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技術 身体部分の意思表示形態の識別方法および身体部分の意思表示形態の識別装置ならびにその識別方法を用いたコンピュータ・ゲームの対戦評価方法およびその識別装置を備えたコンピュータ・ゲーム装置

出願人 イメージテック株式会社
発明者 酒井優浦重則
出願日 1999年2月13日 (21年4ヶ月経過) 出願番号 1999-074306
公開日 2000年8月29日 (19年10ヶ月経過) 公開番号 2000-233080
状態 未査定
技術分野 電子ゲーム機 閉回路テレビジョンシステム その他のゲーム 画像処理
主要キーワード 入力情報源 強弱関係 種別記号 評価対 ゲーム用コンピュータ 優劣関係 評価ファイル コンピュータ演算
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年8月29日)のものです。
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図面 (7)

課題

コンピュータゲーム機において、押しボタンジョイスティックなどの機械入力手段でプレーヤー意思をコンピュータに入力することに代え、プレーヤーの身体部分意思表示形態からプレーヤーの意思を正しく解読識別してコンピュータに入力する。これにより、ゲーム機の入力操作を容易・迅速化し、コンピュータ・ゲームのスピード感迫力臨場感を高める。

解決手段

プレーヤーの身体部分によって各種の意思を表示した意思表示形態を撮影し、その撮像データをコンピュータに入力し、その撮像を画像処理して意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成し、この識別画像の特徴を表わす画像データをコンピュータ演算して識別画像の特徴量を算出し、この特徴量に基づきプレーヤーの意思の種別を特定しゲームを進行させる。

概要

背景

身体の部分の形態を変化させて所望の意思表現し伝達することは日常良く見られることである。手話はその典型であるが、首を縦に振れ肯定を意味し横にふれ否定を意味することは周知である。また「じゃんけん」では、手指の形態の違いあるいは両足先の配置の違いによって、石(グー)、チョキ)、紙(パー)の選択意思を表わし、ベースボールバレー・ボールなどのスポーツでも、身体の部分の形態を変えて各種の意思を伝えるサインとしている。また指先の方向形態(指の差す方向)で先方の物の選択の意思表示としたり、握り拳の親指を立てる形態によって満足(良くできた)の意思を表すことなども周知である。更に手話の手振りや、踊り振り付けあるいはステップも、身体部分の意思表示形態による意思の表現である。

一方コンピュータが形成する仮想相手対戦するゲーム(コンピュータ対戦ゲーム)は各種あるが、従来はコンピュータで形成される仮想相手に対してプレーヤーの意思を伝える手法(コンピュータにプレーヤーの各種の意思表示を入力する手法)は、機械入力装置を介してプレーヤーの意思表示を入力する手法であり、身体部分の意思表示形態によって簡単に伝えられる意思表示であっても、各種の意思表示に対応させて、コンピュータ・ゲーム装置に設けられた多数の押しボタンフット・スイッチあるいはジョイスティックなどの機械的入力装置プレーヤーが操作しなければならなかった。このためゲーム自体は極めて簡単な例えば「じゃんけん・ゲーム」であっても、幼児のプレーヤーにとっては、「グー」「チョキ」「パー」に対応する選択入力操作を的確迅速に実行することは極めて難しい。また年長のプレーヤーであっても、意思表示の入力操作が煩わしいことからゲームの流れが阻害され、ゲームのスピード感迫力臨場感が著しく損なわれることになる。

概要

コンピュータ・ゲーム機において、押しボタンやジョイスティックなどの機械的入力手段でプレーヤーの意思をコンピュータに入力することに代え、プレーヤーの身体部分の意思表示形態からプレーヤーの意思を正しく解読識別してコンピュータに入力する。これにより、ゲーム機の入力操作を容易・迅速化し、コンピュータ・ゲームのスピード感、迫力、臨場感を高める。

プレーヤーの身体部分によって各種の意思を表示した意思表示形態を撮影し、その撮像データをコンピュータに入力し、その撮像を画像処理して意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成し、この識別画像の特徴を表わす画像データをコンピュータ演算して識別画像の特徴量を算出し、この特徴量に基づきプレーヤーの意思の種別を特定しゲームを進行させる。

目的

この発明は、上記のような従来のコンピュータ・ゲーム装置に見られる意思表示の入力手法の煩雑さ、困難さを大幅に軽減し、コンピュータ・ゲームのスピード感、迫力、臨場感を大幅に高めることを目的とし、プレーヤーの意思をコンピュータに伝えるために介在した機械的入力手段を排し、プレーヤーの意思が化体された身体部分の意思表示形態をそのままコンピュータへの入力情報源としてゲームを進行させようとするものである。そのためには、コンピュータの入力情報源となる身体部分の意思表示形態を正しく解読し意思表示形態の特徴を識別して、その意思表示形態に化体された意思の種別を特定することが課題となる。またこの発明は、コンピュータ・ゲームおいてプレーヤーの意思表示形態が所定のルールに沿って正常に表現されない場合に、プレーヤーに負担を与えることにより公正魅力あるゲームの進行を維持することをも目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項

所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって各種の意思表出した意思表示形態を撮影し、この意思表示形態の撮像画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成し、この識別画像の特徴を表わす画像データをコンピュータ演算手段で演算して特徴量を算出し、この特徴量に基づき、前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別を特定することを特徴とする身体部分の意思表示形態の識別方法

請求項

所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を撮影し、この意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成し、この識別画像の特徴を表わす画像データをコンピュータの演算手段で演算して特徴量を算出し、この特徴量に基づき、前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別を、所定の複数の意思種別の中から選定し特定することを特徴とする身体部分の意思表示形態の識別方法。

請求項

所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を撮影し、この意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成し、この識別画像の特徴を表わす画像データをコンピュータの演算手段で演算して特徴量を算出し、この特徴量を、コンピュータの演算手段で、複数の意思種別をそれぞれ表わす意思種別データと照合して、前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別を特定することを特徴とする身体部分の意思表示形態の識別方法。

請求項

身体部分によって表出する各種の意思表示形態とその各意思表示形態に対応する意思種別を関係づけデータ化した意思表示形態・種別照会ファイルをコンピュータの記憶装置に記憶させ、所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって表出した意思表示形態を撮影し、この意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成し、コンピュータの演算手段で、前記識別画像の特徴を表わす画像データを前記意思表示形態・種別照会ファイルのデータと照合して前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別を特定することを特徴とする身体部分の意思表示形態の識別方法。

請求項

所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を撮影し、この意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成し、この識別画像の特徴を表わす画像データをコンピュータの演算手段で演算して特徴量を算出し、コンピュータの演算手段で、この特徴量を、コンピュータによって繰り出される仮想相手の意思の種別を表わすデータと比較して前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別と前記仮想相手の意思の種別の優劣を評価することを特徴とするコンピュータ・ゲームの対戦評価方法

請求項

所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を撮影し、この意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成し、この識別画像の特徴を表わす画像データをコンピュータの演算手段で演算して特徴量を算出し、コンピュータの演算手段で、この特徴量を、コンピュータによって繰り出される仮想相手の意思表示形態に対応した意思の種別を表わすデータと比較して、前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別と前記仮想相手の意思の種別の優劣を評価することを特徴とするコンピュータ・ゲームの対戦評価方法。

