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技術 印刷装置、印刷装置の制御方法、および印刷装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体

出願人 キヤノン株式会社
発明者 土肥純
出願日 1998年10月29日 (22年1ヶ月経過) 出願番号 1998-307733
公開日 2000年5月9日 (20年7ヶ月経過) 公開番号 2000-127688
状態 未査定
技術分野 目的に特徴のあるプリンター ドットプリンター,その他 その他の机上用具 薄板状材料の折畳み、特殊排送装置、その他
主要キーワード 停止棒 拡張動作 操作パネル装置 単位コード 液晶パネルディスプレイ 袋状物 口開き オプションメモリ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年5月9日)のものです。
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図面 (6)

課題

印刷済みの用紙を封筒などの袋状物へ正確に格納できるようにする。

解決手段

給紙カセット209に格納された封筒に対して必要であれば、感光体227、レーザ走査光学系ユニット225などから成るプリンタエンジンにより宛名やユーザ名などを印刷し、トレー230に排紙し、封筒口開き機231によりその開口を拡張する。次に、封筒に格納すべき普通紙の印刷を行なうが、その際、封筒の給紙の際に検出した排紙済みの封筒のサイズと、普通紙のサイズの整合を調べ、もし普通紙のサイズが適当でなければエラー状態移行する。サイズが整合していれば、カセット210から普通紙を給紙し、プリンタエンジンにより印刷し、トレー230上の封筒に格納する。もし、普通紙が格納し切れなくなると、その普通紙はセンサ234により検出され、これによりエラー状態に移行する。

概要

背景

従来のプリンタ複写機などの印刷装置には、複数の給紙カセットから所望の記録紙あるいは記録媒体がセットされている1つの給紙カセットを選択し、あるいは、封筒OHPフィルム等の記録紙以外の媒体を給紙して出力可能なものがあった。

特に封筒への印刷が可能な装置では、封筒への印刷を行なう、あるいは単に排紙位置へ封筒を排紙した後、印刷済みの用紙を封筒へ格納するような機構も考えられる。

概要

印刷済みの用紙を封筒などの袋状物へ正確に格納できるようにする。

給紙カセット209に格納された封筒に対して必要であれば、感光体227、レーザ走査光学系ユニット225などから成るプリンタエンジンにより宛名やユーザ名などを印刷し、トレー230に排紙し、封筒口開き機231によりその開口を拡張する。次に、封筒に格納すべき普通紙の印刷を行なうが、その際、封筒の給紙の際に検出した排紙済みの封筒のサイズと、普通紙のサイズの整合を調べ、もし普通紙のサイズが適当でなければエラー状態移行する。サイズが整合していれば、カセット210から普通紙を給紙し、プリンタエンジンにより印刷し、トレー230上の封筒に格納する。もし、普通紙が格納し切れなくなると、その普通紙はセンサ234により検出され、これによりエラー状態に移行する。

目的

そこで本発明は、印刷済みの用紙を封筒などの袋状物へ格納する印刷装置、その制御方法、およびその制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体において、印刷済みの用紙を封筒などの袋状物へ正確に格納できるようにすることにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

封筒などの袋状物を給紙する第1の給紙手段と、用紙を給紙する第2の給紙手段と、前記第1または第2の給紙手段から給紙された前記袋状物または前記用紙に対して画像の印刷を行なう印刷手段と、前記袋状物の大きさを検知する袋状物サイズ検知手段と、前記袋状物を口を開いて排出した後、次に前記用紙が前記袋状物に格納されるように排出する排出手段と、印刷前あるいは印刷中の所定タイミングにおいて、袋状物と印刷済みの用紙のサイズの整合状態、ないし袋状物への印刷済みの用紙の格納状態を検出し、その検出結果に応じて印刷処理および印刷済みの用紙の袋状物への格納を制御する制御手段を設けたことを特徴とする印刷装置

請求項2

前記袋状物サイズ検知手段により、前記袋状物は前記用紙が入らない大きさであったことが検知された場合は、印刷処理を一時中断し、エラー状態となり、印刷装置の利用者にその旨を警告することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。

請求項3

前記用紙を連続して同じ前記袋状物に格納している時に、前記袋状物に入り切らなくなった用紙を検知する用紙検知手段を有し、この用紙検知手段により前記袋状物に入り切らなくなった用紙を検知した場合は、印刷処理を一時中断し、エラー状態となり、印刷装置の利用者にその旨を警告することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。

請求項4

縮小印刷手段を有し、前記用紙が前記袋状物に入らない大きさであった場合は、前記用紙に印刷すべき画像を、前記袋状物に入りきる大きさの用紙に縮小印刷して、前記袋状物に格納することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。

請求項5

両面印刷手段を有し、前記用紙が前記袋状物に入らない大きさであった場合は、前記用紙に印刷すべき画像を、前記袋状物に入りきる大きさの用紙の両面を利用して印刷し、前記袋状物に格納することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。

請求項6

前記用紙を折り曲げる手段を有し、前記用紙が前記袋状物に入らない大きさであった場合は、折り曲げて前記袋状物に格納することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。

請求項7

前記袋状物の大きさを予め前記用紙または袋状物に対して印刷すべき画像データを転送してくる上位装置から取得することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。

