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技術 電動工具

出願人 ブラックアンドデッカーインク
発明者 ジェームズピー.バスコムジョンイー.バック
出願日 1999年8月16日 (20年8ヶ月経過) 出願番号 1999-230021
公開日 2000年2月29日 (20年2ヶ月経過) 公開番号 2000-061867
状態 特許登録済
技術分野 鋸引き 携帯用動力工具一般 接点の操作機構
主要キーワード 動力スイッチ 掴持位置 立ち操作 電動スイッチ 下方エッジ 作動用スイッチ 作動脚 初期付勢力
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年2月29日)のものです。
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図面 (9)

課題

ロック機構のスイッチの力のベクトルが予め定められた位置に整列せしめられ、スイッチにかかる強い圧力によりロック機構が偶然バイパスしてしまうことを防止するのを助ける電動工具用のロック機構を提供する。

解決手段

電動工具外壁を備えたハンドル画成する中空ハウジングを有する。ハウジング内にはモータが配置される。モータを作動するために第一軸線周り枢動可能にハンドルにスイッチが取り付けられる。スイッチは第一ロック当接部を有する。スイッチに隣接してラッチが配置される。ラッチは係合位置と非係合位置との間で前後に動くように第一軸線にほぼ平行に第二軸線周りで枢動可能にハンドルに取り付けられる。ラッチは第一ロック当接部に係合し且つスイッチの作動を阻止するための第二当接部を有する。ラッチは枢動せしめられて第一および第二当接部を係合した時に第二軸線をほぼ横断する力ベクトルを提供する。

概要

背景

丸鋸のような電動工具は典型的には電動工具の本体内モールドされたハンドルを有する。電動工具を案内して非工作物を通して押し進めるために電動工具の操作者はこのハンドルを握る。通常、丸鋸には後方のハンドルと前方のハンドルとがある。後方のハンドルは拳銃グリップに似ており、前方上向きに延びる。また操作者が細長いハンドルを簡単に掴んでその手の中に快適にフィットできるようにハンドルは丸鋸の本体とは分かれている。このハンドル部分は典型的には丸鋸の移動ラインとほぼ平行で且つこの移動ラインに沿った方向に延びる。操作者の手の少なくとも人指し指をハンドルに係合することにより作動される位置に丸鋸のオンオフスイッチを配置することが非常に望ましいことは明らかである。この構成によれば操作者はその手でハンドルを掴みながら丸鋸の切断作業を選択的に開始したり停止したりできる。

多くの従来の電動工具の構造はロック位置にハンドル上のスイッチを保持するハンドル構造に関連したロック機構を有し、ここでのハンドル構造はスイッチを用いて電動工具をオンの位置に変えるのに先立ち操作者がロック機構を作動することを要求する。特にこれら従来の構造の多くはハンドルを掴んでいる操作者の手の人指し指でスイッチを作動する前または作動と同時に操作者が親指別個のボタンまたはレバーを作動することを要求する。

概要

ロック機構のスイッチの力のベクトルが予め定められた位置に整列せしめられ、スイッチにかかる強い圧力によりロック機構が偶然バイパスしてしまうことを防止するのを助ける電動工具用のロック機構を提供する。

電動工具は外壁を備えたハンドルを画成する中空ハウジングを有する。ハウジング内にはモータが配置される。モータを作動するために第一軸線周り枢動可能にハンドルにスイッチが取り付けられる。スイッチは第一ロック当接部を有する。スイッチに隣接してラッチが配置される。ラッチは係合位置と非係合位置との間で前後に動くように第一軸線にほぼ平行に第二軸線周りで枢動可能にハンドルに取り付けられる。ラッチは第一ロック当接部に係合し且つスイッチの作動を阻止するための第二当接部を有する。ラッチは枢動せしめられて第一および第二当接部を係合した時に第二軸線をほぼ横断する力ベクトルを提供する。

目的

本発明の目的はロック機構のスイッチの力のベクトルが予め定められた位置に整列せしめられ、スイッチにかかる強い圧力によりロック機構が偶然にバイパスしてしまうことを防止するのを助ける電動工具用のロック機構を提供することにある。本発明の別の目的はロック機構の作動レバー作業者に対して人間工学的に利点があってロック機構の作動から電動工具の通常の掴持動作に簡単に移行できる位置に配置される電動工具用のロック機構を提供することにある。

