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この項目の情報は公開日時点(2000年3月3日)のものです。
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図面 (3)

課題

本発明は穀類低温保管倉庫において循環風量及び風速の増加と、庫内温度むらの解消を目的とする。

解決手段

倉庫1の床部分2、壁体3、出入口扉4、天井部分5が断熱構造及び防湿構造であって、出入口扉4に対面する壁体3下部に天井送気ダクト6及び床部吸気ダクト7に連通する機械室8を設け、該機械室8に上記両ダクト6、7の仕切板9を設け、該仕切板9と機械室8の後壁10との間に上記両ダクト6、7の連通部aを設け、かつ該後壁10に上記天井送気ダクト6及び床部吸気ダクト7にそれぞれ対応する開閉扉11、11’を上記仕切板9の上下に設け、仕切板9の上部に冷却機12及び加湿器13を設け、下部に送風機14を設け、床部吸気ダクト7と機械室8との立上り連通部15に床側気体吸引部16を設け、該吸引部16に温度センサー17を配設してなるものである。

概要

背景

毎年の持ち越し在庫米が250万トンを超えている現状では、保管期間が3〜4年に及ぶのはやむを得ないことで、長期保管に伴う米の品質劣化するのを防ぐために、低温倉庫入庫させて穀温15℃以下、関係湿度75%前後の条件下で保管することになっている。

しかし米は生きものであるから低温保管中であっても、酸素を吸収して炭酸ガスと水と熱エネルギーを排出する呼吸作用を続ける。このため低温倉庫の庫内には新鮮外気を導入する必要がある。しかし、低温倉庫は気密性重視するあまり、新鮮空気の導入には欠ける傾向があった。

又、米等の低温保管倉庫では天井に沿って設けた天井送気ダクトに複数の送気孔穿設され、床面に沿って設けた床部吸気ダクトに複数の吸気孔を穿設し、機械室内加湿器及び冷却機を経て天井送気ダクトに加湿冷却風を送風し、送気孔から加湿冷却風を下向に排出し、これを床部吸気ダクトの吸気孔から吸引して上記機械室内の加湿器及び冷却機に循環させる手段が講ぜられた。

上記送気孔及び吸気孔では多量送気及び吸気を行うことは困難であり、かつ上記機械室に近い程送吸気量が大きいため、最も遠い出入口扉側の送吸気量が少なく内の温度は機械室側と出入口扉側とに相当の差を生じ適切ではなかった。

庫内温度計測位置(温度センサー)は床部吸気ダクトの平均的吸気位置に設けられたので計測温度と冷却機の入切による庫内温度の制御が不適切温度むらを生じるという問題があった。

概要

本発明は穀類低温保管倉庫において循環風量及び風速の増加と、庫内温度のむらの解消を目的とする。

倉庫1の床部分2、壁体3、出入口扉4、天井部分5が断熱構造及び防湿構造であって、出入口扉4に対面する壁体3下部に天井送気ダクト6及び床部吸気ダクト7に連通する機械室8を設け、該機械室8に上記両ダクト6、7の仕切板9を設け、該仕切板9と機械室8の後壁10との間に上記両ダクト6、7の連通部aを設け、かつ該後壁10に上記天井送気ダクト6及び床部吸気ダクト7にそれぞれ対応する開閉扉11、11’を上記仕切板9の上下に設け、仕切板9の上部に冷却機12及び加湿器13を設け、下部に送風機14を設け、床部吸気ダクト7と機械室8との立上り連通部15に床側気体吸引部16を設け、該吸引部16に温度センサー17を配設してなるものである。

目的

本発明はこのような低温倉庫の盲点を解消するために、密閉状態を続けたままで庫外の新鮮空気を導入するという画期的な方法を開発すると同時に、一方では庫内の停滞空気を庫外に排出してしまうという換気機能を持たせ、さらに必要に応じて庫内空気をゆるやかに循環させることができるという三つの機能を備えた全く新しいタイプの低温倉庫を開発すること。及び庫内循環風量を機械室側に集中させ、循環風量集中部において温度検出を行い、その検出値によって冷却機の入切を行い庫内温度の定常化を計ることを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

倉庫床部分壁体出入口扉天井部分が断熱構造及び防湿構造であって、出入口扉に対面する壁体下部に天井送気ダクト及び床部吸気ダクトに連通する機械室を設け、該機械室に上記両ダクト仕切板を設け、該仕切板と機械室の後壁との間に上記両ダクトの連通部を設け、かつ該後壁に上記天井送気ダクト及び床部吸気ダクトにそれぞれ対応する開閉扉を上記仕切板の上下に設け、仕切板の上部に冷却機及び加湿器を設け、下部に送風機を設け、床部吸気ダクトと機械室との立上り連通部に床側気体吸引部を設け、該吸引部に温度センサーを配設してなる低温保管倉庫。

請求項2

床側気体吸引部が庫内に向って下向に傾く複数の水平板よりなり、該水平板間に気体吸引間隙を設けてなり、温度センサーが該吸引部の庫内側上部に設けてなる請求項1記載の低温保管倉庫。

