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技術 止め具

出願人 株式会社プラネット
発明者 大出良介
出願日 1998年12月1日 (21年11ヶ月経過) 出願番号 1998-342072
公開日 2000年6月20日 (20年5ヶ月経過) 公開番号 2000-166625
状態 特許登録済
技術分野 装身具 他の締め具または止め具
主要キーワード 共有軸 パイプ穴 構成体間 ストッパ孔 リング単体 縮小図 小貫通孔 押しばね
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年6月20日)のものです。
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図面 (13)

課題

着脱容易な止め具を提供する。

解決手段

第1の止め片1は、第1の貫通穴11と、第1のスリット12とを有しており、第1のスリット12は第1の貫通穴11に連なり、外に向って開いている。第2の止め片3は、第2の貫通穴31と、第2のスリット32とを有し、第2のスリット32は第2の貫通穴31に連なり、外に向かって開いている。第1の止め片1及び第2の止め片3は、互いに面接触する状態で、共有軸5によって連結され、共有軸5を回転中心として相対的に回転する。第1のスリット11及び第2のスリット31が互いに向き合い、前記回転によって互いに開閉される。

概要

背景

止め具と、止め具を含む紐状装身具は、ネックレスなどの装身具や、鎖のついたキーホルダなどの、止め金具に見られるように、シンプルなものとしては、ばね線をコイル状に重ね巻きにしたものがある。この場合は、重なり合った線を押し広げ、留める相手となるリングをその隙間から無理に押しこむ方式である。

また、リング状の止め具で、本体と可動片からなり、可動片が円周に沿って移動し、リングの円周状の一部に開口部分が生じ、留める相手となるリングを開口部分から挿入する。この可動片は、止め具の本体に内蔵されている細い蔓巻状の押しばねにより、リング状の止め具が常に閉じられた状態になっており、可動片に設けられた小さな突起に人間の指の爪を掛けて、可動片をリングの円周状に沿って蔓巻状の押しばねと共に押さえ込むことにより、リングに開口部分を生じさせる。

留める相手となるリングは、止め具の開口部分が常に閉じようとするのを押さえながら、止め具の開口部分の隙間から挿入する必要があり、可動片に設けられた突起が小さいこともあり、操作が難しい。

また、帯状の止め具で、帯の中間点で二つに折れ曲がるようにピン接合し、一方の帯の先端部には引っ掛け爪連接されており、帯を折り曲げ、他方の帯の先端に引っ掛け爪を掛けて、止め具が閉じた状態になる方式のものもある。

この方式の場合、引っ掛け爪の止まり具合は、2個の帯の相対長さ関係と、帯自体のばね性により大きく左右され、長期間の使用すると外れやすくなる欠点がある。

概要

着脱容易な止め具を提供する。

第1の止め片1は、第1の貫通穴11と、第1のスリット12とを有しており、第1のスリット12は第1の貫通穴11に連なり、外に向って開いている。第2の止め片3は、第2の貫通穴31と、第2のスリット32とを有し、第2のスリット32は第2の貫通穴31に連なり、外に向かって開いている。第1の止め片1及び第2の止め片3は、互いに面接触する状態で、共有軸5によって連結され、共有軸5を回転中心として相対的に回転する。第1のスリット11及び第2のスリット31が互いに向き合い、前記回転によって互いに開閉される。

目的

本発明の課題は、手探りでも、容易に着脱し得る止め具、特に、装身具用止め具を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

第1の止め片と、第2の止め片と、共有軸とを含む、止め具であって、前記第1の止め片は、第1の貫通穴と、第1のスリットとを有しており、前記第1のスリットは、前記第1の貫通穴に連なり、外に向って開いており、前記第2の止め片は、第2の貫通穴と、第2のスリットとを有し、前記第2のスリットは、前記第2の貫通穴に連なり、外に向かって開いており、前記第1の止め片及び前記第2の止め片は、互いに面接触する状態で、前記共有軸によって連結され、前記共有軸を回転中心として相対的に回転し、前記第1のスリット及び前記第2のスリットが互いに向き合い、前記回転によって互いに開閉される止め具。

