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技術 表示装置の欠陥修正装置

出願人 シャープ株式会社
発明者 藤田有司
出願日 1998年12月22日 (21年10ヶ月経過) 出願番号 1998-364251
公開日 2000年7月4日 (20年4ヶ月経過) 公開番号 2000-187246
状態 特許登録済
技術分野 液晶1(応用、原理) 液晶5(電極、アクティブマトリックス)
主要キーワード 電子ライン 配線部位 保持点 高倍率カメラ 反射照明装置 低倍率カメラ 検査作業者 位置特定用
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図面 (10)

課題

透過型反射型および透過・反射型の表示装置欠陥修正を容易かつ確実にできるようにする。

解決手段

液晶表示装置1の欠陥箇所修正するための光ビーム照射装置14と、液晶表示装置1を支持し、光ビーム照射位置を変更する方向へ液晶表示装置1を移動可能な点灯プローブ装置13と、液晶表示装置1に表示信号を付与して各絵素表示状態に駆動する駆動装置36と、液晶表示装置1の絵素の表示状態を観察するための低倍率および高倍率カメラ21・22と、液晶表示装置1の透過型表示および反射型表示を可能とする透過照明装置28および反射照明装置23と、光ビーム照射装置14による液晶表示装置1上での光ビーム照射位置を特定するためのマーク第2付与装置25とを備える。

概要

背景

表示装置としての例えば液晶表示装置については、市場への不良品の流出を防止するために、通常、パネル形態およびモジュール形態のそれぞれにおいて、点灯検査が実施される。この点灯検査では、液晶表示装置の点灯状態が規定の基準を満たしているか否かが判定される。この検査の結果、規定の基準を満たしていないものは不合格となり、不合格品は、それ以後の工程に送られず、即ち市場に出荷されることなく、不良品として廃棄される。

しかしながら、不良品と判定された液晶表示装置であっても、不良の発生具合によっては、配線個所修正することにより上記基準を満たすことができる場合がある。上記修正は、例えば、特開平3−209422号公報、あるいは特開平6−82801号公報に開示されたものをはじめとする欠陥修正装置によって行われ、欠陥修正によって救済された液晶表示装置は、市場に出荷されることになる。

以下に、従来の欠陥修正装置、およびこの欠陥修正装置を用いて液晶表示装置に存在する欠陥を修正する方法について説明する。

ここで、図2(a)(b)に示すように、欠陥修正される表示装置として例示する液晶表示装置1は、TFT(Thin Film Transistor)側基板2と、対向側電極カラーフィルターを形成する対向側基板3とが、液晶層(図示せず)を介して張り合わされた構造を有するものである。

また、上記液晶表示装置1において、特に、透過型のものは透過型液晶表示装置1b、反射型のものは反射型液晶表示装置1c、透過型と反射型の両機能を併せ持つものは透過・反射型液晶表示装置1aとしてそれぞれ示す。

なお、透過型液晶表示装置1bとは、TFT側基板2側に配された光源からの光を対向側基板3を透過させることにより、対向側基板3側にて表示を行うもののである。即ち、この透過型液晶表示装置1bは、対向側基板3側に光源が配された場合、表示状態とならない。したがって、対向側基板3側が暗くなる室内等での使用に適しており、対向側基板3側が明るくなる屋外等では、表示が見辛くなる。

また、反射型液晶表示装置1cとは、対向側基板3側に配された光源からの光をTFT側基板2上で対向側基板3側に反射させることにより、対向側基板3側にて表示を行うものである。即ち、この反射型液晶表示装置1cは、TFT側基板2側に光源が配された場合、表示状態とならない。したがって、対向側基板3側が明るくなる屋外等での使用に適しており、対向側基板3側が暗くなる室内等では、表示が見辛くなる。

また、透過型と反射型の両機能を併せ持つ透過・反射型液晶表示装置1aとは、TFT側基板2側に配された光源からの光を対向側基板3を透過させて表示を行い、対向側基板3側に配された光源からの光をTFT側基板2上で対向側基板3側に反射させて表示を行うものである。即ち、この透過・反射型液晶表示装置1aは、対向側基板3側が明るい屋外等である場合と、対向側基板3側が暗い室内等ある場合との何れの場合にも鮮明な表示を行うことができる。

また、液晶表示装置1には、前記の点灯検査において欠陥箇所が検出された場合、対向側基板3上の前記欠陥箇所に概略相当する位置に、検査作業者によって欠陥位置マーク41が記されるものとする。

なお、液晶表示装置1は、対向側基板3側に、通常、絵素点灯部以外を遮光する遮光マスクブラックマスク)が存在すること、およびTFT構造を考慮して、TFT側基板2方向からのみの光ビーム照射による上記欠陥箇所の修正が可能なように設計されている。したがって、上記の各液晶表示装置1a〜1cの欠陥修正を行う場合、全てTFT側基板2側に光ビーム照射装置が存在することになる。

従来の表示装置の欠陥修正装置は、透過型液晶表示装置1bの欠陥修正を行うものとなっており、例えば図9に示す構成を有している。この欠陥修正装置101は、点灯プローブ103と移動装置102とを備えている。点灯プローブ103は、透過型液晶表示装置1bにこれを点灯駆動する表示信号を供給するためのものである。移動装置102は、透過型液晶表示装置1bを点灯状態で移動させることができる移動ステージ102aと、この移動ステージ102aを支持する支持架台102bとを備えている。

欠陥修正装置101は、また、光ビーム照射装置104、第1ハーフミラー105と第2ハーフミラー106、レンズ切換装置107、落射照明装置108、カメラ109、モニタ110および透過照明装置111を備えている。

光ビーム照射装置104は、透過型液晶表示装置1bの欠陥部を修正するためのものであり、カメラ109は、光ビーム照射装置104による光ビーム照射箇所を確認し、透過型液晶表示装置1bの絵素の点灯状態を観察するためのものである。落射照明装置108は、カメラ109の撮像用照明であり、第1ハーフミラー105および第2ハーフミラー106は、カメラ109と落射照明装置108に対する光路を導くものである。レンズ切換装置107は、光ビーム照射装置104から透過型液晶表示装置1bに光ビーム照射するため、および透過型液晶表示装置1bの表示状態を観察するために必要な数種類倍率レンズを選択できるものであり、透過照明装置111は、光を照射し、これが透過型液晶表示装置1bを透過することにより、作業者40やカメラ109に表示状態を示すためのものである。

次に、上記欠陥修正装置101による透過型液晶表示装置1bの欠陥修正方法について説明する。なお、この欠陥修正に先立ち、透過型液晶表示装置1bに対しては点灯検査が行われ、その欠陥箇所(欠陥絵素43を含む箇所)に欠陥位置マーク41が作業者40によって記される。

まず、作業者40は、透過照明装置111の光が透過型液晶表示装置1bを透過している状態で、対向側基板3に記された欠陥位置マーク41を目視して、透過型液晶表示装置1bが光ビーム照射装置104の照射直下位置に来るように移動ステージ102aを操作する。

次に、作業者40は、TFT側基板2側観察用のモニタ110を観察しながら、点灯プローブ103を介して駆動装置(図示せず)から付与される表示信号を切り換えて、図6(図6の上図)に示すように、モニタ110(モニタ表示画面110a)により欠陥絵素43を確認できるようにする。

この時、作業者40は、切り換えた表示信号とモニタ110上の欠陥絵素43の表示状態の変化等から、予め定められた基準に従い、その欠陥の種類を判定する。

次に、作業者40は、モニタ110を観察しながら、予め教示されている光ビーム照射位置教示マーク44に欠陥絵素43が重合するように移動ステージ102aを操作する(図6の下図)。