本発明の別の目的はロック機構が使用者の通常の親指の回転動きの方向に枢動する電動工具用のロック機構を提供することにある。本発明の別の目的は親指が作動レバーの表面上を通常の掴持位置まで容易に下方へと移動可能な方向に向けられた作動レバーを備えたロック機構を提供することにある。本発明の別の目的はハンドルの前方に枢動可能に取り付けられた引き金タイプの動力スイッチを収容できるロック機構を提供することにある。本発明の別の目的は異物汚れに強いロック機構を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

外壁を備えたハンドル(32)を画成する中空ハウジング(22)と、該ハウジング内に配置されるモータと、該モータを作動するために第一軸線(46)周り枢動可能に前記ハンドル内に取り付けられるスイッチ(36)とを具備し、該スイッチが第一ロック当接部(60)を有し、前記スイッチに隣接して配置されるラッチ(62)を具備し、該ラッチが係合位置と非係合位置との間で前後に移動できるように前記第一軸線に対してほぼ平行に延びる第二軸線(64)周りで枢動可能に前記ハンドル内に取り付けられ、前記ラッチが前記第一ロック当接部に係合すると共に前記スイッチが作動せしめられるのを阻止するための第二ロック当接部(68)を有し、前記スイッチが枢動されて前記第一ロック当接部および第二ロック当接部を係合した時に前記スイッチは前記第二軸線をほぼ横切る力ベクトルを提供し、前記ラッチは使用者親指の下方への枢動方向と同じ枢動方向に非係合位置まで回転せしめられる電動工具

請求項2

前記ラッチが状部材により接続された第一部分および第二部分(66,78)を備えた概してL形状の脚を具備し、前記膝状部材が前記ラッチ用の枢動点を形成し、前記脚に対して横方向に作動レバー(80)が延び、該作動レバーが前記第一部分および前記第二部分上に配置され、該第二部分はその上に前記第二ロック当接部を有し、前記第一部分は前記第二軸線から前方に延びる請求項1に記載の電動工具。

請求項3

前記ハンドルの外壁は一対の互いに反対側に位置する開口(84)を有し、前記作動レバーはこれら開口を通って出る請求項2に記載の電動工具。

請求項4

前記第一の回転方向に前記ラッチを付勢するために前記第二部分と前記ハンドルの外壁との間にバネ(76)が配置される請求項2に記載の電動工具。

請求項5

前記スイッチが前記第一の回転方向とは逆の第二の回転方向に移動できるように枢動可能に支持される請求項4に記載の電動工具。

請求項6

前記ハンドルの外壁が開口(84)を有し、前記ラッチが該開口を通って延びる作動レバー(80)を有し、該作動レバーが最終の使用者の親指により係合される面(88)を有し、該面は係合位置から非係合位置に前記ラッチを動かした時に使用者の親指の移動方向において下方に傾斜している請求項1に記載の電動工具。

請求項7

使用者の人指し指が前記スイッチにより収容されるように該スイッチの直ぐ下方に配置される支持部材(54)を具備し、該支持部材が作業中に人指し指のための載置面を提供する請求項1に記載の電動工具。

請求項8

第一端部および第二端部を有する細長いハンドル(32)を有するハウジング(22)を具備し、該ハンドルが内部空洞と、互いに反対側に位置する頂壁および底壁と、互いに反対側に位置する側壁(86)とを前記頂壁上の手のひら、前記ハンドルの第一端部に隣接した使用者の親指および人指し指、および前記ハンドルの第二端部に隣接した使用者の小指を備えた使用者の手を受容するために有し、前記ハンドルが前記側壁の少なくとも一つに形成される開口(84)を有し、前記ハウジング内のモータと、該モータを作動するために前記ハンドルの内部空洞内に取り付けられるスイッチ(36)と、前記スイッチに係合して該スイッチが作動せしめられることを阻止する係合位置と前記スイッチとの係合を解除して該スイッチが作動せしめられることを可能とする非係合位置との間で移動するために前記スイッチに隣接して前記ハンドルの内部空洞内に取り付けられるラッチ(62)とを具備し、前記ラッチは前記側壁の開口を通って延びる作動レバー(80)を有し、該作動レバー(80)は前記ラッチが係合位置にある時に上方の位置をとり、前記ラッチが非係合位置にある時には下方位置をとり、前記作動レバーが使用者の親指により係合されるための面(88)を有し、該面は前記開口を有する側壁から前記作動レバーの末端まで下方へと傾斜し、これにより前記係合位置から非係合位置まで前記ラッチを移動するのに親指を用いた時に前記親指が前記末端上を滑ることができる電動工具。

