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技術 物品処理装置および紙葉類処理装置

出願人 株式会社東芝
発明者 細谷青史
出願日 1999年1月29日 (21年10ヶ月経過) 出願番号 1999-021304
公開日 2000年8月11日 (20年4ヶ月経過) 公開番号 2000-222616
状態 未査定
技術分野 紙幣の取り扱い 紙幣・有価証券の検査 基本的包装技術6(結束)
主要キーワード 判定区分 再使用不能 前処理機 各集積装置 搬入端 物品処理装置 取出し要求 取出動作
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年8月11日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

この発明は、ジャム処理にかかるオペレータ作業負担を軽減でき、装置の稼働率を高くすることができる物品処理装置および紙葉類処理装置を提供することを課題とする。

解決手段

紙葉類処理装置は、取出した紙葉類検査して100枚毎に小帯施封し、10把毎に大帯で結束して束として搬出する。小帯施封される把が9把目であるとき、前の10把が大帯結束中であるか否かを見て、結束中である場合に紙葉類の取出しを停止し、ジャムを防止する。前の10把の結束が終了された時点で紙葉類の取出しが再開される。

概要

背景

従来、紙葉類処理装置として、複数枚紙葉類を1枚ずつ取出す取出装置取出された紙葉類を検査する検査装置、検査した結果、再使用に適した紙葉類を所定枚数毎小帯施封する施封装置、施封した把を所定数毎に大帯で結束する結束装置、および結束した束を装置の外へ搬出する搬出装置を備えたものが知られている。

この種の紙葉類処理装置においては、紙葉類の取出し、検査、施封、結束などの処理を平行して行なうことにより、装置の稼働率を上げて処理能力を高めている。

概要

この発明は、ジャム処理にかかるオペレータ作業負担を軽減でき、装置の稼働率を高くすることができる物品処理装置および紙葉類処理装置を提供することを課題とする。

紙葉類処理装置は、取出した紙葉類を検査して100枚毎に小帯で施封し、10把毎に大帯で結束して束として搬出する。小帯施封される把が9把目であるとき、前の10把が大帯結束中であるか否かを見て、結束中である場合に紙葉類の取出しを停止し、ジャムを防止する。前の10把の結束が終了された時点で紙葉類の取出しが再開される。

目的

この発明は、以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、ジャム処理にかかるオペレータの作業負担を軽減でき、装置の稼働率を高くすることができる物品処理装置および紙葉類処理装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

複数の物品を連続して取出す取出手段と、この取出手段にて取出された物品を処理する第1処理手段と、この第1処理手段にて処理済みの物品を集積して所定数毎に結束する第2処理手段と、上記第1処理手段にて処理されて上記第2処理手段にて集積される物品が上記所定数に達する前に、上記第2処理手段にて1つ前に処理される所定数の物品が結束中であるか否かを判断し、1つ前の所定数の物品が結束中であることを条件に上記取出手段による物品の取出しを停止させる制御手段と、を備えていることを特徴とする物品処理装置

請求項2

複数の物品を連続して取出す取出手段と、この取出手段にて取出された物品を処理する第1処理手段と、この第1処理手段にて処理済みの物品を集積して所定数毎に結束する第2処理手段と、上記第1処理手段にて処理されて上記第2処理手段にて集積される物品が上記所定数に達する前に、上記第2処理手段にて1つ前に処理される所定数の物品が結束中であるか否かを判断し、1つ前の所定数の物品が結束中であることを条件に上記取出手段による物品の取出しを停止させ、この結束中の物品の結束が終了されたことを条件に、上記取出手段による物品の取出しを再開させる制御手段と、を備えていることを特徴とする物品処理装置。

請求項3

上記制御手段にて上記取出手段による物品の取出しを停止させている状態で、上記第1および第2処理手段による処理が続行されることを特徴とする請求項2記載の物品処理装置。

請求項4

複数枚紙葉類を連続して取出す取出手段と、この取出手段にて取出された紙葉類を所定枚数毎に集積し、所定枚数の紙葉類を施封して把を形成する施封手段と、この施封手段にて施封された把を所定数毎に集積し、所定数の把を結束して束を形成する結束手段と、上記施封手段にて所定枚数の紙葉類が施封される時点で、この施封される紙葉類が上記結束手段にて集積されたとき所定数目の把より少なくとも1つ前の把となることが判断された場合、上記結束手段にてこれより前に結束される所定数の把が結束中であるか否かを判断し、この所定数の把が結束中であることを条件に上記取出手段による紙葉類の取出しを停止させる制御手段と、を備えていることを特徴とする紙葉類処理装置

