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技術 ジョブ起動と管理の方法及びシステム

出願人 日本電気株式会社
発明者 矢野政人
出願日 1998年10月14日 (20年9ヶ月経過) 出願番号 1998-291237
公開日 2000年4月28日 (19年2ヶ月経過) 公開番号 2000-122878
状態 拒絶査定
技術分野 マルチプログラミング
主要キーワード サーチ順序 要求源 優先度パラメータ ジョブ処理結果 実行ステータス ジョブ優先度 抽出要求 要求レコード
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年4月28日)のものです。
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図面 (9)

課題

複数の優先度パラメータを考慮した複数のジョブ選択方式選択実行可能なジョブの起動管理方法及びシステムの提供。

解決手段

ジョブ要求源からのジョブ処理要求を受けジョブ管理表12に要求レコードとして登録する要求受付部11と、抽出要求源からの検索手順識別子を含む抽出要求を受け検索部131に要求レコードの抽出を依頼する抽出受付部133と、検索手順定義132を参照して検索手順識別子に対応する検索手順定義に従ってジョブ管理表12から要求レコードを検索し検索結果を抽出受付部133に通知する検索部131を備え、抽出受付部133は検索結果である要求レコードを受け取り抽出要求源に対して要求レコードを通知し、抽出要求源からのジョブ終了通知を受けジョブ管理表の対応する要求レコードの実行ステータスを処理終了に更新する結果書込部14を備える。

概要

背景

従来のコンピュータにおけるジョブ制御方式として、例えば特開昭61−221832号公報には、図8に示すように、要求受付部113と、分岐キュー118と、処理選択部115と、を備えた処理選択方式が開示されている。処理選択部115は、抽出部114と、指示手段(カウンタ)116と、テーブル117と、キュー調査順序決定部119と、を備えた構成が提案されている。この従来のシステムはつぎのように動作する。

要求受付部113は、1又は複数の要求源より発せられる処理要求を受付け、その内容を分析し、要求する処理の種類に応じて複類の分岐キュー118のいずれかに要求を振分ける。

処理選択部115の抽出部114は、分岐キュー118をサ−チし、各キューにキューイングされてる要求があれば、該要求を抽出する。更に処理選択部115において、テーブル117には、各キュー118をサ−チする順序に関する情報が定義され、このテ−ブル117に定義される複数種のサ−チ順序情報を指示する指示手段116が設けられる。キュー調査順序決定部119は、指示手段16による指示に従つて、テ−ブル117に定義される順序情報のいずれかを選択する。

概要

複数の優先度パラメータを考慮した複数のジョブ選択方式選択実行可能なジョブの起動管理方法及びシステムの提供。

ジョブ要求源からのジョブ処理要求を受けジョブ管理表12に要求レコードとして登録する要求受付部11と、抽出要求源からの検索手順識別子を含む抽出要求を受け検索部131に要求レコードの抽出を依頼する抽出受付部133と、検索手順定義132を参照して検索手順識別子に対応する検索手順定義に従ってジョブ管理表12から要求レコードを検索し検索結果を抽出受付部133に通知する検索部131を備え、抽出受付部133は検索結果である要求レコードを受け取り抽出要求源に対して要求レコードを通知し、抽出要求源からのジョブ終了通知を受けジョブ管理表の対応する要求レコードの実行ステータスを処理終了に更新する結果書込部14を備える。

目的

したがって、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、複数の優先度パラメータを考慮した複数のジョブ選択方式を選択実行することができるジョブの起動・管理方法及びシステムを提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

ジョブの実行を制御・管理するためのジョブ管理表から処理要求のジョブを検索する検索手段が、検索手順識別情報をジョブ抽出要求源から受け取り、前記検索手順識別情報から検索手順定義記憶部を参照し、得られた検索手順に従って、前記ジョブ管理表を検索し処理待ち状態のジョブを選択することを特徴とするジョブ制御方法

