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技術 留め付け金具

出願人 ニチハ株式会社
発明者 渡辺守道
出願日 1998年12月21日 (23年0ヶ月経過) 出願番号 1998-362978
公開日 2000年8月15日 (21年4ヶ月経過) 公開番号 2000-226924
状態 特許登録済
技術分野 壁の仕上げ
主要キーワード 留め孔 内側コーナー 板材相互 下向き係止片 縦断面形 需用者 空気流通空間 上向き係止片
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年8月15日)のものです。
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図面 (10)

課題

外壁板40の裏面への雨水の回り込みを回避した留め付け金具を得る。

解決手段

基板11に形成した上向き係止片13Aの先端を下向きに折曲して平板部14とする。組み付けられた左右の外壁板の間に形成される縦方向の隙間S2を流れる雨水は、前記平板部14を通過するときに表面側に向けて流れ出す。それにより、雨水の裏面への回り込みは回避される。

概要

背景

最近、住宅などの外壁面需用者の好みに応じて高意匠性のものが求められるようになり、表面柄模様を付与した化粧外壁板が多数上市されている。従来、化粧外壁板は複数枚板材縦横に配列してビスなどで下地材に固定して外壁施工していたが、化粧外壁板をビスや釘などで固定すると、該化粧外壁板の化粧表面に傷がついて意匠性が損なわれやすい。そこで、そこで、図6に示すように、基板31、基板31に立設した水平片32と、該水平片32の先端から斜め上方折曲した上向き係止片33Aと、該水平片32の先端から斜め下方に折曲した下向き係止片33Bと、を備える留め付け金具30が提案されている(例えば、特開平9−203184号公報参照)。

この留め付け金具30は、図7に示すように、下地材61に基材31のビス穴34を介してビス62により止着される。接合される建築板である外壁板40A及び40Bの4周は実部とされ、上辺と一方の側辺にはいわゆる下実が形成され、下辺と他方の策辺には上実が形成される。図7において、接合される上方の外壁板40Aの下辺部は上実とされ、下方の外壁板40Bの上辺部は下実とされている。すなわち、上実部は、表面側である上実柄形成部41と、裏面側である上実取付部42と、上実柄形成部41と上実取付部42との接合部である凹溝部分43とで形成され、下実部は裏面側に前記上実取付部42に対向するように形成された下実取付部44を有している。

そして、先ず、下方の外壁板40Bの下実取付部44の先端部分を該留め付け金具30の下側の嵌合部50B(基材31と水平片32と下向き係止片33Bとで形成される)に嵌合することによって下方の外壁板40Bを下地材61に固定し、次いで、上方の外壁板40Aの上実取付部42を該留め付け金具30の上側の嵌合部50A(基材31と水平片32と上向き係止片33Aとで形成される)に勘合することによって上方の外壁板40Aを下地材61に固定する。このようにして、上下の外壁板40A,40Bが接合されるので、外壁板の表面を損傷するおそれはなく、また、留め付け金具30も外側からは見えず、外観的に非常に好ましいものである。

概要

外壁板40の裏面への雨水の回り込みを回避した留め付け金具を得る。

基板11に形成した上向き係止片13Aの先端を下向きに折曲して平板部14とする。組み付けられた左右の外壁板の間に形成される縦方向の隙間S2を流れる雨水は、前記平板部14を通過するときに表面側に向けて流れ出す。それにより、雨水の裏面への回り込みは回避される。

目的

前記のように、上方の外壁板40Aの下辺側の上実柄形成部41Aの裏面と下部外壁板40Bの上辺側の下実取付部44Aの表面とはコーキング剤45によりシール部が形成されており、そのために、前記のようにして断面ほぼ三角形をなす空間Sa内に入り込んだ雨水はそのまま下流に向けて流下することなく、空間Sa内に一時的に滞留した状態となる。滞留した雨水は空間Sa内を左右方向に移動していき、係止片33A,33Bの側縁から漏出して、下方の建築板40Bの上辺側の下実取付部44の表面側に打設された水平方向のコーキング剤45Aよりも上部の空間に流出する。上側の嵌合部50Aに侵入した雨水も、同様に、係止片33A,33Bあるいは水平片32の側縁から漏出して前記空間に流出する。該空間は外壁板40の裏面側に連通した空間とされており、そこに侵入した雨水は、建築板40の裏面に回り込んで、建築板を損傷する。本発明の目的は、従来の留め付け金具において生じる恐れのある上記のような建築板の裏面への雨水の回り込みを積極的に回避することのできる改良された留め付け金具を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
5件