請求項2

請求項1に記載された止め具であって、前記第1の止め片及び前記第2の止め片は、板状である。

請求項3

請求項1に記載された止め具であって、前記共有軸は、パイプ状である。

請求項4

請求項1に記載された止め具であって、前記第1の止め片、及び、前記第2の止め片は、何れか一方が凸部を含み、他方が凹部を含み、前記凹部及び前記凸部は互いに嵌合する。

請求項5

請求項1に記載された止め具であって、さらに、第3の止め片を含み、前記第3の止め片と、前記第1の止め片とが、前記第2の止め片を中間に挟んで、両側に配置されている。

請求項6

請求項1に記載された止め具であって、前記第1の止め片は、前記第1の貫通穴と、前記第1のスリットとを、各々複数個有し、前記第2の止め片は、前記第1の止め片の前記第1の貫通穴、および、前記第1のスリットに対応して、複数個である。

請求項7

請求項1ないし6の何れかに記載された止め具であって、装身具に用いられる。

技術分野

0001

本発明は、主に、装身具に用いられる止め具に関する。

背景技術

0002

止め具と、止め具を含む紐状装身具は、ネックレスなどの装身具や、鎖のついたキーホルダなどの、止め金具に見られるように、シンプルなものとしては、ばね線をコイル状に重ね巻きにしたものがある。この場合は、重なり合った線を押し広げ、留める相手となるリングをその隙間から無理に押しこむ方式である。

0003

また、リング状の止め具で、本体と可動片からなり、可動片が円周に沿って移動し、リングの円周状の一部に開口部分が生じ、留める相手となるリングを開口部分から挿入する。この可動片は、止め具の本体に内蔵されている細い蔓巻状の押しばねにより、リング状の止め具が常に閉じられた状態になっており、可動片に設けられた小さな突起に人間の指の爪を掛けて、可動片をリングの円周状に沿って蔓巻状の押しばねと共に押さえ込むことにより、リングに開口部分を生じさせる。

0004

留める相手となるリングは、止め具の開口部分が常に閉じようとするのを押さえながら、止め具の開口部分の隙間から挿入する必要があり、可動片に設けられた突起が小さいこともあり、操作が難しい。

0005

また、帯状の止め具で、帯の中間点で二つに折れ曲がるようにピン接合し、一方の帯の先端部には引っ掛け爪連接されており、帯を折り曲げ、他方の帯の先端に引っ掛け爪を掛けて、止め具が閉じた状態になる方式のものもある。

0006

この方式の場合、引っ掛け爪の止まり具合は、2個の帯の相対長さ関係と、帯自体のばね性により大きく左右され、長期間の使用すると外れやすくなる欠点がある。

発明が解決しようとする課題

0007

本発明の課題は、手探りでも、容易に着脱し得る止め具、特に、装身具用止め具を提供することである。

課題を解決するための手段

0008

上述した課題解決のため、本発明に係る止め具は、第1の止め片と、第2の止め片と、共有軸とを含む。前記第1の止め片は、第1の貫通穴と、第1のスリットとを有しており、前記第1のスリットは、前記第1の貫通穴に連なり、外に向って開いている。

0009

前記第2の止め片は、第2の貫通穴と、第2のスリットとを有し、前記第2のスリットは、前記第2の貫通穴に連なり、外に向かって開いている。

0010

前記第1の止め片及び前記第2の止め片は、互いに面接触する状態で、前記共有軸によって連結され、前記共有軸を回転中心として相対的に回転する。前記第1のスリット及び前記第2のスリットが互いに向き合い、前記回転によって互いに開閉される。

0011

本発明に係る止め具において、第1の止め片及び第2の止め片は、互いに面接触する状態で、共有軸によって連結され、共有軸を回転中心として相対的に回転する。この回転によって、互いに向き合う第1のスリット及び第2のスリットが開閉される。まず、止め具を開いた状態にすると、第1の貫通穴と第2の貫通穴とは、互いに離れて位置し、第1のスリットと第2のスリットと共に、重なり合わない状態にすることができる。第1の貫通穴と第2の貫通穴とを重なり合わない状態にすると、第1の貫通穴及び第2の貫通穴は、第1のスリットと第2のスリットを介しての、外に向かって開いた状態になる。

