図面 (/)

技術 コイルバネ、コイルバネユニット、コイルバネの切断方法、及びコイルバネ製造装置、並びに、コイルバネユニットを組み込んだ機器

出願人 キヤノン株式会社
発明者 中軽米直樹
出願日 1999年1月14日 (21年5ヶ月経過) 出願番号 1999-007556
公開日 2000年7月25日 (19年11ヶ月経過) 公開番号 2000-202559
状態 特許登録済
技術分野 電子写真装置一般及び筐体、要素 電子写真一般。全体構成、要素 剪断機 線材加工
主要キーワード 切断隙間 鋭角先端 切断用部材 自動的変更 保治具 コイルバネ形状 バネ圧力 熟練技能
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年7月25日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (11)

課題

コイルバネ線材から曲げ成形して製造する際の切断バリコイル外側に形成し、かつ、コイル直径の変更を自動化する。

解決手段

バネ線材給送してコイル形状に回巻成形して複数回巻のコイル形状に成し該コイルの内周位置にコイル切断用部材を配置し、該コイル切断用部材の刃部の移動を回巻したコイルの内周側から外周側方向に移動させて切断するようにしたことを特徴としたコイルバネの切断方法

概要

背景

直線状のバネ線材からコイルバネを製造する方法及び装置は従来、例えば、特開平10−58075号公報、特開平7−265989号公報、及び特開平6−262287号公報などにより知られている。

特開平6−262287号公報には線材加工空間に位置する平坦面を有する断面半円形状芯金囲うように湾曲された線材を切断する際に、カッターを芯金側に向けて芯金の平坦面に対して平行に運動させるとともに芯金の平坦面側に向けて芯金の円弧面側から横に運動させてカッターの先端の移動軌跡が芯金の平坦面を含む仮想面に対して所定の鋭角で交わるように線材を切断する構成の開示がある。

概要

コイルバネを線材から曲げ成形して製造する際の切断バリコイル外側に形成し、かつ、コイル直径の変更を自動化する。

バネ線材を給送してコイル形状に回巻成形して複数回巻のコイル形状に成し該コイルの内周位置にコイル切断用部材を配置し、該コイル切断用部材の刃部の移動を回巻したコイルの内周側から外周側方向に移動させて切断するようにしたことを特徴としたコイルバネの切断方法

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

線材回巻してコイルバネを形成し、その端部の切断部分バリコイル線材の外周方法に突出するようにしたコイルバネ。

請求項2

前記コイルバネの内周部を係合部材係合部の外周部に勘合した前記請求項1記載のコイルバネを用いたことを特徴としたコイルバネユニット

請求項3

前記コイルバネユニットはローラ部材の受け部であることを特徴とした請求項2記載のコイルバネユニット。

請求項4

前記コイルバネユニットは画像形成装置に組み込まれたことを特徴とした請求項3記載のコイルバネユニット。

請求項5

前記コイルバネユニットは前記画像形成装置のカートリッジユニットに使用することを特徴とした請求項4記載のコイルバネユニット。

請求項6

バネ線材給送してコイル形状に回巻成形して複数回巻のコイル形状に成し、該コイル内周位置にコイル切断用部材を配置し、該コイル切断用部材の刃部の移動を回巻したコイルの内周側から外周側方向に移動させて切断するようにしたことを特徴としたコイルバネの切断方法

請求項7

バネ線材からコイルバネを製造する装置であって、前記バネ線材を給送する手段と、前記バネ線材を回巻してコイルを成形する手段と、コイルの端部を切断する手段とを備え、前記切断手段の刃部を前記コイルの内周側から外周側に駆動する手段を有していることを特徴としたコイルバネ製造装置

請求項8

バネ線材からコイルバネを製造する装置であって、前記バネ線材を給送する手段と、前記バネ線材を回巻してコイルを成形する手段と、コイルの端部を切断する手段と、及び、前記回巻成形するコイルの径を可変にする?手段とを備えたことを特徴としたコイルバネの製造方法。

請求項9

線材を給送する手段と、給送された線材を曲率を持って回巻状態に巻き上げてコイル状に形成する手段と、前記コイル状に形成した線材をコイルバネとして切断する手段と、前記コイルバネのコイル巻径を変更する手段とを備えたことを特徴としたコイルバネの製造装置