請求項9

前記スイッチが第一ロック当接部(60)を有し、前記ラッチが前記スイッチの前方に位置し、前記ラッチが前記係合位置にある時に前記第一ロック当接部に係合する第二ロック当接部を有する請求項8に記載の電動工具。

請求項10

前記作動レバーが前記ハンドルの両側壁を越えて外方へ延び、前記作動レバーは前記ハンドルの各側上に傾斜した面(88)を有する請求項8に記載の電動工具。

請求項11

前記ラッチ部材は前記ラッチが係合位置と非係合位置との間で枢動するように前記ハンドルに枢動可能に取り付けられる請求項8に記載の電動工具。

請求項12

前記傾斜した面が実際には概ねなりである請求項8に記載の電動工具。

請求項13

前記弓なりの傾斜した面が上方へ凸の方位をとる請求項11に記載の電動工具。

技術分野

0001

本発明は電動工具用のスイッチロック機構に関し、特に動力スイッチオフの位置にロックすると共に動力スイッチをオンの位置にするには作業者が別のレバーを作動する必要がある機構に関する。

背景技術

0002

丸鋸のような電動工具は典型的には電動工具の本体内モールドされたハンドルを有する。電動工具を案内して非工作物を通して押し進めるために電動工具の操作者はこのハンドルを握る。通常、丸鋸には後方のハンドルと前方のハンドルとがある。後方のハンドルは拳銃グリップに似ており、前方上向きに延びる。また操作者が細長いハンドルを簡単に掴んでその手の中に快適にフィットできるようにハンドルは丸鋸の本体とは分かれている。このハンドル部分は典型的には丸鋸の移動ラインとほぼ平行で且つこの移動ラインに沿った方向に延びる。操作者の手の少なくとも人指し指をハンドルに係合することにより作動される位置に丸鋸のオン・オフスイッチを配置することが非常に望ましいことは明らかである。この構成によれば操作者はその手でハンドルを掴みながら丸鋸の切断作業を選択的に開始したり停止したりできる。

0003

多くの従来の電動工具の構造はロック位置にハンドル上のスイッチを保持するハンドル構造に関連したロック機構を有し、ここでのハンドル構造はスイッチを用いて電動工具をオンの位置に変えるのに先立ち操作者がロック機構を作動することを要求する。特にこれら従来の構造の多くはハンドルを掴んでいる操作者の手の人指し指でスイッチを作動する前または作動と同時に操作者が親指別個のボタンまたはレバーを作動することを要求する。

発明が解決しようとする課題

0004

従来のロック機構またはラッチには典型的には二つの主なタイプ、すなわち枢動タイプと摺動タイプとがある。枢動タイプの構成によればラッチはハンドルの長手方向に対して横方向または垂直方向に延びる軸線周りで枢動可能にハンドル構造内に取り付けられる。丸鋸の場合ではラッチは鋸ブレード回転軸線と平行な軸線周りで枢動可能に取り付けられる。これらラッチはハンドルのスイッチがラッチ部材に接触してオンの位置に移動することを防止された係合位置と、操作者がスイッチをオンの位置に作動することを許可された非係合位置との間で枢動することにより作動する。これら横方向へ枢動するロック機構の例は米国特許第3873796号および同第5577600号に開示されている。各公報のラッチ機構はハンドルの上面に配置されたボタンにより作動される。特にこれらはスイッチを作動できるようにするためにボタンを押すか或いはボタンを後方へ回転するかを要求する。これら構造には幾つかの理由で不具合がある。特にハンドルの上面のロック機構のボタンの位置は不便な位置に親指を配置することを要求する。特にハンドルを握る時にハンドル断面を親指と人指し指との間に受容した状態で親指がハンドルの側面に沿っていることは当然のことである。明らかにこれら公報のロック機構を作動するためには親指を初めにハンドルの上部に配置しなければならない。このためハンドル上でのグリップの確実性が低下する。このようにグリップが緩いために初期の切断作業中に丸鋸の不整列が生じる。またこれら従来の公報においてハンドルの側面の通常の掴持位置に親指が到達するためには親指を滑らせてボタンから外し、そしてハンドルの側面上を滑らせなければならない。ハンドルの上面を通過する親指に関連する摩擦や親指の不便な横への動きにより丸鋸の初期の切断作業中に操作者は不快を感じることとなる。

