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技術 光源装置

出願人 オリンパス株式会社
発明者 小板橋正信
出願日 1998年11月10日 (20年2ヶ月経過) 出願番号 1998-319186
公開日 2000年5月23日 (18年7ヶ月経過) 公開番号 2000-139836
状態 特許登録済
技術分野 孔内観察装置 内視鏡 内視鏡
主要キーワード フックリング 装着間隔 中間ガイド部材 供給ランプ 押バネ 保治具 可動側ガイド 筐体シャーシ
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (14)

課題

装置本体を大型化することなく、複数のランプの使用切替え及び交換を短時間で簡単に行なうことができる光源装置の提供を目的としている。

解決手段

本発明は、筐体内に複数の照明光供給ランプ3a,3bを搭載して成る光源装置1において、ランプの使用を搭載されている複数のランプ間で切替えるために、搭載されているランプのうちの1つを筐体内の使用位置に移動させるランプ切替え機構9と、 搭載されているランプの全てを筐体の外部よりランプ交換可能な位置に移動させるための移動機構10とを具備することを特徴とする。

概要

背景

従来、医療分野工業分野において内視鏡が広く使用されている。医療分野において、内視鏡は、その細長の挿入部を体腔内に挿入することにより体腔内の臓器を観察したり、前記挿入部に形成された処置具チャンネルを通じて体腔内に処置具を導入することにより各種の治療処置を行なうために使用される。また、工業分野においても、内視鏡は、ボイラタービンエンジン化学プラントなどの内部の傷や腐蝕を観察したり検査するために使用される。このような内視鏡は、照明光伝達手段としてファイババンドルからなるライトガイドを有し、このライトガイドに照明光を供給する光源装置に接続されて使用される。

一般に、光源装置においては、光源であるランプがランプ固定部に固定されつつ筐体内に収容されている。従来、ランプを固定するランプ固定部は、光源装置内部で筐体に固定されたままであったり、特開昭57−6634号公報や特開昭59−20140号公報や特開昭63−279217号公報に開示されているように筐体から機構的に分離されて筐体外に取り出せる構造になっていたり、特許登録第2757866号に開示されているように筐体から機構的に分離されることなく筐体外に取り出せる構造になっている。

概要

装置本体を大型化することなく、複数のランプの使用切替え及び交換を短時間で簡単に行なうことができる光源装置の提供を目的としている。

本発明は、筐体内に複数の照明光供給ランプ3a,3bを搭載して成る光源装置1において、ランプの使用を搭載されている複数のランプ間で切替えるために、搭載されているランプのうちの1つを筐体内の使用位置に移動させるランプ切替え機構9と、 搭載されているランプの全てを筐体の外部よりランプ交換可能な位置に移動させるための移動機構10とを具備することを特徴とする。

目的

本発明は前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、装置本体を大型化することなく、複数のランプの使用切替え及び交換を短時間で簡単に行なうことができる光源装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
3件

この技術が所属する分野

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請求項1

筐体内に複数の照明光供給ランプを搭載して成る光源装置において、ランプの使用を搭載されている複数のランプ間切替えるために、搭載されているランプのうちの1つを筐体内の使用位置に移動させる使用ランプ切替え機構と、搭載されているランプの全てを筐体の外部よりランプ交換可能な位置に移動させるための移動機構と、を具備することを特徴とする光源装置。

技術分野

0001

本発明は内視鏡等の医療機器光源として使用される光源装置に関する。

背景技術

0002

従来、医療分野工業分野において内視鏡が広く使用されている。医療分野において、内視鏡は、その細長の挿入部を体腔内に挿入することにより体腔内の臓器を観察したり、前記挿入部に形成された処置具チャンネルを通じて体腔内に処置具を導入することにより各種の治療処置を行なうために使用される。また、工業分野においても、内視鏡は、ボイラタービンエンジン化学プラントなどの内部の傷や腐蝕を観察したり検査するために使用される。このような内視鏡は、照明光伝達手段としてファイババンドルからなるライトガイドを有し、このライトガイドに照明光を供給する光源装置に接続されて使用される。