請求項5

複数枚の紙葉類を連続して取出す取出手段と、この取出手段にて取出された紙葉類を所定枚数毎に集積し、所定枚数の紙葉類を施封して把を形成する施封手段と、この施封手段にて施封された把を所定数毎に集積し、所定数の把を結束して束を形成する結束手段と、上記施封手段にて所定枚数の紙葉類が施封される時点で、この施封される紙葉類が上記結束手段にて集積されたとき所定数目の把より少なくとも1つ前の把となることが判断された場合、上記結束手段にてこれより前に結束される所定数の把が結束中であるか否かを判断し、この所定数の把が結束中であることを条件に上記取出手段による紙葉類の取出しを停止させ、この結束中の所定数の把の結束が終了されたことを条件に上記取出手段による紙葉類の取出しを再開させる制御手段と、を備えていることを特徴とする紙葉類処理装置。

請求項6

上記制御手段にて上記取出手段による紙葉類の取出しが停止されている状態で、上記施封手段および結束手段による処理が続行されることを特徴とする請求項5記載の紙葉類処理装置。

請求項7

複数枚の紙葉類を連続して取出す取出手段と、この取出手段にて取出された紙葉類を検査する検査手段と、この検査手段にて検査された紙葉類を所定枚数毎に集積する集積手段と、この集積手段にて集積された所定枚数の紙葉類を小帯で施封して把を形成する施封手段と、この施封手段にて施封された把を搬送する搬送手段と、この搬送手段にて搬送された把を所定数毎に集積し、所定数の把を大帯で結束して束を形成する結束手段と、上記集積手段に集積された所定枚数の紙葉類が上記施封手段にて施封される時点で、この施封される紙葉類が上記結束手段にて集積されたとき所定数目の把より少なくとも1つ前の把となることが判断された場合、上記結束手段にてこれより前に結束される所定数の把が結束中であるか否かを判断し、この所定数の把が結束中であることを条件に上記取出手段による紙葉類の取出しを停止させる制御手段と、を備えていることを特徴とする紙葉類処理装置。

請求項8

複数枚の紙葉類を連続して取出す取出手段と、この取出手段にて取出された紙葉類を検査する検査手段と、この検査手段にて検査された紙葉類を所定枚数毎に集積する集積手段と、この集積手段にて集積された所定枚数の紙葉類を小帯で施封して把を形成する施封手段と、この施封手段にて施封された把を搬送する搬送手段と、この搬送手段にて搬送された把を所定数毎に集積し、所定数の把を大帯で結束して束を形成する結束手段と、上記集積手段に集積された所定枚数の紙葉類が上記施封手段にて施封される時点で、この施封される紙葉類が上記結束手段にて集積されたとき所定数目の把より少なくとも1つ前の把となることが判断された場合、上記結束手段にてこれより前に結束される所定数の把が結束中であるか否かを判断し、この所定数の把が結束中であることを条件に上記取出手段による紙葉類の取出しを停止させ、この結束中の所定数の把の結束が終了されたことを条件に、上記取出手段による紙葉類の取出しを再開させる制御手段と、を備えていることを特徴とする紙葉類処理装置。

請求項9

上記制御手段にて上記取出手段による紙葉類の取出しが停止されている状態で、上記施封手段、搬送手段および結束手段による処理が続行されることを特徴とする請求項8記載の紙葉類処理装置。

技術分野

0001

この発明は、複数の物品検査して所定数毎に束ね物品処理装置係り、特に、複数枚紙葉類を1枚ずつ取出して検査し、検査済みの紙葉類を所定枚数毎に束ねて搬出する紙葉類処理装置に関する。

背景技術

0002

従来、紙葉類処理装置として、複数枚の紙葉類を1枚ずつ取出す取出装置、取出された紙葉類を検査する検査装置、検査した結果、再使用に適した紙葉類を所定枚数毎に小帯施封する施封装置、施封した把を所定数毎に大帯で結束する結束装置、および結束した束を装置の外へ搬出する搬出装置を備えたものが知られている。

0003

この種の紙葉類処理装置においては、紙葉類の取出し、検査、施封、結束などの処理を平行して行なうことにより、装置の稼働率を上げて処理能力を高めている。

発明が解決しようとする課題

0004

しかし、この種の紙葉類処理装置では、処理能力が高くなる反面、下流側の処理、例えば大帯結束処理遅れてしまうと、小帯施封処理などの上流側の処理が追いついてジャムを発生してしまうといった問題を生じる。

