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技術 基地局間無線同期回路及び基地局間無線同期方法

出願人 パナソニック株式会社
発明者 篠原聖滋高田琢有井信二森川秀樹
出願日 1998年9月2日 (22年3ヶ月経過) 出願番号 1998-248422
公開日 2000年3月14日 (20年9ヶ月経過) 公開番号 2000-078647
状態 未査定
技術分野 発信器の安定化、同期、周波数シンセサイザ デジタル伝送方式における同期 移動無線通信システム
主要キーワード 分周カウンタ 非同期干渉 シフト情報 網同期クロック 位相ズレ 無線同期 クロック調整 網クロック
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図面 (7)

課題

基地局間同士で非同期干渉を引き起こしてしまう。

解決手段

到来する無線信号無線同期タイミング信号を検出する無線同期タイミング信号検出部13と、この無線同期タイミング信号に基づいて無線同期リセット信号を生成する無線同期リセット信号生成部14と、ISDN102から網クロックを抽出する回線終端15と、この網クロックをロックして網同期クロックを生成するPLL部16と、無線同期リセット信号及び網同期クロック間の位相差を検出する位相ズレ検出部17と、この位相差に基づいて、この位相差がなくなるように網同期クロックを調整するシフトレジスタ18及びシフト量制御部19と、無線同期リセット信号をリセット同期して、前記シフト量制御部19からのシフト信号分周して、フレーム同期信号を生成する同期分周カウンタのリセット信号となるシフト網同期リセット信号を生成する分周カウンタ20とを有している。

概要

背景

一般的にPHS通信ステム等のTDMA通信システムにおいては、図3に示すように移動局無線接続する各基地局101と、基地局101間同士を接続するISDN102とを有している。

このように各基地局101においては、ISDN102の網クロック192KHzに基づいてフレーム同期信号を生成することで、基地局間同期を実現するようにしている。

このように基地局間同期がとれている場合には同一周波数空きスロットを各基地局同士で共有しあうことができる。例えば基地局Aが第1スロットを使用中の場合には第2、第3及び第4スロットは空きスロットであるので、基地局Aはもちろんのこと、この基地局Aと同期している基地局Bにおいても空きスロットを使用することができる。

つまり、このように基地局間同期がとれている場合に、各基地局は同一周波数中の空きスロットを共有することで周波数の有効利用を図ることができる。

しかしながら、一般的に基地局間同士の距離が離れると、網同期のみで基地局間同期をとることは難しくなり、無線信号に含まれる無線同期タイミング信号を利用して基地局間同期をとることが必要となってくる。

では、このような無線同期タイミングを利用して基地局間同期をとる従来の無線同期回路について説明する。図4は従来技術のPHS基地局の無線同期回路内部の概略構成を示すブロック図である。

図4に示す無線同期回路50は、到来する無線信号を受信する受信部51と、この受信部51にて受信された無線信号を復調する復調部52と、この復調部52にて復調された受信データに含まれる無線同期タイミング信号を検出する無線同期タイミング信号検出部53と、この無線同期タイミング信号に基づいて無線同期リセット信号を生成する無線同期リセット信号生成部54と、ISDN102の網クロック(192KHz)を抽出する回線終端55と、この回線終端55にて抽出された網クロックをロックして128KHzの網同期クロックを生成するPLL部56と、前記無線同期リセット信号生成部54からの無線同期リセット信号でリセット同期し、128KHzの網同期クロックを分周することで網同期リセット信号(200Hz)を生成する分周カウンタ57と、19.2MHクロック信号を発生する19.2MHzクロック発生部58と、前記分周カウンタ57からの網同期リセット信号でリセット同期し、19.2MHzクロック信号を分周することでフレーム同期信号(200Hz)を生成する同期分周カウンタ59とを有している。

従って、このような無線同期回路50によれば、無線信号の無線同期タイミング信号に基づいて生成された無線同期リセット信号でリセット同期し、網同期クロックを分周することで網同期リセット信号を生成すると共に、この網同期リセット信号でリセット同期して、19.2MHzクロック信号を分周することでフレーム同期信号(200Hz)を生成するようにしたので、基地局間同士の同期をとることができる。

