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技術 汚水の地下浸透処理方法及びこの方法に使用する浸透ます並びにその施工方法

出願人 安久津義人安久津昌義
発明者 安久津義人安久津昌義
出願日 1998年12月24日 (21年7ヶ月経過) 出願番号 1998-367915
公開日 2000年7月11日 (20年0ヶ月経過) 公開番号 2000-189985
状態 未査定
技術分野 生物学的処理一般
主要キーワード 上下パイプ 継ぎ手パイプ パイプユニット 浸透面 係合スリット 浸透孔 汚水溜 本体下方
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年7月11日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

汚水浸透性の高い地層浸透させる方法およびこ方法に使用される浸透ます並びにその施工方法を提供する。

解決手段

ます本体の汚水を、ます本体の下方の地中に挿入した中空パイプを介してます本体の地下にある地層に直接浸透させる。地中に設置したます本体下方の地中に、軸方向側面に沿って複数の浸透孔を有し、且つ、内部に一連通路を有する細長パイプを、地層を横断するようにして縦方向に挿設し、パイプの上部開口をます内部に臨ませる。

概要

背景

概要

汚水浸透性の高い地層浸透させる方法およびこ方法に使用される浸透ます並びにその施工方法を提供する。

ます本体の汚水を、ます本体の下方の地中に挿入した中空パイプを介してます本体の地下にある地層に直接浸透させる。地中に設置したます本体下方の地中に、軸方向側面に沿って複数の浸透孔を有し、且つ、内部に一連通路を有する細長パイプを、地層を横断するようにして縦方向に挿設し、パイプの上部開口をます内部に臨ませる。

目的

従って、本発明の第1の目的は、ます内の汚水を地下の浸透性の高い層に直接浸透させることができる浸透処理方法を提供することにある。

本発明の第2の目的は、上記処理方法を実施する浸透ますを提供することにある。

本発明の第3の目的は、上記方法に使用する浸透ますの施工方法を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

汚水溜めのます本体に収容した汚水を、ます本体の下方の地中に挿入した中空パイプを介してます本体の地下にある地層直接浸透させることを特徴とする汚水の地下浸透処理方法

請求項2

地中に設置されるます本体と;内部に一連通路を有するとともに、軸方向側面に沿って複数の浸透孔を形成してなり、前記ます本体下方の地中に挿入される単一又は複数のパイプと;を具備することを特徴とする汚水浸透ます

請求項3

地中に設置したます本体下方の地中に、軸方向側面に沿って複数の浸透孔を有し、且つ、内部に一連の通路を有する細長いパイプを、地層を横断するようにして縦方向に挿設し、パイプの上部開口をます内部に臨ませたことを特徴とする汚水浸透ます

請求項4

地表中に汚水溜めのます本体を設置するとともに、軸方向に沿って浸透孔を形成した複数本の中空パイプを、前記ます本体下方の地中に順次継ぎ足して挿設し、最上段のパイプの上部開口をます本体の内部に臨ませることを特徴とする汚水浸透ますの施工方法

技術分野

0001

本発明は、生活雑排水し尿などの汚水を地下に浸透させて処理する方法及びこの方法に使用される浸透ますの構造並びにこの浸透ますの施工方法に関する。

発明が解決しようとする課題

0002

汚水を地中に浸透させる従来の処理方法としては地表埋設したコンクリート製のますの底に砂利等を敷きつめ、ますに収容した汚水をます底の砂利層を通して地下に浸透させるものがある。しかし乍ら、このものは汚泥でます底の砂利層が短時間で目詰りし、浸透機能が低下ないしは皆無になってしまうという問題があった。

0003

また、ますの底部から暗渠用の有孔管を水平方向に敷設し、その下部に砂利を敷きつめて浸透面積を増やす方法も行われているが、目詰りをおこす原因は上記の方法と同じであるから、目詰りまでの時間を延ばそうとすると広い敷設面積が必要になり、施工コストも増大する。

