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技術 多条巻き取り方法及び多条巻き取り装置

出願人 株式会社三井ハイテック
発明者 島津浩志松永清
出願日 1998年8月18日 (22年3ヶ月経過) 出願番号 1998-249155
公開日 2000年2月29日 (20年8ヶ月経過) 公開番号 2000-063019
状態 未査定
技術分野 ウェブの巻取り ウェブの巻戻、送給、巻取、異常等の制御
主要キーワード 巻きくずれ 条スリット 多条巻き スリップ機構 たるんだ アンコイラー ライン長 同一回転数
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年2月29日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (3)

課題

本発明の目的は、複数の条材を同一の巻き取り装置の一つの軸で巻き取る多条スリット装置等にであって、各条のたるみの差が大きくなることを防止でき、ピットが不必要な多条スリット装置を提供することにある。

解決手段

本発明の特徴は、複数の条材を、巻き取り部の一つの巻き取り軸で巻き取る多条巻き取り方法及び装置であって、前記巻き取り部にスリップ機構を設け、各条材に付加するテンションを条材毎に調整し、任意の条材をスリップさせて各条のたるみの差を解消することにある。

概要

背景

従来、多条スリット装置等において、複数の条材を同一の巻き取り装置の一つの軸で巻き取る巻き取り装置を用いることがあった。

そのような場合、多条カッター広幅素材を多条にスリット加工し、スリットされた条材を、条材毎にコイル巻き付け、複数のコイルを同一の巻き取り部の1つの巻き取り軸に取り付け、巻き取りを行う方法が用いられた。

概要

本発明の目的は、複数の条材を同一の巻き取り装置の一つの軸で巻き取る多条スリット装置等にであって、各条のたるみの差が大きくなることを防止でき、ピットが不必要な多条スリット装置を提供することにある。

本発明の特徴は、複数の条材を、巻き取り部の一つの巻き取り軸で巻き取る多条巻き取り方法及び装置であって、前記巻き取り部にスリップ機構を設け、各条材に付加するテンションを条材毎に調整し、任意の条材をスリップさせて各条のたるみの差を解消することにある。

目的

本発明の目的は、複数の条材を同一の巻き取り装置の一つの軸で巻き取る多条スリット装置等にであって、各条のたるみの差が大きくなることを防止でき、ピットが不必要な多条スリット装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

複数の条材を、巻き取り部の一つの巻き取り軸で巻き取る多条巻き取り方法であって、前記巻き取り部にスリップ機構を設け、各条材に付加するテンションを条材毎に調整し、任意の条材をスリップさせて各条のたるみの差を解消することを特徴とする多条巻き取り方法。

請求項2

複数の条材を、一つの巻き取り軸で巻き取る多条巻き取り装置であって、テンションにより各条毎にスリップするスリップ機構が設けられた巻き取り部と、各条毎にテンションを調整する機構が設けられたテンション付加部を設けたことを特徴とする多条巻き取り装置。

技術分野

0001

本発明は、複数の条材を同一の巻き取り装置の一つの巻き取り軸で巻き取る巻き取り方法及び装置に関する。

背景技術

0002

従来、多条スリット装置等において、複数の条材を同一の巻き取り装置の一つの軸で巻き取る巻き取り装置を用いることがあった。

0003

そのような場合、多条カッター広幅素材を多条にスリット加工し、スリットされた条材を、条材毎にコイル巻き付け、複数のコイルを同一の巻き取り部の1つの巻き取り軸に取り付け、巻き取りを行う方法が用いられた。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、一つの軸で複数の条材を巻き取る場合、各条が同一回転数で回転することになるが、素材には素材幅方向板厚偏差があり、板厚偏差が原因で各条の巻き取り直径に差が生じ、その結果巻き取り速度に差が発生する。

0005

巻き取り速度に差が生じると、巻き取り直径の小さな条材は、巻き取りが間に合わず、カッターと巻き取り装置の間にたるみが発生し、たるみがあると巻き取り張力不足し、巻きくずれの原因となる。

