図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(2000年4月18日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (3)

課題

建設用重機等の油圧機材における油圧供給源装置が故障した場合に緊急に対処可能とする。

解決手段

本発明の油圧ポンプユニット1は、油圧シリンダ3〜6等の油圧アクチュエータを備えた油圧クレーン2等の油圧機材を対象としてその油圧供給源装置の予備として機能するものであり、油圧アクチュエータを駆動可能な油圧ポンプ11、油圧ポンプを駆動する電動モーター12、電動モーターを駆動するバッテリー13を具備し、油圧ポンプから油圧アクチュエータに対して作動油を供給するための油圧ホース20を油圧アクチュエータに対して着脱可能に構成されている。

概要

背景

周知のように、油圧シリンダオイルモーター等の油圧アクチュエータを備えた各種の油圧機材は、油圧アクチュエータを作動させるための油圧供給源装置を搭載している。油圧供給源装置は電動モーターにより油圧ポンプを駆動して所定圧作動油を油圧アクチュエータに供給する構成のものが一般的である。

この種の油圧機材においては、油圧供給源装置を構成している油圧ポンプや電動モーターが故障してしまうと、油圧アクチュエータ自体は健全であってもその作動は当然に不能となる。たとえば、油圧シリンダによりジブ伸縮起伏旋回させる形式油圧クレーン建設用重機として多用されているが、そのような油圧クレーンにおける油圧供給源装置が故障してしまうと、ジブの伸縮、起伏、旋回が不可能になる。また、この種の建設用重機は油圧シリンダにより作動するアウトリガーを備えているが、油圧供給源装置が故障するとアウトリガーの作動も不能となる。

概要

建設用重機等の油圧機材における油圧供給源装置が故障した場合に緊急に対処可能とする。

本発明の油圧ポンプユニット1は、油圧シリンダ3〜6等の油圧アクチュエータを備えた油圧クレーン2等の油圧機材を対象としてその油圧供給源装置の予備として機能するものであり、油圧アクチュエータを駆動可能な油圧ポンプ11、油圧ポンプを駆動する電動モーター12、電動モーターを駆動するバッテリー13を具備し、油圧ポンプから油圧アクチュエータに対して作動油を供給するための油圧ホース20を油圧アクチュエータに対して着脱可能に構成されている。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

油圧アクチュエータを備えた油圧機材を対象とし、該油圧機材に備えられている油圧供給源装置が故障した際にその予備として用いられて前記油圧アクチュエータを緊急作動させるための油圧ポンプユニットであって、前記油圧アクチュエータを駆動可能な油圧ポンプと、該油圧ポンプを駆動する電動モーターと、該電動モーターを駆動するバッテリーとを具備し、前記油圧ポンプから前記油圧アクチュエータに対して作動油を供給するための油圧ホースを前記油圧アクチュエータに対して着脱可能に構成してなることを特徴とする油圧ポンプユニット。

技術分野

0001

本発明は各種の油圧アクチュエータを備えた油圧機材、特に油圧クレーン等の建設用重機に適用して好適な油圧ポンプユニットに関する。

背景技術

0002

周知のように、油圧シリンダオイルモーター等の油圧アクチュエータを備えた各種の油圧機材は、油圧アクチュエータを作動させるための油圧供給源装置を搭載している。油圧供給源装置は電動モーターにより油圧ポンプを駆動して所定圧作動油を油圧アクチュエータに供給する構成のものが一般的である。

0003

この種の油圧機材においては、油圧供給源装置を構成している油圧ポンプや電動モーターが故障してしまうと、油圧アクチュエータ自体は健全であってもその作動は当然に不能となる。たとえば、油圧シリンダによりジブ伸縮起伏旋回させる形式の油圧クレーンが建設用重機として多用されているが、そのような油圧クレーンにおける油圧供給源装置が故障してしまうと、ジブの伸縮、起伏、旋回が不可能になる。また、この種の建設用重機は油圧シリンダにより作動するアウトリガーを備えているが、油圧供給源装置が故障するとアウトリガーの作動も不能となる。

