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技術 デ—タ書き込み方法

出願人 エイチピー・インク
発明者 ジョシュア・エヌ・ホーガン
出願日 2000年1月12日 (20年2ヶ月経過) 出願番号 2000-003684
公開日 2000年8月4日 (19年7ヶ月経過) 公開番号 2000-215608
状態 特許登録済
技術分野 検索装置 計算機におけるファイル管理 デジタル記録再生の信号処理
主要キーワード 特定サイクル 高周波基準信号 書き込み媒体 D形式 極性遷移 位相変化材料 光学式データ記憶装置 PCブロック
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年8月4日)のものです。
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図面 (9)

課題

データをビット精度よく、かつ位相及び周波数不連続性を引き起こすことなく読み出し書き込み媒体に書き込むこと

解決手段

DVD+RWドライブ14等の光学式読み出し/書き込みドライブは、新規データを含むブロックを読み出し/書き込み媒体10に、該媒体10にすでに書き込まれているデータのブロックにおいて編集ビット検索することによって書き込み、該媒体10にディスクに新規のブロックの書き込みを編集ビットにおいて開始又は終了する。編集ビットは変調符号化されたブロックの同期コードワードの中の異なる遷移ビットであってもよい。

概要

背景

読み出し/書き込み」光ディスクには、新規のデータを一度だけ書き込むことのできる光ディスク及び新規データを何回も書き込むことのできる光ディスクがある。DVD+RWディスクは、新規データを何回も書き込むことのできる読み出し/書き込みディスクの一例である。

「読み出し/書き込み」ドライブは、「読み出し/書き込み」光ディスクにデータを書き込むことができる。読み出し/書き込みドライブは、通常、読み出し動作モードと、以下の書き込み動作モード、すなわち、書き込み・追加(write-append)モード及び挿入・編集(insert-edit)モード、のうちの少なくとも一つのモードと、を備える。書き込み・追加モードにより、読み出し/書き込みディスクの予め書き込まれたデータに新規のデータを追加することが可能であり、挿入・編集モードにより、予め書き込まれたデータに新規のデータを上書きすることが可能である。

新規のデータを読み出し/書き込みディスクに書き込む場合、予め書き込まれたデータと新規のデータとの間に周波数又は位相不連続性(discontinuity)が生じないことが望ましい。読み出し/書き込みドライブは、予め書き込まれたデータ及び新規データのリードバック(read back)中に、上記のような不連続性を許容できないことがある。リードバック中に不連続性があると、クロック及びデータリカバリ回路(data recovery circuitry)に問題が生じる可能性がある。その結果、上記の不連続性により、読み出し/書き込みディスクの一部を読み出し/書き込みドライブによって効率よく読み出せない場合がある。

これらの不連続性に起因する問題は、「編集ギャップ(edit gap)」(また、「スプライスエリア(splice areas)」、「バッファゾーン(buffer zones)」としても知られている)によって解決することができる。編集ギャップは、予め書き込まれたデータと新規のデータとを分離する。周波数又は位相不連続性は、予め書き込まれたデータのブロックの後に続く編集ギャップから生じることがある。予め書き込まれたデータ及びその後の編集ギャップのリードバック中、クロック及びデータリカバリ回路が不安定になることがある。

概要

データをビット精度よく、かつ位相及び周波数不連続性を引き起こすことなく読み出し/書き込み媒体に書き込むこと

DVD+RWドライブ14等の光学式読み出し/書き込みドライブは、新規データを含むブロックを読み出し/書き込み媒体10に、該媒体10にすでに書き込まれているデータのブロックにおいて編集ビット検索することによって書き込み、該媒体10にディスクに新規のブロックの書き込みを編集ビットにおいて開始又は終了する。編集ビットは変調符号化されたブロックの同期コードワードの中の異なる遷移ビットであってもよい。

目的

本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、新規データを含むブロックをビット精度よく(bit-accuracy)、かつ位相及び周波数不連続性を引き起こすことなく読み出し/書き込み媒体に書き込む方法を目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

