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技術 上げ下げ戸

出願人 オイレスECO株式会社
発明者 福入賢治
出願日 1998年12月8日 (21年3ヶ月経過) 出願番号 1998-349104
公開日 2000年6月20日 (19年9ヶ月経過) 公開番号 2000-170443
状態 特許登録済
技術分野 ウイング開閉機構;ウイング用付属品
主要キーワード 手動回転操作 歯付き車 ウォーム歯車機構 回転操作ハンドル 窓空間 凹凸歯 チェーン部材 歯部材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年6月20日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

窓空間の一部の開放状態を任意の位置で維持でき、しかも、回転操作ハンドル手動回転操作により窓空間の一部の開閉を容易に行うことができる上に、回転操作ハンドルの意図しない回転を生じさせない極めて安全な上げ下げ戸を提供すること。

解決手段

上げ下げ戸1は、窓枠2で囲まれた窓空間3の一部4を閉鎖するように、窓枠2に固定的に配された固定障子5と、窓枠2で囲まれた窓空間3の他の部分6を開閉するように、窓枠2に上下動自在に配された可動障子7と、可動障子7の自重による可動障子7の下降力対抗する上昇力を可動障子7に付与するバランス手段8と、可動障子7を上下動させる上下動装置9とを具備している。上下動装置9は、手動回転操作自在な回転操作ハンドル65と、回転操作ハンドル65の回転を可動障子7の上下動として伝達すると共に、回転操作ハンドル65の非手動回転操作時には可動障子7の上下動を阻止する伝達手段66とを具備している。

概要

背景

概要

窓空間の一部の開放状態を任意の位置で維持でき、しかも、回転操作ハンドル手動回転操作により窓空間の一部の開閉を容易に行うことができる上に、回転操作ハンドルの意図しない回転を生じさせない極めて安全な上げ下げ戸を提供すること。

上げ下げ戸1は、窓枠2で囲まれた窓空間3の一部4を閉鎖するように、窓枠2に固定的に配された固定障子5と、窓枠2で囲まれた窓空間3の他の部分6を開閉するように、窓枠2に上下動自在に配された可動障子7と、可動障子7の自重による可動障子7の下降力対抗する上昇力を可動障子7に付与するバランス手段8と、可動障子7を上下動させる上下動装置9とを具備している。上下動装置9は、手動回転操作自在な回転操作ハンドル65と、回転操作ハンドル65の回転を可動障子7の上下動として伝達すると共に、回転操作ハンドル65の非手動回転操作時には可動障子7の上下動を阻止する伝達手段66とを具備している。

目的

本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、窓空間の一部の開放状態を任意の位置で維持でき、しかも、回転操作ハンドルの手動回転操作により窓空間の一部の開閉を容易に行うことができる上に、回転操作ハンドルの意図しない回転を生じさせない極めて安全な上げ下げ戸を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

窓枠で囲まれた窓空間の一部を閉鎖するように、窓枠に固定的に配された固定障子と、この固定障子で閉鎖された窓空間の一部を除く当該窓枠で囲まれた窓空間の他の部分を開閉するように、窓枠に上下動自在に配された可動障子と、この可動障子の自重による可動障子の下降力対抗する上昇力を可動障子に付与するバランス手段と、可動障子を上下動させる上下動装置とを具備しており、上下動装置は、手動回転操作自在な回転操作ハンドルと、この回転操作ハンドルの回転を可動障子の上下動として伝達すると共に、回転操作ハンドルの非手動回転操作時には可動障子の上下動を阻止する伝達手段とを具備している上げ下げ戸。

請求項2

回転操作ハンドルは、固定障子の、窓枠又は窓空間の一部を画成する中間窓枠に手動回転操作自在に取り付けられている請求項1に記載の上げ下げ戸。

請求項3

窓空間の一部は、窓空間の他の部分の上方又は下方に位置している請求項1又は2に記載の上げ下げ戸。

請求項4

バランス手段は、可動障子の框に一端が連結された紐状体と、この紐状体の他端が連結されて、回転により紐状体を巻き取り又は繰り出す回転自在なドラムと、このドラムに紐状体を巻き取らせるように、ドラムに紐状体の巻き取り方向の回転を生じさせるように、ドラムを弾性的に回転付勢する弾性手段とを具備している請求項1から3のいずれか一項に記載の上げ下げ戸。

