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技術 滅菌装置の遠隔制御装置

出願人 三浦工業株式会社
発明者 東浦秀樹野口康一
出願日 1998年11月30日 (21年3ヶ月経過) 出願番号 1998-356916
公開日 2000年6月20日 (19年9ヶ月経過) 公開番号 2000-167030
状態 拒絶査定
技術分野 制御系の試験・監視 消毒殺菌装置
主要キーワード ボイラ室 滅菌モード 閉鎖ボタン 空気排除 ガス滅菌装置 遠隔操作画面 経過状況 画面切替ボタン
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (7)

課題

滅菌装置の操作と運転状態監視遠隔一括して行うこと。

解決手段

滅菌装置1の操作部4と同様の遠隔操作部20を表示する表示部15を備えた滅菌装置の遠隔制御装置である。

概要

背景

病院や各種研究設備などにおいては、患者の使用した衣服手術衣手術用機器などを滅菌処理することが行われている。この滅菌処理には、被滅菌物の種類に応じて蒸気滅菌装置ガス滅菌装置などの滅菌装置が用いられる。このような滅菌装置は、病院や各種研究設備の規模によっては複数台設置されている。

概要

滅菌装置の操作と運転状態監視遠隔一括して行うこと。

滅菌装置1の操作部4と同様の遠隔操作部20を表示する表示部15を備えた滅菌装置の遠隔制御装置である。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
7件

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請求項1

滅菌装置1の操作部4と同様の遠隔操作部20を表示する表示部15を備えたことを特徴とする滅菌装置の遠隔制御装置

請求項2

複数台の滅菌装置1の運転一括管理することを特徴とする請求項1に記載の滅菌装置の遠隔制御装置。

技術分野

0001

この発明は、滅菌装置遠隔制御装置に関するものである。

背景技術

0002

病院や各種研究設備などにおいては、患者の使用した衣服手術衣手術用機器などを滅菌処理することが行われている。この滅菌処理には、被滅菌物の種類に応じて蒸気滅菌装置ガス滅菌装置などの滅菌装置が用いられる。このような滅菌装置は、病院や各種研究設備の規模によっては複数台設置されている。

発明が解決しようとする課題

0003

ところで、前述のような滅菌装置では、運転状態を確認する場合には、作業者は、その滅菌装置のところまで行く必要がある。また、滅菌作業を途中で停止したり、再開する場合も同様に、作業者は滅菌装置のところまで行って点検する必要がある。とくに、前述のように複数の滅菌装置が設置され、これらの滅菌装置が分散して配置してある場合には、この確認や点検の作業は時間を要し、また煩雑なものとなる。

課題を解決するための手段

0004

この発明は、前記課題を解決するためになされたものであって、請求項1に記載の発明は、滅菌装置の操作部と同様の遠隔操作部を表示する表示部を備えた滅菌装置の遠隔制御装置を特徴としている。

0005

請求項2に記載の発明は、前記遠隔制御装置が、複数台の滅菌装置の運転一括管理することを特徴としている。

発明を実施するための最良の形態

0006

この発明は、滅菌装置の遠隔制御装置として実施される。この遠隔制御装置は、滅菌装置と有線または無線による信号線で接続されるものである。この遠隔制御装置には、1台の滅菌装置のみならず、複数台の滅菌装置が接続される。

0007

この遠隔制御装置は、入出力部,表示部,記憶部および演算処理部を備えている。入出力部は、キーボードマウス表示機能を備えた入力素子(いわゆるタッチパネル)などの入力機器を接続してあり、また滅菌装置との間の信号線を接続してある。この入出力部は、前述の入力機器から滅菌装置の運転の開始と停止の指示のほか、運転モードの設定や、滅菌条件の設定が入力される。また、入出力部は、前述の滅菌装置の運転の開始と停止の指示、運転モードの設定、滅菌条件の設定などの信号を滅菌装置に向けて出力する。表示部は、入出力部に接続されており、各滅菌装置の遠隔操作部のほか、各滅菌装置の運転状態や滅菌条件の設定状態を表示する。記憶部は、操作部に入力された信号に基づいて各滅菌装置への指示信号を生成する処理手順プログラムとして記憶するほか、表示画面の表示内容をデータとして記憶する。さらに、この記憶部は、滅菌装置からの信号に基づいて滅菌器の運転状態や設定された滅菌条件を表示装置に表示する処理手順をプログラムとして記憶させることもできる。演算処理部は、入出力部からの入力信号と記憶部の記憶内容とから所定の処理手順を実行する。

