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技術 表面処置用の複合フィルム

出願人 ロレアル
発明者 ジァン・ルイ、ゲレ
出願日 1990年8月10日 (29年3ヶ月経過) 出願番号 1999-345882
公開日 2000年8月22日 (19年2ヶ月経過) 公開番号 2000-229851
状態 拒絶査定
技術分野 医薬品製剤
主要キーワード 網シート メッシュ穴 滑り処理 閉鎖層 カレンダ掛け 接着区域 メッシュ寸法 いかだ
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課題

表面とくに皮膚の領域の局部的処置トリートメント)用の複合フィルムを提供する。

解決手段

閉鎖層と、内部に活性水性相を閉じ込めておりそして前記閉鎖層に結合している保持層と、この保持層に結合している除去自在の保護層とを備えた複合フィルムにおいて、この除去自在の保護層を収容体の形状とする。

概要

背景

概要

表面とくに皮膚の領域の局部的処置トリートメント)用の複合フィルムを提供する。

閉鎖層と、内部に活性水性相を閉じ込めておりそして前記閉鎖層に結合している保持層と、この保持層に結合している除去自在の保護層とを備えた複合フィルムにおいて、この除去自在の保護層を収容体の形状とする。

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請求項1

閉鎖層と、内部に活性水性相を閉じ込めておりそして前記閉鎖層に結合している保持層と、この保持層に結合している除去自在の保護層とを備え、この除去自在の保護層を収容体の形状としたことを特徴とする複合フィルム

請求項2

収容体の形状を少くとも前記保持層の前記閉鎖層とは反対側の表面を覆う底部と前記保持層の側面を覆う側壁部とを有する箱形としたことを特徴とする請求項1に記載のフィルム

請求項3

保持層を、少なくとも1種類のゲル化剤によりゲル化した活性水性相から成る介在物を内部に配置したシリコーン重合体から成るマトリクスにより構成し、そして(a) 前記シリコーン重合体マトリクスは処置しようとする表面に対して接着性であり、(b) 前記ゲル化活性水性相は前記保持層の全重量の10ないし50重量%であり、(c) 前記ゲル化活性水性相介在物の平均寸法は0.05ないし3mmであって、この平均寸法は大きくても前記保持層の厚さに等しいものとし、そして(d) 前記閉鎖層とは反対側の前記保持層の面の内側に、この保持層を機械的に補強するウエブを埋込んである、ことを特徴とする請求項1に記載のフィルム。

請求項4

保持層は0.2ないし4mmの厚さであり、ウエブの厚さは0.01ないし1.5mmの厚さであって、この厚さは保持層の厚さに含まれる従って大きくても保持層の厚さに等しいものしたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のフィルム。

請求項5

フィルム使用により処置する表面を皮膚の1領域とし、又前記活性水性相が少なくとも1種類の化粧剤又は医薬剤或はこれ等の両方を含むようにしたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のフィルム。

請求項6

ゲル化水性相を水、水/プロピレングリコール混合物、少なくとも1種類の化粧用又は医薬用或はこれ等の両用の活性水溶性物質水溶液及び水溶性の化粧用又は医薬用或はこれ等の両用の活性物質の水の乳濁液又は分散液から成る群から選んだ製品により構成したことを特徴とする請求項5に記載のフィルム。

請求項7

ゲル化水性相として、非水溶性活性物質の水内の乳濁液又は分散液を使ったフィルムにおいて、非水溶性活性物質として脂溶性剤を含む油を使ったことを特徴とする請求項6に記載のフィルム。

請求項8

ゲル化剤として水の存在で膨潤する薬剤を使ったことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のフィルム。

請求項9

ゲル化剤として、天然物質合成セルロース誘導体又は合成重合体を使ったことを特徴とする請求項8に記載のフィルム。

請求項10

ゲル化剤としてゼラチンを使ったことを特徴とする請求項9に記載のフィルム。

請求項11

ゲル化剤として超吸収性交差結合ポリアクリレートを使ったことを特徴とする請求項9に記載のフィルム。

請求項12

シリコーン重合体から成るマトリクスが植物性又は鉱物性の分散親水性粒子を含むようにしたことを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載のフィルム。

