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技術 植物の茎誘引方法

出願人 株式会社誠和
発明者 岩本恒男
出願日 1999年1月22日 (21年3ヶ月経過) 出願番号 1999-014771
公開日 2000年8月2日 (19年9ヶ月経過) 公開番号 2000-209956
状態 特許登録済
技術分野 植物用支柱
主要キーワード 所定スペース 断面略凹状 たるむ たるんだ 茎部分 栽培床 姿勢制御 収穫量
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年8月2日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

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課題

栽培床から横方向のデッドスペースが少なく、所定スペースにおける果実収穫量が多いと共に、収穫作業が行い易く、果実が病気の発生を抑えることができる植物の誘引方法を提供すること。

解決手段

栽培床Sの位置を地面Gから所定高さ位置に設定し、植物10の成長に従って伸びた茎を栽培床Sから地面Gに向けて下方に誘引し、さらに、植物10の成長に従って伸びた茎を地面Gに近接する位置から上方に誘引して、栽培床Sの上方に略水平に張設されている誘引線に移動可能に接続された茎支持部材に結合し、さらに、茎が伸びるに従って茎支持部材を誘引線に沿って栽培床Sから離れる方向に徐々に移動して茎を同方向に誘引するようにした。

概要

背景

トマトキュウリ等の蔓性の植物の栽培を行う場合、従来では、植物の栽培床を地面に設置し、植物の成長に従って伸びを上方に誘引して、前記栽培床の上方に略水平に張設されている誘引線に移動可能に結合された茎支持部材繋ぎ、さらに、茎が伸びるに従って前記茎支持部材を誘引線に沿って前記栽培床から離れる方向に徐々に移動して茎を同方向に誘引するようにしている。このため、栽培床から伸び始めた茎は地面を這うことになる。

概要

栽培床から横方向のデッドスペースが少なく、所定スペースにおける果実収穫量が多いと共に、収穫作業が行い易く、果実が病気の発生を抑えることができる植物の茎誘引方法を提供すること。

栽培床Sの位置を地面Gから所定高さ位置に設定し、植物10の成長に従って伸びた茎を栽培床Sから地面Gに向けて下方に誘引し、さらに、植物10の成長に従って伸びた茎を地面Gに近接する位置から上方に誘引して、栽培床Sの上方に略水平に張設されている誘引線に移動可能に接続された茎支持部材に結合し、さらに、茎が伸びるに従って茎支持部材を誘引線に沿って栽培床Sから離れる方向に徐々に移動して茎を同方向に誘引するようにした。

目的

本発明は上記した課題を解消するためになされたものであり、栽培床から横方向のデッドスペースが少なく、所定スペースにおける果実の収穫量が多いと共に、収穫作業が行い易く、果実が病気の発生を抑えることができる植物の茎誘引方法を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

植物の栽培床位置を地面から所定高さ位置に設定し、植物の成長に従って伸びを栽培床から前記地面に向けて下方に誘引し、さらに、植物の成長に従って伸びた茎を前記地面に近接する位置から上方に誘引して、前記栽培床の上方に略水平に張設されている誘引線に移動可能に接続された茎支持部材に結合することを特徴とする植物の茎誘引方法

請求項2

さらに、茎が伸びるに従って前記茎支持部材を誘引線に沿って前記栽培床から離れる方向に徐々に移動して茎を同方向に誘引するようにしたことを特徴とする請求項1記載の植物の茎誘引方法。

請求項3

前記茎の伸びる過程において前記栽培床を上方向に移動するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の植物の茎誘引方法。

技術分野

0001

本発明は、トマトキュウリ等の蔓性の植物の誘引方法に関する。

背景技術

0002

トマトやキュウリ等の蔓性の植物の栽培を行う場合、従来では、植物の栽培床を地面に設置し、植物の成長に従って伸びた茎を上方に誘引して、前記栽培床の上方に略水平に張設されている誘引線に移動可能に結合された茎支持部材繋ぎ、さらに、茎が伸びるに従って前記茎支持部材を誘引線に沿って前記栽培床から離れる方向に徐々に移動して茎を同方向に誘引するようにしている。このため、栽培床から伸び始めた茎は地面を這うことになる。

