図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(2000年3月28日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (0)

図面はありません

課題

微量の添加でビフィズス菌の増殖を選択的に促進する作用を有するビフィズス菌増殖促進剤を提供する。

解決手段

ガジュツ(莪朮)、キジツ(枳実)、キッピ(橘皮)、キンギンカ金銀花)、ソヨウ(蘇葉)、チンピ陳皮)、トウヨウ葉)、ミツモウカ蒙花)、アイブライトカキネガラシ、カモマイルカルダモンキャットニップ、サフラワー、スウィートバイオレットチャイブヒソップペニーロイヤルペパーミントホワイトホウファンドマグワート、マザーワートマリーゴールド、ヤロー、レモンバームローズヒップローズマリー桑樹皮、棕櫚葉、大根種子、パセリヨモギ並びにミカン科植物果実及び/または果皮からなる群から選択される1種または2種以上の植物から得られる抽出物を有効成分とする。

概要

背景

人の腸内には数多くの細菌が棲息し、いわゆる腸内フローラ腸内菌叢)を形成している。これらの細菌を人に与える影響の面からみてみると、ビフィドバクテリウム属及びラクトバチルス属等の乳酸菌群は、ビタミンの合成、外来病原菌感染防御免疫機能の増強、抗変異原作用抗アレルギー作用等、人において有益である。一方、大腸菌クロストリジウム属等の腐敗菌は、アンモニアインドールフェノール等の腐敗産物や、細菌毒素発癌性物質を産生し、下痢症大腸癌動脈硬化高血圧肝臓障害老化の原因となっていると考えられている。

また、腸内フローラは加齢とともに変動する。一般に乳児大腸内はビフィドバクテリウム属が優勢であるが、青年期から壮年期にかけてビフィドバクテリウム属は減少し、クロストリジウム属並びに大腸菌等の腐敗菌が顕著に増加する。その結果、腸内環境が悪化し、宿主(人)の健康に悪影響がもたらされる。従って、人が健康を維持していくためには、腸内フローラをビフィズス菌に代表される有益菌が優勢な状態に維持することが極めて重要である。

ビフィズス菌の増殖促進作用を有するものは、ビフィズス(増殖)因子と呼ばれ、現在までに様々なものが報告されている。現在、一般的に知られているビフィズス因子としては、フラクトオリゴ糖ガラクトオリゴ糖キシロオリゴ糖大豆オリゴ糖等のオリゴ糖類があげられる。しかしながら、これらはビフィズス菌以外の腸内細菌にも利用され得ることから、ビフィズス菌の選択的な増殖促進作用という点では不十分である。

他のビフィズス因子としては、ヘミセルロースを有効成分とする水溶性多糖類(特開昭63−165325号公報)、フスマから抽出して得られる水溶性難消化性多糖類(特開平4−218501号公報)、イネ科植物より得られる水溶性アラビノキシラン(特開平6−217761号公報)、アロエより得られる食物繊維(特開平7−327635号)コーヒーノキ属植物の葉の抽出物(特開平6−125771号公報)、夕顔果実から抽出されたシラップ状物質(特開平2−135088号公報)、ウコギ科植物溶媒抽出物(特開平2−249482号公報)等が報告されている。しかし、これらの物質は効果が不十分であったり、ビフィズス菌に対する選択的な増殖性に乏しいなどの問題がある。

また、既にカカオ豆及びその種皮部であるカカオハスクについては、その溶媒抽出残渣または該残渣の水抽出物(特開平8−196268号公報)が乳酸菌増殖促進物質として特許出願されているが、カカオ豆及びカカオハスクを直接有機溶剤または水で抽出して得られる抽出物については、ビフィズス菌を増殖させることができなかった旨報告されている。

概要

微量の添加でビフィズス菌の増殖を選択的に促進する作用を有するビフィズス菌増殖促進剤を提供する。

ガジュツ(莪朮)、キジツ(枳実)、キッピ(橘皮)、キンギンカ金銀花)、ソヨウ(蘇葉)、チンピ陳皮)、トウヨウ葉)、ミツモウカ蒙花)、アイブライトカキネガラシ、カモマイルカルダモンキャットニップ、サフラワー、スウィートバイオレットチャイブヒソップペニーロイヤルペパーミントホワイトホウファンドマグワート、マザーワートマリーゴールド、ヤロー、レモンバームローズヒップローズマリー桑樹皮、棕櫚葉、大根種子、パセリヨモギ並びにミカン科植物果実及び/または果皮からなる群から選択される1種または2種以上の植物から得られる抽出物を有効成分とする。

