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技術 パチンコ機

出願人 豊丸産業株式会社
発明者 永野裕豊
出願日 1998年10月20日 (22年2ヶ月経過) 出願番号 1999-137708
公開日 2000年4月25日 (20年8ヶ月経過) 公開番号 2000-116905
状態 特許登録済
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等)
主要キーワード 係止長孔 係着突起 屈曲中心 設置用突起 引掛突起 係着部材 折返し板 片端縁
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年4月25日)のものです。
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図面 (14)

課題

中扉廃棄する場合でも、分別作業に手間がかからないパチンコ機を提供する。

解決手段

パチンコ機は、中央上方に遊技領域が設けられており、その遊技領域の下側に、供給皿6を突設した中扉5が設置されている。また、中扉5の左端縁の下側には、下側支軸ピン17が突設されており、中扉5の左端縁の上側には、上側支軸ピン18が、合成樹脂製のバネ部材によって、出没自在に突設されている。そして、中扉5は、上側支軸ピン18を、前枠の左端縁の下方に設けられた支持孔嵌入するとともに、下側支軸ピン17を、中扉5の下側に位置した下側機能部の左端縁の上方に設けられた支持孔に嵌入することによって、前枠と下側機能部との間に、片開き自在に取り付けられている。

概要

背景

従来のパチンコ機として、図12の如きものが知られている。パチンコ機71は、中央上方に、各種の入賞装置を設置した略円形遊技領域(図示せず)が設けられており、その遊技領域の前方に、ガラス板72を嵌め込んだ前枠73が片開き自在に設置されている。また、前枠73の下側には、供給皿75を突設した中扉74が設置されており、中扉74の下側には、貯留皿80を突設した下側機能部81が設置されている。図13は、パチンコ機71の中扉74の背面を示したものである。中扉74の背面の右下方には、円筒状部76が設けられており、その円筒状部76内に、L字状の支軸ピン77が摺動可能に挿入されている。さらに、支軸ピン77の基端の折り曲げ部分と、中扉74の背面(折り曲げ部の下方の部分)とが、金属製のコイルバネ78によって連結されており、支軸ピン77が常時下方に付勢された状態で出没自在になっている。一方、中扉74の背面の右上方には、円柱状凹部79が設けられている。そして、中扉74は、前枠73の左端縁下端際から下方に突設された設置ピン(図示せず)を円柱状凹部79に挿入させ、出没自在な支軸ピン77を、下側機能部81の左端縁の上端際に設けられた設置孔(図示せず)に嵌入した状態で、左端縁を中心軸として片開き自在に設置されている。かかる如く、パチンコ機71は、中扉74が、出没自在な支軸ピン77を利用して設置されるものであるため、製造時、供給皿75のメンテナンス時、あるいは中扉74の取り替え時に、中扉74を容易に取り外すことができる。

概要

中扉を廃棄する場合でも、分別作業に手間がかからないパチンコ機を提供する。

パチンコ機は、中央上方に遊技領域が設けられており、その遊技領域の下側に、供給皿6を突設した中扉5が設置されている。また、中扉5の左端縁の下側には、下側支軸ピン17が突設されており、中扉5の左端縁の上側には、上側支軸ピン18が、合成樹脂製のバネ部材によって、出没自在に突設されている。そして、中扉5は、上側支軸ピン18を、前枠の左端縁の下方に設けられた支持孔に嵌入するとともに、下側支軸ピン17を、中扉5の下側に位置した下側機能部の左端縁の上方に設けられた支持孔に嵌入することによって、前枠と下側機能部との間に、片開き自在に取り付けられている。

目的

しかしながら、上記従来のパチンコ機71は、中扉74を廃棄する場合には、金属製のコイルバネ78を取り外して他の部材と分別しなければならず、それらの取り外し作業、分別作業に多大な手間がかかる。本発明の目的は、中扉を廃棄する場合でも、分別作業に手間がかからないパチンコ機を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

遊技領域の下方に、発射装置遊技球を供給するための供給皿突設した中扉が、片側縁の上下に突設された2つの支軸ピン中心軸として片開き自在に設けられたパチンコ機であって、2つの支軸ピンの内の少なくとも1つが、合成樹脂製のバネ部材によって、中扉の上端縁あるいは下端縁から内外に出没自在になっていることを特徴とするパチンコ機。