0005

これら公報の別の不具合はハンドルの長手軸線に対するオン・オフスイッチの位置と概して同じ位置またはオン・オフスイッチの位置の後側の位置にロック機構が配置されていることにある。特に人が典型的にハンドルを握った時には親指は人指し指および中指の前にある傾向がある。上記公報のロック機構のボタンを作動するためには親指を後方へ移動して作動ボタンを押さなければならず、丸鋸の操作者にとっては潜在的に不便な位置である。さらにハンドルの側面に沿って通常の掴持位置まで親指を不必要に再び向けなければならない。

0006

また上記公報には丸鋸の操作に引き金感覚または引き金構造を提供しないという別の不具合がある。特に各公報の引き金機構は操作者の人指し指の通常の配置からかなり離れたハンドルの位置に枢動可能に取り付けられる。この構造の枢動の円弧は比較的大きく、この結果、引き金レバーまたはボタンがハンドル構造内で相当の距離に亘り長手方向に延びる。明らかに真の引き金タイプの感覚を作動用スイッチに持たせ、そしてスイッチに必要な空間を小さくするためには操作者がハンドルを握った時にスイッチ用の枢動点を操作者の手の人指し指に隣接した位置に位置させることが望ましい。したがって枢動点がスイッチの頂部に隣接して配置され、そしてスイッチの下端がハンドルに向かって内方に回転する場合にはスイッチの回転は真に引き金の特性である。また上記公報の引き金構造が大きいのでこの引き金構造の作動が不安定であり、そして指が疲労する。特に引き金構造がガードにより閉じ込められていないがハンドルの長手方向に沿って延びているので操作者が引き金を作動するために引き金と指を整列することが困難である。

0007

ロック機構の第二のタイプは作動された時にハンドルのハウジング内で摺動して操作者によりオン・オフスイッチを作動できるようにするラッチ部材を有する。この摺動タイプのラッチ部材の例は米国特許第5638945号公報に開示されている。これら摺動型ロック機構は比較的複雑であることが多く、初期の電動工具の操作中に親指を人間工学的に好ましく配置することができない。特に上記特許のロック構造でもハンドルのハウジングの上面上であって電動工具作動用スイッチの上方の位置に配置された作動ボタンを有する。したがって電動工具を使用するには操作者は親指を側面に沿って配置するのではなくハンドルの上部に配置し、スイッチを上方へ押しながら上面の前方へロック機構のボタンを押し、その後、ハンドルの側面であってハンドル上に配置された手の親指を通常の快適な掴持位置に摺動する必要がある。操作者は通常の掴持動作において親指を再配置するためにかなり努力しなければならず、そして摺動型のロック機構がハンドルを一般的には掴んでいる使用者の親指に対する通常位置にはないハンドルの長手軸線に沿ったオン・オフスイッチと同じ位置に概して配置された摺動型の作動用スイッチまたはボタンを有するので上記枢動型のラッチ機構と同様に摺動型のロック機構にも不具合がある。摺動型のロック機構の別の不具合はこれらロック機構が汚れ潤滑油による不純物を受け、これらの作動に悪影響が及ぶことが多いことにある。特に摺動型のロック機構は容易に汚れてしまう溝や枢動面を有することが多い。

0008

また従来のロック機構はロック機構がロック位置にある状態で操作者が動力スイッチを作動しようとするとかなりの力を受ける。時には上記従来のロック機構が壊れ、ロック機構を解除するためにボタンや別の構造を初めに操作者が用いることなく実際には動力スイッチの作動が可能となってしまう。そこでロック機構は上記従来のロック機構での問題を克服する必要がある。

