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技術 スロープ形成具

出願人 株式会社シコク
発明者 古瀬幸司
出願日 1999年2月10日 (21年4ヶ月経過) 出願番号 1999-032771
公開日 2000年8月22日 (19年10ヶ月経過) 公開番号 2000-229104
状態 特許登録済
技術分野 道路の舗装構造 床の仕上げ 床の仕上げ 傷病者運搬具
主要キーワード 低位面 ノコ歯状 調整寸法 スロープ面 設置目的 ホゾ溝 段差寸法 接地脚
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年8月22日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

種々の段差部に的確に対応し得るとともに、その設置状態における安定性が高いスロープ形成具を提供する。

解決手段

その上面1aを歩行面としたスロープ本体1と、該スロープ本体1の一端1A寄りの下面側に装着され且つその下端面2cが接地部とされた接地部材2とを備えるとともに、上記スロープ本体1と上記接地部材2との間に、上記スロープ本体1の上面1aに略直交する方向における該上面1aと上記接地部材2との相対距離増減調整可能とする高さ調整機構4を設ける。かかる構成により、該スロープ形成具の上面1aの高位側の高さを上記段差部の高位面に可及的に合致させることができ、スロープ形成具の種々の段差部に対する適応性が向上するとともに、スロープ形成具の使用上における高い安全性が確保される。

概要

背景

従来より、例えば高齢者とか身体障害者等の歩行あるいは車椅子での移動を容易としその安全性を確保する観点から、屋内あるいは屋外における段差部(例えば、屋内における床面と敷居上面との段差部、屋外における歩道の段差部)にスロープ形成具を配置し、該スロープ形成具によって上記段差部の低位面高位面との間をスロープで連続させ、歩行者とか車椅子が段差部を容易且つ安全に移動できるようにすることが試みられている。

概要

種々の段差部に的確に対応し得るとともに、その設置状態における安定性が高いスロープ形成具を提供する。

その上面1aを歩行面としたスロープ本体1と、該スロープ本体1の一端1A寄りの下面側に装着され且つその下端面2cが接地部とされた接地部材2とを備えるとともに、上記スロープ本体1と上記接地部材2との間に、上記スロープ本体1の上面1aに略直交する方向における該上面1aと上記接地部材2との相対距離増減調整可能とする高さ調整機構4を設ける。かかる構成により、該スロープ形成具の上面1aの高位側の高さを上記段差部の高位面に可及的に合致させることができ、スロープ形成具の種々の段差部に対する適応性が向上するとともに、スロープ形成具の使用上における高い安全性が確保される。

目的

そこで本願発明では、種々の段差部に的確に対応し得るとともに、その設置状態における安定性が高いスロープ形成具を提供することを目的としてなされたものである。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
1件

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請求項1

その上面(1a)を歩行面としたスロープ本体(1)と、該スロープ本体(1)の一端(1A)寄りの下面側に装着され且つその下端面(2c)が接地部とされた接地部材(2)とを備えるとともに、上記スロープ本体(1)と上記接地部材(2)との間には、上記スロープ本体(1)の上面(1a)に略直交する方向における該上面(1a)と上記接地部材(2)との相対距離増減調整可能とする高さ調整機構(4)が設けられていることを特徴とするスロープ形成具

請求項2

請求項1において、上記高さ調整機構(4)が、上記スロープ本体(1)側に上記上面(1a)に略直交する方向に多段に列設された複数の嵌合溝(21,21,・・、23,23,・・)と、上記接地部材(2)側にその高さ方向に多段に列設され上記スロープ本体(1)側の複数の嵌合溝(21,21,・・、23,23,・・)に選択的に嵌合可能とされた複数の嵌合溝(22,22,・・、24,24,・・)とで構成され、上記スロープ本体(1)側の複数の嵌合溝(21,21,・・、23,23,・・)に対する上記接地部材(2)側の複数の嵌合溝(22,22,・・、24,24,・・)の嵌合位置を変更することで上記スロープ本体(1)と上記接地部材(2)との相対間隔を増減調整可能とされていることを特徴とするスロープ形成具。

技術分野

0001

本願発明は、例えば、屋内における敷居段差部分に設置されて該段差部分の低位面高位面とをスロープ状に連続させるために使用されるスロープ形成具に関するものである。

背景技術

0002

従来より、例えば高齢者とか身体障害者等の歩行あるいは車椅子での移動を容易としその安全性を確保する観点から、屋内あるいは屋外における段差部(例えば、屋内における床面と敷居上面との段差部、屋外における歩道の段差部)にスロープ形成具を配置し、該スロープ形成具によって上記段差部の低位面と高位面との間をスロープで連続させ、歩行者とか車椅子が段差部を容易且つ安全に移動できるようにすることが試みられている。

