図面 (/)

技術 音声応答機能付き親子電話機

出願人 ブラザー工業株式会社
発明者 伊崎健
出願日 1998年8月6日 (20年2ヶ月経過) 出願番号 1998-236419
公開日 2000年2月25日 (18年8ヶ月経過) 公開番号 2000-059495
状態 特許登録済
技術分野 電話機の構造 電話機の回路等 留守番電話 移動無線通信システム 電話機の機能
主要キーワード 音声計 無線制御回路 無線通信制御回路 信号処理速度 接続指令 暗騒音 騒音計 コードレス親子電話機
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年2月25日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

音声応答機能付き親子電話機において、親機側モデムを有効利用して、子機側での音声応答処理についても周波数帯域を考慮できる様にする。

解決手段

着信時にまず親機周囲騒音計測を行うと共に通話チャンネル確立する(S10〜S30)。続いて、親機側から子機へと音声応答処理を行う旨のコマンドを送信し、これに対する子機からのレスポンスに続けて、子機とモデムの間の音声送信パスを開いて子機の周囲騒音を計測する(S40〜S60)。以下、親機に対する音声応答の有無の計測と、子機に対するコマンド出力を平行して実行しつつ(S70〜S90)、子機からのレスポンスに続けて子機とモデムの間の音声送信パスを開いて子機に対する音声応答の有無の検出を実行する(S70 〜S110)。そして、親機又は子機に対する音声計測を繰り返す内に、2回だけ続けて音声応答有りと判定されたときにハンズフリートーク移行する(S140〜S200)。

概要

背景

現在、外線からの着信呼出時に、電話機に向かって「ハーイ」と返事をすることにより、発信者との間でハンズフリー状態での会話を可能とする音声応答機能を備える音声応答機能付き電話機が実用化されている。

この種の音声応答機能付き電話機では、電話機周囲における種々の雑音によって意に反して音声応答がなされてしまわないように、人の声に相当する周波数帯域で周囲の雑音より所定以上大きい声により、概ね0.3秒〜0.8秒程度の長さで「ハーイ」と返事をしたときにだけハンズフリー状態での会話を可能とする様に構成されている。

また、上述の様な音声応答を、親子電話機親機及び子機のいずれに対して実行しても実行できる様にしたものも知られている。但し、この場合、子機は、通常、モデムの様なDSP(Degital Signal Processor)を利用した音声処理機能を備えていない。

このため、従来の親子電話機では、親機ではモデム等のDSP機能を利用することにより音圧だけでなく周波数も考慮して音声応答処理を行うことができるが、子機においては周波数は無視して音圧と音の長さだけから音声応答処理を行っている。

概要

音声応答機能付き親子電話機において、親機側のモデムを有効利用して、子機側での音声応答処理についても周波数帯域を考慮できる様にする。

着信時にまず親機の周囲騒音計測を行うと共に通話チャンネル確立する(S10〜S30)。続いて、親機側から子機へと音声応答処理を行う旨のコマンドを送信し、これに対する子機からのレスポンスに続けて、子機とモデムの間の音声送信パスを開いて子機の周囲騒音を計測する(S40〜S60)。以下、親機に対する音声応答の有無の計測と、子機に対するコマンド出力を平行して実行しつつ(S70〜S90)、子機からのレスポンスに続けて子機とモデムの間の音声送信パスを開いて子機に対する音声応答の有無の検出を実行する(S70 〜S110)。そして、親機又は子機に対する音声計測を繰り返す内に、2回だけ続けて音声応答有りと判定されたときにハンズフリートーク移行する(S140〜S200)。

目的

そこで、本発明は、この種の音声応答機能付き親子電話機において、親機側のDSP機能を有効利用することにより、子機側で音声応答処理が誤動作しない様にすることを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

外線からの着信呼出時に、所定の強さ、周波数及び長さからなる音声応答することにより、発信者との間でハンズフリー状態での会話を可能とする音声応答機能を備える音声応答機能付き電話機であって、DSP手段を有する親機と、該親機と無線通信によって音声の送受信を行う子機と、前記子機周囲の音声を、所定時間間隔で前記DSP手段に入力する子機音声入力手段と、該子機音声入力手段により入力される前記子機周囲の音声に基づいて、前記DSP手段が前記所定の強さ、周波数及び長さからなる音声による応答があったことを検出したときに、当該音声による応答が検出された子機について、前記ハンズフリー状態での会話を可能とするハンズフリー会話開始手段とを備えていることを特徴とする音声応答機能付き親子電話機