0006

これを解決するために、巻き取り部の直前テンションパッド等のテンション付加部を設置し、各条に一定テンションを付加して巻き取り、たるんだ条をたれ下げることで各条の巻き取り速度の差を吸収していた。

0007

しかし、以上の方法では、たるんだ条をたれ下げるためのピットを設ける工事が必要となり、設備費用がかかる問題や移設が簡単に行えない問題があった。

0008

また、ピットがあることでライン長さが大幅に拡大するため、ライン小形化が望めなかった。

0009

また、これらを解決する方法として、各条のコイルと巻き取り軸が任意の巻き取り応力スリップするスリップ機構付き巻き取り装置を用い、各条とも同一テンションで巻き取り、巻き取り速度の速い条は巻き径が大きくなり巻き取り応力が大きくなるためスリップし易くなる構造を利用して条材のたるみを防止する方法が提案されていた。

0010

しかしながら、この方法は巻き取りが進むにつれて、各条の巻き径が大きくなるため、一定テンションで巻き取るためには、コイルと巻き取り軸がスリップする巻き取り応力を巻き径が大きくなるにしたがい小さくなるよう制御しなくてはならず、スリップ機構制御装置が必要となり、また、高精度に制御することは困難であった。

0011

また、この方式は理論的には可能であるが、スリット開始から終了までの間に各条のたるみを全て吸収することは困難であった。

0012

本発明の目的は、複数の条材を同一の巻き取り装置の一つの軸で巻き取る多条スリット装置等にであって、各条のたるみの差が大きくなることを防止でき、ピットが不必要な多条スリット装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0013

本発明の特徴は、複数の条材を、巻き取り部の一つの巻き取り軸で巻き取る多条巻き取り方法であって、前記巻き取り部にスリップ機構を設け、各条材に付加するテンションを条材毎に調整し、任意の条材をスリップさせて各条のたるみの差を解消することにある。

0014

本発明の他の特徴は、複数の条材を、一つの巻き取り軸で巻き取る多条巻き取り装置であって、テンションにより各条毎にスリップするスリップ機構が設けられた巻き取り部と、各条毎にテンションを調整する機構が設けられたテンション付加部を設けたことにある。

0015

以下、本発明の実施形態について説明する。

0016

本発明の実施形態における多条巻き取り装置は、テンションにより各条毎にスリップするスリップ機構が設けられた巻き取り部と、各条毎にテンションを調整する機構が設けられたテンション付加部からなる。

0017

本実施形態における多条巻き取り方法は、通常、複数の条材をテンション付加部によりそれぞれの条材に同一のテンションを付加しながら一つの巻き取り軸で巻き取る。

0018

そして、各条材の巻き取り速度に差が生じ、一つの条材のみのたるみが検知された場合、たるみが発生した条材以外の条材に付加するテンションを高くし、該条材のコイルと巻き取り軸をスリップさせ、たるみが発生した条材のみを巻き取る。

0019

その結果、たるみが無かった条材にもたるみが発生する。

0020

そして、たるみの発生が検出された条からテンションを戻し、最後にたるみが検出された条のテンションを通常に戻すと全条のたるみの差が解消される。

0021

その後、巻き取り速度を速くして、全条のたるみを同時に無くし、全条のテンションを通常に戻し、通常の巻き取りに戻す方法を用いる。

0022

本実施形態によれば、複数の条材を一つの巻き取り軸で巻き取る場合であっても、たるみが大きくなることはなく、ピットを設ける必要がない。

0023

また、テンション付加部により、スリップを発生させるようにしたため、任意の条材を確実にスリップさせることができる。

0024

以下本発明を多条スリッターに用いた実施例につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。

0025

本実施例における多条巻き取り装置は、図1に示す通りであり、巻き取り軸1が設けられた巻き取り部2、テンション付加部3、たるみを検知する位置センサー4、コントロール部(図示せず)からなり、アンコイラー5に搭載された素材6がピンチロール7を通ってカッター部8へ入り、カッター部8においてスリットされた条材9がテンション付加部3を通り巻き取り部2で巻き取られる。

