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技術 電線の冷却方法

出願人 矢崎総業株式会社
発明者 大石光治
出願日 1998年11月25日 (21年3ヶ月経過) 出願番号 1998-334338
公開日 2000年6月13日 (19年9ヶ月経過) 公開番号 2000-158518
状態 特許登録済
技術分野 プラスチック等の加熱、冷却、硬化一般 プラスチック等の押出成形 電線ケーブルの製造(2)
主要キーワード 長手方向一辺 通信用電線 補助槽 冷却液中 断面略コ字形状 冷却水供給口 家庭用電気製品 循環パイプ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年6月13日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

導体外被を形成した電線冷却効率を向上できる電線の冷却法を提供する。

解決手段

槽11の一辺側11Aから冷却液13を供給するとともに、貯留冷却液13を槽11の他辺側11Bから排出させ、かつ、貯留冷却液13中に沈めた電線10を一辺側11Aから他辺側11Bに向かって搬送し、他辺側11Bから一辺側11Aに向かって冷却液13を別途供給することにより貯留冷却液13に生ずる波を相殺する。

概要

背景

家庭用電気製品屋内外配線に広く使われている電線は、導体樹脂製の外皮被覆形成して製造された後、冷却液(例えば、冷却水)により外皮が冷却される。

図3ないし図4に示すように、電線20は、断面略字形状の槽21を用いて冷却される。具体的には、槽21の長手方向一辺側21A(図3中右方)に設けられた冷却水供給口22から槽21に冷却水23を供給することにより、冷却水23を槽21の一辺側21Aから他辺側21B(図3中左方)に向かって流すとともに、電線20を冷却水23の流れに沿って槽21の一辺側21Aから他辺側21Bに向かって搬送することにより、導体26を被覆する樹脂製の外皮27を冷却する。

概要

導体に外被を形成した電線の冷却効率を向上できる電線の冷却法を提供する。

槽11の一辺側11Aから冷却液13を供給するとともに、貯留冷却液13を槽11の他辺側11Bから排出させ、かつ、貯留冷却液13中に沈めた電線10を一辺側11Aから他辺側11Bに向かって搬送し、他辺側11Bから一辺側11Aに向かって冷却液13を別途供給することにより貯留冷却液13に生ずる波を相殺する。

目的

この問題に対して、冷却水供給口22側で冷却水23が浅くなるのを防止するために、槽21の他辺側21B等にを設けて消波することが考えられる。しかしながら、堰を設けると、温められた冷却水23が停滞して冷却効果が低下したり、また搬送される電線20が堰に接触して損傷する虞れがある。本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は外皮を形成した電線の冷却効率を向上できる電線の冷却方法を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

導体樹脂製の外皮を形成した電線を冷却するために、槽の一辺側から冷却液を供給するとともに、貯留冷却液を前記槽の他辺側から排出させ、かつ、前記貯留冷却液中に沈めた前記電線を前記一辺側から前記他辺側に向かって搬送する電線の冷却方法であって、前記他辺側から前記一辺側に向かって前記冷却液を別途供給することにより前記貯留冷却液に生ずる波を相殺することを特徴とする電線の冷却方法。

請求項2

前記槽から排出された排出冷却液を還流させることを特徴とする請求項1に記載した電線の冷却方法。

技術分野

0001

本発明は、電線冷却方法係り、詳しくは導体樹脂製の外皮を形成した電線の冷却方法に関する。

背景技術

0002

家庭用電気製品屋内外配線に広く使われている電線は、導体に樹脂製の外皮を被覆形成して製造された後、冷却液(例えば、冷却水)により外皮が冷却される。

0003

図3ないし図4に示すように、電線20は、断面略字形状の槽21を用いて冷却される。具体的には、槽21の長手方向一辺側21A(図3右方)に設けられた冷却水供給口22から槽21に冷却水23を供給することにより、冷却水23を槽21の一辺側21Aから他辺側21B(図3中左方)に向かって流すとともに、電線20を冷却水23の流れに沿って槽21の一辺側21Aから他辺側21Bに向かって搬送することにより、導体26を被覆する樹脂製の外皮27を冷却する。

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、前述した電線の冷却方法において、冷却水23は、電線20の進行方向に沿って波が立ち、槽21の他辺側21Bに引き込まれる。この現象は、電線20の走行速度(搬送)が高速になる程、顕著になる。そのために、冷却水供給口22側、すなわち槽21内の貯留冷却水23の一辺側21Aが浅くなって、電線20が貯留冷却水23から露出し、冷却効率が低下する虞れがあった。

0005

この問題に対して、冷却水供給口22側で冷却水23が浅くなるのを防止するために、槽21の他辺側21B等にを設けて消波することが考えられる。しかしながら、堰を設けると、温められた冷却水23が停滞して冷却効果が低下したり、また搬送される電線20が堰に接触して損傷する虞れがある。本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は外皮を形成した電線の冷却効率を向上できる電線の冷却方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