0008

この遠隔制御装置の表示部には、滅菌装置の操作部と同様の遠隔操作部を表示する。ここで、前述の「同様」とは、本書では、全く同じ場合と、部分的に相違を有する場合を含む。そして、遠隔制御装置の遠隔操作部は、少なくとも滅菌装置の操作部と「同様」の機能を有する。この機能には、滅菌装置の運転の開始と停止、滅菌装置の扉の開閉,運転モードの選択,滅菌条件の設定などの操作を行う機能や、滅菌装置の運転状態や滅菌条件の設定を表示する機能を含む。また、運転モードの選択とは、予め設定されている複数の滅菌条件を切り替えるものである。また、この運転モードの選択には、滅菌装置の特定の工程を実行する選択肢、たとえば乾燥工程のみを実行する選択肢や、滅菌装置の予熱を行う暖気運転のみを実行する選択肢などを設定することもできる。滅菌条件の設定は、前述の予め設定した滅菌条件以外の任意の滅菌条件を入力して運転させるものである。滅菌装置の運転状態は、滅菌モード、運転の経過状況、各工程の経過時間や終了までの時間,滅菌槽内の温度や圧力などである。

0009

さらに、遠隔制御装置の遠隔制御部は、各機能を発揮させるための手段(たとえば、各種の操作ボタン操作ダイアル操作レバーなどの操作手段や各種情報を表示させる表示手段)の配置を、滅菌装置の操作部と「同様」としてある。さらに、遠隔制御装置の遠隔操作部は、各機能を発揮させるための手段の操作手順を、滅菌装置の操作部と「同様」としてある。ここで、各機能を発揮させるための手段についての形状や色は、操作部と遠隔操作部とで「同様」とするのが好ましいが、遠隔制御装置におけるソフト作成上の都合制約などによって異なったものとすることもできる。たとえば、滅菌装置の操作部における操作ボタンが円形の場合、遠隔制御装置の遠隔操作部における操作ボタンを角形とすることができる。

0010

この遠隔制御装置によると、その遠隔操作部は、滅菌装置の操作部と同様の機能を有するものであるため、滅菌装置をその操作部によって直接操作するのと同様の操作を行うことができる。しかも、この遠隔制御装置の遠隔操作部と滅菌装置の操作部とは、各機能を発揮する手段を同様の配置とすることで、遠隔制御装置による滅菌装置の遠隔操作をすぐに習得することができ、また、遠隔制御装置による遠隔操作と滅菌装置における操作とでの操作上の相違点がほとんどないため、操作の間違いを未然に防止することができる。

0011

さらに、遠隔制御装置の遠隔操作部においては、滅菌装置の扉の開閉を行うための機能を禁止した構成とする。すなわち、扉の開閉を行う機能を発揮させるための操作手段(たとえば、操作ボタン)は、遠隔制御装置の遠隔操作部においては、表示させない構成としている。そのため、遠隔制御装置の誤った操作により、扉を開放または閉鎖するのを防止できる。たとえば、滅菌装置への被滅菌物を搬入中に、誤って遠隔制御により扉を閉鎖することによる事故を未然に防ぐことができる。また、扉の開閉を行う機能を発揮させるための手段については、遠隔制御装置の遠隔操作部に表示させてあっても、機能しないように構成することもできる。

0012

さらに、遠隔制御装置に複数台の滅菌装置を接続し、これらの滅菌装置を遠隔制御する場合には、各滅菌装置ごとに遠隔制御することもできる。この場合の遠隔制御画面は、各滅菌装置に対応する遠隔制御画面を切り替えて表示部に表示させて設定するように構成することも、複数またはすべての滅菌装置に対応する遠隔制御画面を一括して表示させて設定する構成とすることもできる。

0013

さらに、この遠隔制御装置は、滅菌装置の運転状況や運転モードなどの情報を信号線を介して入出力部から入力するように構成し、この滅菌装置の運転状態や運転モードを表示部に表示する構成とすることもできる。この構成の場合には、遠隔制御装置によって各滅菌装置の運転状態の監視や確認、各滅菌装置の運転モードの確認を行える。

0014

以下、この発明に係る滅菌装置の遠隔制御装置の具体的な実施例について、図1図3を参照しながら説明する。ここで、図1は、この発明に係る滅菌装置の遠隔制御装置の第一実施例の概略構成を示す説明図、図2は、図1に示す遠隔制御装置の遠隔操作部の構成を示す説明図、図3は、図1に示す滅菌装置の操作部の構成を示す説明図、図4は、図1に示す遠隔制御装置の遠隔監視部の構成を示す説明図、図5は、図1に示す遠隔操作部における暖気運転時の表示状態を示す説明図である。