概要

基地局間同士で非同期干渉を引き起こしてしまう。

到来する無線信号の無線同期タイミング信号を検出する無線同期タイミング信号検出部13と、この無線同期タイミング信号に基づいて無線同期リセット信号を生成する無線同期リセット信号生成部14と、ISDN102から網クロックを抽出する回線終端15と、この網クロックをロックして網同期クロックを生成するPLL部16と、無線同期リセット信号及び網同期クロック間の位相差を検出する位相ズレ検出部17と、この位相差に基づいて、この位相差がなくなるように網同期クロックを調整するシフトレジスタ18及びシフト量制御部19と、無線同期リセット信号をリセット同期して、前記シフト量制御部19からのシフト信号を分周して、フレーム同期信号を生成する同期分周カウンタのリセット信号となるシフト網同期リセット信号を生成する分周カウンタ20とを有している。

目的

本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、基地局間同士の非同期干渉を確実に防止しながら、周波数の有効利用を図ることができる基地局間無線同期回路及び基地局間無線同期方法を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

到来する無線信号無線同期タイミング信号を検出する無線同期検出手段と、網同期クロックを検出する網同期検出手段と、前記無線同期タイミング信号及び網同期クロック間の位相差を検出する位相差検出手段と、この位相差検出手段にて検出された位相差に基づいて、この位相差がなくなるように網同期クロックを調整するクロック調整手段と、前記無線同期タイミング信号をリセット信号とし、前記クロック調整手段にて調整された網同期クロックを分周してフレーム同期信号の同期源とする網同期リセット信号を生成するリセット信号生成手段とを有することを特徴とする基地局間無線同期回路

請求項2

前記位相差検出手段は、1MHクロック信号を発生する第1クロック発生手段と、前記無線同期タイミング信号に応じて、この無線同期タイミング信号と、網同期クロックの立ち上がりとの位相差を1MHzクロック信号単位で測定検出する位相差算出手段とを有することを特徴とする請求項1記載の基地局間無線同期回路。

請求項3

前記クロック調整手段は、1MHzクロック信号を発生する第2クロック発生手段と、前記位相差検出手段にて検出された位相差に基づいて1MHzクロック信号単位で網同期クロックの位相を無線同期タイミング信号の位相に合わせる位相調整手段とを有することを特徴とする請求項1又は2記載の基地局間無線同期回路。

請求項4

前記クロック調整手段は、前記位相調整手段にて調整される網同期クロックの1フレーム単位毎に1MHzクロック信号単位づつ網同期クロックを調整する微調整手段を有することを特徴とする請求項3記載の基地局間無線同期回路。

請求項5

TDMA通信ステムに適用されることを特徴とする請求項1、2又は4記載の基地局間無線同期回路。

請求項6

TDMA通信システムに適用されることを特徴とする請求項3記載の基地局間無線同期回路。

請求項7

PHS通信システムに適用されることを特徴とする請求項1、2又は4記載の基地局間無線同期回路。

請求項8

PHS通信システムに適用されることを特徴とする請求項3記載の基地局間無線同期回路。

請求項9

到来する無線信号の無線同期タイミング信号、及び網同期クロック間の位相差を測定し、この位相差に基づいて、この位相差がなくなるように網同期クロックを調整し、前記無線同期タイミング信号をリセット信号とし、前記調整された網同期クロックを分周してフレーム同期信号の同期源とする網同期リセット信号を生成することを特徴とする基地局間無線同期方法

請求項10

到来する無線信号の無線同期タイミング信号に応じて、この無線同期タイミング信号と網同期クロックの立上がりとの位相差を1MHzクロック信号単位で測定検出することを特徴とする請求項9記載の基地局間無線同期方法。

請求項11

前記無線同期タイミング信号及び網同期クロック間の位相差に基づいて1MHzクロック単位で網同期クロックの位相を無線同期タイミング信号の位相に合致させるように網同期クロックを調整することを特徴とする請求項9又は10記載の基地局間無線同期方法。

請求項12

前記網同期クロックを調整するに際して、網同期クロックの1フレーム単位毎に1MHzクロック信号単位づつ網同期クロックを調整することを特徴とする請求項11記載の基地局間無線同期方法。

請求項13

TDMA通信システムに適用されることを特徴とする請求項9、10又は12記載の基地局間無線同期方法。

請求項14

TDMA通信システムに適用されることを特徴とする請求項11記載の基地局間無線同期方法。

請求項15

PHS通信システムに適用されることを特徴とする請求項9、10又は12記載の基地局間無線同期方法。

請求項16

PHS通信システムに適用されることを特徴とする請求項11記載の基地局間無線同期方法。

技術分野

0001

本発明は、例えばPHS通信ステム等のTDMA通信システムにおいて基地局間で同期をとる基地局間無線同期回路及び基地局間無線同期方法に関する。

背景技術

0002

一般的にPHS通信システム等のTDMA通信システムにおいては、図3に示すように移動局無線接続する各基地局101と、基地局101間同士を接続するISDN102とを有している。