請求項2

1又は複数のジョブ要求源から発せられる、該ジョブが実行される抽出要求源情報及び優先度情報を含むジョブ処理要求受け付け、ジョブ管理表に、該ジョブ処理要求を、要求レコードとして登録する要求受付手段と、抽出要求源からの検索手順の識別情報を含む抽出要求を受付け、検索手段に、検索手順識別情報を渡し要求レコードの抽出を依頼する抽出受付手段と、前記検索手順識別情報に基づき、検索手順定義記憶部を参照して、検索手順識別情報に対応する検索手順定義にしたがって前記ジョブ管理表から要求レコードを検索し、検索結果を前記抽出受付手段に通知する検索手段と、を備え、前記抽出受付手段は、前記検索手段の検索結果である要求レコードを受け取り、前記抽出要求源に対して要求レコードを通知することを特徴とするジョブ制御システム

請求項3

前記抽出要求源から通知されるジョブ終了通知を受け取り、前記ジョブ管理表の対応する要求レコードの実行ステータスを処理終了に更新する結果書込手段を備えたことを特徴とする請求項2記載のジョブ制御システム。

請求項4

エントリ当たり、前記ジョブ要求に含まれる要求ジョブ実行リソースの種類、ジョブ優先度、ジョブ要求識別子、要求受付時刻情報、及びジョブ実行ステータス情報をそれぞれ格納する欄を含むジョブ管理表と、1又は複数のジョブ要求源から発せられるジョブ要求を受け付け、前記ジョブ管理表に要求レコードとして記憶する要求受付手段を備え、前記ジョブ要求源から発せられるジョブ要求は、要求ジョブと、該ジョブが実行できる抽出要求源を特定するための実行リソースの種類と、ジョブの優先度を特定するジョブ優先度と、を含み、前記要求受付手段は、前記ジョブ要求に、ジョブ要求識別子、要求受付情報を付加してなる要求レコードを前記ジョブ管理表に登録するとともに実行ステータス情報を処理待ちに設定し、前記ジョブ管理表を検索する検索手段と、抽出要求源からの検索手順識別情報を含むジョブ抽出要求を受け付け、前記検索手段に、検索手順識別情報を渡して前記ジョブ管理表の検索を依頼し、前記検索手段から検索結果の要求レコードを受け取り、該要求レコードに含まれるジョブ要求識別子と要求ジョブを前記抽出要求源に通知する抽出受付手段と、1又は複数の検索手順定義を検索手順識別情報に対応させて記憶する検索手順定義記憶部と、を備え、前記検索手段は、前記抽出受付手段から渡される検索手順識別情報に対応する検索手順定義を、前記検索手順定義記憶部から抽出し、前記検索手順定義にしたがって前記ジョブ管理表から要求レコードを抽出し、該要求レコードの実行ステータス情報欄を処理実行中に更新して、前記抽出受付手段に要求レコードを通知する、ことを特徴とするジョブ制御システム。

請求項5

前記抽出要求源でジョブ実行処理終了時に通知されるジョブ要求識別子を受け取り前記ジョブ管理表に記憶されている、ジョブ要求識別子が同一の要求レコードの実行ステータス情報欄を処理終了に更新する結果書込手段を備えたことを特徴とする請求項4記載のジョブ制御システム。

請求項6

一エントリ当たり、前記ジョブ要求に含まれる要求ジョブ、実行リソースの種類、ジョブ優先度、ジョブ要求識別子、要求受付時刻情報、ジョブ実行のステータス情報をそれぞれ格納する欄を含むジョブ管理表と、1又は複数の検索手順定義を検索手順識別情報に対応させて記憶する検索手順定義記憶部と、を備え、(a)1又は複数のジョブ要求源から発せられる、要求ジョブと、該ジョブが実行できる抽出要求源を特定するための実行リソースの種類と、ジョブの優先度を特定するジョブ優先度と、を含むジョブ要求を受け付け、前記ジョブ要求に、ジョブ要求識別子、要求受付情報を付加してなる要求レコードを前記ジョブ管理表に登録するとともに実行ステータス情報を処理待ちに設定する要求受付手段と、(b)抽出要求源からの検索手順識別情報を含むジョブ抽出要求を受け付け、検索手段に、検索手順識別情報を渡して前記ジョブ管理表の検索を依頼し、前記検索手段から検索結果の要求レコードを受け取り、該要求レコードに含まれるジョブ要求識別子と要求ジョブを前記抽出要求源に通知する抽出受付手段と、(c)前記抽出受付手段から渡される検索手順識別情報に対応する検索手順定義を、前記検索手順定義記憶部から抽出し、前記検索手順定義にしたがって前記ジョブ管理表から要求レコードを抽出し、該要求レコードの実行ステータス情報欄を処理実行中に更新して、前記抽出受付手段に要求レコードを通知する検索手段と、(d)前記抽出要求源でジョブ実行処理終了時に通知されるジョブ要求識別子を受け取り、前記ジョブ管理表に記憶されている、ジョブ要求識別子が同一の要求レコードの実行ステータス情報欄を処理終了に更新する結果書込手段と、の上記(a)〜(d)の各手段をコンピュータで機能させるためのプログラムを記録した記録媒体