技術分野

0001

本発明は、パチンコ機に関するものである。

背景技術

0002

従来のパチンコ機として、図12の如きものが知られている。パチンコ機71は、中央上方に、各種の入賞装置を設置した略円形遊技領域(図示せず)が設けられており、その遊技領域の前方に、ガラス板72を嵌め込んだ前枠73が片開き自在に設置されている。また、前枠73の下側には、供給皿75を突設した中扉74が設置されており、中扉74の下側には、貯留皿80を突設した下側機能部81が設置されている。図13は、パチンコ機71の中扉74の背面を示したものである。中扉74の背面の右下方には、円筒状部76が設けられており、その円筒状部76内に、L字状の支軸ピン77が摺動可能に挿入されている。さらに、支軸ピン77の基端の折り曲げ部分と、中扉74の背面(折り曲げ部の下方の部分)とが、金属製のコイルバネ78によって連結されており、支軸ピン77が常時下方に付勢された状態で出没自在になっている。一方、中扉74の背面の右上方には、円柱状凹部79が設けられている。そして、中扉74は、前枠73の左端縁下端際から下方に突設された設置ピン(図示せず)を円柱状凹部79に挿入させ、出没自在な支軸ピン77を、下側機能部81の左端縁の上端際に設けられた設置孔(図示せず)に嵌入した状態で、左端縁を中心軸として片開き自在に設置されている。かかる如く、パチンコ機71は、中扉74が、出没自在な支軸ピン77を利用して設置されるものであるため、製造時、供給皿75のメンテナンス時、あるいは中扉74の取り替え時に、中扉74を容易に取り外すことができる。

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、上記従来のパチンコ機71は、中扉74を廃棄する場合には、金属製のコイルバネ78を取り外して他の部材と分別しなければならず、それらの取り外し作業分別作業に多大な手間がかかる。本発明の目的は、中扉を廃棄する場合でも、分別作業に手間がかからないパチンコ機を提供することにある。

課題を解決するための手段

0004

本発明の構成は、遊技領域の下方に、発射装置遊技球を供給するための供給皿を突設した中扉が、片側縁の上下に突設された2つの支軸ピンを中心軸として片開き自在に設けられたパチンコ機であって、2つの支軸ピンの内の少なくとも1つが、合成樹脂製のバネ部材によって、中扉の上端縁あるいは下端縁から内外に出没自在になっていることにある。

発明を実施するための最良の形態

0005

以下、本発明のパチンコ機の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。

0006

図1は、本発明に係るパチンコ機を示したものである。パチンコ機1は、外周が外枠2によって覆われており、中央上方に遊技領域(図示せず)が設けられている。そして、遊技領域には、各種の入賞装置が設置されているとともに、多くの障害釘植設されている。また、遊技領域の前方には、ガラス板4を嵌め込んだ前枠3が、片開き自在に設置されている。さらに、前枠3の下側には、発射装置(図示せず)へ遊技球を供給するための供給皿6を設けた中扉5が、左端縁を軸にして片開き自在に設置されている。なお、前枠3は、嵌め込んだガラス板4の周囲にリング状の装飾部材64が取り付けられており、その装飾部材64の下端が前枠3の下端から突出した状態になっている。このため、中扉5は、前枠3より広い角度で開かないようになっているとともに、前枠3を閉じると、中扉5も閉じるようになっている。加えて、中扉5の下側には、下側機能部7が設置されており、その下側機能部7には、貯留皿8が、供給皿6と連通するように設けられている。さらに、貯留皿8の右側には、遊技領域に遊技球を打ち込むための操作ハンドル63が設置されている。

0007

図2図4は、それぞれ、中扉5の正面図、背面図、左側面図であり、図5図6は、中扉5の分解斜視図である。また、図10は、図2におけるA−A線断面図である。中扉5は、あて板9、カバー部材10、球貸装置11、供給皿6、バネ部材16、上側支軸ピン18、下側支軸ピン17、球抜き部材28(球抜きレバー21、V字バネ22、可動体23)、整流部材29、係着部材26,26、ロック部材30(第1金具31、第2金具32)等によって組み立て形成されている。