0005

この発明は、以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、ジャム処理にかかるオペレータ作業負担を軽減でき、装置の稼働率を高くすることができる物品処理装置および紙葉類処理装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するため、この発明のうち請求項1記載の物品処理装置は、複数の物品を連続して取出す取出手段と、この取出手段にて取出された物品を処理する第1処理手段と、この第1処理手段にて処理済みの物品を集積して所定数毎に結束する第2処理手段と、上記第1処理手段にて処理されて上記第2処理手段にて集積される物品が上記所定数に達する前に、上記第2処理手段にて1つ前に処理される所定数の物品が結束中であるか否かを判断し、1つ前の所定数の物品が結束中であることを条件に上記取出手段による物品の取出しを停止させる制御手段と、を備えている。

0007

請求項1記載の物品処理装置によると、第1処理手段にて処理される物品が第2処理手段にて結束される所定数に達する前に、第2処理手段における1つ前の所定数の物品の結束状態を見て、1つ前の所定数の物品が結束中である場合に物品の取出しを停止するようにしている。これにより、第2処理手段にて結束処理が終了していないうちに第1処理手段による処理が追いついてジャムを生じることを防止でき、オペレータによるジャム処理の手間を軽減でき、且つ装置の稼働率を高く維持できる。

0008

また、この発明のうち請求項2記載の物品処理装置は、複数の物品を連続して取出す取出手段と、この取出手段にて取出された物品を処理する第1処理手段と、この第1処理手段にて処理済みの物品を集積して所定数毎に結束する第2処理手段と、上記第1処理手段にて処理されて上記第2処理手段にて集積される物品が上記所定数に達する前に、上記第2処理手段にて1つ前に処理される所定数の物品が結束中であるか否かを判断し、1つ前の所定数の物品が結束中であることを条件に上記取出手段による物品の取出しを停止させ、この結束中の物品の結束が終了されたことを条件に、上記取出手段による物品の取出しを再開させる制御手段と、を備えている。

0009

また、この発明のうち請求項3記載の物品処理装置によると、上記制御手段にて上記取出手段による物品の取出しを停止させている状態で、上記第1および第2処理手段による処理が続行されることを特徴とする。

0010

また、この発明のうち請求項4記載の紙葉類処理装置は、複数枚の紙葉類を連続して取出す取出手段と、この取出手段にて取出された紙葉類を所定枚数毎に集積し、所定枚数の紙葉類を施封して把を形成する施封手段と、この施封手段にて施封された把を所定数毎に集積し、所定数の把を結束して束を形成する結束手段と、上記施封手段にて所定枚数の紙葉類が施封される時点で、この施封される紙葉類が上記結束手段にて集積されたとき所定数目の把より少なくとも1つ前の把となることが判断された場合、上記結束手段にてこれより前に結束される所定数の把が結束中であるか否かを判断し、この所定数の把が結束中であることを条件に上記取出手段による紙葉類の取出しを停止させる制御手段と、を備えている。

0011

請求項4記載の紙葉類処理装置によると、所定数目の把より少なくとも1つ前に処理される把が施封されるとき、結束手段による1つ前の所定数の把の結束状態を見て、この所定数の把が結束中である場合に紙葉類の取出しを停止するようにした。これにより、前の所定数の把が結束中である場合に、次の把の処理が停止され、ジャムが防止される。

0012

また、この発明のうち請求項5記載の紙葉類処理装置は、複数枚の紙葉類を連続して取出す取出手段と、この取出手段にて取出された紙葉類を所定枚数毎に集積し、所定枚数の紙葉類を施封して把を形成する施封手段と、この施封手段にて施封された把を所定数毎に集積し、所定数の把を結束して束を形成する結束手段と、上記施封手段にて所定枚数の紙葉類が施封される時点で、この施封される紙葉類が上記結束手段にて集積されたとき所定数目の把より少なくとも1つ前の把となることが判断された場合、上記結束手段にてこれより前に結束される所定数の把が結束中であるか否かを判断し、この所定数の把が結束中であることを条件に上記取出手段による紙葉類の取出しを停止させ、この結束中の所定数の把の結束が終了されたことを条件に上記取出手段による紙葉類の取出しを再開させる制御手段と、を備えている。

0013

また、この発明のうち請求項6記載の紙葉類処理装置によると、上記制御手段にて上記取出手段による紙葉類の取出しが停止されている状態で、上記施封手段および結束手段による処理が続行されることを特徴とする。