請求項13

親水性粒子として繊維又は粉末を使ったことを特徴とする請求項12に記載のフィルム。

請求項14

シリコーン重合体から成るマトリクスに、前記シリコーン重合体の重量に対して50重量%までの親水性粒子を含めたことを特徴とする請求項12または13に記載のフィルム。

請求項15

除去自在の保護層として、除去自在な保護表面フィルムを使ったことを特徴とする請求項1ないし14のいずれかに記載のフィルム。

請求項16

前記の閉鎖層及び保護表面フィルムを、エラストマーを含む又は含まない熱可塑性重合体シートから構成したことを特徴とする請求項15に記載のフィルム。

請求項17

前記熱可塑性重合体を、ポリ塩化ビニルエチレン及びビニルアセテート共重合体ポリエチレンポリエステル、及びポリウレタンから成る群から選定したことを特徴とする請求項16に記載のフィルム。

請求項18

前記の閉鎖層及び保護表面フィルムを共にポリエチレンシートにより構成したことを特徴とする請求項17に記載のフィルム。

請求項19

前記閉鎖層が0.01ないし0.1mmの厚さを持ち、前記保護表面フィルムが0.05ないし0.3mmの厚さを持ち、前記保護表面フィルムの厚さを前記閉鎖層の厚さの1.5倍ないし3倍にしたことを特徴とする請求項18に記載のフィルム。

請求項20

前記保持層のウエブを、穴あきのプラスチック材シート、穴あき不織布シート又は織り網シートにより構成し、前記の不織布又は網を天然又は合成の繊維により構成したことを特徴とする請求項1ないし19のいずれかに記載のフィルム。

請求項21

非水和状態のゲル化剤を前記保持層のシリコーン重合体中に導入して分散させ、この混合物を前記閉鎖層を構成するシートに被覆し、前記複合フィルムのウエブを定位置に位置させ、前記保持層のシリコーン重合体の部分的交差結合を生じさせ、このようにして得られるフィルムを複合フィルムの保護層を構成する収容体内に入れた活性水性相内に浸すことを特徴とする請求項1に記載の複合フィルムの製法

請求項22

非水和状態のゲル化剤を前記保持層のシリコーン重合体中に導入して分散させ、この混合物を前記閉鎖層を構成するシートに被覆し、前記複合フィルムのウエブを定位置に位置させ、前記保持層のシリコーン重合体の部分的交差結合を生じさせて得られたサブアセンブリと、複合フィルムの保護層を構成する収容体と、活性水性相とから成ることを特徴とする請求項1に記載の複合フィルム製造用キット

技術分野

0001

本発明は、表面とくに皮膚の領域の局部的処置トリートメント)用の複合フイルムと前記フィルム製法とに関する。

0002

皮膚透過効果によりとくに水溶液又は水性溶液状の医薬品又は化粧トリートメント品を皮膚にしみ込ませることができるようにするフィルムを皮膚に当てがうことはよく知られている。

0003

とくに欧州特許願EP−A−0,285,563号明細書ではこの目的に、若干の逐次の層を次の順序で備える複合フィルムを使うことは従来提案されている。第1のいわゆる閉鎖層は一般に、トリートメント品に対し不透過性でその蒸発を防ぎ又皮膚透過効果を容易に生じさせるようにした物質シートから成っている。第2の層いわゆる保持層はトリートメント品から成っている。この層は一般に皮膚に接触させる。この複合フィルムを皮膚に当てがいやすくするように保持層にトリートメント品を透過できる接着剤層被覆する。最後にこれ等の複合フィルムは貯蔵中には除去自在の表面フィルムにより保護することが多い。この表面フィルムは、使用時には引きはがすことにより除くことができ、又閉鎖層の位置する側とは反対の側に配置する。