0003

一般に、光源装置においては、光源であるランプがランプ固定部に固定されつつ筐体内に収容されている。従来、ランプを固定するランプ固定部は、光源装置内部で筐体に固定されたままであったり、特開昭57−6634号公報や特開昭59−20140号公報や特開昭63−279217号公報に開示されているように筐体から機構的に分離されて筐体外に取り出せる構造になっていたり、特許登録第2757866号に開示されているように筐体から機構的に分離されることなく筐体外に取り出せる構造になっている。

発明が解決しようとする課題

0004

しかし、ランプ固定部が光源装置内部で筐体に固定されたままであると、ランプを交換する際に、外装カバーの一部を開いてそこから光源装置の内部に手を差し込み、狭い筐体内で交換作業を行わなければならない。したがって、交換作業が非常にやりにくい。

0005

また、特開昭57−6634号公報に開示された技術では、ランプ固定部を筐体から機構的に分離して筐体外に取り出せるが、ランプ交換を行なうために、筐体カバ一を取り外してランプ固定部を筐体内の嵌合部から取り外し、その後に交換作業を行なわなければならない。しかも、ランプ交換終了後は、ランプ固定部を再び筐体部の嵌合部に合わせて装着し、 筐体カバ一を装着しなければならない。したがって、ランプ交換作業に時間がかかる。

0006

また、特開昭59−20140号公報に開示された技術では、筐体力バ一を外さなくても、ランプ交換扉を開けるだけランプ交換が可能となるが、ランプ固定部を筐体内の嵌合部から取り外す作業が必要なことは特開昭57−6634号公報の場合と変わりがない。したがって、ランプ交換に手間がかかる。また、特開昭63−279217号公報に開示された技術においても、 ランプ交換に際して、ランプ固定部を筐体内の嵌合部から取り外さなければならない。

0007

また、特許登録第2757866号に開示された技術では、ランプ交換扉を開け、ランプ固定部を筐体とは機構的に分離しないスライド機構により筐体外部に引き出すことで、ランプ交換を行なうことができる。また、ランプ交換後は、スライド機構によってランプとともにランプ固定部を再び筐体内に戻すことができる。しかし、ランプ固定部にはランプが1個のみしか搭載されておらず、ランプが切れた場合には、ランプ交換して再点灯させるまでに時間を要する。

0008

そのため、複数のランプをランプ固定部に搭載し、特許登録第2757866号に開示されたスライド機構を用いてランプ固定部を移動させることによって、ランプの使用を搭載されている複数のランプ間切替えたり、搭載されているランプを新しいランプと交換するために搭載ランプの全てを筐体外に引き出したりできるようにして、ランプ交換に要する時間を短くすることも考えられる。しかし、こうした操作を1つのスライド機構によって行なう場合には、スライド機構が大型化し、結果的に光源装置自体が大型になってしまう。

0009

本発明は前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、装置本体を大型化することなく、複数のランプの使用切替え及び交換を短時間で簡単に行なうことができる光源装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0010

前記課題を解決するために、本発明は、筐体内に複数の照明光供給ランプを搭載して成る光源装置において、ランプの使用を搭載されている複数のランプ間で切替えるために、搭載されているランプのうちの1つを筐体内の使用位置に移動させるランプ切替え機構と、搭載されているランプの全てを筐体の外部よりランプ交換可能な位置に移動させるための移動機構とを具備することを特徴とする。

発明を実施するための最良の形態

0011

以下、図1図10を参照しながら本発明の一実施形態について説明する。なお、図1は、本実施形態に係る光源装置1及び光源装置1に接続される内視鏡2の斜視図、図2は光源装置1内のランプ切替え及びランプ交換機構部の上面図、図3図2のα−α’線に沿う断面であって光軸4にランプ3aが位置している場合の断面図、図4図2のα一α’線に沿う断面であって光軸4にランプ3bが位置している場合の断面図、図5図2のα一α’線に沿う断面であってランプ3aおよびランプ3bが共に光源装置1の筐体の外側に位置している場合の断面図、図6は後述するスライドレールの斜め上面からの斜視図、図7図2のβ一β’線に沿う断面図、図8は光源装置1をフロントパネル21側から見た正面図、図9図2ζ一ζ’線に沿う断面図、図10図7のη部の拡大図をそれぞれ示している。

