図面 (/)

技術 CDM伝送方式とこの方式による送信装置及び受信装置

出願人 株式会社東芝
発明者 山本敏文
出願日 1998年9月28日 (21年7ヶ月経過) 出願番号 1998-273471
公開日 2000年4月7日 (20年0ヶ月経過) 公開番号 2000-101546
状態 未査定
技術分野 時分割方式以外の多重化通信方式 デジタル伝送方式における同期
主要キーワード 同期信号検出結果 情報チャンネル CDM信号 受信データバッファ フレーム位置 ユニークワード検出 同期信号検出 タイミング関係
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年4月7日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

復調処理の簡素化を図りつつ、同期が確定する以前のデータを保存しておく必要がないようにする。

解決手段

同期用パイロットチャンネルのデータ領域D2におけるタイムスタンプ伝送された直後に情報シンボルパケット伝送が開始されるようにしている。このように同期用パイロットチャンネルに対して情報シンボルのパケット伝送開始を遅らせることで、受信装置側でタイムスタンプを受信し終わった時点で、その直後の情報チャンネルパケットが有効かどうかを判断できるようになる。

概要

背景

従来のCDM伝送方式にあっては、同期用パイロットチャンネル情報チャンネルとの間で図3に示す関係を有している。尚、この図は、1フレーム(情報チャンネル2パケット)分のデータを示している。

すなわち、同期用パイロットチャンネルは、32ビット連続波領域(CW:Continuous Wave )と32ビットのデータ領域(D1〜D51)を交互に配置することで構成されている。そしてデータ領域において、情報チャンネルフレームとのタイミング関係を示すために、先頭のデータ領域D1には、ユニークワード(Unique Word )が入り、次のデータ領域D2にはタイムスタンプ(Time Stamp)が入る。また、この例では、情報チャンネルのデータが512フレームで1ブロックの構成になっている。

このように、従来のCDM伝送方式では、情報チャンネルのデータを常に受信しておき、パイロットチャンネルの同期信号(ユニークワードとタイムスタンプ)をチェックし、このパケットがブロックの先頭だった場合に、当該パケットを有効なパケットとして処理するようにしている。

図4に従来のCDM方式による受信装置ベースバンド処理部の構成を示す。図4において、CDM復調部11は、図示しない伝送路を介して入力されるCDM信号からパイロットチャンネルデータと情報チャンネルデータを分離して復調するもので、パイロットチャンネルデータはパイロットチャンネル受信処理部12に送られ、情報チャンネルデータは情報チャンネル受信処理部13に送られる。

パイロットチャンネル受信処理部12は、入力したパイロットチャンネルデータからデータ領域D1のユニークワードを検出するユニークワード検出部121と、次のデータ領域D2のタイムスタンプを検出するタイムスタンプ検出部122を備える。一方、情報チャンネル受信処理部13は、入力した情報チャンネルのデータを一時保持する受信データバッファメモリ131と、上記タイムスタンプ検出部122でタイムスタンプが検出された時点から受信データバッファメモリ131に格納されたデータを取り込み、パケット単位のデータを再生するパケット受信処理部132を備える。

このように、従来のCDM方式では、受信側で、パイロットチャンネルのタイムスタンプが受信される時点が情報チャンネルのパケットの途中になるため、情報チャンネル受信処理部13には、タイムスタンプが検出されるまで情報チャンネルデータを保持しておくための受信データバッファメモリ131が必要となる。

概要

復調処理の簡素化を図りつつ、同期が確定する以前のデータを保存しておく必要がないようにする。

同期用パイロットチャンネルのデータ領域D2におけるタイムスタンプが伝送された直後に情報シンボルパケット伝送が開始されるようにしている。このように同期用パイロットチャンネルに対して情報シンボルのパケット伝送開始を遅らせることで、受信装置側でタイムスタンプを受信し終わった時点で、その直後の情報チャンネルのパケットが有効かどうかを判断できるようになる。

