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技術 プルスタッドボルト用スパナ

出願人 株式会社タカハシ
発明者 高橋富彦
出願日 1998年9月21日 (21年9ヶ月経過) 出願番号 1998-285910
公開日 2000年4月4日 (20年2ヶ月経過) 公開番号 2000-094349
状態 特許登録済
技術分野 手動スパナ・レンチ・ドライバー
主要キーワード 字切欠 凹字形 プルスタッドボルト 可動プレート マシニングセンター 六角ボルト 締付トルク ツールホルダ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年4月4日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

従来、下から、ネジ部2と、スパナ係合部3と、軸部4と、その軸部4より大径の頭部5とを有するプルスタッドボルト1がある。そのボルト1を締めたり緩めたりする作業を普通のスパナで行うと、使用中に外れるおそれがあるため作業能率が悪い問題点があった。

解決手段

前記プルスタッドボルト1に使用されスパナヘッド7とスパナアーム8とを備えたスパナであって、前記スパナヘッド7は、プルスタッドボルト1のスパナ係合部3に係合するスパナ主部9とプルスタッドボルト1の頭部5に係合する引掛部10とを有し、引掛部10がプルスタッドボルト1の頭部5に当たることによってスパナヘッド7の軸方向の移動を規制し、その規制によってスパナ主部9とスパナ係合部3との係合状態が維持されるようにしたプルスタッドボルト用スパナ6を提供する。

概要

背景

プルスタッドボルト1は、図7に示したように、下から順に、ネジ部2と、スパナ係合部3と、軸部4と、その軸部4より大径の頭部5とを有するもので、主としてマシニングセンターツールホルダシャンクMの後端に取り付けられている。そして、マシニングセンターの主軸にシャンクMを挿入して固定するとき、プルスタッドボルト1の頭部5に爪やボールを引っ掛かけてシャンクMを引張る。しかして従来、そのようなプルスタッドボルトを締めたり緩めたりする作業は、普通の六角ボルトに使用するスパナ100で行うようにしていた。

概要

従来、下から、ネジ部2と、スパナ係合部3と、軸部4と、その軸部4より大径の頭部5とを有するプルスタッドボルト1がある。そのボルト1を締めたり緩めたりする作業を普通のスパナで行うと、使用中に外れるおそれがあるため作業能率が悪い問題点があった。

前記プルスタッドボルト1に使用されスパナヘッド7とスパナアーム8とを備えたスパナであって、前記スパナヘッド7は、プルスタッドボルト1のスパナ係合部3に係合するスパナ主部9とプルスタッドボルト1の頭部5に係合する引掛部10とを有し、引掛部10がプルスタッドボルト1の頭部5に当たることによってスパナヘッド7の軸方向の移動を規制し、その規制によってスパナ主部9とスパナ係合部3との係合状態が維持されるようにしたプルスタッドボルト用スパナ6を提供する。

目的

本発明は、上記に鑑みなされたもので、その目的は、プルスタッドボルトを回転させる際に外れるおそれのないプルスタッドボルト用スパナを提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

下から順に、ネジ部と、スパナ係合部と、軸部と、その軸部より大径の頭部とを有するプルスタッドボルトに使用され、スパナヘッドとスパナアームとを備えたスパナであって、前記スパナヘッドは、プルスタッドボルトのスパナ係合部に係合するスパナ主部とプルスタッドボルトの頭部に係合する引掛部とを有し、前記引掛部がプルスタッドボルトの頭部に当たることによってスパナヘッドの軸方向の移動を規制し、その規制によってスパナ主部とスパナ係合部との係合状態が維持されるようにしたことを特徴とするプルスタッドボルト用スパナ。

技術分野

0001

本発明は、プルスタッドボルトに使用するプルスタッドボルト用スパナに関する。

背景技術

0002

プルスタッドボルト1は、図7に示したように、下から順に、ネジ部2と、スパナ係合部3と、軸部4と、その軸部4より大径の頭部5とを有するもので、主としてマシニングセンターツールホルダシャンクMの後端に取り付けられている。そして、マシニングセンターの主軸にシャンクMを挿入して固定するとき、プルスタッドボルト1の頭部5に爪やボールを引っ掛かけてシャンクMを引張る。しかして従来、そのようなプルスタッドボルトを締めたり緩めたりする作業は、普通の六角ボルトに使用するスパナ100で行うようにしていた。

