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技術 遊技機

出願人 株式会社ソフイア
発明者 井置定男
出願日 1998年12月11日 (22年2ヶ月経過) 出願番号 1998-352898
公開日 2000年6月20日 (20年8ヶ月経過) 公開番号 2000-167170
状態 未査定
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等)
主要キーワード 扇状部材 導入片 中央適所 弾発機構 補助壁 コイルスプリング状 上下支 最低単位
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年6月20日)のものです。
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図面 (12)

課題

排出する球数基準単位が異なる賞球と貸球とを各々異なる流路で導き、各々異なる球排出装置から排出する際に、賞球用もしくは貸球用として排出するために必要十分な待機球が流路内に存在しているか否かの検出を、一つの検出手段によって検出できるようにする。

解決手段

裏機構盤の裏面側に取り付けられる流路変換29に設けた排出待機球検出手段21による排出待機球の検出位置から、第1,第2球流路38a,38bを経て球排出装置の球待機位置までの間に賞球排出の基準単位に相当する遊技球を待機させ、第3球排出路流路38cを経て球排出装置の球待機位置までの間に貸球排出の基準単位に相当する遊技球を待機させるように、各流路の流路長を調整する。

概要

背景

遊技球を利用して遊技を行う遊技機は、遊技店から借り受けた遊技球を遊技盤の遊技領域へ弾発し、所定の入賞領域に入賞することで所定数賞球遊技者が獲得でき、また、特別な入賞口等への入賞に基づいて各種遊技装置が作動して、異なる遊技状態に変換したりするものである。

上記のような遊技機における球排出機構は、遊技機を列設した島設備球供給機構から遊技球の供給を受けるものとなっており、先ず、遊技機の裏機構盤背面上部に設けられた貯留タンクで島設備の球供給機構から供給された球を貯留し、この貯留タンクに貯留された球は、誘導樋を通る間に並列整流されて2条の球流路が形成され、この誘導樋の各球流路から球が供給される流路変換は各球流路に対応する球流下方向変換路を備え、この球流下方向変換路によって略垂直方向に流路が変換された遊技球は、各球流下方向変換路から2つの球排出機能部を備える球排出装置へ供給され、これらの球排出機能部から個別に排出される遊技球は、球排出樋を落下して遊技機前面球供給皿(いわゆる上皿)へ排出される。なお、供給球皿に球が貯まって、球排出樋内に球が溢れると、溢れた球がオーバーフロー樋へ流れて、球貯留皿(いわゆる下皿)へ排出される。

この様な従来の遊技機における球排出機構では、球排出装置から賞球として排出するために必要な数量以上の遊技球が球排出路待機していない状態で排出動作を行うと、遊技者が不利益被り、遊技店とのトラブルに繋がる可能性もあることから、賞球として排出するための排出待機球が必要十分に存在しているか否かを判定するために、排出待機球検出手段が設けられている。

上記の排出待機球検出手段は、球排出路の適当な部位(例えば、誘導樋における球流路の適宜上流側)に設けられ、貯留タンクが空になったり、球詰まり等の不具合が原因で誘導樋に球が供給されなくなると、賞球排出動作が行われるに伴って球排出路内の排出待機球が減って行き、排出待機球検出手段が配設されている部位よりも排出待機球の残量が少なくなると、該状態を排出待機球検出手段が検出し、該検出情報を受けた電気的制御装置(遊技機に設けられた各種遊技装置や機能動作部の制御を行う装置)は球排出装置の動作を強制的に停止させることで、必要数に満たない賞球排出動作が行われることを未然に防ぐのである。

なお、2つの球排出機能部で賞球排出動作を行う従来の遊技機では、両方の球排出機能部をほぼ均等に使って球排出動作を行っているので、各球排出機能部に対応する球排出路の同じ部位に一つの排出待機球検出手段を設けておき、2つの球排出路における球不足の検出に兼用する構成を採っていた。

また、近来は、遊技球の貸出を遊技機の球排出装置を使って行う遊技機(いわゆるカード式パチンコ機)が広く普及しており、このような遊技機の排出機構は、賞球排出動作と貸球排出動作を合わせて行うことから、短時間に多くの球を排出できるような機能が望まれており、このような要望に沿うものとして、球排出機構を3条の球排出路に対応させたものもある。

すなわち、3条の球排出路から供給される遊技球を各々別に受ける3つの球排出機能部を備える球排出装置を設けることで、賞球排出速度を損ねることなく貸球排出機能を付加した球排出機構となるのである。

概要

排出する球数基準単位が異なる賞球と貸球とを各々異なる流路で導き、各々異なる球排出装置から排出する際に、賞球用もしくは貸球用として排出するために必要十分な待機球が流路内に存在しているか否かの検出を、一つの検出手段によって検出できるようにする。

裏機構盤の裏面側に取り付けられる流路変換樋29に設けた排出待機球検出手段21による排出待機球の検出位置から、第1,第2球流路38a,38bを経て球排出装置の球待機位置までの間に賞球排出の基準単位に相当する遊技球を待機させ、第3球排出路流路38cを経て球排出装置の球待機位置までの間に貸球排出の基準単位に相当する遊技球を待機させるように、各流路の流路長を調整する。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