請求項

身体部分によって表出する各種の意思表示形態にそれぞれ化体される各意思種別間の優劣関係を特定しデータ化した意思種別評価ファイルをコンピュータの記憶装置に記憶させ、所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を撮影し、この意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成し、この識別画像の特徴を表わす画像データをコンピュータの演算手段で演算して特徴量を算出し、この特定量に基づき、前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別を特定し、コンピュータによって繰り出される仮想相手の意思の種別と前記プレーヤーの意思の種別を、前記意思種別評価ファイルと照合して、前記仮想相手の意思種別と前記プレーヤーの意思種別の優劣を評価することを特徴とするコンピュータ・ゲームの対戦評価方法。

請求項

身体部分によって表出する各種の意思表示形態とその各意思表示形態に対応する意思の種別を関係づけてデータ化した意思表示形態・種別照会ファイルと、前記各意思種別間の優劣関係を特定しデータ化した意思種別評価ファイルをコンピュタの記憶装置に記憶させ、所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって表出した意思表示形態を撮影し、この意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成し、コンピュータの演算手段で、前記識別画像の特徴を表わす画像データを前記意思表示形態・種別照会ファイルのデータと照合して前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別を特定し、コンピュータによって繰り出される仮想相手の意思の種別と前記プレーヤーの意思の種別を、コンピュータの演算手段によって前記意思種別評価ファイルのデータと照合して、前記仮想相手の意思種別と前記プレーヤーの意思種別の優劣を評価することを特徴とするコンピュータ・ゲームの対戦評価方法。

請求項

プレーヤーが、所定のプレー空間内で所定のタイミングに合わせて、プレーヤーの身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を形成し、この意思表示形態を撮影し、この意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成することを特徴とする請求項5ないし請求項8のいずれか1項に記載のコンピュータ・ゲームの対戦評価方法。

請求項10

プレーヤーの意思表示形態を形成する所定のタイミングを、プレーヤー側で設定することを特徴とする請求項9に記載のコンピュータ・ゲームの対戦評価方法。

請求項11

プレーヤーの意思表示形態の形成タイミングが所定のタイミングから外れた場合、前記プレーヤーに対しゲームの進行に関して不利な評価を与えることを特徴とする請求項9または請求項10に記載のコンピュータ・ゲームの対戦評価方法。

請求項12

プレーヤーの意思表示形態の形成が不正常の場合、前記プレーヤーに対しゲームの進行に関して不利な評価を与えることを特徴とする請求項5ないし請求項11のいずれか1項に記載のコンピュータ・ゲームの対戦評価方法。

請求項13

意思表示形態はじゃんけん・ゲームにおける手指の形態または両足先の配置形態であり、これに対応する意思の種別はそれぞれ勝負に勝つ意思であるところの「グー」「チョキ」「パー」であり、意思種別評価ファイルは前記「グー」「チョキ」「パー」の相互間の強弱関係約定であることを特徴とする請求項5ないし請求項12のいずれか1項に記載のコンピュータ・ゲームの対戦評価方法。

請求項14

プレーヤーの身体部分によって表出される意思表示形態は身振りにおける身体要部の静的または動的形態であり、仮想相手の意思種別はプレーヤーが倣おうとする意思表示形態であり、プレーヤーの意思の種別は仮想相手の身体要部の形態を倣う身体要部の形態であり、仮想相手の意思種別に対するプレーヤーの意思種別の評価は、仮想相手の意思種別に対するプレーヤーの意思の種別の乖離度に基づくことを特徴とする請求項5または請求項6に記載のコンピュータ・ゲームの対戦評価方法。

請求項15

プレーヤーの身体部分によって表出される意思表示形態は身振りにおける身体要部の静的または動的形態であり、仮想相手の意思種別はプレーヤーが従おうとする意思表示形態への指示画像または音声であり、プレーヤーの意思の種別は仮想相手の前記指示画像または音声に従う身体要部の形態であり、仮想相手の意思種別に対するプレーヤーの意思種別の評価は、仮想相手の意思種別に対するプレーヤーの意思の種別の乖離度に基づくことを特徴とする請求項5または請求項6に記載のコンピュータ・ゲームの対戦評価方法。

請求項16

所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を撮影する撮影手段と、その意思表示形態を照らす照明装置と、前記撮影手段で撮影した意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成する画像処理手段と、この識別画像の特徴を表わす画像データから特徴量を算出する演算手段と、この特定量に基づき前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別を特定する意思種別特定手段を備えたことを特徴とする身体部分の意思表示形態の識別装置

請求項17

所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を撮影する撮影手段と、その意思表示形態を照らす照明装置と、前記撮影手段で撮影した意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成する画像処理手段と、この識別画像の特徴を表わす画像データから特徴量を算出する演算手段と、この特定量に基づき前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別を所定の複数の意思種別の中から選定し特定する意思種別特定手段を備えたことを特徴とする身体部分の意思表示形態の識別装置。

請求項18

所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を撮影する撮影手段と、その意思表示形態を照らす照明装置と、前記撮影手段で撮影した意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成する画像処理手段と、この識別画像の特徴を表わす画像データから特徴量を算出する演算手段と、この特徴量を複数の意思種別をそれぞれ表わす意思種別データと照合して前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別を特定する意思種別特定手段を備えたことを特徴とする身体部分の意思表示形態の識別装置。

請求項19

身体部分によって表出する各種の意思表示形態とこの各意思表示形態に対応する意思種別を関係づけてデータ化しコンピュータの記憶装置に記憶される意思表示形態・種別照会ファイルと、所定のプレー空間内でプレーヤーの身体部分によって表出した意思表示形態を撮影する撮影手段と、その意思表示形態を照らす照明装置と、前記撮影手段で撮影した前記意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成する画像処理手段と、前記識別画像の特徴を表わす画像データを前記意思表示形態・種別照会ファイルのデータと照合して前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別を特定する意思種別特定手段を備えたことを特徴とする身体部分の意思表示形態の識別装置。

請求項20

所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を撮影する撮影手段と、この意思表示形態を照らす照明装置と、前記撮影手段で撮影した意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成する画像処理手段と、この識別画像の特徴を表わす画像データから特徴量を算出する演算手段と、この特徴量をコンピュータから繰り出される仮想相手の意思の種別を表わすデータと比較してプレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別と前記仮想相手の意思の種別の優劣を評価する評価手段を備えたことを特徴とするコンピュータ・ゲーム装置

請求項21

所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を撮影する撮影手段と、この意思表示形態を照らす照明装置と、前記撮影手段で撮影した意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成する画像処理手段と、この識別画像の特徴を表わす画像データから特徴量を算出する演算手段と、この特徴量をコュンピュータによって繰り出される仮想相手の意思表示形態に対応した意思の種別を表わすデータと比較して前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別と前記仮想相手の意思の種別の優劣を評価する評価手段を備えたことを特徴とするコンピュータ・ゲーム装置。

請求項22

身体部分によって表出する各種の意思表示形態にそれぞれ化体される各意思種別間の優劣関係を特定しデータ化した意思種別評価ファイルを記憶するコンピュータの記憶装置と、所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を撮影する撮影手段と、この意思表示形態を照らす照明装置と、前記撮影手段で撮影した意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成する画像処理手段と、この識別画像の特徴を表わす画像データを演算して特徴量を算出する演算手段と、この特定量に基づき前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別を特定しコンピュータによって繰り出される仮想相手の意思の種別と前記プレーヤーの意思の種別を前記意思種別評価ファイルと照合して前記仮想相手の意思種別と前記プレーヤーの意思種別の優劣を評価する評価手段を備えたことを特徴とするコンピュータ・ゲーム装置。