発明が解決しようとする課題

0003

プルスタッドボルト1を締めたり緩めたりする作業を、上記のように普通のスパナ100で行う場合、そのようなスパナ100は図7二点鎖線に示したようにスパナ主部101がスパナ係合部3から浮き上がって外れるおそれがあるため、作業者の技量によって作業能率に大きなバラツキが生じ、また、力を入れた状態でスパナ100が外れると、プルスタッドボルト1のスパナ係合部3がダメージを受けたり作業者が怪我をするおそれがある、などの不具合があった。

0004

本発明は、上記に鑑みなされたもので、その目的は、プルスタッドボルトを回転させる際に外れるおそれのないプルスタッドボルト用スパナを提供することにある。

課題を解決するための手段

0005

上記の目的を達成するため本発明は、下から順に、ネジ部と、スパナ係合部と、軸部と、その軸部より大径の頭部とを有するプルスタッドボルトに使用され、スパナヘッドとスパナアームとを備えたスパナであって、前記スパナヘッドは、プルスタッドボルトのスパナ係合部に係合するスパナ主部とプルスタッドボルトの頭部に係合する引掛部とを有し、前記引掛部がプルスタッドボルトの頭部に当たることによってスパナヘッドの軸方向の移動を規制し、その規制によってスパナ主部とスパナ係合部との係合状態が維持されるようにしたプルスタッドボルト用スパナを提供する。

0006

本発明のプルスタッドボルト用スパナは、引掛部がプルスタッドボルトの頭部に係合してスパナヘッドの軸方向の移動を規制するから、プルスタッドボルトを回転させている最中にスパナ主部がスパナ係合部から外れるようなことがない。

発明を実施するための最良の形態

0007

以下に本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。なお、図1はプルスタッドボルトとプルスタッドボルト用スパナの斜視図、図2はプルスタッドボルト用スパナの底面から見た斜視図、図3使用状態を示す要部の縦断面図、図4図6は他の形態を示すプルスタッドボルト用スパナの斜視図である。

0008

プルスタッドボルト1は、下から順に、ネジ部2と、円盤3aの周面に平行な二つの面状切欠3bを設けてなるスパナ係合部3と、軸部4と、その軸部4より大径の頭部5とを有するもので、主としてマシニングセンター用ツールホルダのシャンクMの後端に取り付けられている。そして、マシニングセンターの主軸にシャンクMを挿入して固定するとき、プルスタッドボルト1の頭部5に爪やボールを引っ掛かけてシャンクMを引張る。

0009

本発明のプルスタッドボルト用スパナ6は、図1図2に示したように、平面視ほぼ凹字形のスパナヘッド7と、そのスパナヘッド7の後面に突設した棒状のスパナアーム8とからなる。

0010

前記スパナヘッド7は、図3に示したように底面から高さh1の部分がプルスタッドボルト1のスパナ係合部3に係合するスパナ主部9であり、また、上面から高さh2までの部分が引掛部10であり、この引掛部10の高さh1とスパナ主部9の高さh2の和がスパナヘッド7の全高である。前記スパナ主部9の高さh1は、スパナ係合部3の面状切欠3bの高さとほぼ一致するようになっており、さらに、スパナ係合部3に嵌まる口90の幅がスパナ係合部3の面状切欠3b,3b間の幅とほぼ一致する。