前述した目的を達成するために、本発明は、請求項1に記載したように、導体に樹脂製の外皮を形成した電線を冷却するために、槽の一辺側から冷却液を供給するとともに、貯留冷却液を前記槽の他辺側から排出させ、かつ、前記貯留冷却液中に沈めた前記電線を前記一辺側から前記他辺側に向かって搬送する電線の冷却方法であって、前記他辺側から前記一辺側に向かって前記冷却液を別途供給することにより前記貯留冷却液に生ずる波を相殺することを特徴としている。

0007

ここで、槽としては、断面略V字形状の状に限らず、断面略U字形状断面略コ字形状であってもよく、その形状は問わない。また、貯留冷却液としては、冷却水の他、オイル等を採用できる。

0008

このような電線の冷却方法においては、冷却液を槽の他辺側から一辺側に向かって別途供給するため、槽内の貯留冷却液に生ずる波が相殺され、これにより電線を貯留冷却液中に沈ませたまま槽の一辺側から他辺側へ搬送できることになる。すなわち、このような電線の冷却方法においては、電線を貯留冷却液から露出することなく搬送できるため、従来に比較して電線の冷却効率を向上できることになる。

0009

また、本発明においては、請求項2に記載したように、前記槽から排出された排出冷却液を還流させることを特徴としている。このように構成された電線の冷却方法においては、一旦槽から排出された排出冷却液が槽内に再び還流されるため、冷却液の無駄がなくなり、コストを低減できることになる。

発明を実施するための最良の形態

0010

以下、本発明に係る実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1図2は、本発明に係る実施形態である電線の冷却方法を示す。なお、以下に説明する実施形態において、既に図3図4において説明した部材等については、図中に相当符号を付すことにより、説明を簡単化あるいは省略する。槽11は、電線10を冷却する槽であり、槽11の一辺側11Aには、冷却水供給口12Aが配設され、供給口12Aから槽11内に供給された冷却水13は、一辺側11Aから他辺側11Bへ流れる。

0011

槽11の他辺側11Bには、他の冷却水供給口12Bが配設され、また槽11の他辺側11B下方には、補助槽14が設けられて槽11から排出された冷却水13を一時的に貯留するようになっている。補助槽14には、冷却水13を汲み上げるポンプPが設けられている。また、ポンプPと他の冷却水供給口12Bとの間には、循環パイプ15が設けられている。そして、補助槽14からポンプPにより汲み上げられた冷却水13が槽11内に還流され、槽11内を搬送される電線10が貯留冷却水13によって冷却される。

0012

このような実施形態によれば、冷却水13が補助槽14から槽11の他辺側11Bに還流されるため、電線10の搬送に伴って電線10の進行方向、すなわち、槽11の一辺側11Aから他辺側11Bに向かって生ずる波が相殺される。そのために、電線10を貯留冷却液13中に沈ませたままの状態で槽11の一辺側11Aから他辺側11Bへ搬送することができる。

0013

従って、電線10を貯留冷却水13から露出させることなく搬送して、強制的にむらなく冷却することができ、電線10の冷却効率が向上する。また、ポンプPにより、一旦排出された冷却水13を補助槽14から槽11内へ還流させるため、冷却水13の無駄がなくなってコスト低減が図れる。

0014

本発明の電線の冷却方法は、前述した実施形態に限定されるものではなく、例えば実施形態において例示した樹脂製の外皮を形成した電線,冷却液を貯留する槽,排出冷却液を還流する手段等は、本発明を達成できるものであれば、任意であり、限定されない。前述の実施形態においては、電線の冷却を、冷却水により行っているが、本発明は電線の種類等に応じて、オイル等を用いてもよい。

0015

また、本発明の電線の冷却方法は、例えば家庭用電気製品や屋内外配線に用いるものに限定されず、電気を送る送電線,信号を送る通信用電線等で使用する電線の冷却方法にも用いられる。

発明の効果

0016

以上、説明したように、本発明によれば、請求項1に記載したように、冷却液を槽の他辺側から一辺側に向けて別途供給するため、電線を槽内の貯留冷却液中に沈ませたまま一辺側から他辺側へ搬送できる。そのために、電線が貯留冷却液から露出することなく搬送され、強制的にむらなく冷却されて電線の冷却効率が向上し、品質が向上する。また、本発明によれば、請求項2に記載したように、一旦槽から排出された排出冷却液が、再び槽内に還流されるため、冷却液の無駄がなくなってコスト低減が図れる。

図面の簡単な説明

0017

図1本発明に係る実施形態を示す断面図である。
図2図1の要部斜視図である。
図3一般的な電線の冷却方法を示す断面図である。
図4図3の要部斜視図である。

--

0018

10電線
11 槽
11A一辺側
11B 他辺側
13冷却水(冷却液)
16導線
17 外皮

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