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技術 ホールディングルーフ車

出願人 有限会社トーシン・クリエイト
発明者 保坂健
出願日 1998年11月2日 (22年1ヶ月経過) 出願番号 1998-311710
公開日 2000年5月16日 (20年7ヶ月経過) 公開番号 2000-135947
状態 特許登録済
技術分野 旅客車・荷物車の上部構造 特殊荷物運搬車両 車両の非固定式屋根・保護カバー
主要キーワード 昇降パイプ 受け駒 移動販売車 屋根裏面 外枠体 二重筒状 三角板 厨房設備
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年5月16日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (12)

課題

ルーフ昇降機構油圧空気圧を使用することがなく、構造が簡単であり、且つメンテナンス費用も必要としない、各種移動販売車移動トイレ車として利用できるホールディングルーフ車を提供するものである。

解決手段

本発明のホールディングルーフ車は、運転席1と荷台2とからなるトラックTにおいて、内部に厨房設備等が収納される直方体からなる外枠体3をトラック荷台2上に固定し、該外枠体3の運転席1側を除く3側面に左側開口枠4、右側開口枠5及び後部側開口枠6を設けると共に、該外枠体3の上面を昇降できる屋根7で塞いだものである。外枠体3と屋根7との間には、折り畳まれた左側板10、右側板11及び前妻板12、後妻板13が収納され、外枠体3の運転席1側及び後部側に設けた2個の受け駒14により折り畳まれた左側板10及び右側板11の先端を支えるようになっている。

概要

背景

軽トラック走行時の車高が2m以内と制限されているため、地面から荷台までの高さ64cmを除くと、残りの高さは1m34cmとなり、各種移動販売車移動トイレ車の中で大人が立つ姿勢になると頭部がルーフ天井に当たるので、ルーフを上昇させて立っても支障がないように工夫している。

概要

ルーフ昇降機構油圧空気圧を使用することがなく、構造が簡単であり、且つメンテナンス費用も必要としない、各種移動販売車や移動トイレ車として利用できるホールディングルーフ車を提供するものである。

本発明のホールディングルーフ車は、運転席1と荷台2とからなるトラックTにおいて、内部に厨房設備等が収納される直方体からなる外枠体3をトラック荷台2上に固定し、該外枠体3の運転席1側を除く3側面に左側開口枠4、右側開口枠5及び後部側開口枠6を設けると共に、該外枠体3の上面を昇降できる屋根7で塞いだものである。外枠体3と屋根7との間には、折り畳まれた左側板10、右側板11及び前妻板12、後妻板13が収納され、外枠体3の運転席1側及び後部側に設けた2個の受け駒14により折り畳まれた左側板10及び右側板11の先端を支えるようになっている。

目的

しかし、公知のルーフ昇降機構は油圧や空気圧を使用して昇降させるため、その構造が複雑であり、且つメンテナンスにも多大な費用を要するものである。本発明は、ルーフ昇降機構に油圧や空気圧を使用することがなく、構造が簡単であり、且つメンテナンス費用も必要としない、各種移動販売車や移動トイレ車として利用できるホールディングルーフ車を提供するものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

運転席荷台とからなるトラックにおいて、直方体からなる外枠体トラック荷台上に固定し、該外枠体には昇降できる屋根を連結したホールディングルーフ車において、前記外枠体の四隅に固定されているガイドパイプの内部には、上端を屋根に連結された昇降パイプコイルスプリングが内蔵され、該コイルスプリングはガイドパイプの内部に二重筒状摺動自在に嵌合している昇降パイプの下端を常時上方に付勢し、ガイドパイプの上部には昇降ロック機構が嵌合するピン穴が形成され、一方、昇降自在に収納される昇降パイプの上下端には、前記ピン穴に一致する位置に下降端及び上昇端位置決め孔が設けられていることを特徴とするホールディングルーフ車。