0012

図示のように、光源装置1の筐体内にはランプ装着板5が移動可能に設けられている。ランプ装着板5は、その断面形状が略L字状を成しており、垂直に延びるランプ取付け面5aと、 水平に延びるスライドレール取付け面5bとからなる。ランプ取付け面5aには、回転楕円面鏡50を備え且つ内視鏡2に照明光を供給する複数(本実施形態では2つ)のランプ3a,3bが着脱可能に装着されている。なお、本実施形態において、ランプ3aは光源装置1のフロントパネル21側から見て右側に装着され、ランプ3bは左側に装着されている。

0013

図3図5に明確に示されるように、ランプ装着板5のランプ取付け面5aには、ランプ3a,3bからの照明光を通すための略円形状の孔6a,6bが開口されている。これらの孔6a,6bの内径は、ランプ3a,3bの回転楕円面鏡50の開口部の内径よりも僅かに小さく設定されている。孔6a(6b)の内周下端部および内周左右端部には、ランプ取付け面5aから直角に切り起こされた切り起こし片7a,7a’,7a’’( 7b,7b’,7b’’ )が形成されている。これらの切り起こし片7a,7a’,7a’’( 7b,7b’,7b’’)は、ランプ3a,3bの回転楕円面鏡50の前端部を挟持するように、回転楕円面鏡50の前端部外周縁が描く円弧よりも極僅か外側に位置している。

0014

図2に明確に示されるように、孔6a(6b)の上部付近には、 孔6a(6b)を跨ぐように略八の字状を成す2つの板バネ8a,8a’(8b,8b’)がラン装着板5に固定されて設けられている。これらの板バネ8a,8a’(8b,8b’)は、切り起こし片7a,7a’,7a’’(7b,7b’,7b’’)にランプ3a(3b)の回転楕円面鏡50が当て付けられた際に、回転楕円面鏡50の上方部を付勢する。

0015

ランプ装着板5の水平なスライドレール取付け面5bは、第1スライドレール9の上部可動側ガイド部材11に取付けられている。図6に詳しく示されるように、第1スライドレール9は前記可動側ガイド部材11と固定側ガイド部材12とからなる。可動側ガイド部材11と固定側ガイド部材12との間には、転動する多数のボ−ルベアリング13と、ボ−ルベアリング13の脱落を防止し且つ隣接するボ−ルベアリング13同士の間隔を所定の距離に保持するボ−ルリテーナ14とが介挿入されている。すなわち、第1スライドレール9の可動側ガイド部材11は、ボ−ルベアリング13の転動によって固定側ガイド部材12に対して左右に摺動できるように、固定側ガイド部材12に取り付けられている。

0016

なお、固定側ガイド部材12に対する可動側ガイド部材11の可動範囲は、ランプ装着板5に対するランプ3aとランプ3bとの装着間隔γ(図3参照)よりも大きく設定されている。

0017

第1スライドレール9の固定側ガイド部材12の下端面は、略矩形状のランプ交換機構べ−ス板15に固定されている。ランプ交換機構べ−ス板15の下端面には、第2スライドレール10の上部可動側ガイド部材11’が取り付けられている。第2スライドレール10は、第1スライドレール9と同様の形態の2個のスライドレールをその各可動側ガイド部材11同士を溶接等によって接合することによって連結した構造を成しており、可動側ガイド部材11’と、中間ガイド部材27と、固定側ガイド部材12’とからなる。中間ガイド部材27と可動側ガイド部材11’および 固定側ガイド部材12’との間にはそれぞれ、転動する多数のボ−ルベアリング13’と、ボ−ルベアリング13’の脱落を防止し且つ隣接するボ−ルベアリング13’同士の間隔を所定の距離に保持するボ−ルリテーナ14’とが介挿入されている。すなわち、可動側ガイド部材11’は、ボ−ルベアリング13’の転動によって中間ガイド部材27(および固定側ガイド部材12’)に対して左右に摺動できるように、中間ガイド部材27に取り付けられており、また、中間ガイド部材27は、固定側ガイド部材12’に対して左右に摺動できるように、固定側ガイド部材12’に取り付けられている。

