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技術 結束テープの端部同士を固定するための合成樹脂製のテープ固定具及びこれを作るための押し出し成型品

出願人 立川邦彦立川節子
発明者 立川邦彦
出願日 1998年12月10日 (20年7ヶ月経過) 出願番号 1998-351749
公開日 2000年6月20日 (19年1ヶ月経過) 公開番号 2000-168827
状態 未査定
技術分野 基本的包装技術6(結束) 梱包枠と結束バンド
主要キーワード 押し出し成型品 肉薄部分 部分面 巻回始端 巻回終端 テーパ形 押出成型品 押し出し成形品
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年6月20日)のものです。
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図面 (6)

課題

結束テープの端部同士を互いに固定するための比較的安価なテープ固定具を提供する。

解決手段

テープ固定具1は、合成樹脂製の押し出し成型品所定長さに切断したピースからなる。固定具1は仕切壁8を有し、この仕切壁8によって、固定具1の内部が上方空間10と下方空間12とに区画されている。仕切壁8は、その断面形状で見たときに、両端部分8bが中央部分8aに比べて肉薄に作られて、各端部分8bが弱化部となるように構成されている。結束作業の最終工程として、被結束物巻回した結束テープ14の巻回終端部分14cに引っ張り力を加えると、仕切壁8の弱化部8bが切れ初めて、この切断部分8cが変形し始める(図5の(ロ))。更に、テープ14の巻回終端部分14cを引っ張ると、その切断部分8cの面積が拡大し、変形した切断部分8cがテープ14を介して水平壁6に圧接して、テープ14を固定する(図5の(ハ))。

概要

背景

物品結束するために、ポリプロピレン製テープが多用されている。この結束テープは、物品の回りに結束テープを巻回し、その端部同士を相互に固定するようにして使用される。結束テープに関連して、このテープの端部同士を固定するためのテープ固定具が市販されている。

従来から市販されているテープ固定具は、射出成形により作られた合成樹脂製の成形品であったため、結束テープに比べて比較的高価であった。このため、大量に物品を結束しなければならない業界では、市販のテープ固定具を用いることなく、物品の回りに巻回した結束テープの端同士を互いに融着させる方法が採用されてきた。

このようなテープ固定具を用いない結束方法によれば、これを実施するための特別の結束機が必要であり、購入した結束機からの制約を受けて、結束できる物品の大きさや形状が制限される問題を有していた。

概要

結束テープの端部同士を互いに固定するための比較的安価なテープ固定具を提供する。

テープ固定具1は、合成樹脂製の押し出し成型品所定長さに切断したピースからなる。固定具1は仕切壁8を有し、この仕切壁8によって、固定具1の内部が上方空間10と下方空間12とに区画されている。仕切壁8は、その断面形状で見たときに、両端部分8bが中央部分8aに比べて肉薄に作られて、各端部分8bが弱化部となるように構成されている。結束作業の最終工程として、被結束物に巻回した結束テープ14の巻回終端部分14cに引っ張り力を加えると、仕切壁8の弱化部8bが切れ初めて、この切断部分8cが変形し始める(図5の(ロ))。更に、テープ14の巻回終端部分14cを引っ張ると、その切断部分8cの面積が拡大し、変形した切断部分8cがテープ14を介して水平壁6に圧接して、テープ14を固定する(図5の(ハ))。

目的

本発明は、結束テープの端部同士を互いに固定するための、比較的安価なテープ固定具及びこれを作るための押し出し成型品を提供することをその課題とする。

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

一対の互いに平行に延びる垂直壁と、該一対の垂直壁の端同士を相互に連結する一対の互いに平行に延びる水平壁とで矩形断面の外観を有し、これを所定長さに切断することによって、被結束物巻回し結束テープの端同士を固定するための固定具を作るための合成樹脂製の押し出し成型品であって、前記一対の水平壁の間に配置され且つこれら水平壁と平行に延びる少なくとも一つの仕切壁を有し、該仕切壁によって、前記垂直壁と前記水平壁で囲まれた内部空間が結束テープの通過を許す複数の空間に区画され、前記仕切壁と前記垂直壁との連結部分弱化部が形成されていることを特徴とする押し出し成型品。