0009

本発明の目的はロック機構のスイッチの力のベクトルが予め定められた位置に整列せしめられ、スイッチにかかる強い圧力によりロック機構が偶然バイパスしてしまうことを防止するのを助ける電動工具用のロック機構を提供することにある。本発明の別の目的はロック機構の作動レバーが作業者に対して人間工学的に利点があってロック機構の作動から電動工具の通常の掴持動作に簡単に移行できる位置に配置される電動工具用のロック機構を提供することにある。

0010

本発明の別の目的はロック機構が使用者の通常の親指の回転動きの方向に枢動する電動工具用のロック機構を提供することにある。本発明の別の目的は親指が作動レバーの表面上を通常の掴持位置まで容易に下方へと移動可能な方向に向けられた作動レバーを備えたロック機構を提供することにある。本発明の別の目的はハンドルの前方に枢動可能に取り付けられた引き金タイプの動力スイッチを収容できるロック機構を提供することにある。本発明の別の目的は異物や汚れに強いロック機構を提供することにある。

課題を解決するための手段

0011

本発明によれば外壁を備えたハンドルを画成する中空のハウジングを有する電動工具が提供される。前記ハウジング内にはモータが配置され、該モータを作動するために前記ハンドル内には第一軸線周りで枢動可能にスイッチが取り付けられる。該スイッチは第一ロック当接部を有する。また該スイッチに隣接してラッチが配置され、該ラッチは係合位置と非係合位置との間で前後に移動できるように前記第一軸線とほぼ平行な第二軸線の周りで枢動可能に前記ハンドル内に取り付けられる。また該ラッチは前記第一ロック当接部に係合すると共に前記スイッチが作動せしめられるのを阻止するための第二ロック当接部を有する。前記スイッチはそれが枢動されて前記第一ロック当接部および第二ロック当接部を係合した時に前記第二軸線を概ね横切る力のベクトルを提供する。ロック機構のラッチは使用者の親指の通常の下方への枢動動作と同じ回転方向へと非係合位置まで枢動せしめられる。

0012

また本発明は上述した構造を有し、前記ラッチは状部材により接続された第一部分と第二部分とを備えたほぼL形状の脚である。前記膝状部材は前記ラッチに対する枢動点を形成する。さらに本発明は前記脚に対して横方向に延びる作動レバーを有し、該作動レバーは前記第一部分上に配置される。また前記第一部分は前記第二軸線の前方に向かう方向に延びる。

0013

また本発明によれば使用者の親指と係合するための面を有するロック機構のラッチが提供され、前記面は係合位置から非係合位置までラッチを移動した時に使用者の親指の移動方向に下方へと傾斜している。

0014

本発明の別の目的、利点および新規の特徴の一部を以下で説明するが残りは以下の説明を考慮すれば当業者には明らかであり、本発明を実施することにより学習できる。本願の一部を構成する図面を参照して本願を説明する。なお図面を通して同じ部分には同じ参照番号を付した。

発明を実施するための最良の形態

0015

図面を詳細に参照する。初めに図1を参照すると電動丸鋸(以下、丸鋸)20が示されている。丸鋸20はハウジング組立体22を有する。ハウジング組立体22内にはブレード24を駆動するためのモータが配置される。ブレード24は概ね静止型上方ガード26と可動型下方ガード28とにより包囲されている。また丸鋸20は略平坦な基部またはシュー30を有する。この基部30は静止型の上方ガード26に取り付けられる。さらに基部30は丸鋸20が被工作物を通過する時に被工作物の上面に載り、ブレード24が切断する深さを測るのに用いられる。

0016

また丸鋸20は後部にある引き金ハンドル32と前部にある柄ハンドル34とを有する。引き金ハンドル32は動力スイッチ36を有する。動力スイッチ36は丸鋸の使用者が一方の手で作動できるように引き金ハンドル32に取り付けられる。丸鋸の使用者の他方の手は柄ハンドル34上に配置される。これにより使用者は丸鋸20が被工作物を通過している間、丸鋸をさらに制御できる。

