図面 (/)

技術 梱包材

出願人 ブリヂストン化成品株式会社
発明者 金井一正
出願日 1998年9月28日 (21年7ヶ月経過) 出願番号 1998-272942
公開日 2000年4月11日 (20年0ヶ月経過) 公開番号 2000-103488
状態 特許登録済
技術分野 脆弱物品の包装
主要キーワード 次長さ 軟質ウレタンフォ シート状蓋 発泡体樹脂 高周波ウエルダ 蓋基材 軟質ポリウレタンフォ 軟質ポリエチレン
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年4月11日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

本発明は、生産者がより簡便に梱包作業が行うことが出来、且つこの梱包材体積も少なくて済み、しかも従来に比べより被梱包物体と梱包材が分離したりしない梱包材を提供する。

解決手段

緩衝性を有する薄いシートに、予め果実が入れられる円周方向に断続的にスリットを設けた梱包基材と、同じく緩衝性及び伸縮性を有し前記基材の最大円周と同形にして中空ドーナツ板状とした薄いシート状基材とを互いにその最大円周部分上でのみ接着したことを特徴とする梱包材。1‥梱包基材、2‥スリット、5‥蓋基材、7‥蓋基材の内周縁、10‥本発明の梱包材、20‥被梱包材

概要

背景

従来、多くの種類の野菜果実生産者梱包出荷から運送業者を経て店頭に並び、消費者に至る流通過程において使用されている。そして、これらの梱包材はその対象物によって種々の材料や特別な形状に形成されて用いられている。

これら各種の梱包材として必要とされる要件としては、第1に夫々の生産者が生産した野菜や果実類をそのままの状態、即ち形状を保ち傷つけることなく消費者のもとに届けることである。更に、梱包材として要求されることとしては、軽量にして安価であること、或いは生産者が各生産物を容易に梱包できるといった梱包作業性の良いこと、流通過程即ち運送中に各生産物が荷崩れをしたり、果実等の場合には互いに接触して生産物が傷ついたりしないように緩衝性を有することが重要である。更には、近時梱包材と共にそのまま店頭並べられることが要求され、梱包材自身が見栄えよく、消費者の購買意欲をそそるにふさわしいものであることが要求されるようになってきた。

しかるに、これら各種の生産物の梱包材としては、薄いプラスチック製や紙製容器だけのものや、容器の底の部分に例えば薄い発泡樹脂シート等の緩衝材を梱包材の1つとして敷いたもの、或いはこれらの薄い発泡樹脂シートを予め生産物の形状に真空成型したものとし、この中に果実等を入れるようにしたもの等が使用されている。そして、中でも、特に傷がつくとその商品価値が大きく落ちてしまう果実類、例えばりんご、梨、等の梱包材として、ひも状の発泡樹脂を網状にして伸縮性を持たせたものがある。

上記発泡樹脂製の網状にした梱包材は、軽量かつ緩衝性も良く又店頭での見栄えも良好であり、多くの果実の梱包材として使用されている。しかしながら、該梱包材の更なる改良点、問題点として次のような点が挙げられる。その第1点は生産者が果実を梱包する時に手間がかかるという梱包作業性の問題である。その第2点としては該梱包材は意外にその体積(厚み)があり、従ってその分余計に大きい容積段ボール等の容器が必要となるという問題である。

概要

本発明は、生産者がより簡便に梱包作業が行うことが出来、且つこの梱包材の体積も少なくて済み、しかも従来に比べより被梱包物体と梱包材が分離したりしない梱包材を提供する。

緩衝性を有する薄いシートに、予め果実が入れられる円周方向に断続的にスリットを設けた梱包基材と、同じく緩衝性及び伸縮性を有し前記基材の最大円周と同形にして中空ドーナツ板状とした薄いシート状基材とを互いにその最大円周部分上でのみ接着したことを特徴とする梱包材。1‥梱包基材、2‥スリット、5‥蓋基材、7‥蓋基材の内周縁、10‥本発明の梱包材、20‥被梱包材