0014

また、この発明のうち請求項7記載の紙葉類処理装置は、複数枚の紙葉類を連続して取出す取出手段と、この取出手段にて取出された紙葉類を検査する検査手段と、この検査手段にて検査された紙葉類を所定枚数毎に集積する集積手段と、この集積手段にて集積された所定枚数の紙葉類を小帯で施封して把を形成する施封手段と、この施封手段にて施封された把を搬送する搬送手段と、この搬送手段にて搬送された把を所定数毎に集積し、所定数の把を大帯で結束して束を形成する結束手段と、上記集積手段に集積された所定枚数の紙葉類が上記施封手段にて施封される時点で、この施封される紙葉類が上記結束手段にて集積されたとき所定数目の把より少なくとも1つ前の把となることが判断された場合、上記結束手段にてこれより前に結束される所定数の把が結束中であるか否かを判断し、この所定数の把が結束中であることを条件に上記取出手段による紙葉類の取出しを停止させる制御手段と、を備えている。

0015

また、この発明のうち請求項8記載の紙葉類処理装置は、複数枚の紙葉類を連続して取出す取出手段と、この取出手段にて取出された紙葉類を検査する検査手段と、この検査手段にて検査された紙葉類を所定枚数毎に集積する集積手段と、この集積手段にて集積された所定枚数の紙葉類を小帯で施封して把を形成する施封手段と、この施封手段にて施封された把を搬送する搬送手段と、この搬送手段にて搬送された把を所定数毎に集積し、所定数の把を大帯で結束して束を形成する結束手段と、上記集積手段に集積された所定枚数の紙葉類が上記施封手段にて施封される時点で、この施封される紙葉類が上記結束手段にて集積されたとき所定数目の把より少なくとも1つ前の把となることが判断された場合、上記結束手段にてこれより前に結束される所定数の把が結束中であるか否かを判断し、この所定数の把が結束中であることを条件に上記取出手段による紙葉類の取出しを停止させ、この結束中の所定数の把の結束が終了されたことを条件に、上記取出手段による紙葉類の取出しを再開させる制御手段と、を備えている。

0016

更に、この発明のうち請求項9記載の紙葉類処理装置によると、上記制御手段にて上記取出手段による紙葉類の取出しが停止されている状態で、上記施封手段、搬送手段および結束手段による処理が続行されることを特徴とする。

発明を実施するための最良の形態

0017

以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳細に説明する。

0018

図1には、この発明の紙葉類処理装置1の全体構成を概略的に示してあり、図2乃至図4には、図1の紙葉類処理装置1を3つの部分に分割した拡大図をそれぞれ示してある。

0019

図1に示すように、紙葉類処理装置1は、筐体としてのハウジング2を有している。このハウジング2内の所定位置には、紙葉類処理装置1に投入された複数枚の紙葉類(以下、単に券と称することもある)を一枚づつ取出す取出装置4が設けられている。取出装置4による紙葉類の取出し方向下流側には、取出された紙葉類を搬送する搬送装置6が設けられている。この搬送装置6は、取出装置4に連続した主搬送路3の他に、この主搬送路3から分岐された後述する排除搬送路14、および裁断搬送路18を含んでいる。

0020

主搬送路3上には、取出装置4にて取出された紙葉類を検査する検査装置8が配設されている。検査装置8は、取出された紙葉類が排除すべき排除券であるか排除すべきではない非排除券であるかを検査するとともに、排除すべきではないことが判断された非排除券が再使用に適した適合券であるか再使用に適さない非適合券であるかを検査する。つまり、取出装置4にて取出された紙葉類は、検査装置8にて検査されることによって、排除券、適合券、非適合券のうちのいずれかに分類される。

0021

検査装置8より下流側の主搬送路3上には、この検査装置8による検査結果に従って、主搬送路3上を搬送される紙葉類の搬送方向を選択的に切換える第1乃至第3ゲート11、12、13が順に配設されている。

0022

最も上流側の第1ゲート11は、検査装置8の下流側で主搬送路3から分岐された排除搬送路14の分岐位置に設けられ、紙葉類を主搬送路3から排除搬送路14へ選択的に導くように切換えられる。また、排除搬送路14上には、検査装置8にて排除券であることが判断された紙葉類を集積するとともに集積した排除券を一括してハウジング2外へ取出す排除券集積装置16が設けられている。