請求項8

前記袋状物の大きさを印刷装置の利用者が直接印刷装置に対して入力する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。

請求項9

前記袋状物に格納できる用紙の枚数を検知する枚数検知手段を持ち、前記枚数検知手段で検知した枚数を超えて前記用紙を袋状物に格納しようとした場合は、印刷処理を一時中断し、エラー状態となり、印刷装置の利用者にその旨を警告することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。

請求項10

前記袋状物に格納すべき前記印刷用紙の枚数が、格納可能な枚数より多い場合は、前記印刷用紙に記録すべき画像を前記印刷用紙の両面に印刷し、前記袋状物に格納することを特徴とする請求項9に記載の印刷装置。

請求項11

前記袋状物に前記用紙が入り切らなくなった場合は、新たに別の袋状物を前記第1の給紙手段から給紙し、残りの用紙を格納することを特徴とする請求項9に記載の印刷装置。

請求項12

印刷した用紙、ないし袋状物をステイプルする手段を持ち、1つの印刷ジョブに対する印刷用紙が複数の袋状物に分かれて格納された場合は、ジョブ毎にそれら袋状物をステイプルして相互に固定することを特徴とする請求項11に記載の印刷装置。

請求項13

前記袋状物に格納できる用紙の枚数を予め前記用紙または袋状物に対して印刷すべき画像データを転送してくる上位装置から取得することを特徴とする請求項9に記載の印刷装置。

請求項14

前記袋状物に格納できる用紙の枚数を印刷装置の利用者が直接印刷装置に対して入力する手段を有することを特徴とする請求項9に記載の印刷装置。

請求項15

前記排出手段は、印刷処理終了後、袋状物の口を密閉する機能を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。

請求項16

封筒などの袋状物を給紙する第1の給紙手段と、用紙を給紙する第2の給紙手段と、前記第1または第2の給紙手段から給紙された前記袋状物または前記用紙に対して画像の印刷を行なう印刷手段と、前記袋状物の大きさを検知する袋状物サイズ検知手段と、前記袋状物を口を開いて排出した後、次に前記用紙が前記袋状物に格納されるように排出する排出手段を有する印刷装置の制御方法において、印刷前あるいは印刷中の所定タイミングにおいて、袋状物と印刷済みの用紙のサイズの整合状態、ないし袋状物への印刷済みの用紙の格納状態を検出し、その検出結果に応じて印刷処理および印刷済みの用紙の袋状物への格納を制御する制御工程を行なうことを特徴とする印刷装置の制御方法。

請求項17

前記袋状物サイズ検知手段により、前記袋状物は前記用紙が入らない大きさであったことが検知された場合は、印刷処理を一時中断し、エラー状態となり、印刷装置の利用者にその旨を警告する制御工程を行なうことを特徴とする請求項16に記載の印刷装置の制御方法。

請求項18

前記用紙を連続して同じ前記袋状物に格納している時に、前記袋状物に入り切らなくなった用紙を検知した場合は、印刷処理を一時中断し、エラー状態となり、印刷装置の利用者にその旨を警告することを特徴とする請求項16に記載の印刷装置の制御方法。

請求項19

前記用紙が前記袋状物に入らない大きさであった場合は、前記用紙に印刷すべき画像を、前記袋状物に入りきる大きさの用紙に縮小印刷して、前記袋状物に格納することを特徴とする請求項16に記載の印刷装置の制御方法。

請求項20

前記用紙が前記袋状物に入らない大きさであった場合は、前記用紙に印刷すべき画像を、前記袋状物に入りきる大きさの用紙の両面を利用して印刷し、前記袋状物に格納することを特徴とする請求項16に記載の印刷装置の制御方法。

請求項21

前記用紙が前記袋状物に入らない大きさであった場合は、前記用紙を折り曲げ手段により用紙を折り曲げて前記袋状物に格納することを特徴とする請求項16に記載の印刷装置の制御方法。

請求項22

前記袋状物の大きさを予め前記用紙または袋状物に対して印刷すべき画像データを転送してくる上位装置から取得することを特徴とする請求項16に記載の印刷装置の制御方法。

請求項23

前記袋状物の大きさを印刷装置の利用者が直接印刷装置に対して入力することを特徴とする請求項16に記載の印刷装置の制御方法。

請求項24

前記袋状物に格納できる用紙の枚数を検知し、この検知した枚数を超えて前記用紙を袋状物に格納しようとした場合は、印刷処理を一時中断し、エラー状態となり、印刷装置の利用者にその旨を警告することを特徴とする請求項16に記載の印刷装置の制御方法。

請求項25

前記袋状物に格納すべき前記印刷用紙の枚数が、格納可能な枚数より多い場合は、前記印刷用紙に記録すべき画像を前記印刷用紙の両面に印刷し、前記袋状物に格納することを特徴とする請求項24に記載の印刷装置の制御方法。

請求項26

前記袋状物に前記用紙が入り切らなくなった場合は、新たに別の袋状物を前記第1の給紙手段から給紙し、残りの用紙を格納することを特徴とする請求項24に記載の印刷装置の制御方法。

請求項27

1つの印刷ジョブに対する印刷用紙が複数の袋状物に分かれて格納された場合は、ジョブ毎にそれら袋状物をステイプルして相互に固定することを特徴とする請求項26に記載の印刷装置の制御方法。