目的

上記に鑑み、本発明は、ビフィズス菌に対して炭素源エネルギー源)としてではなく、微量でその増殖を選択的に促進する増殖促進因子を提供することを目的とする。即ち、本発明は、安全性の高い天然の植物から上記の作用を有する物質を見出してこれを利用することによって、加齢とともに人の腸内で減少するビフィズス菌に対して、その増殖を選択的に促進することにより腸内フローラを改善する効果を有するビフィズス菌増殖促進剤及びこれを含有する飲食物を提供するものである。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
8件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

ガジュツ(莪朮)、キジツ(枳実)、キッピ(橘皮)、キンギンカ金銀花)、ソヨウ(蘇葉)、チンピ陳皮)、トウヨウ葉)、ミツモウカ蒙花)、アイブライトカキネガラシ、カモマイルカルダモンキャットニップ、サフラワー、スウィートバイオレットチャイブヒソップペニーロイヤルペパーミントホワイトホウファンドマグワート、マザーワートマリーゴールド、ヤロー、レモンバームローズヒップローズマリー桑樹皮、棕櫚葉、大根種子、パセリヨモギ並びにミカン科植物果実及び/または果皮からなる群から選択される1種または2種以上の植物から得られる抽出物を有効成分とすることを特徴とするビフィズス菌増殖促進剤

請求項2

ガジュツ(莪朮)、キジツ(枳実)、キッピ(橘皮)、キンギンカ(金銀花)、ソヨウ(蘇葉)、チンピ(陳皮)、トウヨウ(桃葉)、ミツモウカ(蜜蒙花)、アイブライト、カキネガラシ、カモマイル、カルダモン、キャットニップ、サフラワー、スウィートバイオレット、チャイブ、ヒソップ、ペニーロイヤル、ペパーミント、ホワイトホウルファンド、マグワート、マザーワート、マリーゴールド、ヤロー、レモンバーム、ローズヒップ、ローズマリー、桑樹皮、棕櫚葉、大根種子、パセリ、ヨモギ、ミカン科植物の果実及び/または果皮、カカオ豆並びにカカオ豆の外皮であるカカオハスクからなる群から選択される1種または2種以上の植物から有機溶剤含水有機溶剤または水で抽出して得られる抽出物を有効成分とすることを特徴とするビフィズス菌増殖促進剤。

請求項3

請求項1または2に記載のビフィズス菌増殖促進剤を含有することを特徴とする飲食物

技術分野

0001

本発明は、人に有益な腸内細菌であるビフィドバクテリウム属細菌ビフィズス菌)の増殖を選択的に促進するビフィズス菌増殖促進剤及びこれを含有するビフィズス菌増殖促進作用を有する飲食物に関する。

背景技術

0002

人の腸内には数多くの細菌が棲息し、いわゆる腸内フローラ腸内菌叢)を形成している。これらの細菌を人に与える影響の面からみてみると、ビフィドバクテリウム属及びラクトバチルス属等の乳酸菌群は、ビタミンの合成、外来病原菌感染防御免疫機能の増強、抗変異原作用抗アレルギー作用等、人において有益である。一方、大腸菌クロストリジウム属等の腐敗菌は、アンモニアインドールフェノール等の腐敗産物や、細菌毒素発癌性物質を産生し、下痢症大腸癌動脈硬化高血圧肝臓障害老化の原因となっていると考えられている。

0003

また、腸内フローラは加齢とともに変動する。一般に乳児大腸内はビフィドバクテリウム属が優勢であるが、青年期から壮年期にかけてビフィドバクテリウム属は減少し、クロストリジウム属並びに大腸菌等の腐敗菌が顕著に増加する。その結果、腸内環境が悪化し、宿主(人)の健康に悪影響がもたらされる。従って、人が健康を維持していくためには、腸内フローラをビフィズス菌に代表される有益菌が優勢な状態に維持することが極めて重要である。

0004

ビフィズス菌の増殖促進作用を有するものは、ビフィズス(増殖)因子と呼ばれ、現在までに様々なものが報告されている。現在、一般的に知られているビフィズス因子としては、フラクトオリゴ糖ガラクトオリゴ糖キシロオリゴ糖大豆オリゴ糖等のオリゴ糖類があげられる。しかしながら、これらはビフィズス菌以外の腸内細菌にも利用され得ることから、ビフィズス菌の選択的な増殖促進作用という点では不十分である。