目的

本発明者は、これらの問題を解消し、生産者がより簡便に梱包作業が行うことができ、且つこの梱包材の体積も少なくて済むという梱包材を追求し、ウレタンフォ−ム梱包材を用いてほぼこれらの課題を満足させ得る提案を行ったが(特願平10−158469)、本発明は既に提案の梱包材の更なる改良に係るものであり、輸送等の流通過程での使用は勿論であるが、果実等が店頭に一つ一つ並べられた場合にも極めて見栄えよく並べられることのできる例えば軟質ウレタンフォ−ム製の梱包材を提供することを目的とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

緩衝性及び伸縮性を有する薄いシートに、果実等の被梱包材梱包される位置にその外形周方向に沿って同心円状で断続的に環状をなすスリットを設けた梱包基材と、前記梱包基材の最大円周と同形外周縁をもち、ドーナツ状に形成された緩衝性及び伸縮性を有する薄いシ−ト蓋基材とからなり、両者の最大円周部分を接着したことを特徴とする梱包材

請求項2

スリットが中央より円周部に向けて順次大きくした請求項1記載の梱包材。

請求項3

前記緩衝性及び伸縮性を有する薄いシートが不織布、紙類発泡樹脂シートからなる請求項第1項記載の梱包材。

請求項4

前記発泡樹脂シ−トが軟質ポリウレタンフォームである請求項第3項記載の梱包材。

請求項5

前記接着は熱溶着或いは高周波ウエルダ−である請求項第1項記載の梱包材。

技術分野

0001

本発明は、果実等の梱包材に関するものであり、更に詳しくは軟質ウレタンフォムシ−トを用いた梱包材に係るものである。

背景技術

0002

従来、多くの種類の野菜や果実が生産者梱包出荷から運送業者を経て店頭に並び、消費者に至る流通過程において使用されている。そして、これらの梱包材はその対象物によって種々の材料や特別な形状に形成されて用いられている。

0003

これら各種の梱包材として必要とされる要件としては、第1に夫々の生産者が生産した野菜や果実類をそのままの状態、即ち形状を保ち傷つけることなく消費者のもとに届けることである。更に、梱包材として要求されることとしては、軽量にして安価であること、或いは生産者が各生産物を容易に梱包できるといった梱包作業性の良いこと、流通過程即ち運送中に各生産物が荷崩れをしたり、果実等の場合には互いに接触して生産物が傷ついたりしないように緩衝性を有することが重要である。更には、近時梱包材と共にそのまま店頭並べられることが要求され、梱包材自身が見栄えよく、消費者の購買意欲をそそるにふさわしいものであることが要求されるようになってきた。

0004

しかるに、これら各種の生産物の梱包材としては、薄いプラスチック製や紙製容器だけのものや、容器の底の部分に例えば薄い発泡樹脂シート等の緩衝材を梱包材の1つとして敷いたもの、或いはこれらの薄い発泡樹脂シートを予め生産物の形状に真空成型したものとし、この中に果実等を入れるようにしたもの等が使用されている。そして、中でも、特に傷がつくとその商品価値が大きく落ちてしまう果実類、例えばりんご、梨、等の梱包材として、ひも状の発泡樹脂を網状にして伸縮性を持たせたものがある。

0005

上記発泡樹脂製の網状にした梱包材は、軽量かつ緩衝性も良く又店頭での見栄えも良好であり、多くの果実の梱包材として使用されている。しかしながら、該梱包材の更なる改良点、問題点として次のような点が挙げられる。その第1点は生産者が果実を梱包する時に手間がかかるという梱包作業性の問題である。その第2点としては該梱包材は意外にその体積(厚み)があり、従ってその分余計に大きい容積段ボール等の容器が必要となるという問題である。

発明が解決しようとする課題

0006

本発明者は、これらの問題を解消し、生産者がより簡便に梱包作業が行うことができ、且つこの梱包材の体積も少なくて済むという梱包材を追求し、ウレタンフォ−ム梱包材を用いてほぼこれらの課題を満足させ得る提案を行ったが(特願平10−158469)、本発明は既に提案の梱包材の更なる改良に係るものであり、輸送等の流通過程での使用は勿論であるが、果実等が店頭に一つ一つ並べられた場合にも極めて見栄えよく並べられることのできる例えば軟質ウレタンフォ−ム製の梱包材を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0007