外部より供給される球を貯留する貯留タンクから所定経路球排出路を介して球排出装置へ供給し、球排出装置から遊技結果として遊技者に付与される賞球および遊技者の所定操作に基づいて遊技者に貸し出す貸球を排出可能で、球排出路の所定部位には排出待機球の有無を検出する排出待機球検出手段を備える遊技機において、上記球排出装置は、賞球の排出のみに使用される賞球用排出装置と、貸球の排出のみに使用される貸球用排出装置と、に分離構成し、賞球用排出装置内における球排出路の所定位置から排出待機球検出手段までの賞球排出路には予め定めた第1所定数分の球が、貸球排出装置内における球排出路の所定位置から排出待機球検出手段までの貸球排出路には予め定めた第2所定数分の球が、各々待機するものとし、一つの排出待機球検出手段によって、賞球排出路内の排出待機球と貸球排出路内の排出待機球の有無を検出するようにしたことを特徴とする遊技機。

請求項2

上記第1所定数よりも第2所定数が多く、この差分の球数に相当するだけ、賞球用排出装置内における球排出路の所定位置から排出待機球検出手段までの賞球排出路よりも貸球排出装置内における球排出路の所定位置から排出待機球検出手段までの貸球排出経路を長く設定したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。

請求項3

上記貸球排出路は、遊技機の前後方向に屈曲する流下経路を含むことで、賞球排出路よりも長くするようにしたことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。

技術分野

0001

本発明は、外部より供給される球を貯留する貯留タンクから所定経路球排出路を介して球排出装置へ供給し、球排出装置から遊技結果として遊技者に付与される賞球および遊技者の所定操作に基づいて遊技者に貸し出す貸球を排出可能で、球排出路の所定部位には排出待機球の有無を検出する排出待機球検出手段を備える遊技機に関する。

背景技術

0002

遊技球を利用して遊技を行う遊技機は、遊技店から借り受けた遊技球を遊技盤の遊技領域へ弾発し、所定の入賞領域に入賞することで所定数の賞球を遊技者が獲得でき、また、特別な入賞口等への入賞に基づいて各種遊技装置が作動して、異なる遊技状態に変換したりするものである。

0003

上記のような遊技機における球排出機構は、遊技機を列設した島設備球供給機構から遊技球の供給を受けるものとなっており、先ず、遊技機の裏機構盤背面上部に設けられた貯留タンクで島設備の球供給機構から供給された球を貯留し、この貯留タンクに貯留された球は、誘導樋を通る間に並列整流されて2条の球流路が形成され、この誘導樋の各球流路から球が供給される流路変換は各球流路に対応する球流下方向変換路を備え、この球流下方向変換路によって略垂直方向に流路が変換された遊技球は、各球流下方向変換路から2つの球排出機能部を備える球排出装置へ供給され、これらの球排出機能部から個別に排出される遊技球は、球排出樋を落下して遊技機前面球供給皿(いわゆる上皿)へ排出される。なお、供給球皿に球が貯まって、球排出樋内に球が溢れると、溢れた球がオーバーフロー樋へ流れて、球貯留皿(いわゆる下皿)へ排出される。

0004

この様な従来の遊技機における球排出機構では、球排出装置から賞球として排出するために必要な数量以上の遊技球が球排出路に待機していない状態で排出動作を行うと、遊技者が不利益被り、遊技店とのトラブルに繋がる可能性もあることから、賞球として排出するための排出待機球が必要十分に存在しているか否かを判定するために、排出待機球検出手段が設けられている。

0005

上記の排出待機球検出手段は、球排出路の適当な部位(例えば、誘導樋における球流路の適宜上流側)に設けられ、貯留タンクが空になったり、球詰まり等の不具合が原因で誘導樋に球が供給されなくなると、賞球排出動作が行われるに伴って球排出路内の排出待機球が減って行き、排出待機球検出手段が配設されている部位よりも排出待機球の残量が少なくなると、該状態を排出待機球検出手段が検出し、該検出情報を受けた電気的制御装置(遊技機に設けられた各種遊技装置や機能動作部の制御を行う装置)は球排出装置の動作を強制的に停止させることで、必要数に満たない賞球排出動作が行われることを未然に防ぐのである。

0006

なお、2つの球排出機能部で賞球排出動作を行う従来の遊技機では、両方の球排出機能部をほぼ均等に使って球排出動作を行っているので、各球排出機能部に対応する球排出路の同じ部位に一つの排出待機球検出手段を設けておき、2つの球排出路における球不足の検出に兼用する構成を採っていた。

0007

また、近来は、遊技球の貸出を遊技機の球排出装置を使って行う遊技機(いわゆるカード式パチンコ機)が広く普及しており、このような遊技機の排出機構は、賞球排出動作と貸球排出動作を合わせて行うことから、短時間に多くの球を排出できるような機能が望まれており、このような要望に沿うものとして、球排出機構を3条の球排出路に対応させたものもある。

0008

すなわち、3条の球排出路から供給される遊技球を各々別に受ける3つの球排出機能部を備える球排出装置を設けることで、賞球排出速度を損ねることなく貸球排出機能を付加した球排出機構となるのである。

発明が解決しようとする課題

0009

しかしながら、上述した如き球排出機構を備える遊技機においては、貸球排出動作を賞球排出動作を一つの球排出装置で行っているために、賞球排出動作もしくは貸球排出動作の処理時間は短くなるものの、賞球排出要求と貸球排出要求とがほぼ同時にあった場合、どちらかを優先して処理せざるを得ないため、賞球排出処理もしくは貸球排出処理の即応性が悪くなってしまう。また、球排出装置の処理動作が賞球排出であるのか貸球排出であるのか分かり難いという点も問題である。