請求項2

外線からの着信呼出時に、所定の強さ、周波数及び長さからなる音声で応答することにより、発信者との間でハンズフリー状態での会話を可能とする音声応答機能を備える音声応答機能付き電話機であって、DSP手段を有する親機と、該親機と無線通信によって音声の送受信を行う子機と、前記親機周囲の音声と前記子機周囲の音声とを、時分割切り換えて前記DSP手段に交互に入力する時分割切換入力手段と、該時分割切換入力手段による切換入力により、前記DSP手段が前記所定の強さ、周波数及び長さからなる音声による応答があったことを検出したときに、当該音声による応答が検出された親機又は子機について、前記ハンズフリー状態での会話を可能とするハンズフリー会話開始手段とを備えていることを特徴とする音声応答機能付き親子電話機。

請求項3

請求項2記載の音声応答機能付き親子電話機において、前記時分割切換入力手段による音声入力を開始する前に、前記DSP手段に前記親機周囲の音声を所定時間入力して該親機周囲の騒音レベル計測する親機周囲騒音レベル計測手段と、該親機周囲騒音レベル計測手段による親機周囲の騒音レベルの計測が完了した後、前記子機からの音声送信パスを所定時間だけ開いて該子機周囲の音声を前記DSP手段に入力して該子機周囲の騒音レベルを計測する子機周囲騒音レベル計測手段とを備え、前記ハンズフリー会話開始手段は、前記親機周囲の騒音レベルを所定以上越える強さで前記所定の周波数及び長さを有する音声が前記親機周囲において計測されるか、または前記子機周囲の騒音レベルを所定以上越える強さで前記所定の周波数及び長さを有する音声が前記子機周囲において計測された場合に、前記ハンズフリー状態での会話を可能とする手段として構成されていることを特徴とする音声応答機能付き親子電話機。

請求項4

請求項3記載の音声応答機能付き親子電話機において、前記外線からの着信呼出時に、前記親機と前記子機との間の通話チャンネル確立する通話チャンネル確立手段を備え、前記時分割切換入力手段を、前記通話チャンネル確立手段によって前記親機と前記子機との間の通話チャンネルを確立すると共に、前記親機周囲騒音レベル計測手段及び子機周囲騒音レベル計測手段による騒音レベル計測を行った後、前記親機と前記子機との間でコマンドの授受を行う際に、前記子機からの応答に続けて該子機からの音声送信パスを所定時間開いて該子機周囲の音声を前記DSP手段に入力すると共に、該音声パスを閉じている間に前記親機周囲の音声を所定時間前記DSP手段に入力する処理を繰り返し実行する手段として構成されていることを特徴とする音声応答機能付き親子電話機。

請求項5

請求項2〜請求項4のいずれか記載の音声応答機能付き親子電話機において、前記子機を複数台備え、前記時分割切換入力手段を、前記親機の周囲の音声と前記複数台の各子機の周囲の音声とを、時分割で切り換えて前記DSP手段に対して所定の順序で入力する手段として構成されていることを特徴とする音声応答機能付き親子電話機。

請求項6

請求項2〜請求項4のいずれか記載の音声応答機能付き親子電話機において、前記子機を複数台備え、前記時分割切換入力手段を、前記親機の周囲の音声と前記複数台の子機の内の特定の子機の周囲の音声とを、時分割で切り換えて前記DSP手段に交互に入力する手段として構成されていることを特徴とする音声応答機能付き親子電話機。

技術分野

0001

本発明は、親子電話機係り、特に、外部から着信があったときに所定の音声を発することによりオフフック操作を行わなくてもマイクとスピーカを介してハンズフリー会話を開始することができる音声応答機能付き親子電話機に関するものである。

背景技術

0002

現在、外線からの着信呼出時に、電話機に向かって「ハーイ」と返事をすることにより、発信者との間でハンズフリー状態での会話を可能とする音声応答機能を備える音声応答機能付き電話機が実用化されている。

0003

この種の音声応答機能付き電話機では、電話機周囲における種々の雑音によって意に反して音声応答がなされてしまわないように、人の声に相当する周波数帯域で周囲の雑音より所定以上大きい声により、概ね0.3秒〜0.8秒程度の長さで「ハーイ」と返事をしたときにだけハンズフリー状態での会話を可能とする様に構成されている。

