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技術 高機能性醗酵飼料組成物及びその製造方法

出願人 ネルバイオテックカンパニーリミテッド
発明者 朱宗坤李雄煥
出願日 1999年1月21日 (22年7ヶ月経過) 出願番号 1999-012998
公開日 2000年7月18日 (21年1ヶ月経過) 公開番号 2000-197453
状態 特許登録済
技術分野 飼料(2)(一般)
主要キーワード 体内状態 物質伝達 構成剤 使用重量 醗酵飼料 発酵施設 醗酵菌 発酵機
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この項目の情報は公開日時点(2000年7月18日)のものです。
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課題

本発明は高機能性醗酵飼料及びその製造方法を提供する。

解決手段

本発明による飼料組成物は水1リットルを基準として、珪酸ナトリウム及び珪酸カリウムの中のいずれか1つ以上からなる化合物300g〜700g、炭酸カリウム及び炭酸ナトリウムの中のいずれか1つ以上からなる化合物300g〜700g、二酸化チタン2g〜8g、ホウ素5g〜15g、糖類(Sugar)80g〜150gの比率水溶液及び飼料100〜500kgからなる。

概要

背景

最近、国内外の養養鶏及び畜産業界の問題点は、家畜病気による廃死、生産性減少等であり、これを解決するための従来の機能性家畜用飼料は、大韓民国特許公告第95−009944号(題目ゲンタマイシンリンコマイシンまたはクリンダマイシン抗生剤合物を含有した動物飼料及び、これに添加剤または飲料)のように家畜の病気に対する免疫力を増強させるために、公知の飼料抗菌剤等を配合するかまたは生菌剤を投与する方法が行われて来た。

しかし、このように飼料組成物に抗生剤等を投与する方法は、家畜への動物薬品や有害抗生物質濫用するようになり、抗生剤の濫用は病気に対する免疫力を喪失させてより強力な抗生剤を要求するようになり、従って実質的な自家免疫力の低下と慢性疾患誘導するようになる。更に、抗生剤等の過多使用によって有害抗生物質が家畜の肉や副産物残留するようになって、食用として適合しないという等の問題点があった。

また、従来の機能性飼料は家畜の肉やその副産物である牛乳等に機能性を付与するために、公知の飼料に魚粉等のω−3系の脂肪酸を含有した物質ビタミン等を添加して、家畜に栄養性を付与するか機能性を付加した。しかし、このような方法は、公知の飼料に別途機能性素材を添加しなければならない煩わしさと、機能性素材の添加によって飼料費用が増加するし、機能性素材が家畜やその副産物に移行される比率も低いので、実質的な機能性付与の実益がなく、また魚粉、魚油等の使用によって一部の家畜やその副産物である牛乳、卵等から魚臭いがする等の問題があった。

従って、家畜の病気を予防し家畜による生産物に機能性を付与するためには、抗生剤等の有害化学物質や別途の機能性素材を投与するよりは、家畜の体内状態を最適化することによって自家免疫力を高めて病気を予防することが好ましく、または摂取する飼料の栄養分を完全に吸収させて、魚油等の別途の機能性素材を添加しなくても、ω−3系脂肪酸等の人体に有益な不飽和脂肪酸の含量を高める一方、有害な飽和脂肪酸の含量を減少させることが好ましい。

一方、発酵飼料の製造方法において、公知の醗酵飼料の製造方法は、残飯単味飼料米糠等に酵素剤酵母またはその他の醗酵菌主を接種した後、約60℃以上の温度に調節された発酵機で一定期間発酵させなければならなかった。しかし、このような発酵飼料の製造方法は、別途の酵素剤、発酵菌主等を接種しなければならないという煩わしさがある一方、適合した発酵施設が必要であるし、発酵条件を調節し難いので腐敗しやすいという問題点があった。

このような問題点を解決するためには、米糠等に存在する有害な腐敗菌主を死滅させ醗酵菌主は増殖させて発酵を進行することによって、別途の酵素剤や発酵菌主の接種や醗酵施設温度条件の調節等の煩わしい作業をせずに醗酵を進行させることが必要である。