0008

図7は、バネ部材16、上側支軸ピン18、下側支軸ピン17の後方斜視図である。バネ部材16は、合成樹脂によって一体的に形成されており、V字状に折り曲げ形成された帯状の本体部16aの屈曲部分から設置用突起16bが後方に突出した形状を有している。そして、設置用突起16bの先端は、基端より大径に形成されており、4つに分割されている。このため、外周方向から応力が加わった場合には、径が小さくなるが、応力が解除された場合には、元の径に復元するようになっている。また、上側支軸ピン18も、合成樹脂によって一体的に形成されており、直方体状の基端部18bの上方に、円柱部18aが延設された形状を有している。そして、基端部18bの後面には、摘み部18cが突設されている。加えて、円柱部18aの上端には、小径の突出部18cが延設されている。さらに、下側支軸ピン17も、合成樹脂によって一体的に形成されており、円柱部17aの上端に、フランジ部17bが設けられた形状を有している。加えて、円柱部17aの下端には、小径の突出部17cが延設されている。

0009

また、図5図6に示されているように、カバー部材10は、上端が、後方に折り返されて折返し板33になっている。そして、その折返し板33には、ほぼ等間隔に、係合孔34,34・・が穿設されている。また、ほぼ中央に、球貸装置11に設けられた3つの球貸操作部11a,11b,11cを嵌め込むための嵌合孔35a,35b,35cが設けられている。さらに、裏側の下端際であって、左右の嵌合孔35a,35cの設置部位の外側には、四角柱状で中空の嵌合突起36,36が突設されている。そして、各嵌合突起36,36の先端際の左右両サイドには、通過孔37,37が穿設されている。さらに、カバー部材10の左端縁(中扉5の前面側から見た場合の左端縁)の裏側の上下には、それぞれ、上側円筒状部19、下側円筒状部20が設けられている。そして、上側円筒状部19には、上側支軸ピン18が、基端部18bを下側にするとともに摘み部18cを後側にした状態で、摺動可能に嵌め込み設置されている。また、下側円筒状部20には、下側支軸ピン17が、フランジ部17bを上側にした状態で、摺動可能に嵌め込み設置されている。

0010

一方、あて板9は、合成樹脂によって一体的に形成されており、横長な長方形状平板部12の上端に、折返し部38が、平板部12の裏面から突出するように設けられている。そして、折返し部38の上面には、3つの係合突起39,39・・が、ほぼ等間隔で設置されている。一方、平板部12の下端には、底板13が、平板部12の前面から突出するように設けられており、その底板13の上面の中央後方には、幅広な直方体状の取付部43が突設されているとともに、取付部43の左右両側には、嵌合凹部40,40が設けられている。各嵌合凹部40,40の内部の内側の壁面には、挿入孔41が穿設されており、各嵌合凹部40,40の奥側には、止め板42が位置している。さらに、取付部43の前面板44の裏面であって、左右両端の嵌合凹部40,40と隣接する部位には、それぞれ、断面L字状で幅広な2つのガイド突起45,45が、先端の折れ曲がった部分を互いに内側に向け合った状態で、上下に平行に併設されている。また、平板部12の左上方には、遊技球払出口14が穿設されており、平板部12の右中央には、正方形状の供給口15が穿設されている。また、平板部12の左端の上方の部分が、凹状に形成されており、その凹状部分24の底板47の端縁際の部分が切り欠かれて、切り欠き部53になっている。さらに、凹状部分24の底板47の中央よりやや下側には、設置孔46が穿設されており(後述する図8参照)、その設置孔46の周縁には、底板47の裏面から突出するように、円筒体25が設置されている。そして、平板部12の凹状部分24には、バネ部材16が、設置用突起16bを凹状部分24の設置孔46に嵌入した状態で設置されている。加えて、平板部12の左端の下方にも、縦長な凹状部48が設けられている。

0011

また、あて板9の右端縁の裏側には、金属板を折り曲げ形成した第1金具31と、第2金具32とからなるロック部材30が設置されている。図8は、あて板9の右端縁の裏側からからロック部材30を取り外した状態を示したものであり、あて板9の右端縁の裏側の部分には、平板部12がコ字状に切り込まれることによって、弾力片49が形成されている。そして、その弾力片49の中央部分には、係止突起50が設けられており、後方へ突出した状態になっている。また、その弾力片49形成部分の上下には、断面L字状で幅広な2つの支持突起51,52が、先端の折れ曲がった部分を互いに内側に向け合った状態で、平行に配置されている。