請求項28

前記袋状物に格納できる用紙の枚数を予め前記用紙または袋状物に対して印刷すべき画像データを転送してくる上位装置から取得することを特徴とする請求項24に記載の印刷装置の制御方法。

請求項29

前記袋状物に格納できる用紙の枚数を印刷装置の利用者が直接印刷装置に対して入力することを特徴とする請求項24に記載の印刷装置の制御方法。

請求項30

印刷処理終了後、袋状物の口を密閉する処理を行なうことを特徴とする請求項24に記載の印刷装置の制御方法。

請求項31

封筒などの袋状物を給紙する第1の給紙手段と、用紙を給紙する第2の給紙手段と、前記第1または第2の給紙手段から給紙された前記袋状物または前記用紙に対して画像の印刷を行なう印刷手段と、前記袋状物の大きさを検知する袋状物サイズ検知手段と、前記袋状物を口を開いて排出した後、次に前記用紙が前記袋状物に格納されるように排出する排出手段を有する印刷装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体において、印刷前あるいは印刷中の所定タイミングにおいて、袋状物と印刷済みの用紙のサイズの整合状態、ないし袋状物への印刷済みの用紙の格納状態を検出し、その検出結果に応じて印刷処理および印刷済みの用紙の袋状物への格納を制御する制御ステップを格納したことを特徴とする印刷装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体。

請求項32

前記袋状物サイズ検知手段により、前記袋状物は前記用紙が入らない大きさであったことが検知された場合は、印刷処理を一時中断し、エラー状態となり、印刷装置の利用者にその旨を警告する制御ステップを格納したことを特徴とする請求項31に記載の印刷装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体。

請求項33

前記用紙を連続して同じ前記袋状物に格納している時に、前記袋状物に入り切らなくなった用紙を検知した場合は、印刷処理を一時中断し、エラー状態となり、印刷装置の利用者にその旨を警告するための制御ステップを格納したことを特徴とする請求項31に記載の印刷装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体。

請求項34

前記用紙が前記袋状物に入らない大きさであった場合は、前記用紙に印刷すべき画像を、前記袋状物に入りきる大きさの用紙に縮小印刷して、前記袋状物に格納するための制御ステップを格納したことを特徴とする請求項31に記載の印刷装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体。

請求項35

前記用紙が前記袋状物に入らない大きさであった場合は、前記用紙に印刷すべき画像を、前記袋状物に入りきる大きさの用紙の両面を利用して印刷し、前記袋状物に格納するための制御ステップを格納したことを特徴とする請求項31に記載の印刷装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体。

請求項36

前記用紙が前記袋状物に入らない大きさであった場合は、前記用紙を折り曲げ手段により用紙を折り曲げて前記袋状物に格納するための制御ステップを格納したことを特徴とする請求項31に記載の印刷装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体。

請求項37

前記袋状物の大きさを予め前記用紙または袋状物に対して印刷すべき画像データを転送してくる上位装置から取得するための制御ステップを格納したことを特徴とする請求項31に記載の印刷装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体。

請求項38

前記袋状物の大きさを印刷装置の利用者が直接印刷装置に対して入力するための制御ステップを格納したことを特徴とする請求項31に記載の印刷装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体。

請求項39

前記袋状物に格納できる用紙の枚数を検知し、この検知した枚数を超えて前記用紙を袋状物に格納しようとした場合は、印刷処理を一時中断し、エラー状態となり、印刷装置の利用者にその旨を警告するための制御ステップを格納したことを特徴とする請求項31に記載の印刷装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体。

請求項40

前記袋状物に格納すべき前記印刷用紙の枚数が、格納可能な枚数より多い場合は、前記印刷用紙に記録すべき画像を前記印刷用紙の両面に印刷し、前記袋状物に格納するための制御ステップを格納したことを特徴とする請求項39に記載の印刷装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体。

請求項41

前記袋状物に前記用紙が入り切らなくなった場合は、新たに別の袋状物を前記第1の給紙手段から給紙し、残りの用紙を格納するための制御ステップを格納したことを特徴とする請求項39に記載の印刷装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体。

請求項42

1つの印刷ジョブに対する印刷用紙が複数の袋状物に分かれて格納された場合は、ジョブ毎にそれら袋状物をステイプルして相互に固定するための制御ステップを格納したことを特徴とする請求項41に記載の印刷装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体。

請求項43

前記袋状物に格納できる用紙の枚数を予め前記用紙または袋状物に対して印刷すべき画像データを転送してくる上位装置から取得するための制御ステップを格納したことを特徴とする請求項39に記載の印刷装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体。

請求項44

前記袋状物に格納できる用紙の枚数を印刷装置の利用者が直接印刷装置に対して入力するための制御ステップを格納したことを特徴とする請求項39に記載の印刷装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体。

請求項45

印刷処理終了後、袋状物の口を密閉する処理を行なうための制御ステップを格納したことを特徴とする請求項39に記載の印刷装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体。

技術分野

0001

本発明は封筒などの袋状物に対して印刷、および印刷物の格納を行なうことができる印刷装置、その制御方法、およびその制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体に関するものである。

背景技術

0002

従来のプリンタ複写機などの印刷装置には、複数の給紙カセットから所望の記録紙あるいは記録媒体がセットされている1つの給紙カセットを選択し、あるいは、封筒、OHPフィルム等の記録紙以外の媒体を給紙して出力可能なものがあった。