0003

このように各基地局101においては、ISDN102の網クロック192KHzに基づいてフレーム同期信号を生成することで、基地局間同期を実現するようにしている。

0004

このように基地局間同期がとれている場合には同一周波数空きスロットを各基地局同士で共有しあうことができる。例えば基地局Aが第1スロットを使用中の場合には第2、第3及び第4スロットは空きスロットであるので、基地局Aはもちろんのこと、この基地局Aと同期している基地局Bにおいても空きスロットを使用することができる。

0005

つまり、このように基地局間同期がとれている場合に、各基地局は同一周波数中の空きスロットを共有することで周波数の有効利用を図ることができる。

0006

しかしながら、一般的に基地局間同士の距離が離れると、網同期のみで基地局間同期をとることは難しくなり、無線信号に含まれる無線同期タイミング信号を利用して基地局間同期をとることが必要となってくる。

0007

では、このような無線同期タイミングを利用して基地局間同期をとる従来の無線同期回路について説明する。図4は従来技術のPHS基地局の無線同期回路内部の概略構成を示すブロック図である。

0008

図4に示す無線同期回路50は、到来する無線信号を受信する受信部51と、この受信部51にて受信された無線信号を復調する復調部52と、この復調部52にて復調された受信データに含まれる無線同期タイミング信号を検出する無線同期タイミング信号検出部53と、この無線同期タイミング信号に基づいて無線同期リセット信号を生成する無線同期リセット信号生成部54と、ISDN102の網クロック(192KHz)を抽出する回線終端55と、この回線終端55にて抽出された網クロックをロックして128KHzの網同期クロックを生成するPLL部56と、前記無線同期リセット信号生成部54からの無線同期リセット信号でリセット同期し、128KHzの網同期クロックを分周することで網同期リセット信号(200Hz)を生成する分周カウンタ57と、19.2MHクロック信号を発生する19.2MHzクロック発生部58と、前記分周カウンタ57からの網同期リセット信号でリセット同期し、19.2MHzクロック信号を分周することでフレーム同期信号(200Hz)を生成する同期分周カウンタ59とを有している。

0009

従って、このような無線同期回路50によれば、無線信号の無線同期タイミング信号に基づいて生成された無線同期リセット信号でリセット同期し、網同期クロックを分周することで網同期リセット信号を生成すると共に、この網同期リセット信号でリセット同期して、19.2MHzクロック信号を分周することでフレーム同期信号(200Hz)を生成するようにしたので、基地局間同士の同期をとることができる。

発明が解決しようとする課題

0010

しかしながら、上記従来の無線同期回路50によれば、無線信号の無線同期タイミング信号に基づいて生成された、図5(c)に示す無線同期リセット信号でリセット同期して、図5(a)に示す網同期クロックを分周することで図5(b)に示す網同期リセット信号を生成すると共に、この網同期リセット信号でリセット同期して19.2MHzクロック信号を分周することでフレーム同期信号を生成するようにしたが、無線信号の伝搬遅延や各基地局のPLL回路で生成する網同期クロック信号の生成方法が異なるために、図5に示すように無線信号に含まれる無線同期タイミング信号と網同期クロックとの位相が一致することは、まずあり得ないこととなる。

0011

つまり、上記従来の無線同期回路50によれば、無線信号の伝搬遅延が発生したり、網同期クロックの生成方法が異なるために、無線同期タイミング信号と網同期クロックとの位相が一致していない場合には最大で128KHz(±7.8μsec)の位相差が発生してしまい、図6に示すような基地局間同士での非同期干渉を引き起こしてしまう。

0012

この非同期干渉とは、例えば基地局Aが第1スロット及び第3スロットを使用中の場合に、本来、基地局Bは基地局Aと同期しているのであれば、同一周波数の第2スロット及び第4スロットを使用することができるのであるが、基地局A及び基地局Bが非同期の場合には、無線同期タイミング信号及び網同期クロックとの位相差によって各基地局の送受信タイミングズレて、基地局Bは現在使用中の第1スロット及び第3スロットで同一周波数の空きスロット(第2及び第4スロット)を干渉しあって第2スロット及び第4スロットを使用することができないということである。