請求項10

前記形成手段は前記線材に曲率を与える芯金部材と、前記給送される線材を前記芯金部材の外周に沿って案内する案内部材とを有し、前記変更手段は前記案内部材を前記切断手段との距離を変更する手段を備えていることを特徴とした請求項9記載のコイルバネ製造装置。

請求項11

バネ線材を給送する手段と送られたバネ線材をコイル形成する手段とコイル形成したバネを切断する手段とを備えたコイルバネの製造方法において、前記バネを切断する手段を保持する部材を変位させることにより形成するコイルのコイル径を可変とするようにしたことを特徴としたコイルバネの製造方法。

請求項12

立設した保持部材上にバネ線材をコイル形成する手段と該コイル形成したコイルバネを切断する手段と、及び、前記切断手段を前記保持部材上で変位させる手段とを設け、前記変位手段による変位に応じてコイル径を変更するようにしたことを特徴としたコイルバネの製造装置。

請求項13

前記変位手段の移動量を制御する制御手段を備えた事を特徴とした請求項12記載のコイルバネの製造装置。

請求項14

線材をコイル状に湾曲するための押さえ部材と芯金部材と及び、曲げダイスとを所定の距離関係に保ち、線材の送り出しに応じて前記押え部材と曲げダイスにより前記線材をコイル形成する手段と、前記曲げダイスを移動させて、曲げダイスと前記芯金部材との距離を変更する手段を備えてコイル直径寸法を可変としたことを特徴としたコイルバネの製造装置。

請求項15

前記変更手段は前記曲げダイスを保持した部材をモータ駆動制御したことを特徴とした請求項14記載のコイルバネの製造装置。

技術分野

0001

本発明は線材からコイル状のバネ部材成形したコイルバネに関する。

0002

更に、本発明は線材からコイルバネを製造する方法及び製造装置に関する。

0003

更に、本発明は前記方法及び装置により製造したコイルバネを画像形成装置ユニットに組み込んだ発明に関する。

背景技術

0004

直線状のバネ線材からコイルバネを製造する方法及び装置は従来、例えば、特開平10−58075号公報、特開平7−265989号公報、及び特開平6−262287号公報などにより知られている。

0005

特開平6−262287号公報には線材加工空間に位置する平坦面を有する断面半円形状芯金囲うように湾曲された線材を切断する際に、カッターを芯金側に向けて芯金の平坦面に対して平行に運動させるとともに芯金の平坦面側に向けて芯金の円弧面側から横に運動させてカッターの先端の移動軌跡が芯金の平坦面を含む仮想面に対して所定の鋭角で交わるように線材を切断する構成の開示がある。

発明が解決しようとする課題

0006

従来技術によるコイルバネの製造方法及び装置に係るコイルバネは線材からコイル形状に形成した後の切断工程において、コイルの切断部位の先端の返りがコイルバネの外周側に発生する。

0007

即ち、特開平7−265989号公報の図5a,b,cの切断工程の説明図において、図5cに示すように、切断されたコイルSの切断面の内周側にバリが発生する。

0008

コイルバネは収容容器内に収められて、被押圧部材押圧力を作用する働きを司る機能を求められる場合が多くあるが、このように、切断によるバリが内側に出ると、該バリの鋭角先端により、収容容器カジリ引っ掛かりを生じ易く、バネとしての作用に支障を来す場合がある。

0009

更に、収容容器内の構成部品に損傷を及ぼすこともある。

0010

更に、前記のカジリ、引っ掛かりによる粉塵の発生を招き、粉塵による機構部の故障を招く事もある。

0011

又、従来のコイルバネの製造装置において、コイルバネのコイル径を変更する場合には、装置を構成する、芯金、コイリングピンピッチツール切断刃を取り外し、必要に応じて芯金の径を選別して交換取り付け直し、各部材の相対的位置関係の調整を行う必要があり、コイル径の変更作業は手間を要し、製造コストに影響し、又、作業者熟練技能を要求されるものであった。

課題を解決するための手段

0012

本発明の1つは、上記の従来のコイルバネの問題点であっつた切断作用によるバリによる影響を解消すべく、線材を回巻してコイルバネを形成し、その端部の切断部分のバリがコイル線材の外周方法に突出するようにしたコイルバネを提供するものである。