0004

これ等の複合フィルムでは、保持層として、水性相とくに水の相の微小滴分散状に含むシリコーンの層を使うことが提案されている。この複合フィルムを皮膚に当てがうと、閉鎖層により水が保持層で集合する。水と水性相内に存在するその他の活性物質との皮膚を通る移動はこのようにして容易になる。しかし水はこのような保持層から迅速に蒸発し数時間後には実際上消滅する。従ってこれ等のフィルムを保持し貯蔵することはできない。水性相とこの水性相に対する少なくとも1種類のゲル化剤とをシリコーン層内に導入することにより水の蒸発を著しく減らすことが従来提案されている(このことについてはEP−A−0,117,278号明細書参照)。しかしこのようなフィルムの場合には、保持層に重合体マトリクス内に分散したゲル化水性相を満たすときは、皮膚透過効果を使い処置のために皮膚にフィルムを確実に固着するには接着剤層を使うことが従来つねに必要であった。実際上ゲル化水性相の量が保持層内で約10重量%を越えるとすぐに、シリコーンマトリクス重合の部分的性質によって自動接着性を持ちしかも使用中に破砕するのを防ぐのに十分な機械的強さを持つシリコーン重合体マトリクスを製造することが実用上不可能となる。この場合保持層に接着剤層を使用すると、接着剤が水を透過させるものであっても皮膚への透過効果が低下してしまい、また製法で付加的段階を必要とし、この場合製品原価が増す。

0005

本発明者は、前記した欠点を除くことができるようにする複合フィルムを提供するものである。このフィルムではシリコーン重合体マトリクスは、保持層の全重量に対して50重量%までのゲル化水性相を含む。このマトリクスは、これに自動接着性を与えるのに部分的に重合するだけである。このマトリクスの機械的強さは、このマトリクス内に設けられ保持層の補強を形成するウエブによって確実に得られる。このウエブのメッシュ穴はトリートメントを実施するようにした水性相の流れに干渉しないだけ十分であるが、しかも処置表面と含有ゲルとの間に障壁を形成して処置表面へのマトリクスの自動接着性を生じさせるのに十分なだけ拘束される。ウエブ保持層及び含有ゲルの各寸法は、本発明複合フィルムの良好なトリートメント効果、容易な取扱い及び自動接着性が同時に得られるように定める。

0006

従って本発明は、閉鎖層と、内部に活性水性相を閉じ込めておりそして前記閉鎖層に結合している保持層と、この保持層に結合している除去自在の保護層とを備え、この除去自在の保護層を収容体の形状としたことを特徴とする複合フィルムにある。

0007

収容体の形状は少くとも前記保持層の前記閉鎖層とは反対側の表面を覆う底部と前記保持層の側面を覆う側壁部とを有する箱形とすることが好ましい。保持層は、少なくとも1種類のゲル化剤によりゲル化した活性水性相から成る介在物を内部に配置したシリコーン重合体から成るマトリクスにより構成し、そして(a) 前記シリコーン重合体マトリクスは処置しようとする表面に対して接着性であり、(b) 前記ゲル化活性水性相は前記保持層の全重量の10ないし50重量%であり、(c) 前記ゲル化活性水性相介在物の平均寸法は0.05ないし3mmであって、この平均寸法は大きくても前記保持層の厚さに等しいものとし、そして(d) 前記閉鎖層とは反対側の前記保持層の面の内側にこの保持層を機械的に補強するウエブを埋込んであることが好ましい。

0008

保持層は0.2ないし4mmの厚さであり、ウエブの厚さは0.01ないし1.5mmであってこの厚さは保持層の厚さに含まれる従って大きくても保持層の厚さに等しいものとすることが好ましい。

0009

水性相内のゲル化剤の存在は保持層からの水の蒸発を著しく遅くし、又この保持層により作った複合フィルムは普通の使用条件で十分な時間にわたり貯蔵することができる。さらにゲル化剤の存在のもとで一層多量の水を保持層内に導入することができる。たとえばポリビニルアルコールの存在のもとで60重量%の水を保持層のマトリクス内に導入することができるが、ゲル化剤が存在しないと水は30重量%を越えることはできない。この説明は何等限定しようとするものではないが、この場合フィルムを取扱っている間に介在物のセル破れ又はこのセルが保持層の縁部に位置することにより開いてしまっても、水性相は介在物がゲル化しているのでこの水性相の存在するセルから流れ出ることがないために、貯蔵水性相の量が増大するものと考えられる。この場合損耗が減り閉鎖層の縁部に始まる乾燥を防ぐ。

0010

本願ではシリコーン重合体は、C1 −C6アルキル基アリール基又はar(C1 −C2 アルキル基から成る群から選定した基によりSi原子置換した線形有機ポリシロキサンのことである。終端けい素原子三置換される。この種の有機ポリシロキサンはとくに米国特許第2,541,137号、同第2,723,966号、同第2,863,846号、同第2,890,188号、同第2,927,907号、同第3,002,951号、及び同第3,035,016号の各明細書に記載してある。