0003

特に封筒への印刷が可能な装置では、封筒への印刷を行なう、あるいは単に排紙位置へ封筒を排紙した後、印刷済みの用紙を封筒へ格納するような機構も考えられる。

発明が解決しようとする課題

0004

ネットワークなどで、複数のユーザが印刷装置を共有する場合、自分の印刷した用紙と他人の用紙との切れ目がわからず、他人の用紙を持っていってしまうなどの間違いのもとになる問題があるが、印刷済みの用紙を封筒へ格納する構成によれば、郵便物などを作成する以外にも、このような印刷結果取り違えなどの事故を防止できる利点も得られる。

0005

しかし、このように印刷済みの用紙を封筒へ格納する構成においては、印刷する用紙の大きさや、印刷枚数が封筒等のそれに合っていないと、ジャムを発生したり、封筒に入り切らない用紙が他人の印刷した用紙に混ざってしまうなどの問題を生じる恐れがある。

0006

そこで本発明は、印刷済みの用紙を封筒などの袋状物へ格納する印刷装置、その制御方法、およびその制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体において、印刷済みの用紙を封筒などの袋状物へ正確に格納できるようにすることにある。

課題を解決するための手段

0007

上記の課題を解決するため、本発明によれば、封筒などの袋状物を給紙する第1の給紙手段と、用紙を給紙する第2の給紙手段と、前記第1または第2の給紙手段から給紙された前記袋状物または前記用紙に対して画像の印刷を行なう印刷手段と、前記袋状物の大きさを検知する袋状物サイズ検知手段と、前記袋状物を口を開いて排出した後、次に前記用紙が前記袋状物に格納されるように排出する排出手段を有する印刷装置、その制御方法、およびその制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体において、印刷前あるいは印刷中の所定タイミングにおいて、袋状物と印刷済みの用紙のサイズの整合状態、ないし袋状物への印刷済みの用紙の格納状態を検出し、その検出結果に応じて印刷処理および印刷済みの用紙の袋状物への格納を制御する構成を採用した。

発明を実施するための最良の形態

0008

以下、図を参照して本発明の実施の形態を説明する。

0009

[実施形態1]図1は本発明の実施形態であるレーザービームプリンタ(以下LBP)の構成を示すブロック図である。図1において、1はLBPで、コントローラボード3(以下、コントローラ)、エンジン4、操作パネル装置5、ディスク装置6からなる。

0010

また、図1のLBP1は外部のホストコンピュータなどの上位装置(ホスト)2と接続されており、上位装置2から所定の形式(PDLなど)で記述された印刷データを所定のプロトコルで受信し、印刷処理を実行するように構成されている。

0011

コントローラ3において、CPU7はPROM8に格納された各種制御プログラムにもとづいて各部を制御する。ホストインターフェース11(以下、インターフェースをI/Fという)は、ホストコンピュータなどの上位装置2と印刷データなどの通信を行なうI/Fである。ホストI/F11はIEEE1284などのパラレルインターフェース、あるいはイーサネットなどのネットワークインターフェースなどから構成される。

0012

エンジンI/F12は、実際に印字を行なうエンジン4(後述)と通信を行なうI/Fである。パネルI/F13は、ユーザインターフェースのための操作パネル装置5に対して入出力を行ない、ユーザからの入力を取り込んだり、表示制御を行なうためのものである。

0013

操作パネル装置5は、LBP1の状態などの情報を表示するための液晶パネルディスプレイ、ユーザがLBP1に対する様々な操作をするための各種の操作ボタンキーボード)、給紙場所オンラインオフラインなどの動作状態をユーザに知らせるためのLEDなどから構成される。

0014

ディスクI/F14は、ディスク装置6と通信を行なうためのI/Fである。

0015

ディスク装置6は、印刷データ、フォントデータ、CPU7のプログラムなど様々なデータを記憶しておく外部記憶装置であり、ハードディスク装置光磁気ディスク装置フロッピーディスク装置などから構成される。

0016

エンジン4は、記録媒体に画像データを実際に印刷する装置で、電子写真方式などの印刷機構から構成される。

0017

オプションメモリ9は、フォントなどを格納する抜き差し可能なメモリで、メモリカードオプションROM、FLASHメモリなどから構成される。

0018

RAM10には、印刷データなどホストコンピュータなどの上位装置2から入力されたデータを一時的に格納する受信バッファ10a、画像データを格納するフレームバッファ10bなどの領域が確保されている。また、RAM10はCPU7のワークエリアとしても使用される。

0019

なお、LBP1は図示しない電源部から電力の供給を受けている。

0020

上記の印刷機構としてのエンジン4の構造を図2に示す。図2の装置は、電子写真方式の記録機構を用いたものであり、さらに本実施形態では封筒に対する印刷、および封筒などの袋状物への袋詰めも行なえるようになっている。この封筒などの袋状物は任意の材質から成る任意の袋形状のものでよいが、以下では単に「封筒」として言及する。また、印刷を受ける用紙自体も実際には「紙」である必要はなくOHPシートなど任意の材質から成るものであってよい。以下では「封筒」以外の用紙は「普通紙」として言及する。