次に、作業者40は、レンズ切換装置107を操作して光ビーム照射用の倍率レンズにより、モニタ110を図7に示すような光ビーム照射設定用の表示とする。

次に、作業者40は、欠陥の種類毎に予め作成された修正手順群の中から、先に判定した欠陥の種類と合致する修正手順を選択して、光ビーム照射形状教示マーク45を観察しながら、上記手順に示された光ビームの照射形状および照射強度等を設定し、TFT配線部46の前記手順に示された位置に光ビーム照射形状教示マーク45が重合するように移動ステージ102aを操作し、順次光ビーム照射を照射する。

次に、作業者40は、レンズ切換装置107を操作して欠陥修正確認用の倍率レンズにより、モニタ110を図6に示すような欠陥修正確認用の表示とする。

次に、作業者40は、モニタ110を観察しながら、点灯プローブ103を介して付与される表示信号を切り換えて、欠陥絵素43が修正されたか否かを判断する。以上の作業を、作業者40は、各欠陥位置マーク41について、順次行う。

概要

透過型、反射型および透過・反射型の表示装置の欠陥修正を容易かつ確実にできるようにする。

液晶表示装置1の欠陥箇所を修正するための光ビーム照射装置14と、液晶表示装置1を支持し、光ビームの照射位置を変更する方向へ液晶表示装置1を移動可能な点灯プローブ装置13と、液晶表示装置1に表示信号を付与して各絵素を表示状態に駆動する駆動装置36と、液晶表示装置1の絵素の表示状態を観察するための低倍率および高倍率カメラ21・22と、液晶表示装置1の透過型表示および反射型表示を可能とする透過照明装置28および反射照明装置23と、光ビーム照射装置14による液晶表示装置1上での光ビーム照射位置を特定するためのマーク第2付与装置25とを備える。

目的

本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、透過型の表示装置のみならず、反射型の表示装置、更には透過型と反射型の両機能を併せ持つ表示装置に対しても、欠陥の修正を容易に、かつ確実に行うことができる表示装置の欠陥修正装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

表示装置欠陥箇所修正するための光ビーム照射する光ビーム照射手段と、前記表示装置を支持するとともに、この表示装置での前記光ビームの照射位置を変更する方向へ表示装置を移動可能な移動手段と、前記表示装置に表示信号を付与して表示装置の各絵素表示状態に駆動する駆動手段と、前記駆動手段によって駆動される表示装置の絵素の表示状態を観察するための観察手段と、前記表示装置の透過型表示および反射型表示を可能とする照明手段と、前記光ビーム照射手段による前記表示装置上での光ビーム照射位置を特定するための位置特定手段とを備えていることを特徴とする表示装置の欠陥修正装置

請求項2

前記観察手段による前記表示装置の観察範囲内の所定位置が、前記光ビーム照射手段による光ビーム照射位置に対応可能であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置の欠陥修正装置。

請求項3

前記照明手段が、前記表示装置の表示面側に設けられた反射型表示用の反射照明装置と、前記表示装置に対して前記反射照明装置側とは反対側に設けられた透過照明装置とからなることを特徴とする請求項1に記載の表示装置の欠陥修正装置。

請求項4

前記観察手段が前記表示装置の表示面側に設けられ、前記光ビーム照射手段が前記表示装置に対して前記観察手段側とは反対側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置の欠陥修正装置。

請求項5

前記透過照明装置における前記表示装置側とは反対側の位置には、表示装置方向へ光を反射するとともに、その反射光の強度を調整する反射部材が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の表示装置の欠陥修正装置。

請求項6

前記透過照明装置における前記表示装置側の位置には、表示装置への入射光入射角度を調整する入射角度調整部材が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の表示装置の欠陥修正装置。

請求項7

前記光ビーム照射手段が、前記透過照明装置に対する前記表示装置側とは反対側に設けられ、前記透過照明装置には、前記光ビーム照射手段から前記表示装置へ照射される光ビームのための光ビーム通過路が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の表示装置の欠陥修正装置。

技術分野

0001

本発明は、例えば液晶表示装置、EL(エレクトロルミネセンス表示装置プラズマ表示装置等の表示装置の欠陥修正装置に関するものである。

背景技術

0002

表示装置としての例えば液晶表示装置については、市場への不良品の流出を防止するために、通常、パネル形態およびモジュール形態のそれぞれにおいて、点灯検査が実施される。この点灯検査では、液晶表示装置の点灯状態が規定の基準を満たしているか否かが判定される。この検査の結果、規定の基準を満たしていないものは不合格となり、不合格品は、それ以後の工程に送られず、即ち市場に出荷されることなく、不良品として廃棄される。

0003

しかしながら、不良品と判定された液晶表示装置であっても、不良の発生具合によっては、配線個所修正することにより上記基準を満たすことができる場合がある。上記修正は、例えば、特開平3−209422号公報、あるいは特開平6−82801号公報に開示されたものをはじめとする欠陥修正装置によって行われ、欠陥修正によって救済された液晶表示装置は、市場に出荷されることになる。

0004

以下に、従来の欠陥修正装置、およびこの欠陥修正装置を用いて液晶表示装置に存在する欠陥を修正する方法について説明する。

0005

ここで、図2(a)(b)に示すように、欠陥修正される表示装置として例示する液晶表示装置1は、TFT(Thin Film Transistor)側基板2と、対向側電極カラーフィルターを形成する対向側基板3とが、液晶層(図示せず)を介して張り合わされた構造を有するものである。

0006

また、上記液晶表示装置1において、特に、透過型のものは透過型液晶表示装置1b、反射型のものは反射型液晶表示装置1c、透過型と反射型の両機能を併せ持つものは透過・反射型液晶表示装置1aとしてそれぞれ示す。

0007

なお、透過型液晶表示装置1bとは、TFT側基板2側に配された光源からの光を対向側基板3を透過させることにより、対向側基板3側にて表示を行うもののである。即ち、この透過型液晶表示装置1bは、対向側基板3側に光源が配された場合、表示状態とならない。したがって、対向側基板3側が暗くなる室内等での使用に適しており、対向側基板3側が明るくなる屋外等では、表示が見辛くなる。

0008

また、反射型液晶表示装置1cとは、対向側基板3側に配された光源からの光をTFT側基板2上で対向側基板3側に反射させることにより、対向側基板3側にて表示を行うものである。即ち、この反射型液晶表示装置1cは、TFT側基板2側に光源が配された場合、表示状態とならない。したがって、対向側基板3側が明るくなる屋外等での使用に適しており、対向側基板3側が暗くなる室内等では、表示が見辛くなる。

0009

また、透過型と反射型の両機能を併せ持つ透過・反射型液晶表示装置1aとは、TFT側基板2側に配された光源からの光を対向側基板3を透過させて表示を行い、対向側基板3側に配された光源からの光をTFT側基板2上で対向側基板3側に反射させて表示を行うものである。即ち、この透過・反射型液晶表示装置1aは、対向側基板3側が明るい屋外等である場合と、対向側基板3側が暗い室内等ある場合との何れの場合にも鮮明な表示を行うことができる。

0010

また、液晶表示装置1には、前記の点灯検査において欠陥箇所が検出された場合、対向側基板3上の前記欠陥箇所に概略相当する位置に、検査作業者によって欠陥位置マーク41が記されるものとする。

0011

なお、液晶表示装置1は、対向側基板3側に、通常、絵素点灯部以外を遮光する遮光マスクブラックマスク)が存在すること、およびTFT構造を考慮して、TFT側基板2方向からのみの光ビーム照射による上記欠陥箇所の修正が可能なように設計されている。したがって、上記の各液晶表示装置1a〜1cの欠陥修正を行う場合、全てTFT側基板2側に光ビーム照射装置が存在することになる。