0013

つまり、上記従来の無線同期回路50によれば、無線同期タイミング信号及び網同期クロック間の位相差によって図6に示すような基地局間同士の非同期干渉が発生し、この非同期干渉によって無線信号の周波数を有効的に活用することができないといった問題点があった。

0014

本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、基地局間同士の非同期干渉を確実に防止しながら、周波数の有効利用を図ることができる基地局間無線同期回路及び基地局間無線同期方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0015

上記目的を達成するために本発明の基地局間無線同期回路は、到来する無線信号の無線同期タイミング信号を検出する無線同期検出手段と、網同期クロックを検出する網同期検出手段と、前記無線同期タイミング信号及び網同期クロック間の位相差を検出する位相差検出手段と、この位相差検出手段にて検出された位相差に基づいて、この位相差がなくなるように網同期クロックを調整するクロック調整手段と、前記無線同期タイミング信号をリセット信号とし、前記クロック調整手段にて調整された網同期クロックを分周してフレーム同期信号の同期源とする網同期リセット信号を生成するリセット信号生成手段とを有するものである。

0016

従って、本発明の基地局間無線同期回路によれば、位相差検出手段にて無線同期タイミング信号及び網同期クロック間の位相差を検出し、この位相差がなくなるように網同期クロックを調整し、無線同期タイミング信号をリセット信号とし、調整された網同期クロックを分周してフレーム同期信号の同期源とする網同期リセット信号を生成するようにしたので、各基地局間同士の同期をとることで、基地局間同士の非同期干渉を確実に防止しながら、周波数の有効利用を図ることができる。

0017

また、上記目的を達成するために本発明の基地局間無線同期方法によれば、到来する無線信号の無線同期タイミング信号、及び網同期クロック間の位相差を測定し、この位相差に基づいて、この位相差がなくなるように網同期クロックを調整し、前記無線同期タイミング信号をリセット信号とし、前記調整された網同期クロックを分周してフレーム同期信号の同期源とする網同期リセット信号を生成するようにしたものである。

0018

従って、本発明の基地局間無線同期方法によれば、無線同期タイミング信号及び網同期クロック間の位相差を検出し、この位相差がなくなるように網同期クロックを調整し、無線同期タイミング信号をリセット信号とし、調整された網同期クロックを分周してフレーム同期信号の同期源とする網同期リセット信号を生成するようにしたので、各基地局間同士の同期をとることで、基地局間同士の非同期干渉を確実に防止しながら、周波数の有効利用を図ることができる。

発明を実施するための最良の形態

0019

本発明における請求項1記載の基地局間無線同期回路は、到来する無線信号の無線同期タイミング信号を検出する無線同期検出手段と、網同期クロックを検出する網同期検出手段と、前記無線同期タイミング信号及び網同期クロック間の位相差を検出する位相差検出手段と、この位相差検出手段にて検出された位相差に基づいて、この位相差がなくなるように網同期クロックを調整するクロック調整手段と、前記無線同期タイミング信号をリセット信号とし、前記クロック調整手段にて調整された網同期クロックを分周してフレーム同期信号の同期源とする網同期リセット信号を生成するリセット信号生成手段とを有することを特徴とする。

0020

前記基地局間無線同期回路は、例えば無線通信システム内の基地局に備え、各基地局間同士で無線同期をとるための回路に相当するものである。

0021

前記無線同期検出手段は、無線信号に含まれる無線同期タイミング信号を検出する無線同期タイミング信号検出部に相当するものである。

0022

前記網同期検出手段は、例えばISDNの網クロックを検出する回線終端及び、この回線終端にて検出された網クロックをロックして網同期クロックを生成するPLL部に相当するものである。

0023

前記位相差検出手段は、前記無線同期タイミング信号及び網同期クロック間の位相差を検出する位相ズレ検出部に相当するものである。

0024

前記クロック調整手段は、前記位相差検出手段にて検出された位相差に基づいて、この位相差がなくなるように網同期クロックを調整するシフトレジスタに相当するものである。

0025

前記リセット信号生成手段は、無線同期タイミング信号をリセット信号(無線同期リセット信号)とし、前記クロック調整手段にて調整された網同期クロック(シフト網同期クロック)を分周してフレーム同期信号の同期源とする網同期リセット信号(シフト網同期リセット信号)を生成する分周カウンタに相当するものである。

