図面 (/)

技術 印刷装置

出願人 株式会社キングジムセイコーエプソン株式会社
発明者 田辺賢一大野博幸西義治羽山均
出願日 1999年1月13日 (22年1ヶ月経過) 出願番号 1999-006212
公開日 2000年7月25日 (20年7ヶ月経過) 公開番号 2000-203130
状態 拒絶査定
技術分野 付属装置、全体制御 プリンティングのための記録情報の処理
主要キーワード 円形凸状 識別プレート 確認頻度 先頭キャラクタ 識別情報信号 キー配置図 階層化表示 囲み線
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年7月25日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (14)

課題

印刷すべき画像の印刷情報を容易、かつ、簡単な操作で確認することができる印刷装置を提供する。

解決手段

本発明の印刷装置は、表示画面に印刷すべき画像を表示する画像表示手段と、印刷すべき画像の編集のために、画像表示手段の表示画面を複数の編集画面切替え可能な画面切替え手段と、各編集画面で設定した編集内容に基づく印刷すべき画像の印刷情報を記憶する記憶手段とを有する。また、本発明の印刷装置は、記憶手段に記憶されている複数の印刷情報を、階層化されている印刷情報画面によって、表示画面に表示させる印刷情報表示手段を有する。

概要

背景

従来、この種の印刷装置では、表示画面に表示された印刷すべき画像に対して各種の編集を施す場合、例えば、画像(キャラクタ画像)の背景を所望の画像や色に設定したり、あるいは文字色を所望の色に設定する場合には、複数の選択肢を表示させる必要性及び操作性等の観点から、表示画面をそれぞれの編集を行うための画面(編集画面)に切り替えて編集を行っている。例えば、画像の背景を設定する場合には、背景設定のための編集画面で、また文字色を設定する場合には、文字色設定のための編集画面で行っている。

概要

印刷すべき画像の印刷情報を容易、かつ、簡単な操作で確認することができる印刷装置を提供する。

本発明の印刷装置は、表示画面に印刷すべき画像を表示する画像表示手段と、印刷すべき画像の編集のために、画像表示手段の表示画面を複数の編集画面に切替え可能な画面切替え手段と、各編集画面で設定した編集内容に基づく印刷すべき画像の印刷情報を記憶する記憶手段とを有する。また、本発明の印刷装置は、記憶手段に記憶されている複数の印刷情報を、階層化されている印刷情報画面によって、表示画面に表示させる印刷情報表示手段を有する。

目的

このような課題は、モノクロ印刷装置及びカラー印刷装置に共通の課題であるが、カラー印刷装置の場合には、色に関する編集項目も多いため、モノクロ印刷装置以上に大きな課題である。

本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、印刷すべき画像の印刷情報を容易、かつ、簡単な操作で確認することができる印刷装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
2件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

表示画面に印刷すべき画像を表示する画像表示手段と、前記印刷すべき画像の編集のために、前記画像表示手段の表示画面を複数の編集画面切替え可能な画面切替え手段と、前記各編集画面で設定した編集内容に基づく前記印刷すべき画像の印刷情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている複数の前記印刷情報を、階層化されている印刷情報画面によって、前記表示画面に表示させる印刷情報表示手段とを有することを特徴とする印刷装置

請求項2

階層化構造の前記印刷情報画面のうち、上位側の階層の前記印刷情報画面に、印刷を実行する印刷手段についての状態情報若しくは印刷媒体についての情報も含まれていることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。

請求項3

階層化構造の前記印刷情報画面のうち、下位側の階層の前記印刷情報画面に、印刷情報を編集するための編集画面を紹介する情報が含まれていることを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。

請求項4

前記印刷情報表示手段は、前記印刷情報画面に含まれている情報を前記表示画面にスクロール表示可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の印刷装置。

請求項5

前記印刷情報表示手段は、前記各印刷情報画面に含まれている情報の全てが前記表示画面に表示しきれない場合に、表示しきれない他の情報を、前記表示画面に切替え表示可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の印刷装置。

技術分野

0001

本発明は、例えばテープ印刷装置ワードプロセッサ等、印刷すべき画像の印刷情報を表示する機能を有する印刷装置に関する。

背景技術

0002

従来、この種の印刷装置では、表示画面に表示された印刷すべき画像に対して各種の編集を施す場合、例えば、画像(キャラクタ画像)の背景を所望の画像や色に設定したり、あるいは文字色を所望の色に設定する場合には、複数の選択肢を表示させる必要性及び操作性等の観点から、表示画面をそれぞれの編集を行うための画面(編集画面)に切り替えて編集を行っている。例えば、画像の背景を設定する場合には、背景設定のための編集画面で、また文字色を設定する場合には、文字色設定のための編集画面で行っている。

発明が解決しようとする課題

0003

ところで、上記のような画像の編集が多岐にわたる場合、ユーザは各種編集のいくつかについて、いかなるものを設定したかを忘れてしまうこともあり、印刷前に画像の編集内容に基づく、その画像の印刷情報について確認を欲する場合がある。かかる場合、上記の画像の編集と同様にして、表示画面を所望の編集のための編集画面に切り替え、その編集画面にて印刷情報を確認しているため、確認作業が極めて煩雑である。すなわち、1の印刷情報について確認した後、他の印刷情報について確認するためには、表示画面を一旦編集画面から表示画面に切り替え直し、再度他の編集の編集画面に切り替えなければならない。また、画像の編集において、更にそれより下位の階層の編集(下位編集)が設けられている場合には、その下位編集の印刷情報について確認した後、他の編集の下位編集の印刷情報を確認するためには、表示画面を2段階で切り替え直し、更に2段階で他の下位編集の編集画面に切り替えなければならず、表示画面に対し計4段階で切り替え操作が必要となるため、印刷情報の確認作業がより一層煩雑となる。

0004

このような課題は、モノクロ印刷装置及びカラー印刷装置に共通の課題であるが、カラー印刷装置の場合には、色に関する編集項目も多いため、モノクロ印刷装置以上に大きな課題である。