発明が解決しようとする課題

0003

ところで、従来一般のスロープ形成具は、平均的な段差寸法(段差部の高さ寸法)を想定し、スロープ面の高位側の高さ寸法をこの想定される段差寸法に合わせて設定していた。

0004

ところが、現実的には、屋内あるいは屋外にみられる種々の段差部の段差寸法は、その設置位置とか設置目的あるいは要求される機能等の種々の条件によって区々であり、到底その全てを想定することはできない。

0005

この結果、購入したスロープ形成具を所定の段差部に配置した場合、スロープ面の高位側の高さ寸法が段差寸法に合致しないことが多く、このまま使用したのでは段差部の高位面とスロープ面の高位側の端部との間に段差が生じ、場合によってはスロープ形成具の設置が徒労に帰することになる。

0006

このため、例えば、段差寸法に対してスロープ形成具の高さ寸法が大きい時には、該スロープ形成具の高位側の下面を削って高さを低くして設置するのが通例であるが、かかる高さ調整のための作業が煩雑であり、場合によっては(例えば、スロープ形成具が金属製であるような場合)には高さ調整そのものが困難であるという問題があった。逆に、段差寸法に対してスロープ形成具の高さ寸法が小さい時には、例えば、スロープ形成具の下側に所定厚さをもつ下敷部材付設することが必要であり、この場合には、部品点数が多くなり且つその設置作業が煩雑になるとともに、下敷部材の形態あるいはその設置状態良否によってこの下敷部材の上側に設置されるスロープ形成具の安定性が損なわれる、等の問題があった。

0007

そこで本願発明では、種々の段差部に的確に対応し得るとともに、その設置状態における安定性が高いスロープ形成具を提供することを目的としてなされたものである。

課題を解決するための手段

0008

本願発明ではかかる課題を解決するための具体的手段として次のような構成を採用している。

0009

本願の第1の発明に係るスロープ形成具は、その上面1aを歩行面としたスロープ本体1と、該スロープ本体1の一端1A寄りの下面側に装着され且つその下端面2cが接地部とされた接地部材2とを備えるとともに、上記スロープ本体1と上記接地部材2との間に、上記スロープ本体1の上面1aに略直交する方向における該上面1aと上記接地部材2との相対距離増減調整可能とする高さ調整機構4を設けたことを特徴としている。

0010

本願の第2の発明では、上記第1の発明に係るスロープ形成具において、上記高さ調整機構4を、上記スロープ本体1側に上記上面1aに略直交する方向に多段に列設された複数の嵌合溝21,21,・・、23,23,・・と、上記接地部材2側にその高さ方向に多段に列設され上記スロープ本体1側の複数の嵌合溝21,21,・・、23,23,・・に選択的に嵌合可能とされた複数の嵌合溝22,22,・・、24,24,・・とで構成し、上記スロープ本体1側の複数の嵌合溝21,21,・・、23,23,・・に対する上記接地部材2側の複数の嵌合溝22,22,・・、24,24,・・の嵌合位置を変更することで上記スロープ本体1と上記接地部材2との相対間隔を増減調整可能としたことを特徴としている。

発明の効果

0011

本願発明ではかかる構成とすることにより次のような効果が得られる。

0012

本願の第1の発明に係るスロープ形成具によれば、その上面1aを歩行面としたスロープ本体1と、該スロープ本体1の一端1A寄りの下面側に装着され且つその下端面2cが接地部とされた接地部材2とを備えるとともに、上記スロープ本体1と上記接地部材2との間に、上記スロープ本体1の上面1aに略直交する方向における該上面1aと上記接地部材2との相対距離を増減調整可能とする高さ調整機構4を設けているので、上記高さ調整機構4により上記スロープ本体1の上面1aに略直交する方向における該上面1aと上記接地部材2との相対距離を増減調整することで、例えこのスロープ形成具が設置される段差部の高さ寸法(段差寸法)が予め想定され得る寸法と異なるものであったとしても、該スロープ形成具の上面1aの高位側の高さを上記段差部の高位面に可及的に合致させることができ、それだけスロープ形成具の種々の段差部に対する適応性が向上し、延いてはスロープ形成具の商品価値が高められるとともに、スロープ形成具の使用上における高い安全性が確保されることで該スロープ形成具の本来の目的が確実に達成されるものである。