0012

従来の表示装置の欠陥修正装置は、透過型液晶表示装置1bの欠陥修正を行うものとなっており、例えば図9に示す構成を有している。この欠陥修正装置101は、点灯プローブ103と移動装置102とを備えている。点灯プローブ103は、透過型液晶表示装置1bにこれを点灯駆動する表示信号を供給するためのものである。移動装置102は、透過型液晶表示装置1bを点灯状態で移動させることができる移動ステージ102aと、この移動ステージ102aを支持する支持架台102bとを備えている。

0013

欠陥修正装置101は、また、光ビーム照射装置104、第1ハーフミラー105と第2ハーフミラー106、レンズ切換装置107、落射照明装置108、カメラ109、モニタ110および透過照明装置111を備えている。

0014

光ビーム照射装置104は、透過型液晶表示装置1bの欠陥部を修正するためのものであり、カメラ109は、光ビーム照射装置104による光ビーム照射箇所を確認し、透過型液晶表示装置1bの絵素の点灯状態を観察するためのものである。落射照明装置108は、カメラ109の撮像用照明であり、第1ハーフミラー105および第2ハーフミラー106は、カメラ109と落射照明装置108に対する光路を導くものである。レンズ切換装置107は、光ビーム照射装置104から透過型液晶表示装置1bに光ビーム照射するため、および透過型液晶表示装置1bの表示状態を観察するために必要な数種類倍率レンズを選択できるものであり、透過照明装置111は、光を照射し、これが透過型液晶表示装置1bを透過することにより、作業者40やカメラ109に表示状態を示すためのものである。

0015

次に、上記欠陥修正装置101による透過型液晶表示装置1bの欠陥修正方法について説明する。なお、この欠陥修正に先立ち、透過型液晶表示装置1bに対しては点灯検査が行われ、その欠陥箇所(欠陥絵素43を含む箇所)に欠陥位置マーク41が作業者40によって記される。

0016

まず、作業者40は、透過照明装置111の光が透過型液晶表示装置1bを透過している状態で、対向側基板3に記された欠陥位置マーク41を目視して、透過型液晶表示装置1bが光ビーム照射装置104の照射直下位置に来るように移動ステージ102aを操作する。

0017

次に、作業者40は、TFT側基板2側観察用のモニタ110を観察しながら、点灯プローブ103を介して駆動装置(図示せず)から付与される表示信号を切り換えて、図6図6の上図)に示すように、モニタ110(モニタ表示画面110a)により欠陥絵素43を確認できるようにする。

0018

この時、作業者40は、切り換えた表示信号とモニタ110上の欠陥絵素43の表示状態の変化等から、予め定められた基準に従い、その欠陥の種類を判定する。

0019

次に、作業者40は、モニタ110を観察しながら、予め教示されている光ビーム照射位置教示マーク44に欠陥絵素43が重合するように移動ステージ102aを操作する(図6下図)。

0020

次に、作業者40は、レンズ切換装置107を操作して光ビーム照射用の倍率レンズにより、モニタ110を図7に示すような光ビーム照射設定用の表示とする。

0021

次に、作業者40は、欠陥の種類毎に予め作成された修正手順群の中から、先に判定した欠陥の種類と合致する修正手順を選択して、光ビーム照射形状教示マーク45を観察しながら、上記手順に示された光ビームの照射形状および照射強度等を設定し、TFT配線部46の前記手順に示された位置に光ビーム照射形状教示マーク45が重合するように移動ステージ102aを操作し、順次光ビーム照射を照射する。

0022

次に、作業者40は、レンズ切換装置107を操作して欠陥修正確認用の倍率レンズにより、モニタ110を図6に示すような欠陥修正確認用の表示とする。

0023

次に、作業者40は、モニタ110を観察しながら、点灯プローブ103を介して付与される表示信号を切り換えて、欠陥絵素43が修正されたか否かを判断する。以上の作業を、作業者40は、各欠陥位置マーク41について、順次行う。

発明が解決しようとする課題

0024

ところが、上記従来の透過型液晶表示装置の欠陥修正装置101では、透過型液晶表示装置1bに対してのみ欠陥修正可能であり、反射型液晶表示装置1cに対する欠陥修正、および透過・反射型液晶表示装置1aに対する完全な欠陥修正が不可能である。即ち、透過型液晶表示装置1bの欠陥位置の特定に用いるカメラ109の撮像側(作業者40の目視側)はTFT側基板2側であり、この側からでは、反射型液晶表示装置1cおよび透過・反射型液晶表示装置1aの対向側基板3上に記された欠陥位置マーク41や反射による点灯表示状態を確認することができない。この結果、欠陥の修正は不可能である。

0025

本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、透過型の表示装置のみならず、反射型の表示装置、更には透過型と反射型の両機能を併せ持つ表示装置に対しても、欠陥の修正を容易に、かつ確実に行うことができる表示装置の欠陥修正装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0026

上記の課題を解決するために、請求項1に記載の表示装置の欠陥修正装置は、表示装置の欠陥箇所を修正するための光ビームを照射する光ビーム照射手段と、前記表示装置を支持するとともに、この表示装置での前記光ビームの照射位置を変更する方向へ表示装置を移動可能な移動手段と、前記表示装置に表示信号を付与して表示装置の各絵素を表示状態に駆動する駆動手段と、前記駆動手段によって駆動される表示装置の絵素の表示状態を観察するための観察手段と、前記表示装置の透過型表示および反射型表示を可能とする照明手段と、前記光ビーム照射手段による前記表示装置上での光ビーム照射位置を特定するための位置特定手段とを備えていることを特徴としている。

0027

請求項1に記載の構成によれば、駆動手段により表示装置を駆動している状態において、照明手段を作動させ、観察手段にて表示装置における絵素の表示状態を観察することにより、表示装置の欠陥絵素を特定することができる。その後、位置特定手段にて光ビーム照射手段による表示装置上での光ビーム照射位置を特定するとともに、この光ビーム照射位置と前記欠陥絵素の位置とが一致するように、移動手段にて表示装置を移動させ、光ビーム照射手段から前記欠陥絵素に対して光ビームを照射すれば、その欠陥絵素を修正することができる。

0028

このとき、前記照明手段は表示装置の透過型表示および反射型表示を可能とする。したがって、本発明の欠陥修正装置は、透過型、反射型、および透過型と反射型の機能を有する透過・反射型の各表示装置の欠陥の修正を容易かつ確実に行うことができる。その結果、表示装置の良品率を向上させて、商品コストダウンを図ることができる。

0029

請求項2に記載の表示装置の欠陥修正装置は、請求項1に記載の構成において、前記観察手段による前記表示装置の観察範囲内の所定位置が、前記光ビーム照射手段による光ビーム照射位置に対応可能であることを特徴としている。

0030

請求項2に記載の構成によれば、観察手段による表示装置の観察範囲内の所定位置と光ビームの照射位置とが対応するので、欠陥箇所が上記所定位置にくるように表示装置を移動させるだけで、前記欠陥箇所が光ビームの照射位置に合致し、前記欠陥箇所に確実に光ビームを照射することが可能となる。

0031

したがって、観察手段と光ビーム照射手段とを、必ずしも互いの光軸が一致するように配置する必要がない。この結果、観察手段および光ビーム照射手段の配置を様々に設定することができ、装置の設計の自由度を広げることができるとともに、装置の小型化を容易に達成することができる。

0032

請求項3に記載の表示装置の欠陥修正装置は、請求項1に記載の構成において、前記照明手段が、前記表示装置の表示面側に設けられた反射型表示用の反射照明装置と、前記表示装置に対して前記反射照明装置側とは反対側に設けられた透過照明装置とからなることを特徴としている。