0005

本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、印刷すべき画像の印刷情報を容易、かつ、簡単な操作で確認することができる印刷装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

かかる課題を解決するため、本発明の印刷装置は、(1)表示画面に印刷すべき画像を表示する画像表示手段と、(2)前記印刷すべき画像の編集のために、前記画像表示手段の表示画面を複数の編集画面に切替え可能な画面切替え手段と、(3)前記各編集画面で設定した編集内容に基づく前記印刷すべき画像の印刷情報を記憶する記憶手段と、(4)前記記憶手段に記憶されている複数の前記印刷情報を、階層化されている印刷情報画面によって、前記表示画面に表示させる印刷情報表示手段とを有することを特徴とする。

発明を実施するための最良の形態

0007

以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態に係る印刷装置を、テープ印刷装置に適用した場合について説明する。

0008

図1に示すように、テープ印刷装置1は、キー入力した所望のキャラクタ等をテープTにインクジェット方式カラー印刷を行い、このテープTの印刷部分を切断してラベルを作成するものである。

0009

テープ印刷装置1は、装置本体2と、キャラクタの入力や編集等を行うキーボード3と、印刷媒体であるテープTを収容したテープカートリッジ4(図2参照)と、4色のインク充填したインクカートリッジ5(図2参照)とを備えており、テープカートリッジ4及びインクカートリッジ5は、装置本体2に対し着脱自在に装着されている。

0010

装置本体2は、装置ケース6によりその外殻が形成され、装置ケース6の中間部分の上部には、テープカートリッジ4及びインクカートリッジ5を着脱する際に開閉される開閉蓋7が設けられている。開閉蓋7には、装填されているテープカートリッジ4やインクカートリッジ5を目視させるための透明窓7aや7bが設けられている。装置ケース6の前側(キーボード3側)の右部には、装置本体2に内蔵された画像表示部8に対応する小窓9が形成されており、この小窓9に透明パネル9aが組み付けられている。また、装置ケース6の前側(キーボード3側)の左部には、色見本ラベルが貼付できる領域2aが確保されている(図1(A)は色見本ラベルが貼付されている状態を示している)。さらに、装置ケース6の側面(図示のものは左側面)には、テープTを外部に排出するためのテープ排出口10が形成されている。

0011

図2に示すように、装置ケース6の内部には、テープTを巻回して収容したテープカートリッジ4、テープTを装置本体2の外部へ送り出すテープ送り部11、印刷画像をカラー印刷する印刷部12、テープTを切断する切断部13及びテープ印刷装置1の各部を制御する回路基板14等が搭載されている。

0012

テープカートリッジ4は、印刷画像が印刷される印刷テープT1と、この印刷テープT1の印刷部分に上から貼着されるラミネートテープT2とを備えている。これらの印刷テープT1及びラミネートテープT2は、印刷部12を挟み左右両側に配設された印刷テープ収容部4a及びラミネートテープ収容部4bにそれぞれ巻回されて収容されている。印刷テープT1は、基材テープと、この基材テープの裏面に塗着された粘着層と、粘着層に貼着された剥離紙テープとで構成されている。一方、ラミネートテープT2は、透明なフィルムからなる基材テープと、この基材テープの裏面に塗着された粘着層とで構成されている。このラミネートテープT2の基材テープは、印刷テープT1とほぼ同一幅に形成されており、印刷の際には、幅方向の両端を揃えるようにして印刷テープT1に貼着される。

0013

テープカートリッジ4としては、印刷テープT1だけを収容し、ラミネートテープT2を備えないものもある。また、テープカートリッジ4に収容される印刷テープT1としては、各種の幅のものが用意されている。

0014

印刷部12は、先端に多数のインクノズル(図示せず)を整列配置した印刷ヘッド121と、この印刷ヘッド121の上側に設けられたカートリッジホルダ21と、カートリッジホルダ21を介して印刷ヘッド121に着脱自在に装着されたインクカートリッジ5と、印刷ヘッド121及びインクカートリッジ5を搭載したキャリッジ22とを備えている。インクカートリッジ5は、イエローシアンマゼンタ及びブラックの4色のインクが充填されたインクタンク5aを備えている。このインクカートリッジ5を印刷ヘッド121に装着すると、インクカートリッジ5の各色のインクタンク5aが印刷ヘッド121に連通し、各色のインクの供給が可能となる。

0015

キャリッジ22は、印刷テープT1の幅方向に延びるキャリッジガイド軸23にスライド自在に取り付けられており、キャリッジモータCRモータ)122(図5参照)の正逆駆動により、図外のタイミングベルトを介して、左右方向(印刷テープT1の幅方向)に往復運動するようになっている。また、キャリッジ22には、図外の遮光板突設されており、この遮光板がフォトインタラプタ等からなる位置検出センサ98(図5参照)に臨むと、印刷ヘッド121がホーム位置(図示せず)にあることを検出して、ゼロ点補正等の位置補正を行うようになっている。つまり、このホーム位置は、印刷ヘッド121の待機位置であるとともに、印刷の際の基準位置であるため、この基準位置からCRモータ122を所定のステップ数だけ回転させることにより、キャリッジ22を印刷テープT1の印刷範囲の幅方向の各位置に精度良く移動させ、これと同期して印刷ヘッド121を駆動させることにより、印刷テープT1の表面に所望のカラー印刷を行なうことができる。

0016

なお、キャリッジ22には、図示を省略しているが、インクカートリッジ5の各色のインクタンク5aにおけるインク残量を検出するためのインク残量検出センサ97(図5参照)も設けられている。

0017

また、テープカートリッジ4には、ビットパターン等による識別情報を示す識別プレート(図示せず)が設けられており、キャリッジ22に搭載した識別センサ99(図5参照)が上記識別プレートに臨むことにより、テープTの種別及びそのテープTの印刷テープT1に対する印刷開始位置等が検出されるようになっている。