0013

本願の第2の発明に係るスロープ形成具によれば、上記高さ調整機構4を、上記スロープ本体1側に上記上面1aに略直交する方向に多段に列設された複数の嵌合溝21,21,・・、23,23,・・と、上記接地部材2側にその高さ方向に多段に列設され上記スロープ本体1側の複数の嵌合溝21,21,・・、23,23,・・に選択的に嵌合可能とされた複数の嵌合溝22,22,・・、24,24,・・とで構成し、上記スロープ本体1側の複数の嵌合溝21,21,・・、23,23,・・に対する上記接地部材2側の複数の嵌合溝22,22,・・、24,24,・・の嵌合位置を変更することで上記スロープ本体1と上記接地部材2との相対間隔を増減調整可能としているので、上記に記載の効果を、より簡単な構成で且つ的確に実現できるとともに、上記スロープ本体1と接地部材2とが上記高さ調整機構4の嵌合構造により接合されることで、該高さ調整機構4による高さ調整後においても上記スロープ本体1と接地部材2との接合状態が良好に維持され、スロープ形成具の安定的な設置が可能となるものである。

発明を実施するための最良の形態

0014

以下、本願発明にかかるスロープ形成具を好適な実施形態に基づいて具体的に説明する。

0015

第1の実施形態
図1図3には、本願発明の第1の実施形態にかかるスロープ形成具Z1を示しており、該スロープ形成具Z1は次述するスロープ本体1と接地部材2とインサート材3とを備えて構成される。

0016

上記スロープ本体1は、その前端部1Aが最大厚さをもち且つ該前端部1Aから後端部1Bにかけて次第にその厚さが減じるような略楔状の断面形状をもつ所定幅板状体であって、適宜の樹脂材により一体形成されており、特にこの実施形態においてはこれを樹脂材の押し出し成形により形成している。このスロープ本体1は、その上面1aをなだらかな傾斜面としてこれを歩行面とするとともに、その下面1bは図1に示すように最低高さ位置においては接地面の一つとなるものであって平面とされている。さらに、スロープ本体1は、その前端面1c寄り位置に、その下面1bに開口して上記上面1aの近傍に至る略矩形の断面形状をもつ凹溝5が形成されている。そして、この凹溝5の前後両壁には、それぞれ上記スロープ本体1の幅方向に延びるホゾ溝6が形成されている。

0017

この場合、上記スロープ本体1は、これがその全幅に亙って同一断面形状を有し、上記凹溝5がその全幅に亙って該スロープ本体1の断面上の同一位置に且つ同一断面に形成され、且つ該凹溝5の両側壁に設けられる上記ホゾ溝6が該側壁上の同一位置においてスロープ本体1の全幅に亙って形成されていることで、これを押し出し成形により形成することができるものである。尚、本願発明はかかる成形方法に限定されるものではなく、例えば型成形等の種々の成形方法が適用できることは勿論である。

0018

上記インサート材3は、上記スロープ本体1の上記凹溝5内にその軸方向に嵌挿固定される部材であって、金属材、例えばアルミ合金の押し出しあるいは引き抜き成形により一体的に製造される。このインサート材3は、上壁部3aと左右一対の側壁部3b,3cとを備え且つその内部を凹溝7とした略「コ」字形の断面形状を有する。そして、該インサート材3の上記各側壁部3b,3cの外面には、上記スロープ本体1側の上記ホゾ溝6に嵌合するホゾ31がそれぞれ形成されている。また、上記凹溝7に臨む上記各側壁部3b,3cの内面には、楔形の断面形状をもち且つ上記インサート材3の長さ方向に延びる複数本の嵌合溝21,21,・・が、全体としてノコ歯状の断面形状を呈する如く、上下方向に所定間隔をもって順次形成されている。そして、このインサート材3は、上記スロープ本体1の上記凹溝5内にその溝方向の一端から嵌挿されることで該スロープ本体1側に取り付けられ、且つこれと一体化される。