0011

また、スパナヘッド7の引掛部10は、図1図3に示したように、プルスタッドボルト1の軸部4とほぼ同幅のU溝10aを縦方向に設けてなる。この引掛部10の高さh2は、プルスタッドボルト1の軸部4と同じか、または(軸部4の長さL−引掛部10の高さh2)の値が前記スパナ主部9の高さh1より小さくなる条件の範囲で軸部4より短くてもよい。その条件の範囲内であれば、引掛部10がプルスタッドボルト1の頭部5に当たった状態でスパナ主部9がスパナ係合部3に係合する。但し、(軸部4の長さL−引掛部10の高さh2)の値が小さいほど、スパナヘッド7の軸部4上での遊びが小さくなって使いやすい。最も好ましくは実施形態のように、引掛部10の上面と頭部5の下面に、スパナヘッド7をプルスタッドボルト1に着脱させる際に必要な最小限のクリアランスを残して、引掛部10の高さh2をプルスタッドボルト1の軸部4の長さLにほぼ合致させるのがよい。

0012

次ぎに、本発明のプルスタッドボルト用スパナ6の使用方法について説明する。先ず、従来のスパナと同じように、プルスタッドボルト1のスパナ係合部3の面状切欠3bに対してスパナ主部9の口90を横から嵌め入れる。そうすると図3のように引掛部10のU溝10aにプルスタッドボルト1の軸部4が収まり、頭部5の下面に引掛部10の上面が対接する。従って、このセット状態でプルスタッドボルト1上におけるスパナヘッド7の軸方向の移動が規制されるから、プルスタッドボルト1を回転させる場合にスパナ主部9がスパナ係合部3から外れない。なお、必要に応じてスパナアーム8に図1二点鎖線のように操作アーム11を取り付ければ、大きな締付トルクが要求される場合にも対応できる。

0013

次ぎに、作業が終わってプルスタッドボルト1からプルスタッドボルト用スパナ6を外す場合は、横向きに引っ張るだけで簡単に抜ける。

0014

以上本発明を実施の形態について説明したが、もちろん本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、引掛部10は、図4に示したようにU字切欠10bを形成した固定的なプレート10cで形成したり、図5に示したようにスパナ主部9の両側に逆L字板10d,10dを立設してその間に軸部4を通すようにしてもよい。また、図6に示したように、U字切欠10b付きの可動プレート10gを固定台部10eの前面に上下動自在に取り付けると共にその可動プレート10gをネジなどの固定手段10fで止めるようにしておけば、軸部4の長さが異なる複数種類のプルスタッドボルト1にも柔軟に対応できる。

0015

また、図示しないがスパナアーム8の両端に異種のスパナヘッド7,7をそれぞれ一個づつ設けることにより、従来の両口スパナと同じく、規格が異なる二種類のプルスタッドボルト1にも対応可能である。また、実施形態ではスパナヘッド7とスパナアーム8を一体構造にしたが、例えばスパナヘッド7に取付孔穿設してそこにスパナアーム8を差し込んだり、或いは前記取付孔に雌ネジ刻設し、一方、スパナアーム8の先端に雄ネジを刻設して両者を螺合させるようにしてもよい。

発明の効果

0016

本発明のプルスタッドボルト用スパナは、プルスタッドボルトに固有の軸部と頭部を利用し、自己の引掛部をその頭部に係合させてスパナヘッドの軸方向の移動(上動)を規制するようにしたため、プルスタッドボルトを回転させるときにスパナ主部がスパナ係合部から外れるおそれがない。その結果、作業者の技量に拘わらずプルスタッドボルトの締め付けや取り外しの作業が能率良く行え、また、力を入れた状態でスパナが外れることに起因するスパナ係合部の損傷や事故が未然に防止できる。

図面の簡単な説明

0017

図1プルスタッドボルトとプルスタッドボルト用スパナの斜視図である。
図2プルスタッドボルト用スパナの底面から見た斜視図である。
図3使用状態を示す要部の縦断面図である。
図4他の形態を示すプルスタッドボルト用スパナの斜視図である。
図5他の形態を示すプルスタッドボルト用スパナの斜視図である。
図6他の形態を示すプルスタッドボルト用スパナの斜視図である。
図7従来のスパナを示す要部の縦断面図である。

--

0018

1 …プルスタッドボルト
2 …ネジ部
3 …スパナ係合部
4 …軸部
5 …頭部
6 …プルスタッドボルト用スパナ
7 …スパナヘッド
8 …スパナアーム
9 …スパナ主部
10…引掛部

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