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請求項1

基板と、基板に立設した水平片と、該水平片の先端から斜め上方折曲した上向き係止片と、該水平片の先端から斜め下方に折曲した下向き係止片と、を備える留め付け金具であって、少なくとも前記上向き係止片の先端は下向きに折曲した平板部とされていることを特徴とする留め付け金具。

請求項2

前記平板部は、基板に平行な平坦面であることを特徴とする請求項1記載の留め付け金具。

請求項3

前記平板部は、その縦断面形状が基板と反対側に膨出した形状であることを特徴とする請求項1記載の留め付け金具。

請求項4

基板は、留め付けようとする板材を前記下向き係止片の裏面に向けて付勢するための付勢手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の留め付け金具。

請求項5

基板は、上端縁及び下端縁に裏面側に延出した立ち上がり片を備えることを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の留め付け金具。

技術分野

0001

本発明は外壁板などの板材相互接合するために用いられる留め付け金具に関する。

背景技術

0002

最近、住宅などの外壁面需用者の好みに応じて高意匠性のものが求められるようになり、表面柄模様を付与した化粧外壁板が多数上市されている。従来、化粧外壁板は複数枚板材縦横に配列してビスなどで下地材に固定して外壁施工していたが、化粧外壁板をビスや釘などで固定すると、該化粧外壁板の化粧表面に傷がついて意匠性が損なわれやすい。そこで、そこで、図6に示すように、基板31、基板31に立設した水平片32と、該水平片32の先端から斜め上方折曲した上向き係止片33Aと、該水平片32の先端から斜め下方に折曲した下向き係止片33Bと、を備える留め付け金具30が提案されている(例えば、特開平9−203184号公報参照)。

0003

この留め付け金具30は、図7に示すように、下地材61に基材31のビス穴34を介してビス62により止着される。接合される建築板である外壁板40A及び40Bの4周は実部とされ、上辺と一方の側辺にはいわゆる下実が形成され、下辺と他方の策辺には上実が形成される。図7において、接合される上方の外壁板40Aの下辺部は上実とされ、下方の外壁板40Bの上辺部は下実とされている。すなわち、上実部は、表面側である上実柄形成部41と、裏面側である上実取付部42と、上実柄形成部41と上実取付部42との接合部である凹溝部分43とで形成され、下実部は裏面側に前記上実取付部42に対向するように形成された下実取付部44を有している。

0004

そして、先ず、下方の外壁板40Bの下実取付部44の先端部分を該留め付け金具30の下側の嵌合部50B(基材31と水平片32と下向き係止片33Bとで形成される)に嵌合することによって下方の外壁板40Bを下地材61に固定し、次いで、上方の外壁板40Aの上実取付部42を該留め付け金具30の上側の嵌合部50A(基材31と水平片32と上向き係止片33Aとで形成される)に勘合することによって上方の外壁板40Aを下地材61に固定する。このようにして、上下の外壁板40A,40Bが接合されるので、外壁板の表面を損傷するおそれはなく、また、留め付け金具30も外側からは見えず、外観的に非常に好ましいものである。

発明が解決しようとする課題

0005

ところで、図8は、上辺部と右側辺部に下実を、下辺部と左側辺部に上実を形成した外壁板40を表面側(模様を施した側)から見たものであり、上辺側に水平方向の下実取付部44Aが、また、右側辺部には上下方向の下実取付部44Bが形成されている。そして、該下実取付部44A、44Bの表面側には、内側コーナー部から所定距離をおいて、コーキング剤45A,45Bが打設されている。外壁板40の下辺部と左辺部における上実を構成する水平方向の上実柄形成部41Aと上下方向の上実柄形成部41Bの裏面側にも、内側コーナー部から所定距離をおいて、やはり、コーキング剤が打設される場合もある。