0019

上記接地部材2は、略矩形の断面形状をもつ直棒体であって、この実施形態においては、例えばアルミ合金等の金属材の押し出しあるいは引き抜き成形によりこれを製造するようにしている。この接地部材2は、上記インサート材3内に嵌挿配置されて上記スロープ本体1の接地脚の一部として機能するものであって、その下端面2cは、該接地部材2の長手方向に直交する面に沿って湾曲する円弧形状とされている。また、この接地部材2の両側面2a,2bには、それぞれ上記インサート材3の嵌合溝21に嵌合可能な楔形の断面形状をもち且つ該接地部材2の長さ方向に延びる複数本の嵌合溝22,22,・・が、全体としてノコ歯状の断面形状を呈する如く、上下方向に所定間隔をもって順次形成されている。そして、この接地部材2は、その各嵌合溝22,22,・・を上記インサート材3側の上記各21,21,・・に嵌合させた状態で、該インサート材3の凹溝7内にその溝方向の一端から嵌挿されることで該スロープ本体1側に取り付けられる。

0020

この場合、上記接地部材2は、該接地部材2側の各嵌合溝22,22,・・と上記インサート材3側の各嵌合溝21,21,・・との嵌合位置を上下方向に変化せることで、図1に示すように上記接地部材2が上記インサート材3側(即ち、上記スロープ本体1側)に没入しその下端面2cが上記スロープ本体1の下面1bと略面一となる状態と、図2に示すように上記接地部材2が上記インサート材3から下方に突出しその下端面2cが上記スロープ本体1の下面1bよりも下方に位置する状態との間で、その取付位置が調整可能とされる。かかる接地部材2の上記スロープ本体1に対する上下方向における相対的な取付位置の変更は、即ち、上記スロープ本体1の上面1aの高さ位置の変更として反映されるものである。従って、この実施形態においては、上記インサート材3側の各嵌合溝21,21,・・と上記接地部材2側の各嵌合溝22,22,・・とで、特許請求の範囲中の「高さ調整機構4」が構成されることになる。

0021

続いて、以上のように構成されたスロープ形成具Z1の実際の使用状態等について説明する。

0022

上記スロープ形成具Z1は、図3に示すように、例えば床面高さが不連続となる段差部10に、上記スロープ本体1の前端部1Aを該段差部10の段差面13に近接対向させるとともにその下面1bを低位面11側に向けた状態で載置され、この載置状態においては、上記スロープ本体1の上面1aが歩行面として機能する。

0023

この場合、図1に示すように、上記段差部10の段差寸法が低く、上記スロープ形成具Z1における上記スロープ本体1の上面前端部1d部分の高さ寸法と同程度であるような場合には、上記接地部材2を上記インサート材3の凹溝7内に没入させた状態で該インサート材3側に取り付ける。この取付状態においては、上記接地部材2の下端面2cが上記スロープ本体1の下面1bと略面一となり、上記スロープ形成具Z1は上記スロープ本体1の下面1bの全域と上記接地部材2の下端面2cとの広い範囲において上記段差部10の低位面11に当接され、且つ上記スロープ本体1の上面前端部1dと上記段差部10の低位面11とが可及的に面一となる。従って、例えば歩行者あるいは車椅子が上記低位面11側から上記スロープ形成具Z1の上面、即ち上記スロープ本体1の上面1aを通って上記高位面12側に移動する場合、該低位面11側から上記高位面12側まで大きな段差がないことから、その移動がより安全に行われることになる。

0024

一方、例えば図2に示すように、上記段差部10の段差寸法が大きく、上記スロープ形成具Z1における上記スロープ本体1の上面前端部1d部分の厚さ寸法だけでは該スロープ本体1の上面前端部1dの高さ位置を上記段差部10の高位面12に合致させることができないような場合には、同図に示すように、上記接地部材2を、その下端面2cが上記スロープ本体1側の上記インサート材3から下方に所定量だけ突出するようにして上記インサート材3側に嵌合させる。すると、上記スロープ形成具Z1は、上記接地部材2の下端面2cと上記スロープ本体1の後端部1Bとの前後二位置において上記低位面11に当接した状態で該低位面11側に載置され、上記スロープ本体1の上面前端部1dは図1に示す状態よりも上方に位置して上記段差部10の高位面12と略面一の高さに設定される。従って、この場合にも、上記スロープ形成具Z1の載置によって上記段差部10の低位面11側から高位面12側まで大きな段差がなくなり、該段差部10部分における歩行者あるいは車椅子の移動がより安全に行われることになる。

0025

尚、上記接地部材2の上記インサート材3からの突出量の変化に伴って、上記スロープ形成具Z1を上記低位面11上に載置した状態において上記スロープ本体1の上面1aの傾斜角が変化し、さらに上記接地部材2と上記低位面11との相対関係が変化するが、この場合、該接地部材2の下端面2cを円弧面とすることで該下端面2cは上記低位面11との相対関係の変化に拘わらず該低位面11に対して確実に且つ安定的に設置されることとなり、上記スロープ形成具Z1の使用上の高い信頼性が確保されるものである。