0033

請求項3に記載の構成によれば、透過型、反射型、および透過型と反射型の機能を有する透過・反射型の各表示装置の表示状態を容易かつ確実に得ることができる。

0034

請求項4に記載の表示装置の欠陥修正装置は、請求項1に記載の構成において、前記観察手段が前記表示装置の表示面側に設けられ、前記光ビーム照射手段が前記表示装置に対して前記観察手段側とは反対側に設けられていることを特徴としている。

0035

請求項4に記載の構成によれば、表示装置における実用時の視認方向と同じ方向から表示装置の欠陥を観察することができる。この結果、表示装置の実用時と差異のない表示状態の観察ができる。

0036

請求項5に記載の表示装置の欠陥修正装置は、請求項3に記載の構成において、前記透過照明装置における前記表示装置側とは反対側の位置に、表示装置方向へ光を反射するとともに、その反射光の強度を調整する反射部材が設けられていることを特徴としている。

0037

請求項5に記載の構成によれば、反射部材にて表示装置への入射光の強度が調整されることにより、観察手段による表示装置の表示状態の観察と欠陥位置の特定に際し、良好な照明を提供することができる。

0038

請求項6に記載の表示装置の欠陥修正装置は、請求項3に記載の構成において、前記透過照明装置における前記表示装置側の位置に、表示装置への入射光の入射角度を調整する入射角度調整部材が設けられていることを特徴としている。

0039

請求項6に記載の構成によれば、入射角度調整部材にて表示装置への入射光の入射角度が良好となるように調整されるので、観察手段による表示装置の表示状態の観察と欠陥位置の特定に際し、良好な照明を提供することができる。

0040

請求項7に記載の表示装置の欠陥修正装置は、請求項3に記載の構成において、前記光ビーム照射手段が、前記透過照明装置に対する前記表示装置側とは反対側に設けられ、前記透過照明装置に、前記光ビーム照射手段から前記表示装置へ照射される光ビームのための光ビーム通過路が形成されていることを特徴としている。

0041

請求項7に記載の構成によれば、前記光ビーム照射手段から前記表示装置への光ビームの光路中に存在する透過照明装置に光ビームが通過可能な光ビーム通過路が確保されているので、表示装置への光ビームの照射光路が透過照明装置により遮断されることがない。したがって、透過照明装置を備えた場合においても光ビーム照射による表示装置の欠陥の修正が可能となる。

発明を実施するための最良の形態

0042

本発明の実施の一形態を図1ないし図7に基づいて説明すれば、以下の通りである。

0043

本実施の形態における表示装置の欠陥修正装置は、図1に示す構成となっている。この欠陥修正装置11は、例えば図2に示す液晶表示装置1の欠陥箇所を修正するものである。この液晶表示装置1には、欠陥修正に先立ち、点灯検査が行われ、その欠陥箇所(欠陥絵素43を含む箇所)に欠陥位置マーク41が作業者40によって記される。

0044

液晶表示装置1は、TFT側基板2と、対向側電極やカラーフィルターを形成する対向側基板3とが、液晶層(図示せず)を介して張り合わされた構造を有している。なお、以下の説明では、液晶表示装置1のうち、前述のように、透過型と反射型の両機能を併せ持つものを透過・反射型液晶表示装置1aとして示し、欠陥修正装置11は、この透過・反射型液晶表示装置1aに対して欠陥修正を行うものとする。

0045

欠陥修正装置11は、移動装置12、この移動装置12に設けられた点灯プローブ装置13、および透過照明装置(照明手段)28を備えている。移動装置12は、透過・反射型液晶表示装置1aを点灯状態で移動させることができる移動ステージ(移動手段)12aと、この移動ステージ12aを支持する支持架台12bとを有している。

0046

点灯プローブ装置13は、透過・反射型液晶表示装置1aに点灯駆動用の表示信号を供給するための点灯プローブ(駆動手段)13aと、上記移動ステージ12aに設けられ、点灯プローブ13aを支持する支持架台13bとを有している。透過・反射型液晶表示装置1aと点灯プローブ装置13は、移動ステージ12aに対して容易に着脱可能である。上記点灯プローブ13aには、上記表示信号を出力する駆動装置(駆動手段)36が接続されている。なお、上記移動ステージ12a、支持架台12bおよび支持架台13bには、対向側基板3側からの透過・反射型液晶表示装置1aの観察を可能とする開口部12a1 、12b1 、13b1 がそれぞれ形成されている。

0047

透過照明装置28は、点灯プローブ装置13に取り付けられた状態の透過・反射型液晶表示装置1aにおけるTFT側基板2の外面に沿うように設けられ、支持部材29を介して、上記支持架台12bに支持されている。

0048

欠陥修正装置11は、また、点灯プローブ装置13に取り付けられた透過・反射型液晶表示装置1aのTFT側基板2側に、光ビーム照射装置(光ビーム照射手段)14、第1ハーフミラー15、第2ハーフミラー16、レンズ切換え装置17、落射照射装置18、照射部観察用カメラ19およびモニタ20を備えている。

0049

光ビーム照射装置14は、透過・反射型液晶表示装置1aの欠陥部を修正するための光ビームを照射するものである。第1ハーフミラー15、第2ハーフミラー16およびレンズ切換え装置17は、光ビーム照射装置14から透過・反射型液晶表示装置1aへの光路中にこの順序で設けられている。レンズ切換え装置17は、透過・反射型液晶表示装置1aへの光ビームの照射状態や透過・反射型液晶表示装置1aの表示状態を観察するために必要な数種類の倍率レンズを備え、これらのうちから選択されたレンズを上記光路中に配するものである。落射照射装置18は照射部観察用カメラ19による撮像用の照明装置であり、この落射照射装置18の光は第2ハーフミラー16に反射されて透過・反射型液晶表示装置1aに照射される。照射部観察用カメラ19は、透過・反射型液晶表示装置1aからの光を第1ハーフミラー15を介して受けることにより、光ビーム照射装置14からの透過・反射型液晶表示装置1aに対する光ビーム照射位置を観察するためのものである。第1モニタ20は照射部観察用カメラ19から出力される映像を表示するものである。

0050

欠陥修正装置11は、さらに、点灯プローブ装置13に取り付けられた透過・反射型液晶表示装置1aの対向側基板3側に、低倍率カメラ(観察手段)21、高倍率カメラ22、反射照明装置(照明手段)23、マーク第1付与装置24、マーク第2付与装置(位置特定手段)25、カメラ表示切換器(観察手段)26および第2モニタ(観察手段)27を備えている。

0051

低倍率カメラ21は、作業者40が高倍率カメラ22の視野に欠陥絵素43を導くための拡大視野追い込み用のカメラである。高倍率カメラ22は、作業者40が透過・反射型液晶表示装置1aの後述する欠陥絵素43を特定して、その欠陥絵素43を光ビーム照射位置に移動させるための欠陥絵素位置特定用のカメラである。即ち、作業者40は、高倍率カメラ22の出力映像を観察することにより欠陥絵素43を特定し、その欠陥絵素43を移動装置12により光ビーム照射位置に移動させることができる。反射照明装置23は、高倍率カメラ22および低倍率カメラ21による透過・反射型液晶表示装置1aの表示画像撮像用の照明装置である。

0052

マーク第1付与装置24は、低倍率カメラ21の視野内に高倍率カメラ22の視野位置を特定して示すためのものである。これにより、カメラ表示切換器26にて低倍率カメラ21の出力を選択した際、図5に示す高倍率カメラ視野教示用マーク42が付加された透過・反射型液晶表示装置1aの映像がカメラ表示切換器26を介して第2モニタ27に表示される。マーク第2付与装置25は、高倍率カメラ22の視野内に光ビームの照射位置を特定して示すためのものである。これにより、カメラ表示切換器26にて高倍率カメラ22の出力を選択した際、光ビーム照射位置教示マーク44が付加された透過・反射型液晶表示装置1aの映像がカメラ表示切換器26を介して第2モニタ27に表示される。