目的

本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、復調処理の簡素化を図りつつ、同期が確定する以前のデータを保存しておくためのバッファメモリも不要なCDM伝送方式と、この方式による送信装置及び受信装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

ブロック単位で情報を伝送する情報チャンネルと共に、この情報チャンネルのブロック先頭識別するための同期信号を伝送する同期用パイロットチャンネルを用いたCDM(Code Division Multiple:符号分割多元伝送方式において、前記情報チャンネルのブロック先頭位置を少なくとも前記同期用パイロットチャンネルで前記同期信号が伝送し終わるまで遅らせることを特徴とするCDM伝送方式。

請求項2

ブロック単位で情報を伝送する情報チャンネルと共に、この情報チャンネルのブロック先頭を識別するための同期信号を伝送する同期用パイロットチャンネルを用いたCDM伝送信号を送信するCDM伝送方式による送信装置において、前記情報チャンネルのブロック先頭位置を少なくとも前記同期用パイロットチャンネルで前記同期信号が伝送し終わるまで遅らせるようにした伝送フォーマットの信号を生成し送信することを特徴とするCDM放送方式による送信装置。

請求項3

ブロック単位で情報を伝送する情報チャンネルと共に、この情報チャンネルのブロック先頭を識別するための同期信号を伝送する同期用パイロットチャンネルを用いたCDM伝送信号を受信するCDM伝送方式による受信装置において、前記CDM伝送信号が前記情報チャンネルのブロック先頭位置を少なくとも前記同期用パイロットチャンネルで前記同期信号が伝送し終わるまで遅らせるようにした伝送フォーマットで送られてくるとき、前記CDM信号を入力し、情報チャンネルのデータと同期用パイロットチャンネルのデータとに分離する復調部と、この復調部で分離された同期用パイロットチャンネルのデータから前記同期信号を検出する同期信号検出部と、前記同期信号検出部の同期信号検出結果に基づいて同期を確立し、それ以後の前記復調部で分離された情報チャンネルのデータをブロック先頭位置から再生する情報チャンネル受信部とを具備することを特徴とするCDM方式による受信装置。

技術分野

0001

本発明は、同期用パイロットチャンネルを用いたCDM(Code Division Multiple:符号分割多元伝送方式による多重通信多重放送受信装置の簡素化、低価格を図るのに有効なCDM伝送方式に関する。

背景技術

0002

従来のCDM伝送方式にあっては、同期用パイロットチャンネルと情報チャンネルとの間で図3に示す関係を有している。尚、この図は、1フレーム(情報チャンネル2パケット)分のデータを示している。

0003

すなわち、同期用パイロットチャンネルは、32ビット連続波領域(CW:Continuous Wave )と32ビットのデータ領域(D1〜D51)を交互に配置することで構成されている。そしてデータ領域において、情報チャンネルフレームとのタイミング関係を示すために、先頭のデータ領域D1には、ユニークワード(Unique Word )が入り、次のデータ領域D2にはタイムスタンプ(Time Stamp)が入る。また、この例では、情報チャンネルのデータが512フレームで1ブロックの構成になっている。

0004

このように、従来のCDM伝送方式では、情報チャンネルのデータを常に受信しておき、パイロットチャンネルの同期信号(ユニークワードとタイムスタンプ)をチェックし、このパケットがブロックの先頭だった場合に、当該パケットを有効なパケットとして処理するようにしている。

0005

図4に従来のCDM方式による受信装置のベースバンド処理部の構成を示す。図4において、CDM復調部11は、図示しない伝送路を介して入力されるCDM信号からパイロットチャンネルデータと情報チャンネルデータを分離して復調するもので、パイロットチャンネルデータはパイロットチャンネル受信処理部12に送られ、情報チャンネルデータは情報チャンネル受信処理部13に送られる。