請求項7

情報処理装置におけるジョブ実行制御方法において、一エントリ当たり、前記ジョブ要求に含まれる要求ジョブ、実行リソースの種類、ジョブ優先度、ジョブ要求識別子、要求受付時刻情報、ジョブ実行のステータス情報をそれぞれ格納する欄を含むジョブ管理表と、1又は複数の検索手順定義を検索手順識別情報に対応させて記憶する検索手順定義記憶部と、を備え、(a)要求受付部では、1又は複数のジョブ要求源から発せられる、要求ジョブと、該ジョブが実行できる抽出要求源を特定するための実行リソースの種類と、ジョブの優先度を特定するジョブ優先度と、を含むジョブ要求を受け付けた際に、前記ジョブ要求に、ジョブ要求識別子、要求受付情報を付加してなる要求レコードを前記ジョブ管理表に登録するとともに実行ステータス情報を処理待ちに設定し、(b)抽出受付部では、抽出要求源からの検索手順識別情報を含むジョブ抽出要求を受け付け、検索部に、検索手順識別情報を渡して前記ジョブ管理表の検索を依頼し、(c)前記検索部では、前記検索手順識別情報に対応する検索手順定義を、前記検索手順定義記憶部から抽出し、前記検索手順定義にしたがって前記ジョブ管理表から要求レコードを抽出し、該要求レコードの実行ステータス情報欄を処理実行中に更新して要求レコードを通知し、(d)前記抽出受付部では、前記検索部から検索結果の要求レコードを受け取り、該要求レコードに含まれるジョブ要求識別子と要求ジョブを前記抽出要求源に通知する、ことを特徴とするジョブ制御方法。

請求項8

(e)前記抽出要求源でジョブ実行処理終了時に通知されるジョブ要求識別子を受け取り前記ジョブ管理表に記憶されている、ジョブ要求識別子が同一の要求レコードの実行ステータス情報欄を処理終了に更新する,ことを特徴とする請求項7記載のジョブ制御方法。

技術分野

0001

本発明は、コンピュータ情報処理装置に関し、特に、情報処理装置で実行されるジョブ起動と管理の方法及びシステムに関する。

背景技術

0002

従来のコンピュータにおけるジョブ制御方式として、例えば特開昭61−221832号公報には、図8に示すように、要求受付部113と、分岐キュー118と、処理選択部115と、を備えた処理選択方式が開示されている。処理選択部115は、抽出部114と、指示手段(カウンタ)116と、テーブル117と、キュー調査順序決定部119と、を備えた構成が提案されている。この従来のシステムはつぎのように動作する。

0003

要求受付部113は、1又は複数の要求源より発せられる処理要求を受付け、その内容を分析し、要求する処理の種類に応じて複類の分岐キュー118のいずれかに要求を振分ける。

0004

処理選択部115の抽出部114は、分岐キュー118をサ−チし、各キューにキューイングされてる要求があれば、該要求を抽出する。更に処理選択部115において、テーブル117には、各キュー118をサ−チする順序に関する情報が定義され、このテ−ブル117に定義される複数種のサ−チ順序情報を指示する指示手段116が設けられる。キュー調査順序決定部119は、指示手段16による指示に従つて、テ−ブル117に定義される順序情報のいずれかを選択する。