0011

本発明による複合フィルムの好適な実施例ではこのフィルムを使い処置した表面は皮膚の1領域であり、活性水性相は少なくとも1種類の化粧品又は医薬品或はこれ等の両方を含む。

0012

水性相は水又は水/プロピレングリコール混合物から成っている。水性相は又少なくとも1種類の化粧用又は医薬用或はこれ等の両用の活性物質の水溶液でもよい。水性相は又非水溶性の物質たとえば脂溶性の活性物質を含む油の乳濁液又は分散液から成る。水性相に導入できる水溶性又は脂溶性の化粧品用又は医薬品用或はこれ等の両用の活性物質のうちには限定するわけではないが次のものがある。

0013

パンテノール脾臓抽出物グアノシン胸腺ペプチドオリゴ要素のような細胞酸化因子ヒドロキシプロリン酵母の抽出物、胎盤の抽出物、生長因子アジアセンテラ(Centella asiatica)、胎兒抽出物又はその他の生物学的抽出物及びセレブロシドスフインセリル又はセラミド(Ceramide)形のその他のリピドのような再生の、栄養のある又は治癒性或はこれ等の各性質を持つ活性剤モノメチルシラノールラクテートマンヌロネート、トリメチルシラノール及びアルケミーユ(alchemille)のような健康増進剤。アムニオチック液、アルブミン血清及びの血清のようなフィルム形成剤又は張力剤或はこれ等の両方。グリセリン尿素ナトリウムラクテート、ムコ多糖類アミノ酸、ヒアルウロン酸フイラグリノール、キチン質及びキトサン誘導体ペプチド、DNA、コラーゲンエラスチンのような水和剤ビタミンC、B2 、H、パンテノール、B6 、PP、葉酸マグネシウム2−アスコルビルホスフエートのような水溶性ビタミン脂溶性ビタミン又はその誘導体たとえばビタミンA、E、F、ビタミンAパルミテートレチノールグリシルレチン酸、α−ビサボロールアラントインパルミチルコラーゲン酸又はアセチルサルチル酸のような抗炎症剤。たとえばきづた、藻類白樺、ルスカス又はなぎいかだ二裂いちよう、ちょうせんにんじん、とくさ又はアロエのような植物の抽出物。ヒドロキノン又はこうじ酸のような漂白剤カフェインのようなキサンチン酸塩基、α−トコエロールニコチネートメチルニコチネート、メントールしょうのうアジア酸(asiatic acid)、エスチン脂環式酸又はチオキソロンのような他の種種の特殊剤。ゲル化剤は、水で膨潤するゲル化剤がよい。本発明により使うことのできるゲル化剤のうちではでんぷん天然樹脂グアルゴムアラビアゴムトラガカントゴム)、カゼイン、植物コロイドカラギネート、アルギネート寒天)及びなるべくはゼラチンのような天然物質カルボキシメチルセルロースのような半合成セルロース誘導体、ポリビニルアルコール水溶性ビニル重合体たとえば商品カーボポール(Carbopol)としてグッドリッチ(Goodrich)社から市販されている製品となるべくは水中で高い膨潤率を持つ超吸収剤交差結合ポリアクリレートたとえば商品名AQUAKEEPとしてノーソラー(NORSOLOR)社から市販されている製品とのような合成重合体、がある。

0014

シリコーンマトリクスは、分散状の水性相介在物を含む。この介在物の寸法は、保持層の製造中に成分を混合するのに使うかきまぜを調節することにより制御する。この介在物の平均寸法は大きくとも保持層の厚さと等しいものとする。保持層の厚さは0.2ないし4mmとし、介在物の平均寸法は0.05ないし3mmとするのが好ましい。

0015

保持層は又よく知られているようにシリコーンを交差結合する触媒を含む。さらに保持層は、植物性又は鉱物性の分散親水性粒子を含む。これ等の粒子は繊維又は粉末でよい。保持層はシリコーン重合体の重量に対して50重量%までの親水性粒子を含む。保持層のマトリクス内への親水性粒子の導入の利点は、この場合、本発明フィルムを当てがった表面の処置に応答できる水性相の流出が毛管作用により促進されることがある。

