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技術 ガスバーナ

出願人 パナソニック株式会社
発明者 藤原義光石倉直樹
出願日 1998年12月17日 (21年3ヶ月経過) 出願番号 1998-358970
公開日 2000年6月27日 (19年8ヶ月経過) 公開番号 2000-179812
状態 拒絶査定
技術分野 ガスバーナ
主要キーワード 熱伸縮差 スリツト 同左側面図 取り付けねじ 取付構成 燃焼風 対流用フィルター 熱収縮差
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年6月27日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

バーナの炎への2次空気を制限し、NOxの発生を防止するバーナ本体の炎孔を囲む箱状の枠は2次炎により熱膨張するが、2次空気の侵入を防止するための周囲を囲むバーナハコを構成しているため、構成部材熱伸縮差のため歪音や割れが発生する。

解決手段

バーナハコ2を構成する長手方向の端部の左右の固定金具12、13との側面の取付構成部の複数の上下の爪の内、左右の爪2b、2dの位置を互いに上下方向にずらして(図中D寸法)熱伸縮を吸収し、かつ接触部に切り欠き2e、2f、2dを設け、歪音を防止した構成とする。

概要

背景

従来のガス温風暖房器の構成を図3、図4に示す。長手方向に複数の炎孔を配列したバーナ本体1と、そのバーナ本体1の1次炎孔の周囲を囲む様に右左固定金具12、13と上面のみに長手方向の2次炎孔となる開口部を有する箱状のバーナハコ2内にて供給されたガス燃焼を行う。バーナハコ2は一体化された熱交換器3の取付部に右左の固定金具12、13を介して固定され、燃焼により発生した排ガス10と熱交換器3の下方には室内からの空気と燃焼排ガス10を混合し、温風4を室内へ送出するための対流ファン5を設け、室内からの対流用空気8吸い込み、混合する熱交換器3がバーナハコ2の外周に設けられている。対流ファン5の前方には温風吹出口6が取付けられ、ケース7の後面には対流用空気8を取り入れるための対流用フィルター9が設けられている。

次にその動作について説明する。バーナハコ2内のバーナ本体1の炎孔でガスを燃焼させて発生する高温の燃焼排ガス10と熱交換器3の外側の燃焼風路11内で対流用フィルター9を通過した対流用空気8aが混合される。混合された温風は対流ファン5によってケース7の前面下部の温風吹出口6から温風4となって送出され、室内の暖房を行う。

1次炎孔はバーナハコ2に囲まれているため、2次空気が制限され、燃焼量の増加と共に1次炎孔の炎は伸び、バーナハコ2の上面の開口部で2次燃焼する。これによりNOxの発生が減少する。

図4(a)(b)において、バーナハコ2の長手方向の側面には右左の固定金具12、13がバーナハコ2の爪2aと爪2bによって2次空気が入らない様折り曲げて、取り付けられている。バーナハコ2はバーナ本体1の炎孔の下方に複数のねじ14によって空気が入り込まない様取り付けられている。一体化された熱交換器3はバーナハコ2の右左の固定金具12,13とねじ15によって夫々固定されている。

概要

バーナの炎への2次空気を制限し、NOxの発生を防止するバーナ本体の炎孔を囲む箱状の枠は2次炎により熱膨張するが、2次空気の侵入を防止するための周囲を囲むバーナハコを構成しているため、構成部材熱伸縮差のため歪音や割れが発生する。

バーナハコ2を構成する長手方向の端部の左右の固定金具12、13との側面の取付構成部の複数の上下の爪の内、左右の爪2b、2dの位置を互いに上下方向にずらして(図中D寸法)熱伸縮を吸収し、かつ接触部に切り欠き2e、2f、2dを設け、歪音を防止した構成とする。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

長手方向に1次炎孔を配列したガス燃焼するバーナ本体と、前記炎孔の周囲を囲み、上面に長手方向の2次炎孔となる開口部を有する2次空気を抑制する箱状のバーナハコを設け、前記バーナハコは長手方向の両端左右に熱交換器に固定される固定金具を有し、前記バーナハコの長手方向の前記左右の固定金具との取付は複数の爪曲げ構成とし、爪曲げ位置は長手方向で互いに上下方向にずらし、かつ前記爪部の間は前記固定金具との接触を減らす切り欠きを設けた構成のガスバーナ