本発明者らは、動植物基本単位である細胞新陳代謝により動植物の生命を維持し、細胞は細胞膜を通して外部の物質を交換内部環境を最適化するという事実と、細胞膜の損失を抑制させて免疫細胞運動活性化させることによって生体の免疫力が高くなるし、外部栄養分の吸収を促進させ得るという事実に着眼、必須ミネラル成分中の1つでありながら生体内で細胞を活性化させる物質である珪素(Si)化合物及び、細胞膜を通した物質伝達の主要媒介体であるナトリウム(Na)化合物、カリウム(K)化合物とを主材料として、これ等の化合物を生体新陳代謝を活性化させ得る形態に構成、供給することによって、家畜の病気に対する免疫力の増加と栄養成分吸収の極大化をはかることができる飼料組成物を開発するようになった。

概要

本発明は高機能性醗酵飼料及びその製造方法を提供する。

本発明による飼料組成物は水1リットルを基準として、珪酸ナトリウム及び珪酸カリウムの中のいずれか1つ以上からなる化合物300g〜700g、炭酸カリウム及び炭酸ナトリウムの中のいずれか1つ以上からなる化合物300g〜700g、二酸化チタン2g〜8g、ホウ素5g〜15g、糖類(Sugar)80g〜150gの比率の水溶液及び飼料100〜500kgからなる。

目的

本発明は前記のような問題点を解決するために、生体細胞に影響を与える珪素(Si)化合物、ナトリウム(Na)化合物、カリウム(K)化合物を、生体活性化を極大させ得る形態に構成、供給することによって、別途の構成剤を使用せずに家畜等の新陳代謝を促進することによって免疫細胞を増加させて、各種の病気に対する自家免疫力を極大化し、家畜の体重増加を誘導して農家所得を増大させる一方、成人病を誘発する飽和脂肪酸を減少させるし、人体に有益な不飽和脂肪酸を増加させた肉質及び(又は)卵、牛乳等の副産物を得るし、飼料を製造する時に別途の醗酵菌主を接種するか温度条件等を調節する必要なく、常温で自然醗酵される高機能性醗酵飼料及びその製造方法を提供することにその目的がある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

珪酸ナトリウム及び珪酸カリウムの中の少なくとも1つ以上からなる化合物と、炭酸カリウム及び炭酸ナトリウムの中の少なくとも1つ以上からなる化合物を溶解した水溶液を加えた飼料からなった高機能性醗酵飼料組成物

請求項2

下記重量比の水溶液52〜900ミリリットルを含む100〜500キログラムの飼料から成った高機能性醗酵飼料組成物。(イ)300〜700:珪酸ナトリウム及び珪酸カリウムの中の少なくとも1つ以上からなる化合物(ロ)300〜700:炭酸カリウム及び炭酸ナトリウムの中の少なくとも1つ以上からなる化合物(ハ)2〜8:二酸化チタン(ニ)5〜15:ホウ素(ホ)80〜150:糖類(ヘ)1000:水

請求項3

珪酸ナトリウム及び珪酸カリウムの中の少なくとも1つ以上からなる化合物と、炭酸カリウム及び炭酸ナトリウムの中の少なくとも1つ以上からなる化合物とを水に溶解した後、その水溶液を飼料に添加、醗酵させて乾燥、冷却することを特徴とする高機能性醗酵飼料組成物の製造方法。

請求項4

下記重量比の水溶液52〜900ミリリットルを飼料100〜500キログラムに添加、醗酵させて乾燥、冷却することを特徴とする高機能性醗酵飼料組成物の製造方法。(イ)300〜700:珪酸ナトリウム及び珪酸カリウムの中の少なくとも1つ以上からなる化合物(ロ)300〜700:炭酸カリウム及び炭酸ナトリウムの中の少なくとも1つ以上からなる化合物(ハ)2〜8:二酸化チタン(ニ)5〜15:ホウ素(ホ)80〜150:糖類(ヘ)1000:水

請求項5

前記水溶液を飼料に添加する時10〜15倍に稀釈して添加することを特徴とする請求項3又は4記載の高機能性醗酵飼料組成物の製造方法。

請求項6

微生物を添加せず20〜40℃で醗酵することを特徴とする請求項3〜5いずれか1項に記載の高機能性醗酵飼料組成物の製造方法。

技術分野

0001

本発明は、高機能性醗酵飼料及びその製造方法に関するもので、詳細には抗生剤または抗菌剤等の別途動物薬品を添加せずに家畜病気に対する免疫力を増強させ、家畜の体重増加誘導して畜産農家収益を増大させ、屠畜後も優れる肉質を持たせることは勿論、肉質に必須不飽和脂肪酸、特にω−3系脂肪酸を多量含有させるし、また飼料を製造する時に別途の醗酵菌主を接種するか温度条件等を調節する必要なく、常温で自然発酵される高機能性醗酵飼料及びその製造方法に関する。