請求項2

前記昇降ロック機構は、外枠体の運転席側と後部側とに取付板を介して回転子が取り付けられ、該回転子から上下方向に伸びアームにそれぞれアームリンクを介して、左右のガイドパイプのピン穴に係合する位置でストッパーピンが取り付けられ、該ストッパーピンは、外枠体に固定された軸受板両ガイド孔に嵌合してガイドパイプのピン穴に誘導されるように支持され、さらにストッパーピンを常時ピン穴側に付勢する圧縮バネを前記軸受板に設けたことを特徴とする請求項1記載のホールディングルーフ車。

請求項3

外枠体と屋根との間には、折り畳み可能な左側板右側板及び前妻板後妻板が配置され、該前妻板及び後妻板側の屋根に固定された軸受リンク引き上げバネ揺動自在に取り付け、該リンクの他端は前妻板及び後妻板の側板ストッパーに固定されたピン長孔を介して係合させ、一方、引き上げバネは、他端をリンク中央に固定し、該リンクが軸受を通る垂線を通過するまでは一方側に引いているが、垂線を通過すると他方側に引くように付勢されていることを特徴とする請求項1又は2記載のホールディングルーフ車。

技術分野

0001

本発明は、各種移動販売車移動トイレ車として利用できる車高の低い軽トラック改造したホールディングルーフ車に関する。

背景技術

0002

軽トラックは走行時の車高が2m以内と制限されているため、地面から荷台までの高さ64cmを除くと、残りの高さは1m34cmとなり、各種移動販売車や移動トイレ車の中で大人が立つ姿勢になると頭部がルーフの天井に当たるので、ルーフを上昇させて立っても支障がないように工夫している。

発明が解決しようとする課題

0003

しかし、公知のルーフ昇降機構油圧空気圧を使用して昇降させるため、その構造が複雑であり、且つメンテナンスにも多大な費用を要するものである。本発明は、ルーフ昇降機構に油圧や空気圧を使用することがなく、構造が簡単であり、且つメンテナンス費用も必要としない、各種移動販売車や移動トイレ車として利用できるホールディングルーフ車を提供するものである。

課題を解決するための手段

0004

上記のような課題を解決するために、本発明のホールディングルーフ車は、運転席1と荷台2とからなるトラックTにおいて、直方体からなる外枠体3をトラック荷台2上に固定し、該外枠体3には昇降できる屋根7を連結したものにおいて、前記外枠体3の四隅に固定されているガイドパイプ9の内部には、上端を屋根7に連結された昇降パイプ16とコイルスプリング29が内蔵され、該コイルスプリング29はガイドパイプ9の内部に二重筒状摺動自在に嵌合している昇降パイプ16の下端を常時上方に付勢し、ガイドパイプ9の上部には昇降ロック機構が嵌合するピン穴31が形成され、一方、ガイドパイプ9内部に昇降自在に収納される昇降パイプ16の上下端には、該ピン穴31に一致する位置に下降端及び上昇端位置決め孔32が設けられているものである。さらに、前記昇降ロック機構は、外枠体3の運転席1側と後部側とに取付板33を介して回転子34が取り付けられ、該回転子34から上下方向に伸びアーム35にそれぞれアームリンク36を介して、左右のガイドパイプ9のピン穴31に係合する位置でストッパーピン30が取り付けられ、該ストッパーピン30は、外枠体3に固定された軸受板37の両ガイド孔に嵌合してガイドパイプ9のピン穴31に誘導されるように支持され、さらにストッパーピン30を常時ピン穴31側に付勢する圧縮バネ38を前記軸受板37に設けたものである。また、外枠体3と屋根7との間には、折り畳み可能な左側板10、右側板11及び前妻板12、後妻板13が配置され、該前妻板12及び後妻板13側の屋根7に固定された軸受20にリンク21、引き上げバネ24を揺動自在に取り付け、該リンク21の他端は前妻板12及び後妻板13の側板ストッパー18に固定されたピン22に長孔23を介して係合させ、一方、引き上げバネ24は、他端をリンク21中央に固定し、該リンク21が軸受20を通る垂線を通過するまでは一方側に引いているが、垂線を通過すると他方側に引くように付勢されているものである。