0004

また、上述の様な音声応答を、親子電話機の親機及び子機のいずれに対して実行しても実行できる様にしたものも知られている。但し、この場合、子機は、通常、モデムの様なDSP(Degital Signal Processor)を利用した音声処理機能を備えていない。

0005

このため、従来の親子電話機では、親機ではモデム等のDSP機能を利用することにより音圧だけでなく周波数も考慮して音声応答処理を行うことができるが、子機においては周波数は無視して音圧と音の長さだけから音声応答処理を行っている。

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、子機の周囲において、ドアの開け閉め等により所定以上の音圧の音声が発生する場合があり、これを音声応答と間違えて当該子機との間で外線接続が行われてしまう誤動作の問題がある。

0007

一方、この様な誤動作を防止するために、子機においても周波数検出が可能な様にDSPを備えさせる様にすると、部品点数の増加及びコストアップを招くという問題がある。

0008

そこで、本発明は、この種の音声応答機能付き親子電話機において、親機側のDSP機能を有効利用することにより、子機側で音声応答処理が誤動作しない様にすることを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

上記目的を達成するためになされた請求項1の音声応答機能付き親子電話機は、外線からの着信呼出時に、所定の強さ、周波数及び長さからなる音声で応答することにより、発信者との間でハンズフリー状態での会話を可能とする音声応答機能を備える音声応答機能付き電話機であって、DSP手段を有する親機と、該親機と無線通信によって音声の送受信を行う子機と、前記子機周囲の音声を、所定時間間隔で前記DSP手段に入力する子機音声入力手段と、該子機音声入力手段により入力される前記子機周囲の音声に基づいて、前記DSP手段が前記所定の強さ、周波数及び長さからなる音声による応答があったことを検出したときに、当該音声による応答が検出された子機について、前記ハンズフリー状態での会話を可能とするハンズフリー会話開始手段とを備えている。

0010

この請求項1の音声応答機能付き親子電話機によれば、外線からの着信呼出時に音声応答によって発信者との間でハンズフリー状態での会話を可能とするに当たり、子機音声入力手段により所定時間間隔で子機周囲の音声を親機のDSP手段に入力することにより、親機が備えているDSP手段を子機に対する音声応答検出にも利用している。従って、子機に対しても周波数検出が可能となり、ハンズフリー会話開始手段による音声応答機能の作動に当たり、音圧と音の長さだけでなく周波数をも考慮することができるので、誤動作によって子機でハンズフリー状態の会話が開始されてしまうのを的確に防止することができる。しかも、子機にはDSP手段を備える必要がないので、部品点数の増加やコストアップを招くことがない。

0011

また、同じく上記目的を達成するためになされた請求項2の音声応答機能付き親子電話機は、外線からの着信呼出時に、所定の強さ、周波数及び長さからなる音声で応答することにより、発信者との間でハンズフリー状態での会話を可能とする音声応答機能を備える音声応答機能付き電話機であって、DSP手段を有する親機と、該親機と無線通信によって音声の送受信を行う子機と、前記親機周囲の音声と前記子機周囲の音声とを、時分割切り換えて前記DSP手段に交互に入力する時分割切換入力手段と、該時分割切換入力手段による切換入力により、前記DSP手段が前記所定の強さ、周波数及び長さからなる音声による応答があったことを検出したときに、当該音声による応答が検出された親機又は子機について、前記ハンズフリー状態での会話を可能とするハンズフリー会話開始手段とを備えている。

0012

この請求項2の音声応答機能付き親子電話機によれば、外線からの着信呼出時に音声応答によって発信者との間でハンズフリー状態での会話を可能とするに当たり、時分割入力手段により親機周囲の音声と子機周囲の音声とを、時分割で切り換えてDSP手段に交互に入力することにより、親機が備えているDSP手段を子機に対する音声応答検出にも利用している。従って、子機に対しても周波数検出が可能となり、ハンズフリー会話開始手段による音声応答機能の作動に当たり、音圧と音の長さだけでなく周波数をも考慮することができるので、誤動作によって子機でハンズフリー状態の会話が開始されてしまうのを的確に防止することができる。しかも、子機にはDSP手段を備える必要がないので、部品点数の増加やコストアップを招くことがない。