0018

テープ送り部11は、印刷ヘッド121を挟んで、送り方向の上流側及び下流側にそれぞれ設けられた印刷テープ側送り機構11a及びラミネートテープ側送り機構11bを備えている。印刷テープ側送り機構11aは、送り従動ローラ42及び送り駆動ローラ43を上下に配設してなる送りローラ41と、送り駆動ローラ43を回転駆動させるテープ送りモータPFモータ)111(図5参照)とを備えている。

0019

送り駆動ローラ43は装置本体2に設けられ、送り従動ローラ42はテープカートリッジ4に設けられている。装置本体2にテープカートリッジ4を装着すると、送り従動ローラ42が送り駆動ローラ43との間に印刷テープT1を挟み込むようにして、これを押圧する。そして、この状態でテープ送りモータ111を回転させることにより、送り従動ローラ42と送り駆動ローラ43との間に挟み込まれた印刷テープT1が先方に送られる。

0020

一方、ラミネートテープ側送り機構11bは、ラミ従動ローラ45及びラミ駆動ローラ46を上下に配設してなるラミネートローラ44と、ラミ駆動ローラ46を回転駆動させる図外のラミネートモータとを備えている。なお、このラミネートモータと上記のテープ送りモータとは、同一のもの(PFモータ111)であり、図外の減速歯車列を介して動力分岐され、それぞれ送りローラ41及びラミネートローラ44を作動させている。

0021

ラミ駆動ローラ46及びラミ従動ローラ45は、上記送り駆動ローラ43及び送り従動ローラ42と同様に、それぞれ装置本体2及びテープカートリッジ4に設けられている。装置本体2にテープカートリッジ4を装着すると、ラミ従動ローラ45がラミ駆動ローラ46との間に印刷テープT1及びラミネートテープT2を挟み込むようにして、これらを押圧する。そして、この状態でラミネートモータが回転することにより、ラミ従動ローラ45とラミ駆動ローラ46との間に挟み込まれた印刷テープT1とラミネートテープT2とが、貼着されながら先方に送られる。

0022

切断部13は、カッター51とそれを切断動作させるカッターモータ131(図5参照)とにより構成されている。印刷完了後、テープTはPFモータ111によって所定距離だけステップ送りされてから停止する。その直後、カッターモータ131が駆動されて、テープTの印刷部分が切断される。

0023

キーボード3は、装置本体2に対して起倒自在に取り付けられている。このため、テープ印刷装置1を使用する場合には、キーボード3を引き倒した状態にし(図1(A)参照)、また、テープ印刷装置1を携帯したり、あるいは収納しておく場合には、キーボード3を引き起こした状態にする(図1(B)参照)。このように、テープ印刷装置1は、携帯又は収納する際には、装置全体コンパクトになるため、携帯性及び収納性が優れたものとなっている。

0024

図3は、キーボード3のキー配置図である。図3に示すように、キーボード3には、文字記号等のキャラクタを入力するための多数のキャラクタキー310と、これらのキャラクタキー310を挟んで、その上下、及び、キャラクタキー310の右にそれぞれ配置されている複数の機能キー320とが設けられている。キャラクタキー310の各キーは、円形凸状に形成されており、その表面や上側には、平仮名、アルファベット数字又は記号が記載されている。一方、機能キー320の大部分のキーは、矩形又は長円凸状に形成されており、その表面や上側には各キーの機能等が記載されている。

0025

上側の機能キー320の多くは、テープ印刷装置1の操作モードを各種の編集モード遷移させるためのキーである。従って、これらのキーを押下することにより、例えば、入力したキャラクタの画像の背景を設定するための編集モード、キャラクタ画像の文字色を設定するための編集モード等に、操作モードを遷移させることができる。なお、上側の機能キー320列の左端には印刷動作指令するための印刷キー321が配設されている。

0026

一方、下側や右側の機能キー320列は、操作モードが入力モードである場合に漢字変換したり、また編集モードである場合に選択肢の中から所望のものを指定するためのキーを備えている。従って、例えば入力キャラクタを漢字変換する場合には、ユーザは、変換キー326、カーソルキー327及び選択キー328を適宜操作して行う。なお、シフトキー324は、キャラクタキー310や他の機能キー320と同時に押下することにより、キャラクタキー310の上側に記載された文字等を入力したり、機能キー320の上側に記載された機能を行わせるためのものである。また、符号325を付したキーは、このテープ印刷装置1の特徴をなす後述するチェック機能起動するためのチェックキーである。なお、電源キーは、キーボード3には設けられておらず、装置本体2の上面手前側に設けられている。

0027

図4は、画像表示部8を示す拡大平面図である。画像表示部8は、入力されたキャラクタの画像等を表示する表示画面81を備えている。この表示画面81はモノクロ液晶ディスプレイで構成されており、前記画像等及び後述する複数のインジケータ85を液晶で表示する液晶表示部82と、液晶表示部82の周囲に設けられ、各インジケータ85の示す意味を予め記載したモード記載部83とにより構成されている。液晶表示部82では、その大部分を占める表示部84に、キャラクタ画像の他、その画像を印刷したとした場合のイメージ画像印刷イメージ)、画像編集時のメニューや選択肢等も表示される。また、この液晶表示部82では、印刷イメージを表示する場合には、その画像を4階調で表示(4階調表示)できるようになっている。

0028

テープ印刷装置1では、キーボード3からの入力状態ローマ字入力仮名入力等)、印刷時のキャラクタ画像の書体(明体、ゴシック体等)、印刷スタイル縦書き、定長印刷等)及びキャラクタ画像の背景(地紋パターン等)等の設定について、使用時にどのような内容が設定されているのかを、インジケータ85を点灯させることにより表示するようになっている。従って、例えば入力状態がローマ字入力である場合には、モード記載部83における「ローマ字」の直下に位置するインジケータ85が点灯し、またキャラクタ画像の書体にゴシック体が指定されている場合には、モード記載部83における「ゴシック体」の直下に位置するインジケータ85が点灯する。