請求項23

身体部分によって表出する各種の意思表示形態とその各意思表示形態に対応する意思の種別を関係づけてデータ化した意思表示形態・種別照会ファイルならびに前記各意思種別間の優劣関係を特定しデータ化した意思種別評価ファイルを記憶するコンピュタの記憶装置と、所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって表出した意思表示形態を撮影する撮影手段と、この意思表示形態を照らす照明装置と、前記撮影手段で撮影した意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成する画像処理手段と、この識別画像の特徴を表わす画像データを前記意思表示形態・種別照会ファイルのデータと照合して前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別を特定しコンピュータによって繰り出される仮想相手の意思の種別と前記プレーヤーの意思の種別を前記意思種別評価ファイルのデータと照合して前記仮想相手の意思種別と前記プレーヤーの意思種別の優劣を評価する評価手段を備えたことを特徴とするコンピュータ・ゲーム装置。

請求項24

プレーヤーが、所定のプレー空間内で所定のタイミングに合わせて、プレーヤーの身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を撮影する撮影手段を備えたことを特徴とする請求項20ないし請求項23のいずれか1項に記載のコンピュータ・ゲーム装置。

請求項25

プレーヤーの意思表示形態を形成する所定のタイミングをプレーヤーが設定するタイミング設定手段を備えたことを特徴とする請求項20ないし請求項24のいずれか1項に記載のコンピュータ・ゲーム装置。

請求項26

プレーヤーの意思表示形態の形成タイミングが所定のタイミングから外れたことを検知し前記プレーヤーに対しゲームの進行に関して不利な評価を報知する評価手段を備えたことを特徴とする請求項20ないし請求項25のいずれか1項に記載のコンピュータ・ゲーム装置。

請求項27

プレーヤーの意思表示形態の形成が不正常であることを検知し前記プレーヤーに対しゲームの進行に関して不利な評価を報知する評価手段を備えたことを特徴とする請求項20ないし請求項25のいずれか1項に記載のコンピュータ・ゲーム装置。

請求項28

プレーヤーの身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を異なる方向から撮影する複数のカメラ装置を備え、各カメラ装置の周辺に前記意思表示形態上に生ずる陰影打ち消すための複数の照明装置を配設したことを特徴とする請求項20ないし請求項27のいずれか1項に記載のコンピュータ・ゲーム装置。

請求項29

意思表示形態はじゃんけん・ゲームにおける手指の形態または両足先の配置形態であり、これに対応する意思の種別はそれぞれ勝負に勝つ意思であるところの「グー」「チョキ」「パー」であることを特徴とする請求項20ないし請求項28のいずれか1項に記載のコンピュータ・ゲーム装置。

請求項30

プレーヤーの身体部分によって表出される意思表示形態は身振りにおける身体要部の静的または動的形態であり、仮想相手の意思種別はプレーヤーが倣おうとする意思表示形態であり、プレーヤーの意思の種別は仮想相手の身体要部の形態を倣う身体要部の形態であり、仮想相手の意思種別に対するプレーヤーの意思種別の評価は、仮想相手の意思種別に対するプレーヤーの意思の種別の乖離度に基づくことを特徴とする請求項20または請求項21に記載のコンピュータ・ゲーム装置。

請求項31

プレーヤーの身体部分によって表出される意思表示形態は身振りにおける身体要部の静的または動的形態であり、仮想相手の意思種別はプレーヤーが従おうとする意思表示形態への指示画像または音声であり、プレーヤーの意思の種別は仮想相手の前記指示画像または音声に従う身体要部の形態であり、仮想相手の意思種別に対するプレーヤーの意思種別の評価は、仮想相手の意思種別に対するプレーヤーの意思の種別の乖離度に基づくことを特徴とする請求項20または請求項6に記載のコンピュータ・ゲーム装置。

技術分野

0001

この発明は、ある意思を表わした身体の部分の形態(身体部分意思表示形態)をコンピュータ解読してその意思表示の種別識別する技術、さらにその識別した意思表示の種別をコンピュータで他の意思表示の種別と対比して、両意思表示の種別間の優劣を評価・判定する技術に関するものである。

0002

即ちこの発明は、ある意思を表わした身体の部分の形態(身体部分の意思表示形態)を撮影し、その撮像画像処理して得た識別画像に基づいて、その意思表示形態に化体された意思表示の種別を特定する、コンピュータを用いた身体部分の意思表示形態の識別方法と、その識別方法を実施するための意思表示形態の識別装置、ならびに同識別方法を主要部として採り入れた各種のコンピュータ・ゲームの対戦評価方法(例えば、勝敗判定点数評価の方法など)、および上記の意思表示形態の識別装置を備えた各種のコンピュータ・ゲーム装置(例えば、じゃんけん・ゲーム装置や身振り遊技装置など)に関するものである。

背景技術

0003

身体の部分の形態を変化させて所望の意思を表現し伝達することは日常良く見られることである。手話はその典型であるが、首を縦に振れ肯定を意味し横にふれ否定を意味することは周知である。また「じゃんけん」では、手指の形態の違いあるいは両足先の配置の違いによって、石(グー)、チョキ)、紙(パー)の選択意思を表わし、ベースボールバレー・ボールなどのスポーツでも、身体の部分の形態を変えて各種の意思を伝えるサインとしている。また指先の方向形態(指の差す方向)で先方の物の選択の意思表示としたり、握り拳の親指を立てる形態によって満足(良くできた)の意思を表すことなども周知である。更に手話の手振りや、踊り振り付けあるいはステップも、身体部分の意思表示形態による意思の表現である。

0004

一方コンピュータが形成する仮想相手と対戦するゲーム(コンピュータ対戦ゲーム)は各種あるが、従来はコンピュータで形成される仮想相手に対してプレーヤーの意思を伝える手法(コンピュータにプレーヤーの各種の意思表示を入力する手法)は、機械入力装置を介してプレーヤーの意思表示を入力する手法であり、身体部分の意思表示形態によって簡単に伝えられる意思表示であっても、各種の意思表示に対応させて、コンピュータ・ゲーム装置に設けられた多数の押しボタンフット・スイッチあるいはジョイスティックなどの機械的入力装置プレーヤーが操作しなければならなかった。このためゲーム自体は極めて簡単な例えば「じゃんけん・ゲーム」であっても、幼児のプレーヤーにとっては、「グー」「チョキ」「パー」に対応する選択入力操作を的確迅速に実行することは極めて難しい。また年長のプレーヤーであっても、意思表示の入力操作が煩わしいことからゲームの流れが阻害され、ゲームのスピード感迫力臨場感が著しく損なわれることになる。

発明が解決しようとする課題

0005

この発明は、上記のような従来のコンピュータ・ゲーム装置に見られる意思表示の入力手法の煩雑さ、困難さを大幅に軽減し、コンピュータ・ゲームのスピード感、迫力、臨場感を大幅に高めることを目的とし、プレーヤーの意思をコンピュータに伝えるために介在した機械的入力手段を排し、プレーヤーの意思が化体された身体部分の意思表示形態をそのままコンピュータへの入力情報源としてゲームを進行させようとするものである。そのためには、コンピュータの入力情報源となる身体部分の意思表示形態を正しく解読し意思表示形態の特徴を識別して、その意思表示形態に化体された意思の種別を特定することが課題となる。またこの発明は、コンピュータ・ゲームおいてプレーヤーの意思表示形態が所定のルールに沿って正常に表現されない場合に、プレーヤーに負担を与えることにより公正魅力あるゲームの進行を維持することをも目的とする。

