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技術 高い動電力および遮断容量を有する回路遮断器

出願人 シュネーデル、エレクトリック、インダストリーズ、エスアーエス
発明者 マルク、リバルマルク、ブランフェーヌクロード、グレリエ
出願日 1999年7月29日 (21年4ヶ月経過) 出願番号 1999-215862
公開日 2000年4月11日 (20年8ヶ月経過) 公開番号 2000-106075
状態 特許登録済
技術分野 ブレーカ
主要キーワード 型区域 後退段階 接触ストリップ 可動パッド 電気回路構造 逆時計方向 接点ストリップ 反発位置
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課題

高い動電力および遮断容量を有する回路遮断器

解決手段

回路遮断器の1つまたは複数の極は、可動接点手段(28)と他方の接点手段(30)を有する一対の接点手段と、電磁的補償手段(88)とを有し、電磁的補償手段88は、接点フィンガー静止型接点手段と接触状態に保持するようにこれらの接点フィンガーに対して電磁力を加えるように設計される。電磁的制限手段90が接点フィンガー41をその後退位置まで駆動する電磁力をこれらのフィンガー加えように設計されている。可動接点手段28の中を流れる電流の強さが制限しきい値と呼ばれるしきい値より低い場合、前記単数または複数のフィンガー41が静止型接点手段30と接触状態に保持され、また前記しきい値より高い場合に単数または複数のフィンガー41がその後退位置まで駆動されるように、前記電磁的補償手段88と前記電磁的制限手段90が構成される。

概要

背景

概要

高い動電力および遮断容量を有する回路遮断器

回路遮断器の1つまたは複数の極は、可動接点手段(28)と他方の接点手段(30)を有する一対の接点手段と、電磁的補償手段(88)とを有し、電磁的補償手段88は、接点フィンガー静止型接点手段と接触状態に保持するようにこれらの接点フィンガーに対して電磁力を加えるように設計される。電磁的制限手段90が接点フィンガー41をその後退位置まで駆動する電磁力をこれらのフィンガー加えように設計されている。可動接点手段28の中を流れる電流の強さが制限しきい値と呼ばれるしきい値より低い場合、前記単数または複数のフィンガー41が静止型接点手段30と接触状態に保持され、また前記しきい値より高い場合に単数または複数のフィンガー41がその後退位置まで駆動されるように、前記電磁的補償手段88と前記電磁的制限手段90が構成される。

目的

効果

実績

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請求項1

フレーム(12)と、可動接点手段(28)と他方の接点手段(30)とを有する一対の接点手段であって、前記可動接点手段(28)が、開放位置と閉鎖位置との間においてフレーム(12)に対して可動な支承キャリヤ(26)と、他方の接点手段との接触位置と後退位置との間を前記支承キャリヤ(26)に対して可動な1又は2以上の接点フィンガー(41)とを有するような一対の接点手段と、単数または複数の接点フィンガー(41)を他方の接点手段と接触状態に保持するようにこれらの接点フィンガー(41)に対して電磁力を加え事のできる電磁的補償手段(88)と、を備えた1又は2以上の極と、負荷位置から除荷位置解除されるように設計された開放バネ(52)と、前記開放バネ(52)および一対の接触手段(28,30)と協働して、前記開放バネ(52)の解除が支承キャリヤ(26)をその開放位置へ駆動する動的システムであって、前記支承キャリヤ(26)と接続するための動的接続手段(24)を有する動的システムと、開放バネ(52)の解除を防止するロック位置をとり、そしてこのロック位置から去ることによって前記開放バネ(52)を解除するように設計された開放ロック(60)を有する開放作動機構(10)と、前記可動接点手段(28)および前記開放ロック(60)と協働して、前記動的接続手段(24)に対してキャリヤ(26)によって加えられる合力が所定の超高速解放しきい値を超えた時に、前記解放ロック(60)をその開錠位置まで超高速移動させることのできる作動手段と、を具備する、高い動電力を有する低圧回路遮断器において、単数または複数の極が、単数または複数の接点フィンガー(41)をその後退位置まで駆動するように電磁力をこれらのフィンガーに加えるように設計された電磁制限手段(90)をさらに有し、一対の接点手段(28,30)の中を流れる電流の強さが制限しきい値と呼ばれるしきい値より低い場合、前記単数または複数のフィンガー(41)が他方の接点手段(30)と接触状態に保持され、また前記しきい値より高い場合に前記単数または複数のフィンガー(41)がその後退位置まで駆動されるように、前記電磁補償手段(88)と前記電磁的制限手段(90)が構成され、可動接点手段(28)の中を流れる電流強さが制限しきい値に達する時にキャリヤ(26)によって動的接続手段(24)に加えられる合力が超高速開放しきい値より低い、ことを特徴とする高い動電力を有する低圧回路遮断器。