0006

図9は、図8に示す外壁板40を上下方向に接合した状態を説明する部分斜視図であり、上方の外壁板40Aの下辺側の上実と下方の外壁板40Bの下実とが組み合わされて接合されるが、その際に、接合部に水平方向の隙間S1が形成される。また、上部外壁板40A及び下部外壁板40Bのそれぞれには、横方向(左右方向)にさらに外壁板が接続されるが、そのときに、その外壁板の左辺側の上実と上方の外壁板40A(及び下方の外壁板40B)の右辺側の下実とが組み合わされ、その接合部には垂直方向の隙間S2が形成される。そして、図から理解されるように、水平方向の隙間S1と垂直方向の隙間S2とは連続した隙間となる。

0007

そのような隙間S1と隙間S2には雨水が侵入する。しかし、上方の外壁板40Aの下辺側の上実柄形成部41Aの裏面に対して下部外壁板40Bの上辺側の下実取付部44Aの表面側に打ち込まれたコーキング剤45Aが衝接してシール部が形成されるので、水平方向の隙間S1に入り込んだ雨水が上下方向に迂回して外壁板40の裏面にまで回り込むのは回避される。同様に、垂直方向の隙間S2に入り込んだ雨水も横方向に迂回して外壁板40の裏面に回り込むのは回避される。

0008

一方、隙間S1に入り込んだ雨水は水平方向に移動していき、前記縦方向の隙間S2部分に至り、該隙間S2を下方に流下する。ところで、図7に示すように、外壁板40の接合部には留め付け金具30配置されるが、上方の建築板40Aの上実取付部42の傾斜面には留め付け金具30の上向き係止片33Aの内面がほぼ密着しており、縦方向の隙間S2を流下してくる雨水が前記上側の嵌合部50Aの内部に入り込むことはなく(あるとしても極微量である)、上向き係止片33Aの上辺を乗り越えてさらに下方に流下し、上向き係止片33Aの表面側と下向き係止片33Bの表面側と上部建築板40Aの上実柄形成部41の裏面側とで形成される断面ほぼ三角形をなす空間Sa内に入り込む。

0009

前記のように、上方の外壁板40Aの下辺側の上実柄形成部41Aの裏面と下部外壁板40Bの上辺側の下実取付部44Aの表面とはコーキング剤45によりシール部が形成されており、そのために、前記のようにして断面ほぼ三角形をなす空間Sa内に入り込んだ雨水はそのまま下流に向けて流下することなく、空間Sa内に一時的に滞留した状態となる。滞留した雨水は空間Sa内を左右方向に移動していき、係止片33A,33Bの側縁から漏出して、下方の建築板40Bの上辺側の下実取付部44の表面側に打設された水平方向のコーキング剤45Aよりも上部の空間に流出する。上側の嵌合部50Aに侵入した雨水も、同様に、係止片33A,33Bあるいは水平片32の側縁から漏出して前記空間に流出する。該空間は外壁板40の裏面側に連通した空間とされており、そこに侵入した雨水は、建築板40の裏面に回り込んで、建築板を損傷する。本発明の目的は、従来の留め付け金具において生じる恐れのある上記のような建築板の裏面への雨水の回り込みを積極的に回避することのできる改良された留め付け金具を提供することにある。

課題を解決するための手段

0010

上記の課題を解決するための本発明による留め付け金具は、基板と、基板に立設した水平片と、該水平片の先端から斜め上方に折曲した上向き係止片と、該水平片の先端から斜め下方に折曲した下向き係止片と、を備える留め付け金具であって、少なくとも前記上向き係止片の先端は下向きに折曲した平板部とされていることを特徴とする。

0011

上記の構成である本発明による留め付け金具では、前記縦方向の隙間S2を流下して上向き係止片の先端縁を乗り越えた雨水は、上向き係止片の先端を下向きに折曲して形成された平板部の表面に沿って流下する。該平板部は上部建築板の上実柄形成部の裏面側に接した状態とされており、横方向に広がることなく、左右の建築板の縦方向の接合部に形成される隙間から積極的に表面側に向けて排出される。そのために、水平方向及び垂直方向の隙間から侵入した雨水が建築板の裏側に回り込むことは回避される。

