設定抵抗

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