0012

一方、図9は、ロック部材30を構成する第1金具31および第2金具を示したものである(なお、(a),(b)は、それぞれ、第1金具31と第2金具32とを分解した状態、組み付けた状態を示したものである)。第1金具31は、縦長な長方形状の平板部分31aの右端縁が後方に垂直に折り返されており、その折返し部分31bの上下に、挿通孔31c,31cが穿設されている。また、平板部分31aの左端縁際の中央には、係止長孔31dが穿設されている。一方、第2金具32は、平板部分32aの右側の中央に状部32bが形成されている。また、平板部分32aの右側の上端が平板部分32aに対して垂直に折り返されて、押さえ部32cが形成されている。さらに、平板部分32aの上下両端際に遊嵌長孔32dが穿設されている。そして、第1金具31、第2金具32は、折返し部分31bの内側面と、平板部分32aの外面(押さえ部32cの折返し側と反対側の面)とが当接された状態で、リベット60,60によって、遊嵌長孔32d,32d穿設部分と挿通孔31c,31c穿設部分とが係着されて、一体となっている。また、一体となった状態で、平板部分31aの裏面に突設された引掛突起57と、平板部分32aの裏面に突設された引掛突起58とが、コイルバネ59によって連結されている。このため、第2金具32は、コイルバネ59によって常時上方に付勢されており、押さえ部32cを押し下げると、下側にスライドするようになっている。そして、一体となったロック部材30は、あて板9の裏側に設けられた上側支持突起51、下側支持突起52の左側(あて板9の裏側から見た場合の左側)から、平板部分31aの前面を、あて板9の平板部12の裏面と当接させ、第1金具31の平板部分31aの上下端縁を、それぞれ、上側支持突起51、下側支持突起52の凹状部分に挿入するように右側へスライドさせ、平板部分31aの係止長孔31dに弾力片49の係止突起50を嵌入させることによって、あて板9に着脱自在に取り付けられている。

0013

そして、中扉5は、供給皿6をカバー部材10に装着した上で、カバー部材10の折返し板33を、あて板9の折返し部38と重ね合わせ、係合突起39,39・・を係合孔34,34・・に係着させるとともに、カバー部材10の裏面に突設された嵌合突起36,36を、あて板9の嵌合凹部40,40内に挿入し、その状態で、一対のガイド突起45,45の間に係着部材26,26を挿入し、それぞれ、外側にスライドさせ、各係着部材26,26の外側部分を、各嵌合突起36,36先端際の通過孔37,37に挿通させて、カバー部材10をあて板9に取り付けることによって組み立て形成されている。

0014

さらに、図3図10に示されているように、上側支軸ピン18の基端部18bが、あて板9の左端縁の凹状部分24内に位置した状態になっており、摘み部18cが、凹状部分24の左端の切り欠き部53から外部に露出した状態になっている。また、上側支軸ピン18の基端部18bの下端が、凹状部分24内に設置されたバネ部材16の本体部16aの上側に位置した状態になっている。このため、上側支軸ピン18は、常時、あて板9の上端縁から突出しており、バネ部材16の付勢力に抗して摘み部18cを押し下げることによって、あて板9の内部に退入するようになっている。一方、下側支軸ピン17のフランジ部17bが、あて板9の左端縁の下方に設けられた凹状部48の上面と、カバー部材10の左端縁の裏側の下方に設けられた下側円筒状部20の上端とによって、狭持された状態になっている。

0015

なお、平板部12の裏面の供給口15穿設部位の周囲には、発射装置(図示せず)に遊技球を1個ずつ送り出すための整流部材29が設けられている。また、供給皿6の右側には、球抜きレバー21、V字バネ22、可動体23等からなる球抜き部材28が付設されている。さらに、あて板9に取り付けられた供給皿6の左側の前方には、モール部材27が取り付けられている。

0016

一方、図1に示されているように、前枠3の左端縁の下側付近には、上側支持金具54が取り付けられており、下側機能部7の左端縁の上側付近には、下側支持金具55が取り付けられている。図11は、中扉5、下側機能部7を取り外し、前枠3を片開きした状態のパチンコ機1を示したものであり、外周を覆う外枠2の内側には、ミドル枠62が設置されており、そのミドル枠62に、上側支持金具54、下側支持金具55が固定されている。また、それらの上側支持金具54、下側支持金具55には、それぞれ、支持孔56が穿設されている。加えて、ミドル枠62の右側の中央よりやや下側には、係着突起61が突設されている。