0026

テンション付加部3は、図2に示す通りであり条材9をを上下から押圧するパッド10と、パッド10を加圧するエアシリンダー11からなり、エアシリンダー11はコントロール部の指令によりエアシリンダー11による各条材9への圧下量をコントロールし、その結果各条材9のテンションをコントロールできるようになっている。

0027

位置センサー4は、条材9毎にたるみを検知し、たるみ発生の情報をコントロール部へ送信する構成となっており、図1に示す点線まで条材9がたるんだ時たるみとして検知するようになっている。

0028

巻き取り部2は、巻き取り軸1、コイル12、駆動部(図示せず)からなり、巻き取り軸1内に設けられた電磁石により磁力を発生させ、磁力によりコイル12を巻き取り軸1と一体化する仕組みとなっており、巻き取り軸1に取り付けられた複数のコイル12に対応する条材9を取り付け、巻き取り軸1を回転させることにより条材9を巻き取る仕組みとなっている。

0029

また、条材9にテンションがかかり、該テンションがコイル12と巻き取り軸1を一体化する磁力を上回ったとき、コイル12と巻き取り軸1の一体化が解除され、コイル12がスリップする構成になっている。

0030

通常は、各条材9とも一定のテンション、一定の巻き取り速度で巻き取りを行い、全条にたるみが発生し、位置センサー4が全条のたるみを検知すると、巻き取り速度を速くし、全条のたるみを解消する。

0031

巻き取り中に、各条の巻き取り早さに差が生じ、各条のたるみに差が生じた場合、まず、たるみが多い条材9が位置センサー4によりそのたるみを検知され、その情報がコントロール部へ送信される。

0032

たるみ情報を受け取ったコントロール部は、たるみが発生した条材9以外の条材9と対応するエアシリンダー11の圧下量を、コイル12が必ずスリップする程度高くする指令を出す。

0033

エアシリンダー11の圧下量が高くなった条材9は、テンションが強くなり、巻き取り部2において、コイル12と巻き取り軸1の一体化が解除され、スリップし、巻き取りが行われないようになる。

0034

よって、たるみが生じた条材9だけ巻き取りが行われ、その結果、他の条材9にもたるみが発生し、他の条材9も位置センサー4がたるみを検知した条材9からテンションを通常に戻し、全ての条材9たるみを位置センサー4が検知したとき、全ての条材9のテンションが通常に戻り、そして、巻き取り軸1の回転数を増加させて巻き取り速度を速くし、全ての条材9のたるみを解消した後、巻き取り軸1の回転数を通常に戻す。

0035

本実施例においては、エアシリンダー11により各条毎にテンションを与え、エアシリンダー11の圧下量を調節することにより各条に与えるテンションを調整したが、これは任意であり、条材9毎にテンションを調整することができれば電磁ソレノイド方式等他の装置を使用してもよい。

0036

また、コイル12と巻き取り軸1のスリップ機構に関しても、本実施例で用いた磁力によるスリップ機構は任意であり、ブレーキシュー方式等他の機構を用いてもよい。

0037

また、本実施例では、位置センサー4により条材9のたるみを検知したが、これも任意であり、その他の方法によりたるみを検知してもよい。例えば、各条材9の巻き径若しくは板厚を測定してたるみの差を算出し、各条材9のテンションを調節し、たるみの差を解消してもよい。

発明の効果

0038

以上の本発明の多条巻き取り方法及び多条巻き取り装置によれば、各条材にたるみに差が出ても、たるみの差を解消することができるので、たるみが大きくなることはなく、ピットを設ける必要がない。

0039

また、テンション付加部により、スリップを発生させるようにしたため、任意の条材を確実にスリップさせることができる。

0040

図面の簡単な説明

0041

図1本発明の実施例の巻き取り装置を示す図である。
図2本発明の実施例に用いたテンション付加部を示す図である。

--

0042

1巻き取り軸
2巻き取り部
3テンション付加部
4位置センサー
5アンコイラー
6素材
7ピンチロール
8カッター部
9条材
10パッド
11エアシリンダー
12 コイル

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