0013

更に、前記コイルバネの内周部を係合部材係合部の外周部に勘合したコイルバネを用いたことを特徴としたコイルバネユニットを提供することにより、コイルバネの機能を損なわないことを目的とする。

0014

前記コイルバネユニットはローラ部材の受け部であることを特徴としたコイルバネユニットを提供する態様がある。

0015

更に、前記コイルバネユニットは画像形成装置に組み込まれたことを特徴とする態様を提供する。

0016

前記コイルバネユニットは前記画像形成装置のカートリッジユニットに使用することを特徴としたコイルバネユニットの態様の提供を目的とする。

0017

本発明の1つは、バネ線材を給送してコイル形状に回巻成形して複数回巻のコイル形状に成し、該コイルの内周位置にコイル切断用部材を配置し、該コイル切断用部材の刃部の移動を回巻したコイルの内周側から外周側方向に移動させて切断するようにしたことを特徴としたコイルバネの切断方法を提案する。

0018

更に、本発明の1つは、バネ線材からコイルバネを製造する装置であって、前記バネ線材を給送する手段と、前記バネ線材を回巻してコイルを成形する手段と、コイルの端部を切断する手段とを備え、前記切断手段の刃部を前記コイルの内周側から外周側に駆動する手段を有していることを特徴としたコイルバネ製造装置により上記課題を解決した装置を提案する。

0019

更に、バネ線材からコイルバネを製造する装置であって、前記バネ線材を給送する手段と、前記バネ線材を回巻してコイルを成形する手段と、コイルの端部を切断する手段と、及び、前記回巻成形するコイルの径を可変にする手段とを備えたことを特徴としたコイルバネの製造方法を提案することで上記課題の解決を図る。

0020

更に、線材を給送する手段と、給送された線材を曲率を持って回巻状態に巻き上げてコイル状に形成する手段と、前記コイル状に形成した線材をコイルバネとして切断する手段と、前記コイルバネのコイル巻径を変更する手段とを備えたことを特徴としたコイルバネの製造装置を提案する。

0021

前記形成手段は前記線材に曲率を与える芯金部材と、前記給送される線材を前記芯金部材の外周に沿って案内する案内部材とを有し、前記変更手段は前記案内部材を前記切断手段との距離を変更する手段を備えていることを特徴とした態様のコイルバネ製造装置を提案する。

0022

更に本発明の他の1つは、バネ線材を給送する手段と送られたバネ線材をコイル形成する手段とコイル形成したバネを切断する手段とを備えたコイルバネの製造方法において、前記バネを切断する手段を保持する部材を変位させることにより形成するコイルのコイル径を可変とするようにしたことを特徴としたコイルバネの製造方法を提案する。

0023

更に、立設した保持部材上にバネ線材をコイル形成する手段と該コイル形成したコイルバネを切断する手段と、及び、前記切断手段を前記保持部材上で変位させる手段とを設け、前記変位手段による変位に応じてコイル径を変更するようにしたことを特徴としたコイルバネの製造装置の提案により上記課題の解決を図る。

0024

更に、上記のコイル径の変更を従来技術の項で述べた熟練技術技能に依ることなく、機械モータ制御により変更すべきコイル径を自動化することを目的とした。

発明を実施するための最良の形態

0025

以下に図を参照して本発明の実施例を説明する。

0026

装置構成の説明)図1、2、3は本発明の装置の要部構成を示す図であり、符号1は以下に述べる装置構成手段/部材の基板部材、2は基板部材1に立脚した本装置の各手段を構成する部材を取り付ける取り付け板である。