0029

次に、図5を参照して、テープ印刷装置1における制御系の基本的な構成について説明する。

0030

図5に示すように、テープ印刷装置1の制御は、キーボード3、位置検出センサ98及び識別センサ99からの入力信号に基づき、上記回路基板14に搭載された制御部200が実行する。制御部200は、駆動回路部280を介して、印刷部12、テープ送り部11、切断部13及び画像表示部8を制御する。

0031

制御部200は、CPU210、ROM220、キャラクタジェネレータROM(CG−ROM)230、RAM240、入力インターフェイス250及び出力インターフェイス260を備え、これらが相互にバス270により接続されている。

0032

ROM220は、CPU210で処理する制御プログラム等の他、色変換テーブル221や文字修飾テーブル222等を記憶している。制御プログラムとしては、後述する印刷情報表示プログラム223も記憶されている。

0033

CG−ROM230は、テープ印刷装置1に用意されている文字、記号、図形等のキャラクタのフォントデータを記憶していて、キャラクタを特定するコードデータが与えられたときに対応するフォントデータを出力する。

0034

RAM240は、各種レジスタ群241、キーボード3から入力されたキャラクタのテキストデータを記憶するテキストメモリ242、表示画面81の表示画像データを記憶する表示画像データメモリ243、印刷画像データを記憶する印刷画像データメモリ244等の領域を有し、制御処理のための作業領域として使用される。なお、RAM240は、電源がOFFにされても、記憶したデータを保持しておくようにバックアップ電源回路(図示せず)によって電源の供給を受けるようになっている。

0035

入力インターフェイス250は、キーボード3、インク残量検出センサ97、位置検出センサ98及び識別センサ99等に接続し、キーボード3からの各種指令や入力データ、インク残量検出センサ97からの残量検出信号、位置検出センサ98からの位置検出信号、識別センサ99からの識別情報信号等をバス270に取り込むための回路である。また、出力インターフェイス260は、CPU210等からバス270に出力されたデータや制御信号を、駆動回路部280に出力するための回路である。

0036

インク残量検出センサ97は、インクカートリッジ5の各色のインクタンク5aにおけるインク残量を検出し、その検出信号を制御部200に入力するようになっている。

0037

位置検出センサ98は、印刷ヘッド121がホーム位置に達したことを検出し、識別センサ99は、テープカートリッジ4やテープTの種別及び印刷開始位置を検出し、それぞれの検出信号を制御部200に入力するようになっている。

0038

また、駆動回路部280は、ヘッド駆動回路281、モータ駆動回路282及び液晶駆動回路283により構成されている。ヘッド駆動回路281は、制御部200から出力される制御信号に従って、印刷部12の印刷ヘッド121を駆動する。同様に、モータ駆動回路282は、制御部200の指示に従って、印刷部12のCRモータ122、テープ送り部11のPFモータ111及び切断部13のカッターモータ131を駆動する。同様に、液晶表示回路283は、制御部200の指示に従って、画像表示部8を制御する。

0039

このように構成された制御系において、制御部200のCPU210は、ROM220内の制御プログラムに従って、入力インターフェイス250を介してキーボード3からの各種指令や各種データ、位置検出センサ98からの位置検出信号、識別センサ99からの識別情報信号等を入力し、CG−ROM230からのフォントデータ、RAM240内の各種データ等を処理し、出力インターフェイス260を介して駆動回路部280に制御信号を出力している。これにより、印刷制御や表示画面81の表示制御等を行うとともに、印刷ヘッド121を制御して所定の印刷条件でテープTにカラー印刷するなど、テープ印刷装置1全体を制御している。

0040

以下、このテープ印刷装置1によって、ラベルを作成するまでの操作手順及び動作を、図6及び図7を参照しながら説明する。

0041

まず、電源をONにして、テープ印刷装置1を起動させると、表示画面81には、前回の起動時において電源をOFFにした直前の状態の画像が表示される。すなわち、このテープ印刷装置1では、電源がOFFにされても、ユーザが登録した種々の設定に加えて、前回の画像のデータが、その編集データとともにRAM240に記憶されるようになっており、その画像のデータ及び編集データに基づく画像が、起動直後の表示画面81に表示される。なお、前回の起動時において、入力したキャラクタ等の画像を全て消去して電源をOFFにしていたり、あるいはテープ印刷装置1を初めて使用する場合には、図6に示すように、印刷時の行を示す行頭マーク行番号が四角で囲まれたマーク)のみが表示画面81の表示部84に表示される。

0042

ここで、図6に示す行頭マークのみが表示された場合に、「取扱注意」のキャラクタ列を入力し、このキャラクタ列に対し種々の編集を行い、その後印刷してラベルを作成するまでについて順を追って説明する。

0043

図7は、「取扱注意」のキャラクタ列を入力した直後の表示部84を示す図である。図7に示すように、「取扱注意」のキャラクタ列を入力すると、表示部84には、「取扱注意」のキャラクタ列に加えて、その上半部に、「取扱注意」の印刷イメージ及びそのラベルの長さ(以下、「テープ長」という)が表示される。なお、この印刷イメージを表示させるか否かは、ユーザが所定の機能キー320を操作して選択し得るものであり、図7は、印刷イメージの同時表示機能が選択されている場合の例である。

0044

この印刷イメージは、「取扱注意」のキャラクタ列のデータが、印刷イメージ用にRAM240で展開され、その制御信号が液晶駆動回路283に出力されることにより、表示部84に表示されている。一方、テープ長は、「取扱注意」の各キャラクタの文字サイズ、キャラクタ数及びキャラクタ間距離等を基に計算され、その値に前後余白を加えた値が表示されている。なお、テープ印刷装置1では、一定長さのラベルを作成するために(定長印刷)、ユーザが自らその長さを設定できるようにもなっており、この場合にはテープ長として、その設定した長さが表示される。