0010

加えて、賞球排出と貸球排出とを一つの球排出装置で行う場合、排出待機球が必要十分であるか否かを詳細に検出する上でも障害となる。すなわち、賞球は7個や15個といった比較的少ない個数が一般的に採用されているが、貸球は100円を基準単位として25個といった具合に比較的多い個数が採用されており、従来通りの排出待機球検出位置で排出待機球の有無を検出していたのでは、貸球用の排出待機球が不足しているにも拘わらず該状態を検出できないという事態になってしまうし、逆に貸球用の排出待機球が必要十分となる位置で排出待機球の有無を検出するものとすれば、更に上流側を検出位置としなければならず、そのためには、貯留タンクから供給された球を並列状に整列させるための整流部を更に上流側に設けなければならず、そのような球排出機構を狭小な遊技機裏面側に設けることは到底現実的とはいえない。

0011

なお、賞球排出用の球排出装置と貸球排出用の球排出装置を別々にし、尚且つ、賞球排出路における排出待機球検出手段と貸球排出路における排出待機球検出手段とを別々にすることも考えられるが、このように賞球用の排出待機球検出手段と貸球用の排出待機球検出手段を別々にすると、部品点数が増えてコストが嵩むし、組立作業メンテナンス等の作業効率を低下させることにも繋がるので、望ましい解決方法とは言えない。

課題を解決するための手段

0012

上記課題を解決するために、請求項1に係る遊技機は、外部より供給される球を貯留する貯留タンク(17)から所定経路の球排出路(第1〜第3球流路38a〜38c)を介して球排出装置(20)へ供給し、球排出装置から遊技結果として遊技者に付与される賞球および遊技者の所定操作に基づいて遊技者に貸し出す貸球を排出可能で、球排出路の所定部位には排出待機球の有無を検出する排出待機球検出手段(21)を備える遊技機(1)において、上記球排出装置は、賞球の排出のみに使用される賞球用排出装置(例えば、第1球排出ユニット20a)と、貸球の排出のみに使用される貸球用排出装置(例えば、第2球排出ユニット20b)と、に分離構成し、賞球用排出装置内における球排出路(例えば、第1,第2待機流路49a,49b)の所定位置から排出待機球検出手段までの賞球排出路には予め定めた第1所定数分の球が、貸球排出装置内における球排出路の所定位置から排出待機球検出手段までの貸球排出路には予め定めた第2所定数分の球が、各々待機するものとし、一つの排出待機球検出手段によって、賞球排出路内の排出待機球と貸球排出路内の排出待機球の有無を検出するようにしたことを特徴とする。

0013

従って、請求項1に係る遊技機おいては、賞球用排出装置と貸球用排出装置を分離させ、尚且つ、賞球用排出装置内における球排出路の所定位置から第1所定数分の球が待機する位置と、貸球排出装置内における球排出路の所定位置から第2所定数分の球が待機する位置とを一致させて、一つの排出待機球検出手段によって賞球用の排出待機球と貸球用の排出待機球の有無を検出するものとしたので、賞球排出動作と貸球排出動作とを各々独立させて行うことができると共に、賞球用の排出待機球の不足状態と貸球用の排出待機球の不足状態を同時に検出することができる。

0014

また、請求項2に係る遊技機は、請求項1において、第1所定数よりも第2所定数が多く、この差分の球数に相当するだけ、賞球用排出装置内における球排出路の所定位置から排出待機球検出手段までの賞球排出路よりも貸球排出装置内における球排出路の所定位置から排出待機球検出手段までの貸球排出経路を長く設定したことを特徴とする。

0015

また、請求項3に係る遊技機は、請求項2において、貸球排出路は、遊技機の前後方向に屈曲する流下経路を含むことで、賞球排出路よりも長くするようにしたことを特徴とする。

発明を実施するための最良の形態

0016

次に、本発明に係る遊技機の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。

0017

遊技媒体としての遊技球を弾発する弾球遊技を行える遊技機1は、図1に示すように、遊技ユニット2とカードユニット3とから構成してあり、遊技ユニット2には遊技に関連した各種機能(後に詳述)を付加し、カードユニット3にはプリペイドカード(所定の金額で予め販売される弾球遊技用のカードであって、通貨と等価な有価データを記憶させたものをいう)の使用を可能ならしめるカード制御機能球貸制御機能等を付加してある。

0018

上記遊技ユニット2は、中空箱枠状の機枠4の前面側へ額縁状の前面枠5を回動可能に設けることで構成してある。更に、上記前面枠5にはガラス枠6および前面パネル7を回動可能に設けてある。また、透明なガラスが配設されるガラス枠6の後方には、ガイドレール8で囲まれた遊技部9を有する遊技盤10を配設してある。上記遊技盤10は弾球遊技の主体となるもので、ロータリーソレノイド等の電気的駆動源によって弾発された遊技球が上記ガイドレール8に沿って遊技部9内へ到達すると、遊技釘に当たったり風車によって流下方向を変えられたりして流下して行き、遊技部9内に設けた入賞領域たる各種入賞口9a…の何れかに入賞すると、当該入賞球に対する遊技価値としての賞球が遊技者に与えられ、入賞口9a…の何れにも入賞しなかった球は、アウト口9bより外れ球として回収される。

0019

一方、上記ガラス枠6の下方に位置する前面パネル7には、賞球(遊技部9内の各種入賞口9a…に入賞することに基づいて遊技者が獲得する球)や貸球(当該遊技店から遊技者に貸し出された球)を貯留する球供給皿11を設けてあり、この球供給皿11より発射球待機部へ球を供給し、この発射球待機部に待機している遊技球を弾発ユニット弾発機構によって弾発するのである。また、前面枠5の下部適所には、上記弾発ユニットの作動・停止や弾発勢の調整等を操作するための操作ハンドル12や、上記球供給皿11に貯留できずに溢れた球(後に詳述)を受け入れ球受皿13等を適宜に設けてある。

