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技術 ポリオルガノシロキサン含有組成物およびその製法、該組成物を含有するシリコンラバ—ペレットおよびその製法

出願人 ワッカーケミーアクチエンゲゼルシャフト
発明者 ディートリッヒヴォルファーヴィルヘルムマルシュ
出願日 2000年2月2日 (20年3ヶ月経過) 出願番号 2000-025522
公開日 2000年8月15日 (19年8ヶ月経過) 公開番号 2000-226522
状態 特許登録済
技術分野 プラスチック等の成形材料の処理、取扱一般 高分子組成物
主要キーワード 繊維性成分 熱分解二酸化ケイ素 経済的要因 高粘性物質 過酸化架橋 ポリオルガノシロキサン材料 オルガノシロキサン材料 回転ナイフ
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課題

解決手段

少なくともひとつのポリオルガノシロキサンホウ酸および水から成る新規組成物の使用による、流動性の改善。

効果

従来よりも易流動性を有するシリコンラバーペレットの獲得。

概要

背景

概要

シリコンラバーペレットの開発。

少なくともひとつのポリオルガノシロキサンホウ酸および水から成る新規組成物の使用による、流動性の改善。

従来よりも易流動性を有するシリコンラバーペレットの獲得。

目的

効果

実績

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請求項1

少なくともひとつのポリオルガノシロキサンホウ酸および水から製造可能な組成物

請求項2

脂肪酸塩を含有する、請求項1記載の組成物。

請求項3

脂肪酸塩がステアレートである、請求項1または2記載の組成物。

請求項4

ポリオルガノシロキサン、ホウ酸および水の成分を混合した、請求項1から3までのいずれか1項記載の組成物の製造方法。

請求項5

請求項1から3までのいずれか1項記載の組成物または請求項4記載の製法で製造した組成物から成る、シリコンラバーペレット

請求項6

組成物を0.2〜3質量%の量で含有する、請求項5記載のシリコンラバーペレット。

請求項7

成分を混合し、次いでペレット成形する、請求項5または6記載のシリコンラバーペレットの製造方法。

技術分野

この新規添加物を添加しない以外は実施例3と同様に行う。得られたシリコンラバーペレット成形できず、ペレットダイとナイフに付着して目詰まりさせるだけである。

0001

本発明は、組成物、この組成物の製造方法およびこの組成物を含有するペレットおよびこのペレットの製造方法に関する。

0002

例えば自動押出成形または自動射出成形に重要であるので、シリコンラバーペレットの供給は望まれてきた。

0003

問題は、ペレットダイおよび回転ナイフに付着して目詰まりを誘起するので、未処理のシリコンラバーをペレットにできないことである。

0004

US4172871には、シリコンラバーペレットの製造物に関する記載があるが、未処理の状態だと、シリコンラバーペレットが相互に固着してしまう。この問題を、この明細書では、例えばマイカまたはタルクでペレットを被覆することにより解決している。

0005

本発明の課題は、従来技術の改良、特に、易流動性を有し且つ障害を起こす可能性のある物質表面処理されていない、ペレットを提供することである。

0006

この課題は本発明により解決される。

0007

本発明は、少なくともひとつのポリオルガノシロキサンホウ酸および水から製造される組成物を提供する。

0008

ポリオルガノシロキサンは、有利に直鎖ポリオルガノシロキサン、例えばジメチルポリシロキサンフェニルメチルポリシロキサントリフルオロプロピルポリシロキサンまたはエチルプロピルポリシロキサンである。これらは10000〜9×106mPa.s、有利に100000〜8×106mPa.s、特に有利に6×106mPa.s〜8×106mPa.sの粘度を有する。この組成物は、ポリオルガノシロキサンを有利に30〜90質量%、特に有利に40〜80質量%、非常に有利に60〜70質量%含有する。

0009

この組成物は、ホウ酸を有利に2〜20質量%、特に有利に3〜14質量%、非常に有利に8〜9質量%含有する。

0010

この新規組成物は、有利に脂肪酸塩をも含有する。この脂肪酸塩は、有利に高級脂肪酸樹脂酸またはナフテン酸の、Al、Ba、Ca、Cd、Co、Cr、Cu、Fe、Li、Mg、Mn、Ni、Pb、Sn、Sr、Znのような金属の塩であり、例えばステアレートパルミテートオレアート、リノレート、樹脂酸塩ラウレートオクタノエート、リシノレート、12−ヒドロキシステアレート、ナフテネート、タレートおよびその類似物がある。炭素原子を12〜30個有する脂肪酸が有利であり、炭素原子を16〜26個有する脂肪酸が特に有利であり、特にステアレート、中でもカルシウムステアレートが有利である。この組成物は、脂肪酸塩を有利に1〜10質量%、特に有利に2〜6質量%、非常に有利に3〜4質量%含有する。