背景技術

0002

最近、国内外の養養鶏及び畜産業界の問題点は、家畜の病気による廃死、生産性減少等であり、これを解決するための従来の機能性家畜用飼料は、大韓民国特許公告第95−009944号(題目ゲンタマイシンリンコマイシンまたはクリンダマイシンの抗生剤混合物を含有した動物飼料及び、これに添加剤または飲料)のように家畜の病気に対する免疫力を増強させるために、公知の飼料に抗菌剤等を配合するかまたは生菌剤を投与する方法が行われて来た。

0003

しかし、このように飼料組成物に抗生剤等を投与する方法は、家畜への動物薬品や有害抗生物質濫用するようになり、抗生剤の濫用は病気に対する免疫力を喪失させてより強力な抗生剤を要求するようになり、従って実質的な自家免疫力の低下と慢性疾患を誘導するようになる。更に、抗生剤等の過多使用によって有害抗生物質が家畜の肉や副産物残留するようになって、食用として適合しないという等の問題点があった。

0004

また、従来の機能性飼料は家畜の肉やその副産物である牛乳等に機能性を付与するために、公知の飼料に魚粉等のω−3系の脂肪酸を含有した物質ビタミン等を添加して、家畜に栄養性を付与するか機能性を付加した。しかし、このような方法は、公知の飼料に別途の機能性素材を添加しなければならない煩わしさと、機能性素材の添加によって飼料費用が増加するし、機能性素材が家畜やその副産物に移行される比率も低いので、実質的な機能性付与の実益がなく、また魚粉、魚油等の使用によって一部の家畜やその副産物である牛乳、卵等から魚臭いがする等の問題があった。

0005

従って、家畜の病気を予防し家畜による生産物に機能性を付与するためには、抗生剤等の有害化学物質や別途の機能性素材を投与するよりは、家畜の体内状態を最適化することによって自家免疫力を高めて病気を予防することが好ましく、または摂取する飼料の栄養分を完全に吸収させて、魚油等の別途の機能性素材を添加しなくても、ω−3系脂肪酸等の人体に有益な不飽和脂肪酸の含量を高める一方、有害な飽和脂肪酸の含量を減少させることが好ましい。

0006

一方、発酵飼料の製造方法において、公知の醗酵飼料の製造方法は、残飯単味飼料米糠等に酵素剤酵母またはその他の醗酵菌主を接種した後、約60℃以上の温度に調節された発酵機で一定期間発酵させなければならなかった。しかし、このような発酵飼料の製造方法は、別途の酵素剤、発酵菌主等を接種しなければならないという煩わしさがある一方、適合した発酵施設が必要であるし、発酵条件を調節し難いので腐敗しやすいという問題点があった。

0007

このような問題点を解決するためには、米糠等に存在する有害な腐敗菌主を死滅させ醗酵菌主は増殖させて発酵を進行することによって、別途の酵素剤や発酵菌主の接種や醗酵施設、温度条件の調節等の煩わしい作業をせずに醗酵を進行させることが必要である。

0008

本発明者らは、動植物基本単位である細胞新陳代謝により動植物の生命を維持し、細胞は細胞膜を通して外部の物質を交換内部環境を最適化するという事実と、細胞膜の損失を抑制させて免疫細胞運動活性化させることによって生体の免疫力が高くなるし、外部栄養分の吸収を促進させ得るという事実に着眼、必須ミネラル成分中の1つでありながら生体内で細胞を活性化させる物質である珪素(Si)化合物及び、細胞膜を通した物質伝達の主要媒介体であるナトリウム(Na)化合物、カリウム(K)化合物とを主材料として、これ等の化合物を生体新陳代謝を活性化させ得る形態に構成、供給することによって、家畜の病気に対する免疫力の増加と栄養成分吸収の極大化をはかることができる飼料組成物を開発するようになった。