請求項2

バーナハコの上面の2次炎口となる開口部には、長手方向に略直角な複数個所のスリットを設けた構成とした請求項1記載のガスバーナ。

請求項3

バーナ本体とバーナハコの取り付けは、長手方向の略中央部とした請求項1または2記載のガスバーナ。

技術分野

0001

本発明はガス温風暖房器ガスバーナの構成に関する。

背景技術

0002

従来のガス温風暖房器の構成を図3図4に示す。長手方向に複数の炎孔を配列したバーナ本体1と、そのバーナ本体1の1次炎孔の周囲を囲む様に右左固定金具12、13と上面のみに長手方向の2次炎孔となる開口部を有する箱状のバーナハコ2内にて供給されたガス燃焼を行う。バーナハコ2は一体化された熱交換器3の取付部に右左の固定金具12、13を介して固定され、燃焼により発生した排ガス10と熱交換器3の下方には室内からの空気と燃焼排ガス10を混合し、温風4を室内へ送出するための対流ファン5を設け、室内からの対流用空気8吸い込み、混合する熱交換器3がバーナハコ2の外周に設けられている。対流ファン5の前方には温風吹出口6が取付けられ、ケース7の後面には対流用空気8を取り入れるための対流用フィルター9が設けられている。

0003

次にその動作について説明する。バーナハコ2内のバーナ本体1の炎孔でガスを燃焼させて発生する高温の燃焼排ガス10と熱交換器3の外側の燃焼風路11内で対流用フィルター9を通過した対流用空気8aが混合される。混合された温風は対流ファン5によってケース7の前面下部の温風吹出口6から温風4となって送出され、室内の暖房を行う。

0004

1次炎孔はバーナハコ2に囲まれているため、2次空気が制限され、燃焼量の増加と共に1次炎孔の炎は伸び、バーナハコ2の上面の開口部で2次燃焼する。これによりNOxの発生が減少する。

0005

図4(a)(b)において、バーナハコ2の長手方向の側面には右左の固定金具12、13がバーナハコ2の爪2aと爪2bによって2次空気が入らない様折り曲げて、取り付けられている。バーナハコ2はバーナ本体1の炎孔の下方に複数のねじ14によって空気が入り込まない様取り付けられている。一体化された熱交換器3はバーナハコ2の右左の固定金具12,13とねじ15によって夫々固定されている。

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら従来のバーナ本体とバーナハコと熱交換器の一体構成ではバーナ本体1からの高温の燃焼排ガスにより、バーナハコ2が熱膨張熱収縮するのを左右の固定金具12、13と一体化された熱交換器3の取付部をねじ15で固定しているため、温度差による熱膨張や熱収縮、熱変形の差が吸収できず、特に燃焼開始燃焼停止時にはバーナハコ2の熱歪音が多く発生したり、長期間使用すると、ついには割れが発生したりするという課題を有していた。

課題を解決するための手段

0007

本発明は上記課題を解決するために、バーナハコは長手方向の側面に左固定金具と右固定金具とを有し、前記バーナハコの長手方向の前記左右の固定金具との取付は複数の爪曲げ構成とし、爪曲げ位置は長手方向で互いに上下方向にずらし、かつ前記爪部と爪部の間は前記固定金具との接触を減らすよう非接触部を設けた構成としたものである。この手段によれば、高温の燃焼排ガスによるバーナハコの熱膨張や熱収縮差を吸収でき、かつ左右の固定金具との接触を少なくすることで熱歪音を少なくしたり、バーナハコの割れをなくすことができる。

0008

又、バーナハコの上面の2次炎口となる開口部には、長手方向に略直角な複数個所のスリットを設けたものである。

0009

この手段によれば、バーナハコの上面の熱膨張の大部分はスリット部で吸収されるため、バーナハコの割れを防止できる。

0010

又、バーナ本体とバーナハコの取り付けは、略中央部に集中させたものである。この手段によれば、取り付けを中央部に集中し、左右をフリーにすることにより、バーナハコとバーナ本体との熱膨張や熱収縮を吸収し、バーナハコの割れや熱歪音を少なくできる。

発明を実施するための最良の形態

0011

本発明は長手方向に1次炎孔を配列したガスを燃焼するバーナ本体と、前記炎孔の周囲を囲み、上面に長手方向の2次炎孔となる開口部を有する2次空気を抑制する箱状のバーナハコを設け、前記バーナハコは長手方向の両端左右に熱交換器に固定される固定金具を有し、前記バーナハコの長手方向の前記左右の固定金具との取付は複数の爪曲げ構成とし、爪曲げ位置は長手方向で互いに上下方向にずらし、かつ前記爪部の間は前記固定金具との接触を減らす切り欠きを設けた構成のものである。