0006

パイロットチャンネル受信処理部12は、入力したパイロットチャンネルデータからデータ領域D1のユニークワードを検出するユニークワード検出部121と、次のデータ領域D2のタイムスタンプを検出するタイムスタンプ検出部122を備える。一方、情報チャンネル受信処理部13は、入力した情報チャンネルのデータを一時保持する受信データバッファメモリ131と、上記タイムスタンプ検出部122でタイムスタンプが検出された時点から受信データバッファメモリ131に格納されたデータを取り込み、パケット単位のデータを再生するパケット受信処理部132を備える。

0007

このように、従来のCDM方式では、受信側で、パイロットチャンネルのタイムスタンプが受信される時点が情報チャンネルのパケットの途中になるため、情報チャンネル受信処理部13には、タイムスタンプが検出されるまで情報チャンネルデータを保持しておくための受信データバッファメモリ131が必要となる。

発明が解決しようとする課題

0008

以上のように、従来のCDM伝送方式では、同期が確定する以前にデータの受信を開始しておき、受信処理の途中でブロックの境界を判断するという複雑な処理が必要になるという問題点があった。また、同期が確定する以前のデータを保存しておくためのバッファメモリも必要になるという問題点があった。

0009

本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、復調処理の簡素化を図りつつ、同期が確定する以前のデータを保存しておくためのバッファメモリも不要なCDM伝送方式と、この方式による送信装置及び受信装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

上記の目的を達成するために本発明に係るCDM伝送方式は、ブロック単位で情報を伝送する情報チャンネルと共に、この情報チャンネルのブロック先頭を識別するための同期信号を伝送する同期用パイロットチャンネルを用い、前記情報チャンネルのブロック先頭位置を少なくとも前記同期用パイロットチャンネルで前記同期信号が伝送し終わるまで遅らせることを特徴とする。

0011

また、本発明に係るCDM伝送方式による送信装置は、ブロック単位で情報を伝送する情報チャンネルと共に、この情報チャンネルのブロック先頭を識別するための同期信号を伝送する同期用パイロットチャンネルを用いたCDM伝送信号を送信する場合に、前記情報チャンネルのブロック先頭位置を少なくとも前記同期用パイロットチャンネルで前記同期信号が伝送し終わるまで遅らせるようにした伝送フォーマットの信号を生成し送信することを特徴とする。

0012

また、本発明に係るCDM伝送方式による受信装置は、ブロック単位で情報を伝送する情報チャンネルと共に、この情報チャンネルのブロック先頭を識別するための同期信号を伝送する同期用パイロットチャンネルを用いたCDM伝送信号を受信する場合に、前記CDM伝送信号が前記情報チャンネルのブロック先頭位置を少なくとも前記同期用パイロットチャンネルで前記同期信号が伝送し終わるまで遅らせるようにした伝送フォーマットで送られてくるとき、前記情報チャンネルと同期用パイロットチャンネルが多重化されたCDM信号を入力し、情報チャンネルのデータと同期用パイロットチャンネルのデータとに分離する復調部と、この復調部で分離された同期用パイロットチャンネルのデータから前記同期信号を検出する同期信号検出部と、前記同期信号検出部の同期信号検出結果に基づいて同期を確立し、それ以後の前記復調部で分離された情報チャンネルのデータをブロック先頭位置から再生する情報チャンネル受信部とを具備することを特徴とする。

0013

すなわち、本発明によるCDM伝送方式では、同期用パイロットチャンネルを用いたCDM伝送におけるパイロットチャンネルと情報チャンネルのタイミングを復調処理に都合が良いように決めた伝送フォーマットを採用することで、受信装置の簡素化、低価格化を図ることができる。

0014

特に、本発明では、受信装置側で、パイロットチャンネルの同期信号を検出した後に、情報チャンネルのパケット受信を開始できるように、フレーム位置を適当にずらしてデータの送信を行うようにする。例えば、タイムスタンプを受信し終わった時点で、その直後の情報チャネルのパケットが有効かどうかを判断すれば良い。この場合、タイムスタンプが所定の値になっていることを判定した後に情報チャンネルのパケットの受信を開始するように受信装置を構成することができる。したがって復調処理は簡素になり、また余分なバッファメモリも不要となる。