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、この従来のシステムは、次のような問題点を有している。

0006

第1の問題点は、優先度パラメータを1つしか持てず、例えば、機能分散のために実行リソース種類をパラメータに用いた場合、スループットを向上することができない、ということである。

0007

その理由は、分岐キューを用いているためである。

0008

第2の問題点は、キュー調査順序が処理実行元でなく、処理選択部115で独自に決定しており、機能分散が実現できず、すべての実行リソースがすべての要求を処理できる能力を持たなければならず、コスト増加を招いている、ということである。

0009

その理由は、採用されるサーチ順序が、処理選択部115に含まれる指示手段16によって決定されているためである。

0010

したがって、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、複数の優先度パラメータを考慮した複数のジョブ選択方式選択実行することができるジョブの起動・管理方法及びシステムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0011

前記目的を達成する本発明は、その概略を述べれば、分散処理環境におけるジョブ起動と管理の方法において、1つのジョブ管理表のみで、抽出要求源に応じて優先順使い分けることのできるジョブ要求抽出と、ジョブ処理結果の管理を行う。

0012

本発明は、1又は複数のジョブ要求源から発せられる、該ジョブが実行される抽出要求源情報及び優先度情報を含むジョブ処理要求受け付け、ジョブ管理表に、該ジョブ処理要求を、要求レコードとして登録する要求受付手段と、抽出要求源からの検索手順識別情報をふくむ抽出要求を受付け、検索手段に、検索手順識別情報を渡し要求レコードの抽出を依頼する抽出受付手段と、前記検索手順識別情報に基づき、検索手順定義記憶部を参照して、検索手順識別情報に対応する検索手順定義にしたがってジョブ管理表から要求レコードを検索し、検索結果を前記抽出受付手段に通知する検索手段と、を備え、前記抽出受付手段は、前記検索手段の検索結果である要求レコードを受け取り、前記抽出要求源に対して要求レコードを通知する。さらに、前記抽出要求源から通知されるジョブ終了通知を受け取り、前記ジョブ管理表の対応する要求レコードの実行ステータスを処理終了に更新する結果書込手段を備える。

発明を実施するための最良の形態

0013

本発明の実施の形態について説明する。図1を参照すると、要求受付部11は、1又は複数のジョブ要求源1〜nから発せられるジョブ要求を受け付け、ジョブ管理表12に、要求レコードとして登録する。

0014

抽出要求源1〜nは、検索手順定義部132に記憶されている検索手順の識別子をふくむ抽出要求を、抽出要求受付部(「抽出受付部」ともいう)133に通知する。

0015

抽出要求受付部133は、検索部131に、検索手順識別子を渡して、ジョブ管理表12からの要求レコード抽出を依頼する。

0016

検索部131では、検索手順定義部132に記憶されている、検索手順識別子に対応する検索手順定義にしたがってジョブ管理表12を検索し、抽出要求受付部133は、検索部131の検索結果である要求レコードを受け取り、抽出要求源1〜nに要求レコードを1つ通知する。