0021

図2において、符号5は上記の操作パネル装置である。また、符号226はコントローラボードであり、図1に示したCPU7、PROM8、RAM10、受信バッファ10aなどが実装されている。220は二次帯電器、223は前除電ランプ、224は前除電器である。

0022

エンジン4には、エンジンI/F12を介して、CPU7から給紙先を指定した給紙命令排紙方法を指定した排紙命令、画像データであるビデオ信号、封筒移動命令を送ることができる。そして、エンジン4は給紙命令により指定された給紙カセットから印刷媒体を給紙し、ビデオ信号により像を形成し、排紙命令によって指定された排紙処理を行なうしくみになっている。排紙処理には以下の2種類の処理がある。

0023

(1)封筒排紙処理
封筒に対して印刷を行なった後(または印刷を行なわないで)、封筒の口を開き、続いて印刷されて排紙される普通紙を格納できるような準備を行ないながら排紙する処理
(2)普通紙排紙処理
普通紙に対して印刷を行なった後、既に口が開いて排出されている封筒に格納されるように排紙する処理給紙カセット209には多数の封筒が積載されており、また、給紙カセット209に臨んで給紙ローラ211が配置されている。CPU7からエンジン4に給紙先を給紙カセット209とする給紙命令が転送されると、給紙ローラ211によって給紙カセット209に積載された封筒が1つ取り出され、給紙ガイド213に沿って送られる。

0024

この給紙命令に続いてCPU7からエンジン4に画像データがビデオ信号として転送され、レーザ走査光学系ユニット225にビデオ信号が入力される。レーザ走査光学系ユニット225に入力されたビデオ信号は、半導体レーザ印加されて光電変換され、高速回転する多面体ポリゴンミラー221に照射され、レーザ光感光体227に走査される。これにより、感光体227には潜像が形成され、現像器217によりトナー現像される。

0025

一方、送られた封筒はレジストローラ214によって感光体227と転写帯電器215との間を通って送られる。その際、封筒にトナー像転写される。その後、封筒は分離ローラ216によって感光体227から分離され、搬送ガイド228に沿って送られ、定着器229によって定着される。

0026

CPU7からエンジン4に排紙処理を封筒排紙処理とする排紙命令が転送されると、封筒はさらに送られて、トレー230に封筒の口を開く形で排出される。この際、可動式止め具232は閉じていて、トレー230内に封筒が留まるようになっている。

0027

また、本実施形態では、可動式封筒停止棒235も排出されてきた封筒を停止させる分だけトレー230の面からせり出すようになっている。さらに可動式封筒停止棒235と可動式止め具232の間にはセンサ234がある。センサ234はその上に何かが乗ると(隠すように覆われると)、そのことを検出できるよう構成されている。センサ234の検出方式は光、圧力、その他どんなものであってもかまわない。また、可動式止め具232、および可動式封筒停止棒235はソレノイドモータなどの駆動源を介してCPU7により制御される。

0028

また、本実施形態においては、封筒の口は、封筒口開き機231により、開くことができる。

0029

封筒口開き機231は図3に示すように、ほぼV字型形状の開き棒231a、231aを有し、この開き棒231a、231aを印刷、排紙された封筒101の左右端部領域に差し込んで封筒101の口を図示のように拡張できるようになっている。封筒口開き機231は不図示のモータ、ソレノイド、カムなどの駆動機構を有し、この駆動機構を介して開き棒231a、231aを所定のシーケンスで動かし、上記の封筒101の口の拡張動作を行なう。

0030

このように封筒口開き機231の開き棒231a、231aにより封筒口を拡張することにより、排紙された普通紙102を封筒101に格納することができる。なお、ここでは、封筒101の表面に宛先101aが印刷された上排紙された状態を示している。

0031

一方、給紙カセット210には、多数の普通紙が積載されており、また、給紙カセット210に臨んで給紙ローラ212が配置されている。CPU7からエンジン4に給紙先を給紙カセット210とする給紙命令が転送されると、給紙ローラ212によって給紙カセット210に積載された普通紙が1枚取り出され送られる。

0032

この給紙命令に続いて、CPU7からエンジン4に画像データがビデオ信号として転送され、レーザ走査光学系ユニット225にビデオ信号が入力される。レーザ走査光学系ユニット225に入力されたビデオ信号は、半導体レーザに印加されて光電変換され、高速回転する多面体ミラー221に照射され、レーザ光は感光体227に走査される。

0033

これによって、感光体227には潜像が形成される。送られた普通紙はレジストローラ214によって感光体227と転写帯電器215との間を通って送られる。その際、普通紙に像が転写される。そして普通紙は分離ローラ216によって感光体227から分離され、搬送ガイド228に沿って送られ、定着器229によって定着される。

0034

CPU7からエンジン4に排紙処理を普通紙排紙処理とする排紙命令が転送されると、普通紙はさらに送られて、トレー230内で口を開いている前記の封筒に格納される形で排出される。この時の封筒、普通紙、および封筒口開き機231の概略図を図3に示す。

0035

なお、CPU7からエンジン4に対して封筒移動命令が転送されると、可動式止め具232が開いて、トレー230内の前記普通紙が格納された封筒は、トレー233に移動する。