発明を実施するための最良の形態

0005

本発明のホールディングルーフ車は、運転席1と荷台2とからなる軽トラックTにおいて、内部に厨房設備等が収納される直方体からなる外枠体3をトラック荷台2上に固定し、該外枠体3の運転席1側を除く3側面に左側開口枠4、右側開口枠5及び後部側開口枠6を設けると共に、該外枠体3の上面を昇降できる屋根7で塞いだものである。外枠体3と屋根7との間には、折り畳まれた左側板10、右側板11及び前妻板12、後妻板13が収納され、外枠体3の運転席1側及び後部側に設けた2個の受け駒14により折り畳まれた左側板10及び右側板11の先端を支えるようになっている。折り畳まれた左側板10、右側板11及び前妻板12、後妻板13を組立てる時には、屋根7を上昇させ、先に前妻板12及び後妻板13を引き起こし、次に左側板10及び右側板11を引き起こすことにより、組み立てられる。屋根7を上昇させるには、作業者は右側開口枠5から荷台2の外枠体3内に乗車し、昇降ロック機構の回転子34の角孔39に、別に用意している回転角棒(図示せず)を嵌着して回転子34を回転し、アーム35,アームリンク36を介して、下降端位置決め孔32に嵌合しているストッパーピン30をピン穴31から引き出す。すると、ガイドパイプ9に内蔵されているコイルスプリング29の弾発力により昇降パイプ16が瞬時に上昇し、昇降パイプ16に固定されている屋根7も一緒に上昇し、同時に、屋根7にリンク21を介して連結されている前妻板12及び後妻板13も引き上げられる。次に、左側板10及び右側板11の折りたたみ窓19を折り畳んで作業者が入る空間を形成した後、屋根7の裏面に設けられている取手15を掴んで屋根7をさらに持ち上げると、屋根7に軸受20を介して連結されているリンク21が軸受20を通る垂線を通過するので、前妻板12及び後妻板13がリンク21に取り付けられている引き上げバネ24の力により、急激に引き起こし方向に引かれ、屋根7に設けたL形のストッパー27に当たって止まり、位置決めされる。このようにして、前妻板12及び後妻板13が引き起こされたならば、さらに左側板10及び右側板11を側板ストッパー18に当たるまで引き起こすと、組立てが完了する。

0006

以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。本発明のホールディングルーフ車は、図1に示すように、運転席1と荷台2とからなる軽トラックTにおいて、内部に厨房設備等が収納される直方体からなる外枠体3をトラック荷台2上に固定し、該外枠体3の運転席1側を除く3側面に左側開口枠4、右側開口枠5及び後部側開口枠6を設けると共に、該外枠体3の上面を昇降できる屋根7で塞いだものである。なお、図1の左側面図では、屋根7が上昇され、登録商標Rと店名Nとを描いた左側板10が引き起こされた状態で、かつ左側開口枠4に窓W、格子Gをはめ込み、左側開口枠4下方に化粧板Bを施した状態を示している。

0007

図2に外枠体3の拡大左側面図を示すように、縦184cm、横185cm、奥行き125cmからなる直方体の外枠体3は、左側面には、下辺から36cmの所に縦93cm、横175cmの左側開口枠4が形成され、一方、反対側の右側面中央には、高さ129cm、横60cmの右側開口枠5が形成される。これらの左側開口枠4及び右側開口枠5は、それぞれ販売用窓及び販売者乗降口として利用される。