新規データを含む第1のブロックを読み出し書き込み光媒体に書き込み、かつすでに書き込まれている旧データを含む第2のブロックを前記媒体に書き込む方法であって、前記第2のブロックにおいて編集ビット検索するステップ(108)と、前記第1のブロックを前記媒体に書き込み、前記書き込みは、前記編集ビットにおいて開始又は終了するステップ(110)と、を有し、前記第2のブロックの少なくとも一部が上書きされることを特徴とするデータ書き込み方法

技術分野

0001

本発明は、光学式データ記憶装置係り、特に、DVD、CD等の光学記憶媒体にデータを書き込む方法に関する。

背景技術

0002

読み出し/書き込み」光ディスクには、新規のデータを一度だけ書き込むことのできる光ディスク及び新規データを何回も書き込むことのできる光ディスクがある。DVD+RWディスクは、新規データを何回も書き込むことのできる読み出し/書き込みディスクの一例である。

0003

「読み出し/書き込み」ドライブは、「読み出し/書き込み」光ディスクにデータを書き込むことができる。読み出し/書き込みドライブは、通常、読み出し動作モードと、以下の書き込み動作モード、すなわち、書き込み・追加(write-append)モード及び挿入・編集(insert-edit)モード、のうちの少なくとも一つのモードと、を備える。書き込み・追加モードにより、読み出し/書き込みディスクの予め書き込まれたデータに新規のデータを追加することが可能であり、挿入・編集モードにより、予め書き込まれたデータに新規のデータを上書きすることが可能である。

0004

新規のデータを読み出し/書き込みディスクに書き込む場合、予め書き込まれたデータと新規のデータとの間に周波数又は位相不連続性(discontinuity)が生じないことが望ましい。読み出し/書き込みドライブは、予め書き込まれたデータ及び新規データのリードバック(read back)中に、上記のような不連続性を許容できないことがある。リードバック中に不連続性があると、クロック及びデータリカバリ回路(data recovery circuitry)に問題が生じる可能性がある。その結果、上記の不連続性により、読み出し/書き込みディスクの一部を読み出し/書き込みドライブによって効率よく読み出せない場合がある。

0005

これらの不連続性に起因する問題は、「編集ギャップ(edit gap)」(また、「スプライスエリア(splice areas)」、「バッファゾーン(buffer zones)」としても知られている)によって解決することができる。編集ギャップは、予め書き込まれたデータと新規のデータとを分離する。周波数又は位相不連続性は、予め書き込まれたデータのブロックの後に続く編集ギャップから生じることがある。予め書き込まれたデータ及びその後の編集ギャップのリードバック中、クロック及びデータリカバリ回路が不安定になることがある。

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、編集ギャップの使用には、それ自体欠点がある。データが編集ギャップに記憶されないので、読み出し/書き込みディスクの記憶容量が少なくなってしまう。

0007

さらに、編集ギャップは、既存の読み出し専用ドライブにより、読み出し/書き込みディスクの一部が読み出し不可能になることがある。より新しい世代の読み出し/書き込みドライブの前に開発された古い読み出し専用ドライブは、編集ギャップの処理ができない場合がある。昔の編集ギャップを操作(navigate)できるように既存の読み出し専用ドライブをいくらか改良(modify)しなければ、読み出し/書き込みディスクに記憶されたデータを読み出すことは困難である。

0008

編集ギャップに依存しない、予め書き込まれたデータと新規に書き込まれたデータとの間の不連続性によって生じる問題を克服するための読み出し/書き込みドライブの必要性がある。

0009

本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、新規データを含むブロックをビット精度よく(bit-accuracy)、かつ位相及び周波数不連続性を引き起こすことなく読み出し/書き込み媒体に書き込む方法を目的とする。