0012

従って、止め具として、鎖などを結合する場合は、止め具を開いた状態にしておき、第1のスリットまたは第2のスリットの位置から、第1の貫通穴または第2の貫通穴を取り巻く外周部の先端を、止める相手となる鎖などのリング単体穴部に通すことができる。

0013

次いで、第2の止め片と第1の止め片を、重なり合う方向に押し付けることにより、第2の止め片が共有軸を回転軸として回転し、止め具が閉じた状態になり、止め具と鎖などのリングが結合される。

0014

一方、止め具を、鎖などから切り離す場合は、例えば、第1の止め片または第2の止め片を押さえて、鎖などの止め具に近い部分を持ち、押さえた方のスリット部の方向に、引くことにより、鎖などのリング単体が、押さえられた方のスリット部を通過し、第2の止め片と第1の止め片とは離れ、止め具は開いた状態になる。この状態で、リング単体を、貫通穴部からスリット部を経由して、取り外す。

0015

以上のように、止め具を、開いた状態から閉じた状態に、また閉じた状態から開いた状態にするのに、押す、または、引くだけの、単純な動作だけで十分事足りる。また、止め具を閉じた状態に移行する間に、第2の止め片に入れた鎖のリング単体は、第1の貫通穴及び第2の貫通穴を取り巻く外周部にガイドされ、自動的に第1のスリットを通過し、第1の貫通穴に納まる。また、止め具を鎖などのリングから取り外す場合は、第2の貫通穴が外に向かって開いたままの、静止した状態であり、動いているものが無い状態での操作となり、簡単に行うことができる。

発明を実施するための最良の形態

0016

図1は、本発明に係る止め具の実施例の正面図である。図2は、断面図である。止め具は、第1の止め片1と、第2の止め片3と、共有軸5とを含む。

0017

第1の止め片1は、第2の止め片3と面接触しており、第1の貫通穴11と、第1のスリット12とを有しており、さらに小貫通孔15を有している。

0018

第1の貫通穴11は、第1の止め片1の一部分に、第2の止め片3との接触面21に垂直方向に、第1の止め片1の表面14から、裏面である接触面21に貫通しており、穴状をなしている。更に、第1の貫通穴11は、外周部13に囲まれている。

0019

第1のスリット12は、外周部13を貫通し、一端が第1の貫通穴11に連なっており、他端が第1の止め片1の外に向かって開いており、且つ表面14から接触面21に貫通している。また、第1のスリット12の共有軸5から最も離れている部分f1は、第1の貫通穴内11の、共有軸5から最も離れている部分e1よりも、共有軸5に近い位置にある。さらに、第1のスリット12の中心位置d1は、第1の貫通穴11の中心位置c1より共有軸5側にある。従って、納まった留める相手となるリングが飛び出し難いようになっている。

0020

小貫通孔15は、第1の貫通穴11の外側の位置に、接触面21と垂直をなす方向に、第1の止め片1を貫通しており、共有軸5を取り付ける為の孔である。

0021

第2の止め片3は、第2の貫通穴31と、第2のスリット32とを有しており、さらに、共有軸5を通すための、小貫通孔35を備えている。

0022

第2の貫通穴31は、第1の止め片1との接触面23に垂直方向に、第2の止め片3の表面34から接触面23に貫通しており、穴状を成している。更に、第2の貫通穴31は、外周部33に囲まれている。

0023

第2のスリット32は、外周部33の一部分に、第2の貫通穴31から外部に連なっており、且つ、第1の止め片1との接触面23に垂直をなす方向に、第2の止め片3の表面34から接触面23に貫通しており、スリット状を成している。また、第2のスリット32の共有軸5から最も離れている部分f3は、第2の貫通穴内31の、共有軸5から最も離れている部分e3よりも、共有軸5に近い位置にある。さらに、第2のスリット32の中心位置d3は、第2の貫通穴31の中心位置c3より、共有軸5側にある。

0024

また、第1の貫通穴11と、共有軸5との間隔aは、第2の貫通穴31と、共有軸5との間隔bと、同じ間隔であり、第1の止め片1と第2の止め片3を重ねあわすと、第1の貫通穴11と第2の貫通穴31とが、また、第1の止め片1の小貫通孔15と第2の止め片3の小貫通孔35とが、それぞれ同じ位置になる。