0015

図1において、滅菌装置1は、たとえば4台が設置されている。これらの各滅菌装置1は、有線または無線による信号線2によって遠隔制御装置3に接続してある。前記各滅菌装置1は、たとえば病院内の各病棟に設置され、前記遠隔制御装置3は、たとえば管理室に設置される。そして、前記各滅菌装置1は、各滅菌装置1の操作部4または前記遠隔制御装置3により遠隔操作される構成となっている。

0016

前記各滅菌装置1のそれぞれには、ボイラなどの蒸気供給手段5からの蒸気配管6を接続してある。前記蒸気供給手段5は、給湯暖房などの熱源としても用いられるもので、たとえばボイラ室や所謂機械室などに設置され、連続運転される。前記蒸気配管6は、上流側に蒸気元弁7を設けてあり、また前記各滅菌装置1に向けて分岐する分岐配管8には、それぞれ蒸気弁9を設けてある。

0017

前記遠隔制御装置3は、この実施例では、パーソナルコンピュータを使用して構成してある。したがって、この実施例においては、パーソナルコンピュータの本体10に、入出力部11,記憶部12および演算処理部13を内蔵している。前記入出力部11には、入力機器としてのキーボード14とマウス15とを接続してあり、また表示部としてのディスプレイ装置16を接続してある。さらに、前記入出力部11には、前記信号線2を接続してある。前記入出力部11は、前記信号線2を介して、前記各滅菌装置1へ運転開始運転停止などの運転指示信号や運転モードの設定指示信号を出力するとともに、前記各滅菌装置1から運転状態などの情報を入力する。

0018

前記記憶部12は、ハードディスクメモリで構成されており、滅菌装置の遠隔制御に関する処理手順をプログラムとして記憶するほか、ディスプレイ装置16の表示画面の表示内容をデータとして記憶する。さらに、この実施例においては、前記記憶部12には、前記各滅菌装置1を遠隔監視するための処理手順もソフトウェアとして記憶させてある。

0019

前記演算処理部13は、前記入出力部11および前記記憶部12と接続してある。前記演算処理部13は、前記入出力部11からの入力信号と前記記憶部12の記憶内容から所定の処理手順を実行し、前記各滅菌装置1を遠隔制御によって運転し、また前記ディスプレイ装置16に運転モードの選択画面や滅菌条件の設定画面やそれらの設定内容,前記各滅菌装置1の運転状況などを表示する。前記演算処理部13は、前記記憶部12の記憶内容に基づいて所定の処理手順を実行する。

0020

前記ディスプレイ装置16は、滅菌装置1を遠隔操作するための画面を表示するとともに、現状の滅菌装置の運転状態や選択された運転モードを表示する。この実施例においては、前記ディスプレイ装置16には、前記各滅菌装置1の暖気運転のスケジュールも設定することができる構成としてある。前記ディスプレイ装置16の表示画面は図2に示すような構成である。この図2に示す表示画面17は、前記各滅菌装置1ごとに画面を切り替えて各滅菌装置1の遠隔操作を行う構成である。

0021

すなわち、前記表示画面17は、前記各滅菌装置1のそれぞれに対応する遠隔操作画面18を重ね合せた状態で表示され、選択部19の操作によって各遠隔操作画面18を切り替える。この実施例において、前記選択部19は、各遠隔操作画面18のそれぞれの上部に設けたタブとしてあり、このタブ19を操作することによって各遠隔操作画面18を切り替える。図2においては、1台目の滅菌装置1に対応する遠隔操作画面18は、「1号機」と表示されたタブ19を選択することによって表示され、以下、2台目,3台目,4台目の滅菌装置1に対応する遠隔操作画面18は、それぞれ「2号機」,「3号機」,「4号機」と表示されたタブ19を選択することによって表示される。

0022

前記各遠隔操作画面18のうち、1台目の滅菌装置1に対応する遠隔操作画面18(タブ19には、「1号機」として表示してある)について以下に説明する。これ以外の遠隔操作画面18は、前記各タブ19における表示を、「2号機」,「3号機」,「4号機」としている以外は同一である。