0036

以上により、まず1枚の封筒が口を開けた状態で排紙され、それに続いて1枚以上の普通紙が排紙されることにより、普通紙を封筒に格納することができる。

0037

次に前記構成のLBP1が実行する印刷処理について、図4図5に示すフローチャートを参照して説明する。図4図5はCPU7が実行する制御プログラムの流れを示すものであり、図示の手順は、PROM8やディスク装置6などに格納される。図4図5は同一アルファベットの位置で連続しているものとする。

0038

図4図5の処理では、LBP1に対して電源が投入され、動作可能な状態となっていることを前提とする。

0039

まずステップS401でフレームバッファ10bの画像データをクリアする。

0040

ステップS402では、ホストなどの上位装置2よりデータを受信して受信バッファ10aに格納し、受信バッファ10aから1単位コード分のデータを読み取る。

0041

そしてステップS403では、読み取ったデータがジョブ開始命令か否かを調べる。ここで、そのデータがジョブ開始命令でないと判断された場合、処理はステップS402に戻りデータ受信続行する。これに対して、ステップS403で読みとったデータがジョブ開始命令と判断された場合、処理はステップS404に進む。

0042

ステップS404では、封筒に印刷する画像データをフレームバッファ10bに生成する。上位装置2より転送されたPDL言語により記述された印刷データに基づきフレームバッファ10bに印刷すべきビットマップデータがラスタライズされる。文字などの印刷の場合は、不図示のキャラクタジェネレータROMに格納されたフォント、上位装置2より転送されたフォントデータなどが用いられる。

0043

その後、ステップS405に進み、CPU7は給紙先(給紙源)として給紙カセット209を指定する給紙命令をエンジン4に転送する。これにより、給紙カセット209から封筒が1つ取り出される。この時給紙カセット209から給紙した封筒のサイズはRAM10の所定領域に記憶しておく。この封筒のサイズは給紙カセット209に封筒がセットされ、印刷装置に格納された時点で、図示しないセンサ等の機構を使い確認出来るようになっている。

0044

続いてステップS406でフレームバッファ10bの画像データがビデオ信号としてエンジン4に転送され、取り出された封筒に画像が印刷される。

0045

さらにステップS407で、CPU7は排紙処理を封筒排紙処理とする排紙命令をエンジン4に転送し、封筒をトレー230に排出させる。このとき、封筒は封筒口開き機231により口を開けた形で排出され、(可動式止め具232の位置ではなく)可動式封筒停止棒235の位置で停止する。

0046

ステップS408ではフレームバッファ10bの画像データをクリアし、次にステップS409で、再び上位装置2からのデータの受信を行なう。上位装置2よりデータを受信して受信バッファ10aに格納し、受信バッファから1単位コード分のデータを読み取る。

0047

ステップS410では、読み取ったデータが排紙命令であるか否かを判断する。ここで、そのデータが排紙命令ではないと判断された場合、ステップS411に進み、そのデータがジョブ終了命令であるか否かを判断する。ここで、そのデータがジョブ終了命令ではないと判断された場合、そのデータは印字データであるので、ステップS412で、フレームバッファ10bに画像の蓄積を行なう。そして、ステップS409に戻り、データの受信を続行する。

0048

これに対して、ステップS411で読み取ったデータがジョブ終了命令であると判断された場合、ステップS413に進み、CPU7は、封筒移動命令をエンジン4に転送し、可動式止め具232を開き、トレー230内の前記普通紙が格納された封筒をトレー233に移動させる。なお、封筒が移動した後、自動的に可動式止め具232は閉じるようになっている。このようにして、1サイクル終了となり、処理はステップS401に戻り、次のサイクルが始まる。

0049

一方、ステップS410において、読み取ったデータが排紙命令であると判断された場合、ステップS414に進み、ステップS405で記憶しておいた封筒のサイズと、今から印刷しようとする普通紙のサイズを比較し、封筒に普通紙が格納できる大きさであるか確認する。普通紙の大きさが封筒よりも大きければ、ステップS419へ進み、印刷装置をエラー状態とし、ユーザにそれを知らせるべく、操作パネル装置5などを用いて警告を発生させる。この警告は表示器などを用いた可視情報、あるいはブザースピーカを用いた可聴情報により任意のフォーマットにより行なうことができる。

0050

また、エラー状態が回避され(上記エラーならば、普通紙のサイズが変更される等)、次の印刷へ進めるようになるまで、エラー状態は継続される(ステップS420)。

0051

ステップS414で比較したサイズが合っていればステップS415へ進み、CPU7は給紙先を給紙カセット210とする。また、給紙命令をエンジン4に転送し、給紙カセット210から普通紙が1枚取り出される。続いてステップS416でフレームバッファ10bの画像データがビデオ信号としてエンジン4に転送され、取り出された普通紙に画像が印刷される。さらにステップS417で、CPU7は排紙処理を普通紙排紙処理とする排紙命令をエンジン4に転送し、普通紙が、既に口が開いて排出されている封筒に格納されるように排出される。

0052

封筒は前記、可動式封筒停止棒235によってトレー230の途中で止まっているが、排出された普通紙が封筒に入り切らなくなって封筒の上を通過すると、可動式封筒停止棒235も越えて、可動式止め具232まで達するので、センサ234はこれにより封筒に入り切らなかった普通紙を検知する。

