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技術 マグネットセパレータの切粉と切削液との分離装置

出願人 株式会社SUBARU
発明者 大滝浩幸
出願日 1998年10月16日 (22年2ヶ月経過) 出願番号 1998-294847
公開日 2000年4月25日 (20年8ヶ月経過) 公開番号 2000-117143
状態 特許登録済
技術分野 工作機械の補助装置 磁気分離
主要キーワード 排出回収 関係構造 マグネットドラム 排出板 マグネットセパレータ 真上位置 シェービング加工 分離ブレード
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重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年4月25日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (3)

課題

切削液クーラント)中に含まれる切粉研削鉄片)の除去に用いられるマグネットセパレータにおいて、マグネットドラム吸着された切粉からの切削液の分離を、切粉の大きさや形状に関係なく効果的に行う。

解決手段

分離ブレード5の先端縁5aをマグネットドラム3の中心Oのほぼ真上位置にてマグネットドラム3に接触させ、側面視でその接触点Pを通る接線方向(ほぼ水平方向)P−Qに対し、分離ブレード5が上向きに所定角度θをもつよう傾斜させた状態で取付け、マグネットドラム3に吸着された切粉9を分離ブレード5上に掻き取ると共に、分離ブレードの先端縁5aとマグネットドラム3との接触部にて切削液をせき止めることにより、切粉と切削液とを分離する構成とした。

概要

背景

例えば、鉄材等の研削加工において、切削液クーラント)中に含まれる切粉研削鉄片)の除去には、従来よりマグネットセパレータが用いられる。

従来より一般に用いられているマグネットセパレータは、例えば特開昭58−174211号公報に開示されているように、切削液(クーラント)を含んだ切粉を吸着するマグネットドラムと、該マグネットドラムに吸着された切粉を押圧して切削液(クーラント)を絞り除去するゴム製の絞りローラとからなり、該絞りローラで切削液を絞り除去した後の切粉をスクレーパでマグネットドラムから掻き取るようになっている。

概要

切削液(クーラント)中に含まれる切粉(研削鉄片)の除去に用いられるマグネットセパレータにおいて、マグネットドラムに吸着された切粉からの切削液の分離を、切粉の大きさや形状に関係なく効果的に行う。

分離ブレード5の先端縁5aをマグネットドラム3の中心Oのほぼ真上位置にてマグネットドラム3に接触させ、側面視でその接触点Pを通る接線方向(ほぼ水平方向)P−Qに対し、分離ブレード5が上向きに所定角度θをもつよう傾斜させた状態で取付け、マグネットドラム3に吸着された切粉9を分離ブレード5上に掻き取ると共に、分離ブレードの先端縁5aとマグネットドラム3との接触部にて切削液をせき止めることにより、切粉と切削液とを分離する構成とした。

目的

本発明は上記のようなマグネットセパレータの課題を解決することを目的とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
3件

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請求項1

駆動手段により回転して切削液中切粉吸着するマグネットドラムを備えたマグネットセパレータにおいて、分離ブレードを、その先端縁をマグネットドラム中心のほぼ真上位置にて該マグネットドラムに接触させた状態で取付け、マグネットドラムに吸着された切粉を該分離ブレード上に掻き取ると共に、該分離ブレードの先端縁とマグネットドラムとの接触部にて切削液せき止めることにより、切粉と切削液とを分離する構成としたことを特徴とするマグネットセパレータの切粉と切削液との分離装置

請求項2

請求項1に記載のマグネットセパレータの切粉と切削液との分離装置において、分離ブレードは、先端縁から他端部にかけて上向きに所定の傾斜角度をもって傾斜した状態で取付けられていることを特徴とするマグネットセパレータの切粉と切削液との分離装置。

請求項3

請求項2に記載のマグネットセパレータの切粉と切削液との分離装置において、分離ブレードの傾斜角度は、切粉が細かいものの場合は小さく、切粉の大きさが大きいほど大きい傾斜角度に設定されることを特徴とするマグネットセパレータの切粉と切削液との分離装置。

技術分野

0001

本発明は、切削或は研削加工等において、切削液クーラント)中に含まれる切粉の除去に用いられるマグネットセパレータにおいて、切粉と切削液とを分離する装置に関するものである。

背景技術

0002

例えば、鉄材等の研削加工において、切削液(クーラント)中に含まれる切粉(研削鉄片)の除去には、従来よりマグネットセパレータが用いられる。

0003

従来より一般に用いられているマグネットセパレータは、例えば特開昭58−174211号公報に開示されているように、切削液(クーラント)を含んだ切粉を吸着するマグネットドラムと、該マグネットドラムに吸着された切粉を押圧して切削液(クーラント)を絞り除去するゴム製の絞りローラとからなり、該絞りローラで切削液を絞り除去した後の切粉をスクレーパでマグネットドラムから掻き取るようになっている。

発明が解決しようとする課題

0004

上記従来のマグネットセパレータは、切削液中に含まれる比較的細かい研削切粉等の除去にはかなり効果的であるが、例えば歯車シェービング加工等の切削切粉は、研削切粉とは異なり、切粉の形状が比較的細長針形状となって排出されるので、このような細長い針形状の切粉を吸着したマグネットドラムにゴム製の絞りローラを押し当てて絞ると、切粉がゴム製の絞りローラに突き刺さり、絞り機能が低下してローラメンテナンス費用が増加するばかりか、又絞り機能の低下により切粉と共に切削液(クーラント)の持ち出しが発生し、切削液の補給量が増加する、という課題を有している。