0020

なお、上記した遊技ユニット2において、機枠4,前面枠5,ガラス枠6,前面パネル7等よりなる本体枠は、遊技機1で弾球遊技を行うための共通機能を備えたものであり、この本体枠に対して遊技盤10は着脱分離可能な構成としてある。すなわち、遊技内容の異なる弾球遊技を行えるように、異なる盤面構成の遊技盤10に交換することができるのである。

0021

上記カードユニット3内には、球貸制御に関連した諸機能を持たせてあり、カード挿排口14より挿入されたプリペイドカードの有価データを読み取ると共に、例えば上記球供給皿11の適所に設けた球貸ボタン遊技客が操作することに応じて所定数の遊技球を貸し出し、貸し出した遊技球に相当する通貨を減算した値にプリペイドカードの有価データを書き換え返却ボタンを遊技客が操作するか、もしくはプリペイドカードの有価データの残数が“0”になった場合に、内部に取り込んでいたプリペイドカードをカード挿排口14より排出するのである。

0022

なお、本実施形態として示す遊技機1は、上述したように、別体のカードユニット3を備えることで遊技球の貸出機能を含むものとし、遊技ユニット2の遊技球排出装置から賞球用の遊技球と貸出用の遊技球を排出する構造ものであるが、このようなカードユニット側に設ける遊技球の貸出機能やカード制御機能等を遊技ユニット側に包含させた構造の遊技機としても良い。

0023

上記した遊技機1の裏面側は、図2に示すようになっており、機枠4に対して開閉可能な前面枠5を備える遊技ユニット2では、遊技盤10を安定に保持して収納する遊技盤収納フレーム15が前面枠5の裏面側に開閉可能に取り付けてあると共に、該遊技盤収納フレーム15の裏面側には裏機構盤16が開閉可能に取り付けてある(図3参照)。

0024

上記裏機構盤16の上部には遊技媒体たる球を貯留するための貯留タンク17を設けてあり、該貯留タンク17内の球は誘導樋18および流路変換樋19を経て、遊技媒体たる球を排出する球排出装置20へ供給される。上記貯留タンク17へは遊技機列より構成された島設備の球供給樋より球供給されるものとしてあり、例えば各遊技機1…を総括的に管理する管理装置の制御によって、球が適宜に補給されるようにしてある。この貯留タンク17内に貯留された遊技球がなくなって排出用の遊技球が不足したことを検出するための補給センサ(図示省略)を、例えば誘導樋18の球流入部に配設してあり、この補給センサが球不足を検出し、該検出情報を管理装置が受信することによって、当該遊技機1の貯留タンク17への球補給が行われるのである。なお、この補給センサは、賞球もしくは貸球として排出するための待機球にある程度の余裕がある段階で排出球の不足を検出するものである。

0025

また、上記誘導樋18には3条の球流路が形成されるように、下流側に向けて徐々に起立するような仕切り壁を設けてあり、2つの仕切り壁によって誘導樋18を下流側へ流れる遊技球は3条に整列し、該誘導樋18の下流側に生ぜしめた3条の各球流路から流路変換樋19の各球入口へ遊技球が誘導され、該流路変換樋19内に設けた3条の球流路を介して球排出装置21の各球入口へ遊技球を導き、球排出装置21が備える3つの球排出機能部の動作により、これらの球が賞球もしくは貸球として排出されるのである。なお、上記流路変換樋19の適所には排出待機球検出手段21を設けて、排出用の遊技球が極端に減少している状態(球貸要求に対する十分な排出球が残存していない状態や、入賞球に対する賞球用の球が十分に残存していない状態)を検出するようにしてある。

0026

上記のような球流路を経て、球排出装置20から排出された球は、球排出樋22aを介して球供給皿11へ排出される。なお、球排出樋22aの下方部には、落下してきた球を受け止めて落下勢を減衰させ、球の流れを整えて球供給皿11へ導く調流樋22bを備えると共に、この調流樋22bに至る直前分岐して球受皿13につながる分配樋(図示省略)を備えるものとし、球供給皿11が遊技球で一杯になると上記調流樋22bにも球が貯まり、分配樋との分岐部にまで達すると、調流樋22b内に溢れた遊技球がこの分配樋を介して球受皿13へ排出されるのである。また、球受皿13も球で一杯となって分配樋内にまで球が溢れるようになると、この分配樋内適所に設けたオーバーフロー検出手段(図示省略)によって、該状態を検出するものとしてある。

0027

また、裏機構盤16の裏面側中央部は遊技盤10のセンターに位置する比較的大型の遊技装置突出状態となることから、このセンターを避けた側方部の狭小な領域に各種機能を分散配置するものとしてある。そして、上述した貯留タンク17および誘導樋18が上部に、流路変換樋19,球排出装置20,球排出樋22a等が裏面右側部(裏機構盤16の蝶番機構が設けられているカードユニット3側)に各々設けられることから、この配置構成の障害とならない適所に、電気的制御装置23や球排出制御装置24、これらと各種遊技機能部とを接続する接続線路中継基板等を分散配置してある。

0028

なお、電気的制御装置23は、遊技盤10に設けられた各種遊技装置や各種表示ランプ等の制御を統括的に行うものであり、球排出制御装置24は、上記電気的制御装置23から受ける賞球排出要求やカードユニット3に設けられたカード制御装置から受ける貸球排出要求に基づいて球排出装置20を作動制御するものである。