0017

結果書込部14は、抽出要求源1〜nから通知されるジョブ終了通知を受け取り、ジョブ管理表12の対応する要求レコードのステータスを「処理終了」に更新する。

0018

本発明は、一エントリ当たり、前記ジョブ要求に含まれる要求ジョブ、実行リソースの種類、ジョブ優先度、ジョブ要求識別子、要求受付時刻情報ジョブ実行ステータス情報をそれぞれ格納する欄を含むジョブ管理表(図5参照)と、1又は複数の検索手順定義を検索手順識別情報に対応させて記憶する検索手順定義記憶部(図6参照)と、を備え、(a)1又は複数のジョブ要求源から発せられる、要求ジョブと、該ジョブが実行できる抽出要求源を特定するための実行リソースの種類と、ジョブの優先度を特定するジョブ優先度と、を含むジョブ要求を受け付け、前記ジョブ要求に、ジョブ要求識別子、要求受付情報を付加してなる要求レコードを前記ジョブ管理表に登録するとともに実行ステータス情報を処理待ちに設定する要求受付部と、(b)抽出要求源からの検索手順識別情報を含むジョブ抽出要求を受け付け、検索手段に、検索手順識別情報を渡して前記ジョブ管理表の検索を依頼し、前記検索手段から検索結果の要求レコードを受け取り、該要求レコードに含まれるジョブ要求識別子と要求ジョブを前記抽出要求源に通知する抽出受付手段と、(c)前記抽出受付手段から渡される検索手順識別情報に対応する検索手順定義を、前記検索手順定義記憶部から抽出し、前記検索手順定義にしたがって前記ジョブ管理表から要求レコードを抽出し、該要求レコードの実行ステータス情報欄を処理実行中に更新して、前記抽出受付手段に要求レコードを通知する検索手段と、(d)前記抽出要求源でジョブ実行処理終了時に通知されるジョブ要求識別子を受け取り前記ジョブ管理表に記憶されている、ジョブ要求識別子が同一の要求レコードの実行ステータス情報欄を処理終了に更新する結果書込手段と、を備える。本発明の実施の形態において、上記要求受付手段、抽出受付手段、検索手段、結果書込手段は、コンピュータ上で実行されるプログラム制御によりその機能を実現するようにしてもよい。この場合、該プログラムを記録したCD−ROMFD等の記録媒体からプログラムを読み取りコンピュータで実行することで本発明を実施することができる。

0019

このようにして、1つのジョブ管理表12のみで、複数の抽出要求源1〜nに応じて優先順を使い分けることのできるジョブ要求抽出と、ジョブ処理結果の管理を行うことを可能としている。

0020

本発明の実施例について図面を参照して以下に説明する。図1は、本発明の一実施例の構成を示す図である。図1を参照すると、本発明の一実施例は、プログラム制御により動作するコンピュータ1と、プログラム制御により動作する1又は複数のコンピュータX1〜Xnと、プログラム制御により動作する1又は複数のコンピュータY1〜Ynと、を備えて構成されている。

0021

コンピュータ1は、要求受付部11と、ジョブ管理表12と、選択部13と、結果書込部14と、を含む。

0022

選択部13は、検索部131と、検索手順定義部132と、抽出受付部133と、を含む。

0023

コンピュータX1〜Xnは、ジョブ要求源1〜nをそれぞれ含む。

0024

コンピュータY1〜Ynは、抽出要求源1〜nをそれぞれ含む。

0025

各部はそれぞれ概略つぎのように動作する。

0026

要求受付部11は、1又は複数のジョブ要求源1〜nから発せられるジョブ要求を受け付け、ジョブ管理表12に要求レコードとして登録する。ジョブ要求は、要求ジョブのほか、ジョブが実行できる抽出要求源1〜nを特定するための実行リソースの種類と、ジョブの優先度を特定するジョブ優先度を含む。

0027

ジョブ管理表12は要求レコードを記憶する記憶部であり、一エントリ当たり、ジョブ要求に含まれる要求ジョブと、実行リソース種類と、ジョブ優先度をそれぞれ格納する列(カラムフィールド)のほか、ジョブ要求識別子と、要求受付時刻と、実行ステータスをそれぞれ格納する列を含む。

0028

選択部13は、抽出受付部133で受け付けた1又は複数の抽出要求源1〜nからのジョブ抽出要求に対して、検索部131でジョブ抽出要求で指定された検索手順にしたがって、ジョブ管理表12から要求レコードを検索し、該要求レコードに含まれる、ジョブ要求識別子と、要求ジョブとを抽出要求源に対して通知する。

0029

抽出受付部133は、抽出要求源1〜nからの検索手順識別子を含むジョブ抽出要求を受け付け、検索部131に検索手順識別子を渡してジョブ管理表12の検索を依頼し、検索部131から検索結果の要求レコードを受け取り、要求レコードに含まれるジョブ要求識別子と要求ジョブを抽出要求源1〜nに通知する。