0023

前記遠隔操作画面18の下半分には、遠隔操作部20を配置してある。この遠隔操作部20は、この実施例では、前記操作部4(図3に詳細を図示)から滅菌装置1の扉の開閉を行うための機能を除いた構成とし、他は同様の機能を有するものとしてある。すなわち、前記遠隔操作部20は、前記操作部4から扉開放ボタン21,扉停止ボタン22および扉閉鎖ボタン23を除いた構成としてある。そして、前記遠隔操作部20においては、前述の扉の開閉ボタン21〜23以外の各機能を発揮させるための手段23〜34を、前記操作部4と同じ配置としてある。そこで、図2に示す前記遠隔操作部20と図3に示す前記操作部4とで、同じ機能を発揮させるための手段については、同一参照番号を附し、前記遠隔操作部20を説明することによって、前記操作部4の説明を省略する。

0024

前記遠隔操作部20は、前記滅菌装置1の運転の開始と停止を制御するほか、前記滅菌装置1における運転モードの選択、滅菌条件の設定、現在の運転状態を表示する。前記運転モードは、複数の滅菌条件を予め設定してある場合の各種運転や、暖気,乾燥などの各種運転を切り替えるものである。また、運転状態としては、滅菌装置が、暖気,空気排除滅菌,乾燥,排気などの各工程のうちのどの工程を実行しているかを表示するほか、滅菌槽内の温度や圧力,経過時間などの情報を表示する。

0025

前記遠隔操作部20における左側部分には、滅菌装置1の運転を開始させる運転スタートボタン24と前述の運転モードを選択するための運転モード選択ボタン25を上下に配置してある。これらの運転スタートボタン24と運転モード選択ボタン25の右側には、運転モード表示部26を配置してある。この運転モード表示部26には、選択されている運転モードを文字で表示するとともにその下方に運転モードを図形(アイコン)で表示する。前記遠隔操作部20の中央部分には、現在の運転状態や滅菌条件の設定値などの各種情報を文字で表示する運転情報表示部27を配置してある。

0026

前記運転情報表示部27の右側には、滅菌装置1の扉の開閉状態を文字で表示する扉状態表示部28を設けてある。この扉状態表示部28は、対応する滅菌装置1が1個所に扉を有する片扉式の滅菌装置の場合には、その扉を一般側扉として開閉状態を表示し、2個所に扉を有する所謂両扉式滅菌装置の場合には、一般側,清潔側のそれぞれの扉について開閉状態を表示するように構成してある。この実施例においては、4台の滅菌装置のうち、1号機,2号機を両扉式滅菌装置,3号機,4号機を片扉式滅菌装置としてある。

0027

前記扉状態表示部28の右側には、上カーソルキー29,下カーソルキー30,左カーソルキー31,右カーソルキー32を十文字状に配置してある。これら各カーソルキー29〜32は、前記運転情報表示部27に表示させる前述の運転情報を切り替えるために用いる。また、前記運転情報表示部27に表示させた滅菌条件の設定値をこの遠隔操作部20によって変更可能な構成とする場合には、前記各カーソルキー29〜32をこの滅菌条件の入力に用いる。そして、このように前記運転情報表示部27において滅菌条件を設定可能とする場合には、前記右カーソルキー32の右側上方に配置した設定ボタン33によって滅菌条件を入力(または変更)可能とする。

0028

また、前記右カーソルキー32の右側下方には、ブザー停止ボタン34を配置してある。このブザー停止ボタン34は、滅菌装置1に異常が生じた場合に発せられる警報を停止させるとともに、滅菌装置1の異常停止状態を解除するためのものである。ここで、前記各タブ19,前記運転スタートボタン24,前記運転モード選択ボタン25,前記各カーソルキー29〜32,前記設定ボタン33,前記ブザー停止ボタン34の操作は、前記キーボード14や前記マウス15によって、前記表示画面17上で行う。

0029

さらに、前記遠隔操作画面18の上半部分には、各滅菌装置1の暖気運転をスケジュールにしたがって実行させる際のスケジュール設定部35を右側に、前記スケジュール設定部35において設定した設定内容のうち、次回暖気運転が行われる時刻および曜日を表示する開始時刻表示部36を左側に配置してある。前記スケジュール設定部35は、暖気運転の開始時刻設定部37と、暖気運転の実施日設定部38とを上下に配置してある。前記実施日設定部38は、曜日ごとに暖気運転の有無を設定するように構成したもので、1週間の各曜日(月〜日)の表示の下にそれぞれ設けた設定ボタン39を操作することによって、各曜日における暖気運転の有無を切り替える。そして、前記スケジュール設定部35の右側下方に配置した確定ボタン40を操作することにより、以上の設定が前記記憶部12に保存される。前記各タブ19,前記開始時刻設定部37,前記各設定ボタン39,前記確定ボタン40の各操作は、前述同様に前述のキーボード14やマウス15によって、前記表示画面17上で行う。