0053

ステップS418では、このようにしてセンサ234が封筒に入り切らなかった普通紙を検知しているか否かを判定する。すなわち、センサ234が用紙を検知している場合には、それは封筒に普通紙が入り切らなくなったことを示しており、その場合はステップS419へ進み、印刷装置をエラー状態とする。ステップS418で普通紙が検知されなければステップS408に戻り、フレームバッファ10bの画像データをクリアした後、普通紙の印刷・排出の処理を続行する。

0054

以上のように、まず、最初に封筒に印刷して排出した後、普通紙に印刷して前記の封筒に格納するよう動作するので、1つのジョブの印刷物を1つの封筒に格納しながら、普通紙の大きさと封筒の大きさが合っていなかったり、普通紙が封筒に入り切らなくなった場合に、印刷装置をエラー状態とし、ユーザにそれを警告することができる。

0055

すなわち、確実に封筒へ印刷済みの普通紙を格納することができ、それが不可能であることが判明した時点で警告を発生することができる。

0056

また、本実施形態によれば、印刷した普通紙がジョブ毎に自動的に封筒に格納された上、その封筒には所望の情報を印刷できるため、他人の印刷した用紙を間違えて持っていったり、逆に自分の印刷した用紙を他人が誤って持っていくようなミスを減らすことができる。

0057

封筒に対しては、およそあらゆる所望の情報を印刷することができ、たとえば、印刷を行なったユーザ名や部署などの名称を印刷することができるほかもちろん、宛名印刷などを行なえば、郵便物として発送することもできる。

0058

なお本実施形態では、封筒として、トレー230に排紙後に自動的に口を開く封筒を用いても構わない。その場合、封筒口開き機231が必要なくなり、印刷装置のコスト削減が可能である。

0059

また図4のステップS413において、ステープルづけなどにより、封筒の口を閉じる処理を行なうようにしてもよい。このような構成はプライバシーの保護に非常に有用である。

0060

さらに、本実施形態によれば、印刷に用いた封筒サイズ、用紙サイズ、用紙の使用枚数などの情報を容易に利用することができ、たとえばこれらの情報に基づき装置の使用料金を計算することも可能であり、さらに、この計算した使用料金を封筒に印刷することも考えられる。このような構成とすれば、コンビニエンスストア郵便局など公共の場で使う印刷装置として、人の手を煩わさずに使用料金をユーザに示すことができ、さらに適当な課金装置組合せれば印刷サービス無人で提供することも可能である。

0061

[実施形態2]実施形態1の普通紙の印刷開始前のステップS414(図5)において、封筒のサイズと普通紙のサイズが一致しない場合(封筒に普通紙が入らない大きさの場合)、給紙カセット210または図示しない別の給紙手段から、封筒に入る大きさの普通紙を選び、そこから給紙して印刷する際に、フレームバッファ10bに生成された画像データを新たに給紙した普通紙へ縮小して印刷し、封筒に格納しても同様な効果が得られる。

0062

また、封筒に格納されるべき普通紙を確実に全て封筒へ格納することができるので、他人の印刷した用紙と混ざってしまい、取り違える、という問題を回避することができる。

0063

[実施形態3]実施形態1の普通紙の印刷開始前のステップS414(図5)において、封筒のサイズと普通紙のサイズが一致しない場合(封筒に普通紙が入らない大きさの場合)、給紙カセット210または図示しない別の給紙カセットから、封筒に入る大きさの普通紙を選び、その普通紙の両面に不図示の両面印刷手段を利用して、フレームバッファ10bに生成された画像データを印刷し、封筒に格納してもよい。

0064

また、この場合はサイズの不一致であるから、両面印刷に際してはページの分割や縮小処理を併用してもよい。たとえば、封筒がA4、普通紙がA3の指定であった場合には、A3の普通紙の画像を複数ページに分割したり、A4に縮小した上でA4の用紙に両面印刷することができる。

0065

このような構成によっても、封筒に格納されるべき普通紙を確実に全て封筒へ格納することができるので、他人の印刷した用紙と混ざってしまい、取り違える、という問題を回避することができる。

0066

[実施形態4]前記実施形態1の普通紙の印刷開始前のステップS414(図5)において、封筒のサイズと普通紙のサイズが一致しない場合(封筒に普通紙が入らない大きさの場合)、フレームバッファ10bに生成された画像データを印刷した後、不図示の用紙折り曲げ手段を用い、普通紙を前記封筒に入る大きさに折り曲げて格納しても同様な効果が得られる。

0067

このような構成によっても、封筒に格納されるべき普通紙を確実に全て封筒へ格納することができるので、他人の印刷した用紙と混ざってしまい、取り違える、という問題を回避することができる。

0068

[実施形態5]前記実施形態1において、封筒口開き機231を使って封筒の口を開いた際、封筒口開き機231の動き、特に図3の構造の場合は開き棒231a、231aの開き幅や角度などを検知することにより、封筒の開いた口の高さを検出することができる。

0069

したがって、これにより封筒へ何枚普通紙が格納出来るかを予め知ることができるので、それをRAM10の所定領域に記憶しておき、次に、前記ステップS414で普通紙の印刷を実行する前に上位装置から指定されている普通紙の印刷枚数を確認し、前記記憶内容と比較する。この比較の結果、同一の封筒に上位装置からの指定枚数が入らないと判断した場合は、たとえば実施形態3に示したような両面印刷により画像データを印刷し、印刷枚数を見かけ上減らし、封筒に格納しても同様な効果が得られる。