請求項3

上記水平板の傾斜角度が調節可能である請求項1又は2記載の低温保管倉庫。

技術分野

0001

本発明は穀類低温保管倉庫に関するものである。

背景技術

0002

毎年の持ち越し在庫米が250万トンを超えている現状では、保管期間が3〜4年に及ぶのはやむを得ないことで、長期保管に伴う米の品質劣化するのを防ぐために、低温倉庫入庫させて穀温15℃以下、関係湿度75%前後の条件下で保管することになっている。

0003

しかし米は生きものであるから低温保管中であっても、酸素を吸収して炭酸ガスと水と熱エネルギーを排出する呼吸作用を続ける。このため低温倉庫の庫内には新鮮外気を導入する必要がある。しかし、低温倉庫は気密性重視するあまり、新鮮空気の導入には欠ける傾向があった。

0004

又、米等の低温保管倉庫では天井に沿って設けた天井送気ダクトに複数の送気孔穿設され、床面に沿って設けた床部吸気ダクトに複数の吸気孔を穿設し、機械室内加湿器及び冷却機を経て天井送気ダクトに加湿冷却風を送風し、送気孔から加湿冷却風を下向に排出し、これを床部吸気ダクトの吸気孔から吸引して上記機械室内の加湿器及び冷却機に循環させる手段が講ぜられた。

0005

上記送気孔及び吸気孔では多量送気及び吸気を行うことは困難であり、かつ上記機械室に近い程送吸気量が大きいため、最も遠い出入口扉側の送吸気量が少なく内の温度は機械室側と出入口扉側とに相当の差を生じ適切ではなかった。

0006

庫内温度計測位置(温度センサー)は床部吸気ダクトの平均的吸気位置に設けられたので計測温度と冷却機の入切による庫内温度の制御が不適切温度むらを生じるという問題があった。

発明が解決しようとする課題

0007

本発明はこのような低温倉庫の盲点を解消するために、密閉状態を続けたままで庫外の新鮮空気を導入するという画期的な方法を開発すると同時に、一方では庫内の停滞空気を庫外に排出してしまうという換気機能を持たせ、さらに必要に応じて庫内空気をゆるやかに循環させることができるという三つの機能を備えた全く新しいタイプの低温倉庫を開発すること。及び庫内循環風量を機械室側に集中させ、循環風量集中部において温度検出を行い、その検出値によって冷却機の入切を行い庫内温度の定常化を計ることを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上記の目的を達成するため本発明は倉庫の床部分壁体、出入口扉、天井部分が断熱構造及び防湿構造であって、出入口扉に対面する壁体下部に天井送気ダクト及び床部吸気ダクトに連通する機械室を設け、該機械室に上記両ダクト仕切板を設け、該仕切板と機械室の後壁との間に上記両ダクトの連通部を設け、かつ該後壁に上記天井送気ダクト及び床部吸気ダクトにそれぞれ対応する開閉扉を上記仕切板の上下に設け、仕切板の上部に冷却機及び加湿器を設け、下部に送風機を設け、床部吸気ダクトと機械室との立上り連通部に床側気体吸引部を設け、該吸引部に温度センサーを配設してなる低温保管倉庫床側気体吸引部が庫内に向って下向に傾く複数の水平板よりなり、該水平板間に気体吸引間隙を設けてなり、温度センサーが該吸引部の庫内側上部に設けてなる上記第1発明記載の低温保管倉庫上記水平板の傾斜角度が調節可能である上記第1又は第2発明記載の低温保管倉庫によって構成される。

0009

即ち倉庫の床部分、壁体、出入口扉、天井部分が総て断熱構造及び防湿構造となっている低温倉庫において、出入口扉に対面する壁体の下部に倉庫内外を貫通する空洞を設け、これに密着して機械室を庫外に併設する。機械室を収容する保護室の後壁に設けた新鮮空気導入口から取り入れた新鮮空気は、機械室内の冷却機に導入される。ここで冷却、除湿された空気は立上りダクトに送風され、更に天井ダクトを通じて微風となって庫内の天井部分に吹き出される。一方倉庫の床面付近滞留する湿り空気を排出するために、壁体の四方と床面が接する場所(荷摺木の下側)に吸気パイプを敷設し、その吸気孔から湿り空気を吸引する。吸気された湿り空気は吸気パイプを経て機械室に送られ、ここから庫外に排出される。このように倉庫内に新鮮な外気を取り入れると同時に、滞留した空気を強制的に庫外に排出することができるので、庫内空気の入替えが短時間のうちにできる。密閉された低温倉庫内では空気の移動が少ないので付けされた柵の上、中、下段で温度や湿度の差が生じ、米の品質保持に悪影響を及ぼすことがある。これを解決するためには、常時庫内の空気を循環させておく必要がある。このため、機械室の上下の開閉扉を密閉して外気の浸入を遮断したうえで、庫内の下段付近に滞留した湿り空気を吸気パイプ(孔)で吸引して機械室に送り、冷却機を通過させて冷却、除湿した空気は、立上りダクト及び天井ダクトを経て微風となって庫内の天井付近に吹き出される。この空気は柵付けされた柵の上段から徐々に中段を経て下段に達し、更には吸気パイプによって強制的に吸引されて再び機械室に送り込まれて第1の循環経路を形成し、かつ床側気体吸引部から機械室に吸引する第2の循環経路が形成される。