0008

図3図2A-A矢視断面図を示すように、外枠体3は、運転席1側には開口枠がなく、左右及び後部には、断面形状に段差がつけられている左側開口枠4、右側開口枠5、及び後部側開口枠6が設けられており、また外枠体3の四隅の下端に三角板8を溶接固定して円筒状のガイドパイプ9の一方が三角板8に溶接固定されている。なお、左側開口枠4、右側開口枠5、及び後部側開口枠6の段差のある断面形状は、図1に示すように、開口面に窓W、格子Gをはめ込むためのものである。

0009

図4図2B-B断面図を示すように、外枠体3の後部には、下辺から36cmの所に縦98cm、横119cmの後部側開口枠6が形成され、外枠体3の四隅の下端の三角板8に溶接固定されているガイドパイプ9は上下方向に伸びて外枠体3上部に三角板8を介して溶接固定されている。また、外枠体3と屋根7との間には、折り畳まれた左側板10、右側板11及び前妻板12、後妻板13が収納され、外枠体3の運転席1側及び後部側に設けた2個の受け駒14により折り畳まれた左側板10及び右側板11の先端を支えるようになっている。なお、図4には、運転席1側の2個の受け駒14のみを示している。

0010

図5に示すように、屋根7の裏面には天井板40が張られ、屋根7を昇降させる際に握りとしての取手15を前後方向に2個所設けてあり、また屋根7の四隅には、三角板8を取り付けて昇降パイプ16の上端を三角板8に溶接固定している。

0011

図6は、屋根7が下げられている状態を内側から見た裏面図であり、折り畳みにより最下部に左側板10及び右側板11が位置し、左側板10と右側板11の上に、前妻板12と後妻板13が乗り、さらに前妻板12と後妻板13の上に、屋根7全体が乗るようになっている。そして、屋根7の裏面に設けられた取手15は、図6に示すように、屋根7が下げられている状態の時に、内側から直接握ることができるように、左側板10、右側板11、前妻板12、後妻板13が重ならない中央部分に設けられている。なお、前妻板12及び後妻板13にも、左側板10及び右側板11が重ならない位置に引手17を設けている。

0012

図6のように折り畳まれた左側板10、右側板11及び前妻板12、後妻板13を組み立てる時には、屋根7を上昇させ、先に前妻板12及び後妻板13を引き起こし、次に左側板10及び右側板11を引き起こすことにより、図7に示すように、組み立てられる。なお、前妻板12及び後妻板13の両端には側板ストッパー18が設けられているので、左側板10及び右側板11を引き起こした時に、ストッパーとなり位置決めを行うことができる。また、左側板10及び右側板11の中央部には、蝶番により折りたたみができる透明アクリル板等からなる折りたたみ窓19を設けているが、透明アクリル板等を設けない解放状としても良い。

0013

次に、本発明のホールディングルーフ車の屋根7の昇降機構について述べると、図8に示すように、屋根7の前妻板12側には、屋根7に固定された軸受20に湾曲したリンク21を揺動自在に取り付け、該リンク21の他端は前妻板12の側板ストッパー18に固定されたピン22に長孔23を介して係合させている。そして、図9に示すように、引き上げバネ24は、一端を軸受20に固定し、他端をリンク21中央に固定されており、該リンク21が軸受20を通る垂線を通過するまでは前妻板12側に引いているが、垂線を通過すると反対側に引くように付勢されている。なお、軸受20に設けた切り欠き25は、引き上げバネ24がリンク21と共に軸受20を支点にして揺動した時に、引き上げバネ24が軸受20に接触しないようにするために設けている。また、前妻板12の下端は、外枠体3の上部にゴム等の弾性材の蝶番26を介して連結されており、該蝶番26は前妻板12を折り畳んだ状態では、図10のようにL字形状となり、組み立てた時には、図8のように折り畳まれた状態になる。なお、前妻板12を組み立てた時に、前妻板12の上端の位置決めをするL形のストッパー27が屋根7に設けられ、さらに前妻板12と屋根7との隙間を塞ぐためのシール材28が前妻板12の上端に設けられている。以上、図8図9に基づいて、前妻板12の左側についてのみ述べたが、同様の構造は右側にも設けられており、また、後妻板13も前妻板12と同様な構造である。