0018

なお、固定側ガイド部材12’に対する可動側ガイド部材11’の可動範囲は、ランプ3bが後述する光軸4に位置している状態(ランプ装着板5が右奥端収納される図4の状態)からランプ3aが光源装置1の外側に完全に突出する状態(図5の状態)までランプ装着板5が移動できるように設定されている。

0019

図2および図2に詳しく示されるように、光源装置1の筐体カバーには、フロントパネル21側から見て左側に、ランプ交換扉23が開閉可能に設けられている。また、図2および図9に詳しく示されているように、交換機構べ−ス板15には、ランプ交換扉23側の端部に、フック24が設けられている。このフック24は、後述する光学部材設置板16に固定されているフック受け部材25に着脱自在に係止し得る。なお、フック24がフック受け部材25に係止された状態では、第2スライドレール10の長さが最も短くなり、固定側ガイド部材12’に対する可動側ガイド部材11’の移動が不可能となる。

0020

第2スライドレール10の固定側ガイド部材12’の下端は光学部材設置板16に固定されており、光学部材設置板16は筐体シャーシに固定されている。光学部材設置板16の端部には、内視鏡2のライトガイドコネクタが接続されるライトガイドコネクタ受け17が設けられている。また、ライトガイドコネクタ受け17の内視鏡ライトガイドコネクタ挿入孔中心軸を通る光軸4上には、集光レンズ赤外線カットフィルタ赤外線吸収フィルタ等からなる集光レンズ群18が設置されている。

0021

図7図9に示されるように、ランプ装着板5には切替えレバー19の一端が接続されている。切替えレバー19は、その他端側がフロントパネル21に形成されたスリット孔22を貫通しており、フロントパネル21から突出する端部に操作ノブ20を有している。フロントパネル21のスリット孔22の長さは、第1スライドレール9の可動側ガイド部材11の最大移動量および第2スライドレール10の可動側ガイド部材11’の最大移動量よりも長く設定されている。また、スリット孔22の幅は、フック24がフック受け部材25にフックされている状態で第1スライドレール9の可動側ガイド部材11を移動させるために切替えレバ−19が移動される範囲で寸法δに設定され、それ以外の切替えレバ−19の移動範囲で寸法δよりも小さい寸法εに設定されている。なお、幅が寸法δに設定されたスリット孔の部位の上側稜線と幅が寸法εに設定されたスリット孔の部位の上側稜線は一致している。すなわち、幅が寸法δに設定されたスリット孔の部位の下側稜線は、幅が寸法εに設定されたスリット孔の部位の下側稜線よりも下側に位置する。また、スリット孔22よりも上側のフロントパネル21の面は、スリット孔22が形成されている面よりも前方に突出している。

0022

図3図5に示されるように、ランプ装着板5のランプ取付け面5aには、ランプ3a,3bが装着される位置の下部に、ランプ位置決め長孔26a,26bが設けられている。図10に示されるように、これらのランプ位置決め長孔26a,26bにはそれぞれ、長孔26a,26bが光軸4に位置した際にボ−ル28が落とし込まれるようになっている。ボール28は、その直径が長孔26a,26bの内径よりも僅かに大きく設定されており、ボ−ル28に対してランプ装着板5と逆側に位置するボ−ル押バネ29によってランプ装着板5に押し付けられている。なお、ボ−ル押バネ29は、ステンレス板等によって形成され、バネ性を有する。

0023

次に、上記構成の光源装置1における使用ランプ切替動作およびランプ交換動作について説明する。フック24がフック受け部材25に係止され且つランプ交換扉23が閉じている状態で、操作ノブ20を左方向に操作すると、切替えレバー19を介してランプ装着板5に操作力伝わり、第1スライドレール9の可動側ガイド部材11が固定側ガイド部材12に対して左方向に移動する。これにより、ランプ装着板5が左側に移動し、ランプ3aが光軸4付近に移動される。ランプ3aが光軸4付近に移動されると、ランプ装着板5に設けられたランプ位置決め長孔26aにボ−ル28がボ−ル押バネ29のバネ力により落ち込み、ランプ3aが光軸4上に正確に位置される。これにより、ランプ3aから発せられる光は、集光レンズ群18により集光されるとともに赤外線カットされた状態で、ライトガイドコネクタ受け17に接続された内視鏡に供給される。