課題を解決するための手段

0010

前記必要性は、新規のデータを含むブロックを読み出し/書き込み媒体に書き込む方法である本発明によって達成される。当該方法は、該媒体にすでに書き込まれているブロックにおいて編集ビット検索し、ディスクに新規のブロックの書き込みを編集ビットにおいて開始又は終了することを有する。

発明を実施するための最良の形態

0011

説明するために図面に示すように、本発明は、光学読み出し/書き込みドライブについて説明され、該光学読み出し/書き込みドライブは、新規データをビット精度よく、かつ位相及び周波数不連続性を引き起こすことなく読み出し/書き込み光ディスクに書き込むことができる。新規のデータを光ディスクに書き込む前に、ビット精度のよい読み出し/書き込みドライブは、光ディスクにすでに書き込まれているデータブロックにおいてある特定ビットを検索する。次いで該光学読み出し/書き込みドライブは、データの書き込みを開始し、その特定ビットにおいて開始又は終了する。この特定ビットを以下「編集(edit)」ビットと称し、光ディスクにすでに書き込まれているデータ(「旧データ(old data)」)と新規に書き込まれたデータ(「新規データ(new data)」)との極性対立(polarityconflict)から生じるエラーを回避するように該ビットを選択することができる。その結果、ビット精度のよい読み出し/書き込みドライブは、編集ギャップを使用することなく光ディスクに新規データを書き込むことができる。

0012

以下の段落において、ビット精度のよいDVD読み出し/書き込みドライブとして読み出し/書き込みドライブを説明し、DVD読み出し/書き込みディスクとして読み出し/書き込み光ディスクを説明する。まず、DVD読み出し/書き込みディスクの説明を行い、次に、DVD読み出し/書き込みドライブの説明を行う。そして、ディスクへの書き込み方法を説明する。

0013

図1は、位相変化(phase change)DVDディスク10(以下ディスク10と称する)を示す平面図である。図2は、ディスク10を示す断面図である。ディスク10は、一般的には、記録可能な媒体でコーティングされた剛性(rigid)基板を有する。記録可能な媒体は、位相変化材料等の読み出し/書き込み材料で形成されていてもよい。ディスク10には、渦巻き状の溝(spiral groove)12が埋設(embed)されている。記録可能な媒体を直ちに加熱及び冷却してアモルファス状態を有するマークを形成する際に、レーザ光を使用してもよい。また、レーザ光を使用し、マークをアニール処理して結晶状態にすることによって、記録可能な媒体からマークを消去することもできる。データは、ディスク10のマークのパターンにより表される。

0014

渦巻き状の溝12は、高周波ウォッブル(wobble)を有する。高周波のウォッブルは、渦巻き状の溝12に微かな正弦波をもたらし、これを利用することでレーザ光を変調することができる。ビット精度のよいドライブは、このような変調されたレーザ光から、的確な高周波タイミング信号を順次生成することができる。また、(たとえば、アドレス指定情報を伝達するパターンにおいて単一のウォッブルサイクルを除去することによって)低周波アドレス指定情報をウォッブルに課すこともできる。高周波タイミング信号と低周波アドレス指定情報とを組み合わせることによって、ビット精度のよいドライブが、ディスク10上で特定ビットを検索することができる。

0015

図1は、本発明の理解を容易にするための図を単に提供し、ディスク10を詳細に、又は正確な比率で図示しているものではない。たとえば、渦巻きのピッチ、渦巻き状の溝12の厚さ及びウォッブルの周波数等は、正確な比率で図示されているものではない。

0016

図3は、ディスク10と、DVD+RW形仕様等のDVD形式仕様にしたがうビット精度のよいDVD読み出し/書き込みドライブ14(以下、ドライブと称す)と、を示すブロック図である。ドライブ14は、ホスト8(たとえば、パーソナルコンピュータ)から動作モードを受信するコントローラ16を有する。動作モードは、読み出しモードを有しており、また、書き込み・追加モード及び挿入・編集モード等の各種書き込みモードを有していても良い。