0006

またこの発明は、身体部分の意思表示形態をコンピュータへ意思を伝えるための直接入力情報源としてその意思表示形態を正しく認識する技術と、その技術を基に、二つの意思表示形態を比較評価する技術を、例えば踊りの振り付けやリズム演習あるいは手話技術の演習などの身振り表現の分野に応用することにより、コンピュータ・ゲームの感覚でそれらの身振りや動きの妙を楽しみ、あるいは身振り表現技術の向上にも繋げようとするものである。

課題を解決するための手段

0007

上記の課題・目的を達するための手段として、この発明は、所定のプレー空間でプレーヤがその身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を撮影し、この意思表示形態の撮像を画像処理して意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成し、この識別画像の特徴を表わす画像データをコンピュータの演算手段で演算して特徴量を算出し、この特徴量に基づき、プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別を特定することにより、身体部分の意思表示形態をコンピュータ・ゲーム機入力源として用いるものである。さらにこの発明では、身体部分によって表出された各種の意思表示形態とこれに化体された意思の種別を関係づけて設定した意思表示形態・種別照会ファイルと、その各意思種別間の優劣関係を定めた意思種別評価ファイルを、予めコンピュータの記憶装置に記憶させ、所定のプレー空間内で所定のタイミングに合わせて、プレーヤーがその身体部分によって表出した意思表示形態を撮影し、この意思表示形態の撮像を画像処理してその意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成し、コンピュータの演算手段によってこの識別画像を意思表示形態・種別照会ファイルと照合することによりプレーヤーの意思の種別を特定し、また上記タイミングに合わせてコンピュータによって繰り出される仮想相手の意思の種別とプレーヤーの意思の種別を演算手段によって意思種別評価ファイルと照合することにより仮想相手の意思の種別対するプレーヤーの意思の種別の優劣を評価・判定する。

0008

またこの発明では、プレーヤーの意思表示形態を表すタイミングが所定のタイミングから外れた場合、あるいはプレーヤーの意思表示形態が所定のプレー空間から外れて形成されたり、その意思表示形態が何を意味するのか不明確な形態である場合、その意思表示形態の撮像の画像処理を完遂することなく、プレーヤーの意思表示に対し不利な評価を行えるようにもする。

0009

またこの発明では、コンピュータにプレーヤーの意思表示形態を正しく解読させるために、プレーヤーの意思表示形態を異なる角度から撮影するカメラ装置を少なくとも2基設置し、各カメラ装置の周辺に少なくとも2基の照明装置を配置して、プレーヤーの意思表示形態に陰影が現れるのを防ぎ、意思表示形態の上の陰影によって意思表示形態の撮像を正しく迅速に画像処理できるようにする。

発明を実施するための最良の形態

0010

この発明の基本的な一つの実施の形態は、所定のプレー空間でプレーヤがその身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を撮影し、この意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成し、この識別画像の特徴を表わす画像データをコンピュータの演算手段で演算して特徴量を算出し、この特徴量に基づき、前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別を特定する身体部分の意思表示形態の識別方法である

0011

この発明の基本的な他の実施の形態は、所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を撮影し、この意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成し、この識別画像の特徴を表わす画像データをコンピュータの演算手段で演算して特徴量を算出し、この特徴量に基づき、前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別を、所定の複数の意思種別の中から選定し特定する身体部分の意思表示形態の識別方法である。

0012

この発明の基本的な他の実施の形態は、所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を撮影し、この意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成し、この識別画像の特徴を表わす画像データをコンピュータの演算手段で演算して特徴量を算出し、この特徴量を、コンピュータの演算手段で、複数の意思種別をそれぞれ表わす意思種別データと照合して、前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別を特定する身体部分の意思表示形態の識別方法である。

0013

この発明の基本的な他の実施の形態は、身体部分によって表出する各種の意思表示形態とその各意思表示形態に対応する意思種別を関係づけてデータ化した意思表示形態・種別照会ファイルをコンピュータの記憶装置に記憶させ、所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって表出した意思表示形態を撮影し、この意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成し、コンピュータの演算手段で、前記識別画像の特徴を表わす画像データを前記意思表示形態・種別照会ファイルのデータと照合して前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別を特定する身体部分の意思表示形態の識別方法である。

0014

この発明の基本的な他の実施の形態は、所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を撮影し、この意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成し、この識別画像の特徴を表わす画像データをコンピュータの演算手段で演算して特徴量を算出し、コンピュータの演算手段で、この特徴量を、コンピュータによって繰り出される仮想相手の意思の種別を表わすデータと比較して前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別と前記仮想相手の意思の種別の優劣を評価するコンピュータ・ゲームの対戦評価方法である。

0015

この発明の基本的な他の実施の形態は、所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を撮影し、この意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成し、この識別画像の特徴を表わす画像データをコンピュータの演算手段で演算して特徴量を算出し、コンピュータの演算手段で、この特徴量を、コンピュータによって繰り出される仮想相手の意思表示形態に対応した意思の種別を表わすデータと比較して、前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別と前記仮想相手の意思の種別の優劣を評価するコンピュータ・ゲームの対戦評価方法である。

0016

この発明の基本的な他の実施の形態は、身体部分によって表出する各種の意思表示形態にそれぞれ化体される各意思種別間の優劣関係を特定しデータ化した意思種別評価ファイルをコンピュータの記憶装置に記憶させ、所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を撮影し、この意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成し、この識別画像の特徴を表わす画像データをコンピュータの演算手段で演算して特徴量を算出し、この特定量に基づき、前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別を特定し、コンピュータによって繰り出される仮想相手の意思の種別と前記プレーヤーの意思の種別を、前記意思種別評価ファイルと照合して、想相手の意思種別と前記プレーヤーの意思種別の優劣を評価するコンピュータ・ゲームの対戦評価方法。

0017

この発明の基本的な他の実施の形態は、身体部分によって表出する各種の意思表示形態とその各意思表示形態に対応する意思の種別を関係づけてデータ化した意思表示形態・種別照会ファイルと、前記各意思種別間の優劣関係を特定しデータ化した意思種別評価ファイルをコンピュタの記憶装置に記憶させ、所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって表出した意思表示形態を撮影し、この意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成し、コンピュータの演算手段で、前記識別画像の特徴を表わす画像データを前記意思表示形態・種別照会ファイルのデータと照合して前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別を特定し、コンピュータによって繰り出される仮想相手の意思の種別と前記プレーヤーの意思の種別を、コンピュータの演算手段によって前記意思種別評価ファイルのデータと照合して、前記仮想相手の意思種別と前記プレーヤーの意思種別の優劣を評価するコンピュータ・ゲームの対戦評価方法。

0018

この発明の他の実施の形態は、プレーヤーが、所定のプレー空間内で所定のタイミングに合わせて、プレーヤーの身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を形成し、この意思表示形態を撮影し、この意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成するものである。

0019

この発明の他の実施の形態は、プレーヤーの意思表示形態を形成する所定のタイミングを、プレーヤー側で設定するものである。

0020

この発明の他の実施の形態は、プレーヤーの意思表示形態の形成タイミングが所定のタイミングから外れた場合、前記プレーヤーに対しゲームの進行に関して不利な評価を与えるものである。

0021

この発明の他の実施の形態は、プレーヤーの意思表示形態の形成が不正常の場合、前記プレーヤーに対しゲームの進行に関して不利な評価を与えるものである。

0022

この発明の他の実施の形態は、じゃんけん・ゲームへの応用であって、意思表示形態はじゃんけん・ゲームにおける手指の形態または両足先の配置形態であり、これに対応する意思の種別はそれぞれ勝負に勝つ意思であるところの「グー」「チョキ」「パー」であり、意思種別評価ファイルは前記「グー」「チョキ」「パー」の相互間の強弱関係約定である。