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、上記のような油圧機材における油圧供給源装置が故障しても、それを修理するに必要な時間が十分に確保できる場合には特に問題はないが、油圧機材の種類やその使用状況によっては緊急を要して修理に十分な時間がかけられない場合もある。

0005

たとえば、既存の鉄道施設に対して改修工事を実施する場合、その作業は時間的にも空間的にも厳しい制約を受けることが通常であり、作業時間は鉄道運行休止されている深夜のわずかな時間帯にのみ行うことに限定され、かつ作業場所やそこへの搬出入経路は一般に狭小であることが多い。そのような場合において上記で例示したような油圧クレーンを軌道上あるいはその付近搬入してアウトリガーにより設置して作業を行わざるを得ない場合が多々あるが、その場合において油圧クレーンの油圧供給源装置が故障してしまい、ジブが伸びかつ起きた状態のままで停止してしまったり、アウトリガーの格納が不能になることが想定される。そのような事態になると油圧クレーンを移動させて退避させることができなくなり、そのまま始発時間を迎えて鉄道の運行に支障を来す事態が想定されるので、緊急に復旧させることが必要となる。

0006

従来においてはそのような観点からの対策は特になされておらず、建設用重機等の油圧機材における油圧供給源装置が故障しても重大な事態に及ぶことを回避するための何らかの対策が必要とされるようになってきている。

課題を解決するための手段

0007

記事情に鑑み、本発明は、油圧アクチュエータを備えた油圧機材を対象とし、該油圧機材に備えられている油圧供給源装置が故障した際にその予備として用いられて前記油圧アクチュエータを緊急作動させるための油圧ポンプユニットであって、前記油圧アクチュエータを駆動可能な油圧ポンプと、該油圧ポンプを駆動する電動モーターと、該電動モーターを駆動するバッテリーとを具備し、前記油圧ポンプから前記油圧アクチュエータに対して作動油を供給するための油圧ホースを前記油圧アクチュエータに対して着脱可能に構成したものである。

発明を実施するための最良の形態

0008

図1および図2を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は本実施形態の油圧ポンプユニット1の概略構成図、図2はその油圧ポンプユニット1の使用状況を示す図である。本実施形態は図2に示すような油圧クレーン2を対象とするものであって、この油圧クレーン2には図1に示すようにジブ伸縮用の油圧シリンダ3、ジブ起伏用の油圧シリンダ4、ジブ旋回用の油圧シリンダ5、アウトリガー作動用の油圧シリンダ6を備えており、それら各油圧シリンダ3〜6を作動させるための油圧供給源装置(図示略)および作動油タンク7が搭載されている。そして、各油圧シリンダ3〜6に連なる油圧回路には、本実施形態の油圧ポンプユニット1が接続される接続ポート8a〜8dが予め設けられている。

0009

本実施形態の油圧ポンプユニット1は車輪を有する可搬式のものであって、本体ケーシング10内に、上記油圧クレーン1の各油圧シリンダ3〜6を作動させ得る能力を有する油圧ポンプ11、その油圧ポンプ11を駆動するための電動モーター12、その電動モーター12を駆動するためのバッテリー13を具備している。

0010

油圧ポンプ11の吸入側には吸入管15が吸入ポート16を介して接続され、油圧ポンプ11の出力側には給油管17が接続され、その給油管17はコントロールバルブ18を介して出力ポート19に接続され、出力ポート19には給油側の油圧ホース20が接続され、その先端には油圧クレーン2の各接続ポート8a〜8dに接続されるカプラー21が設けられている。さらに上記の吸入管15には返油側の油圧ホース22が接続され、その油圧ホース22の先端は上記作動油タンク7に挿入されるようになっている。なお、符号24はバイパス管路、25はメインスイッチ、26はメインリレー、27は電動モーター12を操作するためのリモートコントロールスイッチ、28は出力リレーである。