0017

ドライブ14は、スピンドルモータ18と、ディスク10を回転するためのモータ制御部20とをさらに有する。ドライブ14は、レーザ光線B1を生成するレーザを通常有する光ピックアップ装置(optical pickup unit;以下、OPUと称す)22と、変調されたレーザ光線B2を検出する手段(たとえば、光学アセンブリ及び光検出器アレイ)と、をさらに有する。OPU22は、データ及びタイミング/アドレス指定情報を伝搬する電気信号RBKを生成する。

0018

OPU22のレーザは、レーザドライバ26により駆動される。レーザ光線B1の出力は、ドライブ14の動作モードにより決定される。レーザ出力は各種レベル間で制御され、これらのレベルには、データをディスク10から読み出すための読み出しレベル、ディスク10のデータを消去するための消去レベル及びデータをディスク10に書き込むための書き込みレベル等がある。プロセッサ36は、OPU22から電気信号を受信する。

0019

トラッキングサーボ及びウォッブル検出システム24は、プロセッサ36から電気信号RBKを受信する。トラッキングサーボ及びウォッブル検出システム24は、電気信号RBKを処理して、アドレス指定情報及び的確な高周波タイミング信号を得る。アドレス指定情報及びタイミング信号は、プロセッサ36に供給され、ここで、アドレス指定情報及びタイミング信号を用いてレーザドライバ26のタイミングを制御し、ディスク10上で特定ビットを検索する。また、コントローラ16のコマンドに基づいて、トラッキングサーボ及びウォッブル検出システム24は、ディスク10に沿ってOPU22を移動させる。

0020

ビット精度のよいドライブは、高周波基準信号からタイミング精度を得る。また、ビット精度のよいドライブは、基準信号における特定サイクルを明確に識別する能力も有する。ディスク10の渦巻き状の溝のウォッブルを用いて高周波信号を生成することは、1997年7月24日付で出願され、本発明の譲受人に譲渡されたTowner氏他の米国特許出願第08/899,427号に開示されている。米国特許出願第08/899,427号の明細書は、参照として本明細書中に組み込まれている。

0021

基準信号の特定サイクルを明確に識別する方法の一例は、以下の通りである。基準信号サイクルは、(たとえば、同期コードワード(sync codewords)における)ミッシングウォッブルサイクル(missing wobble cycles)のシステム構造によって明確な識別が可能であり、データセクタと揃えられる。ミッシングウォッブルサイクルの特定パターンを識別する能力により、データセクタのアドレスを検索することができる。ウォッブルと同期して、データが書き込まれる。高周波基準信号と、ミッシングウォッブルから得られたアドレス指定情報とを組み合わせることにより、データセクタ内のデータを識別することができる。さらに、組み合わせにより、位相及び周波数の不連続性を生じることなくディスクに新規データを書き込むことができる。

0022

従来のデータリカバリ回路28もプロセッサ36から電気信号RBKを受信し、電気信号RBKからデータを回復(recovery)する。デコーダ30は、リカバリデータ復調し、復調データをRAM32のエラー修正符号(error correctioncode;以下、ECCと称する)ブロックにおいて配列し、ECCブロック上でエラー修正を行う。エラー修正データは、ホスト8に送信される。

0023

図4は、RS−PCブロックを示すブロック図である。ホスト8は、一般的には、少なくとも1つの2キロバイトセクタ(以下、2Kセクタと称す)50において新規データを(関連するアドレス指定情報とともに)ドライブ14に送信することによって挿入・編集動作を開始する。2Kセクタ50は、それぞれヘッダ51を有し、ヘッダにはアドレス情報が含まれる。

0024

コントローラ16の制御に基づいて、2Kセクタ50は、RAM32にバッファされ、32Kブロックになるよう配列される。エンコーダ34は、ECC符号化を32Kのユーザデータブロックそれぞれに対して行う。通常、CD及びDVDドライブにおいて、リードソロモン積符号(Reed-Solomon Product Code;以下、RS−PCと称す)の符号化が用いられる。ユーザデータには、RS−PCコードワード(すなわち、冗長データ)の行52及び列54が追加される。代替例において、冗長データをユーザデータでインタリーブしてもよい。この結果得られるRS−PCブロック56は、典型的には、長さ208ライン、幅182バイトである。