0014

次に、図10に示すように、外枠体3の上下端に固定された三角板8に円筒状のガイドパイプ9の上下端が溶接により固定されており、外枠体3下端の三角板8は床板42にビス43によって固定されている。そして、該ガイドパイプ9の内下部には、コイルスプリング29が内蔵され、ガイドパイプ9の内上部に二重筒状に摺動自在に嵌合している昇降パイプ16の下端を常時上方に付勢するようになっている。そして、ガイドパイプ9の上部には後述するストッパーピン30が嵌合するピン穴31が形成され、一方、ガイドパイプ9内上部に昇降自在に収納される昇降パイプ16の上下端には、図11に示すように、該ピン穴31に一致する位置に下降端及び上昇端位置決め孔32が設けられている。なお、屋根7と天井板40との間には断熱材41が張られており、昇降パイプ16の上端は前述したように屋根7に三角板8を介して固定されており、ガイドパイプ9及び昇降パイプ16は外枠体3の四隅にそれぞれ設けられている。

0015

図11に示すように、屋根7の上昇位置及び下降位置をロックする昇降ロック機構が外枠体3の運転席1側と後部側とに設けられており、昇降ロック機構は、左右のガイドパイプ9のピン穴31に係合する位置で、外枠体3の運転席1側及び後部側に取付板33を介して回転子34が取り付けられ、該回転子34から上下方向に伸びたアーム35にそれぞれアームリンク36を介してストッパーピン30が取り付けられたものから構成されている。該ストッパーピン30は、外枠体3に固定された軸受板37の両ガイド孔に嵌合してガイドパイプ9のピン穴31に前記ストッパーピン30が誘導されるように支持され、さらにストッパーピン30を常時ピン穴31側に付勢する圧縮バネ38を軸受板37に設けている。

0016

次に、本発明のホールディングルーフ車の屋根7の昇降動作について述べると、屋根7を上昇させる時は、図2のように屋根7が下降保持されている状態で、作業者は右側開口枠5から荷台2の外枠体3内に乗車し、図11の昇降ロック機構の回転子34の角孔39に、別に用意している回転角棒(図示せず)を嵌着して回転子34を回転し、アーム35,アームリンク36を介して、下降端位置決め孔32に嵌合しているストッパーピン30をピン穴31から引き出す。なお、運転席1側と後部側との両方に昇降ロック機構があるので、両方とも外す。

0017

すると、図8の一点鎖線で示している状態からガイドパイプ9に内蔵されているコイルスプリング29の弾発力により昇降パイプ16が瞬時に上昇し、昇降パイプ16に固定されている屋根7も一緒に上昇し、同時に、屋根7にリンク21を介して連結されている前妻板12及び後妻板13も引き上げられる。しかし、コイルスプリング29の弾発力は、屋根7を最上昇端まで持ち上げる程の強力なものでないため、中間位置で停止する。

0018

次に、図6に示すように、左側板10及び右側板11の折りたたみ窓19を折り畳んで作業者が入る空間を形成した後、屋根7の裏面に設けられている取手15を掴んで屋根7をさらに持ち上げると、図8に示すように、屋根7に軸受20を介して連結されているリンク21が軸受20を通る垂線を通過するので、前妻板12及び後妻板13がリンク21に取り付けられている引き上げバネ24の力により、急激に引き起こし方向に引かれ、屋根7に設けたL形のストッパー27に当たって止まり、位置決めされる。

0019

このようにして、前妻板12及び後妻板13が引き起こされたならば、さらに左側板10及び右側板11を側板ストッパー18に当たるまで引き起こすと、図7に示すように、組立てが完了する。この時、昇降パイプ16が最上昇端まで上昇しており、昇降パイプ16の上昇端位置決め孔32がピン穴31に一致するので、昇降ロック機構のストッパーピン30は自動的に昇降パイプ16の上昇端位置決め孔32に嵌合して屋根7を下降しないようにロックする。これで、図1に示すような移動販売車の組立てが完了する。