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、以上のような従来の植物の茎誘引方法においては、上記のように栽培床から伸び始めた茎を地面に這わせる方法であるため、栽培床から横方向の所定のスペースにおいて、茎は地面に這っている部分と上方に伸びている部分しかなく、スペースの割りには、果実がなる茎の長さが短く、収穫量が少ない。

0004

即ち、栽培床から横方向のデッドスペースが多く、所定スペースにおける果実の収穫量が少ないという問題があった。また、上記のように、茎の一部を地面に這わせると、地面付近にある茎に果実がなるため、果実の収穫が低い位置の作業となって、収穫作業が行い難いと共に、地面付近の茎になった果実が病気になり易いという問題もある。

0005

本発明は上記した課題を解消するためになされたものであり、栽培床から横方向のデッドスペースが少なく、所定スペースにおける果実の収穫量が多いと共に、収穫作業が行い易く、果実が病気の発生を抑えることができる植物の茎誘引方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

上記した目的を達成するため請求項1記載の本発明の植物の茎誘引方法は、植物の栽培床位置を地面から所定高さ位置に設定し、植物の成長に従って伸びた茎を栽培床から前記地面に向けて下方に誘引し、さらに、植物の成長に従って伸びた茎を前記地面に近接する位置から上方に誘引して、前記栽培床の上方に略水平に張設されている誘引線に移動可能に接続された茎支持部材に結合することを特徴とする。

0007

請求項2記載の本発明の植物の茎誘引方法は、さらに、茎が伸びるに従って前記茎支持部材を誘引線に沿って前記栽培床から離れる方向に徐々に移動して茎を同方向に誘引するようにしたことを特徴とする。

0008

請求項3記載の本発明の植物の茎誘引方法は、前記茎の伸びる過程において前記栽培床を上方向に移動するようにしたことを特徴とする。

発明を実施するための最良の形態

0009

以下、図面に示した実施の形態に基づき本発明をさらに詳細に説明する。図1図3に基づいて、本発明の一の実施の形態にかかる植物の茎誘引方法について説明する。

0010

即ち、本発明の植物の茎誘引方法は、トマトやキュウリ等の蔓性の植物の栽培において、植物の成長に従って図に示す栽培床Sから伸びる茎を誘引する方法である。

0011

前記栽培床Sは、その内側に土、砂、ロックウール等の培地充填されるもので、例えば、所定の長さと幅を有し、周壁のうちの両側壁夫々の上縁パイプ等により支持し、断面略U字状に張設したプラスチックシートからなるものや、断面略凹状成形した硬質プラスチックや金属等の剛体からなり、地面Gから所定高さ位置に設置される。

0012

前記地面Gから所定高さとは、例えば、本葉8〜10枚程度が茎にできる程度の高さであり、トマトであれば、1段目の果実(1段花房)がなるまでに相当する。そして、植物10の成長に従って伸びた茎を栽培床Sから地面Gに向けて下方に誘引する(図1(a)参照)。この場合、茎が伸び始めたならば、最初から下方に誘引しても良いし、途中から下方に誘引しても良い。さらに、図1(b)に示すように、植物10の成長に従って伸びた茎を、図1(c)に示すように、地面Gに近接する位置から上方に誘引して、栽培床Sの上方に略水平に張設されている誘引具1の誘引線2に移動可能に接続された茎支持部材3に保持部材4によって結合する。

0013

さらに、茎が伸びるに従って茎支持部材3を誘引線2に沿って栽培床から離れる方向に徐々に移動して茎を同方向に誘引する(図3(a)及び(b)参照)。ここで、本実施形態においては、次のようにして、茎を茎支持部材3に保持部材4によって結合し、茎支持部材4を誘引線2に沿って移動する(図1(c),図2(a)〜(c),図3(a)及び(b)参照)。

0014

即ち、植物10の茎の長さが短いときに、茎支持部材3を複数本(例えば2本)使用する。まず、1本目(最上端)の茎支持部材2の係合部31を誘引線2に係合させて吊り下げる。次に、茎支持部材3の連結部32に、2本目(最下端)の茎支持部材3の係合部31を係合させて吊り下げる。