0023

第2ゲート12は、第1ゲート11より下流側で主搬送路3から分岐された裁断搬送路18の分岐位置に設けられ、紙葉類を主搬送路3から裁断搬送路18へ選択的に導くように切換えられる。また、裁断搬送路18上には、検査装置8にて非適合券であることが判断された紙葉類を所定の失効サイズに裁断する裁断装置20が設けられている。

0024

第3ゲート13は、第2ゲート12より下流側に設けられ、紙葉類を第1適合券集積装置21或いは第2適合券集積装置22のうちのいずれか一方に選択的に導くように切換えられる。つまり、検査装置8にて適合券であることが判断された紙葉類は、第1適合券集積装置21および第2適合券集積装置22へ所定枚数毎に集積されるようになっている。

0025

第1および第2適合券集積装置21、22(以下、単に集積装置と称する場合もある)に隣接した位置には、各集積装置に集積された適合券を所定枚数毎に区分して小帯施封する小帯施封機構23、24がそれぞれ設けられている。小帯施封機構23、24の下方には、この小帯施封機構23、24にて小帯施封された把を所定方向に搬送するとともに、把の取り揃えの不良を検査する把搬送・検査装置25が設けられている。また、把搬送・検査装置25の下方には、検査済みの把を所定数毎に大帯で結束して束とする大帯結束機構26が設けられている。さらに、この大帯結束機構26の図中左側に隣接した位置には大帯交換ユニット27が設けられ、大帯結束機構26の図中右側に隣接した位置には大帯で結束された束を搬送してハウジング2外へ搬出する搬送機構28が設けられている。

0026

次に、上述した紙葉類処理装置1の各部の構成について、図2乃至図4を用いて更に詳細に説明する。

0027

取出装置4は、図示していない前処理機などを介して紙葉類処理装置1に投入される複数枚のバラの紙葉類を載置する載置台41と、この載置台41上に載置された紙葉類の最上の紙葉類から順に主搬送路3上に取出す取出ロータ42と、載置台41を取出ロータ42に対して昇降し載置台41上の紙葉類を取出ロータ42に押し付け昇降機構43と、を備えている。

0028

取出装置4の下流側に設けられた搬送装置6は、上記主搬送路3、排除搬送路14、および裁断搬送路18を介して紙葉類を所定の処理装置へ搬送する複数の搬送部を有している。つまり、搬送装置6は、取出装置4により取り出された紙葉類を受け取って主搬送路3を介して搬送する第1搬送部61と、第1搬送部61の搬出端部にその一部が重なった状態で第1搬送部61に並設され、第1搬送部61から受け渡された紙葉類を搬送する第2搬送部62と、第2搬送部62から受け渡された紙葉類を受け取って搬送する第3搬送部63(図2および図3参照)と、第3搬送部63の搬出端部にその一部が重なった状態で第3搬送部63に並設され、第3搬送部63から受け渡された紙葉類を搬送する第4搬送部64と、第4搬送部64の途中から第4搬送部64に並設され第2適合券集積装置22まで延びた第5搬送部65と、を備えている。尚、上述した第1、第2、及び第3ゲート11、12、13は、第5搬送部65が配設された主搬送路3の途中に配設されている。

0029

また、搬送装置6は、第4搬送部64と第5搬送部65との間で規定された主搬送路3から、第1ゲート11により排除搬送路14へシフトされた紙葉類を、第4搬送部64と共働して排除券集積装置16へ搬送する第6搬送部66と、第1ゲート11から第2ゲート12にかけて第5搬送部65に並設され紙葉類を搬送する第7搬送部67と、第2ゲート12により裁断搬送路18へシフトされた紙葉類を、第7搬送部67と協同して裁断装置20へ搬送する第8搬送部68と、第2ゲート12から第3ゲート13にかけて(図3および図4参照)第5搬送部65に並設され、第3ゲート13により主搬送路3から分岐された紙葉類を、第5搬送部65と共働して第1適合券集積装置21まで搬送する第9搬送部69(図3および図4参照)と、を備えている。

0030

第2搬送部62の搬入端部の手前から第5搬送部65の搬入端部にわたる主搬送路3上には、取出装置4により取り出されて搬送される紙葉類から各種データを読取って、このデータに基づいて当該紙葉類を再検査の必要な排除券、再使用可能な適合券、または再使用不能な非適合券の3種類に判定区分する複数の検査部を有する検査装置8が設けられている。