0025

RS−PCブロック56は、次にエンコーダ34により変調符号化される。典型的な変調コードは、2:10ランレングスリミテッド符号(Run Length Limited code)である。DVD形式による一般的な変調符号化の途中、8ビットバイトのRS−PCブロック56は、16ビットのシンボルコードワード入れ替えられる。

0026

図5は、変調符号化されたブロック57を示すブロック図である。シンボルコードワードに加えて、変調符号化されたブロック57は、同期コードワード59を有する。変調符号化されたセクタそれぞれの変調符号化されたヘッダ58には、アドレス、アドレスエラー検出及び保存されたシンボルコードワードが含まれる。各同期コードワード59は、それぞれ32ビット長である。同期コードワード59は、一般的には、シンボルコードワード91個ごとに挿入される。

0027

情報は、極性変化として符号化される。極性とは、ディスク10の高/低反射率特性である。極性それ自体は、情報を伝搬せず、極性変化又は極性遷移によってのみ情報が伝搬される。図6は、ディスク上の符号化されたシーケンスを示す説明図である。したがって、図6において、ビットシーケンス「100」が旧データであり、該旧データにビットシーケンス「1001」が追加されると、旧及び新規の各データの相対極性に応じて、「1001001」又は「1000001」のいずれかがリードバックされる。新規に変調符号化されたブロックが旧データに追加され、ただし、編集点(edit point)で新規ブロックに相容れない極性(incompatible polarity)があると、編集点で極性対立(polarity conflict)が発生する。極性対立の結果、エッジ(すなわち、遷移)は、変調符号化されたデータの中に誤って挿入される。望ましくないエッジがあると、データにエラーが生じる。

0028

再び図3を参照する。変調符号化されたブロック57をディスク10に書き込む前に、ドライブ14は、アドレス指定情報とタイミング信号との組み合わせを用いて、ディスク10上で編集ビットを検索する。編集ビットは、以下でさらに詳細を説明するが、ドライブ14が書き込み動作を開始又は終了する特定ビットである。

0029

編集ビットが検索されると、コントローラ16は、変調符号化されたデータをレーザドライバ26に送信し、ディスク10へのデータの書き込みを開始するコマンドをレーザドライバ26に送出し(たとえば、コントローラ16により、書き込みクロック発振器は、書き込みクロックをレーザドライバ26に送信することが可能である)、編集ビットにおいて開始する。レーザドライバ26のタイミングは、プロセッサ36により制御される。レーザドライバ26により、OPU22におけるレーザが、ディスク10へのデータの書き込みを、編集ビットにおいて開始する。

0030

次に、編集ビットをさらに詳細に説明する。編集ビットの1つの可能な記憶位置(location)は、同期コードワードである。所定の同期コードワードは、対で得られ、一つの遷移ビットのみが異なる。この異なる遷移ビットを編集ビットとして使用してもよい。1及び2の各状態の代表的な同期コードワードの対は、数1の通りである。二重下線を引いたビットが編集ビットを示している。

0031

0032

3及び4の各状態の代表的な同期コードワードの対は、数2の通りである。二重下線を引いたビットが異なる遷移ビットを示している。

0033

0034

ドライブ14が、同期コードワードの中の編集ビットにおいて書き込みを開始する場合、どの極性が編集点で使用されるかは重要ではなく、依然として同期コードワードが有効である。したがって、同期コードワードの中の異なる遷移ビットにおいて書き込み動作を開始又は停止することによって、極性対立により引き起こされるエラーが回避される。