0015

そして、1個目の保持部材4によって茎を茎支持部材3に結合する。植物10の成長に合わせて、所定間隔をおいて、2個目の保持部材4、3個目の保持部材4を配設していく。植物10がさらに成長し、下方に配設されている茎支持部材3の係合部31の高さを越え、茎支持部材2の脇まで成長したならば、それに合わせて、茎支持部材3に使用していた保持部材4を順次取り外して茎支持部材3に止め直していく。全ての保持部材4が茎支持部材3にまで移動したならば、下方に配設されていた茎支持部材3を撤去する。

0016

植物10がさらに成長し、誘引線2の高さ以上に成長したならば、保持部材4を取り外す。保持部材4を取り外すと、植物10の茎が下がろうとする結果、保持部材4も一緒下がり、茎支持部材3の連結部32に当接して止まる。このように植物10の樹高が下がるということは、茎の下部はたるむことになる。

0017

このため、たるんだ部分を略水平に伸ばすことにより、たるんだ部分以外の茎部分を略垂直に姿勢制御するべく、誘引線2に沿って茎支持部材3を移動させる。取り外した保持部材4は茎の上部に止め直す。

0018

植物10がさらに成長したならば、最下端に位置している保持部材4を取り外して、保持部材4が茎支持部材3の連結部32に当接するまで樹高を下げる。樹高が下がった分、茎の下部をさらに略水平に這わせるため、茎支持部材3を誘引線2に沿って移動させる。取り外した保持部材4を茎の最上部に付け替える。以降、この工程を栽培が終了するまで繰り返す。なお、果実は、上記の作業中に、順次、下段結実したものから収穫される。

0019

以上のように、植物10の成長に従って伸びた茎を栽培床Sから地面Gに向けて下方に誘引し、さらに、植物10の成長に従って伸びた茎を地面Gに近接する位置から上方に誘引して、茎支持部材3に保持部材4によって結合し、さらに、茎が伸びるに従って茎支持部材3を誘引線2に沿って栽培床Sから離れる方向に徐々に移動して茎を同方向に誘引するようにしたから、栽培床Sから伸び始めた茎が地面に這わずに上方に誘引され、栽培床Sから横方向の所定のスペースにおいて、茎は、栽培床Sから下方に伸びる部分が付加され、スペースの割りには、果実がなる茎の長さを長くでき、収穫量の増加を図ることができる。

0020

即ち、栽培床Sから横方向のデッドスペースが従来の栽培床から伸び始めた茎を地面に這わせる方法の場合よりも少なくなり、所定スペースにおける果実の収穫量が多いという利点がある。

0021

なお、栽培床Sを上下動可能な構成にし、茎の伸びる過程において栽培床Sを上方向に移動して、栽培床Sの高さを高くするようにすれば、茎の栽培床Sから下方に伸びる部分が長くすることができ、上述した所定スペースにおける果実の収穫量の増加をより図ることができる。

発明の効果

0022

本発明の植物の茎誘引方法は、トマトやキュウリ等の蔓性の植物の栽培において、植物の成長に従って栽培床から伸びる茎を誘引する場合に、植物の成長に従って伸びた茎を、地面から所定高さ位置に設定された栽培床から地面に向けて一旦下方に誘引し、さらに、植物の成長に従って伸びた茎を地面に近接する位置から上方に誘引して、栽培床から伸び始めた茎を地面に這わさずに上方に誘引するようにしたから、従来の栽培床から伸び始めた茎を地面に這わせる場合よりも、茎の栽培床から下方に伸びる部分が付加され、所定スペースにおける果実の収穫量が多いという利点がある。

0023

特に、茎の伸びる過程において栽培床を上方向に移動するようにすれば、茎の栽培床から下方に伸びる部分が長くなり、果実の収穫量の増加をより図ることができる。

図面の簡単な説明

0024

図1図1は、本発明の植物の茎誘引方法の一の実施の形態を説明するための図である。
図2図2は、本発明の植物の茎誘引方法の一の実施の形態を説明するための図である。
図3図3は、本発明の植物の茎誘引方法の一の実施の形態を説明するための図である。

--

0025

1茎誘引具
2誘引線
3 茎支持部材
4保持部材
10 植物
S栽培床
G 地面

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