0011

上記構成の油圧ポンプユニット1は、油圧クレーン2が搭載している油圧供給源装置の予備となるものであり、その油圧クレーン2を使用する現場に常時備えておいて、油圧クレーン2の油圧供給源装置が故障して各油圧シリンダ3〜6が作動し得ない状況となった際、すなわちジブの伸縮、起伏、旋回、アウトリガーの作動が不能となった場合に、この油圧ポンプユニット1を油圧クレーン2に対して接続することで各油圧シリンダ3〜6を緊急に作動させることができるものである。

0012

すなわち、油圧クレーン2が稼働している途中でその油圧供給源装置が故障して図2(a)に示すようにジブが伸びかつ起きている状態で停止してしまい、そのままでは移動や退避が不可能になった場合、その近傍に油圧ポンプユニット1を設置し、返油側の油圧ホース22を作動油タンク7に挿入するとともに、給油側の油圧ホース20をまず接続ポート8aに接続する。そして、電動モーター12により油圧ポンプ11を駆動し、油圧ホース20を通して油圧シリンダ3に作動油を供給してそれを作動させてジブを縮退させる。次に、油圧ホース20を接続ポート8bに接続して油圧シリンダ4を作動させてジブを倒伏させ、次いで、同様に油圧ホース20を接続ポート8cに接続して油圧シリンダ5を作動させてジブを旋回させ、最後に油圧ホース20を接続ポート8dに接続して油圧シリンダ6を作動させてアウトリガーを格納する。なお、以上の全操作は25tR程度の油圧クレーン2を対象とする場合には11分程度の短時間で行うことが可能である。

0013

以上の操作により図2(b)に示すようにジブを縮退、倒伏、旋回させ、アウトリガーを格納し、油圧ホース20,22を油圧クレーン2から外して油圧ポンプユニット1を搬出すれば、通常のように油圧クレーン2を移動させることが可能となるから、油圧クレーン2が自走可能であればそのまま自走させて移動、退避させ、自走も不能な場合には他の車両により牽引して移動、退避させ、十分な作業場所と作業時間を確保して油圧供給源装置に対する修理を行えば良い。

0014

なお、油圧ホース20,22の予備やバッテリー13の予備を備えておけば緊急時により確実に対処できるものとなる。

0015

以上で本発明の一実施形態を説明したが、本発明の油圧ポンプユニットは上記実施形態で例示したような油圧クレーン2を対象とすることに限らず、油圧シリンダやオイルモーター等の油圧アクチュエータを備えた各種の建設用重機はもとより、各種の油圧機材全般に対して広く適用できるものである。そして、本発明の油圧ポンプユニットが備える油圧ポンプや電動モーター、バッテリーの定格や容量は、対象とする油圧機材に応じて設定すれば良いし、それに応じて各部の構成も適宜の設計的変更が可能である。

発明の効果

0016

以上で説明したように、本発明の油圧ポンプユニットは、油圧シリンダやオイルモーター等の油圧アクチュエータを備えた各種の油圧機材を対象として、その油圧アクチュエータを駆動可能な油圧ポンプと、油圧ポンプを駆動する電動モーターと、電動モーターを駆動するバッテリーとを具備し、油圧ポンプから油圧アクチュエータに対して作動油を供給するための油圧ホースを油圧アクチュエータに対して着脱可能に構成したものであるので、その油圧機材に備えられている油圧供給源装置が故障した際にはその予備として用いて油圧アクチュエータを緊急作動させることができるものであり、したがってこれを常備することで緊急を要するような場合にも対処可能となるから、たとえば軌道上やその付近に建設用重機を設置するような場合に適用して好適である。

図面の簡単な説明

0017

図1本発明の実施形態である油圧ポンプユニットの概略構成を示す図である。
図2同油圧ポンプユニットを油圧クレーンに適用した場合の使用状況を示す図である。

--

0018

1油圧ポンプユニット
2油圧クレーン(油圧機材)
3〜6油圧シリンダ(油圧アクチュエータ)
11油圧ポンプ
12電動モーター
13バッテリー
20 油圧ホース

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