0012

前記平板部は、基板に平行な平坦面であってもよく、その縦断面形状が基板と反対側に膨出した形状であってもよい。後者の場合には、上実柄計西部の裏面側への平板部の接触を一層確実なものとすることができ、雨水の裏面への回り込みはさらに確実に回避される。好ましい態様において、基板は、留め付けようとする板材を前記下向き係止片の裏面に向けて付勢するための付勢手段を備えていることを特徴とする。それにより、板材と留め付け金具の取り付けを安定化することができる。また、好ましい態様において基板は、上端縁及び下端縁に裏面側に延出した立ち上がり片を備えることを特徴とする。これにより、留め付けた建築板と躯体側支持体との間に空気流通空間を形成することが容易となり、結露などの発生を容易に阻止することが可能となる。

発明を実施するための最良の形態

0013

以下、図面を参照して、本発明による留め付け金具の好ましい実施の形態を説明する。図1は留め付け金具の一実施の形態を示す斜視図であり、この留め付け金具10は鉄又はステンレススチールのような金属材料で作られており、方形状基板11の下端縁は裏面側に折曲した立ち上がり片1とされ、上端縁は裏面側に斜めに傾斜した立ち上がり片2及びその先端の水平片3とされている。立ち上がり片2及び水平片3には孔4、5が設けられ、建物の下地材61への釘止めに利用される。

0014

基板11の中央部はU字状に切り起こされ、該切り起こし片は、最初に前方に90度折曲されて水平片12Aとされ、次ぎに斜め上方に折曲されて上向き係止片13Aとされ、次ぎに、上向き係止片13Aの先端から下向きに折曲されて平板部14とされている。前記水平片12A及び上向き係止片13Aは、図6に示した従来の留め付け金具30における水平片32と上向き係止片33Aと同じ機能を果たす。

0015

基板11の左右の部分もU字状に切り起こされ、該切り起こし片は、前記水平片12Aの位置とほぼ同じ高さ位置で前方に90度折曲されて水平片12Bとされ、次ぎに斜め下方に折曲されて下向き係止片13Bとされている。前記水平片12B及び下向き係止片13Bは、図6に示した従来の留め付け金具30における水平片32と下向き係止片33Bと同じ機能を果たす。

0016

前記左右の切り起こし部の下方には、付勢手段として機能する横方向に延びる切り起こし片6,6が片持ち状に形成されており、該切り起こし片6,6は下縁6aよりも上縁6bが前方位置となるようにられている。また、前記中央の切り起こし部の上方には、裏面に向けた凹陥部7が形成されており、底面には孔8が形成されている。凹陥部7の深さは基板11の立ち上がり片1の高さとほぼ同じとされる。図において、9は基板11の強度を確保するための凹状溝である。

0017

図2図3は前記留め付け金具10を用いて、図8に示した外壁板40を留め付けた状態を説明する図であり、図7に基づき説明したと同様にして外壁板40A,40Bが留め付けられる。また、留め付け状態での外壁板40A,40B同志の関係は図9に基づき説明したと同様である。従って、ここでは同じ部材には同じ符号を付すにとどめ、詳細な説明は省略する。

0018

図2に示されるように、この留め付け金具10では、上向き係止片13Aの先端は下向きに折曲されて平板部14とされており、外壁板40を留め付けたときに、該平板部14は、上方の外壁板40Aの上実柄形成部41Aの裏面に当接した状態となる。そのために、図7で説明したような、断面ほぼ三角形をなす空間Saは形成されないこととなり、左右の外壁板の接合部に存在する垂直方向の隙間S2を流下してくる雨水は、前記平板部14を流下しながら、表面側に流出する。そのために、従来の留め付け金具で起こりがちであった係止片近辺での雨水の滞留がなくなり、雨水が外壁板の裏面に回り込むのは確実に回避される。

0019

また、外壁板40は、付勢手段として機能する横方向に延びる切り起こし片6,6により、下向き係止片13Bの裏面に向けて押圧されており、外壁板40と留め付け金具10との取り付けは安定化する。また、該切り起こし片6,6は下縁6aよりも上縁6bが前方位置となるように捻られているので、外壁板40への留め付け金具10の差し込みも容易である。さらに、基板11の上端縁及び下端縁には裏面側に延出した立ち上がり片1、2を備えているので、留め付けた建築板40と躯体61側との間に空気流通空間Sc(図2参照)が形成されるので、外壁板40の裏面に結露などが発生するのも容易に阻止することができる。