0070

このような構成によっても、封筒に格納されるべき普通紙を確実に全て封筒へ格納することができるので、他人の印刷した用紙と混ざってしまい、取り違える、という問題を回避することができる。

0071

[実施形態6]前記実施形態5において、封筒に格納できる枚数を越えて普通紙を同一封筒に格納しようとした場合に、既に普通紙が一杯になった封筒を、可動式止め具232及び可動式封筒停止棒235を動かすことによりトレー233へ移動し、新たに給紙カセット209から封筒を給紙し、指定の印刷を行なった後、トレー230に排出し、続きの普通紙の印刷を再開するようにしてもよい。すなわち、1つのジョブを複数の封筒へ分割格納して出力することができる。

0072

このような構成によっても、封筒に格納されるべき普通紙を(複数の封筒への分割出力とはなるが)確実に全て封筒へ格納することができるので、他人の印刷した用紙と混ざってしまい、取り違える、という問題を回避することができる。

0073

[実施形態7]前記実施形態6において、既に普通紙が一杯になった封筒を、トレー233へは移動しないで、新たに給紙カセット209から封筒を給紙し、指定の印刷を行なった後、トレー230に排出し、続きの普通紙の印刷を再開する。その後上位装置から指定された枚数の普通紙がすべて印刷、格納出来るまで、新たな封筒を給紙カセット209から給紙しつつ実行する。そして、最後に、トレー230に溜った普通紙の格納された封筒をステイプルしてからトレー233へ移動するようにしてもよい。

0074

この場合には、1つのジョブを複数の封筒へ分割格納して出力することができ、しかもそのジョブを構成する複数の封筒をステイプルしてまとめた上、排出できるので、紛失などの問題を回避することができる。

0075

このような構成によっても、封筒に格納されるべき普通紙を(複数の封筒への分割出力とはなるが)確実に全て封筒へ格納することができるので、他人の印刷した用紙と混ざってしまい、取り違える、という問題を回避することができる。

0076

[実施形態8]前記実施形態5、6、および7において、封筒に格納出来る普通紙の枚数については、実測する以外にあらかじめ上位装置からの情報として受け取ったり、ユーザが操作パネル装置5から直接設定してその枚数を超えないように制御を行なうようにしてもよい。

0077

このような構成によれば、制御をより簡略化することができ、また、適切な枚数をユーザが好みや動作状況に応じて任意に設定することができ、より確実に所望の枚数の用紙を封筒に格納することができる。

0078

以上、種々の実施形態を示したが、各実施形態における構成の任意の部分は他の任意の部分と組合せて実施することができるものである。また、本実施形態の制御はあらゆる封筒などの袋状物に対して印刷、および印刷物の格納を行なうことができる印刷装置、その制御方法、およびその制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体に実施することができる。特に印刷装置の制御プログラムはコンピュータ読取可能なあらゆる記憶媒体に格納して供給することができるものであり、最終的に印刷装置あるいはそれを制御する上位装置などの上で実行されるものであればよく、記憶媒体の形態や供給方法は一切問わない事はいうまでもない。

発明の効果

0079

以上の説明から明らかなように、本発明によれば、封筒などの袋状物を給紙する第1の給紙手段と、用紙を給紙する第2の給紙手段と、前記第1または第2の給紙手段から給紙された前記袋状物または前記用紙に対して画像の印刷を行なう印刷手段と、前記袋状物の大きさを検知する袋状物サイズ検知手段と、前記袋状物を口を開いて排出した後、次に前記用紙が前記袋状物に格納されるように排出する排出手段を有する印刷装置、その制御方法、およびその制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体において、印刷前あるいは印刷中の所定タイミングにおいて、袋状物と印刷済みの用紙のサイズの整合状態、ないし袋状物への印刷済みの用紙の格納状態を検出し、その検出結果に応じて印刷処理および印刷済みの用紙の袋状物への格納を制御する構成を採用しており、袋状物と印刷済みの用紙のサイズの整合状態、ないし袋状物への印刷済みの用紙の格納状態に問題があれば適宜適切な警告を行なう、あるいは用紙サイズの選択、両面印刷、用紙の折り曲げ、ステイプルなどの処理を適宜行なうことにより、印刷済みの用紙を封筒などの袋状物へ正確に格納でき、用紙のとり違いなどの誤りを防止し、ユーザのプライバシーを保護できる、という優れた効果が得られる。

図面の簡単な説明

0080

図1本発明を採用した印刷装置の構成を説明するブロック図である。
図2図1の印刷装置のプリンタエンジン部の構成を示した断面図である。
図3図2の印刷装置に用いられる封筒口開き機の概略構造を示した説明図である。
図4本発明を採用した印刷装置の制御手順を示したフローチャート図である。
図5本発明を採用した印刷装置の制御手順を示したフローチャート図である。

--

0081

レーザビームプリンタ(LBP)
2 上位装置
プリンタコントローラ
4エンジン
5操作パネル装置
6ディスク装置
7 CPU
8PROM
9オプションメモリ
10 RAM
10a受信バッファ
10bフレームバッファ
11 ホストI/F
12 エンジンI/F
13パネルI/F
14ディスクI/F
231封筒口開き機

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