0024

次に、ランプ3aが切れる等して使用ランプをランプ3aからランプ3bに切り替える場合には、操作ノブ20を右方向に操作する。これにより、切替えレバー19を介してランプ装着板5に操作力が伝わり、第1スライドレール9の可動側ガイド部材11が固定側ガイド部材12に対して右方向に移動する。したがって、ランプ装着板5が右方向に移動し、ランプ3bが光軸4付近に移動される。ランプ3bが光軸4付近に移動されると、ランプ装着板5に設けられたランプ位置決め長孔26bにボ−ル28がボ−ル押バネ29のバネカにより落ち込み、ランプ3bが光軸4上に正確に位置される。これにより、ランプ3bから発せられる光は、集光レンズ群18により集光されるとともに赤外線がカットされた状態で、ライトガイドコネクタ受け17に接続された内視鏡に供給される。

0025

なお、以上は、最初にランプ3aが点灯されて、ランプ3aが切れた時にランプ3bに切替えて点灯させる場合の説明であるが、ランプ3bを最初に点灯させて、 ランプ3bが切れた時にランプ3aに切替えて点灯させるようにしても良い。

0026

また、ランプ3aおよびランプ3bを新品のランプに交換する場合には、ランプ交換扉23を開け、フック受け部材25に対するフック24の係止を解除して、ランプ交換機構べ−ス板15を筐体の外部に引き出す。これにより、第2スライドレール10の可動側ガイド部材11’が中間ガイド部材27を介して固定側ガイド部材12に対して移動する。この場合、前述したように、固定側ガイド部材12’に対する可動側ガイド部材11’の可動範囲は、ランプ3bが後述する光軸4に位置している状態(ランプ装着板5が右奥端に収納される図4の状態)からランプ3aが光源装置1の外側に完全に突出する状態(図5の状態)までランプ装着板5が移動できるように設定されているため、ランプ装着板5は2つのランプ3a,3bと共に光源装置1の外部に露出する。なお、ランプ交換扉23が開かれると、ランプ交換扉23に設けられているインターロックスイッチ押し部がインターロックSWのアクチュエーターから離れ(スイッチをOFF状態にし)、光源装置1の1次電源ライン遮断される(このようなインターロック機構が本実施形態の光源装置1に備えられている)。

0027

以上説明したように、本実施形態に係る光源装置1は、ランプの使用を搭載されている複数のランプ3a,3b間で切替えるために動作される第1スライドレール9と、搭載ランプ3a,3bの全てを筐体外に引き出すために動作される第2スライドレール10とを備え、第1スライドレール9が第2スライドレール10上でこれに対してスライドされるようになっている。 すなわち、 切替えレバー19を操作することによって第1スライドレール9を第2スライドレール10に対して動作させると、ランプ装着板5が所定の移動範囲内で小さく移動されて、ランプの使用を搭載されている複数のランプ3a,3b間で切替えることができ、また、切替えレバー19を操作することによって第2スライドレール10を動作させると、ランプ装着板5が大きく移動されて、ランプ3a,3bの全てを筐体外に引き出すことができる(搭載されているランプ3a,3bを新しいランプと交換することができる)。

0028

このように、第1スライドレール9と第2スライドレール10とが別個に設けられ、しかも、第1スライドレール9が第2スライドレール10上でこれに対してスライドされるように構成されていると、ランプ切替え機構全体コンパクトになり、装置本体を大型化することなく、複数のランプの使用切替え及び交換を短時間で簡単に行なうことができる。