発明が解決しようとする課題

0009

本発明は前記のような問題点を解決するために、生体細胞に影響を与える珪素(Si)化合物、ナトリウム(Na)化合物、カリウム(K)化合物を、生体活性化を極大させ得る形態に構成、供給することによって、別途の構成剤を使用せずに家畜等の新陳代謝を促進することによって免疫細胞を増加させて、各種の病気に対する自家免疫力を極大化し、家畜の体重増加を誘導して農家所得を増大させる一方、成人病を誘発する飽和脂肪酸を減少させるし、人体に有益な不飽和脂肪酸を増加させた肉質及び(又は)卵、牛乳等の副産物を得るし、飼料を製造する時に別途の醗酵菌主を接種するか温度条件等を調節する必要なく、常温で自然醗酵される高機能性醗酵飼料及びその製造方法を提供することにその目的がある。

課題を解決するための手段

0010

前記の目的を達成するための手段は、米糠、トウモロコシ、豆等の公知飼料に珪酸ナトリウム及び/又は珪酸カリウムと、炭酸カリウム及び/又は炭酸ナトリウムと、好ましくは、二酸化チタン硼素(boron)、糖類(Sugar)等を溶解した水溶液を加えた発酵飼料の組成物(composition)であり、米糠、トウモロコシ、豆等の公知飼料に珪酸ナトリウム及び/又は珪酸カリウム、炭酸カリウム及び/又は炭酸ナトリウム、二酸化チタン、硼素(boron)、糖類(Sugar)等を水溶液状態で添加した後、約四日間常温に放置、乾燥したことを特徴とする高機能性飼料の組成物(composition)及びその製造方法を提供する。

0011

より詳細には、本発明は70℃以上に加熱した水1リットルに珪酸ナトリウム及び/又は珪酸カリウム300g〜700g、炭酸カリウム及び/又は炭酸ナトリウム300g〜700g、二酸化チタン2g〜8g、ホウ素5g〜15g、糖類(Sugar)80g〜150gを溶解した後常温で放置すると、粘液状の液状組成物を得るが、この水溶液52〜900mlを100kg〜500kgの公知の飼料にそのまま添加するか、望ましくは容易に混合するために稀釈してから米糠等の公知の飼料に添加、約4〜5日間常温で醗酵させた後、70〜80℃で熱風乾燥、冷却させることを特徴とする高機能性醗酵飼料組成物(composition)及びその製造方法に関する。なお、飼料は米糠、トウモロコシ、大豆粕、豆、黍、小麦及び麦からなった群から1つまたはそれ以上のものを選択することができる。

0012

本発明で珪酸ナトリウム、珪酸カリウムは、二成分の全てを使用するか二成分の中のいずれか1つを選択して使用しても本発明の目的を達成することには問題ないが、両成分を共に使用する場合のその使用重量は1:1にすることが好ましいし、同様に炭酸カリウムと炭酸ナトリウムの場合に二成分の全てを使用するか、二成分の中のいずれか1つを選択して使用することができるが、両成分を共に使用する場合の使用重量は1:1にすることが好ましい。

発明を実施するための最良の形態

0013

以下、本発明を実施例に基づいてより詳細に説明する。

0014

これに対する結果は下記のとおりである。

0015

これに対する結果は下記のとおりである。

0016

これに対する結果は下記のとおりである。

0017

これに対する結果は次のとおりである。

0018

ID=000006HE=025 WI=094 LX=0580 LY=1750
以上の実験結果、試験群対照群より約20%の体重増加があったし、飼料効率も畜産研究所で勧奨する0.316より高いものと表れた。

0019

ID=000007HE=035 WI=075 LX=1125 LY=2000
本実験の結果、本発明による飼料を給餌した豚肉が対照群より成人病の主原因である飽和脂肪酸の含量が約26.19%減少し、人体に有益な不飽和脂肪酸は約18.96%程度増加した。また対照群ではほぼ発見されなかったω−3脂肪酸が2.6%も含有されていて、本発明による飼料を給餌した試験群が成人病の予防に適合することが分かった。

発明の効果

0020

以上の、実施例等に基づいて説明したとおり、本発明による高機能性醗酵飼料は、家禽類及び家畜の自家免疫機能を活性化させることによって、病気に対する免疫力を増強させる。そして別途の機能性素材を投与しなくても家畜の肉等にω−3脂肪酸等の不飽和脂肪酸を増加させると同時に、有害な飽和脂肪酸を減少させる効果がある。その製造方法においても公知の飼料に存在する腐敗有害菌を死滅させ醗酵菌を増殖させることによって、別途の醗酵菌主や醗酵機等の醗酵装備及び煩わしい発酵条件の調節なく醗酵飼料を製造することができる効果がある。

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