0030

検索手順定義部132は、検索手順識別子を持った検索手順定義を1又は複数記憶する。

0031

検索部131は、抽出受付部133から渡される検索手順識別子に対応する検索手順定義を、検索手順定義部132から選び出し、検索手順定義にしたがってジョブ管理表12から1つの要求レコードを抽出し、当該レコードの実行ステータス列を更新し、抽出受付部133に要求レコードを通知する。

0032

結果書込部14は、抽出要求源1〜nから通知されるジョブ要求識別子を受け取り、ジョブ管理表12に記憶されている、ジョブ要求識別子が同一の要求レコードの実行ステータス列を更新する。

0033

図2図3図4は、本発明の一実施例の処理フローを示すフローチャートである。図2は、ジョブ要求受付処理図3は、ジョブ要求の抽出処理図4は、結果の書込み処理をそれぞれ示すフローチャートである。

0034

図1乃至図4を参照して、本発明の一実施例の全体の動作について詳細に説明する。本実施例は、ジョブ要求の受付と、ジョブ要求の抽出と、結果の書込から構成されるが、これらは独立して動作することができる。

0035

図2を参照して、ジョブ要求の受付について説明すると、まず、ジョブ要求源1〜nから、要求ジョブと、実行リソース種類と、優先度の組をジョブ要求として要求受付部11が受け取る。(ステップA1)。

0036

次に、要求受付部11は、ジョブ要求の付加情報として、ジョブ要求識別子と受付時刻を生成する(ステップA2)。

0037

さらに、要求受付部11は、ジョブ管理表12に、ステップA1で受け付けた情報と、ステップA2で生成した情報と、実行ステータス列の初期値「処理待ち」とを組にした要求レコードを記憶する(ステップA3)。

0038

図3を参照して、ジョブ要求の抽出について説明すると、まず、抽出受付部133が、抽出要求源1〜nから、検索手順識別子を受け取る(ステップB1)。

0039

次に、抽出受付部133は、検索手順識別子を検索部131に渡してジョブ管理表12からの要求レコードの取り出しを要求する(ステップB2)。

0040

検索部131は、検索手順定義部132から、受け付けた検索手順識別子に対応する検索手順定義を得て検索手順を決定し(ステップB3)、ジョブ管理表12の検索を実行する(ステップB4)。

0041

検索部131は、ジョブ管理表12に対して、ステップB4で抽出した要求レコードの実行ステータス列を「処理中」に更新する(ステップB5)。

0042

さらに、検索部131は、ステップB5で抽出した要求レコードを抽出受付部133に渡す(ステップB6)。

0043

抽出受付部133は、ステップB6で受け取った要求レコードから、ジョブ要求識別子と、要求ジョブを抽出する(ステップB7)。

0044

最後に、抽出受付部133は、ステップB7で抽出した、ジョブ要求識別子と、要求ジョブを、抽出要求源1〜nに渡す(ステップB8)。

0045

図4を参照して、結果の書込について説明すると、まず、結果書込部133は、抽出要求源1〜nからジョブ要求識別子を受け取る(ステップC1)。

0046

本発明の一実施例についてより詳細に説明するため、結果書込部133は、ジョブ管理表12に対し、ステップC1で受け取ったジョブ要求識別子を持つ要求レコードの実行ステータス列を「処理終了」に更新する(ステップC2)。

0047

次に、具体例を用いて説明する。図5乃至図7は、本発明の一実施例を具体的に説明するための図であり、ジョブ管理表12の内容等を示す図である。

0048

ジョブ要求の受付については、図5に示すように、ジョブ管理表に「処理待ち」のジョブ要求レコードが4つ存在する状況において、「要求ジョブがccc、実行リソース種類がXX、優先度が1」である新たな処理要求を、10:40に要求受付部11が受け付けた場合(図2のステップA1)、要求受付部11は、この要求に対して、ジョブ要求識別子として「5」を割付け図2のステップA2)、実行ステータスとして「処理待ち」を設定して、ジョブ要求識別子が「5」の要求レコードを、ジョブ管理表12に書き込む(図2のステップA3)。