0029

上記のような種々の機能部が取り付けられる裏機構盤16は、遊技盤収納フレーム15の一側方(図4においては裏面右側)の上下方向に適宜離隔させて設けた上部支持突起25aおよび下部支持突起25bに、これら上下支持突起25a,25bと対応させて裏機構盤16に設けた上部受片26aと下部受片26bの各嵌合孔を各々挿通することで、開閉可能に取り付けるものとしてある。

0030

なお、裏機構盤16が取り付けられる遊技盤収納フレーム15は、遊技盤10の側方及び裏面周辺部を覆うような外形で、遊技盤10の厚み程度後方に延出する側壁部15a…と、これら側壁部15a…に連なる背面プレート15bとからなり、背面プレート15bの中央適所には、遊技盤10の背面突出部(遊技装置の背面部等)を挿通するための開口部15cを開設してある。また、側壁部15a…の前面側縁部適所には、前面枠5に遊技盤収納フレーム15を取り付けるための取付片15d…を形成してある(図4参照)。

0031

また、裏機構盤16の裏面側に取り付けられる球排出装置20は、第1球排出ユニット20aと第2球排出ユニット20bとに分割構成するものとし、第1球排出ユニット20aは2つの球排出機能部を備えるユニットで、その用途は賞球排出に限定し、第2球排出ユニット20bは1つの球排出機能部を備えるユニットで、その用途は貸球排出に限定してある。すなわち、この球排出装置20に排出球を供給する流路変換樋19の下部に開口する3つの球排出口のうち2つは、第1球排出ユニット20aの第1球入口27aおよび第2球入口27bに、残り1つの球排出口は第2球排出ユニット20bの第3球入口27cに、各々対応するようにしてあり、誘導樋18および流路変換樋19によって形成される3つの球流路の内、2つは賞球用の排出待機球を、残る1つは貸球用の排出待機球を各々球排出装置20へ導くのである。

0032

この様にして、第1球入口27aから第1球排出ユニット20aの第1球排出機能部に供給された排出待機球は第1ソレノイド28aのオンオフにより排出制御され、第2球入口27bから第1球排出ユニット20aの第2球排出機能部に供給された排出待機球は第2ソレノイド28bのオン・オフにより排出制御され、第3球入口27cから第2球排出ユニット20bの球排出機能部に供給された排出待機球は第3ソレノイド28cのオン・オフにより排出制御され、各々第1球排出ユニット20aの第1球排出部29a,第1球排出ユニット20aの第2球排出部29b,第2球排出ユニット20bの第3球排出部29cから、球排出樋22aに排出されるのである。

0033

また、流路変換樋19には、球排出装置20への球流路から側方(例えば、カードユニット3が設けられる側)へ球を抜き出す機能(後に詳述)と、この抜き出した球の流路を遊技盤収納フレーム15側(遊技機1としての前面側)へ向わせるような球流下方向変換路を内部に形成した球抜部29とを併せて備えるものとし、この球抜部29から縦3列の流路により導かれた抜出球は、裏機構盤16に形成した抜出球受入部30から各流路毎に受け入れ、裏機構盤16の前面から突出する抜出球誘導側壁31,31と遊技盤収納フレーム15の背面プレート15bとで囲まれた抜出球排出路32へ導くのである。

0034

そして、縦3列の流路から抜出球を受け入れる抜出球受入部30には、第1受入口30a,第2受入口30b,第3受入口30cを縦方向連設し、これら第1〜第3受入口30a〜30cより受け入れた抜出球は、裏機構盤16の前面側に形成した補助壁33,33によって区画形成した第1抜出球誘導路34a,第2抜出球誘導路34b,第3抜出球誘導路34cによって、縦並び3列で受け入れた抜出球を横並びで抜出球排出路32へ誘導する。

0035

なお、裏機構盤16の前面側で横並びとなった抜出球が排出される抜出球排出路32には、抜出球の落下速度を減衰させるための衝接突起35…を適宜突設してあると共に、抜出球排出路32の下方部は回収球集合樋36(遊技盤10へ打ち込まれて各種入賞口9a…およびアウト口9bから回収された球を集める樋)と合流し、機外排出口37に連通する。なお、機外排出口37から排出された球の落下勢が島設備の球回収樋に強い衝撃を与えないよう、落下勢を効率よく減衰させるため、例えばコイルスプリング状弾性誘導体内部を潜らせて遊技球を球回収樋へ落とす等の手段が講じられることもある。

0036

このように、遊技盤収納フレーム15と裏機構盤16との間に確保されている空部を利用して抜出球排出路32を形成し、この抜出球排出路32へ第1〜第3抜出球誘導路34a〜34cから抜出球を誘導することにより、裏機構盤16の側方部に抜出球誘導樋を設ける必要が無くなり、球排出機構における球排出路の条数を増やしても、流路変換樋19における球抜部29の突出量が増大して、他の機構部等の障害となるようなことを効果的に防止できる。

0037

また、抜出球排出路32は、金属製の遊技盤収納フレーム15の背面側に位置することにより、遊技機1の前面側から熱した針金を挿入して抜出球排出路32内に針金を侵入させ難くなるので、心ない遊技者の不正行為を抑止できる。

0038

しかも、裏機構盤16の前面側に形成した抜出球誘導側壁31,31の突出側端縁部に遊技盤収納フレーム15の背面プレート15bを当着することで抜出球誘導路32が形成されるものとしたので、従来の球抜機構の如く、抜出球誘導路を形成するために別途蓋部材等を設けて樋形状にする必要がなく、部品点数を減らすことができ、組立作業やメンテナンス等の作業効率向上を期せる。