0029

また、本実施形態に係る光源装置1において、スリット孔22よりも上側のフロントパネル21の面は、スリット孔22が形成されている面よりも前方に突出されるとともに、スリット孔22の幅は、フック24がフック受け部材25にフックされている状態で第1スライドレール9の可動側ガイド力部材11を移動させるために切替えレバ−19が移動される範囲で寸法δに設定され、それ以外の切替えレバ−19の移動範囲で寸法δよりも小さい寸法εに設定されている。しかも、幅が寸法δに設定されたスリット孔の部位の上側稜線と幅が寸法εに設定されたスリット孔の部位の上側稜線は一致している(幅が寸法δに設定されたスリット孔の部位の下側稜線は、幅が寸法εに設定されたスリット孔の部位の下側稜線よりも下側に位置している)。したがって、光源装置1のフロントパネル1を斜め上方から見下げた際(通常の場合)に、スリット孔22の上側で前方に突出するパネル1の部分が視線を遮った場合でも、スリット孔22の幅δの部分が幅εの部分に対して見易くなる。すなわち、使用ランプをランプ3aからランプ3bもしくはランプ3bからランプ3aに切替えるために切替えレバ−19を移動させる場合には、その領域でスリット孔22が見易くなる。

0030

ところで、内視鏡2は、その不使用時などにおいて、内視鏡保持具等によって保持される。内視鏡保持具は従来から様々な形態のものがある。例えば、実開平3−49803号公報や実開平2−58403号公報に開示された技術では、内視鏡周辺機器積載用カート側壁等にスコープハンガ一である内視鏡保持具が取り付けられている。また、実公昭51−161792号公報に開示された技術では、光源装置に内視鏡保治具である内視鏡懸架支柱が設けられている。

0031

しかし、実開平3−49803号公報や実開平2−58403号公報に開示された技術では、内視鏡保治具を使用するために、内視鏡周辺機器積載用カートをも準備しなければならないといった問題がある。また、実公昭51−161792号公報に開示された技術では、懸架具支柱を光源装置に固定する機構にコストがかかってしまう。また、昨今の小型化された光源装置およびその他内視鏡周辺機器に懸架具支柱を固定することができないといった問題がある。

0032

そこで、以下では、こうした問題を解決し得る内視鏡保持装置について説明する。図11および図12は、内視鏡保持装置の第1の例が示されている。図11に示されるように、内視鏡保持装置は、内視鏡ハンガー部材32と内視鏡ハンガ一固定部材33とからなる。内視鏡ハンガー部材32は、プラスチック材等で形成され、内視鏡2の操作部30の中間部最大幅Pよりも僅かに大きい内径φQの内視鏡挿入孔31を有している。内視鏡挿入孔31の一部には、内視鏡操作部30に形成された鉗子口生検鉗子細胞診ブラシ、注射針等の各種処置具が挿入される)の突起部37の幅よりも僅かに広い幅のスリット38が形成されている。

0033

内視鏡ハンガ一部材32の側端面には、内視鏡ハンガ一固定部材33がビス等で固定されている。内視鏡ハンガ一固定部材33は、外周面全面にナイロンコーティングされた長方形状金属板によって形成されている。内視鏡ハンガー部材32は、内視鏡ハンガ一固定部材33の長手方向端部に固定されている。また、内視鏡ハンガ一固定部材33の長手方向の中間部分には、略U字状の4つの固定スリット34a,34b,34c,34dが形成されている。各固定スリット34a,34b,34c,34dは幅寸法がVに設定されている。また、内視鏡ハンガ一部材32に最も近い第1の固定スリット34aはU字状に下側に開いている。第1の固定スリット34aから距離T離れた位置には、上側にU字状に開く第2の固定スリット34bが形成されている。また、第1の固定スリット34aから距離W離れた位置には、下側にU字状に開く第3の固定スリット34cが形成され、第3固定スリット34cから距離T離れた位置には、上側にU字状に開く第4の固定スリット34dが形成されている。

0034

一方、光源装置1の側面には、2つの固定部材35a,35bが互いに距離Tだけ離間して水平に並んで螺着されている。固定部材35a,35bは、その呼び径が固定スリット34a〜34dの幅Vよりも小さいネジ部と、このネジ部の頭部に設けられ且つ固定スリット34a〜34dの幅Vより十分大きい径φSのツマミ部36とからなる。