請求項2

前記作動手段が前記超高速開放しきい値を決定する可撓性手段(74,76)を含むことを特徴とする請求項1に記載の低圧回路遮断器。

請求項3

前記可撓性手段(74,76)は、制限された電流強さがその最大限に達した後に超高速開放が生じるように校正されることを特徴とする請求項2に記載の低圧回路遮断器。

請求項4

前記単数または複数の極が消弧室(35)と磁気回路(92)とを有し、これらの消弧室と磁気回路は、他方の接点手段(39)の中を流れる電流に従って磁界を発生するように配置され、また接点手段(28,30)の分離が生じる時に発生する電弧が前記消弧室(35)に突出するように前記電弧に対して加える力を発生するように配向されることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の低圧回路遮断器。

請求項5

前記支承キャリヤ(26)は前記フレーム(12)に対して固定軸線(40)回りに回転でき、また前記単数又は複数の接点フィンガー(41)は前記支承キャリヤ(26)に連結された軸線(42)回りに枢転し、前記キャリヤ(26)と協働する1または2以上の戻しバネ(38)によって接触位置まで戻されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の低圧回路遮断器。

技術分野

0001

本発明は、反発力動電補償効果によって閉鎖位置に保持される極あたり一対の補償接点手段を有する電力回路から成る高動電力低電圧多極回路遮断器作動機構に関するものである。

0002

前記の型の機構は出願人によって出願された文献EP−A−222,645に記載され、引外しフック開放バネ組合わされてフックが負荷位置から引外し位置に作動される際に可動接点開放位置に駆動するためのトグル装置と、絶縁物質から成り前記トグル装置に連結されフレームに対して横方向に延在しまたすべての極の可動接点を支承する回転シャフトを有する切り替えバーと、前記引外しフックと協働する開放ラチェットであってこのラチェットの鎖錠位置開錠位置とにおいて機構のそれぞれ装荷と引外しとを実施する開放ラチェットと、引外し部材によって作動されて開放ラチェットを開錠位置まで駆動するラッチングロックとを含む。この回路遮断器の動電力は複数フィンガーに対する接点加圧バネの作用と、枢転軸に強い機械反力を受ける補償された接点手段の作用とから生じる。この機構は最大短絡電流しきい値に対してこれらの反力を吸収する事ができる。このしきい値を超えると、反力は機構の伝動手段の一部の軸を損傷し、またフック、開放ラチェットおよびラッチングロックを含むレベルにおいて引外し力を増大させる傾向がある。瞬間的回路遮断器の動作は機構の引外しのために約10msの応答時間を必要とするが、これは回路遮断器の性能が高い動電力と130kAを超える遮断容量という要件に対応しなければならない場合には長すぎる。

0003

自動的引外しを生じるため、補償型接点手段の動電補償から生じる機械的反力を使用する方法がすでに提案されている(文献EP−A−0,780,380参照)。開放ラチェットは可撓性手段によって決定される校正しきい値を超える短絡電流の存在においてロックの自己開錠をもたらす離脱型作動手段を有し、前記の自己開錠は動電補償効果によって発生された機械的反力から制御されてロックの超高速回転を生じ、引外し部材の作動前に開放ラチェットを開錠する。