0005

他のビフィズス因子としては、ヘミセルロースを有効成分とする水溶性多糖類(特開昭63−165325号公報)、フスマから抽出して得られる水溶性難消化性多糖類(特開平4−218501号公報)、イネ科植物より得られる水溶性アラビノキシラン(特開平6−217761号公報)、アロエより得られる食物繊維(特開平7−327635号)コーヒーノキ属植物の葉の抽出物(特開平6−125771号公報)、夕顔果実から抽出されたシラップ状物質(特開平2−135088号公報)、ウコギ科植物溶媒抽出物(特開平2−249482号公報)等が報告されている。しかし、これらの物質は効果が不十分であったり、ビフィズス菌に対する選択的な増殖性に乏しいなどの問題がある。

0006

また、既にカカオ豆及びその種皮部であるカカオハスクについては、その溶媒抽出残渣または該残渣の水抽出物(特開平8−196268号公報)が乳酸菌増殖促進物質として特許出願されているが、カカオ豆及びカカオハスクを直接有機溶剤または水で抽出して得られる抽出物については、ビフィズス菌を増殖させることができなかった旨報告されている。

発明が解決しようとする課題

0007

上記に鑑み、本発明は、ビフィズス菌に対して炭素源エネルギー源)としてではなく、微量でその増殖を選択的に促進する増殖促進因子を提供することを目的とする。即ち、本発明は、安全性の高い天然の植物から上記の作用を有する物質を見出してこれを利用することによって、加齢とともに人の腸内で減少するビフィズス菌に対して、その増殖を選択的に促進することにより腸内フローラを改善する効果を有するビフィズス菌増殖促進剤及びこれを含有する飲食物を提供するものである。

課題を解決するための手段

0008

本発明者等は前記課題を解決するために、副作用がなく安全性が高く古来より利用されている生薬及びハーブ等の天然物抽出物に注目し、有用なビフィズス菌に対して微量でその増殖を選択的に促進する増殖因子見出すため、炭素源の存在下における増殖促進因子のスクリーニング用の培地を用いて、種々の生薬並びにハーブ等についてスクリーニングを実施した。その結果、ガジュツ(莪朮)、キジツ(枳実)、キッピ(橘皮)、キンギンカ金銀花)、ソヨウ(蘇葉)、チンピ陳皮)、トウヨウ葉)、ミツモウカ蒙花)、アイブライトカキネガラシ、カモマイルカルダモンキャットニップ、サフラワー、スウィートバイオレットチャイブヒソップペニーロイヤルペパーミントホワイトホウファンドマグワート、マザーワートマリーゴールド、ヤロー、レモンバームローズヒップローズマリー桑樹皮、棕櫚葉、大根種子、パセリヨモギ並びにミカン科植物果実及び/または果皮からなる群から選択される1種または2種以上の植物から得られる抽出物が、炭素源存在下においてビフィズス菌増殖促進活性を有することを見出し、本発明を完成させた。

0009

更に本発明者等は、ガジュツ(莪朮)、キジツ(枳実)、キッピ(橘皮)、キンギンカ(金銀花)、ソヨウ(蘇葉)、チンピ(陳皮)、トウヨウ(桃葉)、ミツモウカ(蜜蒙花)、アイブライト、カキネガラシ、カモマイル、カルダモン、キャットニップ、サフラワー、スウィートバイオレット、チャイブ、ヒソップ、ペニーロイヤル、ペパーミント、ホワイトホウルファンド、マグワート、マザーワート、マリーゴールド、ヤロー、レモンバーム、ローズヒップ、ローズマリー、桑樹皮、棕櫚葉、大根種子、パセリ、ヨモギ、ミカン科植物の果実及び/または果皮、カカオ豆並びにカカオ豆の外皮であるカカオハスクからなる群から選択される1種または2種以上の植物から有機溶剤、含水有機溶剤または水で抽出して得られる抽出物が、炭素源存在下においてビフィズス菌増殖促進活性を有することを見出し、本発明を完成させた。

0010

即ち、本発明のビフィズス菌増殖促進剤は、上記の植物の抽出物を有効成分とするものである。

0011

本発明の飲食物は、上記ビフィズス菌増殖促進剤を含有してなる飲食物であり、ビフィズス菌の増殖を選択的に促進することにより腸内フローラ(菌叢)の改善作用を有する。

発明を実施するための最良の形態

0012

本発明において、上記の植物を1種または2種以上使用するが、ミカン科の植物としては、コウジウンシュウミカンダイダイ、スウィーティー(オロブランコ)、オオベニミカン、ザボンブッシュカン、ナツダイダイ等の果実及び/または果皮が好適に利用できる。