0016

本発明によれば、保持層は、この層を機械的に補強する非腐敗性ウエブを含む。このウエブは穴あきプラスチック材、穴あき不織布又は織網のシートから成っている。この不織布又は網は天然又は合成の繊維から成っている。これはたとえば仏国特許第2,620,914号明細書に記載してあるようなポリアミド網である。このウエブの厚さは大きくても保持層の厚さに等しいものとし、好ましくは0.01ないし1.5mmである。

0017

保持層は、かきまぜ作用により前もってゲル化した活性水性相を非交差結合のシリコーン重合体に混合することにより作ることができる。この保持層は又混合作用により、非交差結合シリコーン、活性水性相及びゲル化剤を混合することによって作ることができる。かきまぜによる混合は、シリコーン重合体の交差結合の開始を防ぐように1ないし3℃で又は室温で或は又ゲル化剤が液状にある温度で実施する。保持層を形成するようにした混合物は交差結合触媒を含む。この混合物は、1ないし120min の時限にわたり25ないし150℃の温度に加熱する。交差結合触媒の量と加熱とは、保持層のシリコーンの不完全な交差結合が得られるように選定して満足の得られる自動接着性を利用できるようにする。

0018

前記した保持層のほかに本発明による複合フィルムは閉鎖層を備えている。この閉鎖層は、エラストマーを含む又は含まない熱可塑性材から成るシート、とくにポリ塩化ビニルエチレン及びビニルアセテート共重合体ポリエチレンポリエステル又はポリウレタンから成るシートが好適である。このシートは型押しし又は微細孔を形成する。閉鎖層及び保持層の間の接着性を高めるには非滑動性の処置を行うのがよい。ポリエチレンシートにより閉鎖層を作るように選定するのはとくに有利であり、シリコーン重合体マトリクスを自動接着性であるように十分なだけ交差結合させることにより可能である。この材料が良好な水不透過性を持つことによってポリエチレンの使用の利点が得られ、貯蔵時に本発明複合フィルムは、保持層を閉鎖層の反対側で適当に保護すれば保持層の乾燥しないことを示す。

0019

第1の実施例によれば本発明複合フィルムの除去自在の保護体は、閉鎖層の反対側の面の保持層面を覆う取りはずし自在の保護面フィルムである。別の実施例によれば、本発明による複合フィルムを結合した除去自在の保護体は活性水性相を含む収容体である。閉鎖層及び保持層から成るサブアセンブリは、前記収容体内に浸し処置に使うことのできるフィルムが得られるようにする。このサブアセンブリの保持層は、収容体内への導入に先だっては活性水性相を含まないゲル化剤から成る介在物だけしか含まない。

0020

保持層を除去自在の又は引きはがしできる保護表面フィルムにより保護する場合には、この表面フィルムは製品の貯蔵中又は種種の取扱い動作中に保持層を保護する。このフィルムは使用時に取りのぞく。この保護表面フィルムは、シリコーン処理紙のシート又はたとえばワニスにより非接着性になるように処理した熱可塑性材のシートから構成することができる。とくに好適な実施例によれば保護表面フィルムは閉鎖層と同様にポリエチレンから作る。このような場合には保護表面フィルムは閉鎖層より厚い厚さを持ち、製品を使用するときに一層容易に分離できるように一層高剛性を持つようにしてある。この分離は、保護表面フィルムが保持層のウエブを位置させた側で保持層に当てがわれ又この場合自動接着性シリコーン重合体マトリクスへの保護表面フィルムの接着区域が減少するから、それだけ容易になる。閉鎖層が0.01ないし0.1mmの厚さを持ち保護表面フィルムが0.05ないし0.3mmの厚さを持つときにとくに満足できる成績の得られることが分った。保護表面フィルムの厚さは閉鎖層の厚さの1.5倍ないし3倍である。

0021

よく知られているように本発明複合フィルムは、処理しようとする表面領域に対応する適当な輪郭に沿って切断することができる。次いでこの輪郭の周縁部は、保持層の大部分を除き閉鎖層及び保護表面フィルムを実質的に接触させるように圧縮するのがよい。閉鎖層が保護表面フィルムより薄い厚さを持つ場合に前記したように、保護表面フィルムに一層高い剛性を与えると圧縮により閉鎖層の優先的なゆがみを生ずる。この場合製品は一層平らな当てがい面を持ちすなわち閉鎖層の縁部が皮膚に接触するようになる保持層の面とほぼ同じ平面に位置するようになる。