0011

本発明は、成分である、ポリオルガノシロキサン、ホウ酸および水を混合するという、この新規組成物の製造方法をも提供する。

0012

本発明では、前記成分、すなわちポリオルガノシロキサン、ホウ酸および有利に脱イオン水、さらに必要であれば、気体相熱分解して製造した表面積150〜300m2/gのシリカまたは沈降ケイ酸8〜60質量%、有利に15〜50質量%、非常に有利に25〜40質量%を混合する。混練は、有利に2〜4時間、有利に温度120〜190℃、有利に窒素雰囲気下で実施し、その際ホウ酸の溶媒として使用した水を蒸気として留去する。

0013

得られた組成物を、シリコンラバーから成るペレットを製造するための添加物として使用する。このシリコンラバーは、主に、過酸化架橋または付加−架橋したシリコンラバーである。意外にも、この添加物により、高い易流動性を有するシリコンラバーペレットの製造が可能になる。この添加物を、有利に0.1〜4質量%、特に有利に0.4〜2質量%、非常に有利に0.8〜1.2質量%でシリコンラバーに添加する。

0014

この新規シリコンラバーは、以下の成分を有利に含有する、過酸化架橋ポリオルガノシロキサン材料であることが望ましい。

0015

ポリオルガノシロキサンは、一般式(I):

0016

0017

[式中、Rは同一または異なっていてよく、非置換または置換炭化水素基であり、rは0、1、2または3であり、平均値が1.9〜2.1である]の単位から成る。

0018

炭化水素基Rの例には、アルキル基、例えばメチルエチル、n−プロピルイソプロピルn−ブチルイソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチルネオペンチルおよびtert−ペンチル基ヘキシル基、例えばn−ヘキシル基、ヘプチル基、例えばn−ヘプチル基、オクチル基、例えばn−オクチル基およびイソオクチル基、例えば2,2,4−トリメチルペンチル基ノニル基、例えばn−ノニル基、デシル基、例えばn−デシル基、ドデシル基、例えばn−ドデシル基、オクタデシル基、例えばn−オクタデシル基;シクロアルキル基、例えばシクロペンチルシクロヘキシルおよびシクロヘプチル基およびメチルシクロヘキシル基;アリール基、例えばフェニルビフェニルナフチルアンスリルおよびフェナンスリル基アルカリール基、例えばo−トリル基、m−トリル基およびp−トリル基、キシリル基およびエチルフェニル基;アラルキル基、例えばベンジル基およびα−フェニルエチル基およびβ−フェニルエチル基がある。

0019

置換炭化水素基Rの例には、ハロゲン化アルキル基、例えば3−クロロプロピル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基およびペルフルオロヘキシルエチル基およびハロゲン化アリール基、例えばp−クロロフェニル基およびp−クロロベンジル基がある。

0020

基Rは有利に水素原子または炭素原子1〜8個を有する炭化水素基であり、特に有利にメチル基である。

0022

基Rは有利に炭素原子2〜8個を有するアルケニル基であり、特に有利にビニル基である。

0023

炭素原子1〜8個を有する非置換又は置換炭化水素基のうち、特に有利なのは、メチル、ビニル、フェニルおよび3,3,3−トリフルオロプロピル基である。

0024

アルキル基、特にメチル基が、式(I)の単位から成るポリオルガノシロキサン(A)中に存在するSi原子の少なくとも70モル%と結合しているのが有利である。ポリオルガノシロキサンが、Si−結合メチル基および/または3,3,3−トリフルオロプロピル基の他にSi−結合ビニル基および/またはフェニル基を有する場合、後者の含有量は有利に0.001〜30モル%である。

0025

ポリオルガノシロキサン(A)は、主としてジオルガノシロキサン単位を有するのが有利である。ポリオルガノシロキサンの末端基トリアルキルシロキシ基であり、特にトリメチルシロキシ基またはジメチルビニルシロキシ基である。しかし、これらのアルキル基の一つまたはそれ以上が、ヒドロキシル基またはアルコキシ基、例えばメトキシ基またはエトキシ基で置換されていても良い。