0025

共有軸5は、第1の止め片1の小貫通孔15に挿入され、抜け落ちないように、共有軸5の先端部51が、小貫通孔15の径より大きめに広げられた状態で配置されている。更に、共有軸5は、第2の止め片3の小貫通孔35を貫通しており、貫通した先端部52が、第2の止め片3の円形小貫通孔35の内径より大き目に広げられており、第2の止め片3の抜け落ちを防止し、また第1の止め片1と第2の止め片3の背面が摺り合う状態を保持している。また更に、共有軸5は、丸パイプ状を成しており、パイプの穴が、留める相手となる鎖などの固定リングを受ける、固定リング孔となっている。

0026

止め具は、第1の止め片1と、第2の止め片3とが、互いに背面が摺り合う状態に重ね合わされて、共有軸5を介して結合されている。また、第2の止め片3は、小貫通孔35の内周面と共有軸5の外周面は摺り合い状態にあり、共有軸5を回転中心として回転する。また、共有軸5と第1の貫通穴11が成す間隔と、第2の貫通穴31と共有軸5とが成す間隔とは、同じ距離である。

0027

第1のスリット12と、第2のスリット32との相互位置は、第1の貫通穴11の中心c1、及び第2の貫通穴31の中心c3のそれぞれと、共有軸5とを結ぶ線に対して、第1のスリット12は左側にあり、第2のスリット32は右側に有って、互いに逆サイドに位置している。

0028

また、第1のスリット12と、第2のスリット32では、外に向かって開いている方向が、互いに逆向きに設けられている。

0029

以上に述べた、止め具は、第1の止め片1と、第2の止め片3とが、共有軸5を回転軸として、自在に閉じた状態にしたり、開いた状態にしたりできる。この自在に閉じた状態にしたり、開いた状態にしたりできることにより、止め具としての機能を果たす。

0030

図3は、止め具の閉じた状態の斜視図である。図において、1は第1の止め片を、3は第2の止め片を、5は固定軸をそれぞれ示す。91は、止め具が止める相手となる、鎖などの一部を構成しているリング単体を示し、92は、常時、鎖の端部と止め具を連結している固定リングを示す。

0031

閉じた状態の止め具は、第1の貫通穴11と、第2の貫通穴31とが、共有軸5と成す間隔が同一なので、重なり合う。且つ、第1のスリット12と、第2のスリット32とのそれぞれの位置は、共有軸5と、第1の貫通穴11及び第2の貫通穴31の中心c2を結ぶ線gを境にして、互いに逆サイドに位置している。

0032

従って、第1の貫通穴11の外周部13が、第2のスリット32を塞ぎ、一方、第2の貫通穴31の外周部33が、第1のスリット12を塞ぐ。詰まるところ、閉じた状態の止め具は、第1のスリット12と、第2のスリット32が閉鎖され、穴状の閉じられた空間部25を有する状態となる。鎖などの一部を構成しているリング単体91は、閉じた状態の止め具と、連結された状態になる。

0033

止め具の閉じた状態において、第1の貫通穴11及び第2の貫通穴31のそれぞれを取り巻く、外周部13および33は、第1のスリット12及び第2のスリット32を除いて、全てで重なり合う2重構造になっている。

0034

また、第1のスリット12及び第2のスリット32のそれぞれは、第1の貫通穴11及び第2の貫通穴31が重なり合った場合、穴状の閉じた空間部25の中心c2から見て、対称を成す位置に配置されている。

0035

さらに、第1のスリット13の中心と、第2のスリット32の中心とは、共に中心位置c2より、共有軸5側にある。また更に、第1の止め片1と、第2の止め片3とが、互いに背面が摺り合う状態に重ね合わされている。

0036

従って、共有軸5と閉じた空間部25の中心c2結ぶ線gに直角を成す方向で、且つ、第1の止め片1と第2の止め片3にそれぞれ逆方向の力が働かない限り、止め具が開いた状態にはならない。

0037

普通に使用している状態では、止め具の一端に有る固定リング孔53に、鎖の一端が連結されており、鎖の他端が閉じた空間部25に連結されているので、前記のような力は働かない。従って、止め具が自然的に開いた状態になることや、鎖などのリング単体が自然的に外れることは、生じにくい。