0023

この発明の他の実施の形態は、身振りゲームへの応用であって、プレーヤーの身体部分によって表出される意思表示形態は、身振りにおける身体要部の静的または動的形態であり、仮想相手の意思種別はプレーヤーが倣おうとする意思表示形態であり、プレーヤーの意思の種別は仮想相手の身体要部の形態を倣う身体要部の形態であり、仮想相手の意思種別に対するプレーヤーの意思種別の評価は、仮想相手の意思種別に対するプレーヤーの意思の種別の乖離度に基づくものである。

0024

この発明の他の実施の形態は、また身振りゲームへの応用であって、レーヤーの身体部分によって表出される意思表示形態は身振りにおける身体要部の静的または動的形態であり、仮想相手の意思種別はプレーヤーが従おうとする意思表示形態への指示画像または音声であり、プレーヤーの意思の種別は仮想相手の前記指示画像または音声に従う身体要部の形態であり、仮想相手の意思種別に対するプレーヤーの意思種別の評価は、仮想相手の意思種別に対するプレーヤーの意思の種別の乖離度に基づくものである。

0025

この発明の基本的な他の実施の形態は、所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を撮影する撮影手段と、その意思表示形態を照らす照明装置と、前記撮影手段で撮影した意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成する画像処理手段と、この識別画像の特徴を表わす画像データから特徴量を算出する演算手段と、この特定量に基づき前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別を特定する意思種別特定手段を備えた身体部分の意思表示形態の識別装置である。

0026

この発明の基本的な他の実施の形態は、所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を撮影する撮影手段と、その意思表示形態を照らす照明装置と、前記撮影手段で撮影した意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成する画像処理手段と、この識別画像の特徴を表わす画像データから特徴量を算出する演算手段と、この特定量に基づき前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別を所定の複数の意思種別の中から選定し特定する意思種別特定手段を備えた身体部分の意思表示形態の識別装置である。

0027

この発明の基本的な他の実施の形態は、所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を撮影する撮影手段と、その意思表示形態を照らす照明装置と、前記撮影手段で撮影した意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成する画像処理手段と、この識別画像の特徴を表わす画像データから特徴量を算出する演算手段と、この特徴量を複数の意思種別をそれぞれ表わす意思種別データと照合して前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別を特定する意思種別特定手段を備えた身体部分の意思表示形態の識別装置である。

0028

この発明の基本的な他の実施の形態は、身体部分によって表出する各種の意思表示形態とこの各意思表示形態に対応する意思種別を関係づけてデータ化しコンピュータの記憶装置に記憶される意思表示形態・種別照会ファイルと、所定のプレー空間内でプレーヤーの身体部分によって表出した意思表示形態を撮影する撮影手段と、その意思表示形態を照らす照明装置と、前記撮影手段で撮影した前記意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成する画像処理手段と、前記識別画像の特徴を表わす画像データを前記意思表示形態・種別照会ファイルのデータと照合して前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別を特定する意思種別特定手段を備えた身体部分の意思表示形態の識別装置である。

0029

この発明の基本的な他の実施の形態は、 所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を撮影する撮影手段と、この意思表示形態を照らす照明装置と、前記撮影手段で撮影した意思表示形態の記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成する画像処理手段と、この識別画像の特徴を表わす画像データから特徴量を算出する演算手段と、この特徴量をコンピュータによって繰り出される仮想相手の意思の種別を表わすデータと比較して前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別と前記仮想相手の意思の種別の優劣を評価する評価手段を備えたコンピュータ・ゲーム装置である。

0030

この発明の基本的な他の実施の形態は、所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を撮影する撮影手段と、この意思表示形態を照らす照明装置と、前記撮影手段で撮影した意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成する画像処理手段と、この識別画像の特徴を表わす画像データから特徴量を算出する演算手段と、この特徴量をコュンピュータによって繰り出される仮想相手の意思表示形態に対応した意思の種別を表わすデータと比較して前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別と前記仮想相手の意思の種別の優劣を評価する評価手段を備えたコンピュータ・ゲーム装置である。

0031

この発明の基本的な他の実施の形態は、身体部分によって表出する各種の意思表示形態にそれぞれ化体される各意思種別間の優劣関係を特定しデータ化した意思種別評価ファイルを記憶するコンピュータの記憶装置と、所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を撮影する撮影手段と、この意思表示形態を照らす照明装置と、前記撮影手段で撮影した意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成する画像処理手段と、この識別画像の特徴を表わす画像データを演算して特徴量を算出する演算手段と、この特定量に基づき前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別を特定しコンピュータによって繰り出される仮想相手の意思の種別と前記プレーヤーの意思の種別を前記意思種別評価ファイルと照合して仮想相手の意思種別と前記プレーヤーの意思種別の優劣を評価する評価手段を備えたコンピュータ・ゲーム装置である。

0032

この発明の基本的な他の実施の形態は、身体部分によって表出する各種の意思表示形態とその各意思表示形態に対応する意思の種別を関係づけてデータ化した意思表示形態・種別照会ファイルならびに前記各意思種別間の優劣関係を特定しデータ化した意思種別評価ファイルを記憶するコンピュタの記憶装置と、所定のプレー空間内でプレーヤーがその身体部分によって表出した意思表示形態を撮影する撮影手段と、この意思表示形態を照らす照明装置と、前記撮影手段で撮影した意思表示形態の撮像を画像処理して前記意思表示形態の特徴を捕えた識別画像を形成する画像処理手段と、この識別画像の特徴を表わす画像データを前記意思表示形態・種別照会ファイルのデータと照合して前記プレーヤーの意思表示形態に化体された意思の種別を特定しコンピュータによって繰り出される仮想相手の意思の種別と前記プレーヤーの意思の種別を前記意思種別評価ファイルのデータと照合して前記仮想相手の意思種別と前記プレーヤーの意思種別の優劣を評価する評価手段を備えたコンピュータ・ゲーム装置である。

0033

この発明の他の実施の形態は、プレーヤーが、所定のプレー空間内で所定のタイミングに合わせて、プレーヤーの身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を撮影する撮影手段を備えたコンピュータ・ゲーム装置である。

0034

この発明の他の実施の形態は、プレーヤーの意思表示形態を形成する所定のタイミングをプレーヤーが設定するタイミング設定手段を備えたコンピュータ・ゲーム装置である。

0035

この発明の他の実施の形態は、プレーヤーの意思表示形態の形成タイミングが所定のタイミングから外れたことを検知し前記プレーヤーに対しゲームの進行に関して不利な評価を報知する評価手段を備えたコンピュータ・ゲーム装置である。

0036

この発明の他の実施の形態は、プレーヤーの意思表示形態の形成が不正常であることを検知し前記プレーヤーに対しゲームの進行に関して不利な評価を報知する評価手段を備えたコンピュータ・ゲーム装置である。

0037

この発明の他の実施の形態は、プレーヤーの身体部分によって各種の意思を表出した意思表示形態を異なる方向から撮影する複数のカメラ装置を備え、各カメラ装置の周辺に前記意思表示形態上に生ずる陰影を打ち消すための複数の照明装置を配設したコンピュータ・ゲーム装置である。

0038

この発明の他の実施の形態は、じゃんけん・ゲーム機への応用であって、意思表示形態はじゃんけん・ゲームにおける手指の形態または両足先の配置形態であり、これに対応する意思の種別はそれぞれ勝負に勝つ意思であるところの「グー」「チョキ」「パー」である。