0013

上記植物から本発明の抽出物を得る方法については特に限定しないが、水、メタノールエタノール並びにブタノール等の低級アルコールエーテル酢酸エチルグリセリンプロピレングリコール等の有機溶剤、またはこれらを適宜混合した溶剤を用いて抽出する。しかし、本発明のビフィズス菌増殖促進剤は、経口摂取され、大腸内で作用することを考慮すると、安全性の面から水及び/またはエタノールを用いて抽出することが好ましい。

0014

抽出条件としては、高温、室温、低温のいずれの温度で抽出することができるが、50〜80℃で1〜5時間程度が好ましい。抽出液は更に濾過し、抽出溶剤を留去した後、減圧下において濃縮または凍結乾燥したものを使用することができる。また、これらの抽出物を有機溶剤、カラムクロマトグラフィー等により分画精製したものも使用に供することができる。

0015

更に、上記抽出物は、適当な液体担体中に溶解または分散させ、或いは適当な粉末担体と混合もしくはこれに吸着させ、場合により乳化剤分散剤懸濁剤展着剤浸透剤湿潤剤または安定剤等を添加して、乳剤水和剤粉剤または錠剤に製剤化して使用に供することができる。

0016

この場合、抽出物の添加量としては、その形態によって異なるが、0.001重量%以上の添加が好ましく、安全性に問題ないことから特に上限は規定しない。

0018

これら飲食物への本発明のビフィズス菌増殖促進剤の添加量としては、最終製品の形態によって異なるが、効果の面から0.001重量%以上の添加が好ましく、また嗜好性の面から5重量%以下の添加が好ましい。

0019

本発明品の原料となる植物は、いずれも生薬、食品素材ハーブティー並びに天然添加物として古くより用いられているものであり、これらの抽出物の安全性については全く問題はない。

0020

[実施例1]
植物抽出物の調製
破砕したキッピ(橘皮)100gに5倍量の水を添加し、3時間還流しながら抽出した。この抽出物を濾過することより得られた抽出液を凍結乾燥し、本発明品である植物抽出物を19.2g得た。更に、水の代わりにエタノール、含水エタノール(50%エタノール)を用いて同様に抽出し、それぞれ16.5g、19.7gの抽出物を得た。

0021

同様にして、チンピ(陳皮)、大根種子、カカオハスクの各々について、水、含水エタノールまたはエタノールを用いて抽出し、抽出液を濃縮または凍結乾燥することにより抽出物を調製し、これらの結果を収率として表1に示す。

0022

尚、カカオハスクからの抽出に使用した含水エタノールは、60%、30%並びに10%アルコールである。

0023

0024

また、ガジュツ(莪朮)、キジツ(枳実)、キンギンカ(金銀花)、ソヨウ(蘇葉)、トウヨウ(桃葉)、ミツモウカ(蜜蒙花)、アイブライト、カキネガラシ、カモマイル、カルダモン、キャットニップ、サフラワー、スウィートバイオレット、チャイブ、ヒソップ、ペニーロイヤル、ペパーミント、ホワイトホウルファンド、マグワート、マザーワート、マリーゴールド、ヤロー、レモンバーム、ローズヒップ、ローズマリー、桑樹皮、棕櫚葉、パセリ、ヨモギ、ミカン科植物の果実及び果皮、並びにカカオ豆について、同様に抽出物を調製し、本発明品である抽出物を5〜30%の収率で得ることができた。

0025

増殖促進効果試験]実施例1において調製した本発明のビフィズス菌増殖促進剤並びにフラクトオリゴ糖を試料として、ビフィズス菌(Bifidobacterium longum JCM1217並びにBifidobacterium infantis JCM1222)、腸内腐敗菌であるクロストリジウムパーフリンゲンス(Clostridium perfringensATCC13124)、大腸菌(Escherichia coli IFO3301)に対する増殖促進効果を試験した。試験菌株を、ブリックスリバーブロス10ml中で37℃にて48時間前培養した後、生理食塩水菌体洗浄し、5mlの生理食塩水中に懸濁した。この菌体懸濁液50μlを、被験物質(ビフィズス菌増殖促進剤)を0.1、0.01、0.001重量%の濃度となるように添加した試験培地5ml中に接種した。次いで、37℃にて48時間嫌気的に培養した後、培養液のpHを測定することにより菌の増殖を調べた。増殖促進効果の判定は、pH4.5〜5.0を強い効果あり(++)、pH5.1〜5.5を効果あり(+)、pH5.6〜6.0を弱い効果あり(±)、pH6.1以上を効果無し(−)とした。