0004

この型の回路遮断器は、自己開錠が実際に高電流レベル、特に180kAピーク以上の電流レベルに対して校正されるので、動電力に関する限りは非常にすぐれた性能を示す。しかし十分な遮断容量を得るためには、極とその消弧室が非常に大きなサイズを有する必要があり、これは全体のサイズと価格に影響する。

課題を解決するための手段

0005

従って本発明の目的は、高い動電力と非常に高い遮断容量を有し、また大きな短絡電流が生じた時に低い引外し力と短い引外し時間とを必要とし、これらの性能が小スペース低コストで得られる回路遮断器を提供するにある。

0006

本発明によれば、フレームと1つまたは複数の極とを含む高動電力を有する低電圧回路遮断器において、前記の極は可動被覆手段および他方の接点手段とを有し、前記可動接点手段は開放位置と閉鎖位置との間においてフレームに対して可動の支承キャリヤおよび他方の接点手段との接触位置と後退位置との間を前記支承キャリヤに対して可動の1つまたは複数の接点フィンガーを有し、また各極は単数または複数の接点フィンガーを他方の接点手段と接触状態に保持するようにこれらの接点フィンガーに対して電磁力を加え事のできる電磁的補償手段を有し、前記回路遮断器はさらに、負荷位置から除荷位置解除されるように設計された開放バネと、前記開放バネおよび一対の接触手段と協働して、前記開放バネの解除が支承キャリヤをその開放位置まで駆動するように、前記支承キャリヤと接続するための動的接続手段を有する動的システムと、開放バネの解除を防止するロック位置をとりまたこのロック位置を出る事によって前記開放バネを解除するように設計された開放ロックを有する開放作動機構と、前記可動接点手段および前記開放ロックと協働して、前記動的接続手段に対してキャリヤによって加えられる合力が所定の超高速作動しきい値を超えた時に、前記作動ロックをその開錠位置まで超高速移動させる事のできる作動手段とを含む高動電力を有する低圧回路遮断器によって前記の問題点が解決される。単数または複数の極が、さらに単数または複数の接点フィンガーをその後退位置まで駆動する電磁力をこれらのフィンガー加えように設計された電磁制限手段を有する。前記一対の接点手段の中を流れる電流の強さが制限しきい値と呼ばれるしきい値より低い場合、前記単数または複数のフィンガーが他方の接点手段と接触状態に保持され、また前記しきい値より高い場合に前記単数または複数のフィンガーがその後退位置まで駆動されるように、前記電磁補償手段と前記電磁的制限手段が構成される。最後に、この組立体は、可動接点手段の中を流れる電流強さが制限しきい値に達する時にキャリヤによって動的接続手段に加えられる合力が超高速開放しきい値より低いように構成される。接点の分離は、極の中を流れる短絡電流の強さを作動手段による回路の開放に必要な時間、制限させる事ができる。このようにして本発明の回路遮断器は従来よりもはるかに高い固有遮断電流遮断する事を可能にする。制限しきい値は所要の高電磁力を保存させる事ができる。作動手段としては、通常の引外し装置が作動する直前に遮断を確認する事ができる。

0007

好ましくは作動手段は前記超高速開放しきい値を決定する可撓性手段を含む。従って、超高速開放しきい値が超過された時の作動手段の動作は瞬間的ではない。実際に、バネは開放ロックの超高速開放を生じる前に一定の行程カバーしなければならない。言い換えれば、超高速開放オーダが伝達される前に、動電力がバネの機械的圧縮作業に対応する一定のエネルギーを生じなければならない。従って開放が生じる前に、非常に短い時間遅れが存在する。特に制限された電流強さがその最大値に達した後に超高速開放が生じるように可撓性手段が校正されている時に、このような時間遅れが利用される。従って開放ロックの解除は、最大電流が超過された後に、しかし被制限電流が減少しはじめた後に生じる。このようにして、開放機構の行程の末端における応力が減少され、これは装置の信頼性を増進させる。