0017

中扉5は、左端縁の下端から突出した下側支軸ピン17の突出部17cを下側支持金具55の支持孔56に嵌入するとともに、左端縁の上端から突出した上側支軸ピン18の突出部18dを、上側支軸ピン18の下側に位置したバネ部材16の弾性を利用して、上側支持金具54の支持孔56に嵌入することによって、上下支持金具54,55に回動自在に枢着されている。また、ロック部材30を構成する第2金具32の鉤状部32bが、ミドル枠62に突設された係着突起61に、係脱自在に係止された状態になっている。

0018

かかるパチンコ機1においては、供給皿16に遊技球が供給されると、それらの遊技球は、供給口15を介して、あて板6の裏側に付設された整流部材29へと送り出され、1個ずつ発射装置へ送り出される。また、遊技領域に設けられた各種の入賞装置へ遊技球が入賞した場合には、内部に設けられた遊技球払出装置(図示せず)から、賞品球が払い出され、遊技球払出口14を介して、供給皿6へ排出される。

0019

パチンコ機1は、上記の如く、上側支軸ピン18が、合成樹脂製のバネ部材16によって、中扉5の上端縁から内外に出没自在になった構造を有しており、バネ部材16の材質と中扉5のほとんどの部材の材質と同じであるため、中扉5を廃棄する場合における分別作業が不要である。

0020

また、パチンコ機1は、バネ部材16が、屈曲中心を中扉5の左側縁に枢着し片端を固定したV字状の折り曲げバネであるとともに、上側支軸ピン18が、バネ部材16の固定されていない端縁と隣接した状態で、中扉5の片側縁に(上側円筒状部19内に)遊嵌されることによって、中扉5の上端縁から内外に出没自在となった構造を有している。このようにパチンコ機1は、上側支軸ピン18を出没自在に付勢するバネ部材16が、V字状の折り曲げバネであり、合成樹脂製であるにも拘わらず、繰り返し折り曲げられても疲労せず、いつまでも高い弾性を発現する。それゆえ、長期間に亘って使用された場合でも、上側支軸ピン18が出没自在に保たれ、中扉5の取り付け、取り外しの容易さが損なわれたりしない。

0021

また、パチンコ機1は、中扉5を閉じた状態で保持するための金属製のロック部材30が、着脱自在に取り付けられているので、中扉5を廃棄する場合の分別作業がきわめて容易なものとなっている。加えて、ロック部材30は、上下に平行に配置された断面L字状の支持突起51,52の間に板状部分(平板部分31a)を挿入するとともに、板状部分に穿設された係止孔(係止長孔31d)に、あて板9に形成された弾力片49の一部(係止突起50)を嵌入することによって、あて板9に着脱自在に取り付けられるため、製造時におけるロック部材30のあて板9への取り付けが容易である上、中扉5を廃棄する場合等のロック部材30のあて板9からの取り外しも容易である。

0022

なお、本発明のパチンコ機の構成は、何ら上記実施形態の態様に限定されるものではなく、外枠、前枠、中扉(あて板、カバー部材、球貸装置、供給皿、バネ部材、上側支軸ピン、下側支軸ピン、球抜き部材、整流部材、係着部材、ロック部材等)、下側機能部等の材質・形状・構造等の構成を、必要に応じて適宜変更することができる。

0023

たとえば、中扉は、上記実施形態の如く、複数の部材からなるものに限定されず、一体的に形成したものでも良い。しかしながら、中扉を、上記実施形態の如く、複数の部材によって組み立て形成する場合には、各部材を射出成形等によって容易に安価に形成することができる、というメリットがある。

0024

また、バネ部材は、V字状のものに限定されず、合成樹脂の弾性を利用するものであれば、コイル状や板状等の他の形状を有するものでも良い。さらに、バネ部材のあて板への固定方法も、バネ部材に一体的に設けられた設置用突起をあて板に穿設された係止孔に嵌入する方法に限定されず、あて板に突設された設置ピンをバネ部材に穿設された挿通孔に嵌入する方法等の別の方法を採用することもできる。