0045

上記のように「取扱注意」のキャラクタ列を入力した後、もちろん、このまま印刷してラベルを作成することも可能ではあるが、テープ印刷装置1では、入力したキャラクタ等に対し種々の編集を施すことが可能であり、これにより表現力の豊かなラベルを作成することができる。

0046

以下、編集項目について簡単に説明する。編集の大きさの単位としては、書式スタイル及びモードの3段階がある。書式は、ラベル全体に関するものであり、そのうち、色に関係しないものを文章書式、色に関係するものをカラー書式と呼ぶ。スタイルは、例えば、行数が異なっていたり、同一行数でも属性を異なるようにさせたりしたい1又は複数のキャラクタを有する、ラベル長手方向区分された各部分(以下、段落ともいう)に関するものであり、そのうち、色に関係しないものを段落スタイル、色に関係するものをカラースタイルと呼ぶ。モードは、各キャラクタに関するものであり、そのうち、色に関係しないものを文字モード、色に関係するものをカラーモードと呼ぶ。

0047

なお、各キャラクタに関するモードは、その指定によっては、段落やラベル全体(のキャラクタ列)の指定ともなり得、また、各段落に関するスタイルは、その指定によっては、ラベル全体(のキャラクタ列)の指定ともなり得る。

0048

文章書式に属する編集項目としては、(1)背景模様地紋)の種類の選択に関する地紋属性や、(2)地紋の大きさに関する地紋柄属性や、(3)定長印刷での長さの選択に関する定長印刷属性や、(4)定長印刷ラベル内での各キャラクタの配置(前寄せ、中寄せ、割付け、後寄せ)に関する寄せ属性や、(5)ラベルの長手方向の前側及び又は後側に設ける余白の量に関する余白属性等がある。

0049

カラー書式に属する編集項目としては、(1)背景での色を規定する背景色属性や、(2)地紋の色を規定する地紋色属性等がある。

0050

段落スタイルに属する編集項目としては、(1)各行の文字サイズ(の組み合わせ)に関する文字サイズ属性や、(2)各行のキャラクタ列の揃え方(前揃え、中揃え、割付け、後揃え)に関する割付け属性や、(3)段落に対する枠や表を構成する線等の付与に関する外枠表組属性等がある。

0051

カラースタイルに属する編集項目としては、(1)段落が枠線(上述した枠や表を構成する線)を有する場合におけるその枠線の色を規定する枠線色属性や、(2)段落が外枠(表組の場合の外周枠を含む)を有する場合における枠内の色を規定する枠内色属性等がある。

0052

文字モードに属する編集項目としては、(1)対象となっているキャラクタを縦書き又は横書きするかの縦・横属性や、(2)対象となっているキャラクタについての和文書体を規定する和文書体属性や、(3)対象となっているキャラクタについての英数書体を規定する英数書体属性や、(4)対象となっているキャラクタ自体に対する修飾(輪郭字、影文字、斜体、強調、…)を規定する飾り字属性や、(5)対象となっているキャラクタをそれが属する行の基本文字サイズから伸長又は縮小させるかを規定する伸・縮属性や、(6)伸長又は縮小キャラクタを、その行の基本的な位置と同一、下又は上の位置に並べるかを規定する並び属性や、(7)対象となっているキャラクタに囲み若しくは網掛けを施すかを規定する囲み・網属性や、(8)対象となっているキャラクタと次のキャラクタ間字間を規定する文字間属性や、(9)字間を自動決定するか固定させるかを規定するピッチ属性等がある。

0053

カラーモードに属する編集項目としては、(1)対象となっているキャラクタの色を規定する文字色属性や、(2)キャラクタが輪郭を含むものである場合における輪郭の色を規定する輪郭色属性や、(3)キャラクタが影付きの場合における影の色を規定する文字影色属性や、(4)キャラクタが囲みを有する場合における囲み線の色を規定する囲み線色属性や、(5)キャラクタが囲みを有する場合における囲み内の色を規定する囲み中色属性や、(6)キャラクタが網掛けを有する場合における網掛けの色を規定する網掛け色属性等がある。

0054

以上のように、印刷処理に影響を与える編集項目は多岐に渡っているため、このテープ印刷装置1では、各編集項目毎の編集モードを設けておらず、編集モードとして、文章書式編集モード、カラー書式編集モード、段落スタイル編集モード、カラースタイル編集モード、文字モード編集モード及びカラーモード編集モード等の包括的な編集モードを設けている。

0055

例えば、文章書式に属する編集項目(属性)に対して設定する場合には、操作モードを入力モードから文章書式編集モードに切り替え、メニュー画面から該当する編集項目の選択肢を選択し、その下位階層の選択肢の選択処理を通じて、その編集項目についての値を選択する。カラー書式、段落スタイル、カラースタイル、文字モード又はカラーモードに属する編集項目(属性)に対して設定する場合にも、同様な手順による。

0056

以下では、編集の具体例として、「取扱注意」というキャラクタ列の文字色を設定する場合について説明する。すなわち、「取扱注意」というキャラクタ列の各キャラクタに同一の文字色を設定する場合について説明する。

0057

この場合、ユーザは、同一の文字色が設定されるキャラクタ列の先頭キャラクタ「取」にカーソルが位置していることを確認し、所定の機能キー(図3の例ではカラーモードキー)320を操作して、操作モードを入力モードからカラーモード編集モードに遷移させる。そうすると、表示部84がカラーモード編集モードの編集画面に切り替わる。この時点での編集画面では、カラーモードに属する各編集項目名を第1階層の選択肢として含むものが表示される。すなわち、上述した文字色属性、輪郭色属性、文字影色属性、囲み線色属性、囲み中色属性及び網掛け色属性の名称を含む編集画面(この編集画面の表題は例えば「カラーモード」)が表示される。なお、表示部84の面積が小さい場合には、カラーモードに属する編集項目のうちの所定数のものが表示される。