0027

4は線材Wを供給する線材供給手段で、図2に示した線材供給器収納した線材Wを送り出す。

0028

6は前記供給手段4から送られる線材Wを案内するガイド部材で、板部材2に取り付け、上下の押え板の合せ面に線材を搬送する溝が形成されている。

0029

8,8は線材Wを送り出す供給ローラ図4に示す供給用モータ駆動手段8Aにより回転駆動して線材を送り出す。

0030

10はガイドローラ

0031

12は押えガイド部材で、シリンダ14のピストン先端に取り付けられており、該ガイドの先端面には図3に示すように、線材Wを案内する溝12aが形成されている。

0032

16は線材Wを曲げ曲げダイスで前記押えガイド部材12と略直角位置に配置されている。

0033

18は芯金部材で、略半円形状と成し、押えガイド12で押さえられつつ供給搬送される線材Wを前記曲げダイス16に形成した案内溝16aに沿って曲げる。

0034

20は曲げダイス16のホルダー部材であり、該ホルダー部材16はホルダー取り付け板22に取り付ける。

0035

前記ホルダー取り付け板22は前記立板部材2上に傾斜を持って傾斜角z方向に移動可能に取り付ける。

0036

Y軸方向は基板1の直立方向、X軸方向は線材Wの送り方向(逆向き)を示し、Z軸方向はX軸とΘの角度を成している。

0037

24a,24bは前記ホルダー取り付け板22の案内部材である。

0038

26は前記ホルダー取り付け板22の位置を変更するモータ、28はモータ26の回転軸に固定したボールネジであり、その先端は前記ホルダー取り付け板22に固定してある。

0039

30(図1)はコイル切断刃であり、刃取り付け部材32の先端に取り付ける。該コイル切断刃30は線材Wから形成されたコイルCの中側に位置するように配置する。

0040

34は前記刃取り付け部材32の他端側に取り付けた偏芯カム、36は該カム34に圧接するカムフォロワである。

0041

前記カムフォロワ36はバネ部材38a,38bによりカム34のカム面に圧接させる。

0042

前記カム34は図4カム駆動手段34Aのモータにより回転駆動される。

0043

図4において、8Aは前記せん材Wを送り出すガイドローラの駆動を行うモータの駆動手段、14Aは前記シリンダ14の制御手段、26Aは変位手段26のモータ駆動手段、34Aは前記カムの駆動制御手段、40は装置全体の制御手段である。

0044

42は設定情報入力手段であり、製造すべきコイルの直径寸法の情報や、線材の径寸法、線材料の切断に要する切断力に応じたカム駆動手段のモータ回転速度トルク等の情報を入力設定する。

0045

44は立板2に取り付けたコイルピッチを規定するピッチ規定部材である。

0046

次に図5以下を参照してコイルバネの製造方法及び本装置の各部の駆動制御について説明する。

0047

まず、加工すべき線材Wを成形すべきコイルバネの直径寸法に応じて前記変位手段26Aのモータ26を駆動してホルダー取り付け板22の設定位置を決める。

0048

前記ホルダー取り付け板22の位置固定により、該ホルダー取り付け板22上に取り付けられている曲げダイス16と、前記立板2上に取り付けられている芯金部材18との距離が定まる。

0049

これにより形成されるコイルの直径寸法が規定される。(図5

0050

前記曲げダイス16の位置設定後、線材を供給するモータ駆動手段8Aに作動信号が送られてドライブローラ8により線材供給器4からガイド部材8、ローラ10を通って前記押えガイド部材12の溝12aに案内されて線材Wの先端部が押さえガイド溝と芯金部材18の表面の曲面に沿って送られて、それに連れて線材の先端部は曲げダイス16の曲げ溝16Aに沿って湾曲させられて、更に、曲げ溝16Aの溝方向に送られて図6図7)に示すように線材Wがコイル形状に形成される。

0051

コイルの巻数は線材供給手段を構成するモータ駆動手段8Aの駆動時間と線材wの供給長さにより決められる。

0052

送られる線材wは前記操作のように押さえ部材12と曲げダイス16及び芯金部材16更に、コイルピッチ部材44による湾曲作用によりコイル形状にコイリングされつつ前記モータ8Aの駆動時間に応じて所定量の長さが送り出されると所定の巻数のコイルバネが形成される。(図6図7

0053

モータ駆動手段8Aの駆動が停止すると、カム駆動手段36Aに作動信号が送られてカム34を回転駆動する。

0054

該カムの回転により切断刃30が往復運動し、該切断刃30と曲げダイス16との間での線材Wの専断作用が行われて線材の切断が実行される。

0055

図8に示すように、本例において、切断刃30は形成されたコイルバネCの中側に位置し、刃部30aの切断方向は前記曲げダイスの切刃部16aと対向する向きに配置し、刃部30aと切刃部16aとの間には切断隙間δを設けてある。