0035

編集ビットは、同期コードワードの中の異なる遷移ビットに限定されるものではない。編集ビットは、極性がわかっている同期コードワードの一部分の中のビットとしてもよい。たとえば、同期コードワードSY0は、13個のゼロのストリングを有する。すでに賛同を得ている規約によって、その13個のゼロのストリングが、ある特定の極性を有するために必要となる。その結果、書き込みは、賛同を得た極性を用いて、該ストリングにおけるこれらの13個のゼロのうち任意の箇所で書込みを開始又は停止する。

0036

編集ビットは、同期コードワード以外のコードワードにおけるビットでもよい。ビットにより異なるコードワードの対を、ヘッダ58の保存領域に適するように設計してもよい。この異なるビットを編集ビットとして使用してもよい。ヘッダ58の保存領域の中のビットにおいて編集を行うことによって、編集ビットは、アドレス情報に従う。万一編集が不正確な場合でも、アドレス情報には影響がない。

0037

図7は、いくつかのウォッブルサイクルにわたる、編集ビットにより生じる大きなランダムシフトを示す説明図である。読み出し/書き込みドライブが、位相及び周波数不連続性を生じずにビットを編集するのに十分な精度がない(すなわち、たとえば、ドライブのタイミング信号が十分に精確でないことからビット精度がよくないドライブの)場合、旧及び新規の各データのブロック間の編集ギャップをスプライスせずに編集をさらに行うことができる。リードバックされたデータには、エラーが生じるおそれがある。しかしながら、エラー修正方式によってエラーを修正することができる。このような状況では、編集ビットZが、旧データの最終ブロック57の最終ライン60において検索されることがある。このような編集ビットZでは、通常、不連続性をもたらすことで最終ライン60にエラーが生じる。しかしながら、最終ライン60の先頭位置に向かって編集ビットZを検索していくことによって不連続性の影響を最小限に抑えることができ、また、少なくとも1つの同期コードワード59に遭遇することでビット識別を可能にする。リードバック中、回路には、依然として、新規のデータブロックに遭遇する前に、不連続性によって生じる不安定から回復する時間が十分にある。編集ビットZの後の最終ライン60には、回復を促進するフィラーデータ(たとえば、周期パターン、タイミング信号のdc容量を異なるレベルに設定するパターン)で占められていてもよい。

0038

したがって、旧データの変調符号化されたブロックの最終ラインにおいて編集を開始することは、ドライブのビット精度がよくないものであってもドライブにとってスプライスレス編集を実行する機会を提示する。また、最終ラインにおいて編集を開始することは、最終ラインにおける大きなランダム位相不連続性を故意にもたらす機会も提示する。大きなランダム位相不連続性は、シフトされていない編集ビットZではなくシフトされた編集ビットA、B又はCにおいて編集を開始することによって生じる。ディスク10に何度も上書きを行うことで発生する媒体耐久性(media-wear)の問題(同一の記憶位置にある同一のデータを何度も上書きすることで、ディスク10が、その位置で劣化すること)を克服するために、大きなランダム位相不連続性を導入してもよい。シフトされていない編集ビットとシフトされた編集ビットとの間には、大きなランダム位相不連続が生じる(たとえば、ビットZとCの間の不連続性は、いくつかのウォッブルサイクルにわたっている)。リードバック中、読み出されたクロックを再同期化し、かついずれの直流オフセット問題も解決するための時間は十分にある。新規のデータブロックが読み出される前に少なくとも1つの同期コードワードに遭遇するので、ビット精度のよいタイミングが達成できる。再同期化は、周知のフィラーコードワードを使用することによってさらに容易になる。

0039

図8は、本発明に係る読み出し/書き込みディスクに新規のデータを書き込む方法を示すフローチャートである。ホストは、少なくとも1つのデータセクタをドライブに送信する(ステップ102)。ドライブがこのデータセクタを32Kブロックにアセンブルし、少なくとも1つのRS−PCブロックを生成し(ステップ104)、RS−PCブロックを変調符号化する(ステップ106)。さらにドライブは、ディスク上で編集ビットを検索し(ステップ108)、変調符号化されたブロックのディスクへの書き込みを編集ビットにおいて開始する(ステップ110)。このようにして、新規のデータがディスクに書き込まれる。