0004

さらに、一般的に地下の上層図1に示すように深くなるにしたがって種々の地層が積層しているが、従来の方法は一次的にはます底の層に浸透させるため、地下深くに浸透性の良い地層があってもこれを有効に利用することができない。

0005

従って、本発明の第1の目的は、ます内の汚水を地下の浸透性の高い層に直接浸透させることができる浸透処理方法を提供することにある。

0006

本発明の第2の目的は、上記処理方法を実施する浸透ますを提供することにある。

0007

本発明の第3の目的は、上記方法に使用する浸透ますの施工方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

上記第1の目的を達成するために、本発明の汚水浸透処理方法は、汚水溜めのます本体に収容した汚水を、ます本体の下方の地中に挿入した、好ましくは有孔の中空パイプを介してます本体の地下にある、好ましくは浸透性の高い地層に直接浸透させることを特徴とする。

0009

上記第2の目的を達成するために、本発明の汚水浸透ますは、地中に設置されるます本体と;内部に一連通路を有するとともに、軸方向側面に沿って複数の浸透孔を形成してなり、前記ます本体下方の地中に挿入される単一又は複数のパイプと;を具備することを特徴とする。また、現場に設置された上記汚水浸透ますは、地中に設置したます本体下方の地中に、軸方向側面に沿って複数の浸透孔を有し、且つ、内部に一連の通路を有する細長いパイプを、地層を横断するようにして縦方向に挿設し、パイプの上部開口をます内部に臨ませたことを特徴とする。

0010

上記第3の目的を達成するために、本発明の浸透ます施工方法は、地表中に汚水溜めのます本体を設置するとともに、軸方向に沿って浸透孔を形成した複数本の中空パイプを前記ます本体下方の地中に、順次継ぎ足して挿設し、最上段のパイプの上部開口をます本体の内部に臨ませることを特徴とする。

発明を実施するための最良の形態

0011

以下に本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1のように地中に穴1を掘り、この穴に設置したます本体2内の汚水3は、ます本体2の底の地面から徐々に地中に浸透するが、底地面が早期に目詰りをおこし、浸透性能が著しく低減してしまう。また、底地面の目詰りを洗い流すにはます本体内の汚水を外部に排出する必要があり、作業が困難になる。そこで、本発明の汚水の地下浸透処理方法は、ます本体2の内部から地下の地層に中空パイプを通して直接連通する汚水通路を形成し、この中空パイプを介してます本体2の汚水を、地下層深くまで導いて浸透させ、これにより、ます本体2の底地面だけでなく、地下の所望の地層に浸透させ、しかも、浸透性の高い地層を選択して浸透させることができるようにしたものである。

0012

上記方法に使用される本発明の浸透ますは、地中に設置されるます本体2と;内部に一連の通路を有するとともに、軸方向側面に沿って複数の浸透孔(開口4)を形成してなり、前記ます本体下方の地中に挿入される単一又は複数のパイプと;からなる。図1は現場に設置した本発明の汚水処理浸透ますの一実施例を示すもので、地中に穴1を掘り、この穴1にコンクリート製などの中空筒体からなるます本体2を埋設するとともに、軸方向側面に多数の穴またはスリットなどの開口4を形成した有底の中空パイプ5を、ます本体2の底部地下深くまで挿入し、その基端部をます本体2内に臨ませた構造にしてある。ます本体2は、図の実施例のように底のない筒体でもよく、また、有底の筒体でもよい。中空パイプ5は、一連の長い管体でもよいが、地中への挿設作業の容易にするために、後述のように複数の中空パイプユニット5a、5b…5nを継ぎ足して一連の通路に形成するのが好ましい。

0013

上記構造により、本発明の浸透ますはます本体2と地下の種々の地層6a、6b…6nが中空パイプ5の内部と側面の開口4を介して連通しており、ます本体2の汚水が、中空パイプ5の内部通路と開口4を通して、地下の各地層6a、6b…6nに直接浸透するようになっている。