0012

そして、高温の燃焼排ガスによるバーナハコの熱膨張や熱収縮を吸収でき、かつ左右の固定金具との接触を少なくすることで熱歪音を少なくしたり、バーナハコの割れをなくすことができる。

0013

また、バーナハコの上面の2次炎口となる開口部には、長手方向に略直角な複数個所のスリットを設けたものである。

0014

そして、バーナハコの上面の熱膨張をスリット部で吸収するため、バーナハコの割れを防止できる。

0015

また、バーナ本体とバーナハコの複数の取り付けは、中央部に集中させたものである。

0016

そして、取り付けを中央部に集中し、左右をフリーにすることにより、バーナハコとバーナ本体との熱膨張や熱収縮差を吸収し、バーナハコの割れや熱歪音を少なくできる。

0017

以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。

0018

(実施例1)図1(a)はバーナ本体の正面図、(b)は同左右の側面図で、本発明の実施例1におけるバーナ本体とバーナハコと熱交換器との取付構成を示すものである。基本的構成は従来例と同じであるため説明は省略する。又図面中の同一符号は同一構成であり、説明は省略する。

0019

バーナハコ2の右側の右固定金具12との側面の取付の爪2aと爪2bとの間に切り欠き2eを設ける。バーナハコ2の左側の左固定金具13との側面の取付の爪2cと爪2dとの間に切り欠き2fを設ける。又爪2dの下部にも切り欠き2gを設ける。図1(b)に示す如く下側の爪2bと爪2dの位置は互いに上下方向にD寸法ずらしている。

0020

バーナ本体1の燃焼排ガスによりバーナハコ2が長手方向に熱膨張し、一体化した熱交換器3とねじ15で固定され、熱膨張が抑制されるが、バーナハコ2の側面に右固定金具12、左固定金具13との接触面を減らす切り欠き2e、2f、2gを設けているので、熱膨張による右固定金具12と左固定金具13への応力は減少し、バーナハコ2の割れがなく、熱歪音は少なくなる。

0021

(実施例2)図2は本発明の実施例2におけるバーナ本体とバーナハコの上面図を示す。バーナハコ2の上面の2次炎口となる開口部に長手方向に略直角な4個所スリツト2Sを設ける。バーナ本体1からの高温の燃焼排ガスによりバーナハコ2の上面が長手方向に熱膨張し、一体化した熱交換器3とねじ15で固定されているが、バーナハコ2の上面の2次炎口となる開口部に4個所にスリット2Sがあるので、熱膨張を吸収して、右固定金具12と左固定金具13へは応力は減少し、熱歪音は少なくなり、バーナハコ2の割れはなくなる。

0022

(実施例3)バーナ本体1とバーナハコ2の取り付けねじ14は長手方向に等間隔ではなく、図1に示す如くその両端ははずし、中央に集中させる構成としたものである。バーナ本体1の燃焼排ガスによりバーナハコ2の側面下部が左右方向により大きく熱膨張するが、バーナ本体1とバーナハコ2のねじ14を中央近傍に集中させているので、中央の熱膨張による動きは少なく、両端はねじ14をはずしているので、バーナハコ2の熱歪音が少なくなる。

発明の効果

0023

以上のように本発明によれば、バーナハコの長手方向の左右の固定金具との取付構成は左右の爪の位置を互いに上下方向にずらし、かつバーナハコの左右の端面の爪部の間に左右の固定金具との接触を減らす切り欠きを設けた構成としているので、バーナ本体の高温の燃焼排ガスによるバーナハコの熱膨張や熱収縮を吸収でき、かつ左右の固定金具との接触を少なくすることで熱歪音を少なくし、バーナハコの割れをなくすことができる。

0024

また、バーナハコの上面の2次炎口となる開口部に長手方向に略直角に複数個所のスリットを設けた構成としているので、熱膨張をスリット部で吸収するため熱歪音を少なくし、バーナハコの割れをなくすことができる。

0025

また、バーナ本体とバーナハコの取り付けは、長手方向に等間隔ではなく、略中央近傍にする構成としているので、バーナハコの熱歪音は少なくなる。

図面の簡単な説明

0026

図1(a)本発明の実施例1と実施例3のガスバーナの正面図
(b)同左右の側面図
図2本発明の実施例2のガスバーナの上面図
図3従来のガス温風暖房器の断面図
図4(a)従来のガスバーナの正面図
(b)同左側面図

--

0027

1バーナ本体
2 バーナハコ
2a、2b 爪
2c、2d 爪
2e切り欠き
2f 切り欠き
2g 切り欠き
2Sスリット
12 右固定金具
13 左固定金具
14 ねじ

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