0049

ジョブ要求の抽出については、図6に示すように、ジョブ管理表12に「処理待ち」のジョブ要求レコードが5つ存在する状況を考える。

0050

検索手順定義部132には、次の2種類の検索手順が定義されているものとする。
・検索手順識別子Aには、『実行ステータスが「処理待ち」で、実行リソース種類がAAとXXであるレコードのうち、受付時刻の最も古いレコードを検索する』という定義が対応している。
・検索手順識別子Bには、『実行ステータスが「処理待ち」で、実行リソース種類がBBとXXであるレコードのうち、優先度が最も小さいものの中で、受付時刻の最も古いレコードを検索する』という定義が対応している。

0051

このとき、検索手順識別子として「A」を指定した抽出要求を、抽出要求受付部133が受け付けると(図3のステップB1)、検索部131は、検索手順定義部132を参照して、検索手順識別子Aに対応した検索手順定義に従って、ジョブ管理表12から要求レコードを選択し(ステップB3〜7)、「ジョブ要求識別子:1、要求ジョブ:aaa」である抽出結果を、抽出要求受付部133に通知する(ステップB8)。

0052

同様にして、抽出要求受付部133が、検索手順識別子にBを指定した抽出要求を抽出受付部133が受け付けると(図3のステップB1)、検索部131は、「ジョブ要求識別子:5、要求ジョブ:ccc」である抽出結果を、抽出要求受付部133に通知する(ステップB8)。

0053

このように、検索手順識別子を抽出要求源1〜nが指定して、検索手順を使い分けることで、ジョブ管理表12をさまざまな形式のキューとしてみなすことができる。

0054

結果の書込については、例えば結果書込部14がジョブ要求識別子として「5」を受け取ると、ジョブ管理表12のジョブ要求識別子が「5」である要求レコードの実行ステータス列を「処理終了」に更新する。

0055

また、ジョブ管理表12そのものを検索することで、ジョブ要求の進捗状況を把握することができる。

発明の効果

0056

以上説明したように、本発明によれば下記記載の効果を奏する。

0057

本発明の第1の効果は、複数の優先度パラメータを複合的に考慮したジョブ選択方式を複数実装して、選択実行することができ、例えば、実行リソース種類を重視して、機能分散を実現するジョブ選択方式と、受付時刻を重視して先入れ先出しを実現するジョブ選択方式と、を同時に、実装することができる、ということである。

0058

その理由は、本発明においては、ジョブ管理をジョブ管理表に基づき行っており、検索手段の動作を、抽出要求源が発する検索手順識別子とそれに対応する検索手順定義によって決定する構成とした、ためである。

0059

本発明の第2の効果は、ジョブ管理表により、ジョブのキューイングと進捗状況を同時に管理することができ、例えばジョブ管理表を公開するだけで、ジョブ要求の進捗状況をジョブ要求源が知ることができる、ということである。

0060

その理由は、本発明においては、ジョブ管理表に、ジョブ要求のステータス情報を管理する列を備え、抽出要求部と抽出要求源、抽出要求源と結果書込部の間でジョブ要求識別子を受け渡している、ためである。

図面の簡単な説明

0061

図1本発明の一実施例の構成を示す図である。
図2本発明の一実施例の処理フローを示す流れ図である。
図3本発明の一実施例の処理フローを示す流れ図である。
図4本発明の一実施例の処理フローを示す流れ図である。
図5本発明の一実施例の動作について、ジョブ管理表の具体的な例に基づき説明するための図である。
図6本発明の一実施例の動作について、ジョブ管理表、検索手順定義部の具体的な例に基づき説明するための図である。
図7本発明の一実施例の動作について、ジョブ管理表の具体的な例に基づき説明するための図である。
図8従来のジョブ制御システムの構成の一例を示す図である。

--

0062

1コンピュータ
11要求受付部
12ジョブ管理表
13 選択部
131検索部
132検索手順定義部
133 抽出受付部
14 結果書込部
21〜2nジョブ要求源
31〜3n抽出要求源
113 要求受付部
114 抽出部
115処理選択部
116 指示手段(カウンタ)
117 テーブル
119キュー調査順序決定部

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