請求項5

バランス手段は、可動障子の框に一端が連結された紐状体と、この紐状体が掛け回されたプーリと、紐状体の他端が連結された重錘とを具備している請求項1から3のいずれか一項に記載の上げ下げ戸。

請求項6

伝達手段は、回転操作ハンドルの回転を可動障子の上下動として伝達する伝達路に、回転操作ハンドルの回転を受ける入力側にウォーム歯を、ウォーム歯の回転を出力する出力側にウォーム歯に噛合った歯車を夫々具備したウォーム歯車機構を配してなる請求項1から5のいずれか一項に記載の上げ下げ戸。

請求項7

伝達手段は、回転操作ハンドルが取り付けられた回転軸と、この回転軸に設けられたウォーム歯と、このウォーム歯に噛合った歯車と、この歯車が設けられた伝達軸と、この伝達軸の一端部に設けられた歯付き車と、この歯付き車が噛合っていると共に、可動障子の縦框に上下方向に伸びて設けられた歯部材とを具備している請求項1から6のいずれか一項に記載の上げ下げ戸。

請求項8

歯付き車は、スプロケットホール又は歯車であり、歯部材は、チェーン部材又はラック歯部材である請求項7に記載の上げ下げ戸。

請求項9

伝達手段は、伝達軸の他端部に設けられた他の歯付き車と、この他の歯付き車が噛合っていると共に、可動障子の他の縦框に上下方向に伸びて設けられた他の歯部材とを具備している請求項7又は8に記載の上げ下げ戸。

請求項10

他の歯付き車は、スプロケットホール又は歯車であり、他の歯部材は、チェーン部材又はラック歯部材である請求項9に記載の上げ下げ戸。

技術分野

0001

本発明は、窓枠上下動自在に配された可動障子具備した上げ下げ戸に関する。

発明が解決しようとする課題

0002

上げ下げ戸としては、例えば実公平2−15973号公報に記載のようなものが提案されており、公報に記載の上げ下げ戸は、上下動自在に窓縦枠に取り付けられた上下戸を具備すると共に、更に、上戸又は下戸のいずれか一方を手で持って下方又は上方に作動させることにより、上戸又は下戸のいずれか他方が上方又は下方に連動開閉するように、凹凸歯を有した回転子と、この回転子の凹凸歯に噛合する直線状噛合部とを具備している。

0003

ところで、上げ下げ戸としては、上戸又は下戸のいずれか一方、特に、下戸を窓縦枠に固定して取り付け、上戸を上下動自在に窓縦枠に取り付けて、窓枠で囲まれた窓空間の上方部を開閉自在にすることが要求される場合があり、斯かる上げ下げ戸の場合には、公報に記載の技術を適用し難い。

0004

また、公報に記載の上げ下げ戸では、上戸及び下戸の重量バランス崩れると、窓空間の開放状態を維持し難く、常に、閉鎖状態にもたらされることになり、したがって、上戸及び下戸の微妙な重量バランスを得ることが必要となり、設計、製作の自由度が極めて小さく、費用もかかり、実用的でない。

0005

本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、窓空間の一部の開放状態を任意の位置で維持でき、しかも、回転操作ハンドル手動回転操作により窓空間の一部の開閉を容易に行うことができる上に、回転操作ハンドルの意図しない回転を生じさせない極めて安全な上げ下げ戸を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

本発明の第一の態様の上げ下げ戸は、窓枠で囲まれた窓空間の一部を閉鎖するように、窓枠に固定的に配された固定障子と、この固定障子で閉鎖された窓空間の一部を除く当該窓枠で囲まれた窓空間の他の部分を開閉するように、窓枠に上下動自在に配された可動障子と、この可動障子の自重による可動障子の下降力対抗する上昇力を可動障子に付与するバランス手段と、可動障子を上下動させる上下動装置とを具備しており、ここにおいて、上下動装置は、手動回転操作自在な回転操作ハンドルと、この回転操作ハンドルの回転を可動障子の上下動として伝達すると共に、回転操作ハンドルの非手動回転操作時には可動障子の上下動を阻止する伝達手段とを具備している。