0039

この発明の他の実施の形態は、身振り・ゲーム機への応用であって、プレーヤーの身体部分によって表出される意思表示形態は、身振りにおける身体要部の静的または動的形態であり、仮想相手の意思種別はプレーヤーが倣おうとする意思表示形態であり、プレーヤーの意思の種別は仮想相手の身体要部の形態を倣う身体要部の形態であり、仮想相手の意思種別に対するプレーヤーの意思種別の評価は、仮想相手の意思種別に対するプレーヤーの意思の種別の乖離度に基づくものである。

0040

この発明の他の実施の形態は、これも身振り・ゲーム機への応用であって、プレーヤーの身体部分によって表出される意思表示形態は、身振りにおける身体要部の静的または動的形態であり、仮想相手の意思種別はプレーヤーが従おうとする意思表示形態への指示画像または音声であり、プレーヤーの意思の種別は仮想相手の前記指示画像または音声に従う身体要部の形態であり、仮想相手の意思種別に対するプレーヤーの意思種別の評価は、仮想相手の意思種別に対するプレーヤーの意思の種別の隔たり度合いに基づくものである。

0041

以下を図面を参考にして、この発明の実施例を説明する。図1ないし図5は、コンピュータと「じゃんけん」を競うコンピュータ・ゲームの過程、ならびに、じゃんけん・ゲーム用コンピュータ・ゲーム装置(コンピュータが作り出す仮想相手とじゃんけん遊びをするゲーム機)にこの発明を適用した例を示し、図1は、じゃんけんで表出する身体部分(手指)の形態(意思表示形態)に化体された意思の種別(意思種別)の識別・特定方法ならびにじゃんけんを競うコンピュータ・ゲームにおける対戦評価方法の一例を示すフローチャート図5は、この発明に係るじゃんけん・ゲーム用コンピュータ・ゲーム装置の一例の外観斜視図、図4は同コンピュータ・ゲーム装置のブロック構成図、図2は、上記の意思の種別を識別・特定するひとつの手法を説明するための意思表示形態・種別対照図、図3は、上記の意思の種別ゲーム上の優劣を評価する一つの手法を説明するための意思種別評価対照図である。

0042

じゃんけん・ゲーム用コンピュータ・ゲーム装置は、図5に示すように、筐体51の前面にディスプレー52が設けられ、筐体51の前面上部には複数基のカメラ装置(撮影手段)53a,53bが取り付けられており、各々のカメラ装置53a,53bに対しそれぞれ2基の照明装置54ap,54aq,と、照明装置54bp,54bqが配設されている。筐体51の内部にはコンピュータが収められ、筐体51の前面にはスピーカ58や、じゃんけんにおける手指の形態(意思表示形態)の検知タイミングを選定するタイミング設定手段59が覗いている。タイミング設定手段59の構成はハードウエア装置に限らず、ソフトウエアのみで構成することも可能である。そして筐体51の前方に位置する限られた空間(カメラ装置53a,53bが被写体を十分的確に撮影できる範囲の空間)が所定のプレー空間55となり、プレーヤーはこの所定のプレー空間55内で、舞台51aを背景に、所定の「じゃんけん『ポン』」のタイミングに合せて、手指を使って、じゃんけんの意思表示形態となる「石(グー)」「鋏(チョキ)」「紙(パー)」の何れかの意思表示形態56を表出する。

0043

一方、コンピュータによって作り出されたじゃんけん・ゲームの仮想相手(プレーヤーのじゃんけん対戦相手)表出するじゃんけんの意思表示形態(仮想相手の意思表示形態)57がディスプレー52上に表わされ、プレーヤーはこの仮想相手とじゃんけん・ゲームを競う。言うまでもなく、プレーヤーならびに仮想相手の意思表示形態(「石」「鋏」「紙」)56,57には、じゃんけんのルールに従った各意思表示形態(「石」「鋏」「紙」)間の強弱関係を意識した意思の種別(意思種別を「グー」「チョキ」「パー」で表わす)が化体されている。

0044

仮想相手の各意思表示形態57は、例えばコンピュータ・プログラムによってランダムに繰り出される。ディスプレー52上に表わされる仮想相手の意思表示形態57は、必ずしも手指の形態(「石」「鋏」「紙」)でなくても、仮想相手の意思の種別を表示する文字記号、図形などであっても良く、またプレーヤーと仮想相手のじゃんけん勝負の結果のみを表示することも考えられる。さらにディスプレー52上には仮想相手の意思表示形態57を表わさず、スピーカ58で音声で表わしたり、別に設けた人形で仮想相手の意思表示形態を表わすことも考えられる。なお、通常じゃんけんの意思表示形態は手指で表現されるが、両足先の配置形態で表現することも可能であり、その場合は所定のプレー空間55内にある舞台51a上で、「グー」「チョキ」「パー」の意思の種別に対応する両足先の配置形態を表現すれば良い。

0045

プレーヤーの意思表示形態56は照明装置54ap,54aq,54bp,54bq,で照明されカメラ装置53a,53bで撮影される。カメラ装置53a,53bで撮影された意思表示形態56の撮像はコンピュータで画像処理(撮影画像2値化、画像のノイズ除去、画像の切り抜き、など)がなされて識別画像が形成され、コンピュータによってこの識別画像から、プレーヤーの意思表示形態56に化体されたプレーヤーの意思の種別(「グー」「チョキ」「パー」のいずれかの種別)が特定され、さらにコンピュータによってこのプレーヤーの意思の種別と仮想相手の意思の種別57とを比較して両者の意思の種別の優劣(じゃんけんの結果としてのプレーヤーの勝ち負け)を評価・判定し、その判定結果をディスプレー52上に表示60で報知し、また表示60と同時に、あるいは表示60に代えてスピーカ58から音声でじゃんけん勝負の結果を報知しても良い。

0046

何れにしてもこの発明で重要なことは、プレーヤーの意思表示形態56の特徴をカメラ装置53a,53bで的確に撮影し、且つその撮像を迅速に画像処理して明確な識別画像解析が得られることであり、そのために上記実施例に見るように幾つかの手段が採られている。即ちプレーヤーの意思表示形態56を1基のカメラ装置で1方向のみから撮影する場合には、カメラ装置に対する意思表示形態56の位置や傾き加減によっては、意思表示形態56の特徴を撮影する上での死角が生じ意思表示形態56の特徴を捕らえることができないことがある。このため、この発明では、意思表示形態56を異なる方向から撮影する少なくとも2基のカメラ装置53a,53bを用いて、意思表示形態56の特徴を的確に撮影する上で、出来る限り死角が生じないようにしている。なお、前記死角を除くために、さらに必要であれば、カメラ装置を3基以上配設して意思表示形態56をさらに多くの適切な方向から撮影できるようにすれば良い。また、照明によって意思表示形態56に陰影が現われると、意思表示形態56の撮影画像に多くの陰影や強い陰影が残り、画像処理の過程で画像を2値化して解析する際、これらの陰影が解析の障害となることが多い上に、画像解析のための演算量を多く要することになって迅速な画像処理が損なわれることから、この発明では、照明装置の光源多元化してカメラ装置の脇に光学的にバランスをとって配設することにより、各光源からの照明によって意思表示形態56上に生ずる陰影を互いに打ち消して画像解析への障害を除き且つ画像解析のための演算量を大幅に削減するようにしている。そして上記実施例では、各カメラ装置53a,53bの脇に最少の2基の照明装置54ap,54aqと照明装置54bp,54bp,を配設している。もとより理論的には各カメラ装置53a,53bの光軸上に照明の光源を配配置すれば陰影の問題は生じないが、現実には物理的にその配置が不可能であることから、これに代わる実用的な手段として、照明装置の光源を環状(ドーナツ状)にして、この環状の光源をカメラ装置の光軸と同心的に配設すれば、各カメラ装置に配設する照明装置が1基でも、意思表示形態56上に生ずる陰影を抑えることができる。さらに意思表示形態56の輪郭を鮮明に写し出せるように意思表示形態56の背景となる舞台51aの材質色彩・色調を吟味している。