0053

マーク第1付与装置24およびマーク第2付与装置25は、カメラ画像の特定の位置に、カメラ画像に重ねてマークを表示させるための装置であり、例えばクロスライン発生器と呼ばれる装置からなる。このクロスライン発生器としては、例えば有限会社ナイス電子製の電子ライン発生器(DL-3201,D-3401,DL-3601等)を使用することができる。

0054

カメラ表示切換器26は、第2モニタ27に表示する映像を、高倍率カメラ22の出力と低倍率カメラ21の出力とから選択する切換え装置である。第2モニタ27は、カメラ表示切換器26を介して入力される映像を表示するものである。

0055

前記の透過照明装置28は、TFT側基板2側から透過・反射型液晶表示装置1aに光を照射し、その透過光により、対向側基板3側に設けられた高倍率カメラ21および低倍率カメラ22が透過・反射型液晶表示装置1aの表示画像を撮像できるようにするためのものである。

0056

透過照明装置28は、透過・反射型液晶表示装置1aとレンズ切換え装置17との間に配設可能なように、薄型に形成されている。透過照明装置28は、図3(a)(b)に示すように、筐体31の内部に、光源となる複数の細型蛍光管32を有している。透過照明装置28は、さらに、蛍光管32から放出される光とその反射光が均一となるように工夫された反射板(反射部材)33と、蛍光管32から放出される光と反射板33にて反射される光とがむらなく均一に拡散するように工夫された拡散板(入射角度調整部材)34とを有している。上記反射板33は蛍光管32に対する透過・反射型液晶表示装置1a側とは反対側位置に設けられ、上記拡散板34は蛍光管32に対する透過・反射型液晶表示装置1a側位置に設けられている。

0057

また、透過照明装置28には、光ビーム照射装置14による光ビーム照射や、照射部観察用カメラ19による光ビーム照射位置の観察視野を遮断しないように、開口部(光ビーム通過路)35が形成されている。この開口部35は、透過照明装置28が透過・反射型液晶表示装置1aを点灯状態で移動させる移動ステージ12aから分離して固定されているため、移動ステージ12aの移動に伴って透過・反射型液晶表示装置1aが移動した場合であっても移動しない。したがって、透過・反射型液晶表示装置1aの全ての範囲に対して、光ビーム照射装置14による光ビーム照射や、照射部観察用カメラ19による光ビーム照射位置の観察視野が遮断されることはない。

0058

なお、透過・反射型液晶表示装置1aがモジュール形態である場合、図4に示すように、モジュール形態の透過・反射型液晶表示装置51は、モジュール形態用の保持点灯装置52により保持され、かつ点灯駆動される。この構成においても、透過・反射型液晶表示装置51と保持点灯装置52は、透過・反射型液晶表示装置51を点灯状態で移動させる移動ステージ12aに対して容易に着脱可能である。なお、52はモジュール形態用の点灯プローブ装置であり、52aは前記点灯プローブ13aに対応する保持点灯接続部(駆動手段)、52bは支持架台、52b1 は前記開口部13b1 に対応する開口部である。

0059

次に、本欠陥修正装置11による透過・反射型液晶表示装置1aの欠陥修正方法について説明する。まず、作業者40は、カメラ表示切換器26を操作して、第2モニタ27に低倍率カメラ21により撮像された透過・反射型液晶表示装置1aの図5図5の上側)に示すような映像を表示させる。

0060

次に、作業者40は、反射照明装置23もしくは透過照明装置28の光量等を調整して、第2モニタ27の表示画面、即ち第2モニタ表示画面27aにおいて透過・反射型液晶表示装置1aの対向側基板3に記された欠陥位置マーク41を視認できるようにする。なお、同図に示す透過・反射型液晶表示装置1aは勿論、第2モニタ表示画面27aに表示されているものである。

0061

次に、作業者40は、図5図5の下側)に示すように、第2モニタ27に映し出された欠陥位置マーク41が、予め所定位置、例えば第2モニタ表示画面27aの中央部に設定された高倍率カメラ視野教示用マーク42と重合するように、移動ステージ12aを操作する。

0062

次に、作業者40は、カメラ表示切換器26を操作して、第2モニタ27に高倍率カメラ22からの図6図6の上側)に示すような映像、即ち高倍率カメラ視野教示用マーク42の位置における欠陥位置マーク41の部分が拡大された映像を表示させる。

0063

次に、作業者40は、第2モニタ27を観察しながら、点灯プローブ13aを介して駆動装置36から透過・反射型液晶表示装置1aに付与される表示信号を切り換え、さらに、反射照明装置23もしくは透過照明装置28の光量等を調整し、第1モニタ20において欠陥絵素43が確認できるようにする。

0064

このとき、作業者40は、切り換えた表示信号と、第1モニタ20上の欠陥絵素43についての上記表示信号の切り換えによる表示状態の変化等から、予め定められた基準に従って、欠陥絵素43の欠陥の種類を判定する。

0065

次に、作業者40は、第2モニタ27を観察しながら、図6図6の下側)に示すように、予め所定位置、例えば第2モニタ表示画面27aの中央部に設定されている光ビーム照射位置教示マーク44に欠陥絵素43が重合するように移動ステージ12aを操作する。

0066

次に、作業者40は、レンズ切換え装置17を操作して、光ビーム照射用の倍率レンズにより、第1モニタ20(第1モニタ表示画面20a)を図7に示すような光ビーム照射設定用の表示とする。

0067

次に、作業者40は、欠陥絵素43における欠陥の種類毎に予め作成されている修正手順群のうちから、先に判定した欠陥種類43と合致する修正手順を選択する。そして、光ビーム照射装置14からの光ビームの照射形状を示す光ビーム照射形状教示マーク45を観察しながら、上記手順に示された光ビーム照射形状および照射強度等を設定する。さらに、透過・反射型液晶表示装置1aにおけるTFT配線部46の上記手順に示された位置に光ビーム照射形状教示マーク45が重合するように移動ステージ12aを操作し、光ビーム照射装置14から順次光ビームを照射する。

0068

次に、作業者40は、カメラ表示切換器26を操作して、第2モニタ27に、高倍率カメラ22もしくは低倍率カメラ21からの映像を選択して表示させる。そして、第2モニタ27を観察しながら、点灯プローブ13aを介して透過・反射型液晶表示装置1aに付与される表示信号を切り換え、さらに、反射照明装置23もしくは透過照明装置28の光量等を調整して、欠陥絵素43が修正されたか否かを判断する。以上の作業を、作業者40は、各欠陥位置マーク41について、順次行う。

0069

ここで、図5に示した高倍率カメラ視野教示用マーク42と、図6に示した光ビーム照射位置教示マーク44と、図7に示した光ビーム照射形状教示マーク45の各位置を関連付ける方法について説明する。

0070

まず、作業者40は、レンズ切換え装置17を操作して光ビーム照射用の倍率レンズにより第1モニタ20を図7に示すような光ビーム照射設定用の表示とする。

0071

次に、作業者40は、第1モニタ20の表示画面の任意のコーナーにおける透過・反射型液晶表示装置1aの最外郭の絵素、例えば最上段右端の絵素の中心が光ビーム照射形状教示マーク45と重なるように移動ステージ12aを操作する。

0072

次に、作業者40は、カメラ表示切換器26を操作して、第2モニタ27に欠陥絵素位置特定用の高倍率カメラ22からの図6に示すような映像を表示させる。

0073

次に、作業者40は、第2モニタ27に表示されている映像における、上記の最上段右端の絵素に光ビーム照射位置教示マーク44が重なるように、マーク第2付与装置25を操作して、マーク44の位置を調整する。