0017

引き金ハンドル32は概ね中空のハウジング38を有する。ハウジング38は半体部分39をはまぐりの貝殻のように合わせて形成される。またハウジング38はグリップ部分40を有する。グリップ部分40は切断作業中に作業者の手のひらにフィットする。またグリップ部分40は図2に明示したようにほぼ軸線42に沿った長手方向に延びる。動力スイッチ36はハウジング38内に受容される。また動力スイッチ36は引き金44を有する。引き金44はハウジング38に形成された開口48を通って延びる。このため作業者は人指し指で引き金を作動できる。特に引き金44にはハンドルを掴持する作業者の手の人指し指を収容できる指係合面45が形成される。引き金44はハンドルのグリップ部分40の長手方向および軸線42に対して横方向に延びる軸線46周りで枢動可能に取り付けられる。また引き金44は作業者がその人指し指で引き金44を図5において左方向へ回転することにより作動される。これにより電動スイッチ36内に電気的な接触が形成され、丸鋸20の電源が丸鋸20のモータに接続され、ブレード24が回転せしめられる。また引き金44は“スイッチがオフ”となる位置に向かう方向に付勢されている。このため動力スイッチ36を作動して軸線46周りで回転するためには作業者は動力スイッチ36内の初期付勢力打ち勝たなければならない。なおピントラニオン支軸)またはその他の適切な枢動取付け構成により引き金44をハウジング38内に枢動可能に取り付けてもよい。

0018

また引き金44は指置きリング52内に受容される。指置きリング52はハンドルのグリップ部分40から外方へ軸線42に対してほぼ垂直に延びる。また指置きリング52は引き金44上にある丸鋸の作業者の人指し指の方向を定める働きをする。さらに指置きリング52は載置面54を提供する。載置面54上には作業中に丸鋸の使用者の人指し指が置かれ、これと同時に引き金44が作動される。人指し指が指置きリング52により形成された開口内に収容されており、このためこの指置きリング52は作業中に作業者の人指し指が引き金44から滑って外れることを防止するのを補助する。このように引き金44が上方へと枢動せしめられるという特性と、引き金44が指を支持する指置きリング52内に配置されることとにより真の引き金タイプの動作が提供される。このため使用者は快適である。また丸鋸を選択的に制御する際に有利である。

0019

引き金44は概して互いに平行で間を開けつつ反対側に配置された側壁またはフランジ56を有する。これらフランジ56は図4図6に明示したように間にラッチ受容空間58を形成する。また引き金44はロックピン60を有する。ロックピン60は指係合面45とは反対側の引き金44の側にあるハウジング38内の位置で上記フランジ56間で延びる。またロックピン60は引き金44が回転せしめられた時に図4に示した円弧61に沿って回転する。さらにロックピン60は後に詳述するようにラッチ62に係合するロック係合面またはロック当接部を提供する。

0020

ラッチ62は実際には概してL形状である。またラッチ62は軸線または枢動点64周りで枢動可能にハウジング38内に取り付けられる。軸線64はハンドルのグリップ部分40の長手方向および軸線42に対してほぼ横方向に延びる。またラッチ62は例えば枢動ピン、トラニオン(支軸)または他の枢動構成のような適切な手段によりハウジング38内に枢動可能に取り付けられる。軸線64からほぼ後方へとロック脚ロック部分またはアーム)66が延びる。またロック脚66の後端にはほぼ弓形に曲がった当接面または切欠き68が配置される。切欠き68は後に詳述するがロックピン60に係合し、引き金44を確実にロック位置に止めるために用いられる。またラッチ部材に関連する重さを軽くするためにロック脚66の形状を逆溝形状(inverted channel shape)としてもよい。ロック脚66の上面70にはバネ受容領域72とバネ持ピン74とが配置される。図3および図4に明示したようにバネ受容領域72上であってバネ維持ピン74周りにコイル型圧縮バネ76が配置される。圧縮バネ76はロック脚66からハウジング38の上面の適切な受容領域77まで延びる。また圧縮バネ76は後に詳述するがラッチ62をロック位置に向かって付勢するのに用いられる。