0038

また、鎖などのもう一方の端部の固定リング92は、常には、取り外さないので、固定リング92そのものを開いた状態で、止め具の一端に設けた固定リング孔53に通し、リング92を構成している線材の端部を結合して、外れないようにする。止め具の一端に設けた固定リング孔53は、共有軸5のパイプ穴を利用している。

0039

図4は止め具の開いた状態の斜視図である。参照符号92は、常時、鎖の端部と止め具を連結している固定リングを示す。図4に示す止め具は、開いた状態にすると、第1の貫通穴11と第2の貫通穴31とは、互いに離れて位置し、第1のスリット12及び第2のスリット32と共に、重なり合っていない状態になる。この状態では、第1の貫通穴11と、第2の貫通穴31とが、第1のスリット12及び第2のスリット32を介して、外部に向かって開いた状態になる。

0040

止め具と鎖などを結合する場合は、止め具を開いた状態にしておき、留める相手となる鎖のリング単体91の穴部911に、第2の貫通穴31の外周部33の先端部35を、第2のスリット32の位置から通す。次いで、矢印hで示すように、第2の止め片3を第1の止め片1の方向に押し付けることにより、第2の止め片3が固定軸5を回転軸として回転し、図3に示した止め具の閉じた状態になる。鎖のリング単体91は、図3に示した、止め具閉じた空間部25に納まり、止め具と鎖のリング単体91が連結される。

0041

一方、留める相手となる鎖のリング単体91から、止め具を取り外す場合は、図3に示した閉じた状態の止め具において、第1の止め片1を押さえ、鎖の止め具に近い部分を持ち、第1のスリット12の方向に、引くことにより、鎖などのリング単体91が、第1のスリット12を通過し、第2の止め片3を第1の止め片1から引き離し、止め具は、図4に示した、開いた状態になる。この状態で、鎖などのリング単体91を、第2のスリット32を経由して、取り外す。第1の止め片1と第2の止め片3を互いに読み替えても、リング単体91の着脱はできる。

0042

図5(a)、(b)、(c)、(d)は、第1の止め片1と第2の止め片3の相互位置の移動状態と、リング単体91の移動状態の関係を示す図であり、縮小図である。参照符号11は第1の貫通穴、参照符号12は第1のスリット、参照符号13は第1の止め片1の外周部、参照符号31は第2の貫通穴、参照符号32は第2のスリット、参照符号33は第2の止め片3の外周部、参照符号5は共有軸、参照符号91はリング単体をそれぞれ示す。

0043

図5(a)に示した、開いた状態の止め具の第2の貫通穴31に入れた鎖のリング単体91は、図5(b)、(c)の順を追って、図5(d)に示す閉じた状態の止め具の、閉じた空間部25に納まる。

0044

図5(b)は、リング単体91が、第1の止め片1と第2の止め片3が近づくに連れて、第1の止め片1の外周部13と第2の止め片3の外周部33に挟まれて、第1の止め片1の外周部13と第2の止め片3の外周部33がガイドとなり、上方に押し上げられんとする状態を示す。

0045

図5(c)は、第1の止め片1と第2の止め片3がさらに近づくに連れて、リング単体91が、第1の止め片1の外周部13と第2の止め片3の外周部33にガイドされ、上方に押し上げられ、第1の止め片1の外周部13の先端部16に乗り上げた状態を示す。次いで、リング単体91は、自動的に第1のスリット12を通過し、図5(d)に示す穴状の閉じた空間部25に納まる。

0046

図6図7は止め具の別の実施例を示す斜視図である。図において、参照符号11は第1の貫通穴、参照符号31は第2の貫通穴、参照符号32は第2のスリットを、それぞれ示す。止め具は、第1の止め片1と、第2の止め片3と、共有軸5と、更に第3の止め片4を含む。第3の止め片4は、第1の止め片1と同じ大きさと、位置関係とを持つ、第3の貫通穴41と、第3のスリット42と、第3の外周部43とを有する。