0058

ユーザは、カーソルキー327を適宜操作して、文字色属性の名称にカーソルを合わせて選択キー328を押下する。なお、編集画面に切り替わった際のカーソルが文字色属性の名称に位置していた場合には、選択キー328を直ちに押下する。なお、表示部84の面積が小さいために、カラーモードに属する編集項目のうちの所定数のものが表示される構成であれば、カーソルキー327の操作に応じて、スクロール機能又は表示項目一括切り替え機能が働く。

0059

文字色属性の名称にカーソルが位置しているときに、選択キー328を押下されると、図8に示すような各種文字色を含む編集画面(第2階層の編集画面:表題は「文字色」)が表示される。ユーザは、カーソルキー327を適宜操作して、所望の文字色にカーソルを合わせ、選択キー328を押下する。これにより、「取扱注意」のキャラクタ列の文字色が設定される。なお、文字色の設定がなされた後の他のキャラクタまでの間は、ここで文字色が設定されたキャラクタ「取」と同一の文字色が設定されたことになる。

0060

以上のようにして、入力したキャラクタに対し編集を行った後、直ちに印刷を行ってもよいが、このテープ印刷装置1では、印刷前に各編集について設定した編集内容を、簡単に確認することができるようになっている。すなわち、編集内容に基づく情報(印刷情報)を、表示画面81の表示部84に一括して表示させることができるようになっている。なお、この機能を、以下「チェック機能」という。このテープ印刷装置1においては、チェック機能を有することに特徴を有している。

0061

以下、チェック機能について、図9図12を参照しながら詳述する。チェック機能に関する機能キー320(チェックキー325)が設けられており、ユーザは、チェック機能を実行させる際には、キーボード3の該当する機能キー320(チェックキー325)を押下する。

0062

このとき、CPU210は、図9に示す印刷情報表示プログラム223を開始し、操作モードを、入力モードから印刷情報表示モードに遷移させ、表示部84の画面を、キャラクタの入力画面から、印刷情報表示用の第1階層の初期画面に切り替える(ステップST1)。なお、この際の処理では、直前の入力画面でのカーソルが位置していた段落や文字を認識して、RAM240に存在する該当する設定値をRAM240の所定エリア整列させる処理も行われている。

0063

ここで、印刷情報表示用の画面は、図10に示すような階層化構造になっている。

0064

第1階層は、選択肢の選択用階層であり、印刷情報の設定に係る上述した各編集モード、すなわち、「文章書式」編集モード、「段落スタイル」編集モード、「文字モード」編集モード、「カラー書式」編集モード、「カラースタイル」編集モード、「カラーモード」編集モードを選択肢として有する。さらに、第1階層は、編集処理で設定される印刷情報ではないが、使用テープ種類を確認するための「使用テープ」やインク残量を確認するための「インク残量」という選択肢を有している。

0065

第2階層は、基本的には、各印刷情報(各編集項目)の設定値を表示させる階層である。「使用テープ」についての第2階層では、識別センサ99が検出した装填されているテープの種類が表示される。また、「インク残量」についての第2階層では、インク残量検出センサ97が検出した4種類のインクについての残量のうち、最も残量が少ないインクの残量が表示される。例えば、5%を単位として表示される。以下、テープ種類やインク残量をも含めて編集項目と呼ぶことがある。

0066

第3階層は、ある編集項目について既に設定されている設定値を変更したり、ある編集項目について新たに設定値を設定したりする場合に、どの編集モードで行うことができるかを表示する階層である。そのため、「使用テープ」や「インク残量」については、第3階層は存在しない。

0067

上述したステップST1による第1階層の初期画面は、例えば、図11(b)に示すものである。第1階層の画面での標題は「チェック」である。第1階層の初期画面では、「文字モード」にカーソル(反転表示)を合わせる。これは、文字モード編集モードでの編集項目が最も多く、設定値の確認要求が生じる可能性が文字モード編集モードでの編集項目について一番高くなると考えられるためである。

0068

印刷情報表示用の第1階層の画面を表示させている際には、CPU210は、キー入力を待ち受け、キー入力があるとどのキーが操作されたかを判別する(ステップST2)。

0069

取消キー(機能キー280の1種)やチェックキー325が操作された場合には、表示部84の表示画面をキャラクタの入力画面に復帰させて(ステップST3)、CPU210は、印刷情報表示プログラム223の処理を終了させる。

0070

カーソルキー327が操作された場合には、操作されたカーソルキー327が指示する方向に、印刷情報表示用の第1階層の画面におけるカーソルを付与している選択肢を変化させ(ステップST4)、ステップST2のキー判別ステップに戻る。この際には、図11に示すように、表示部84に1回で表示できる選択肢数が少ないので、スクロール機能が適宜実行される。なお、スクロール機能に代えて、異なる選択肢を有する画面への切り替えであっても良い。

0071

図11(a)は、図11(b)に示す印刷情報表示用の第1階層の初期画面が表示されている状態から、例えば、カーソル上移動キー又はカーソル左移動キー327が連続して2回操作された後の第1階層の画面を示している。また、図11(c)は、図11(b)に示す印刷情報表示用の第1階層の初期画面が表示されている状態から、例えば、カーソル下移動キー又はカーソル右移動キー327が連続して5回操作された後の第1階層の画面を示している。図11(a)に示す表示状態でカーソル上移動キー又はカーソル左移動キーが操作された際には、そのキー操作を無視するようにしても良く、また、図11(c)に示す表示状態に切り替えるようにしても良い。同様に、図11(c)に示す表示状態でカーソル下移動キー又はカーソル右移動キー327が操作された際には、そのキー操作を無視するようにしても良く、また、図11(a)に示す表示状態に切り替えるようにしても良い。

0072

ここで、カーソルの表示として、反転表示と点滅表示とを併用するようにしても良い。例えば、属する編集項目数が最も多い「文字モード」を尊重して「文字モード」についてのカーソルは反転表示し、他の選択肢についてのカーソルは点滅表示させるようにしても良い。