0074

次に、作業者40は、カメラ表示切換器26を操作して、第2モニタ27に低倍率カメラ21からの図5に示すような映像を表示させる。

0075

次に、作業者40は、第2モニタ27に表示されている映像における、上記の最上段右端の絵素に高倍率カメラ視野教示用マーク42が重なるように、マーク第1付与装置24を操作して、マーク42の位置を調整する。

0076

以上の作業により、低倍率カメラ21内の高倍率カメラ22の視野位置、即ち高倍率カメラ視野教示用マーク42と、高倍率カメラ22内の光ビーム照射位置、即ち光ビーム照射位置教示マーク44とを、各カメラ視野光軸が一致していなくても、関連付けることができる。

0077

なお、本実施の形態では、表示装置として透過・反射型液晶表示装置1aの欠陥修正を例に挙げて説明したが、本欠陥修正装置11は、透過型液晶表示装置1bおよび反射型液晶表示装置1cの欠陥修正にも適応することができるのは勿論である。

0078

また、本欠陥修正装置11は、例えば、低温ポリシリコン液晶表示装置、高温ポリシリコン液晶表示装置、LCDオン単結晶シリコンデバイスEL表示装置、プラズマ表示装置、プラズマアドレス液晶表示装置(PALC)等の表示装置に存在する欠陥の修正にも適応することが可能である。

0079

さらに、本欠陥修正装置11は、欠陥箇所の修正を行うだけでなく、修正工程前の点灯検査のための装置としても単独で十分に使用できるものであり、また点灯検査装置および欠陥修正装置の両機能を備えた欠陥検査修正装置としても使用可能である。

0080

なお、以下において、図8に基づき、本欠陥修正装置11を得る前提となった、反射型液晶表示装置1cの欠陥修正装置71について説明しておく。

0081

この欠陥修正装置71は、図8に示すように、移動装置12、この移動装置12に設けられた点灯プローブ13aを備えている。点灯プローブ13aは、反射型液晶表示装置1cに点灯駆動用の表示信号を供給するためのものである。

0082

欠陥修正装置71は、また、点灯プローブ13aに取り付けられた反射型液晶表示装置1cのTFT側基板2側に、光ビーム照射装置14、第1ハーフミラー15、第2ハーフミラー16、レンズ切換え装置17、落射照射装置18、照射部観察用カメラ19およびモニタ20を備えている。

0083

欠陥修正装置71は、さらに、点灯プローブ13aに取り付けられた反射型液晶表示装置1cの対向側基板3側に、低倍率カメラ21、高倍率カメラ22、反射照明装置23、マーク第1付与装置24、マーク第2付与装置25、カメラ表示切換器26および第2モニタ27を備えている。

0084

次に、本欠陥修正装置71による反射型液晶表示装置1cの欠陥修正方法について説明する。まず、作業者40は、カメラ表示切換器26を操作して、第2モニタ27に低倍率カメラ21により撮像された反射型液晶表示装置1cの図5図5の上側)に示すような映像を表示させる。

0085

次に、作業者40は、反射照明装置23の照射光により、第2モニタ表示画面27aにおいて、図5図5の下側)に示すように、反射型液晶表示装置1cの対向側基板3に記された欠陥位置マーク41が第2モニタ表示画面27aの所定位置に設定された高倍率カメラ視野教示用マーク42と重合するように、移動ステージ12aを操作する。

0086

次に、作業者40は、カメラ表示切換器26を操作して、第2モニタ27に欠陥絵素位置特定用の高倍率カメラ22からの図6図6の上側)に示すような映像を表示させる。

0087

次に、作業者40は、第2モニタ27を観察しながら、点灯プローブ13aを介して反射型液晶表示装置1cに付与される表示信号を切り換えて、第1モニタ20において欠陥絵素43が確認できるようにする。この時、作業者40は、切り換えた表示信号とモニタ上欠陥絵素の表示状態の変化等から、予め定められた基準に従い、その欠陥の種類を判定する。

0088

次に、作業者40は、第2モニタ27を観察しながら、図6図6の下側)に示すように、所定位置に設定されている光ビーム照射位置教示マーク44に欠陥絵素43が重合するように移動ステージ12aを操作する。

0089

次に、作業者40は、レンズ切換え装置17を操作して、光ビーム照射用の倍率レンズにより、第1モニタ表示画面20aを図7に示すような光ビーム照射設定用の表示とする。

0090

次に、作業者40は、欠陥絵素43における欠陥の種類毎に予め作成されている修正手順群のうちから、先に判定した欠陥種類と合致する修正手順を選択する。そして、光ビーム照射形状教示マーク45を観察しながら、上記手順に示された光ビーム照射形状および照射強度等を設定する。さらに、反射型液晶表示装置1cにおけるTFT配線部46の上記手順に示された位置に光ビーム照射形状教示マーク45が重合するように移動ステージ12aを操作し、光ビーム照射装置14から順次光ビームを照射する。

0091

次に、作業者40は、カメラ表示切換器26を操作して、第2モニタ27に、高倍率カメラ22もしくは低倍率カメラ21からの映像を選択して表示させる。そして、第2モニタ27を観察しながら、点灯プローブ13aを介して反射型液晶表示装置1cに付与される表示信号を切り換えて、欠陥絵素43が修正されたか否かを判断する。以上の作業を、作業者40は、各欠陥位置マーク41について、順次行う。

0092

上記のような欠陥修正装置71では、反射型液晶表示装置1cに対してのみ修正可能であった。即ち、欠陥修正装置71では、低倍率カメラ21および高倍率カメラ22による透過型液晶表示装置1bの欠陥撮像用となる、TFT側基板2方向からの透過型液晶表示装置1bの透過光源が、落射照射装置18のみである。そして、この落射照射装置18にて透過できる範囲は微小であるため、初期観察用の低倍率カメラ21にて透過型液晶表示装置1bの欠陥を識別できない。この結果、透過型液晶表示装置1bに対する欠陥修正が不可能であった。

0093

つまり、先述した従来の欠陥修正装置101および上記欠陥修正装置71では、透過型もしくは反射型のどちらか1種類のみの液晶表示装置の欠陥修正しかできないため、液晶表示装置における反射型と透過型との生産量比が変動した場合、それぞれの欠陥修正装置の過不足が生じ、非効率的である。

0094

特に、透過・反射型液晶表示装置1aについては、その欠陥が透過表示状態で顕著となる場合や反射表示状態で顕著となる場合が混在している。そして、透過型液晶表示装置1b用の欠陥修正装置101、および反射型液晶表示装置1c用の欠陥修正装置71の両者とも、反射型と透過型の両方の表示状態を実現できず、したがって、透過・反射型液晶表示装置1aに対しては、欠陥の識別および修正後の確認ができず、この結果、欠陥の修正が不可能であった。これに対し、本欠陥修正装置11では、透過・反射型液晶表示装置1a、透過型液晶表示装置1bおよび反射型液晶表示装置1cの何れに対しても、その欠陥の修正が可能である。

0095

本発明に係る表示装置の修正装置は、表示装置に表示信号を付与して前記表示装置の各絵素を表示状態に駆動する表示装置の駆動手段と、前記表示装置の駆動手段によって駆動される絵素の表示状態を観察して欠陥個所を判定する観察手段と、前記観察手段が欠陥個所を判定するのに十分な表示状態を実現するために必要な種類の照明手段と、前記観察手段により判定された欠陥個所を修正する光ビーム照射手段と、前記観察手段により判定された欠陥を光ビーム照射位置に導くための位置特定手段と、前記表示装置を支持するとともに、前記観察手段によって判断された欠陥個所を、前記光ビーム照射手段の光ビーム照射位置にくるように、前記表示装置を移動させる移動手段を有する構成としてもよい。