請求項2

前記仕切壁が板状の形状を有し、該仕切壁は、その断面形状でみたときに、中央部分が肉厚であり、この中央部分を挟む両端部分が肉薄に作られて、この肉薄部分が前記弱化部を構成していることを特徴とする請求項1に記載の押し出し成型品。

請求項3

前記仕切壁の両端部分が、隣接する垂直壁向けて先細りテーパ形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の押し出し成型品。

請求項4

前記仕切壁の数が一つであり、該一つの仕切壁が前記垂直壁の中間部分に連結されて、この仕切壁によって前記垂直壁と前記水平壁で囲まれた内部空間が、大きさの等しい2つの空間に区分されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の押し出し成型品。

請求項5

一対の互いに平行に延びる垂直壁と、該一対の垂直壁の端同士を相互に連結する一対の互いに平行に延びる水平壁とで矩形断面の外観を有し、被結束物に巻回した結束テープの端同士を固定するための合成樹脂製の固定具であって、前記一対の水平壁の間に配置され且つこれら水平壁と平行に延びる少なくとも一つの仕切壁を有し、該仕切壁によって、前記垂直壁と前記水平壁で囲まれた内部空間が結束テープの通過を許す複数の空間に区画され、前記仕切壁と前記垂直壁との連結部分に弱化部が形成されていることを特徴とする固定具。

請求項6

前記仕切壁が板状の形状を有し、該仕切壁は、その断面形状でみたときに、中央部分が肉厚であり、この中央部分を挟む両端部分が肉薄に作られて、この肉薄部分が前記弱化部を構成していることを特徴とする請求項5に記載の固定具。

請求項7

前記仕切壁の両端部分が、隣接する垂直壁向けて先細りのテーパ形状であることを特徴とする請求項5又は6に記載の固定具。

請求項8

前記仕切壁の数が一つであり、該一つの仕切壁が前記垂直壁の中間部分に連結されて、この仕切壁によって前記垂直壁と前記水平壁で囲まれた内部空間が、大きさの等しい2つの空間に区分されていることを特徴とする請求項5〜8のいずれか一項に記載の固定具。

技術分野

0001

本発明は、合成樹脂製のテープ固定具及びこれを作るための押し出し成型品に関し、より詳しくは、物品の回りを巻回し結束テープの端部同士を相互に固定するためのものに関するものである。

背景技術

0002

物品を結束するために、ポリプロピレン製のテープが多用されている。この結束テープは、物品の回りに結束テープを巻回し、その端部同士を相互に固定するようにして使用される。結束テープに関連して、このテープの端部同士を固定するためのテープ固定具が市販されている。

0003

従来から市販されているテープ固定具は、射出成形により作られた合成樹脂製の成形品であったため、結束テープに比べて比較的高価であった。このため、大量に物品を結束しなければならない業界では、市販のテープ固定具を用いることなく、物品の回りに巻回した結束テープの端同士を互いに融着させる方法が採用されてきた。

0004

このようなテープ固定具を用いない結束方法によれば、これを実施するための特別の結束機が必要であり、購入した結束機からの制約を受けて、結束できる物品の大きさや形状が制限される問題を有していた。