0073

印刷情報表示用の第1階層の画面を表示させている際に選択キー328が操作されると、CPU210は、それまでカーソルが位置していた第1階層の選択肢に関する第2階層の画面を表示部84に表示させ(ステップST5)、その後、キー入力を待ち受け、キー入力があるとどのキーが操作されたかを判別する(ステップST6)。

0074

ステップST5によって第2階層の画面に切り替えた際のカーソルを付与する編集項目は、例えば、固定的に定めておく。例えば、「文章書式」については「定長印刷」、「段落スタイル」については「文字サイズ」、「文字モード」については「縦・横」、「カラー書式」については「背景色」、「カラースタイル」については「枠線色」、「カラーモード」については「文字色」というふうに、確認頻度が多くなると予測されるものに定めておく。なお、項目が複数存在しない「使用テープ」や「インク残量」については、当然に、その検出結果にカーソルが付与される。

0075

なお、第2階層の画面におけるカーソルの表示としても、反転表示と点滅表示とを併用するようにしても良い。

0076

印刷情報表示用の第2階層の画面を表示させている際において、カーソルキー327が操作された場合には、CPU210は、操作されたカーソルキー327が指示する方向に、印刷情報表示用の第2階層の画面におけるカーソルを付与している編集項目の設定値を変化させ(ステップST7)、ステップST6のキー判別ステップに戻る。この際には、図12(a)〜(d)に示すように、表示部84に1回で表示できる編集項目の設定値数が少ないので、スクロール機能が適宜実行される。なお、スクロール機能に代えて、異なる編集項目の設定値を有する画面への切り替えであっても良い。

0077

なお、ステップST7の処理において、先頭の編集項目にカーソルが位置している場合にさらに上方への変化がカーソルキー327によって指示された際には、今までカーソルが位置していた編集項目(設定値)が属する第1階層選択肢の1段上段の第1階層選択肢に係る最後尾の編集項目(設定値)にカーソルを付与させる。例えば、図12(b)に示す「文字モード」の先頭項目「縦横よこ書」にカーソルが位置していたときに、カーソル上移動キー又はカーソル左移動キー327が操作された際には、図12(a)に示すように、「段落スタイル」の最後尾の項目「枠表なし」にカーソルが付与された画面に切り替わる。

0078

なお、図12(b)における先頭項目「縦横よこ書」は、「縦・横属性」の設定値が「よこ書」であることを表しており、図12(a)における最後尾の項目「枠表なし」は、「外枠・表組属性」の設定値が「なし」であることを表している。

0079

一方、ステップST7の処理において、最後尾の編集項目にカーソルが位置している場合にさらに下方への変化がカーソルキー327によって指示された際には、今までカーソルが位置していた編集項目(設定値)が属する第1階層選択肢の1段下段の第1階層選択肢に係る先頭の編集項目(設定値)にカーソルを付与させる。例えば、図12(c)に示す「文字モード」の最後尾項目「字間自動」にカーソルが位置していたときに、カーソル下移動キー又はカーソル右移動キー327が操作された際には、図12(d)に示すように、「カラー書式」の先頭の項目「無地」にカーソルが付与された画面に切り替わる。

0080

なお、図示は省略しているが、第1階層最上段の「文章書式」の先頭項目「地紋」にカーソルが位置している場合にさらに上方への変化がカーソルキー327によって指示された際には、第1階層最下段の「インク残量」の唯一の第2階層項目「インク残量」にカーソルが付与された画面に切り替わる。また、図示は省略しているが、第1階層最下段の「インク残量」の唯一の第2階層項目「インク残量」にカーソル位置している場合にさらに下方への変化がカーソルキー327によって指示された際には、第1階層最上段の「文章書式」の先頭項目「地紋」にカーソルが付与された画面に切り替わる。

0081

以上のように、このテープ印刷装置1では、一旦第1階層に戻すことなく、異なる第1階層下の第2階層の画面に切り替えることができ、設定項目の確認が容易にできるようになされている。

0082

印刷情報表示用の第2階層の画面を表示させている際に、取消キー320やチェックキー325が操作された場合には、CPU210は、表示部84の表示画面を第1階層の画面に復帰させて(ステップST8)、上述したステップST2のキー判別ステップに戻る。第1階層の画面の復帰では、今までカーソルが位置していた第2階層編集項目が属する第1階層選択肢にカーソルを付与させる。

0083

例えば、図12(a)に示すように、「段落スタイル」の最後尾の項目「枠表なし」にカーソルが付与された画面が表示されている際に、取消キー320やチェックキー325が操作されると、図12(e)に示す「段落スタイル」にカーソルが付与されている第1階層画面に切り替わる。また、図12(b)や(c)に示すように、「文字モード」の項目「縦横よこ書」や「字間自動」(これは、「ピッチ属性」の設定値が「自動」であることを表している)にカーソルが付与された画面が表示されている際に、取消キー320やチェックキー325が操作されると、図12(f)に示す「文字モード」にカーソルが付与されている第1階層画面に切り替わる。さらに、図12(d)に示すように、「カラー書式」の項目「無地」にカーソルが付与された画面が表示されている際に、取消キー320やチェックキー325が操作されると、図12(g)に示す「カラー書式」にカーソルが付与されている第1階層画面に切り替わる。なお、図12(e)〜(g)は、表示画面そのものではなく、表示画面の種類を表している。

0084

このように第1階層画面への復帰機能により、例えば、図10の構成上で段が離れている2種類の第1階層に属する2個の編集項目の設定値の確認を容易にすることができる。すなわち、第2階層を維持したままでこのような確認を行う場合より、ユーザの操作数を少なくできると共に、確認に要する時間を短いものにできる。

0085

印刷情報表示用の第2階層の画面を表示させている際に、選択キー328が操作された場合には、CPU210は、その第2階層の下に第3階層が存在するか否かを確認する(ステップST9)。