0020

図4は本発明による留め付け金具の他の実施の形態を示す斜視図であり、ここでは、基板11の中央部に一個のU字状に切り起こし片が設けられ、該切り起こし片は、最初に前方に90度折曲されて水平片12Aとされ、次ぎに斜め上方に折曲されて上向き係止片13Aとされ、次ぎに、上向き係止片13Aの先端から下向きに折曲されて平板部14とされた後、さらに、該平板部14の下端を裏側斜め上方に折曲して下向き係止片13Bとされている。他の構成は、図1に示した留め付け金具10とほぼ同じである。ここで、前記下向き係止片13Bは、図6に示した従来の留め付け金具30における下向き係止片33Bと同じ機能を果たす。

0021

この留め付け金具の使用態様は、図1に示したものと実質的に同じであり、前記した左右の外壁板の接合部に存在する垂直方向の隙間S2を流下してくる雨水が外壁板の裏面に回り込むのは同様にして確実に回避される。

0022

図5は、本発明による留め付け金具のさらに他の実施の形態を示す斜視図であり、この留め付け金具10は、前記左右の切り起こし部の下方を広く切り欠いている。広く切り欠いた結果として、図1に示した留め付け金具での付勢手段として機能する横方向に延びる切り起こし片6,6は形成されないが、基板11の左右の部分の切り起こし片で形成される水平片12Bと下向き係止片13Bにおける、該下向き係止片13Bの下端側方近辺を内側に一部折曲した部分13Cとすることにより、下向き係止片13Bの強度を増し、外壁板40と留め付け金具10との取り付けの安定化を確保している。

0023

さらに、前記中央の切り起こし部の上方に形成した、裏面に向けた凹陥部7はより横方向に長くされており、留め付け金具10全体の捻れ押圧力に対する耐性を高めている。このようにして、留め付け金具の中央部に近い位置にて釘止めが積極的に行われることによって、従来のように、主として水平片3の部分に釘止めする方法に比べ、大幅な強度アップでもって留め付け金具を胴縁などに固定することが可能となる。その結果、外壁板の保持強度が大幅に向上される。また、横長となった結果として、そこに複数個(図では、3個)の孔8を形成することが可能となり、留め付け金具10の下地材61への留め付けの自由度を高めている。また、それにより、先端の水平片3に釘止め用の孔5を設けることが不要となり、加工が容易化される。

0024

この留め付け金具の使用態様も、図1に示したものと実質的に同じであり、前記した左右の外壁板の接合部に存在する垂直方向の隙間S2を流下してくる雨水が外壁板の裏面に回り込むのは同様にして確実に回避される。 なお、本発明による留め付け金具において、留め付け金具の下地材への取り付けのために留め孔(例えば、図示のものでは、斜めに傾斜した立ち上がり片2及びその先端の水平片3に設けられる孔4、5、及び、凹陥部7に設けられる孔8)の数や形成位置は任意であり、留め付け金具に求められる留め付け強度に応じて適宜定めればよい。また、どの孔を用いて釘打ちするかも任意である。

発明の効果

0025

本発明による留め付け金具では、左右の外壁板の接合部の存在する垂直方向の隙間を流下してくる雨水は、留め付け金具部分で確実に表面側に流出する。そのために、従来の留め付け金具で起こりがちであった留め付け金具の係止片近辺での雨水の滞留がなくなり、雨水が外壁板の裏面に回り込むのは回避される。

図面の簡単な説明

0026

図1本発明による留め付け金具の一実施の形態を示す斜視図。
図2図1に示す留め付け金具の使用態様を説明する断面による側面図。
図3図1に示す留め付け金具の使用態様を説明する斜視図。
図4本発明による留め付け金具の他の実施の形態を示す斜視図。
図5本発明による留め付け金具のさらに他の実施の形態を示す斜視図。
図6従来の留め付け金具を説明する斜視図。
図7図6に示す留め付け金具の使用態様を説明する断面による側面図。
図8外壁板の一例を示す斜視図。
図9図8に示す外壁板の組み付け状態を説明する図。

--

0027

10…留め付け金具、11…基板、12A、12B…基板に立設した水平片、13A…水平片の先端から斜め上方に折曲した上向き係止片、13B…水平片の先端から斜め下方に折曲した下向き係止片、14…上向き係止片の先端に形成した平板部、6…付勢手段としての切り起こし片

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