0026

前記フレーム同期信号とは、網同期リセット信号にリセット同期して19.2MHzクロック信号を分周することで同期分周カウンタで生成される200Hzフレーム同期信号に相当するものである。

0027

従って、本発明における請求項1記載の基地局間無線同期回路によれば、位相差検出手段にて無線同期タイミング信号及び網同期クロック間の位相差を検出し、この位相差がなくなるように網同期クロックを調整し、無線同期タイミング信号をリセット信号とし、調整された網同期クロックを分周してフレーム同期信号の同期源とする網同期リセット信号を生成するようにしたので、各基地局間同士の同期をとることで、基地局間同士の非同期干渉を確実に防止しながら、周波数の有効利用を図ることができる。

0028

また、本発明における請求項2記載の基地局間無線同期回路は、上記請求項1記載の構成に加えて、前記位相差検出手段は、1MHzクロック信号を発生する第1クロック発生手段と、前記無線同期タイミング信号に応じて、この無線同期タイミング信号と、網同期クロックの立ち上がりとの位相差を1MHzクロック信号単位で測定検出する位相差算出手段とを有することを特徴とする。

0029

従って、本発明における請求項2記載の基地局間無線同期回路によれば、上記請求項1記載の効果に加えて、前記無線同期タイミング信号に応じて、この無線同期タイミング信号と、網同期クロックの立ち上がりとの位相差を1MHzクロック信号単位で測定検出するようにしたので、1MHzクロック信号(1μsec)単位で高精度に位相差を検出することができる。

0030

また、本発明における請求項3記載の基地局間無線同期回路は、上記請求項1又は2記載の構成に加えて、前記クロック調整手段は、1MHzクロック信号を発生する第2クロック発生手段と、前記位相差検出手段にて検出された位相差に基づいて1MHzクロック信号単位で網同期クロックの位相を無線同期タイミング信号の位相に合わせる位相調整手段とを有することを特徴とする。

0031

従って、本発明における請求項3記載の基地局間無線同期回路によれば、上記請求項1又は2記載の効果に加えて、位相差検出手段にて検出された位相差に基づいて1MHzクロック信号単位で網同期クロックの位相を無線同期タイミング信号の位相に合わせるようにしたので、1MHzクロック信号単位で高精度に位相差をなくすことができる。

0032

また、本発明における請求項4記載の基地局間無線同期回路は、上記請求項3記載の構成に加えて、前記クロック調整手段は、前記位相調整手段にて調整される網同期クロックの1フレーム単位毎に1MHzクロック信号単位づつ網同期クロックを調整する微調整手段を有することを特徴とする。

0033

前記微調整手段は、前記位相調整手段にて調整される網同期クロックの1フレーム単位毎に1MHzクロック信号単位づつ網同期クロックを調整するシフト量制御部に相当するものである。

0034

従って、本発明における請求項4記載の基地局間無線同期回路によれば、上記請求項3記載の効果に加えて、位相調整手段にて調整される網同期クロックの1フレーム単位毎に1MHzクロック信号単位づつ網同期クロックを調整するようにしたので、1MHzクロック信号(1μsec)単位づつシフトさせることで急激な位相ズレをなくすことができる。

0035

また、本発明における請求項5記載の基地局間無線同期回路は、上記請求項1、2又は4記載の構成に加えて、TDMA通信システムに適用されることを特徴とする。

0036

本発明における請求項6記載の基地局間無線同期回路は、上記請求項3記載の構成に加えて、TDMA通信システムに適用されることを特徴とする。

0037

従って、本発明における請求項5又は6記載の基地局間無線同期回路によれば、上記請求項1、2又は4、又は3記載の効果において、TDMA通信システムにも適用することができる。

0038

また、本発明における請求項7記載の基地局間無線同期回路は、上記請求項12又は4記載の構成に加えて、PHS通信システムに適用されることを特徴とする。

0039

本発明における請求項8記載の基地局間無線同期回路は、上記請求項3記載の構成に加えて、PHS通信システムに適用されることを特徴とする。

0040

従って、本発明における請求項7又は8記載の基地局間無線同期回路によれば、上記請求項1、2又は4、又は3記載の効果において、PHS通信システムにも適用することができる。