0035

このような内視鏡保持装置を用いて内視鏡2を保持する場合には、まず、固定部材35a,35bを緩め、内視鏡ハンガ一固定部材33の第1の固定スリット34aを上方向から固定部材35aのネジ部に挿入し、第2の固定スリット34bを下方向より固定部材35bのネジ部に挿入し、固定部材35aと固定部材35bを締める。この場合、固定スリット34a,34bの幅Vより固定部材35のツマミ部36の径φSが十分大きいため、固定ツマミ35の締結力により内視鏡ハンガ一固定部材33は光源装置1の側面に固定される。また、この場合、内視鏡ハンガ一固定部材33の外周全面にナイロンコーティングが施されているため、内視鏡ハンガ一固定部材33を固定しても、光源装置1の側面に疵等が付くことがない。

0036

なお、上記構成では、内視鏡ハンガ一固定部材33の外周全面にナイロンコーティングが施されているが、他の弾力性を有するコーティングを施しても良く、また、コーティングを施さずとも内視鏡ハンガ一固定部材33の光源装置1との接触面にゴムシート等の弾性部材を貼っても良く、どの揚合でも、光源装置1の接触面に疵等が付くことはない。

0037

次に、内視鏡ハンガ一固定部材33に固定されている内視鏡ハンガ一部材32の内視鏡挿入孔31に内視鏡2の内視鏡操作部30を挿入する。ここで、内視鏡挿入孔31には内視鏡操作部30に形成される鉗子口の突起部37の幅よりも僅かに広い幅のスリット38が形成されているため、このスリット38に鉗子口の突起部37を挿入すれば、 内視鏡2が鉛直方向の軸を中心に回転することがない。

0038

また、このように内視鏡ハンガ一部材32に内視鏡2を挿入すると、図12に示されるように、内視鏡ハンガー部材32には、内視鏡2の自重により鉛直下方向に力F1がかかり、また、固定ツマミ35bには、固定ツマミ35aのネジ部を支点として鉛直上方向の力F2が作用する。ここで、内視鏡ハンガ一固定部材33の固定ツマミ35aのネジ部に挿入されているU字状の第1の固定スリット34aの開口が下向きで、固定ツマミ35bのネジ部に挿入されているU字状の第2の固定スリット34bの開口が上向きであるため、仮に固定ツマミ35a,35bが緩んで力F1,F2が内視鏡ハンガ一固定部材33にかかっても、内視鏡ハンガ一固定部材33が光源装置1から外れることはない。

0039

また、固定ツマミ35a,35bに挿入する内視鏡ハンガ一固定部材33の固定スリットを34a,34bから34c,34dに移すことにより、内視鏡ハンガ一部材32の光源装置1に対する飛び出し量(位置)を容易に変更することができる。

0040

図13は内視鏡保持装置の第2の例を示している。第1の例では、内視鏡ハンガ一固定部材33に固定された内視鏡ハンガー部材32の内視鏡挿入孔31に内視鏡操作部30を挿入して保持していたのに対して、本例では、内視鏡ハンガ一部材32を用いず、内視鏡2を保持するために、内視鏡ハンガ一固定部材33の端部に内視鏡フック片39が設けられている。このフック片39は、内視鏡ハンガー固定部材33から幅Xで水平方向に切り曲げられるとともに、その端部が上側に再度折り曲げられることによって形成されている。また、内視鏡操作部30には、内視鏡フック片39が通るフックリング40が設けられている。なお、その他の構成は第1の例と同様である。

0041

このような構成では、内視鏡フック片39に内視鏡操作部30のフックリング40を通すことによって内視鏡2が保持される。内視鏡ハンガ一部材32を用いなくても済むため、コストが安くなる。

0042

なお、以上説明してきた技術内容によれば、以下に示すような各種の構成が得られる。
1.複数の照明光供給ランプを搭載し、前記複数の照明光供給ランプのうち使用している照明光供給ランプが切れた際に、前記複数の照明光供給ランプのうち使用していない照明光供給ランプに切り替える手段を備えた光源装置において、前記使用している照明光供給ランプを前記使用していない照明光供給ランプに切り替えるための切替え機構と、前記複数搭載している照明光供給ランプの全てを光源装置の筐体外部よりランプ交換可能な位置に移動させるための移動機構と、を具備することを特徴とする光源装置。