0039

加えて、鉛直下向きの抜出球誘導路32内に突出部として衝接突起35…を適宜に設けておくことにより、機外排出口37へ向う抜出球の落下勢によって生ずる比較的強い衝撃が遊技盤収納フレーム15や裏機構盤16に影響することを防止できる。

0040

次に、排出待機球検出手段21や球抜部29を備える流路変換樋19の具体的構造について、図7に基づき詳述する。

0041

この流路変換樋19は、裏機構盤16の裏面側から後方に向けて第1球流路38a,第2球流路38b,第3球流路38cを遊技機1の前後方向に並設したもので、図7は、裏機構盤16の背面から最も離れた第3球流路38cの概略縦断面図である。

0042

流路変換樋19における第1〜第3球流路38a〜38cの各流路の入口部分には、遊技球導入片39を揺動可能に軸着してあり、誘導樋18から供給される球が上下に重なることなく第1〜第3球流路38a〜38cへ導き入れられるようにしてあり、その適宜下流に設けた排出待機球検出手段21は、非接触式の排出待機球検出器40と、該排出待機球検出器40に作用して排出待機球を検出させる作用部材41とから構成してある。なお、この排出待機球検出器40の検出信号は、球排出装置20から排出可能な球の残量が予め定めた所定数以下になったことを検出し、賞球もしくは貸球の排出動作を規制するか否かの排出制御に供される。

0043

上記第1〜第3球流路38a〜38cは、遊技球を一個ずつ通過可能な断面略正方形通路で、誘導樋18から球を受け入れる球入口より緩やかに下り傾斜図7においては右下がりに傾斜)する第1傾斜部38a1 ,38b1 ,38c1にの上方から軸41aに軸着された作用部材41…が各球流路38a〜38cに臨むものとしてあり、これら第1〜第3球流路38a〜38c内に排出待機球があれば、作用部材41の非軸着側端部が上方回動し、作用片41bが排出待機球検出器40に作用することで、この検出位置まで排出待機球が存在していることを排出待機球検出器40によって検出するのである。逆に、第1〜第3球流路38a〜38c内の何れか一つの流路でも排出待機球が無くなれば、作用部材41の非軸着側端部が下方回動し、作用片41bが排出待機球検出器40に作用しなくなるので、この検出位置には排出待機球が存在していないことを検出できるのである。

0044

また、第1〜第3球流路38a〜38cは、上記第1傾斜部38a1 〜38c1 の下流端に続いて通路方向を略180度反転させる第1屈曲部38a2 ,38b2 ,38c2 と、該第1屈曲部38a2 〜38c2 に続いて緩やかに下り傾斜(図7においては左下がりに傾斜)する第2傾斜部38a3 ,38b3 ,38c3 と、該第2傾斜部38a3 〜38c3 の下流端に続いて通路方向を再び略180度反転させる第2屈曲部38a4 ,38b4 ,38c4 と続く。

0045

上記第1〜第3球流路38a〜38cの途中から分岐する第1球抜流路41a,第2球抜流路41b,第3球抜流路41cの流入部となる第1屈曲部38a2〜38c2 の外側部は、例えば板状の球抜ゲート42を支軸43によって回動自在に配設してあり、球抜ゲート42と一体的に設けた受圧部材44を押圧部材45が押し下げるように力を作用させることで、球抜ゲート42は第1〜第3球抜流路41a〜41cへの流入部を閉塞した状態を保ち、押圧部材45から受圧部材44への押圧力消失すると、球抜ゲート42は自由回動可能な状態となり、第1〜第3球流路38a〜38c内に貯まっている球の流下圧により、第1屈曲部38a2 〜38c2 から第1〜第3球抜流路41a〜41cへ流れて行くようになる。

0046

上記のように球抜ゲート42を抜けた抜出球が流れて行くこととなる球抜部29内の第1〜第3球抜流路41a〜41cは、各々裏機構盤16の裏面側から後方に向けて横方向に並んだ状態であり、これら第1〜第3球抜流路41a〜41cの流下端に各々続く第1球流下方向変換路46a,第2球流下方向変換路46b,第3球流下方向変換路47cによって抜出球の流下方向を前側(裏機構盤16の背面に向う側)へ変換するようにしてある(図8参照)。

0047

なお、裏機構盤16の裏面に最も近い第1球流下方向変換路46aが上段の第1球出口47aに、次いで第2球流下方向変換路46bが中段の第2球出口47bに、裏機構盤16の裏面から最も遠い第3球流下方向変換路46cが下段の第3球出口47cに、各々つながり、これら縦方向に並んだ第1〜第3球出口47a〜47cと、上記抜出球受入部30の第1〜第3球受入口30a〜30cが相互につながるようになる。そして、流路変換樋19の球抜部29や裏機構盤15に形成した抜出球受入部30や抜出球排出路32等によって、遊技機1の球抜機構を構成するのである。

0048

ここで、上記した球抜機構が機能していない場合、第1〜第3球流路38a〜38cにおける排出待機球検出位置から、その下流側の第1傾斜部38a1 〜38c1 ,第1屈曲部38a2 〜38c2 ,第2傾斜部38a3 〜38c3 ,第2屈曲部38a4 〜38c4 までの流路は同一形状であるから、その流路内に待機可能な遊技球の数も同じである。