0025

一方、パチンコ機は、中扉の片端縁において下側の支軸ピンが出没自在に設けられたものでも良い。また、上下両方の支軸ピンが、中扉本体と別個に形成されたものに限定されず、上側あるいは下側の支軸ピンのみが中扉本体と別個に出没自在に設けられており、他側の支軸ピンが中扉本体と一体的に設けられたものでも良い。

0026

なお、上記実施形態においては、中扉の支軸ピンが合成樹脂製のバネ部材によって出没自在に設けられたパチンコ機について説明したが、本発明を、前枠の支軸ピンが合成樹脂製のバネ部材によって出没自在に設けられたパチンコ機として応用することも可能である。

発明の効果

0027

本発明のパチンコ機は、2つの支軸ピンの内の少なくとも1つが、合成樹脂製のバネ部材によって、中扉の上端縁あるいは下端縁から内外に出没自在になっているため、中扉を廃棄する場合でも、分別作業が不要である。

図面の簡単な説明

0028

図1パチンコ機の正面図である。
図2中扉の正面図である。
図3中扉の背面図である。
図4中扉の左側面図である。
図5中扉の部分分解斜視図である。
図6中扉の分解斜視図である。
図7バネ部材、上側支軸ピン、下側支軸ピンの後方斜視図である。
図8あて板およびロック部材の後方斜視図である。
図9ロック部材の前方斜視図である。
図10図2におけるA−A線断面図である。
図11中扉、下側機能部を取り外し前枠を開放したパチンコ機の前方斜視図である。
図12従来のパチンコ機の前方斜視図である。
図13中扉の背面図である。

--

0029

1・・パチンコ機、2・・外枠、3・・前枠、4・・ガラス板、5・・中扉、6・・供給皿、7・・下側機能部、8・・貯留皿、9・・あて板、10・・カバー部材、11・・球貸装置(11a〜11c・・操作部)、12・・平板部、13・・底板、14・・遊技球払出口、15・・供給口、16・・バネ部材(16a・・本体部、16b・・設置用突起)、17・・上側支軸ピン(17a・・円柱部、17b・・フランジ部、17c・・突出部)、18・・下側支軸ピン(18a・・円柱部、18b・・基端部、18c・・摘み部、18d・・突出部)、19・・上側円筒状部、20・・下側円筒状部、21・・球抜きレバー、22・・V字バネ、23・・可動体、24・・凹状部分、25・・円筒体、26・・係着部材、27・・モール部材、28・・球抜き部材、29・・整流部材、30・・ロック部材、31・・第1金具(31a・・平板部分、31b・・折返し部分、31c・・挿通孔、31d・・係止長孔)、32・・第2金具(32a・・平板部分、32b・・鉤状部、32c・・押さえ部、32d・・遊嵌長孔)、33・・折返し板、34・・係合孔、35a〜c・・嵌合孔、36・・嵌合突起、37・・通過孔、38・・折返し部、39・・係合突起、40・・嵌合凹部、41・・挿入孔、42・・止め板、43・・取付部、44・・前面板、45・・ガイド突起、46・・設置孔、47・・底板、48・・凹状部、49・・弾力片、50・・係止突起、51・・上側支持突起、52・・下側支持突起、53・・切り欠き部、54・・上側支持金具、55・・下側支持金具、56・・支持孔、57,58・・引掛突起、59・・コイルバネ、60・・リベット、61・・係着突起、62・・ミドル枠、63・・操作ハンドル、64・・装飾部材、71・・パチンコ機、72・・ガラス板、73・・前枠、74・・中扉、75・・供給皿、76・・円筒状部、77・・支軸ピン、78・・コイルバネ、79・・円柱状凹部、80・・貯留皿、81・・下側機能部。

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  • 株式会社大一商会の「 遊技機」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】遊技興趣の低下を抑止可能な遊技機を提供する。【解決手段】遊技球が流下可能な遊技領域が形成された遊技盤を有し、始動条件の成立に基づいて抽選を行い、該抽選の結果に基づいて利益を付与する遊技機であっ... 詳細

  • 株式会社三洋物産の「 遊技機」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】部材個数を削減することができる遊技機を提供すること。【解決手段】被軸支手段760が電気配線DK2にかかる負荷を減らすよう変位することで、電気配線DK2の変位量自体を減らしたり、電気配線DK2の... 詳細

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