0008

開放行程極度高速の故に、接触フィンガー後退段階において強い短絡電流を制限する手段を装置の中に合体する事が望ましい。そのため、単数または複数の極が消弧室と磁気回路とを有し、これらの消弧室と磁気回路は、他方の接点手段の中を流れる電流に従って磁界を発生するように配置され、また接点手段の分離が生じる時に発生する電弧を前記消弧室に投射する力を前記電弧に対して加えるように配向される。

0009

本発明の好ましい実施態様によれば、単数または複数の極が消弧室と磁気回路とを有し、これらの消弧室と磁気回路は、他方の接点手段の中を流れる電流に従って磁界を発生するように配置され、また接点手段の分離が生じる時に発生する電弧を前記消弧室に投射する力を前記電弧に対して加えるように配向される。このようにして短絡電流が大幅に制限される。

発明を実施するための最良の形態

0010

第1図乃至第4図について述べれば、多極回路遮断器の作動機構がフレーム12によって支承され、またトグル装置14を含み、このトグル装置はそれぞれ枢転軸線20上に枢着された一対の伝動ロッド16,18を有する。下方ロッド16は切り替えバー22に対して機械的に連結され、このバー22は絶縁物質から成り、フレーム12のフランジに対して垂直に延在する。切り替えバー22はすべての極に対して共通であって、回路遮断器接点手段の開放位置と閉鎖位置との間に回転自在に取付けられたシャフトによって形成される。この回路遮断器は高動電力を有する高動電力型である。

0011

各極のレベルに接続ロッド24が配置され、この接続ロッドはバー22のクランク25を可動接点手段28の絶縁キャリヤ26に接続する。可動接点手段28は閉鎖位置において静止接点手段30と協働し、またブレード32によって第1接続ストリップ34に接続されている。静止接点手段30は第2接続ストリップ36によって直接に支承されている。極は消弧チャンバ35を含み、この消弧チャンバの導入口は接点手段28および30に近く配置されている。

0012

キャリヤ26は第1図に図示の閉鎖位置と第3図の開放位置との間において第1軸線40回りに枢転自在に取付けられ、また可動接点28は複数の相互に平行なフィンガー41を含み、これらのフィンガー41は第1図に図示の接触位置と第2図に図示の後退位置との間において枢転自在に第2軸線42上に枢着されている。各フィンガーは接点パッド43を支承し、この接点パッド43は第1図の位置において静止接点手段30の接点パッド45と協働する。接触加圧バネ38がキャリヤ26とフィンガー41の上側面との間に配置されている。

0013

コネクティング・ロッド24の軸線の一方においてはキャリヤ26の回転軸線40に対する位置と、他方においては切り替えバー22の枢転軸線に対する位置とが高動電力を有する回路遮断器にとって特徴的である。実際に、ロッド24の軸線40に対する大きなレバーアームとロッド24の切り替えバー26の軸線に対する小さなレバーアームとにより、高電流強さの電流によって誘導される強い反発力が接点フィンガーに対して加えられる時に、回路遮断器の作動機構が過度に高い力を受けないように保証される。実際にこの力の大部分が切り替えバー支承軸受に伝達され、これに対してバー22に対してロッド24によって加えられるトルクは適度であって、これはバー22に連結された機構の他方の要素に対する応力を制限する。

0014

トグル装置14に対して、引外しフック44が組合わされ、この引外しフック44は負荷位置と引外し位置との間を主軸46上において制限された揺動を成すように取付けられている。主軸46はフレーム12に対して固着され、引外しフック44の一端が軸線48によって上方伝動ロッド18に枢着されまたその他端が作動ラッチ50と協働する。

0015

開放バネ52がバー22のピン54とフレーム12の固定スピゴット56との間に固着され、前記スピゴット56はトグル装置14の上方に配置される。開放ラチェット50はロックレバー57によって形成され、このロックレバー57はロック位置と開錠位置との間において枢転自在に軸線58上に取付けられている。半月形のラッチングロック60は開放ラチェット50を開錠位置に移動させて機構10の引外しを生じるように設計されている。