0047

第3の止め片4は、第1の止め片1の作動を共にしており、第3の止め片4と第1の止め片1との相対位置は常に変わらない。また、第3の止め片4は、第1の止め片1との間に第2の止め片3を挟んで、構成体間隙間26を形成しており、共有軸5を介して第1の止め片1と連結固定されている。更に、第1の止め片1と第3の止め片4とが、第2の止め片3と共に、穴状の閉じた空間部25を構成する。

0048

図7に示すように、構成体間隙間26は、止め具が閉じた状態になっているときに、第2の止め片3が収納されている。構成体間隙間26に収納された第2の止め片3は、外部からの予期せぬ力が第2の止め片3に直接作用する度合いが少なくなるので、外れにくくなる。従って、より安定した機能の止め具を提供できる。

0049

図8は止め具の更に別の実施例の正面図、図9図8に示した止め具の断面図である。図示実施例の止め具は、中心線gに対して左右対称形を成しており、図の左側は止め具が開いた状態を示し、図の右側は止め具が閉じた状態を示している。

0050

参照符号91はリング単体、参照符号92は固定リング、参照符号53は固定リング穴を、それぞれ示す。また、参照符号25は第1の止め片1と第2の止め片3によって構成された、穴状の閉じられた空間部を示す。

0051

第1の止め片1は、中心線fに対して左右対称に、2個の第1の貫通穴11と、2個の第1のスリット12とを有し、更に、2個のストッパ突起71を有している。2個の第2の止め片3は、それぞれ、第2の貫通穴31と、第2のスリット32とを有し、更にストッパ孔72を有している。

0052

ストッパ突起71と、ストッパ孔72とは、止め具が閉じている状態のときに、互いに嵌合し、第2の止め片3が外れ難くなる。

0053

また、この実施例に示すように、止め具は、止め機能を有しながら、第2の止め片3も離れて配置されていて、デザインを加味したハート型をしている。

0054

図10、11は本発明に係る止め具の更に別の実施例の正面図である。図10は閉じた状態の止め具を示し、図11は開いた状態の止め具を示す。また、25は、第1の止め片1と第2の止め片3によって構成された、穴状の閉じられた空間部を示す。

0055

図示された止め具は、第1の止め片1と、第2の止め片3と、共有軸5とを含む。第1の止め片1は、止め具の中心に対して、対称形であり、両端部に、2個の第1の貫通穴11と、2個の第1のスリット12とを有している。第2の止め片3は、止め具の中心に対して、対称形であり、両端部に、2個の第2の貫通穴31と、2個の第2のスリット32とを有している。共有軸5は、止め具の中心に位置していて、2個の第1の貫通穴11と、2個の第2の貫通穴31とは、同時に重なり合ったり、離れたりする。

0056

このタイプの止め具は、両端に止め機能を有しており、固定リング穴が無しに、留める相手となる鎖の両端部、または中間に位置するリング単体を、留めることができる。

0057

図12は止め具の使用例を示す正面図である。参照符号100は止め具を、900は装身具などの鎖を示す。止め具の第1の止め片1と第2の止め片3によって構成された、穴状の閉じた空間部25と、鎖の一端部のリング単体91が結合されている。また、止め具の固定リング穴53に、固定リング92を介して、鎖の他端部が結合されている。

発明の効果

0058

以上述べたように、本発明によれば、繰り返し行う着脱が、手探りでも容易な止め具を提供することができる。

図面の簡単な説明

0059

図1本発明に係る止め具の正面図である。
図2図1に図示した止め具の断面図である。
図3図1に図示した止め具の閉じた状態を示す斜視図である。
図4図1に図示した止め具の開いた状態を示す斜視図である。
図5図1に図示した止め具の移動状態を示す正面図で、縮小図である。
図6本発明に係る止め具の他の実施例を示す斜視図である。
図7本発明に係る止め具の他の実施例を示す斜視図である。
図8本発明に係る止め具の他の実施例を示す正面図である。
図9図8に図示した止め具の断面図である。
図10本発明に係る止め具の他の実施例を示す正面図である。
図11本発明に係る止め具の他の実施例を示す正面図である。
図12本発明に係る止め具の使用例を示す正面図である。

--

0060

1 第1の止め片
11 第1の貫通穴
12 第1のスリット
25 閉じた空間部
3 第2の止め片
31 第2の貫通穴
32 第2のスリット
4 第3の止め片
5 共有軸

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