0047

また従来のじゃんけん・ゲーム用コンピュータ・ゲーム装置では、「じゃんけん『ポン』」のタイミング、即ち意思表示形態56の撮影画像を検知(画像認識)するタイミングはコンピュータ側で固定的に設定されている。このためプレーヤーのリズム感の善し悪しによってプレーヤーのじゃんけんのタイミングが上手く合わないことが可なりあり、特に幼児にとってタイミングを合せることに困難を伴う。これに対しこの発明の上記実施例では「じゃんけん『ポン』」のタイミングをプレーヤー側から設定し得るタイミング設定手段59を設けたものである。即ちタイミング設定手段59は、カメラ装置53a,53bの撮像結果を解析して一定の条件を満たすか否かをチェックする条件チェック手段を有しており、意思表示形態56の撮像結果がある条件を満たした瞬間をトリガとすることで画像識別のタイミングを決定するものである。この結果、タイミングの設定はプレーヤー側で決定されることになり、プレーヤーがタイミングを合わせことの難しさが解消される。なお、タイミング設定手段59はハードウエア装置でなくともソフトウエアのみでも構成し得る。

0048

次に上記のじゃんけん・ゲーム用コンピュータ・ゲーム装置に用いられている身体部分の意思表示形態の識別方法およびコンピュータ・ゲームの対戦評価方法のプロセスは図1に示す通りである。これら識別方法および対戦評価方法のプロセスを図2図3図4を参考に説明する。先ずステップS1において、意思表示形態・種別照会ファイルF1と意思種別評価ファイルF2と仮想相手の意思の種別の繰り出しプログラムF3をコンピュータ40の記録装置42に設定し記憶させる。意思表示形態・種別照会ファイルF1は、各種の意思表示形態(各識別画像)と、これに化体された意思の種別の対応関係を示したデータ群であり、この意思表示形態・種別照会ファイルF1の骨子を説明用に図表化したものが図2の意思表示形態・種別対照図である。

0049

意思種別評価ファイルF2は、プレーヤーの意思の種類(意思種別記号)および仮想相手の意思の種類(意思種別記号)の各種の組み合わせと、周知のじゃんけんルールに従った、それら各組み合わせにおけるプレーヤーの勝敗の関係(即ち各種の意思の種別の間の優劣関係)を定めるデータ群である。この意思種別評価ファイルF2の骨子を説明用に図表化したものが図3の意思種別評価対照図である。

0050

そしてズ3の意思種別評価対照図に示すように、、じゃんけんでプレーヤーが表出する意思表示形態(「石」「鋏」「紙」)のタイミングがずれて遅かったり(遅出し)早かったり(早出し)した場合は共にプレーヤーの方を負けとするように約定されている。またプレーヤーが所定のプレー空間55の外で意思表示形態を表わしたり意思表示形態56の表現が不完全で意思表示形態56から明瞭な識別画像が得られない場合も、プレーヤーの方を負けとするように約定されている。このような約定は、プレーヤーが表出する意思表示形態が不完全であったり、じゃんけんのルールに反した場合、ゲームの進行面でプレーヤーが不利になる評価をして、ゲームの緊張感を高め、公正魅力あるゲームの維持を図ろうとするものであるが、ゲームの進行面でプレーヤーが不利になる評価の手段は、上記実施例のように、プレーヤー意思の種別を不利に評価してじゃんけんの勝敗をプレーヤー負けと判定するもののほか、例えばそのゲームを没収することにするなど多様に考えられる。また仮想相手の意思の種別も繰り出しプログラムF3は、コンピュータによって仮想相手の意思の種別をランダムに繰り出すコンピュ

0051

次にステップS2において、タイミング設定手段59によって、「じゃんけん『ポン』」のタイミングの設定・指示を従来のようにコンピュータ側に任すのかプレーヤーの条件で決めるようにするのかプレーヤーが選択する。これでじゃんけん・ゲームの準備が整ったので、ステップS3において、プレーヤーと仮想相手がタイミングを合せて、「グー」「チョキ」「パー」の何れかの意思を表わす。そしてステップS4において、カメラ装置53(53a,53b)によってプレーヤーの意思表示形態56が撮影され、撮影画像(撮像)P1が得られる。次いでステップS5において、先のプレーヤーの意思表示のタイミングが合っていたか否かがチェックされ、そのタイミングが合っていた場合は、ステップS6において、プレーヤーの意思表示形態(「石」「鋏」「紙」)の表現がプレー空間55の内で正常に表現されたか否か、その良否がチェックされる。その結果が良い場合、ステップS7において、コンピュータ40の中央処理装置(演算手段)41によってプレーヤーの先の意思表示形態の撮像P1を画像処理する。画像処理は撮像P1を2値化処理してノイズを含んだ2値化画像P2に変え、2値化画像P2をノイズ除去処理して画像P3とし、さらに画像P3を切り抜き処理して、ステップS8において識別画像P4を得る。そしてステップS9において、中央処理装置(演算手段)41によって識別画像P4特徴を表わす画像データと意思表示形態・種別照会ファイルF1のデータと照合してプレーヤーの意思の種別を特定し、続いてステップ10においてプレーヤーの意思の種別と仮想相手の意思の種別が異なるか否かの比較を行う。その結果、両者の意思の種別が異なっていれば、ステップS11において中央処理装置41によって、両者の意思の種別の組み合わせを意思種別評価ファイルF2のデータと照合してプレーヤーの意思の種別の優劣評価(勝ち負け判定)を行い、ステップS12において、その評価結果を映像出力装置44・ディスプレー52あるいは音声出力装置45・スピーカ58で報知して1回のじゃんけん勝負が終わる。

0052

またステップS10において、プレーヤーの意思の種別と仮想相手の意思の種別が同じであった場合は、ステップ2に返って再度じゃんけんが行われ上記のプロセスが繰り返される。他方、ステップS5においてプレーヤーの意思表示のタイミングがあっていなかったとされた場合、あるいはステップS6においてプレーヤーの意思表示形態が正常に表れていなかったとされた場合は、撮像P1no画像処理を完遂することなくステップS11に移って意思種別評価ファイルF2のデータに照らしてプレーヤー負けの評価となって報知される。