0007

第一の態様の上げ下げ戸によれば、可動障子を上下動させる上下動装置が回転操作ハンドルの非手動回転操作時には可動障子の上下動を阻止する伝達手段を具備しているために、窓空間の他の部分の任意の開放状態を維持でき、しかも、バランス手段を具備しているために、可動障子の上昇のための回転操作ハンドルの手動回転操作を容易に行うことができる。

0008

本発明の第二の態様の上げ下げ戸では、第一の態様の上げ下げ戸において、回転操作ハンドルは、固定障子の、窓枠又は窓空間の一部を画成する中間窓枠に手動回転操作自在に取り付けられている。

0009

本発明の第三の態様の上げ下げ戸では、第一又は第二の態様の上げ下げ戸において、窓空間の一部は、窓空間の他の部分の上方又は下方に位置している。

0010

固定障子よって閉鎖される窓空間の一部が、可動障子によって開閉される窓空間の他の部分の上方に位置している場合には、回転操作ハンドルは、好ましくは、固定障子の下框又は窓空間の一部を画成する中間窓枠に、より好ましくは、固定障子の下框に取り付けられ、それが下方に位置している場合には、固定障子の上框又は窓空間の一部を画成する中間窓枠に、より好ましくは、固定障子の上框に取り付けられるが、本発明はこれに限定されず、要は、手動回転操作し易い場所に取り付けられればよい。

0011

本発明の第四の態様の上げ下げ戸では、第一から第三の態様のいずれかの上げ下げ戸において、バランス手段は、可動障子の框に一端が連結された紐状体と、この紐状体の他端が連結されて、回転により紐状体を巻き取り又は繰り出す回転自在なドラムと、このドラムに紐状体を巻き取らせるように、ドラムに紐状体の巻き取り方向の回転を生じさせるように、ドラムを弾性的に回転付勢する弾性手段とを具備している。

0012

本発明の第五の態様の上げ下げ戸では、第一から第四の態様のいずれかの上げ下げ戸において、バランス手段は、可動障子の框に一端が連結された紐状体と、この紐状体が掛け回されたプーリと、紐状体の他端が連結された重錘とを具備している。

0013

本発明においては、バランス手段としては、第四の態様の上げ下げ戸のように、弾性手段を具備していても、これに代えて、第五の態様の上げ下げ戸のように、重錘を具備していてもよいが、コンパクトで且つ大きな対抗上昇力を可動障子に付与するには、弾性手段を具備していることが好ましいが、常に一定の対抗上昇力を可動障子に付与するには、重錘を具備していることが好ましく、いずれを選択するかは、可動障子の重量と設置スペース等とにより決定するとよい。

0014

本発明の第六の態様の上げ下げ戸では、第一から第五の態様のいずれかの上げ下げ戸において、伝達手段は、回転操作ハンドルの回転を可動障子の上下動として伝達する伝達経路に、回転操作ハンドルの回転を受ける入力側にウォーム歯を、ウォーム歯の回転を出力する出力側にウォーム歯に噛合った歯車を夫々具備したウォーム歯車機構を配してなる。

0015

本発明の第七の態様の上げ下げ戸では、第一から第六の態様のいずれかの上げ下げ戸において、伝達手段は、回転操作ハンドルが取り付けられた回転軸と、この回転軸に設けられたウォーム歯と、このウォーム歯に噛合った歯車と、この歯車が設けられた伝達軸と、この伝達軸の一端部に設けられた歯付き車と、この歯付き車が噛合っていると共に、可動障子の縦框に上下方向に伸びて設けられた歯部材とを具備している。

0016

第六又は第七の態様の上げ下げ戸によれば、回転操作ハンドルの回転に関して、入力側にウォーム歯を、出力側にウォーム歯に噛み合った歯車を夫々具備したウォーム歯車機構を具備しているために、簡単な構成により非可逆的に回転操作ハンドルの回転を可動障子の上下動として伝達できる。

0017

本発明の第八の態様の上げ下げ戸では、第七の態様の上げ下げ戸において、歯付き車は、スプロケットホール又は歯車であり、歯部材は、チェーン部材又はラック歯部材である。

0018

本発明の第九の態様の上げ下げ戸では、第七又は第八の態様の上げ下げ戸において、伝達手段は、伝達軸の他端部に設けられた他の歯付き車と、この他の歯付き車が噛合っていると共に、可動障子の他の縦框に上下方向に伸びて設けられた他の歯部材とを具備している。