0026

以上のように、この実施形態にかかるスロープ形成具Z1においては、上記接地部材2の上記スロープ本体1側からの突出量、即ち上記スロープ本体1の上面前端部1d部分の高さ寸法が、上記段差部10の段差寸法に応じて、上記接地部材2の上記インサート材3への嵌合位置(嵌合高さ)を調整することで、上記各嵌合溝21,22の上下方向ピッチに相当する寸法を単位調整寸法として、適宜変更設定可能とされている。従って、この実施形態のスロープ形成具Z1においては、該スロープ形成具Z1を段差寸法が異なる種々の段差部に対して容易に適用することができ、その適応性が向上するとともに、延いては該スロープ形成具Z1のの商品価値が高められることになる。

0027

また、該スロープ形成具Z1の設置によって段差部10における段差を可及的に解消し得ることから、その使用上における高い安全性が確保される。

0028

第2の実施形態
図4には、本願発明の第2の実施形態にかかるスロープ形成具Z2を示している。このスロープ形成具Z2は、次述のスロープ本体1と接地部材2とで構成されるものであるが、この場合、上記第1の実施形態に係るスロープ形成具Z1においては上記スロープ本体1を樹脂製とし且つこれに対応して該スロープ本体1に金属製の上記インサート材3を嵌挿し、上記スロープ本体1に対する上記接地部材2の取付強度を確保するようにしていたのに対して、この実施形態のスロープ形成具Z2では上記スロープ本体1をアルミ合金等の金属材で構成したものである。

0029

このように、上記スロープ本体1を金属製とすると、該スロープ本体1に対して金属製の接地部材2を取り付けた場合、その取付強度が十分に確保されるので、直接上記スロープ本体1に凹溝5を設け、該凹溝5の前後両側面にそれぞれ嵌合溝23,23,・・を形成するとともに、上記接地部材2の両側面にはそれぞれ嵌合溝24,24,・・を形成し、該接地部材2側の各嵌合溝24,24,・・を上記スロープ本体1側の各嵌合溝23,23,・・に嵌合させ且つその嵌合位置を適宜調整することで上記スロープ形成具Z2の高さ寸法を適宜増減設定できるものである。

0030

かかる構成のスロープ形成具Z2においても、上記第1の実施形態にかかるスロープ形成具Z1と同様の作用効果が得られることは勿論である。

0031

尚、図2に示す上記スロープ形成具Z2の上記以外の各構成部材には、図1図3に示す第1の実施形態にかかるスロープ形成具Z1の各構成部材に対応させて同一符号を付することでその説明を省略する。また、図4においては、段差寸法の小さい段差部10を実線図示し、段差寸法の大きい段差部10はこれを鎖線図示している。

0032

その他
(1)上記各実施形態においては、上記各嵌合溝21,22,23,24を、共に楔状の断面形状としたものを例にとって説明しているが、本願発明はかかる構成に限定されるものであはなく、要するに上記接地部材2を上記スロープ本体1側に連結固定し且つ該嵌合位置の変更によってこれら両者の高さ方向における相対位置を変更し得る構成のものであれば良く、例えばこれら各嵌合溝21〜24を矩形断面形状の溝とすることも可能である。

0033

(2)上記各実施形態においては、上記接地部材2を上記スロープ本体1に対して該スロープ本体1の幅方向から嵌挿する構造のものを例にとって説明しているが、本願発明はかかる構造に限定されるものではなく、例えば上記接地部材2を上記スロープ本体1に対してその前後方向から嵌挿する構造を採用することも可能である。

図面の簡単な説明

0034

図1本願発明にかかるスロープ形成具の第1の実施形態を示す断面図である。
図2図1に示したスロープ形成具の高さ調整状態を示す断面図である。
図3図1に示したスロープ形成具の一部断面斜視図である。
図4本願発明にかかるスロープ形成具の第2の実施形態を示す断面図である。

--

0035

1はスロープ本体、2は接地部材、3はインサート材、4は高さ調整機構、5は凹溝、6はホゾ溝、7は凹溝、10は段差部、11は低位面、12は高位面、13は段差面、21〜24は嵌合溝、31はホゾ、Z1及びZ2はスロープ形成具である。

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