発明が解決しようとする課題

0005

本発明は、結束テープの端部同士を互いに固定するための、比較的安価なテープ固定具及びこれを作るための押し出し成型品を提供することをその課題とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を解決するに至った。即ち、本発明によれば、一対の互いに平行に延びる垂直壁と、該一対の垂直壁の端同士を相互に連結する一対の互いに平行に延びる水平壁とで矩形断面の外観を有し、これを所定長さに切断することによって、被結束物に巻回した結束テープの端同士を固定するための固定具を作るための合成樹脂製の押し出し成型品であって、前記一対の水平壁の間に配置され且つこれら水平壁と平行に延びる少なくとも一つの仕切壁を有し、該仕切壁によって、前記垂直壁と前記水平壁で囲まれた内部空間が結束テープの通過を許す複数の空間に区画され、前記仕切壁と前記垂直壁との連結部分弱化部が形成されていることを特徴とする押し出し成型品が提供される。また、本発明によれば、一対の互いに平行に延びる垂直壁と、該一対の垂直壁の端同士を相互に連結する一対の互いに平行に延びる水平壁とで矩形断面の外観を有し、被結束物に巻回した結束テープの端同士を固定するための合成樹脂製の固定具であって、前記一対の水平壁の間に配置され且つこれら水平壁と平行に延びる少なくとも一つの仕切壁を有し、該仕切壁によって、前記垂直壁と前記水平壁で囲まれた内部空間が結束テープの通過を許す複数の空間に区画され、前記仕切壁と前記垂直壁との連結部分に弱化部が形成されていることを特徴とする、押し出し成型好都合が形状を有する固定具が提供される。

発明を実施するための最良の形態

0007

図1は、本発明によるテープ固定具1を作るため押し出し成形品2の部分斜視図である。テープ固定具1は、合成樹脂製の押し出し成型品2を所定長さに切断したピースからなる。成形品2は、幾分扁平した断面矩形細長い外観形状を有している。すなわち、押し出し成型品2は、一対の垂直壁4と、この一対の垂直壁4の端同士を相互に連結する一対の水平壁6とを有し、これら垂直壁4と水平壁6とで上述した断面矩形の外観を与えている。成型品2は、また、一対の垂直壁4の各々の中間部分同士を連結する板状の仕切壁8を有し、この仕切壁8は水平壁6と平行に長手方向全域に亘って延在して、成形品2の内部空間をその全長に亘って上方空間10と下方空間12とに区画している。

0008

仕切壁8は、図2及び図3から理解できるように、中央部分8aがこれを挟む両方の端部分8bに比べて肉厚の断面形状を有している。換言すれば、仕切壁8は、その断面形状で見たときに、両端部分8bが中央部分8aに比べて肉薄に作られており、これにより、左右一対の垂直壁4との連結部分を構成する仕切壁8の各端部分8bが、夫々、弱化部となるように構成されている。

0009

次に、図4図5を参照して、テープ固定具1の使用方法を説明する。図4は、被結束物Wに結束テープ14を巻回し、その両端部分にテープ固定具1を取付けた状態を示す。この図4から理解できるように、結束テープ14の巻回始端部14aをテープ固定具1の下方空間12に通した後に折り返し、この折り返し端部14bを、テープ固定具1の下方水平壁6aと被結束物Wとの間に挟み込む。次に、結束テープ14を被結束物Wに巻いて、その巻回終端部分14cを固定具1の下方空間12に通しながらテープ14を引き締めた後に上方に折り返して上方空間10に通し、最後に、この巻回終端部分14cを強く引っ張る。

0010

図5は、固定具1と結束テープ14の巻回終端部分14cとの関係を抽出して描いた説明図であり、結束テープ14の巻回始端部分14aは図示を省略してある。図5の(イ)はテープ14の巻回終端部分14cを、先ず、固定具1の下方空間12に通して被結束物Wに巻回した結束テープ14を引き締めた後に、上方空間10に通した状態を示す。図5の(ロ)は、結束作業の最終工程として巻回終端部分14cを引っ張り始めた直後を示し、図5の(ハ)は、巻回終端部分14cを引っ張り終わった状態を示す。

0011

図5の(ロ)から理解できるように、テープ14の巻回終端部分14cを引っ張り始めると、固定具1の仕切壁8は、弱化部8bが切れ初めて、この切断部分8cが変形し始める。更に、テープ14の巻回終端部分14cを引っ張ると、仕切壁8の弱化部8bが更に切れて、その切断部分8cの面積が拡大し、図5の(ハ)から分かるように、変形した切断部分8cがテープ14を介して水平壁6に圧接して、テープ14を固定する。これにより、被結束物Wの回りに巻回した結束テープ14は、被結束物Wを適度に引き締めた状態で、その両端部分が固定具1によって相互に固定される。