0043

2.前記複数搭載している照明光供給ランプの全てを光源装置の外部に移動させるための前記移動機構を固定することのできる解除自在のフック機構を設けたことを特徴とする第1項に記載の光源装置。
3.前記切替え機構と連結し且つ光源装置筐体外部に設けられた操作部分の操作により、前記複数の照明光供給ランプの切替えができることを特徴とする第1項に記載の光源装置。

0044

4.内視鏡光源装置等の内視鏡周辺装置において、前記内視鏡周辺装置本体に内視鏡を保持する内視鏡保持部材を、着脱可能に固定する手段を設けたことを特徴とする内視鏡装置
5.端部に内視鏡保持機構を持ち、前記内視鏡保持機構の後方部に下側に開口している略U字形状のスリットを持ち、さらに、後方部に上側に開口している略U字状のスリットを持つ板状部材と、前記板状部材の前記スリットとそれぞれ相対する位置に、頭部に操作可能なつまみ部を設けたネジ部材を取り付けた内視鏡周辺装置とからなることを特徴とする第4項に記載の内視鏡保持装置。

0045

6.複数の照明光供給ランプを搭載し、前記照明光供給ランプのうち使用しているランプが切れた際に、前記複数の照明光供給ランプのうち使用していないランプに切替える手段を備えた光源装置において、複数搭載しているランプのうち使用しているランプから複数搭載している使用していないランプに切替えるための第1のスライド機構と、複数搭載している照明光供給ランプ全てを光源装置外部に移動させるための第2のスライド機構を設けた事を特徴とする光源装置。
7.第6項の光源装置において、複数搭載している照明光供給ランプ全てを光源装置外部に移動させるための第2のスライド機構のスライド移動を固定する事のできる解除自在のフック機構を設けた事を特徴とする光源装置。

0046

8.第6項の光源装置において、第1のスライド機構と連結しており、且つ光源装置筐体外部に突出した操作レバ一を設けた事を特徴とする光源装置。
9.内視鏡光源装置等の内視鏡周辺装置において、装置本体に内視鏡を吊下げて保持する内視鏡保持部材を着脱可能に固定する手段を設けた事を特徴する内視鏡周辺装置および内視鏡保持具。
10.第9項の内視鏡周辺装置および内視鏡保持具において、内視鏡保持具は一辺の長い板状部材よりなり、その端部に内視鏡保持機構を設け、内視鏡保持機構後方部に下側に開口している略Uの字形状のスリットを設け、その後方部に上側に開口している略Uの字形状のスリットを設け、内視鏡周辺装置側面には前記スリットと相対する位置に頭部に操作可能なつまみ部を設けたネジ部材を螺着したことを特徴とする内視鏡保持具取付け構造

発明の効果

0047

本発明の光源装置によれば、装置本体を大型化することなく、複数のランプの使用切替え及び交換を短時間で簡単に行なうことができる。

図面の簡単な説明

0048

図1本発明の一実施形態に係る光源装置及び光源装置に接続される内視鏡の斜視図である。
図2図1の光源装置内のランプ切替え及びランプ交換機構部の上面図である。
図3図2のα−α’線に沿う断面であって光軸に一方のランプが位置している場合の断面図である。
図4図2のα一α’線に沿う断面であって光軸に他方のランプが位置している場合の断面図である。
図5図2のα一α’線に沿う断面であって両方のランプが共に光源装置の筐体の外側に位置している場合の断面図である。
図6スライドレールを斜め上面から見た斜視図である。
図7図2のβ一β’線に沿う断面図である。
図8光源装置をフロントパネル側から見た正面図である。
図9図2のζ一ζ’線に沿う断面図である。
図10図7のη部の拡大図である。
図11内視鏡保持装置の一例を示す斜視図である。
図12図11の内視鏡保持装置を光源装置の側面に取り付けて内視鏡を保持させた状態を示す正面図である。
図13内視鏡保持装置の他の例を示す斜視図である。

--

0049

1…光源装置
2…内視鏡
3a,3b…ランプ
5…ランプ装着板
9…第1スライドレール(ランプ切替え機構)
10…第2スライドレール(移動機構)
11,11’…可動側ガイド部材
12,12’…固定側ガイド部材
27…中間ガイド部材

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