0026

ポリオルガノシロキサン(A)は、液体または高粘性物質であってよい。ポリオルガノシロキサン(A)の粘度は、25℃で、有利に103〜108mPa.sである。

0027

単に1種類のポリオルガノシロキサン(A)を使用することも、少なくとも2つの異なる種類のポリオルガノシロキサン(A)を混合して使用することも可能である。

0028

この新規シリコンラバーに有利に使用する架橋剤は、過酸化物、例えばジベンゾイルペルオキシドビス(2,4−ジクロロベンゾイル)ペルオキシド、ジクミルペルオキシドまたは2,5−ビス(tert−ブチルペルオキシ)−2,5−ジメチルヘキサン、またはこれらの混合物であり、有利にビス(2,4−ジクロロベンゾイル)ペルオキシドと2,5−ビス(tert−ブチルペルオキシ)−2,5−ジメチルヘキサンとの混合物である。

0029

その他の有利な架橋剤は、ビス−4−メチルベンゾイルペルオキシド(=PMBP)と2,5−ジメチル−2,5−ジ−tert−ブチルペルオキシヘキサン(=DHBP)との混合物であり、その混合比は1:0.4〜0.5:1、有利に1:0.4である。

0030

本発明のポリオルガノシロキサン(A)は、有利に補強充填剤および/または非補強充填剤をも含有する。

0031

補強充填剤の例には、少なくとも50m2/gのBET表面積を有する、熱分解シリカまたは沈降シリカがある。

0032

前記のシリカ充填剤は、親水性を有していてよく、または公知の方法で疎水化したものであってよい。ここで参考文献として挙げられるのは、例えばDE3839900A(Wacker-Chemie GmbH;公開日1988年11月25日)または対応する米国特許第5057151号である。通常、疎水化には、ポリオルガノシロキサン材料全量あたり、ヘキサメチルジシラザンおよび/またはジビニルテトラメチルジシラザン1〜20質量%および水0.5〜5質量%を使用する。混練機またはインターナルミキサーのような好適な混練装置中に最初に装填しておいたポリオルガノシロキサン(A)へ、これらの試薬を有利に添加し、次いで、この材料に親水性シリカを徐々に混合する。

0033

非補強充填剤の例には粉末石英珪藻土ケイ酸カルシウムケイ酸ジルコニウムゼオライト金属酸化物粉末、例えば酸化アルミニウム酸化チタン酸化鉄、または酸化亜鉛ケイ酸バリウム硫酸バリウム炭酸カルシウム硫酸カルシウムおよびポリテトラフルオロエチレン粉末がある。その他の使用できる充填剤は、繊維性成分、例えばガラス繊維および合成ポリマー繊維である。これらの充填剤のBET表面積は、有利に50m2/gを下回る。

0034

この新規ポリオルガノシロキサン材料は架橋してエラストマーとなり、いずれの場合にも、ポリオルガノシロキサン(A)100質量部あたり、充填剤(B)を有利に1〜200質量部、特に有利に30〜100質量部含有する。

0035

適用に応じて、添加物(C)、例えば可塑剤のような加工助剤、または顔料、または熱安定剤のような安定剤を、硬化してエラストマーを生じるこの新規ポリオルガノシロキサン材料に添加できる。

0036

添加物(C)として使用できる可塑剤の例には、25℃で1000mm2/sを越えない粘度を有し、トリメチルシリルおよびヒドロキシル末端基を有するポリジメチルシロキサン、あるいはビフェニルシランジオールがある。

0037

添加物(C)として使用できる熱安定剤の例には、脂肪酸の遷移金属塩、例えば鉄オクトエートセリウムオクトエートおよびチタンビシレート(bythylate)、遷移金属シラノレート、例えば鉄シラノレートおよびセリウム(IV)化合物および酸化物、例えば酸化鉄および酸化チタンおよびそれらの混合物がある。

0038

この新規材料は、これらに加えて別の物質を含有しないのが有利である。

0039

この新規材料を製造するために使用する各成分は、それぞれ、単一種類の成分であるか、または少なくとも2つの異なる種類の成分の混合物である。

0040

過酸化架橋シリコンラバーに添加する添加物の量は、有利に0.1〜4質量%、特に有利に0.4〜2質量%、非常に有利に0.8〜1.2質量%である。続く、例えばペレットダイおよび回転ナイフを使用する慣用のペレット成形法でのペレットにより、高い易流動性を有するペレットを得る。