0021

枢動軸線64から前方へは作動脚または作動部分78が延びる。作動脚78はハウジング38内においてハンドルのグリップ部分40の長手方向に沿って引き金44の枢動軸線46の前方の位置まで延びる。始動部分78の前端にはロックレバー(作動レバー)80が配置される。ロックレバー80はハンドルのグリップ部分40の長手方向に対して横方向に延びる。特にロックレバー80は作業者が係合する二つの部分(以下、係合部分)82を有する。これら係合部分82はハウジング38の側壁86に互いに反対側に配置されるように形成された開口84を通って互いに逆方向へ延びる。また係合部分82は後に詳述するがロック位置とロック解除位置との間でラッチ62を回転するために作業者が係合する領域である。ロックレバー80の各係合部分82は上面88を有する。図3に明示したように上面88は丸鋸の前部から丸鋸の後ろ側に向かう方向へと下方に傾斜している。また上面88は側壁86から離れるようにレバー端部90に向かって下方へと傾斜したなりの形状で湾曲している(図6図8に明示した)。この弓なりの湾曲は上へと凸となった形状である。上面88と側壁86からレバー端部90まで下方へと傾斜した弓なりの方向づけとにより使用者はラッチ62を解除位置へと作動した後に係合部分82から親指を滑らせて簡単に外し、ハンドルのハウジング38の側面に沿ったずっと快適な位置に親指を配置できる。特に作業者の親指で係合部分82が下方へと作動される間に親指ができるだけ側壁68の近くに止まることが望ましい。また係合部分82が側壁86からレバー端部90まで傾斜しているいという特性によりレバー端部90の表面上で親指を滑らせ、通常の掴持位置に復帰することができる。またレバー端部90は親指を滑らせて係合部分82から外すのを補助する部分球面である。なおレバー端部90上を親指を滑らせている間に使用者の親指が側壁86から僅かに外方へ離れてもよい。しかしながら上面88の傾斜、係合部分82が側面86を越えて延びる距離、および使用者の親指の先端の柔らかい組織は親指が側壁86から著しく外方へ動くことがないようになっている。さらに使用者は切断作業全体に亘り親指を上面に起き続けることが望ましいと判るかもしれない。使用者が親指を係合部分上に維持するならば上面88を傾斜させ、そしてレバー端部90に関連した幾分か鋭いエッジを排除することにより使用者はさらに快適となる。

0022

図3および図4を参照するとラッチ62は概してロック位置または係合位置にある。この位置では切欠き68は引き金44のロックピン60に係合し、コイル型の圧縮バネ76の付勢力によりロックピン60上に維持される。使用者が引き金の軸線46周りで引き金44を回転しようとするとラッチ62は当接用のロックピン60と当接用の切欠き68とが係合しているので上記回転を阻止する。またラッチ62の有利な特徴は引き金44を回転しようとする使用者のロックピン60の箇所における力ベクトルがラッチの枢動軸線64を直接通って延びるように方向づけたことにある。特にロックピン60における引き金44の回転円弧61を図4に示した。また使用者が人指し指で引き金44を回転しようとした時にこのような動作により加えられる力ベクトルは上記回転半径に対してほぼ接線方向である。回転により加えられる力のベクトルを参照番号92で図4に示した。またラッチ62の枢動軸線64は引き金44の意図した作動の結果として得られる力のベクトル92が枢動軸線64を直接通るように延びるように構成される。したがって枢動軸線64を直接通る力の成分以外にラッチ62に掛かる力の成分はない。他の力のベクトルがないので明らかにこの構造はラッチ62の偶然の解除を防止するのを助け、相当の圧力が作業者により引き金44に加えられた場合でさえもラッチ62をロック位置に確実に保持する。