0005

絞りローラを保護し上記のような課題が生じないようにするためには、特殊なマグネットローラが必要となり、装置全体コストが高くなる、といった課題が生じる。

0006

本発明は上記のようなマグネットセパレータの課題を解決することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0007

本発明は、従来のゴム製の絞りローラを廃止し、分離ブレードを、その先端縁をマグネットドラム中心のほぼ真上位置にて該マグネットドラムに接触させた状態で取付け、マグネットドラムに吸着された切粉を該分離ブレード上に掻き取ると共に、該分離ブレードの先端縁とマグネットドラムとの接触部にて切削液をせき止めることにより、切粉と切削液とを分離する構成としたものである。

0008

これにより、切粉の大きさや形状によって切削液の分離能力が変化するようなことはなく、又切削液中に異物や切粉のかたまり混入していても一向にさしつかえなく、効果的な切削液の分離作用持続することができる。

発明を実施するための最良の形態

0009

以下、本発明の実施の形態に付き、図面を参照して説明する。

0010

図1は、本発明に係るマグネットセパレータの一例を示す概略斜視図であり、1はタンク本体であり、例えば歯車シェービング機等の加工機械本体から切削切粉を含んだ切削液(クーラント)が切削液流入口2より該タンク本体1内に流入するようになっている。8は切削液流出口であり、該切削液流出口8より流出した切削液は図示しないクーラントタンクへと還流される。

0011

3は上記タンク本体1内に回転可能に取付けられたマグネットドラム、4は駆動モータ等の駆動手段4であり、該駆動手段4によってマグネットドラム3が回転駆動されるようになっている。

0012

5は例えば鉄板等の金属板よりなる分離ブレードであり、図2に示すように、該分離ブレード5の先端縁5aをマグネットドラム3の中心Oのほぼ真上位置にてマグネットドラム3に接触させると共に、側面視でこの接触点接点P)を通る接線(ほぼ水平方向)P−Qに対して分離ブレード5が上向きに所定角度θをもつよう傾斜させて取付けた構造となっている。分離ブレード5の他端部5bは下向きに傾斜した分離排出板6へと連なっている。7は切粉受けである。

0013

上記において、加工機械本体から切粉を含んだ切削液(クーラント)が切削液流入口2よりタンク本体1内に供給され、その中でマグネットドラム3が回転すると、マグネットドラム3には切削液中にて切粉9が吸着し、吸着された切粉9は切削液を含んだ状態でマグネットドラム3の回転に伴って上方へと移動し、マグネットドラム3の中心Oのほぼ真上まで来たところで切粉9は分離ブレード5の先端縁5aに当って分離ブレード5上に掻き取られ、切粉9は分離ブレード5上に盛り上がり次々と掻き取られる切粉にて傾斜した分離ブレード5上を他端部5b方向へと少しづつ押し出され、分離排出板6より落下して切粉受け7内に排出回収される。

0014

上記のように分離ブレード5の上に掻き取られ盛り上がった切粉9の重量により、分離ブレード5の先端縁5aとマグネットドラム3との接触圧及び接触面積が増加することによって、切粉9に含まれていた切削液は、分離ブレード5の先端縁5a部にて効果的にせき止められ、図2の矢印10にて示されるように、マグネットドラム3上を下方へと流れてタンク本体1内へ戻される。又、切粉9が分離ブレード5上に盛り上がり他端部5b方向へと少しづつ押し出される間に、分離ブレード5の傾斜角度θにより切粉9に残留していた僅かな切削液は分離されてマグネットドラム3上へと流下し、矢印10のようにタンク本体1内へと戻される。

0015

このようにして、タンク本体1内の切削液は切粉を除去されて浄化された後、切削液流出口8より図示しないクーラントタンクへと還流され、切削加工用として繰り返し使用される。

0016

上記において、分離ブレード5の長さLと傾斜角度θは、例えば比較的細かい切粉の場合は長さL及び傾斜角度θを小さくし、切粉が大いほど長さ及び傾斜角度θを大きく設定するというように、切粉の大きさによって決定するのが効果的であるが、実際上は、長さLはほぼ3〜10cmの範囲で選択設定され、傾斜角度θはほぼ2°〜10°の範囲で選択設定される。

発明の効果

0017

以上のように本発明によれば、マグネットドラムに吸着された切粉から切削液(クーラント)を分離する手段として、従来のゴム製の絞りローラを使用せず、先端縁がマグネットドラムに接触する分離ブレードを用い、該分離ブレードの先端縁とマグネットドラムとの接触部で切削液をせき止めると共に切粉を分離ブレード上に掻き取る構成としたことにより、切粉の大きさや形状によって分離能力が変化(低下)するようなことはなく、又切削液中に異物や切粉のかたまりが混入していても一向にさしつかえなく、効果的な分離作用を持続することができると共に、構造が簡単で故障が少ないから価格の面で非常に有利であり、更に現在使用中のマグネットセパレータにも容易に且つ安価に適用することができるもので、実用上多大の効果をもたらし得るものである。

図面の簡単な説明

0018

図1本発明に係るマグネットセパレータの一例を示す概略斜視図である。
図2図1のマグネットドラムと分離ブレードとの関係構造の詳細を示す縦断面図である。

--

0019

1タンク本体
2切削液流入口
3マグネットドラム
4 駆動手段
5分離ブレード
6 分離排出板
7切粉受け
8 切削液流出口
9 切粉

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