0049

しかしながら、第2屈曲部38a4 の下流端に続く第3傾斜部83a5 は、第2屈曲部38b4 の下流端に続く第3傾斜部83b5 よりも長くしてあり、各々の下流端に続く垂直部38a6 ,38b6 を介して第1排出球供給口48a,第2排出球供給口48bから球排出装置20へ球を供給するまでの流路内に待機可能な遊技球の数が変わるものとしてある。なお、図7に示す例では、第1球流路38aにおける第3傾斜部83a5 の方が、第2球流路38bにおける第3傾斜部83b5 よりも遊技球1個分程度長く設定してあるので、第1球流路38aにおける排出待機球検出位置から第1排出球供給口48aまでの排出路には、第2球流路38bにおける排出待機球検出位置から第2排出球供給口48bまでの排出路よりも遊技球1個分だけ多く待機させることができる。

0050

一方、上記第1排出球供給口48aから球の供給を受ける第1球排出ユニット20aの第1球排出機能部は、図10に示す如く、第1球入口27aから排出用に供給された球を、第1待機流路49aの下流側適所で流路内に延出させたストッパ係止爪50によって流下阻止すると共に、第1排出球センサ51aによって排出待機球を検出するもので、第2排出球供給口48bから球の供給を受ける第1球排出ユニット20aの第2球排出機能部は、図11に示す如く、第2球入口27bから排出用に供給された球を、第1待機流路49aの下流側適所で流路内に延出させたストッパ用係止爪50によって流下阻止すると共に、第2排出球センサ51bによって検出するものである。なお、ストッパ用係止爪50は、流路内に臨む部分を弧状とした扇状部材からなるもので、第1,第2排出ソレノイド28a,28bと適宜なリンク機構を介して接続してあり、第1,第2排出ソレノイド28a,28bのオン・オフに伴って、ストッパ用係止爪50,50が流路に臨んで球の流下を妨げる状態と、ストッパ用係止爪50,50が流路から退避して球の流下を許容する状態とに変換するものとしてある。

0051

ここで、第1球排出機能部における第1待機流路49aと、第2球排出機能部における第2待機流路49bとでは、第2待機流路49bの方が第1待機流路49aよりも遊技球1個分程度長くなるように設定してある。斯くすることによって、第1球排出ユニット20aの第1球排出機能部における所定位置(例えば、ストッパ用係止爪50によって流下阻止された球の位置)から第1球流路38aにおける排出待機球検出位置までの第1賞球排出路に待機させられる球の数と、第1球排出ユニット20aの第2球排出機能部における所定位置(例えば、ストッパ用係止爪50によって流下阻止された球の位置)から第2球流路38bにおける排出待機球検出位置までの第2賞球排出路に待機させられる球の数とは、同じになる。

0052

一方、上記第3屈曲部38c4 の下流端に続く第4屈曲部38c5 は、裏機構盤16の背面へ向うよう方向(遊技機1における前方向)に屈曲する流下経路となり、この第4屈曲部38c5 の流下端に続く第5屈曲部38c6 は、裏機構盤16の背面から遠離る方向(遊技機1における後方向)に屈曲する流下経路となり、この第5屈曲部38c6 下流端に続く垂直部38c7 を介して第3排出球供給口48cから第2球排出ユニット20bの第3球入口27cへ球を供給するまでの流路内に待機可能な遊技球の数は、上記した第1,第2球流路38a,38bから第1,第2排出球供給口48a,48bまでに待機可能な遊技球の数よりも十分多くなるように設定してある。なお、第3排出球供給口48cから排出用の球が供給される第2球排出ユニット20bの球排出機能部の構造は、上記した第1,第2球排出機能部と同様で、その内部の待機流路の長さも適宜に可変できる。

0053

すなわち、7個とか15個といった数が1回の賞球数として採用されていることから、賞球排出専用の第1球排出ユニット20aによる排出待機球の残数を排出待機球検出手段21によって検出する際には、15個程度の待機球を見込める流路長が確保されれば良いのであるが、球貸可能な最低単位金額(例えば100円)で貸し出される遊技球数は25個といった比較的多い数が採用されていることから、貸球排出専用の第2球排出ユニット20bによる排出待機球の残数を排出待機球検出手段21によって検出する際には、25個程度の待機球を見込める流路長が確保されていなければならないため、第1〜第3球排出路38a〜38c内の排出待機球の検出を同一位置で行った後の流路長を調整したのである。

0054

このように、賞球用排出装置としての第1球排出ユニット20aと貸球用排出装置としての第2球排出ユニット20bを分離させ、尚且つ、第1球排出ユニット20aの第1,第2球排出機能部における第1,第2待機流路49a,49bの所定位置から第1所定数分(例えば15個)の球が待機する位置と、第2球排出ユニット20bの球排出機能部における待機流路の所定位置から第2所定数分(例えば25個)の球が待機する位置とを一致させて、一つの排出待機球検出手段21によって賞球用の排出待機球と貸球用の排出待機球の有無を検出するものとすれば、賞球排出動作と貸球排出動作とを各々独立させて行うことができ、賞球排出要求と貸球排出要求とがほぼ同時にあった場合でも同時並行的に処理することができる。

0055

しかも、賞球用の排出待機球の不足状態と貸球用の排出待機球の不足状態を第1〜第3球排出路38a〜38cにおける同じ部位で検出することができるので、賞球排出によって排出待機球が第1所定数に満たなくなった場合であっても、貸球排出によって排出待機球が第2所定数に満たなくなった場合であっても、迅速に排出待機球の検出を行うことが可能となり、賞球排出動作と貸球排出動作を同時並行して行う上での信頼性を高いものとすることができるし、賞球用の排出待機球検出と貸球用の排出待機球検出を一つの排出待機球検出手段21によって行うことができるので、排出待機球検出手段21の部品点数をいたずらに増やしてコスト増を招くこともないし、組立作業やメンテナンス等の作業効率を低下させることもない。