0012

固定具1は、例えばポリプロピレン高密度ポリエチレン低密度ポリエチレン半硬質塩化ビニールなどの合成樹脂で作るのが好ましい。また、垂直壁4や水平壁6の肉厚は、図5の(ロ)及び(ハ)の工程つまり結束テープ14の巻回終端部分14cを強く引っ張ったとしても変形しない程度の寸法に設定するのが望ましい。また、固定具1の上方空間10及び下方空間12の高さ寸法tは、テープ14の厚みの約2.5倍程度の高さを有するのが好ましい。また、この上方空間10と下方空間12の高さ寸法を共通に設定することで、固定具1を使用するに際して、固定具1の上下左右を気にすることなく使用することができるという利点がある。

0013

固定具1の上方空間10及び下方空間12の幅寸法、つまり左右一対の垂直壁4間の離間距離は、対象とする結束テープ14の通過を許すことのできる寸法に設定すればよい。すなわち、一対の垂直壁4の間の離間距離は、少なくとも、対象とする結束テープ14の幅よりも若干大きい寸法を有していればよい。幅の異なる結束テープ14に対して単一種類の固定具1で対応するのであれば、最も幅の大きな結束テープ14の幅とほぼ同じになるように、一対の垂直壁4の間の離間距離を設定してもよい。

0014

固定具1の仕切壁8の中央部分8aの肉厚および弱化部を構成する端部分8bの肉厚は、最終段階としてテープの巻回終端部分14cに加える適度な引っ張り力に応じて、仕切壁8の変形によるテープ14の固定および端部分8bの部分的な切断という弱化部としての機能を発揮するように、例えば具体的に実験により選定すればよい。使用するテープ14などの要因によって異なるが、一般的には、仕切壁8の端部分8bの肉厚Tは約1mm程度であればよいと考えられる。

0015

仕切壁8の端部分8bの具体的な形状として、図2から最もよく理解できるように、対応する垂直壁4に向けて先細りテーパ形状によって肉薄の弱化部を形成するようにしたが、これを長手方向に延びるスリットによって弱化部を作るようにしてもよい。なお、必要であれば、弱化部8bを含む仕切壁8を複数並列に配置するようにしてもよい。

発明の効果

0016

本発明の固定具によれば、押し出し成型をするのに好都合の形状を有していることから、従来の射出成型品であった固定具に比べて安価に提供することができる。また、本発明の押出成型品によれば、これを所定長さに切断することによって、数多くの固定具を作ることができ、従来の射出成型品であった固定具に比べて極めて安価に提供することができる。

図面の簡単な説明

0017

図1本発明による押し出し成形品の部分斜視図である。
図2図1に示す押し出し成型品の縦断面図である。
図3図1に示した押し出し成型品を所定長さに切断して作った本発明によるテープ固定具の部分面図であって、図2のIII−III線に沿って切断した図である。
図4被結束物に巻回した結束テープの端同士を相互に固定するために、図3に示した固定具を結束テープの端部に取り付けた状態を示す説明図である。
図5図3に示した固定具を用いて結束テープの端同士を相互に固定するための工程を示す説明図であって、(イ)はテープの巻回終端部分を固定具を取り付けた状態を示し、(ロ)は結束テープの固定のための最終工程としてテープの巻回終端部分に引っ張り力を加える初期状態を示し、(ハ)は結束テープの固定のための最終工程としてテープの巻回終端部分に引っ張り力を加える最終状態を示すである。

--

0018

1テープ固定具
2合成樹脂製の押し出し成型品
4垂直壁
6水平壁
8 板状の仕切壁
8a 仕切壁の中央部分
8b 仕切壁の端部分(弱化部)
10上方空間
12 下方空間
14結束テープ
W 被結束物

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