0030

さらに、前記表示画面17には、前記遠隔操作画面18とは独立して、前記遠隔操作画面18と図4に示す遠隔監視画面41とを切り替える第一画面切替ボタン42および第二画面切替ボタン43を設けてある。この第一画面切替ボタン42を操作すると、前記表示画面17は、前記遠隔操作画面18から前記遠隔監視画面41に切り替わる。また、この第一画面切替ボタン42の右側の第二画面切替ボタン43を操作すると、前記表示画面17は、前記遠隔監視画面41から前記遠隔操作画面18に切り替わる。

0031

前記遠隔監視画面41は、各滅菌装置1の運転モードや運転状態を図形や文字で表示する構成としてある。図4においては、この遠隔制御装置3は、4台の滅菌装置1を接続したものとしてあるため、前記表示画面17には、各滅菌装置1に対応する4つの遠隔監視画面41を表示している。以下、これらの各遠隔監視画面41のうちの1つについて説明する。

0032

前記遠隔監視画面41は、前記遠隔操作部20と同様の運転モード表示部44と運転情報表示部45とを表示させてある。また、前記遠隔監視画面41において、前記運転モード表示部44の下方には、滅菌条件表示部46を設けてある。この滅菌条件表示部46は、滅菌装置1によって設定した滅菌条件または前記遠隔制御装置3の遠隔操作部20によって設定した滅菌条件を表示する。この実施例では、滅菌条件として、滅菌温度,滅菌時間および乾燥時間を設定している。ここで乾燥時間は、滅菌処理後の乾燥工程の時間である。さらに、前記運転情報表示部45の下方には、扉状態表示部47を設けてある。前記遠隔操作部20における扉状態表示部28では、文字によって扉の開閉状態を表示させているが、前記遠隔監視画面41における扉状態表示部47は、図形によって扉の開閉状態を表示する構成となっている。ここで、この実施例においては、両扉式滅菌装置である1号機と2号機に対応する遠隔監視画面41の扉状態表示部47には、清浄側と一般側の扉についてその開閉状態を表示してあり、片扉式滅菌装置である3号機と4号機に対応する遠隔監視画面41の扉状態表示部47には、一般側の扉についてその開閉状態を表示してある。ここで、図4において、4号機については、扉が開いた状態を示している。

0033

さて、以下に、この遠隔制御装置3による各滅菌装置1の操作について説明する。まず、前記各滅菌装置1と前記遠隔制御装置3とに電源を供給し、起動させておく。この状態から後は、信号線2によって前記各滅菌装置1の運転状況が前記遠隔制御装置3に入力される。ここで、第一画面切替ボタン42の操作により、遠隔監視画面41に切り替えた場合には、すべての滅菌装置1の運転状況や運転モードの情報が、前記遠隔監視画面41における運転モード表示部44や運転情報表示部45に表示される。したがって、前記遠隔監視画面41において、前記各滅菌装置1がどのような運転状態にあるのか、またどのような運転モードまたは滅菌条件で運転されているのかを一目で把握し、確認することができる。また、前記遠隔監視画面41を表示させている状態においては、各滅菌装置1の扉の開閉状態も図形で表示されるており、そのため各滅菌装置1の扉の開閉状態も一括して確認することができる。もちろん、第二画面切替ボタン43の操作によって遠隔操作画面18を表示させている場合には、各滅菌装置1ごとに、前記各滅菌装置1の運転状況や運転モードの情報を、遠隔操作部20における運転モード表示部26や運転情報表示部27に表示させ、タブ19の操作により各滅菌装置に対応する遠隔操作画面18に切り替えて確認することもできる。

0034

さて、この遠隔制御装置3によって、各滅菌装置1の運転や停止の指示,運転モードの選択,滅菌条件の入力は、第二画面切替ボタン43を操作して、前記遠隔操作部20を表示させた状態で行う。さらに、遠隔操作する滅菌装置1を切り替えるには、表示画面17において、キーボード14やマウス15で各タブ19を操作することにより前記各滅菌装置1に対応する遠隔操作画面18を表示させる。