0031

また、第6搬送部66の搬出端部の下流側には、排除券を集積する排除券集積装置16が設けられ、第8搬送部68の搬出端部の下流側には、非適合券を細片に裁断する裁断装置20が設けられ、第9搬送部69の搬出端部の下流側には、適合券を集積する第1適合券集積装置21が設けられ、第5搬送部65の搬出端部の下流側には、適合券を集積する第2適合券集積装置22が設けられている。

0032

更に、第1搬送部61の搬入端部、第1ゲート11、第2ゲート12、第3ゲート13、排除券集積装置16、第1適合券集積装置21、第2適合券集積装置22、および裁断装置20の上流側の各搬送路上には、それぞれ紙葉類の通過を検出する光電式のシフトセンサ60a〜60h、が設けられており、取出装置4にて取出された紙葉類が追跡されて監視されるようになっている。

0033

尚、上述した各搬送部61〜69は、ドライブローラベルト走行に伴いこれによって連れ回りされるアイドルローラ、これらのローラ掛け渡された無端状ベルト、およびガイドを有している。

0034

次に、上記のように構成された紙葉類処理装置1の動作を制御する制御系について、図5に示すブロック図を参照して説明する。

0035

紙葉類処理装置1の制御系は、主制御部100を備えている。主制御部100には、取出装置4による紙葉類の取出動作を制御するとともに、第1乃至第6搬送部61〜66および第9搬送部69を駆動制御する取出制御部101と、第1ゲート11、および第3ゲート13を制御する搬送制御部102と、第7搬送部67および第8搬送部68、第2ゲート12、および裁断装置20を駆動制御する裁断制御部103と、が接続されている。

0036

また、主制御部100には、主搬送路3を介して搬送される紙葉類を検査する検査装置8と、排除搬送路14を介して搬送される排除券を集積する排除券集積装置16と、第3ゲート13によってシフトされる適合券を所定枚数毎に集積する第1および第2適合券集積装置21、22、および各集積装置21、22に集積された適合券を小帯にて施封する小帯施封機構23、24の動作を制御する施封制御部104と、施封された把を搬送して検査する把搬送・検査装置25と、検査済みの把を集積して所定数毎に大帯で結束する大帯結束機構26による集積・結束動作を制御する結束制御部105と、上述した各シフトセンサ60a〜60hと、が接続されている。

0037

次に、上記のように構成された紙葉類処理装置1の動作について説明する。

0038

まず、取出装置4の載置台41上に所定枚数の紙葉類が載置され、紙葉類が載置された載置台41が昇降機構43によって上昇され、最上の紙葉類が取出ロータ42に押し付けられる。そして、取出ロータ42の回転により載置台41上の紙葉類が最上部のものから順に連続して取出される。

0039

取出装置4にて主搬送路3上に一枚づつ連続的に取出された紙葉類は、搬送装置6の第1搬送部61によって主搬送路3上に取り込まれ、第1搬送部61乃至第9搬送部69を介して一定速度で搬送されて所定の処理装置へ次々と搬送される。

0040

取出装置4にて取出された紙葉類は、まず、第1搬送部61の途中から第5搬送部65の手前に至る主搬送路3上に配設された複数の検査部から成る検査装置8を通過されて検査され、この検査結果に基づいて当該紙葉類が排除券、適合券、または非適合券のいずれかに分類される。

0041

そして、この判断の結果に従って、当該紙葉類が第1ゲート11にて排除券と非排除券(適合券および非適合券)とに区分され、続いて第1ゲート11にて非排除券として区分された紙葉類が第2ゲート12にて適合券と非適合券とに区分される。

0042

例えば、取出装置4にて取出された紙葉類が検査装置8にて排除券であることが判断された場合、当該紙葉類が第1ゲート11の上流側のシフトセンサ60bによって検知されるタイミングで第1ゲート11が作動され、主搬送路3が排除搬送路14へ接続され、当該紙葉類が排除券集積装置16へ搬送される。尚、第1ゲート11は、次に搬送される紙葉類が排除券であることが判断された場合、引き続き主搬送路3を排除搬送路14へ接続する位置に保持され、次に搬送される紙葉類が非排除券(適合券もしくは非適合券)であることが判断された場合、シフトセンサ60bによって当該紙葉類が検知されるタイミングで切換えられる。

0043

また、検査装置8にて非適合券であることが判断された紙葉類は、第1ゲート11を通過されてシフトセンサ60cにて検知される。この際、シフトセンサ60cが当該紙葉類を検知するタイミングで第2ゲート12が作動され、主搬送路3が裁断搬送路18へ接続され、当該紙葉類が裁断装置20へ搬送され、細片に裁断される。