0019

第九の態様の上げ下げ戸によれば、可動障子の両縦框において、可動障子を上下させる力を付与できるために、可動障子を、傾かせることなしにスムーズに上下動させることができる。

0020

本発明の第十の態様の上げ下げ戸では、第九の態様の上げ下げ戸において、他の歯付き車は、スプロケットホール又は歯車であり、他の歯部材は、チェーン部材又はラック歯部材である。

発明を実施するための最良の形態

0021

次に本発明及びその実施の形態を、図に示す例を参照して更に詳細に説明する。なお、本発明はこの例に何等限定されないのである。

0022

図1から図3において、本例の上げ下げ戸1は、窓枠2で囲まれた窓空間3の一部4を閉鎖するように、窓枠2に固定的に配された固定障子5と、固定障子5で閉鎖された窓空間3の一部4を除く当該窓枠2で囲まれた窓空間3の他の部分6を開閉するように、窓枠2に上下動自在に配された可動障子7と、可動障子7の自重による可動障子7の下降力に対抗する上昇力を可動障子7に付与するバランス手段8と、可動障子7を上下動させる上下動装置9とを具備している。

0023

窓枠2は、左右の両縦枠21及び22と、両縦枠21及び22の夫々を橋絡して配された上下枠23及び24とを具備している。本例では、窓空間3の一部4は、窓空間3の他の部分6の下方に位置している。

0024

固定障子5は、左右の両縦框31及び32と、両縦框31及び32の夫々を橋絡して配された上下框33及び34と、両縦框31及び32並びに上下框33及び34に周囲が保持された複層ガラス板35とを具備して、窓空間3において、下側の空間である一部4を閉鎖して、窓枠2に固定して配されている。

0025

可動障子7は、固定障子5と同様に、左右の両縦框41及び42と、両縦框41及び42の夫々を橋絡して配された上下框43及び44と、両縦框41及び42並びに上下框43及び44に周囲が保持された複層のガラス板45とを具備しており、窓空間3において、上側の空間である他の部分6を開閉するように、一部4と他の部分6との間で、上下移動自在に窓枠2に配されている。

0026

可動障子7には、当該可動障子7の上下移動を案内する案内手段46が設けられており、案内手段46は、可動障子7の縦框41及び42の夫々に回転自在に取り付けられたローラ47及び48を具備しており、ローラ47及び48は、窓枠2の縦枠21及び22の夫々に転がり接触している。

0027

バランス手段8は、可動障子7の左右両側に配された一対のバランス機構51a及び51bを具備しており、バランス機構51aは、バランス機構51bと同様に構成されているので、以下、バランス機構51aについて説明し、バランス機構51bについては、必要に応じて対応の構成に同じ数字符号にbを付して図示する。

0028

バランス機構51aは、可動障子7の上框43又は一方の縦框41に連結金具52aを介して一端53aが連結された紐状体としてのワイヤー54aと、ワイヤー54aが掛け回されたプーリ55aと、ワイヤー54aの他端56aが連結されて、回転によりワイヤー54aを巻き取り又は繰り出す回転自在なドラム57aと、ドラム57aにワイヤー54aを巻き取らせるように、ドラム57aにワイヤー54aの巻き取り方向の回転を生じさせるように、ドラム57aを弾性的に回転付勢する弾性手段58aとを具備している。

0029

プーリ55a及びドラム57aは、固定障子5の上框33に回転自在に取り付けられており、弾性手段58aは、一端がドラム57aの回転軸61aに、他端が固定されたぜんまいばね62aからなり、ぜんまいばね62aは、ワイヤー54aの繰り出し方向にドラム57aが回転されると縮径されて弾性力を増大して、この増大する弾性力に基づいてワイヤー54aの巻き取り方向の回転力をドラム57aに付与するようになっており、而して、バランス手段8は、可動障子7の自重による可動障子7の下降力に対抗する上昇力を可動障子7に付与するようになっている。

0030

上下動装置9は、手動回転操作自在な回転操作ハンドル65と、回転操作ハンドル65の回転を可動障子7の上下動として伝達すると共に、回転操作ハンドル65の非手動回転操作時には可動障子7の上下動を阻止する伝達手段66とを具備している。