0056

なお、球排出装置20内における貸球用の第3待機流路の長さが第1,第2待機流路の長さよりも十分長くなるように変えたり、貸球排出用である第3球排出機能部の配設位置を賞球排出用である第1,第2球排出機能部よりも下方にずらして、その間の流下経路を長くしたりして、賞球排出路と貸球排出路に待機可能な遊技球の数を変えるようにしても良いが、上記した例の如く、賞球排出に伴う第1所定数と貸球排出に伴う第2所定数の差分の球数に相当するだけ、第1球排出ユニット20aの第1,第2球排出機能部内における第1,第2待機流路49a,49bの所定位置から第1,第2球排出路38a,38b内の排出待機球検出手段21までの賞球排出路よりも第2球排出ユニット20bの球排出機能部における待機流路の所定位置から第3球排出路38c内の排出待機球検出手段21までの貸球排出路を長く設定すれば、賞球用である第1球排出ユニット20aにおける球排出機能部の構造と貸球用である第2球排出ユニット20bにおける球排出機能部の構造を変えたり、第1,第2球排出ユニット20a,20bの配設位置を変更したりすることなく、排出待機球検出手段21までの賞球排出路に第1所定数の賞球用排出待機球を待機させると同時に、排出待機球検出手段21までの貸球排出路に第2所定数の貸球用排出待機球を待機させることが可能となる。

0057

しかも、第3球排出路38cと第2球排出ユニット20b内の待機流路とからなる貸球排出路は、遊技機1の前後方向に屈曲する第4屈曲部38c5 および第5屈曲部38c6 を含む流下経路とすることで、第1,第2球排出路38a,38bと第1球排出ユニット20a内の第1,第2待機流路49a,49bとからなる賞球排出路よりも長くすれば、第1所定数と第2所定数との差分の球数を無理なく増やして、貸球排出路を形成することができる。

0058

なお、上記の例では、賞球排出用の球流路を2条、貸球排出用の球流路を1条として示したが、これに限定されるものではなく、貸球排出用の流路も2条としたり、賞球排出用の球流路を3条以上に増やしたりしても良い。

発明の効果

0059

以上説明したように、請求項1に係る遊技機によれば、賞球用排出装置と貸球用排出装置を分離させ、尚且つ、賞球用排出装置内における球排出路の所定位置から第1所定数分の球が待機する位置と、貸球排出装置内における球排出路の所定位置から第2所定数分の球が待機する位置とを一致させて、一つの排出待機球検出手段によって賞球用の排出待機球と貸球用の排出待機球の有無を検出するものとしたので、賞球排出動作と貸球排出動作とを各々独立させて行うことができ、賞球排出要求と貸球排出要求とがほぼ同時にあった場合でも同時並行的に処理することができる。

0060

しかも、賞球用の排出待機球の不足状態と貸球用の排出待機球の不足状態を球排出路における同じ部位で検出することができるので、賞球排出によって排出待機球が第1所定数に満たなくなった場合であっても、貸球排出によって排出待機球が第2所定数に満たなくなった場合であっても、迅速に排出待機球の検出を行うことが可能となり、賞球排出動作と貸球排出動作を同時並行して行う上での信頼性を高いものとすることができる。

0061

加えて、賞球用の排出待機球検出と貸球用の排出待機球検出を一つの排出待機球検出手段によって行うことができるので、排出待機球検出手段の部品点数をいたずらに増やしてコスト増を招くこともないし、組立作業やメンテナンス等の作業効率を低下させることもない。

0062

また、請求項2に係る遊技機によれば、第1所定数よりも第2所定数が多く、この差分の球数に相当するだけ、賞球用排出装置内における球排出路の所定位置から排出待機球検出手段までの賞球排出路よりも貸球排出装置内における球排出路の所定位置から排出待機球検出手段までの貸球排出経路を長く設定したので、賞球用排出装置と貸球用排出装置との構造や配設位置を変更したりすることなく、排出待機球検出手段までに第1所定数の賞球用排出待機球と第2所定数の貸球用排出待機球を各々待機させることが可能となる。

0063

また、請求項3に係る遊技機によれば、貸球排出路は、遊技機の前後方向に屈曲する流下経路を含むことで、賞球排出路よりも長くするようにしたので、第1所定数と第2所定数との差分の球数を無理なく待機させることの可能な貸球排出路を形成することができる。

図面の簡単な説明

0064

図1遊技機の正面図である。
図2遊技機の裏面図である。
図3前面枠および裏機構盤を開状態として遊技盤を取り外した遊技機の概観斜視図である。
図4遊技盤収納フレームと裏機構盤と賞球用排出装置と貸球用排出装置の取付状態を示す斜視図である。
図5裏機構盤の正面図である。
図6図5におけるVI−VI線の横断面図である。
図7流路変換ユニットの概略縦断面図である。
図8図7におけるVIII−VIII線の縦断面図である。
図9図7におけるIX−IX線の縦断面図である。
図10第1球排出機能部の縦断面図である。
図11第2球排出機能部の縦断面図である。

--

0065

1遊技機
20球排出装置
20a 第1球排出ユニット
20b 第2球排出ユニット
21 排出待機球検出手段
38a 第1球流路
38b 第2球流路
38c 第3球流路
49a 第1待機流路
49b 第2待機流路

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