0016

開放ラチェット50の戻しバネ62がラッチングロック60の軸線58に対して反対側に配置され、開放ラチェット50を逆時計方向にロック位置に向かって弾発する。ロックレバー57上に、軸線58とラッチングロック60との間にローラ64が配置され、このローラ64は負荷位置において引外しフック44の支承面66と協働する。フック44の支承面66は凹部を有し、この凹部の中に円筒形ローラ64が係合する。軸線48とスピゴット56との間に戻しバネ68が固着されて、フック44を逆時計方向に負荷位置に向かって弾発し、この負荷位置において開放ラッチ50のローラ64が支承面66の凹部の中に係合する。

0017

開放ラチェット50のラッチングロック60は引外し装置70によって作動されてロッキングレバー57を開錠位置まで駆動し、その結果、機構10の引外しと接点手段28,30の開放とを生じる。引外し装置70は手動的に、特に押しボタンによって実施され、または自動的に特に磁気熱的または電子的引外し装置によって実施されまたは遠隔制御信号に対して敏感なエネルギーリリース装置によって実施される。

0018

第5図と第6図について述べれば、開放ラチェット50は一対を成す軸線58の支承フランジ72と回転自在に取付けられたローラ64とを含む。離脱しきい値は、フランジ72に固着された案内プレート78と軸線58上に枢着された保持レバー80との間に配置された2つの圧縮バネ74,76によって校正される。保持レバー80の末端にノーズ82が備えられ、このノーズはラチェット50のロック位置においてロック60上にロックするように設計されている。

0019

行程ストッパ84の一端がフランジ72に固着され、開錠位置におけるラチェット50の枢転運動を限定するように設計されている。各フランジ72は保持レバー80のノーズ82の近くに配置された作動ランプ86を含み、このランプ86の傾斜は、バネ74,76の校正しきい値が超過された時にロック60の自己開錠を生じるように選定される。

0020

開放ラチェット50は、下記において離脱しきい値と呼ばれる所定しきい値を超える短絡電流の存在においてロック60の自己開錠を生じる離脱組立体として配置されている。

0021

接点手段28,30とストリップ34,36は第1U型電気回路構造を成し、可動接点フィンガー28の第2枢転軸線42が2つのストリップ34,36の間隔の1/3に配置されている。このような回路の構造88は、短絡電流の存在において接点手段を閉鎖状態に保持するように設計された電流反発力の補償システムを成す。

0022

静止接点手段は第2U型回路構造を成し、この第2U型構造はその側面枝が接触ストリップ34から反対側に突出するように配置される。接触パッド45はこのU型脚の1つによって、その自由端部の配置される側において支承される。閉鎖位置において、接点フィンガー41は静止接点パッド45を支承するU型の脚に対してほとんど平行に延在する。電流が極を通して流れる時、ストリップ36と接点パッド45との間において静止接点手段によって形成されるU型を流れる電荷誘導電磁界を発生する。パッド43,45と軸線42との間の区域中の誘導電磁界の値を増大するために、静止接点手段によって形成されたU型区域の中にU型磁気プレートを挿入する。このような回路の構造90は、接点圧力バネ38の校正によって決定された一定のしきい値を超過する短絡電流の存在において、可動接点パッド43を静止接点パッド45から分離するように成された制限システムを成す。

0023

本発明による制限的回路遮断器の動作は下記の通りである。

0024

機構10の閉鎖段階において、引外しフック44の支承面66がローラ64に対して力Fを加えて、ノーズ82がロック60とラッチングするまで開放ラチェット50を軸線58回りに時計方向押圧する。そこで回路遮断器は接点手段30,28の安定な閉鎖位置にある。