0041

付加−架橋ポリオルガノシロキサン材料もまた、シリコンラバーとして有利である。過酸化架橋剤を除く前記物質の全てを、付加−架橋ポリオルガノシロキサン材料にも使用できる。高温でのヒドロシリル化により硬化してエラストマーを生じるポリオルガノシロキサンラバーでは、さらにSi−結合水素原子を有するポリオルガノシロキサン(D)およびヒドロシリル化触媒(E)を含有する。

0042

ポリオルガノシロキサンラバーを高温でヒドロシリル化して硬化させ、エラストマーを得る場合、この材料は、Si−結合水素原子を有するポリオルガノシロキサン(D)およびヒドロシリル化触媒(E)を含有する。

0043

使用する架橋剤は、Si−結合水素原子を有するポリオルガノシロキサン(D)から成る。ポリオルガノシロキサン(D)は、直鎖、環状または分枝鎖型である。ポリオルガノシロキサン(D)は、少なくとも3個のSi−結合水素原子を有利に含有する。

0044

使用するポリオルガノシロキサン(D)は、有利に一般式(II):

0045

0046

[式中、R2はRによって規定されたものを表し、gは0または1でありおよびKおよびlはそれぞれ0であるか、1〜100の整数である]で示されるポリオルガノシロキサンである。

0047

基R2の例および有利な例は、基Rの例として前記したものである。基R2は、有利に、飽和アルキル基またはフェニル基である。

0048

kおよびlはそれぞれ有利に0であるか、または1〜50の整数である。kおよびlの和は有利に1〜50であり、特に有利に1〜20である。

0049

ポリオルガノシロキサン(D)の例は、特に、ジメチルヒドロシロキサン単位、メチルヒドロシロキサン単位、ジメチルシロキサン単位およびトリメチルシロキサン単位から成るコポリマー、トリメチルシロキサン単位、ジメチルヒドロシロキサン単位およびメチルヒドロシロキサン単位から成るコポリマー、トリメチルシロキサン単位、ジメチルシロキサン単位およびメチルヒドロシロキサン単位から成るコポリマー、メチルヒドロシロキサン単位およびトリメチルシロキサン単位から成るコポリマー、メチルヒドロシロキサン単位、ジフェニルシロキサン単位およびトリメチルシロキサン単位から成るコポリマー、メチルヒドロシロキサン単位、ジメチルヒドロシロキサン単位およびジフェニルシロキサン単位から成るコポリマー、メチルヒドロシロキサン単位、フェニルメチルシロキサン単位、トリメチルシロキサン単位および/またはジメチルヒドロシロキサン単位から成るコポリマー、メチルヒドロシロキサン単位、ジメチルシロキサン単位、ジフェニルシロキサン単位、トリメチルシロキサン単位および/またはジメチルヒドロシロキサン単位から成るコポリマーおよびジメチルヒドロシロキサン単位、トリメチルシロキサン単位、フェニルヒドロシロキサン単位、ジメチルシロキサン単位および/またはフェニルメチルシロキサン単位から成るコポリマーがある。

0050

使用するポリオルガノシロキサン(D)は、ポリオルガノシロキサン(A)の基R1中に含まれるエチレン性不飽和結合モルあたり、Si−結合水素原子を、有利に0.5〜6グラム原子、特に有利に1〜3グラム原子、非常に有利に1.5〜2.5グラム原子含有する。

0051

使用するヒドロシリル化触媒(E)は、原則的に、付加−架橋シリコンラバーに慣用される全ての触媒である。この触媒には、白金ロジウムパラジウムルテニウムおよびイリジウム元素および化合物があり、有利なのは白金の元素および化合物である。必要であれば、微粉砕した支持材料、例えば活性炭、酸化アルミニウムのような金属酸化物、または熱分解二酸化ケイ素の上に、遷移金属を固定してもよい。