0053

図4は、図5に示したじゃんけん・ゲーム用コンピュータ・ゲーム装置のブロック構成を示すもので、同装置はコンピュータ40とカメラ装置53(53a,53b)照明装置54(54ap,54aq,54bp,54bq)およびタイミング設定手段59からなり、コンピュータ40は演算装置を含む中央処理装置41、記憶装置42、入出力制御部43、出力装置(映像出力装置)44、出力装置(音声出力装置)45、入力装置46などからなり、記憶装置42には、前述の意思表示形態・種別照会ファイルF1ならびに意思種別評価ファイルF2と仮想相手の意思種別の繰り出しプログラムF3が記憶されている。同装置の機能や各部の働きについては、前述の説明からも明らかであるが、プレーヤーの身体部分で表出した意思表示形態56を照明装置54(54ap,54aq,54bp,54bq)で照らし、カメラ装置53(53a,53b)で撮影する。そしてタイミング設定手段59からのタイミング信号に基づいて、プレーヤーの意思表示形態56の撮像データが直接コンピュータ40の入力装置から入力され、中央処理装置(演算手段)41により画像処理されて識別画像P4が形成される。そして中央処理装置41によりて識別画像P4の特徴を表わす画像データを意思表示形態・種別照会ファイルF1のデータと照合してプレーヤーの意思の種別を認識し特定する。次にこの特定されたプレーヤーの意思表示の種別と、仮想相手の意思の種別(仮想相手の意思種別の繰り出しプログラムF3に基づいてコンピュータ40によって繰り出される仮想相手の意思の種別)とを、中央処理装置(演算手段)41により意思種別評価ファイルF2のデータと照合して、両者の意思表示の種別の間の優劣関係(両者のじゃんけんの勝ち負け)を判定し、その結果を映像出力装置44あるいは音声出力装置45でプレーヤーに報知してゲームを楽しませるものである。

0054

図6は、この発明の他の実施例としての身振り演習用コンピュータ・ゲーム装置を示したものである。61は筐体、61aは舞台、62はディスプレー、63a,63bはカメラ装置、64ap,64aq,64bp,64bqは照明装置、65はプレー空間、66はプレーヤーの意思表示形態(身振り、踊り、など)、67は模範となる仮想相手の意思表示形態、68はスピーカ、70は評点表示で、同コンピュータ・ゲーム装置の構成および同コンピュータ・ゲーム装置に採り入れられている意思表示形態の識別方法は基本的に図5に示したじゃんけん・ゲーム用コンピュータ・ゲーム装置におけるものと同じである。しかしこの身振り演習用コンピュータ・ゲーム装置は、身体部分で表現する意思表示形態が動的な身振り形態を含むものであり、仮想相手の意思表示の種別は模範となる身体要部の意思表示形態で動的な身振り形態を含むものであり、プレーヤーの意思表示の種別は模範となる仮想相手の身振り形態に倣う身振り形態であり、ここで用いる意思種別評価ファイルは、例えば仮想相手の身振り形態に対するプレーヤーの身振り形態の乖離度とそれに対する減点度を表わしたものとすることができる。そこで例えばコンピュータが繰り出す仮想相手の模範の身振り形態67をディスプレー62上に映し出し、仮想相手の模範の身振り形態67を倣おうとするプレーヤーがディスプレー62を見ながら舞台61aの上で仮想相手の身振り形態67に合せて身体を動かす。そして幾つかの主要な身振り形態の時点でプレーヤーの身振り形態66をカメラ装置63で撮影し、その撮像を画像処理し、同時点の仮想相手の画像と比較して両者の乖離度を演算し、意思種別評価ファイルと照合してプレーヤーの評価点を決定し、その評点表示70をディスプレー62上に表わして報知することができる。このような身振り演習用のコンピュータ・ゲーム装置は幅広い層で楽しめる上に、手話や踊りの学習用としても実用的効果が期待できる。

発明の効果

0055

上記の実施例からも明らかなように、この発明に係る身体部分の意思表示形態の識別方法、身体部分の意思表示形態の識別装置、コンピュータ・ゲームの対戦評価方法、コンピュータ・ゲーム装置では、プレーヤーの意思をコンピュータあるいはコンピュータ・ゲーム装置に伝える手段として、他の入力変換手段(機械的選択スイッチ、ジョイティック、など)を介したり他の入力信号に変換したりすることなく、プレーヤーの種々の意思が込められたプレーヤーの身体部分の意思表示形態を撮影し、この意思表示形態の撮影画像の画像データを直接的にコンピュータあるいはコンピュータ・ゲーム装置に入力し、その撮像を画像処理し画像解析してプレーヤーの意思表示を解読し、以後この意思表示が絡んだゲームその他の処理がコンピュータを介して実行されるもので、プレーヤーとコンピュータの間のインターフェースが極めて直接的で自然なものとなり、意思表示の入力が極めて簡単、迅速、且つ自然に行えるようになる。この結果、コンピュータ・ゲームの分野では、ゲームの流れが円滑になり、スピード感、迫力、臨場感を著しく高めることができるようになり、また入力操作に困難を伴っていた幼児や高齢者もこの種のゲームに参加しやすくなる。また身体部分の意思表示形態の入力を連続的に円滑に行うことができるので、身体の連続的な動きをも対象とするコンピュータ・ゲーム装置(例えば身振り演習装置など)の用途開発に役立つものである。

0056

意思表示形態の撮影に当たっては、意思表示形態を複数の撮影手段で角度を変えて撮影するので、死角に陥ることなく、意思表示形態の特徴を的確に捕らえることができる上に、意思表示形態に陰影ができないよう、各撮影手段の脇に少なくとも2基に照明装置を配設し、あるいは環状の光源を各撮影手段の光軸と同心的に配設するので、意思表示形態の撮像の画像処理に当たり画像解析に要する演算量を大幅に削減できる上に正確な画像処理と解析を行うことができる。

0057

またじゃんけん・ゲーム用コンピュータ・ゲーム装置のように、タイミングを合せてプレーすることが必要なコンピュータ・ゲーム装置においては、プレーヤー側の条件でタイミングを設定できるようにもするので、リズム感に問題がある幼児でも、タイミング合わせの緊張感やプレッシャーを伴うことなくゲームに参加することができるようになる。またタイミング合せが必須である、じゃんけん・ゲーム用コンピュータ・ゲーム装置では、プレーヤーの意思表示形態(「石」「鋏」「紙」)を示すタイミングがずれたり、意思表示形態の表現が適正でなかった場合、これらを検知してプレーヤーに対し、プレーの進行上不利な評価・判定を出すようにしているので、ゲームの緊張感と公正なゲーム運びを維持できる。

図面の簡単な説明

0058

図1この発明による意思表示形態の識別方法の過程を示すフローチャート。
図2同意表示形態の識別方法を説明するための意思表示形態・種別対照図。
図3この発明によるコンピュータ・ゲームの対戦評価方法を説明するための意思種別評価対照図。
図4この発明の実施例を示すじゃんけん・ゲーム用コンピュータ・ゲーム装置のブロック構成図。
図5同コンピュータ・ゲーム装置の外観斜視図。
図6この発明の他の実施例を示す身振り演習用コンピュータ・ゲーム装置の外観斜視図。

--

0059

S1〜S12 :ステップ
P1 :撮像
P2 :2値化画像
P3 :ノイズ除去処理画像
P4 :識別画像
F1 :意思表示形態・種別照会ファイル
F2 :意思種別評価ファイル
F3 :仮想相手の意思種別の繰り出しプログラム
40 :コンピュータ
41 :中央処理装置(演算装置)(画像処理手段)(意思種別特定手段)(評価手段)
42 :記憶装置
43 :入出力制御部
44 :出力装置(映像出力装置)
45 :出力装置(音声出力装置)
46 :入力装置
51,61 :筐体
51a,61a:舞台
52,62 :ディスプレー
53 :カメラ装置(撮影手段)
53a,53b:カメラ装置(撮影手段)
63a,63b:カメラ装置(撮影手段)
54 :照明装置
54ap,54aq,54bp,54bq:照明装置
64ap,64aq,64bp,64bq:照明装置
55,65 :プレー空間
56,66 :プレーヤーの意思表示形態
57,67 :仮想相手の意思表示形態
58,68 :スピーカ
59, :タイミング設定手段
60,70 :表示

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