0025

極中を流れる電流が存在すると、フィンガーは第7図に図示のような種々の力を受ける。まずパッド43中を流れる電流がパッドのレベルにおいて反発締付け力Fsを発生し、この力のフィンガー41の枢転軸線42に対するモーメントがフィンガー41を持ち上げる傾向を示す。次に第2U型回路構造90がフィンガー41を開こうとするモーメントを発生する。接点フィンガー41中を流れる電荷は実際上、静止接点手段30によって形成されるU型中を流れ磁性U型構造92によって集中される電荷によって誘導される磁界の電磁力を受ける。これらの力は合成力FLであってその付加点は軸線42とパッド43との間に位置し、この合成力はフィンガーを軸線42回りに、接点パッド43,45の分離方向に枢転させる。第3に、接点圧力バネ38がフィンガー41に対して、回路中を流れる電流とは無関係の力FRを加え、この力の軸線に対するモーメントは可動パッド43を静止パッド45に向かって移動させようとする。第4に、第1U型構造88もパッドを相互の方向に移動させようとするモーメントを発生する。接点フィンガー41中を流れる電荷は実際上、2つの接点ストリップとフィンガーとによって形成されるU型構造88中を流れる電荷によって誘導された磁界による電磁力を受ける。これらの電磁力はフィンガー41にそって近似的に均一に分布され、合成力Fcを有し、従ってこの合成力の付加点は、一方ではフィンガー41のパッド43,他方では軸線40を両端とする線分の実質的に中央に位置する。可動接点28のフィンガーの2つ枢転軸線42は望ましくは第1U型構造の2つの接続ストリップ34,36を離間する距離の1/3に配置されているので、その結果、パッド43,45を相互の方に移動させるトルクを生じる。

0026

小さな過負荷電流の場合、接点圧力バネ38と第1U型構造とによって発生されるモーメントの合計はパッド43に対する締付けと第2U型構造90とによって発生されるモーメントの合計より大である。従ってパッド43,45は接触状態に保持される。しかし前記接点圧力バネと第1U型構造とによって発生されるモーメントの合計は前記締付け力と第2U型構造とによって発生されるモーメントの合計よりも電流と共に遅く増大する。従って、前記接点圧力バネと第1U型構造とによって発生されるモーメントの合計が前記締付け力と第2U型構造とによって発生されるモーメントの合計よりも小となる限度を成す極の中の電流強さの値IL、下記において制限しきい値と呼ばれる値が存在する。

0027

到着した電流がこのしきい値ILを超える時、接点フィンガー41が軸線42回りに第2図の位置まで枢転する。接点手段のパッドの区域中に磁気U型回路構造によって集中させられた電磁界が消弧室中への電弧の放出を増進し、この消弧室が極の中の電流の急速な制限を促進する。

0028

この段階において、2つのU型回路構造によって発生された電流強さは、キャリヤ26の軸線42に対して加えられ機構10に対して伝達され最後に引外しフック44によってローラ64に加えられる機械的反力Fに対応する。この反力Fは、キャリヤ26に加えられる力のキャリヤ枢転軸線40に対するモーメントの合計の線形関数であり、従って係数FS+FL+Fcの合計に比例する。ローラ64に加えられる力Fは電力回路中を流れる電流強さの増加関数である。しかし、フィンガーを枢転させる極の中の電流強さしきい値に対応する力Fはラチェット開放運動をもたらすには不十分である。従って接点キャリヤ26は閉鎖位置に留まる。

0029

パッドの分離によって得られる制限効果にも関わらず電流が増大しつづける場合、キャリヤに対する電磁力も増大しづつけ、また極の中を流れる電流強さが第1しきい値より高い第2しきい値Icに達する時、力Fはバネ74,76によって決定されるラチェット50の校正しきい値を超え、開放ラチェット50を時計方向に回転させはじめる。

0030

開放ラチェットの回転運動初期において、保持レバー80のノーズ82はラッチングロック60と係合した状態に留まるが、ラチェット50のフランジ72が軸線58回りに時計方向に回転しはじめる。ラッチングロック60の自己開錠しきい値に対応する校正力から、ラチェット50のフランジ72のランプ86がロック60の半月形部分と協働し、ロック60を時計方向F1に回転させて保持ノーズ82を解除し、開錠位置(第6図)へのラチェット開放運動を生じる。またローラ64の解除は引外しフック44を解除させ、これはトグル装置14の開放バネ52によって接点手段30,28の開放運動を生じる。