0044

また、検査装置8にて適合券であることが判断された紙葉類は、第1ゲート11および第2ゲート12を通過されて主搬送路3を搬送され、シフトセンサ60dを通過されて計数される。この際、第3ゲート13は、主搬送路3を第1適合券集積装置21に接続する位置に切換えられ、シフトセンサ60dにて100枚の適合券が計数されるまでこの位置に保持される。

0045

そして、第3ゲート13は、シフトセンサ60dにより適合券100枚の通過が検知されて100枚の適合券が第1適合券集積装置21に集積された時点で、主搬送路3を第2適合券集積装置22に接続する位置に切換えられ、シフトセンサ60dにて100枚の適合券が計数されるまでこの位置に保持される。

0046

このように、第3ゲート13は、適合券100枚が通過する毎に切換えられ、第1適合券集積装置21と第2適合券集積装置22とにおいて交互に適合券100枚を集積するように作用する。

0047

そして、第2適合券集積装置22に100枚の適合券100枚が集積される間に、第1適合券集積施置21にて集積された100枚の適合券が、小帯施封機構23にて小帯により施封され把が形成される。また、第1適合券集積装置21に100枚の適合券100枚が集積される間に、第2適合券集積施置22にて集積された100枚の適合券が、小帯施封機構24にて小帯により施封され把が形成される。

0048

各小帯施封機構23、24にて交互に形成された把は、把搬送・検査装置25にて順次搬送されて取り揃えの不良が検査され、大帯結束機構26において集積されて10把毎に大帯により結束され、大帯結束された束が搬送機構28を介して紙葉類処理装置1の外部に搬出される。

0049

ところで、上述した紙葉類処理装置においては、装置の稼働率を高めるため、紙葉類の取出し、検査、区分、集積、小帯施封、大帯結束、搬出などの各処理が平行して実施される。このため、例えば、大帯による結束処理がなんらかの理由で遅延されてしまうと、その上流側の処理にあたる小帯による施封処理が進んで把が集積され、大帯の結束が間に合わずにジャムを生じてしまう場合がある。

0050

このため、本実施の形態では、小帯によって施封した把の数が大帯による結束予定把数(10把)に達する前に、1つ前の10把の大帯結束処理の状態を見て、大帯結束が終了されていない場合には紙葉類の取出しを中止して処理を中断するようにした。これにより、大帯結束処理の遅れによるジャムをなくし、オペレータによるジャム処理の回数を低減して作業負担を減らすようにした。

0051

以下、上述した本発明の処理について、紙葉類処理装置1の主制御部100による制御動作主体として、図5に示すブロック図とともに図6に示すフローチャートを参照して説明する。

0052

まず、搬送装置6の図示しない搬送モータが回転されている待機状態で、主制御部100が取出制御部101へ取出し要求を送信し、取出装置4による紙葉類の取出しが開始される(ステップ1)。尚、全ての紙葉類の取出しが終了されると、取出制御部101から主制御部100へ取出し終了が通知される。

0053

取出された紙葉類は、主搬送路3を介して搬送されて検査装置8を介して順次検査され、この検査結果に従って所定の処理装置へ区分される(ステップ2)。そして、検査装置8にて排除券であることが検知された紙葉類は排除券集積装置16へ集積され、非適合券であることが検知された紙葉類は裁断装置20へ裁断され、適合券であることが検知された紙葉類は第1、第2適合券集積装置21、22へ集積される(ステップ3)。

0054

第1適合券集積装置21および第2適合券集積装置22のいずれかに集積された紙葉類が100枚に達すると(ステップ4;YES)、施封制御部104から主制御部100へ100枚区分終了が通知される。この通知を受けた主制御部100は、施封制御部104へ当該100枚紙葉類に対する施封要求を送信するとともに、施封される把の数をチェックする(ステップ5)。

0055

ステップ5の把数チェックにより、当該100枚紙葉類が結束予定数(10把)に達していない9把目であるか否かが判断され(ステップ6)、当該100枚紙葉類が9把目に達していないことを条件に(ステップ6;NO)、ステップ5の施封要求に基づいて当該100枚紙葉類が小帯施封機構23、24にて小帯施封される(ステップ7)。小帯施封によって把が形成されると、施封制御部104から主制御部100へ施封終了が通知される。