0041

また、本発明における請求項9記載の基地局間無線同期方法は、到来する無線信号の無線同期タイミング信号、及び網同期クロック間の位相差を測定し、この位相差に基づいて、この位相差がなくなるように網同期クロックを調整し、前記無線同期タイミング信号をリセット信号とし、前記調整された網同期クロックを分周してフレーム同期信号の同期源とする網同期リセット信号を生成することを特徴とする。

0042

従って、本発明における請求項9記載の基地局間無線同期方法によれば、無線同期タイミング信号及び網同期クロック間の位相差を検出し、この位相差がなくなるように網同期クロックを調整し、無線同期タイミング信号をリセット信号とし、調整された網同期クロックを分周してフレーム同期信号の同期源とする網同期リセット信号を生成するようにしたので、各基地局間同士の同期をとることで、基地局間同士の非同期干渉を確実に防止しながら、周波数の有効利用を図ることができる。

0043

また、本発明における請求項10記載の基地局間無線同期方法は、上記請求項9記載の構成に加えて、到来する無線信号の無線同期タイミング信号に応じて、この無線同期タイミング信号と網同期クロックの立上がりとの位相差を1MHzクロック信号単位で測定検出することを特徴とする。

0044

従って、本発明における請求項10記載の基地局間無線同期方法によれば、上記請求項9記載の効果に加えて、無線同期タイミング信号に応じて、この無線同期タイミング信号と、網同期クロックの立ち上がりとの位相差を1MHzクロック信号単位で測定検出するようにしたので、1MHzクロック信号(1μsec)単位で高精度に位相差を検出することができる。

0045

また、本発明における請求項11記載の基地局間無線同期方法は、上記請求項9又は10記載の構成に加えて、前記無線同期タイミング信号及び網同期クロック間の位相差に基づいて1MHzクロック単位で網同期クロックの位相を無線同期タイミング信号の位相に合致させるように網同期クロックを調整することを特徴とする。

0046

従って、本発明における請求項11記載の基地局間無線同期方法によれば、上記請求項9又は10記載の効果に加えて、位相差に基づいて1MHzクロック信号単位で網同期クロックの位相を無線同期タイミング信号の位相に合わせるようにしたので、1MHzクロック信号単位で高精度に位相差をなくすことができる。

0047

また、本発明における請求項12記載の基地局間無線同期方法は、上記請求項11記載の構成に加えて、前記網同期クロックを調整するに際して、網同期クロックの1フレーム単位毎に1MHzクロック信号単位づつ網同期クロックを調整することを特徴とする。

0048

従って、本発明における請求項12記載の基地局間無線同期方法によれば、上記請求項11記載の効果に加えて、前記網同期クロックを調整するに際して、この網同期クロックの1フレーム単位毎に1MHzクロック信号単位づつ網同期クロックを調整するようにしたので、1MHzクロック信号(1μsec)単位づつシフトさせることで急激な位相ズレをなくすことができる。

0049

また、本発明における請求項13記載の基地局間無線同期方法は、上記請求項9、10又は12記載の構成に加えて、TDMA通信システムに適用されることを特徴とする。

0050

本発明における請求項14記載の基地局間無線同期方法は、上記請求項11記載の構成に加えて、TDMA通信システムに適用されることを特徴とする。

0051

従って、本発明における請求項13又は14記載の基地局間無線同期方法によれば、上記請求項9、10又は12、又は11記載の効果において、TDMA通信システムにも適用することができる。

0052

また、本発明における請求項15記載の基地局間無線同期方法は、上記請求項9、10又は12記載の構成に加えて、PHS通信システムに適用されることを特徴とする。

0053

本発明における請求項16記載の基地局間無線同期方法は、上記請求項11記載の構成に加えて、PHS通信システムに適用されることを特徴とする。

0054

従って、本発明における請求項15又は16記載の基地局間無線同期方法によれば、上記請求項9、10又は12、又は11記載の効果において、PHS通信システムにも適用することができる。
(実施の形態)以下、図面に基づいて本発明の基地局間無線同期回路における実施の形態を示すPHS基地局の無線同期回路について説明する。図1は本発明の基地局間無線同期回路における実施の形態に示すPHS基地局の無線同期回路内部の概略構成を示すブロック図である。