0096

上記構成では、表示装置の種類に関わらず、絵素の表示状態を観察手段が確実に観察できるので、観察手段によって欠陥箇所の有無の判断とその位置の認識を確実に行うことができる。したがって、前記構成によれば、表示装置の種類に関わらず、欠陥修正を容易かつ確実に行うことができる。その結果、表示装置の良品率を向上させて、商品のコストダウンを図ることができる。

0097

上記表示装置の欠陥修正装置は、前記観察手段における観察範囲の所定の位置が、前記光ビーム照射手段の光ビーム照射位置に対応しており、前記移動手段は、前記観察手段によって欠陥と判断される個所が前記所定の位置にくるように前記表示装置を移動させる構成としてもよい。

0098

前記の構成によれば、観察手段の観察範囲内の所定の位置と光ビームの照射位置とが対応しているので、欠陥箇所が前記所定位置にくるように表示装置を移動させるだけで、前記欠陥箇所が自ずと前記照射位置に合致し、前記欠陥箇所に確実に光ビームを照射することが可能となる。したがって、観察手段と光ビーム照射手段とを、必ずしも互いの光軸が一致するように配置する必要がない。その結果、観察手段および光ビーム照射手段の配置を様々に設定することができ、装置の設計の自由度を広げることができると共に、設計次第では装置の小型化を図ることができる。

0099

上記の表示装置の欠陥修正装置は、前記表示装置の観察手段が、表示装置の観察する範囲を変化させる機能を有する構成としてもよい。

0100

前記構成によれば、表示装置の欠陥の判定時には、各絵素の観察に最適の大きさとなる倍率視野が得られ、位置特定時には、欠陥を光ビーム照射位置に導くために最適な倍率視野が得られる。

0101

上記の表示装置の欠陥修正装置は、観察手段の映像機器の合焦位置を調節する機能を有する構成としてもよい。

0102

上記の構成によれば、装置に供給される表示装置の供給位置が変化などして、観察手段によって得られる映像が合焦しない事態が生じたとき、合焦位置を調節することによって、常に鮮明な映像を得ることができる。

0103

上記の表示装置の欠陥修正装置は、前記表示装置の駆動手段が、欠陥個所を判定するために、付与する表示信号を変化させる機能を有する構成としてもよい。

0104

上記の構成によれば、特定の表示信号による表示状態だけでなく、数種類の表示信号による表示状態と、表示信号を変化させたときの表示状態の変化等を総合して表示状態を観察することができ、より確実な欠陥の検出ができる。さらに、表示装置の種類に合わせた信号を装置上で選択することが可能であり、表示装置の種類に関わらず、欠陥の識別確認を容易かつ確実に行うことができる。

0105

上記の表示装置の欠陥修正装置は、前記表示装置の観察手段と欠陥位置特定手段が、前記表示装置の駆動手段によって様々に駆動される前記表示装置の表示状態から、作業者の目視観察により、あるいは表示状態を画像認識して、あるいはその両方を併用して、欠陥の存在確認と、欠陥個所位置の特定を行い、光ビーム照射位置に欠陥箇所を導く機能を有する構成としてもよい。

0106

上記の構成によれば、表示装置の種類に関わらず、作業者は、観察手段によって欠陥を容易に確認することができ、また画像認識機能を付加することで、より容易に、あるいは自動的に欠陥の判定ができる。また、欠陥位置特定手段により検出した欠陥箇所を、容易にあるいは自動的に光ビーム照射位置に導くことができる。

0107

上記の表示装置の欠陥修正装置は、前記移動手段の表示装置支持部が、当該表示装置の表示状態を表側および裏側から観察できる開口部を有している構成としてもよい。

0108

上記の構成によれば、移動手段に開口部が形成されていることにより、表示装置に対し、表裏どちらの方向からも光路を遮断することがない。したがって、表示装置に対して、透過照明反射照明の両方を備えることができる。また、表示装置に対して、表裏どちらの方向でも観察手段および光ビーム照射手段を備えることができる。

0109

上記の表示装置の欠陥修正装置は、前記移動手段の表示装置支持部が、当該表示装置が駆動回路装着前のパネル状態であるときに、該パネルの端子部に前記表示装置の駆動手段からの駆動信号通電する通電手段と、前記通電手段を該パネル端子部に対して離接させる離接手段を有し、移動手段から容易に分離できる構成としてもよい。

0110

上記の構成によれば、表示装置がパネル状態のとき、離接手段によって通電手段が表示装置の端子部に例えば圧接され、通電手段を介して表示信号が前記表示装置に通電される。したがって、表示装置がパネル状態であっても、表示信号の通電によって各絵素を確実に駆動させることができ、パネル状態の表示装置に対して、欠陥の識別と修正後の確認を確実に行うことができ、さらに、表示装置支持部が移動手段から容易に分離できることにより、他の種類のパネル表示装置支持部に容易に交換することができる。

0111

上記の表示装置の欠陥修正装置は、前記移動手段の表示装置支持部が、当該表示装置が駆動回路装着後のモジュール形態であるときに、該モジュール端子部に前記表示装置の駆動手段からの駆動信号を通電する通電手段と、前記通電手段を該モジュール端子部に対して離接させる離接手段を有し、移動手段から容易に分離できる構成としてもよい。

0112

上記の構成によれば、表示装置がモジュール状態のとき、離接手段によって通電手段が表示装置の端子部に例えば圧接され、通電手段を介して表示信号が前記表示装置に通電される。したがって、表示装置がモジュール状態であっても、表示信号の通電によって各絵素を確実に駆動させることができ、モジュール状態の表示装置に対して、欠陥の識別と修正後の確認を確実に行うことができ、さらに、表示装置支持部が移動手段から容易に分離できることにより、他の種類のモジュール表示装置支持部に容易に交換することができる。

0113

上記の表示装置の欠陥修正装置は、前記移動手段の表示装置支持部が、当該表示装置の形態によって、パネル形態であれば、それ用の前記表示装置支持部に、モジュール形態であれば、それ用の前記表示装置支持部に、容易に交換可能で有る構成としてもよい。

0114

上記の構成によれば、表示装置支持部が移動手段から容易に分離できることにより、表示状態の形態に関わりなく、事前に準備された表示装置支持部に、短時間で容易に交換ができる。

0115

上記の表示装置の欠陥修正装置は、前記光ビーム照射手段に、当該表示装置の光ビームが受光する配線部の位置確認、光ビームの受光する面積の調整、及び光ビームの受光後の状況を観察するための、各種倍率が選択できるカメラ手段と、前記カメラ手段のための落射照明手段を有し、前記落射照明手段が、当該表示装置の光ビーム受光部分の透過照明機能を併せ持つ構成としてもよい。

0116

上記の構成によれば、当該表示装置の光ビームが受光する配線部の位置確認時には、配線部の位置確認に最適となる倍率視野が、光ビームの受光する面積の調整時には、光ビームの受光する面積の調整に最適となる倍率視野が、また光ビームの受光後の状況を観察する場合には、光ビームの受光後の状況の観察に最適となる倍率視野が逐次選択でき、必要な作業に最適な倍率視野が提供できる。

0117

上記の表示装置の欠陥修正装置は、前記光ビーム照射手段に、光ビームの照射範囲と視野内の位置、照射強度を変化させる機能と、光ビーム合焦位置、前記カメラ手段の合焦位置を調節する機能を有する構成としてもよい。