本発明は以上の課題を達成するためになされたものであって、その要旨は、緩衝性及び伸縮性を有する薄いシートに、果実等の被梱包材が梱包される位置にその外形周方向に沿って同心円状で断続的に環状をなすスリットを設けた梱包基材と、前記梱包基材の最大円周と同形外周縁をもち、ドーナツ状に形成された緩衝性及び伸縮性を有する薄いシ−ト蓋基材とからなり、両者の最大円周部分を接着したことを特徴とする梱包材に係るものである。

発明を実施するための最良の形態

0008

即ち、本発明の梱包材は、第1には、その構造及びその機能として緩衝性及び伸縮性を有する薄いシ−トからなる梱包基材に、果実等の被梱包材が入れられる位置に、梱包基材の外形周方向に同心円状に断続的に中央より円周部に向けて順次大きくしたスリットを形成したものであり、このスリット部分が開いて果実等の外形に沿って3次元の形状に変化させることが出来るものであり、この梱包材を使用することにより、生産者が果実等を梱包する場合、該梱包材を段ボール等の容器の上に置きこの上に果実等の被梱包材を置くと、前記スリットを形成した緩衝性及び伸縮性を有する薄いシートは被梱包材の重みでシートのスリット部分が開きそのまま果実を梱包してしまうことにある。

0009

更に、その第2には、同じく緩衝性及び伸縮性を有し前記梱包基材の最大円周と同形の外周縁をもち、ドーナツ状とした薄いシート状蓋基材とを互いにその最大円周部分上で接着したことから果実等を梱包した際にもこの蓋基材には基本的にスリットが設けられていないことから、一度梱包材内部に梱包された果実等の被梱包材が梱包材から飛び出したり、ずれたりするのを防止し、本梱包材が最初に被梱包体を梱包した時から最終時点まで、例えば店頭に並べられるまで、終始完全に梱包の役目を果たし、かつ、このまま店頭に並べても被梱包物の見栄えも良く消費者の購買意欲をそそるに足る働きにも貢献するものである。

0010

ここで緩衝性及び伸縮性を有する薄いシート、即ち梱包基材及び蓋基材は共にその材質においては限定するものではなく、軽量で多少の伸縮性があり、且つ安価であることが望ましく、不織布や紙類、或いは発泡体樹脂シート等いずれでも良いが、好ましくは軟質ポリウレタンフォーム軟質ポリエチレンフォ−ム等が望ましい。梱包基材及び蓋基材の形状及びスリットの形成は簡単なプレス加工によって打ち抜くことが可能である。

0011

そして、特に軟質ポリウレタンフォ−ムを使用することにより、緩衝性が優れていることは勿論のこと、その厚さも極く薄いものでよく、従って、梱包時の箱の大きさも比較的小さくすることができ、逆に言えば、梱包・運搬の際の果実の個数が増えるというメリットがある。

0012

勿論、本発明の梱包基材部分におけるスリットの入れ方について言えば、スリットの長さ、数、環状間の距離等は被梱包体である果実等の大きさ、本梱包材に使用する材質の形状、大きさ、伸縮性等に応じて適宜選択して最適な使用をすることができるが、通常はスリットが中央より円周部に向けて順次大きくするものである。又、そのシ−トの厚さについても、被梱包物に損傷を与えない程度においてできるだけ薄い方が価格、軽量、嵩張り等の点から望ましい。

0013

これと同じように、本発明の蓋基材、即ちドーナツ状の薄い材料においても、材料の厚さ、その中空の大きさ、円周差、形状、伸縮性等は被梱包物体のそれに応じて適宜適当に選択することができる。尚、本発明においては、ドーナツ形状と基本的に現した言葉であるが、必要に応じて適当な模様等を施したり、色を工夫する等は自由である。要は被梱包物体が飛び出したり又はずれたりしなければ本発明の目的は達成するからである。

0014

尚、本発明の梱包基材と蓋基材とを接着する方法や材料等は特に制限するものではないが、通常は熱溶着或いは高周波ウエルダ−法等が好んで用いられる。勿論各種の接着剤を用いることも可能である。