0055

図1に示すPHS基地局の無線同期回路10は、到来する無線信号を受信する受信部11と、この受信部11にて受信された無線信号を復調する復調部12と、この復調部12にて復調された受信データに含まれる無線同期タイミング信号を検出する無線同期タイミング信号検出部13と、この無線同期タイミング信号に基づいて無線同期リセット信号を生成する無線同期リセット信号生成部14と、ISDN102の網クロック(192KHz)を抽出する回線終端15と、この回線終端15にて抽出された網クロックをロックして128KHzの網同期クロックを生成するPLL部16と、このPLL部16にて生成された網同期クロック及び無線同期リセット信号間の位相ズレを検出し、1MHzクロック毎に位相ズレを検出し、この位相ズレを1MHzクロック単位でシフト情報を生成する位相ズレ検出部17と、このシフト情報に基づいて1MHzクロック単位で網同期クロックの位相ズレ分をシフトさせ、128KHzのシフト信号を生成するシフトレジスタ18と、このシフト信号を、前記網同期クロック及びシフト情報に基づいて128KHzのシフト網同期クロックを生成するシフト量制御部19と、前記無線同期リセット信号生成部14からの無線同期リセット信号でリセット同期し、前記シフト量制御部19からのシフト網同期クロックを分周することでシフト網同期リセット信号(200Hz)を生成する分周カウンタ20と、19.2MHzクロック信号を発生する19.2MHzクロック発生部21と、前記分周カウンタ20のシフト網同期リセット信号でリセット同期し、前記19.2MHzクロック信号を分周することでフレーム同期信号(200Hz)を生成する同期分周カウンタ22とを有するものである。

0056

では、次に本実施の形態に示す無線同期回路10の動作について説明する。

0057

図1に示す受信部11は、到来する無線信号を受信すると、この無線信号を復調部12に供給する。この復調部12は、無線信号を復調して受信データを得て、この受信データを無線同期タイミング信号生成部13に供給する。

0058

この無線同期タイミング信号生成部13は、この受信データに含まれる無線同期タイミング信号を検出し、この無線同期タイミング信号を無線同期リセット信号生成部14に供給する。この無線同期リセット信号生成部14は、図2(b)に示すように、この無線同期タイミング信号に基づいて無線同期リセット信号を生成し、この無線同期リセット信号を位相ズレ検出部17及び分周カウンタ20に供給する。

0059

また、前記回線終端15は、ISDN102からの192KHzの網クロックを抽出すると、この網クロックをPLL部16に供給する。PLL部16は、この網クロックをロックして図2(a)に示すように128KHzの網同期クロックを生成し、この網同期クロックを位相ズレ検出部17及びシフトレジスタ18に供給する。

0060

前記位相ズレ検出部17は、図2に示すように無線同期リセット信号に応じて、この無線同期リセット信号と、網同期クロックの立ち上がりとの位相差を1MHzクロック信号(1μsec)単位で測定し、図2(c)に示すように、この位相差をシフト情報としてシフトレジスタ18及びシフト量制御部19に供給する。

0061

前記シフトレジスタ18は、前記シフト情報に基づいて約1MHzクロック信号(1μsec)単位で128KHzの網同期クロックを0〜8μsecのクロック遅延(位相ズラシ)を実行し、前記無線同期リセット信号と網同期クロックの立上がりとの位相を合わせた128KHzのシフト信号を生成し、このシフト信号をシフト量制御部19に供給する。尚、このシフトレジスタ18においては、無線同期リセット信号と網同期クロックの立上がりとの位相を合わせることで網同期に遷移した際の位相ズレをなくすことができる。

0062

また、前記シフト量制御部19は、図2(d)に示すようにシフト信号を128KHz(7.8μsec)単位毎に約1μsec単位でシフトを実行することで、前記無線同期リセット信号と網同期クロックの立上がりとの位相があった128KHzのシフト網同期クロックを生成し、このシフト網同期クロックを分周カウンタ20に供給する。尚、このシフト量制御部19は、前記シフトレジスタ18による位相ズレ補正が128KHzを急激にシフトさせたことによって内部の基準タイミングが一瞬にしてズレてしまうのを防止するために、前記シフト信号を7.8μsec単位毎に約1μsec単位づつシフトさせることで急激な位相ズレをなくすことができる。

0063

前記分周カウンタ20は、前記無線同期リセット信号にリセット同期して、前記シフト量制御部19からのシフト網同期クロックを分周して200Hzのシフト網同期リセット信号を生成し、このシフト網同期リセット信号を同期分周カウンタ22に供給する。

0064

前記同期分周カウンタ22は、前記シフト網同期リセット信号にリセット同期して、19.2MHzクロック発生部21からの19.2MHzクロック信号を分周して200Hzのフレーム同期信号を生成し、このフレーム同期信号を出力する。