0056

このようにして線材Wからコイルバネ形状に形成されたコイルバネはコイル形成、切断後、図1に示す、搬送路44を経由して炉46、取り出し方向に送られる。

0057

(コイルバネのバネ直径寸法の変更の説明)次に本発明の2番目の特徴である、形成するコイルバネのバネの直径寸法の自動的変更仕方について説明する。

0058

前述したある直径寸法のコイルバネの製造後に、次に製造するコイルバネの直径寸法を変更する場合、次に製造すべきコイルバネの直径寸法に対応する位置に前記曲げダイス16の位置を変える為に、変位手段のモータ駆動手段26Aを作動させる。

0059

これにより、ホルダー取り付け板22は前記ガイド部材24a,24bに沿って前記Z軸方向に移動して、図9に示すように、曲げダイス16の位置が前記芯金部材18との間の距離が前記Z軸に沿って変位する。

0060

これにより、曲げダイス16と芯金部材18の表面曲面との距離が変更される。変更すべきコイルバネのバネ径に対応した位置にホルダー取り付け板22の移動が完了すると、モータ駆動手段26Aは通電停止し、ホルダー取り付け板22を停止位置で固定する。

0061

モータ駆動手段26Aの停止信号に応じて、駆動手段8Aの作動により再び線材Wが送り出されると、線材Wは押さえガイド12、曲げダイス16の各溝に沿って送り出されて、図9に示すように線材Wは曲げダイス16と芯金部材18との間の距離に応じたコイル直径寸法に湾曲形状に曲げられてコイル形成される。

0062

図9は前の状態のコイルバネのバネ直径寸法Cから変更後の大きなバネ直径寸法C’に変更された状態を示す。

0063

そして設定コイル巻数の成形後にコイル切断手段の作動によってコイル切断が行われる。

0064

(画像形成装置へのコイルバネの組み込みの説明図)図10は前記本発明にかかる製造方法及び製造装置で製造したコイルバネを画像形成装置に組み込んだ実施例を示す。

0065

複写機レーザービームプリンターバブルジェットプリンター等の画像形成装置は文字情報図面情報記号情報絵画情報等を紙等の記録媒体印字印刷する機能を備え、記録媒体の紙をプリント印字するために、紙を紙供給部からプリント部に給紙してプリントし、その後、排出位置に紙送り操作を行う機能を有している。

0066

又、レーザービームプリンターには感光ドラム上の潜像転写してトナーを記録媒体の紙の上に転写、定着してプリントするためにプロセスカートリッジと言う現像、定着、トナー供給ユニットを一体に備えたカートリッジを有し、該カートリッジ内に紙を搬送する手段を備えている。

0067

これらの装置において、記録媒体である紙の給紙及び排出手段としてゴムプラスチック等の材料で作られたローラにより紙を圧接して紙搬送を行う構成を採用するが、このローラの圧接手段としてコイルバネを採用する。

0068

従来方法/装置により製造したコイルバネは線材からコイル形状に形成後の切断操作において、切断刃によるバリ(返り部分)がコイルバネの内径側に突出する傾向がある。

0069

図10紙送り機構部の要部構成の一部を示すものであり、不図示のカートリッジの本体部に取り付けたバネ取り付け部50の小径部50aとローラ保治具52のバネ係止部52aの夫々にコイルバネの巻き始め部と巻き終わり部を係止して張設してローラ54にバネ圧力を作用させる構成である。

0070

このような圧接手段を組み立てる場合、従来の製造に係る、バネ内径側にバリがあると、該コイルバネをバネ取り付け部50aとバネ係止部52aの外周面に該バリが引っ掛かりコイルバネが各バネ取り付け部・バネ係止部の所定の位置(コイルバネの巻き始め部と巻き終わり部が各部の根本の位置にきちんと収まること)に取り付けることが出来ないことになる。

0071

これに対して、本願発明に係るコイルバネは前記のバリ、返り部分はコイルバネの外径側に出る構成であるのでコイルバネの各取り付け部への組み込みに際してバリ/返り部分による引っ掛かりを防ぐことができる。

発明の効果

0072

以上のように線材を回巻してコイルバネを形成し、その端部の切断部分のバリがコイル線材の外周方法に突出するようにしたコイルバネを得ることが出来た。

0073

更に、前記コイルバネの内周部を係合部材の係合部の外周部に勘合した前記請求項1記載のコイルバネを用いたコイルバネユニットを得ることが出来た。

0074

更に、前記コイルバネユニットはローラ部材の受け部であることを特徴とした請求項2記載のコイルバネユニットとしたことで組み立て工程での不具合を解消剃ることが出来た。

0075

更に、前記コイルバネユニットは画像形成装置に組み込まれたことを特徴とした請求項3記載のコイルバネユニットとすることで従来のコイルバネのような切断によるバリ、返り部分による粉塵を生じることのない画像形成装置を得ることが出来た。