0023

図5を参照すると作業者がいずれかの係合部分82の上面88を下方へと押し、ほぼ上方へとロック脚66を回転することによりラッチ62が解除位置または非係合位置に回転せしめられ、ここでの切欠き68はロックピン60とは係合していない。明らかにこの回転の結果、圧縮バネ76が圧縮され、ロック脚66に下方に向かう付勢力がかかる。この付勢力は上面88に掛けられる追加の圧力により克服されなければならない。上面88を下方へと押した後または押すと同時に使用者は人指し指で引き金44を回転し始める。引き金44が回転せしめられるとロックピン60は動力スイッチ36内に電気的な接触が形成されて丸鋸20のモータが作動される時までロック脚66の下方エッジに隣接したところまで通過できる。図6図8に明示したように上面88が側壁86からレバー端部90へと下方に弓なりに傾斜しているので作業者はラッチを解除した後に親指を簡単にレバー端部90上を滑らせ、その後、さらに丸鋸を作動するためにハウジング38の側面に沿って快適に親指を置くことができる。作動脚78の下方への回転方向は親指の下方への枢動に一致する。したがって作業者にとってラッチ62の枢動動作を自然に発生することができる。

0024

作業者がいずれかの上面88から解放した後、圧縮バネ76はロックピン60と下方エッジ94との間の接触を維持する。作業者は切断作業を終了した後、単に引き金44を解放し、圧縮バネの初期付勢力により引き金44はスイッチがオフとなる位置に戻る。引き金44がスイッチがオフとなる位置に達した時、ロックピン60は圧縮バネ76の付勢力により再び切欠き68に係合し、ラッチ62はロック位置に自動的に戻る。引き金44を再び作動するには作業者は係合部分82のいずれかを用いて再びラッチ62を枢動しなければならない。

0025

本発明のロック機構には幾つかの理由で利点がある。第一に引き金44の力のベクトル92がラッチの軸線を通って延びるようにラッチ62の枢動点64の方位が定められているために相当な力を受けた時でさえもラッチが偶然に外れることがないことを確実にすることが助けられる。

0026

さらに引き金44の係合面の前部位置の前方の位置に作動部分、すなわち係合部分82と傾斜した係合面88とを配置することにより掴持している間に親指が典型的には人指し指の前方にある通常の手の方位が丸鋸の初期の切断作業中に得られる。このため不安定な初期切断作業や不便な初期切断作業が防止される。また解除位置へのラッチ62の回転方向が使用者の親指の下方への枢動と同じ方向であるので使用者は簡単で快適で効率的に作業を行うことができる。

0027

さらに側壁86からレバー端部90に向かって上面88が弓なりに下方へと傾斜しているので作業者はラッチをいったん作動した時にレバー端部90上を掴持している手の親指を滑らせてレバー80から親指を簡単に外すことができる。またハウジングの両側に互いに逆方向へ二つの係合部分82が延びているので右利きの作業者でも左利きの作業者でも簡単に均一の作業を行うことができる。

0028

さらに引き金44とラッチ62との両方を枢動するので悪い影響に対する弱さや摺動型のロック機構を用いた時にしばしば存在する大きな摩擦が減少する。

0029

以上、本発明は構造に本来備わっている明らかな他の特徴と合わせて説明した上述した全ての目的を達成するのに非常に適したものである。なお或る特徴やサブコンビネーションが有用であり、これを別の特徴やサブコンビネーションを参照しなくても採用することもできる。このことは本発明で予期されるものであって本発明の範囲内のものである。また本発明の範囲を逸脱せずに本発明の多くの実施例が可能であるので添付図面で示し、本願で説明した全ての事項は例示のみを意図し、本発明を限定するものではない。

図面の簡単な説明

0030

図1本発明の技術思想を実現するロック機構を有する丸鋸を上方から見た斜視図である。
図2図1のロック機構の拡大側面図であり、ここでのロック機構はロック位置にある。
図3図1の線3−3に沿った断面図であり、ここでのロック機構はロック位置にあり、構造の詳細を示すためにロック機構の一部を排除して断面で示した。
図4ロック機構のラッチを示すと共に丸鋸に関連する力ベクトルおよびスイッチのロックピンの円弧状の回転を示した図3と同様の拡大図である。
図5図3と同様の図であるが、ここでのロック機構はロック解除位置にあり、引き金スイッチが丸鋸のスイッチがオンとなる位置に作動されている。
図6図3の線6−6に沿った断面図である。
図7ハンドルの一方の側から延びるロック機構作動レバーを上方から見た斜視図である。
図8図7の線8−8に沿った断面図であり、ここでは作動レバーの側面の形状が示されている。

--

0031

22…ハウジング
32…ハンドル
36…スイッチ
62…ラッチ

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