0014

一般的に地下の上層は深くなるに従って、砂利、砂などの浸透性の高い地層や、土、粘土などの浸透性の低い地層が複雑に積層しているが、本発明は汚水通路を形成した中空パイプ5がこの各種地層6a、6b…6nを貫通して深く埋設されているので、汚水が地下の各層に長い範囲にわたって直接浸透するだけでなく、天然砂利層などの浸透性の高い層がどこにあっても中空パイプ5側面のいずれかの開口4をこの地層に対接させることができるので、汚水の浸透効率が著しく高まる。

0015

次に、本発明による上記汚水浸透処理ますの施工方法を説明する。地中に穴1を掘り、この穴1内にコンクリート製などのます本体2を埋設して汚水溜め7を構築するとともに、この汚水溜め7の底地に、軸方向側面に沿って穴またはスリットなどの複数の開口4を穿設した有底の中空パイプ5を、好ましくは、その先端が硬い地層に達するまで地中深く押し込み、その基端又は基端付近の開口部8がます本体2内の汚水だめ7に臨むようにして埋設する。

0016

地中に押し込む中空パイプ5は、った先端部材を有する一連の長い管体でもよいが、押し込み作業がしにくく、また、押し込み作業中に湾曲などの変形が生じ易いので、図のように複数のパイプユニット5a、5b…5nを継ぎ足しながら順次地中に押入して一連の汚水通路を有する中空パイプ5に組付けるのが望ましい。

0017

この場合は、図3のように中空パイプ5の底部材を構成する先の尖った先端部材10を第1段の中空パイプユニット5aに嵌め、これをパワーショベル(図は省略)等で地中に押し下げ、第1段中空パイプユニット5aの上端部に次段中空パイプユニット5bの下端部を継ぎ足して地中に押し下げる。この作業を数段にわたって繰り返して複数の中空パイプユニット5a、5b…5nを継ぎ足しながら、地中の所望深さまで押入する。

0018

中空パイプユニット5a、5b…5nの継ぎ足しは、図の実施例では、前段パイプユニットの上端と次段パイプユニットの下端の相互間に継ぎ手パイプ9を嵌合し、この継ぎ手パイプ9と重なるパイプユニット5a、5b…5nの側面開口4、4を継ぎ手パイプ9に溶接している。ただし、中空パイプユニット5a、5b…5nの継ぎ足し手段はこれに限らず、複数の中空パイプユニットを上下に連続させるものであれば他のいかなる機構でもよい。例えば、図4のように、上下パイプユニット5a、5bの接続端部を入れ子式に形成し、パイプ側面に形成した係合スリット10aと係合ピン10bの係着で継ぎ足してもよい。この方法では現場での溶接作業が不要になる。

0019

本発明はます本体の汚水が中空パイプを介して地中の地層に直接浸透するので、ます本体の底地が目詰りしても浸透作用が停止することはない。また、浸透性の高い地層を選んで浸透させることができるので効率が良い。

0020

中空パイプの側面に開口を形成することにより、地中の各地層に長い範囲にわたって浸透させることができるとともに、地中に砂利層などの浸透性の高い層がある場合、いずれかの開口がこの層に連通するので浸透率が著しく向上する。

0021

構造が簡単で、施工が容易であるから短時間で低コストの汚水処理が可能になるとともに、中空パイプ内の目詰りはバキュームで簡単に解消するのでメンテナンスが容易である。

図面の簡単な説明

0022

図1本発明による浸透ますの概略構成
図2本発明による浸透ますの施工工程図
図3中空パイプの接続工程説明図
図4他の実施例に中空パイプの接続構造説明図

--

0023

1…穴
2…ます本体
3…汚水
4…開口
5…中空パイプ
5a、5b……5n…中空パイプユニット
6a、6b……6n…地層
7…汚水溜め
8…開口部
9…継ぎ手パイプ
10…先端部材
11a…係合スリット
11b…係合ピン

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