0026

試験培地の組成は、K2HPO4 2.5g、乳糖35.0g、酢酸ナトリウム25.0g、バクカザミノ酸(ビタミンフリー)5.0g、アラニン200mg、L−システイン200mg、トリプトファン200mg、アスパラギン100mg、アデニン10mg、グアニン10mg、ウラシル10mg、キサンチン10mg、ニコチン酸600μg、チアミン塩酸塩200μg、リボフラビン200μg、ピリドキシン酸塩1200μg、葉酸12.5μg、ビオチン12.5μg、p−アミノ安息香酸12.5μg、MgSO4・7H2O 200mg、FeSO4・7H2O 10mg、NaCl 10mg、MnSO4・5H2O 10mg及び精製水リットルであり、pHを6.8に調整した。

0027

上記試験結果について、ビフィズス菌に対する試験結果を表2及び表3に、腸内腐敗菌であるクロストリジウム・パーフリンゲンス、大腸菌に対する試験結果を表4及び表5に示す。実施例1において得られた本発明のビフィズス菌増殖促進剤は、ビフィズス菌(Bifidobacterium longum JCM1217並びにBifidobacterium infantis JCM1222)の増殖を強く促進したが、腸内腐敗菌であるクロストリジウム・パーフリンゲンス(Clostridium perfringensATCC13124)、大腸菌(Escherichia coli IFO3301)に対してはほとんど増殖促進作用を示さなかった。本試験に用いた培地は、炭素源存在下における増殖因子を検索するための培地であり、代表的オリゴ糖であるフラクトオリゴ糖は本試験の系においてはビフィズス菌に対して増殖促進効果を示さない。従って、本発明のビフィズス菌増殖促進剤は、オリゴ糖のように細菌のエネルギー源となっているのではなく、細菌の増殖因子として作用していることが示された。

0028

0029

0030

0031

0032

[実施例2]以下の処方により、散剤、錠剤、チューインガム、キャンディ、錠菓、飲料を製造した。

0033

実施例2−1散剤の処方
乳糖70.0%
馬鈴薯デンプン20.0
カカオハスク10%エタノール抽出物5.0
パセリ50%エタノール抽出物 5.0
100.0%

0034

実施例2−2錠剤の処方
D−マンニトール40.0%
乳糖35.0
結晶セルロース10.0
ヒドロキシプロピルセルロース5.0
ソヨウ水抽出物5.0
チンピエタノール抽出物5.0
100.0%

0035

実施例2−3チューインガムの処方
ガムベース20.0%
砂糖54.3
グルコース15.0
水飴9.3
ペパーミントオイル0.4
カキネガラシ30%エタノール抽出物1.0
100.0%

0036

実施例2−4キャンディの処方
砂糖50.0%
水飴33.0
クエン酸1.0
ペパーミントオイル0.2
ヒソップエタノール抽出物0.5
ペニーロイヤルエタノール抽出物 0.5
水 14.8
100.0%

0037

実施例2−5錠菓の処方
砂糖75.6%
グルコース19.0
ショ糖脂肪酸エステル0.2
マグワートエタノール抽出物0.5
マザーワート水抽出物0.5
水 4.2
100.0%

0038

実施例2−6 飲料の処方
オレンジ果汁30.0%
異性化糖15.15
クエン酸0.1
ビタミンC0.04
香料0.1
マリーゴールドエタノール抽出物0.05
レモンバーム水抽出物0.05
ローズマリー水抽出物 0.05
水 54.46
100.0%

発明の効果

0039

本発明のビフィズス菌増殖促進剤は、微量の添加でビフィズス菌の増殖を選択的に促進する作用を有する。従って、これを製剤並びに飲食物に使用して経口的に摂取することにより、加齢とともに人の腸内において減少するビフィズス菌に対してその増殖を促進し、腸内フローラを改善することが可能である。また、本発明のビフィズス菌増殖促進剤の原料となる植物は、いずれも食品素材やハーブティー、天然添加物として古くより用いられているものであり、その安全性については全く問題はない。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