発明を実施するための最良の形態

0010

米等の穀類は低温倉庫1内にパレットを利用して通風間隔を保った状態で積み重ねられて格納保管される。

0011

保管温度は15℃以下、湿度は75%前後である。そのため倉庫1の床部分2、壁体3、出入口扉4及び天井部分5は断熱構造及び防湿構造となっていることは周知である。

0012

又出入口扉4に対面する壁体3の下部には図1に示されるように床面2’から若干上部に2個の上下に近接した開口部8’、8”が形成され、上部開口部8’には天井5’に沿って配設した天井送気ダクト6への直立連通ダクト6’の下端部を接続し、下部開口部8”には床面2’に沿って配設した床部吸気ダクト7との立上り連通部15が設けられる。

0013

上下の上記開口部8’、8”の外側には機械室8が設けられ、両開口部8’、8”の境界部から上記両ダクト6、7の仕切板9を設け、該仕切板9と機械室8の後壁10との間に上記両ダクト6、7の連通部aを設け、該後壁10には上記天井送気ダクト6及び床部吸気ダクト7にそれぞれ対応する開閉扉11、11’を上記仕切板9の上下に設ける。

0014

仕切板9の上には加湿器13を後壁10側に、開口部8’側に冷却機12を設け、該仕切板9の下部には後壁10に向って送風する送風機14を設ける。さらに床部吸気ダクト7と機械室8の下部開口部8”の立上り連通部15に床側気体吸引部16を設ける。この吸引部16は庫内に向って下向に傾く複数の水平板18よりなり、該水平板18、18間に気体吸引間隙tが複数水平方向に設けられる。そして該吸引部16の庫内側上部に温度センサー17が設けられ、設定温度に達すると制御器を経て指令信号発信し、加湿器13及び冷却機12を始動し、又設定温度より低下すると上記信号は停止し、加湿器13及び冷却機12を停止するものである。

0015

送風機14は連続運転し、上下の開閉扉11、11’を閉じることによって空気は連通部aから冷却機12を通過して直立連通ダクト6’から天井送気ダクト6に送風され、天井送気ダクト6に穿設した複数の排気孔6”から庫内に送気され、下降して床部吸気ダクト7に穿設した複数の吸気孔7’に進入し床部吸気ダクト7から立上り連通部15を経て下部開口部8”から送風機14に至る第1の循環経路を構成すると同時に床部吸気ダクト7上の下降空気は床側気体吸引部16の複数の水平間隙tに向って移動し、直接立上り連通部15内に入り送風機14に至る第2の循環経路が形成される。

0016

そして上記床側気体吸引部16に庫内空気は集合し、その部分の上部で温度センサー17が温度を感知するので感知温度は第1及び第2の上記循環経路の集合部の温度として把握することができる。

0017

床側気体吸引部16の上記水平板18は互いに平行であって、その傾斜角度は手動又は調節機構(図示していない)により相互に平行のまま調節することができる。

0018

内気体を新鮮空気と換気し或は害虫駆除気体を混合し、害虫駆除作業等を行った後、庫内空気の浄化(換気)に際しては上下の開閉扉11、11’を開放することによって矢印A方向に外気を庫内に取入れ、矢印B方向に庫内空気を大気に排出し換気することができる。

0019

図1中19で示すものは機械室8を収納する保護室、20は新鮮空気導入口、20’は庫内空気排出口、21は圧縮機室、22は床部吸気ダクト7用の吸気ファン、23は屋根裏空気のベンチレータ、24は穀類搬入時における出入口扉開放時のエアカーテン発生機、25は下屋、26は下屋25の出入口、27は水平板18の支軸、28は冷却機12の室外機である。

発明の効果

0020

本発明は上述のように構成したので庫内循環気体を床側気体吸引部に集中させ、その部分の気体温度を計測し得て加湿器及び冷却機を適切に動作し庫内気体の温度むらを軽減し得るばかりでなく、庫内気体の循環路及び循環風量を改善し得る効果がある。又大気と庫内との換気を迅速に行うことができる。

図面の簡単な説明

0021

図1本発明の低温保管倉庫を示す縦断側面図である。
図2水平板の拡大図である。

--

0022

1倉庫
2床部分
3壁体
4出入口扉
5天井部分
6 天井送気ダクト
7 床部吸気ダクト
8機械室
9仕切板
10後壁
a 連通部
11、11’開閉扉
12冷却機
13加湿器
14送風機
15立上り連通部
16床側気体吸引部
17温度センサー
18水平板
t 気体吸引間隙

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