0031

伝達手段66は、回転操作ハンドル65が取り付けられた回転軸71と、回転軸71に一体的に設けられたウォーム歯72と、ウォーム歯72に噛合った歯車73と、歯車73が一体的に設けられた伝達軸74と、伝達軸74の各端部75及び76に設けられた歯付き車77及び78と、歯付き車77及び78の夫々が噛合っていると共に、可動障子7の左右の縦框41及び42の夫々に上下に伸びて一体的に設けられた歯部材79及び80とを具備している。

0032

回転軸71は、上框33に回転自在に支持されており、回転軸71を介して、回転操作ハンドル65は、固定障子5の上框33に手動回転操作自在に取り付けられている。伝達軸74は、中空又は中実ロッドからなり、各端部75及び76で上框33に回転自在に支持されている。歯付き車77及び78は、スプロケットホール又は歯車からなり、歯付き車77及び78がスプロケットホールからなる場合には、歯部材79及び80は、好ましくは、チェーン部材から構成され、歯付き車77及び78が歯車からなる場合には、歯部材79及び80は、好ましくは、ラック歯部材からなるが、これに限定されない。

0033

伝達手段66は、回転操作ハンドル65が手動で回転されることにより回転軸71が回転されると、この回転を、ウォーム歯72、歯車73及び伝達軸74を介して、歯付き車77及び78に伝達して、歯付き車77及び78を回転させる。歯付き車77及び78が回転されると、歯付き車77及び78に噛み合った歯部材79及び80を介して、可動障子7は、上下移動されるようになっている。

0034

また、伝達手段66のウォーム歯72と歯車73との噛み合いにおいては、通常、ウォーム歯72の回転で容易に歯車73を回転させることができる一方、歯車73の回転では容易にはウォーム歯72を回転させることができないようになっており、したがって、回転操作ハンドル65が回転されない場合において、自重で可動障子7が下降しようとして、又は手動で可動障子7が下降若しくは上昇されようとして、歯付き車77及び78及び伝達軸74を介して歯車73が回転されようとしても、この回転がウォーム歯72により阻止される結果、可動障子7は下降されることなしに、その位置が保持されることになる。

0035

このように本例の伝達手段66は、回転操作ハンドル65の回転を可動障子7の上下動として伝達する伝達路に、ウォーム歯72及び歯車73からなるウォーム歯車機構81を具備しており、これにより、回転操作ハンドル65の非手動回転操作時には可動障子7の上下動を阻止するようになっている。

0036

以上の上げ下げ戸1では、可動障子7を上下動させる上下動装置9が回転操作ハンドル65の非手動回転操作時には可動障子7の上下動を阻止する伝達手段66を具備しているために、可動障子7による窓空間3の他の部分6の任意の開放状態を維持でき、しかも、バランス手段8を具備しているために、可動障子7の上昇のための回転操作ハンドル65の手動回転操作を容易に行うことができる。

0037

また上げ下げ戸1では、回転操作ハンドル65の回転に対する入力側にウォーム歯72を、出力側にウォーム歯72に噛み合った歯車73を夫々具備したウォーム歯車機構81を具備しているために、簡単な構成により非可逆的に回転操作ハンドル36の回転を可動障子7の上下動として伝達でき、回転操作ハンドル65が意図しないで回転されるような危険な事態をなくすことができ、また、可動障子7の左右の両縦框41及び42において、可動障子7を上下させる力を付与できるために、可動障子7を、傾かせることなしにスムーズに上下動させることができる。

0038

上記では、窓空間3の下方の部分4を固定障子5により常時閉鎖し、窓空間3の上方の部分6を可動障子7により開閉するようにしたが、これとは反対に、窓空間3の下方の部分4を可動障子7により開閉し、窓空間3の上方の部分6を固定障子5により常時閉鎖するようにしてもよい。

発明の効果

0039

本発明によれば、窓空間の一部を任意の開放状態に維持でき、しかも、手動回転操作により窓空間の一部の開閉を容易に行うことができる上に、回転操作ハンドルの意図しない回転を生じさせない上げ下げ戸を提供することができる。

図面の簡単な説明

0040

図1本発明の実施の形態の好ましい例の側面断面図である。
図2図1に示す例の正面一部断面図である。
図3図1に示す例の平面断面図である。

--

0041

1上げ下げ戸
2窓枠
3窓空間
5固定障子
7可動障子
8バランス手段
9上下動装置
65回転操作ハンドル
66 伝達手段

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