0022

この場合当てがう際の快適感と処理領域の外部しゃだんの向上とが得られ皮膚透過効果の生成を促進する。人体に適用する場合には本発明による複合フィルムはよく知られているように顔面に当てがうマスクの形、胸部に当てがう半環状、又人体の特定の領域に当てがうのに必要な円板形又はその他の任意の形状に切出すことができる。

0023

有利な実施例によれば介在物、交差結合触媒及び適宜には他の添加物を含むシリコーン重合体は、ホッパ内で50ないし60℃の温度で連続的にかきまぜる状態に保つ。この混合物はポンプ又はコックによってそれぞれたとえばロールから出る取りはずし自在な保護表面フィルム及びウエブが下側を通るドクターブレードの前方に送出される。同様にロールから出る閉鎖層シートはカレンダ掛けに先だって上部になるようにする。上流側のドクターブレードにより予備成形された保持層の厚さは、カレンダーの下側を通すことにより制御する。この場合得られる複合フィルムは、この複合フィルムの温度及び通過速度を調整する熱風トンネルを適当な重合時間が得られるように通す。

0024

本発明複合フィルムを構成する製品を得るには、たとえば保持層のウエブを保護表面フィルムに配置する第1の処理を使う。ゲル化水性相介在物を含むシリコーン重合体から成る混合物はこのアセンブリに被覆する。閉鎖層を構成するシートはこのようにして形成した層に当てがう。複合フィルムはその縁部が処置しようとする表面領域に対応する輪郭を持つように切断する。切断したフィルムの周縁部は、圧縮領域で保持層を構成する混合物の大部分を押出すように圧縮する。この製品は加熱して保持層のシリコーン重合体の部分交差結合を生じさせる。

0025

しかし他の方法によれば非水和状態の超吸収性交差結合ポリアクリレートから成るゲル化剤は保持層のシリコーン重合体内に導入し分散させる。この混合物は閉鎖層を構成するシートに被覆する。複合フィルムから成るウエブを当てがう。保持層のシリコーン重合体の部分交差結合を生じさせ、このようにして得られるフィルムを収容体内に含まれる活性水性相内に浸す。この収容体は複合フィルムの保護体を構成する。

0026


10重量%のD−パンテノールを含む40gの水性溶液を2gのポリアクリレート粉末(ノアソラー社から商品名AQUA−KEEP10SHNPとして市販されている製品)に加える。穴あきブレードを持つかきまぜ機により遅い混合を行う。100gの有機ポリシロキサン[ダウコーニング(Dow Corning) 社から商品名シラステイック(Silastic) MDX4−4210医学等級として市販されている]を次いで加える。ダウコーニング社から市販されているシラステイックMDX4−4210医学的等級硬化剤6gを1000rpmでかきまぜながら加え、このかきまぜ作用を10min にわたり継続する。

0027

このようにして均質化した製品を、厚さ0.2mmのポリエチレンシートに厚さ0.5mmの層に広げる。この保護表面フィルムの表面はシリコーン油で前処理しその接着性を減らしてある。被覆に先だって、0.4mmの平均メッシュ寸法と0.1mmの厚さとを持つ約20メッシュ/cm2のポリアミド網から構成したウエブを保護表面フィルムに当てがう。

0028

この被覆の上側に、閉鎖層を構成する厚さ0.04mmのポリエチレンフィルム滑り処理を行ってない)を当てがう。この組合わせは通気がま内で3min にわたり90℃に加熱する。

0029

冷却後に閉鎖層と部分重合したシリコーン重合体のマトリクスから成る保持層とを備えた複合フィルムが得られる。この全体には、除いたときにシリコーン重合体マトリクスを皮膚に接着できる保護表面フィルムを設けてある。この保護表面フィルムは容易に除くことができる。使用後にこのフィルムは、これを当てがった皮膚から容易に分離できる。これ等の2つの結果は、保持層のウエブにより形成した補強に基づくものである。このことはシリコーン重合体マトリクスの重合度が低くても得られる。

0030

複合フィルムは所望の寸法の単体片に切断し皮膚の冒された領域にたとえば皮膚炎部に又はやけど部に軽い押圧力で当てがう。この複合フィルムは夕方に当てがうのがよい。薬剤は夜の間に解放され、消費されたマトリクスは方に除く。

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