0086

第3階層が存在しない場合(「使用テープ」又は「インク残量」の場合)には、CPU210は、弱い警告を発した後(ステップST10)、上述したステップST6のキー判別ステップに戻る。

0087

一方、第3階層が存在する場合には、今までカーソルが位置していた編集項目がどの編集モードで設定、更新できるかを示すメッセージ画面を表示部84に表示させ(ステップST11)、その後、任意のキー操作を待って第2階層の画面表示に復帰させ(ステップST12、ST13)、上述したステップST6のキー判別ステップに戻る。

0088

図13は、「文章書式」についての第3階層での表示画面例を示すものであり、「文章書式で指定できます」のメッセージによって、今までカーソルが位置していた編集項目が文章書式編集モードで設定、更新できることをユーザに教えることができる。

0089

以上のように、チェック機能において、編集項目の設定、更新を行うことができる編集モードをユーザに知得させることができ、ユーザの使い勝手を高めることができる。

0090

以上のようなチェック機能により、印刷情報(編集項目の設定値)を確認した後は、ユーザは、印刷キー321を操作することにより、上記で設定した編集を反映した印刷画像が印刷テープT1に印刷され、その印刷部分にラミネートテープT2が貼着される。その後、テープTの印刷部分がテープ排出口10から外部へ排出され、切断部13によって切断されてラベルが完成する。

0091

以上説明したように、上記実施形態によれば、表示部84に印刷情報を一括表示可能としているので、印刷情報を確認するのに、従来のように表示部を編集画面に何度も切り替える必要がなく、簡単な操作で、印刷情報の全て又は必要なものを容易に確認することができる。従って、ユーザは、キャラクタ等の入力、編集から印刷までの作業を容易、かつ、迅速に行うことができ、しかも印刷される画像を印刷前に詳細にイメージすることができる。

0092

また、上記実施形態によれば、印刷情報を表示するための表示構造が階層化構造となっているので、一部の印刷情報を確認する際に容易にその印刷情報を表示させることができ、使い勝手が良好なものとなっている。なお、階層化構造を採用していても、異なる第2階層間での移動を認めているので、全て又は多数の印刷情報の確認を煩雑なものとすることはない。

0093

さらに、上記実施形態によれば、印刷情報を表示するための階層化表示構造で、印刷情報(編集項目)の設定、更新のための編集モードをユーザに知得させるようにしたので、特に、初心者のユーザにとっての使い勝手を非常に良好なものとしている。

0094

なお、上記実施形態においては、印刷情報表示モードから編集モードへの遷移を認めないものであったが、すなわち、印刷情報表示モードを入力モードに戻し、入力モードから編集モードに遷移させるものであったが、印刷情報表示モードから編集モードに直接遷移できるようにしても良い。例えば、第3階層の画面表示状態で選択キー328又は編集用の機能キー320の操作で該当する編集モードに遷移させるようにしても良く、また、第1階層又は第2階層の画面表示状態で選択キー328又は編集用の機能キー320の操作で該当する編集モードに遷移させるようにしても良い。後者の場合には第3階層を省略することもできる。

0095

また、上記実施形態においては、印刷情報表示モードにおいて、「テープ種類」や「インク残量」をも表示させるものを示したが、印刷情報だけを表示対象とするものであっても良い。この場合には、「テープ種類」や「インク残量」を例えば電源ON時に表示させるようにすれば良い。

0096

さらに、印刷情報を表示させる階層化構造も、上記実施形態のものに限定されるものではない。例えば、「スタイル」を第1階層選択肢とし、その第2階層の選択肢として「段落スタイル」及び「カラースタイル」を設け、第3階層で具体的な編集項目の設定値を表示させる構成としても良い。

0097

また、上記実施形態では、印刷画像(キャラクタ画像及び背景画像)の入力手段を備えたテープ印刷装置を示したが、パソコン等で入力された印刷画像の転送にも応じられるようにしても良い。この場合には、パソコン等がテープ印刷装置の入力手段を構成している。また、印刷を行う装置側は、入力手段を完全に備えないものであっても良い。

0098

さらにまた、上記実施形態では、本発明をテープ印刷装置に適用した場合について説明したが、ワープロ等にも適用できることはいうまでもない。

発明の効果

0099

以上説明したように、本発明によれば、印刷すべき画像の印刷情報を表示画面に階層化表示構造によって一括表示可能としているので、全て又は一部の印刷情報を印刷前に容易、かつ、簡単な操作で確認することができる。

図面の簡単な説明

0100

図1実施形態に係る印刷装置を適用したテープ印刷装置の外観斜視図である。
図2実施形態のテープ印刷装置の装置本体の内部を示す断面構造図である。
図3実施形態のキーボードのキー配置図である。
図4実施形態の画像表示部を示す拡大平面図である。
図5実施形態のテープ印刷装置の制御系を示すブロック図である。
図6実施形態のテープ印刷装置における表示部の初期画面を説明する説明図である。
図7実施形態のキャラクタ入力した場合の表示部を示す図である。
図8実施形態の文字色を設定する場合の編集画面を示す図である。
図9実施形態の印刷情報表示処理を示すフローチャートである。
図10実施形態の印刷情報表示の階層化構造の説明図である。
図11実施形態の第1階層の印刷情報表示画面例を示す説明図である。
図12実施形態の第2階層の印刷情報表示画面例を示す説明図である。
図13実施形態の第3階層の印刷情報表示画面例を示す説明図である。

--

0101

1…テープ印刷装置、3…キーボード、4…テープカートリッジ、5…インクカートリッジ、8…画像表示部、12…印刷部、81…表示画面、82…液晶表示部、84…表示部、97…インク残量検出センサ、99…識別センサ、200…制御部、210…CPU、220…ROM、223…印刷情報表示プログラム、240…RAM、283…液晶駆動回路、T…テープ。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