0065

本実施の形態によれば、前記位相ズレ検出部17にて無線同期リセット信号及び網同期クロック間の位相差を検出し、前記シフトレジスタ18及びシフト量制御部19で位相差がなくなるように網同期クロックを調整してシフト網同期クロックを生成し、前記分周カウンタ20にて無線同期リセット信号でリセット同期してシフト網同期クロックを分周することでシフト網同期リセット信号を生成し、前記同期分周カウンタにてシフト網同期リセット信号でリセット同期し19.2MHzクロック信号を分周することでフレーム同期信号を生成するようにしたので、各基地局間同士の同期をとるこで、基地局間同士の非同期干渉を確実に防止しながら、周波数の有効利用を図ることができる。

0066

また、本実施の形態によれば、前記位相ズレ検出部17にて無線同期リセット信号に応じて、この無線同期リセット信号と、網同期クロックの立ち上がりとの位相差を1MHzクロック信号単位で測定検出するようにしたので、1MHzクロック信号(1μsec)単位で高精度に位相差を検出することができる。

0067

また、本実施の形態によれば、位相ズレ検出部17にて検出された位相差に基づいて1MHzクロック信号単位で網同期クロックの位相を無線同期リセット信号の位相に合わせるようにしたので、1MHzクロック信号単位で高精度に位相差をなくすことができる。

0068

また、本実施の形態によれば、シフトレジスタ18にて調整される網同期クロックの128KHz(7.8μsec;1フレーム)単位毎に1MHzクロック信号単位づつ網同期クロックを調整するようにしたので、1MHzクロック信号(1μsec)単位づつシフトさせることで急激な位相ズレをなくすことができる。

発明の効果

0069

上記のように構成された本発明の基地局間無線同期回路によれば、位相差検出手段にて無線同期タイミング信号及び網同期クロック間の位相差を検出し、この位相差がなくなるように網同期クロックを調整し、無線同期タイミング信号をリセット信号とし、調整された網同期クロックを分周してフレーム同期信号の同期源とする網同期リセット信号を生成するようにしたので、各基地局間同士の同期をとることで、基地局間同士の非同期干渉を確実に防止しながら、周波数の有効利用を図ることができる。

0070

また、上記のように構成された本発明の基地局間無線同期方法によれば、無線同期タイミング信号及び網同期クロック間の位相差を検出し、この位相差がなくなるように網同期クロックを調整し、無線同期タイミング信号をリセット信号とし、調整された網同期クロックを分周してフレーム同期信号の同期源とする網同期リセット信号を生成するようにしたので、各基地局間同士の同期をとることで、基地局間同士の非同期干渉を確実に防止しながら、周波数の有効利用を図ることができる。

図面の簡単な説明

0071

図1本発明の基地局間無線同期回路における実施の形態に示すPHS基地局の無線同期回路内部の概略構成を示すブロック図
図2本実施の形態に示すPHS基地局の無線同期回路内部の動作タイミングを示すタイミングチャート
a)PLL回路の出力(網同期クロック)b)無線同期リセット信号生成部の出力(無線同期リセット信号)c)位相ズレ検出部の出力(シフト情報)d)シフトレジスタの出力(シフト信号)
図3一般的なPHS通信システムの概略構成を示すブロック図
図4従来技術のPHS基地局の無線同期回路内部の概略構成を示すブロック図
図5従来技術のPHS基地局の無線同期回路内部の動作タイミングを示すタイミングチャート図
a)PLL回路の出力(網同期クロック)b)分周カウンタの出力(網同期リセット信号)c)無線同期リセット信号生成部の出力(無線同期リセット信号)
図6従来技術のPHS基地局の無線同期回路の不具合を示す説明図

--

0072

10無線同期回路
13 無線同期タイミング信号検出部(無線同期検出手段)
14 無線同期リセット信号生成部(無線同期検出手段)
15回線終端(網同期検出手段)
16PLL部(網同期検出手段)
17位相ズレ検出部(位相差検出手段;第1クロック発生手段、位相差算出手段)
18シフトレジスタ(クロック調整手段;第2クロック発生手段、位相調整手段)
19シフト量制御部(クロック調整手段;微調整手段)
20分周カウンタ(リセット信号生成手段)
21 19.2MHzクロック発生部
22 同期分周カウンタ

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