0015

以下、図面をもって本発明を更に詳細に説明するがこれに限定されないことは勿論である。図1は直径10cmで厚さ5mmの軟質ウレタンフォ−ムシ−トからなる梱包基材1の平面図、図2はそのA−A線での断面図であり、3mmの間隔を隔ててスリット2が同心円状に形成されている。このスリット2は径方向に隣り合うスリット2のほぼ中央にて相互に連続する形状をなしており、更にスリット2の長さは中心部のものは短く外周縁3に近づくにつれて順次長さが長くなっており、こうすることによって中心部に置かれた果実等の外形に沿って梱包基材1のスリット1が引き伸ばされることになる。

0016

図3は蓋基材5の平面図、図4はB−B線での断面図であり、外周縁6の径10cm、内周縁7の径6cm、厚さ5mmのド−ナッツ状をなす軟質ウレタンフォ−ムシ−トからなるもので、この外周縁6が前記の梱包基材1の外周縁3に接着されて梱包材10を構成する。

0017

図5は本発明の梱包材の平面図、図6はC−C線断面図、図7はこの梱包材の使用状態を示す斜視図、図8はそのD−D線断面図である。本発明の梱包材10は前記した梱包基材1と蓋基材5とからなり、両者の外周縁3及び6を接着してなるもので、梱包基材1はスリット2が開くことによって立体的広がり、一方、蓋基体5は被梱包材の頂部を残して肩部包み込むことになる。

0018

即ち、被梱包材20は蓋基体5の内周縁7より蓋基体5を伸ばしつつ挿入され、次いで、梱包基体1に形成したスリット2を広げ、被梱包材20の外形を包み込んで梱包することとなる。この場合、蓋基体5には若干のスリット等が形成されていてもよいが、基本的にはスリット等が形成されていないために被梱包材20を包み込んでその肩部を覆い、これによって被梱包材を保護ししかも梱包材10の脱落を防止することができることとなる。

0019

本発明の梱包材を用いて果実を梱包し、運送テスト後、これを開梱の結果、いずれの桃も損傷はなく、又、そのまま店頭に置いても見栄えは良好であった。

発明の効果

0020

本発明の梱包材を使用すれば、果実等の梱包作業が極く簡便になり、且つ箱体に占める体積も殆どなく、果実等の入る場所が相対的に少なく狭くなる等の優れた梱包材である等の他に、この梱包材を用いて果実等をそのまま店頭に並べることができ、しかも極めて見栄えの良いものとなったものである。

図面の簡単な説明

0021

図1図1は本発明の梱包材を構成する梱包基材の平面図である。
図2図2図1のA−A線での平面図である。
図3図3は本発明の梱包材を構成する蓋基材の平面図である。
図4図4図3のB−B線での平面図である。
図5図5は本発明の梱包材の平面図である。
図6図6図5のC−C線での断面図である。
図7図7図6の梱包材の使用状態を示す斜視図である。
図8図8図7のD−D線での断面図である。

--

0022

1‥梱包基材、
2‥スリット、
3‥梱包基材の外周縁、
5‥蓋基材、
6‥蓋基材の外周縁、
7‥蓋基材の内周縁、
10‥本発明の梱包材、
20‥被梱包材。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 特種東海製紙株式会社の「 ガラス板合紙用木材パルプ」が 公開されました。( 2020/02/06)

    【課題】高い清浄度や傷品位が要求されるフラットパネル・ディスプレイ用の基板材料として用いられるガラス板について、ガラス板表面へのシリコーンの汚染を格段に防止可能なガラス板合紙用の木材パルプを提供する。... 詳細

  • 株式会社ベルグリーンワイズの「 青果物の鮮度保持用収納袋」が 公開されました。( 2020/01/30)

    【課題】、短時間で保存環境に適応させることができ、枝豆やブロッコリー等の過湿状態でカビが成長し易く変色が起こり易い青果物の収納に適している上、製造が容易な青果物の鮮度保持用収納袋を提供する。【解決手段... 詳細

  • 昭和電工パッケージング株式会社の「 包装袋」が 公開されました。( 2020/01/30)

    【課題】包装対象物を汚染する汚染物質が包装袋から発生するのを抑制しうるとともに、破れにくい包装袋を提供すること。【解決手段】包装袋は、基材層4と、最内層としてのシーラント層2とを積層状に備えたラミネー... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