0031

開放ラチェット50の離脱効果による機構10の引外しは超高速であって、引外し装置70の動作前に生じる。この引外し装置70はこの回路遮断器において使用される磁気熱的または電子的引外し装置の型に対応する応答時間を有する。ラッチングロック60の自己離脱による開放ラチェット50の運動の故に、回路遮断器は引外し装置の瞬間的防護両立するような超高速自己防護を機械的に実施する事ができる。

0032

バネ74,76は、しきい値IcがILの約110%となるように校正される。機構10の超高速開錠は高電流水準で、特に100kA以上の電流水準で生じる。従って、従って本発明の回路遮断器は本質的に高い動電力を有する選択的回路遮断器である。この回路遮断器の制限特性はその選択しきい値の90%以上においてのみ有効である。本発明の回路遮断器に優れた遮断容量を与えるのはこのような制限特性である。

0033

IcとILの間の電流強さの比較的小さい変動は力Fの大きな変動に対応する。なぜかならば、3成分Fs,ILおよびFcがすべての電流の3増加関数だからである。従って、所要の校正を成して制限しきい値以前の自己開錠のトリガリングリスクを除去するようにバネ74,76を調整する事は容易である。

0034

説明のため、短絡電流の存在における回路遮断器開放の時間的順序の一例を第8図に示した。時間t1において電流ILが極の中を流れている。そこで、接点フィンガーが離間しはじめ、電弧電圧Uarcが表われる。この電弧電圧は近似的に接点パッドの間隔Xと共に増大する。時間t2において、U型磁気回路が消弧室の中に電弧を投射するのに十分程度に接点フィンガーが相互に離間しまた電弧が大きくなる。この時点から電弧電圧がより急速に増加する。接点フィンガーがその反発行程をつづけ、t3において第8図の最大反発位置XRに達する。t4において、電流が値Icに達し、これがラチェットの開放運動をトリガする。しかし、接点パッドの間隔は、バネ74,76の圧縮に必要な機械的作用が加えられるまでは変動しない。開放ラッチ60の解除による作動機構の開放は時間t4後においてのみ生じる。次にt4とt6の間において、電弧電圧は消弧室中の膨張によって増加しつづけ、時間t5において電力システム電圧に達し、次にこの電圧を超える。t5において、制限された電流強さはその最大限に達する。従ってt6における作動機構の開放は電流強さ減少段階において生じ、これは比較的ゆっくりした開放を可能とし、これは機構10の可動要素走行停止端部を保護する。開放の末端において、可動パッド43が静止パッドから第8図に図示のように間隔X0の位置に達する。

0035

第1図乃至第6図の実施態様によれば、開放ラチェット50のフランジ72と保持レバー80との間の相対運動は小さな角度範囲の回転運動によって達成される。この相対運動が楕円形アパチュアを有する手段による並進運動によって実施できる事は明かである。

0036

簡単のため前記の実施例は単一極の中で発生した力に関して説明された。しかし、回路遮断器が多極回路遮断器である場合、ローラに対して加えられる力Fはすべての極の応力に依存する。

図面の簡単な説明

0037

図1閉鎖位置にある作動機構と接触位置にある接点手段とを含む本発明による回路遮断器の極の概略図。
図2閉鎖位置にある作動機構と後退位置にある接点手段とを示す第1図に類似の図。
図3開放位置にある機構を示す第1図と類似の図。
図4第1図のA−A面における断面図。
図5ロック位置にある第1図の回路遮断器の開放ラチェットの側面図。
図6ロックの自己開錠段階の生じる時のラチェットの類似の図。
図7接点手段に加えられる力の概略図。
図8解放動作短絡回路上で生じる際の電流I、電圧Uおよび接点手段の可動パッドと静止パッドとの間において測定された距離Xの経時的変動を示すグラフ

--

0038

1開放作動機構
12フレーム
14トグル
22切り替えバー
24接続ロッド
26 支承キャリヤ
28可動接点
30固定接点
41接点フィンガー
44 引き外しフック
52開放バネ
60開放ロック
64ローラ
74,76調整バネ
80保持レバー
88電磁的補償手段
90 電磁的制限手段(第2U型回路)

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