0052

白金および白金化合物の使用が有利である。特にポリオルガノシロキサンに可溶性の白金化合物が有利である。使用できる可溶性白金化合物の例には、式(PtCl2・オレフィン)2およびH(PtCl3・オレフィン)で表される白金−オレフィン錯体があり、炭素原子2〜8個を有するアルケン、例えばエチレンプロピレンまたはブテンイソマー、オクテンのイソマー、あるいは炭素原子5〜7個を有するシクロアルケン、例えばシクロペンテンシクロヘキセンまたはシクロヘプテンを有利に使用する。その他の可溶性白金触媒には、式(PtCl2・C3H6)2で表される白金−シクロプロパン錯体、ヘキサクロロ白金酸アルコールエーテルまたはアルデヒドまたはその混合物との反応生成物、ヘキサクロロ白金酸とメチルビニルシクロテトラシロキサンとをエタノール溶液中でナトリウムビカルボネートの存在下に反応させた、反応生成物がある。二酸化ケイ素、酸化アルミニウムまたは活性化木炭または活性獣炭のような支持材料上の、微粉砕した白金、白金ハロゲン化物、例えばPtCl4、ヘキサクロロ白金酸およびNa2PtCl4・nH2O、白金−オレフィン錯体、例えばエチレン、プロピレン、ブタジエンとの錯体、白金−アルコール錯体、米国特許第4394317号に記載されるような白金−スチレン錯体、白金−アルコラート錯体、白金−アセチルアセトネートクロ白金酸モノケトン、例えばシクロヘキサノンメチルエチルケトンアセトン、メチルn−プロピルケトン、ジイソブチルケトンアセトフェノンまたは酸化メジチルとの反応生成物および米国特許第3715334号、3775452号および3814730号に記載される白金−ビニルシロキサン錯体、例えば検出可能量の無機ハロゲンを有するまたは有しない白金ジビニルテトラメチルジシロキサンが有利であり、これらは全て、周囲温度250℃までで組成物の硬化を促進することができる量であり、この際、オルガノヒドロシロキサンおよびヒドロシリル化触媒は、硬化性組成物の二つまたはそれ以上の部分の、異なる部分に存在するのが有利である。特にビニルシロキサンを有する白金錯体、例えば対称−ジビニルテトラメチルジシロキサンが有利である。

0053

ヒドロシリル化触媒(IV)は、マイクロカプセル化した形でも使用でき、この場合、触媒は、ポリオルガノシロキサンに不溶微粉砕化固体ポリエステル樹脂シリコン樹脂)中に存在する。使用するヒドロシリル化触媒は、シクロデキストリンのような包接化合物の形でもよい。

0054

使用するヒドロシリル化触媒の量は、所望の架橋速度および経済的要因に依存する。慣用の白金触媒を使用する場合、硬化性シリコンラバー中の白金金属量は0.1〜500ppm(ppm=1000000質量部あたりの質量部数)、有利に10〜100ppmである。必要であれば、この触媒を、0.01〜5質量%量のインヒビターと併用してもよい。

0055

付加−架橋HTVシリコンラバーを以下のようにして有利に製造する:トリメチルシロキシ基で末端キャップし、ジメチルシロキサン単位99.7モル%とビニルメチルシロキサン単位0.3モル%とから成り、25℃で8×106mPa.sの粘度を有するジポリオルガノシロキサン75質量部、トリメチルシロキシ基で末端をキャップし、ジメチルシロキサン単位99.4モル%とビニルメチルシロキサン単位0.6モル%とから成り、25℃で8×106mPa.sの粘度を有するジポリオルガノシロキサン25質量部を、ガス相で熱分解して製造したBET表面積300m2/gの二酸化ケイ素45質量部および各末端にSi−結合ヒドロキシル基をひとつ有し、25℃で40mPa.sの粘度を有するジメチルポリシロキサン7質量部と共に、150℃の混練機中で混合し、2時間混練した。混合物を室温まで冷却した後、イソプロパノール中に1%濃度のヘキサクロロ白金酸溶液の形で存在する白金5ppmおよびベンゾトリアゾール0.2ppmを混和する。ここでppmとは、いずれの場合も、前記混合物全量あたりの量を意味する。次に、トリメチルシロキシ基で末端をキャップし、25℃で20mPa.sの粘度を有するメチルヒドロポリシロキサンの一部を混合物へ添加する。

0056

この新規添加物を、有利に0.1〜4質量%、特に有利に0.4〜2質量%、非常に有利に0.8〜1.2質量%で付加−架橋シリコンラバーへ添加する。続く、例えばペレットダイおよび回転ナイフを使用した慣用のペレット成形法でのペレット化により、高い易流動性を有するペレットを得る。