0040

したがって、編集ギャップを使用することなく、光学式読み出し/書き込み媒体上でデータを編集可能なビット精度のよいドライブを開示する。書き込み動作を適宜選択されたビットにおいて開始又は停止することによって、旧データと新規データとの間で極性が両立し得ないため(incompatible)、いずれの追加データの導入も回避される。同期コードワードの中の異なる遷移ビットにおいて書き込み動作を開始又は停止することによって、極性対立から生じるおそれのあるエラーをいずれも回避することができる。

0041

本発明は、上記で記載かつ図示された具体的な実施形態に限定されるものではない。編集は、編集ビットにおいて開始するのではなく、編集ビットにおいて終了してもよい。たとえば、ドライブがディスク10の先頭位置においてデータの書き込みを開始し、ディスク上の編集ビットにおいて終了する、編集・挿入動作を実行してもよい。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲にしたがって解釈される。

0042

以下に、本発明の実施の形態を要約する。
1.新規データを含む第1のブロックを読み出し/書き込み光学媒体に書き込み、かつすでに書き込まれている旧データを含む第2のブロックを前記読み出し/書き込み光学媒体に書き込む方法であって、前記第2のブロックにおいて編集ビットを検索するステップ(108)と、前記第1のブロックを前記読み出し/書き込み光学媒体に書き込み、前記書き込みは、前記編集ビットにおいて開始又は終了するステップ(110)と、を有し、前記第2のブロックの少なくとも一部が上書きされるデータ書き込み方法

0043

2.ブロック(59)は、異なる遷移ビットを有する同期コードワード(59)を有し、かつ前記編集ビットは、前記異なる遷移ビットである上記1記載のデータ書き込み方法。

0044

3.ブロック(57)は、その一部分が所定の極性を有する同期コードワード(59)を有し、かつ前記編集ビットは、前記所定の極性を有する前記一部分の中のビットである上記1記載のデータ書き込み方法。

0045

4.ブロック(57)は、保存領域を有するヘッダ(58)をそれぞれ有し、異なるビットを有するコードワードが前記保存領域に格納され、かつ前記編集ビットは、前記コードワードの前記異なるビットである上記1記載のデータ書き込み方法。

0046

5.前記ブロックが、エラー修正能力を与える最終ライン(60)を有し、前記編集ビットが前記ブロックの前記最終ライン(60)にあり、これによって前記エラー修正能力の少なくとも一部は失われる上記1記載のデータ書き込み方法。

0047

6.前記最終ライン(60)の少なくとも一部は、データリカバリクロックの安定化を可能にするデータで占められる上記5記載のデータ書き込み方法。

0048

7.前記編集ビットを検索することで、大きなランダム位相不連続性がもたらされる上記5記載のデータ書き込み方法。

0049

8.前記編集ビットは、高周波基準信号及びアドレス指定情報を使用することによって検索される上記1記載のデータ書き込み方法。

発明の効果

0050

以上の説明から明らかなように、本発明によれば、新規データを含むブロックをビット精度よく、かつ位相及び周波数不連続性を引き起こすことなく読み出し/書き込み媒体に書き込むことができる。

図面の簡単な説明

0051

図1位相変化DVDディスクを示す平面図である。
図2位相変化DVDディスクを示す断面図である。
図3ディスク10及びDVD読み出し/書き込みドライブ14を示すブロック図である。
図4RS−PCブロックを示すブロック図である。
図5変調符号化されたブロックを示すブロック図である。
図6ディスク上の符号化されたシーケンスを示す説明図である。
図7いくつかのウォッブルサイクルにわたる、編集ビットにより生じる大きなランダムシフトを示す説明図である。
図8本発明に係る読み出し/書き込みディスクに新規のデータを書き込む方法を示すフローチャートである。

--

0052

57 (変調符号化された)ブロック
58ヘッダ
59 ブロック(同期コードワード)
60 最終ライン

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