0020

一方、屋根7を下降させる時には、先に、折りたたみ窓19を折り畳んで作業者が入れる空間を形成したのち、左側板10及び右側板11を内側に折り畳んで、左側板10及び右側板11の先端を受け駒14に支持させ、図11の昇降パイプ16の昇降ロック機構を解除する。すなわち、別に用意している回転角棒(図示せず)を回転子34の角孔39に嵌着して回転子34を回転し、昇降パイプ16の上昇端位置決め孔32に嵌合しているストッパーピン30をピン穴31から引き出す。

0021

次いで、前妻板12及び後妻板13の引手17を引っ張って所要姿勢まで折り畳んだ後、屋根7の裏面の取手15を握って屋根7を下降させると、屋根7に押されて前妻板12及び後妻板13が一緒に折り畳まれる。この時、ガイドパイプ9のコイルスプリング29に抗して屋根7を下降させるが、コイルスプリング29の弾発力を調整しているので、抵抗感じる程の力を必要としない。屋根7を外枠体3上端まで下降させると、昇降パイプ16の下降端位置決め孔32がピン穴31に一致して、ストッパーピン30がピン穴31を通過して下降端位置決め孔32に嵌着し、自動的に昇降パイプ16がロックされる。このようにして、図2及び図4に示す状態に屋根7が下降保持され、トラック走行中に屋根7が邪魔になるようなことはなくなる。

0022

以上の如く、本発明のホールディングルーフ車は、屋根の昇降機構として、昇降パイプ、ガイドパイプの二重筒内蔵コイルスプリングの簡単な構造からなるため、故障などのメンテナンスがやり易く、製作が容易であると共に、安価に製作することができる。また、本発明のホールディングルーフ車は、屋根が水平状態で昇降するので、一人で出来ると共に、組立ての道具を必要としないので安全である。さらに、本発明のホールディングルーフ車は、上昇した屋根と外枠体との間を折り畳み可能な左右側板及び前後妻板で塞ぐので、使用時は伸長拡大し、不使用時は折り畳めるのでコンパクトに形成することができる。

図面の簡単な説明

0023

図1本発明のホールディングルーフ車の左側面図である。
図2本発明のホールディングルーフ車の拡大左側面図である。
図3本発明のホールディングルーフ車の図2A-A矢視断面図である。
図4本発明のホールディングルーフ車の図2B-B矢視断面図である。
図5本発明のホールディングルーフ車の屋根を上昇した状態の屋根裏面図である。
図6本発明のホールディングルーフ車の屋根を下降した状態の屋根裏面図である。
図7本発明のホールディングルーフ車の左右側板及び前後妻板を組み立てた状態の斜視図である。
図8本発明のホールディングルーフ車の前妻板と左側板を内側から見た側面図である。
図9本発明のホールディングルーフ車の図8P矢視背面図である。
図10本発明のホールディングルーフ車の後部側から運転席側を見た一部省略背面図である。
図11本発明のホールディングルーフ車の昇降ロック機構の説明図である。

--

0024

1運転席
2荷台
3外枠体
4 左側開口枠
5 右側開口枠
6 後部側開口枠
7屋根
8三角板
9ガイドパイプ
10左側板
11右側板
12 前妻板
13後妻板
14受け駒
15取手
16昇降パイプ
17引手
18側板ストッパー
19 折りたたみ窓
20軸受
21リンク
22ピン
23長孔
24引き上げバネ
25切り欠き
26蝶番
27 ストッパー
28シール材
29コイルスプリング
30ストッパーピン
31ピン穴
32位置決め孔
33取付板
34回転子
35アーム
36アームリンク
37軸受板
38圧縮バネ
39角孔
40天井板
41断熱材42床板43 ビス

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