0056

施封終了の通知を受けた主制御部100は、把搬送・検査装置25へ把検査要求を送信し、小帯施封機構にて施封された把が把搬送・検査装置25にて搬送されて検査される(ステップ8)。把の検査が終了されると、把搬送・検査装置25から主制御部100へ把検査の終了が通知され、この通知を受けた主制御部100が結束制御部105へ把の集積要求を送信する。

0057

主制御部100から集積要求が送信されると、大帯結束機構26にて把が集積され(ステップ9)、主制御部100を介して把の集積個数カウントされる。このとき、主制御部100にて大帯結束機構26に10把集積されたことが判断されると(ステップ10;YES)、主制御部100から結束制御部105へ結束要求が送信され、主制御部100で結束中がセットされ、大帯結束機構26にて当該10把が大帯で結束される(ステップ11)。

0058

当該10把が結束されると、結束制御部105から主制御部100へ結束終了が通知され、主制御部100にてセットした結束中がリセットされる。そして、ステップ10で結束された束が搬送機構28を介して紙葉類処理装置1から搬出される(ステップ12)。

0059

一方、ステップ5における把数チェックにより当該100枚紙葉類が9把目であることが判断された場合(ステップ6;YES)、その時点で大帯結束機構26にある前の10把が結束中であるか否かが判断される(ステップ12)。判断の結果、前の把が結束中でない場合(ステップ13;NO)には、ステップ7の処理に戻る。

0060

また、ステップ6で9把目であることが判断され且つステップ13で前の10把が結束中であることが判断された場合(ステップ6;YES、ステップ13;YES)、主制御部100から取出制御部101へ取出停止要求が送信され、取出装置4による紙葉類の取出しが停止されるとともに、主制御部100にて取出し中止がセットされる(ステップ14)。

0061

この状態で、結束処理中の前の10把の大帯による結束処理が継続されるとともに、9把目の紙葉類が小帯にて施封されて検査され、大帯結束機構26に集積される(ステップ15)。

0062

そして、ステップ14の取出停止から、主制御部100にて前の10把の結束処理の状況が監視され、結束制御部105から主制御部100へ結束終了が通知されたことを条件に、主制御部100から取出制御部101へ紙葉類の取出し再開が送信され、取出装置4による紙葉類の取出しが再開される(ステップ16;YES、ステップ17)。紙葉類の取出しが再開されると、主制御部100にて取出し中止がリセットされる。

0063

以上のように、本実施の形態によると、100枚の紙葉類を小帯で施封し、施封した10把を大帯で結束する紙葉類処理装置において、9把施封した時点で前の10把の結束状態を見て、前の10把が結束し終わっていない場合に紙葉類の取出しを中止するように制御した。再使用可能な適合券が比較的多いような場合、小帯による施封処理に比較して大帯による結束処理が遅くなり、結束処理が追いつかなくなってジャムを生じてしまうが、本実施の形態のように結束処理の遅れを監視して紙葉類の取出しを中止することにより、10把目が形成されなくなり、ジャムを防止できる上に、装置の稼働率も高く維持できる。

0064

尚、この発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変形可能である。

発明の効果

0065

以上説明したように、この発明の物品処理装置および紙葉類処理装置は、上記のような構成および作用を有しているので、ジャム処理にかかるオペレータの作業負担を軽減でき、装置の稼働率を高くすることができる。

図面の簡単な説明

0066

図1この発明の実施の形態に係る紙葉類処理装置を示す断面図。
図2図1の紙葉類処理装置の一部を拡大して示す部分拡大図
図3図1の紙葉類処理装置の他の部分を拡大して示す部分拡大図。
図4図1の紙葉類処理装置のさらに他の部分を拡大して示す部分拡大図。
図5図1の紙葉類処理装置の制御系を示すブロック図。
図6図1の紙葉類処理装置の動作を説明するためのフローチャート。

--

0067

1…紙葉類処理装置、
2…ハウジング、
4…取出装置、
6…搬送装置、
8…検査装置、
11、12、13…第1乃至第3ゲート、
14…排除搬送路、
16…排除券集積装置、
18…裁断搬送路、
20…裁断装置、
21…第1適合券集積施置、
22…第2適合券集積施置、
23、24…小帯施封機構、
25…把検査装置、
26…大帯施封機構、
27…大帯交換ユニット、
28…搬送機構、
60a〜60h…シフトセンサ、
61〜69…搬送部、
100…主制御部、
101…取出制御部、
102…搬送制御部、
103…裁断制御部、
104…施封制御部、
105…結束制御部。

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