0076

本発明は、バネ線材を給送してコイル形状に回巻成形して複数回巻のコイル形状に成し、該コイルの内周位置にコイル切断用部材を配置し、該コイル切断用部材の刃部の移動を回巻したコイルの内周側から外周側方向に移動させて切断するようにしたことを特徴としたコイルバネの切断方法の提供によりコイルバネ切断時のバリ、返り部分による不具合を解消した製造方法を得ることが出来た。

0077

更に又、バネ線材からコイルバネを製造する装置であって、前記バネ線材を給送する手段と、前記バネ線材を回巻してコイルを成形する手段と、コイルの端部を切断する手段とを備え、前記切断手段の刃部を前記コイルの内周側から外周側に駆動する手段を有していることを特徴としたコイルバネ製造装置の提供によりコイルバネとして機能性、組み立て容易性のあるコイルバネの製造装置を得ることが出来た。

0078

更に、バネ線材からコイルバネを製造する装置であって、前記バネ線材を給送する手段と、前記バネ線材を回巻してコイルを成形する手段と、コイルの端部を切断する手段と、及び、前記回巻成形するコイルの径を可変にする手段とを備えたことを特徴としたコイルバネの製造方法、及び、線材を給送する手段と、給送された線材を曲率を持って回巻状態に巻き上げてコイル状に形成する手段と、前記コイル状に形成した線材をコイルバネとして切断する手段と、前記コイルバネのコイル巻径を変更する手段とを備えたことを特徴としたコイルバネの製造装置の提供により人手による作業性を改善剃ることが出来た。

0079

同様に、バネ線材を給送する手段と送られたバネ線材をコイル形成する手段とコイル形成したバネを切断する手段とを備えたコイルバネの製造方法において、前記バネを切断する手段を保持する部材を変位させることにより形成するコイルのコイル径を可変とするようにしたことを特徴としたコイルバネの製造方法により作業性を改善出来た。

図面の簡単な説明

0080

図1本発明に係るコイルバネ製造方法及び装置の要部の構成を説明する図。
図2装置構成の説明図。
図3コイルバネ形成の状態を説明する図。
図4制御ブロック図。
図5コイルバネ形成の状態を説明する図。
図6コイルバネ形成の状態を説明する図。
図7コイルバネ形成の状態を説明する図。
図8コイルバネの切断の状態を説明する図。
図9コイルバネの直径寸法を変更する状態を説明する図。
図10本発明に係るコイルバネを採用する説明図。

--

0081

装置基板部材
装置構成部材を取り付ける立板
4線材供給器
6 線材案内部材
8ガイドローラ
10 ガイドローラ
12 線材押え部材
14シリンダ
16曲げダイス
18芯金部材
22ホルダー取り付け板
24ガイド部材
26変位手段用モータ
28ボールネジ
30切断刃
32 切断刃取り付け部材
34カム
36カムフォロワ
40 制御手段
44コイルピッチ部材
50コイルバネ取り付け部
52ローラ保治具
54 ローラ

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 株式会社リコーの「 画像形成装置」が 公開されました。( 2020/04/09)

    【課題】 画像形成装置を使いこなすための空間を確保するとともに、当該空間を有効活用することを目的とする。【解決手段】 画像形成装置1は、シートに画像を形成する画像形成部7モジュールと、画像形成部7... 詳細

  • ブラザー工業株式会社の「 ドロワ」が 公開されました。( 2020/04/09)

    【課題】両側の駆動力が必要なく、一方側から受ける駆動力によって、移動可能なドロワを提供する。【解決手段】ドロワ2は、第1方向に延びるドラム軸について回転可能な感光体ドラム21と、現像ローラを有する現像... 詳細

  • ブラザー工業株式会社の「 現像カートリッジ」が 公開されました。( 2020/04/09)

    【課題】両側の駆動力が必要なく、一方側から受ける駆動力によって、移動可能な現像カートリッジを提供する。【解決手段】現像カートリッジ1は、現像剤を収容可能な筐体10と、第1方向に延びる第1軸について回転... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