発明を実施するための最良の形態

0015

以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明に係るCDM伝送方式の伝送フォーマットの構成を示すもので、(a)は同期用パイロットチャンネル、(b)は情報チャンネルを示している。この構成では、同期用パイロットチャンネルのデータ領域D2におけるタイムスタンプが伝送された直後に情報シンボルパケット伝送が開始されるようにしている。

0016

このように同期用パイロットチャンネルに対して情報シンボルのパケット伝送開始を遅らせることで、受信装置側でタイムスタンプを受信し終わった時点で、その直後の情報チャンネルのパケットが有効かどうかを判断できるようになる。

0017

本発明に係るCDM伝送方式による送信装置は、上記の伝送フォーマットで同期用パイロットチャンネル及び情報チャンネルを多重化して送信することになる。

0018

また、本発明に係るCDM伝送方式による受信装置において、ベースバンド処理部は、図2に示すように構成される。図2において、CDM復調部21は、図示しない伝送路を介して入力される図1の伝送フォーマットによるCDM信号からパイロットチャンネルデータと情報チャンネルデータを分離して復調するもので、パイロットチャンネルデータはパイロットチャンネル受信処理部22に送られ、情報チャンネルデータは情報チャンネル受信処理部23に送られる。

0019

パイロットチャンネル受信処理部22は、入力したパイロットチャンネルデータからデータ領域D1のユニークワードを検出するユニークワード検出部221と、次のデータ領域D2のタイムスタンプを検出するタイムスタンプ検出部222を備える。一方、情報チャンネル受信処理部23は、上記タイムスタンプ検出部222で検出されたタイムスタンプにより同期を確立し、その検出直後から情報チャンネルのデータを取り込み、パケット単位のデータを再生するパケット受信処理部231を備える。

0020

このように、本発明のCDM方式による受信装置では、パイロットチャンネルのタイムスタンプが受信される時点が情報チャンネルのパケットの先頭直前にあるため、情報チャンネル受信処理部13には、タイムスタンプが検出されるまで情報チャンネルデータを保持しておくための受信データバッファメモリが不要となる。また、タイムスタンプ検出直後から情報チャンネルのデータを取り込めばよいので、復調処理が簡単になり、小型化、コスト低減に寄与することができる。

0021

以上のことから明らかなように、本発明のCDM伝送方式は、従来の方式に対し、送信側のパイロットチャンネルの送信タイミングと情報チャンネルの送信タイミングを適当にずらすことによって、受信機の処理を簡素化し受信データバッファメモリを不要にする効果がある。また受信機のコストを削減できる効果もある。

発明の効果

0022

以上のように本発明によれば、復調処理の簡素化を図りつつ、同期が確定する以前のデータを保存しておくためのバッファメモリも不要なCDM伝送方式と、この方式による送信装置及び受信装置を提供することができる。

図面の簡単な説明

0023

図1本発明の実施形態におけるCDM伝送方式として、CDM伝送フォーマットの構成を示す図。
図2本発明に係るCDM伝送方式による受信装置のベースバンド処理部の構成を示すブロック図。
図3従来のCDM伝送フォーマットの構成を示す図。
図4従来のCDM伝送方式による受信装置のベースバンド処理部の構成を示すブロック図。

--

0024

11…CDM復調部
12…パイロットチャンネル受信処理部
121…ユニークワード検出部
122…タイムスタンプ検出部
13…情報チャンネル受信処理部
131…受信データバッファメモリ
132…パケット受信処理部
21…CDM復調部
22…パイロットチャンネル受信処理部
221…ユニークワード検出部
222…タイムスタンプ検出部
23…情報チャンネル受信処理部
231…パケット受信処理部

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