0057

この新規添加物の利点は、第一に、熱分解二酸化ケイ素を添加せずに、高い易流動性を有するペレットを獲得出来ることである。熱分解二酸化ケイ素の添加の目的は、それ自体が粘着性であるシリコンラバーの粘着性を減弱させることである。この種の混合物の貯蔵安定性は、ラバーが数時間で完全に硬化するため、24時間を越えない。しかし、この新規シリコンラバーペレットは少なくとも6カ月の貯蔵安定性を有するので、この期間中であれば、申し分なく加工できる。

0058

例1
添加物の製造
粘度8×106mPa.sのジメチルポリシロキサン100質量部を、ホウ酸13質量部、ガス相中で熱分解した表面積150m2/gの二酸化ケイ素46質量部、カルシウムステアレート5質量部および脱イオン水30質量部といっしょに混練機中で混合し、窒素下に150℃で3時間混練する。この間に、ホウ酸の溶媒として使用した水を除去する。

0059

例2
過酸化架橋シリコンラバーの製造
トリメチルシロキシ基で末端をキャップし、ジメチルシロキサン単位99.93モル%とビニルメチルシロキサン単位0.07モル%とから成り、25℃で8×106mPa.sの粘度を有するジオルガノポリシロキサン100質量部を、150℃の混練基中で、まず、ガス相で熱分解して製造した表面積200m2/gの二酸化ケイ素50質量部と混合し、次に、トリメチルシロキシ基で末端をキャップし、25℃で96mPa.sの粘度を有するジメチルポリシロキサン1質量部と混合し、さらに、各末端にSi−結合ヒドロキシル基を有し、25℃で40mPa.sの粘度を有するジメチルポリシロキサン7質量部と混合し、次いで再度、トリメチルシロキシ基で末端をキャップし、25℃で96mPa.sの粘度を有するジメチルポリシロキサン1質量部と混合し、最後に、等量のビス(2,4−ジクロロベンゾイル)ペルオキシドおよびトリメチルシロキサン基で末端をキャップし、25℃で250mPa.sの粘度を有するジメチルポリシロキサンとから成るペースト2.8質量部と混合し、次に、例1の添加物0.8%を混合し、難なく加工処理して、高い易流動性を有するペレットを得る。これに必要な製造装置はダイ上に回転ナイフを有する押出機である。

0060

比較例1
新規添加物を使用しない以外は、実施例2と同様に行う。得られたシリコンラバーはペレット成形できず、ペレットダイとナイフに付着して目詰まりさせるだけである。

0061

例3
付加−架橋シリコンラバーの製造:
成分Aの合成:トリメチルシロキサン基で末端をキャップし、ジメチルシロキサン単位99.7モル%とビニルメチルシロキサン単位0.3モル%とから成り、25℃で8×106mPa.sの粘度を有するジオルガノポリシロキサン75質量部およびトリメチルシロキシ基で末端をキャップし、ジメチルシロキサン単位99.4モル%とビニルメチルシロキサン単位0.6モル%とから成り、25℃で8×106mPa.sの粘度を有するジオルガノポリシロキサン25質量部を、ガス相で熱分解したBET表面積300m2/gの二酸化ケイ素45質量部および各末端にSi−結合ヒドロキシル基を有し、25℃で40mPa.sの粘度を有するジメチルポリシロキサン7質量部といっしょに、150℃の混練機中で混合し、2時間混練する。

0062

ポリジメチルシロキサン97質量部、白金−ジビニルテトラメチルジシロキサン錯体3質量部およびインヒビターのエチニルシクロヘキサノール0.07質量部から成る白金触媒0.19gを、前記のケイ素混合物100質量部に添加し、材料を室温まで冷却した後、混練機中でホモジナイズする。

0063

成分Bの合成:材料を室温まで冷却した後に、白金触媒およびインヒビターではなく、ポリジメチルシロキサン−コ−ヒドロメチルポリシロキサン4質量部およびインヒビターのエチニルシクロヘキサノール0.03質量部を、前記のケイ素混合物100質量部に添加する以外は、成分Aの記載と同様に混合物を製造する。

0064

成分Aおよび成分Bに、それぞれ、実施例1の添加物0.8%を混合し、混練機中でホモジナイズし、難なく加工処理して、高い易流動性を有するペレットを得る。これに必要な製造装置は、ダイ上に回転ナイフを有する押出機である。

0065

比較例2

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