0035

たとえば、図2は、各滅菌装置1のうちの「1号機」を遠隔操作する場合、この遠隔操作部20において、運転スタートボタン24を操作することによって、対応する滅菌装置1の運転の開始と中止を行うことができる。さらに、滅菌装置1の「1号機」の運転モードを選択するには、運転モード選択ボタン25を操作し、予め設定した複数の滅菌条件に基づいた運転を切り替える。また、この運転モードには、暖気工程や乾燥工程を選択することができるように構成することもできる。そして、前記運転モード表示部26に、所望の運転モードが表示されれば、前記運転モード選択ボタン25の操作を停止し、運転スタートボタン24を操作することにより、選択した運転モードにおいて滅菌装置を運転させることができる。

0036

以上のようにして、運転スタートボタン24を操作した後、遠隔操作部20の運転情報表示部27には、対応する滅菌装置1の運転状態が表示される。たとえば、暖気運転を前述のスケジュール設定部35に設定することなく、遠隔制御によって行う場合、前記運転スタートボタン24の操作によって滅菌装置が暖気運転に移行すれば、図5に示すように、運転モード表示部26に文字と図形で表示するとともに運転情報表示部27に文字(実施例では、「暖気工程中」としてある。)で表示する。また、前記各滅菌装置1は、扉の開閉状態を監視しており、扉が閉じている場合には暖気運転を実行するが、扉が開いている場合には暖気運転への移行を中止する。この扉の開閉状態は、信号線2を介して前記遠隔制御装置3に入力され、扉状態表示部28に表示される。ここで、前記各滅菌装置1が暖気運転への移行を中止した場合、前記遠隔制御装置3は、その旨の警報を前記遠隔操作部20や遠隔監視画面41の運転モード表示部26,44や運転情報表示部27,45に表示する。

0037

前記遠隔操作部20の各部の構成は、前記滅菌装置1の操作部と同じ機能、同じ配置としてあるため、前記遠隔制御装置3と前記滅菌装置1との操作方法が同じになり、前記遠隔制御装置3における前記滅菌装置の遠隔操作方法を新たに習得する必要が無くなる。さらに、前記遠隔操作部20は、前記操作部4から扉開放ボタン21,扉停止ボタン22および扉閉鎖ボタン23を除いたものであるから、前記遠隔制御装置3の誤った操作により、扉を開放または閉鎖するのを防止できる。たとえば、滅菌装置1への被滅菌物を搬入中に、誤って遠隔制御により扉を閉鎖することによる事故を未然に防ぐことができる。

0038

以上のように、この遠隔制御装置3によれば、各滅菌装置1の各種運転を、その場で行うのと同じ操作性でもって遠隔制御することができる。また、複数台の滅菌装置1の暖気運転を1台の遠隔制御装置3によって一括管理することができるため、作業者が滅菌装置の設置場所まで行く必要はない。

0039

以上の説明において、前記各滅菌装置1の遠隔操作は、ディスプレイ装置16に表示される遠隔操作画面18を前記各滅菌装置1ごとに切り替えて行う構成としているが、すべての滅菌装置1の遠隔操作部を一覧表示させて行う構成とすることもできる。たとえば、図6に示すように、遠隔操作画面18を、各滅菌装置1に対応する遠隔操作部20を上下方向に配置した構成とし、この各滅菌装置1の遠隔操作を画面を切り替えることなく行うようにすることもできる。

発明の効果

0040

以上説明したように、この発明によれば、滅菌装置の操作を、遠隔制御装置によって同じ操作性でもって遠隔操作できる。しかも、複数台の滅菌装置を1台の遠隔制御装置によって1個所で一括管理することができるため、作業者が滅菌装置の設置場所まで行くことなく、運転操作や各滅菌装置の運転状態の確認を行うことができる。

図面の簡単な説明

0041

図1この発明に係る滅菌装置の遠隔制御装置の第一実施例の概略構成を示す説明図である。
図2図1に示す遠隔制御装置の遠隔操作部の構成を示す説明図である。
図3図1に示す滅菌装置の操作部の構成を示す説明図である。
図4図1に示す遠隔制御装置の遠隔監視部の構成を示す説明図である。
図5図1に示す遠隔操作部における暖気運転時の表示状態を示す説明図である。
図6図1に示す遠隔制御装置の遠隔操作部の他の画面構成を示す説明図である。

--

0042

1滅菌装置
3遠隔制御装置
4 操作部
15 表示部
20遠隔操作部

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