0118

上記の構成によれば、光ビームの照射範囲と視野内の位置、照射強度を変化させる機能により、修正を実施する欠陥の種類や、光ビームを照射する表示装置配線部位によって、照射範囲と視野内の位置、および照射強度を変化させることができ、個別に最適となる照射範囲と視野内の位置、および照射強度を提供できる。

0119

また、合点位置を調節する機能により、装置に供給される表示装置の供給位置が変化などして、光ビーム照射手段による光ビーム合点位置と表示装置位置が異なる事態が生じたとき、合焦位置を調節することによって、光ビーム合焦位置と表示装置位置を容易に一致させることができ、常に最適な修正ができる。

0120

上記の表示装置の欠陥修正装置は、表示装置の各製造工程および検査工程において得られる各種情報が伝達され集中する情報集積装置との間で情報伝達が可能な情報伝達手段を有する構成としてもよい。

0121

上記の構成によれば、情報伝達手段を介して得られる、表示装置の各製造工程および検査工程での各種情報に基づいて欠陥修正を行うことができるので、欠陥修正をより効率的に行うことができる。なお、前記の情報伝達手段としては、例えばネットワーク回線等の通信回線や各種の情報を記録可能な記録媒体がある。また、情報伝達手段を介して得られた情報に基づいて、例えば表示装置の移動や光ビームの照射を自動に行うようにすることも可能である。この場合、検査員を装置に立ち会わせる必要がなくなるので、人件費を削減することができ、これによって商品のコストダウンを図ることができる。

発明の効果

0122

以上のように、請求項1に記載の表示装置の欠陥修正装置は、表示装置の欠陥箇所を修正するための光ビームを照射する光ビーム照射手段と、前記表示装置を支持するとともに、この表示装置での前記光ビームの照射位置を変更する方向へ表示装置を移動可能な移動手段と、前記表示装置に表示信号を付与して表示装置の各絵素を表示状態に駆動する駆動手段と、前記駆動手段によって駆動される表示装置の絵素の表示状態を観察するための観察手段と、前記表示装置の透過型表示および反射型表示を可能とする照明手段と、前記光ビーム照射手段による前記表示装置上での光ビーム照射位置を特定するための位置特定手段とを備えている構成である。

0123

これにより、透過型、反射型、および透過型と反射型の機能を有する透過・反射型の各表示装置の欠陥の修正を容易かつ確実に行うことができる。その結果、表示装置の良品率を向上させて、商品のコストダウンを図ることができるという効果を奏する。

0124

請求項2に記載の表示装置の欠陥修正装置は、請求項1に記載の構成において、前記観察手段による前記表示装置の観察範囲内の所定位置が、前記光ビーム照射手段による光ビーム照射位置に対応可能である構成である。

0125

これにより、請求項1に記載の構成による効果に加え、観察手段と光ビーム照射手段とを、必ずしも互いの光軸が一致するように配置する必要がない。この結果、観察手段および光ビーム照射手段の配置を様々に設定することができ、装置の設計の自由度を広げることができるとともに、装置の小型化を容易に達成することができるという効果を奏する。

0126

請求項3に記載の表示装置の欠陥修正装置は、請求項1に記載の構成において、前記照明手段が、前記表示装置の表示面側に設けられた反射型表示用の反射照明装置と、前記表示装置に対して前記反射照明装置側とは反対側に設けられた透過照明装置とからなる構成である。

0127

これにより、請求項1に記載の構成による効果に加え、透過型、反射型、および透過型と反射型の機能を有する透過・反射型の各表示装置の表示状態を容易かつ確実に得ることができるという効果を奏する。

0128

請求項4に記載の表示装置の欠陥修正装置は、請求項1に記載の構成において、前記観察手段が前記表示装置の表示面側に設けられ、前記光ビーム照射手段が前記表示装置に対して前記観察手段側とは反対側に設けられている構成である。

0129

これにより、請求項1に記載の構成による効果に加え、表示装置における実用時の視認方向と同じ方向から表示装置の欠陥を観察することができる。この結果、表示装置の実用時と差異のない表示状態の観察ができるという効果を奏する。

0130

請求項5に記載の表示装置の欠陥修正装置は、請求項3に記載の構成において、前記透過照明装置における前記表示装置側とは反対側の位置に、表示装置方向へ光を反射するとともに、その反射光の強度を調整する反射部材が設けられている構成である。

0131

これにより、請求項3に記載の構成による効果に加え、反射部材にて表示装置への入射光の強度が調整されるので、観察手段による表示装置の表示状態の観察と欠陥位置の特定に際し、良好な照明を提供することができるという効果を奏する。

0132

請求項6に記載の表示装置の欠陥修正装置は、請求項3に記載の構成において、前記透過照明装置における前記表示装置側の位置に、表示装置への入射光の入射角度を調整する入射角度調整部材が設けられている構成である。

0133

これにより、請求項3に記載の構成による効果に加え、入射角度調整部材にて表示装置への入射光の入射角度が良好となるように調整されるので、観察手段による表示装置の表示状態の観察と欠陥位置の特定に際し、良好な照明を提供することができるという効果を奏する。

0134

請求項7に記載の表示装置の欠陥修正装置は、請求項3に記載の構成において、前記光ビーム照射手段が、前記透過照明装置に対する前記表示装置側とは反対側に設けられ、前記透過照明装置に、前記光ビーム照射手段から前記表示装置へ照射される光ビームのための光ビーム通過路が形成されている構成である。

0135

これにより、請求項3に記載の構成による効果に加え、透過照明装置を備えた場合においても光ビーム照射による表示装置の欠陥の修正が可能となるという効果を奏する。

図面の簡単な説明

0136

図1本発明の実施の一形態における表示装置の欠陥修正装置の概略の全体構成図である。
図2図2(a)は図1に示した液晶表示装置の正面図、図2(b)は同側面図である。
図3図3(a)は図1に示した透過照明装置の正面図、図3(b)は同平面図である。
図4図1に示した表示装置の欠陥修正装置の他の例を示すものであって、モジュール形態の液晶表示装置に対応する欠陥修正装置の概略の全体構成図である。
図5図1に示した拡大視野追い込み用の低倍率カメラによる撮像映像の説明図である。
図6図1に示した欠陥絵素位置特定用の高倍率カメラによる撮像映像の説明図である。
図7図1に示した光ビーム照射部確認用のカメラによる撮像映像の説明図である。
図8図1に示した表示装置の欠陥修正装置の前提となる反射型表示装置の欠陥修正装置の概略の全体構成図である。
図9従来の透過型表示装置の欠陥修正装置の概略の全体構成図である。

--

0137

1液晶表示装置
1a 透過・反射型液晶表示装置
1b透過型液晶表示装置
1c 反射型液晶表示装置
2TFT側基板
3対向側基板
11欠陥修正装置
12移動装置
12a移動ステージ(移動手段)
13点灯プローブ装置
13a 点灯プローブ(駆動手段)
14光ビーム照射装置(光ビーム照射手段)
15 第1ハーフミラー
16 第2ハーフミラー
17レンズ切換え装置
18落射照射装置
19照射部観察用カメラ
20 第1モニタ
21低倍率カメラ(観察手段)
22高倍率カメラ(観察手段)
23反射照明装置(照明手段)
24マーク第1付与装置
25 マーク第2付与装置(位置特定手段)
26カメラ表示切換器(観察手段)
27 第2モニタ(観察手段)
28透過照明装置(照明手段)
32蛍光管
33反射板(反射部材)
34拡散板(入射角度調節部材
35 開口部(光ビーム通過路)
36駆動装置(駆動手段)
41欠陥位置マーク
42 高倍率カメラ視野教示用マーク
43欠陥絵素
44光ビーム照射位置教示マーク
45 光ビーム照射形状教示マーク
46TFT配線部
51モジュール形態の透過・反射型液晶表示装置
52保持点灯装置

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