0013

また、請求項3の音声応答機能付き親子電話機は、請求項2記載の音声応答機能付き親子電話機において、前記時分割切換入力手段による音声入力を開始する前に、前記DSP手段に前記親機周囲の音声を所定時間入力して該親機周囲の騒音レベル計測する親機周囲騒音レベル計測手段と、該親機周囲騒音レベル計測手段による親機周囲の騒音レベルの計測が完了した後、前記子機からの音声送信パスを所定時間だけ開いて該子機周囲の音声を前記DSP手段に入力して該子機周囲の騒音レベルを計測する子機周囲騒音レベル計測手段とを備え、前記ハンズフリー会話開始手段は、前記親機周囲の騒音レベルを所定以上越える強さで前記所定の周波数及び長さを有する音声が前記親機周囲において計測されるか、または前記子機周囲の騒音レベルを所定以上越える強さで前記所定の周波数及び長さを有する音声が前記子機周囲において計測された場合に、前記ハンズフリー状態での会話を可能とする手段として構成されている。

0014

この請求項3の音声応答機能付き親子電話機によれば、時分割切換入力手段による音声入力を開始する前に、親機周囲騒音レベル計測手段及び子機周囲騒音レベル計測手段によって、親機及び子機の周囲における騒音レベルを計測する。この後、この親機及び子機の周囲における騒音レベルの計測が完了した後に、時分割入力手段による音声応答の有無の検出が開始される。そして、ハンズフリー会話開始手段においては、最初に計測した親機及び子機の周囲の騒音レベルを一つの基準として、この周囲の騒音レベル以上の音声で応答がなされたときにハンズフリー状態の会話を可能にする。これにより、親機及び子機の周囲の騒音による誤動作を防止することができる。

0015

また、請求項4の音声応答機能付き親子電話機は、請求項3記載の音声応答機能付き親子電話機において、前記外線からの着信呼出時に、前記親機と前記子機との間の通話チャンネル確立する通話チャンネル確立手段を備え、前記時分割切換入力手段を、前記通話チャンネル確立手段によって前記親機と前記子機との間の通話チャンネルを確立すると共に、前記親機周囲騒音レベル計測手段及び子機周囲騒音レベル計測手段による騒音レベル計測を行った後、前記親機と前記子機との間でコマンドの授受を行う際に、前記子機からの応答に続けて該子機からの音声送信パスを所定時間開いて該子機周囲の音声を前記DSP手段に入力すると共に、該音声パスを閉じている間に前記親機周囲の音声を所定時間前記DSP手段に入力する処理を繰り返し実行する手段として構成されている。

0016

この請求項4の音声応答機能付き親子電話機によれば、通話チャンネル確立手段が、外線からの着信呼出時に親機と子機との間の通話チャンネルを確立する。そして、時分割切換入力手段は、通話チャンネル確立手段によって親機と子機との間の通話チャンネルが確立されると共に、親機周囲騒音レベル計測手段及び子機周囲騒音レベル計測手段による騒音レベル計測を行った後、親機と子機との間でコマンドの授受を行う際に、子機からの応答に続けて当該子機からの音声送信パスを所定時間だけ開いて子機周囲の音声をDSP手段に入力すると共に、この音声パスを閉じている間に親機周囲の音声を所定時間だけDSP手段に入力する処理を繰り返し実行する。これにより、DSP手段に対して親機及び子機からの音声を交互に入力する処理を迅速に実行することができ、ハンズフリー会話開始手段による的確な判定を可能にしている。

0017

ここで、請求項5の音声応答機能付き親子電話機は、請求項2〜請求項4のいずれか記載の音声応答機能付き親子電話機において、前記子機を複数台備え、前記時分割切換入力手段を、前記親機の周囲の音声と前記複数台の各子機の周囲の音声とを、時分割で切り換えて前記DSP手段に対して所定の順序で入力する手段として構成されている。

0018

この請求項5の音声応答機能付き親子電話機によれば、親機及び特定の子機だけでなく、複数台の子機のそれぞれについて、親機のDSP手段を利用して周波数をも考慮した音声応答処理を行うことができる。なお、この場合、親機の備えているDSP手段としては、信号処理速度の速いものを備えておく必要がある。現在、100msec程度の短時間の内に周波数検出が可能なDSP機能を有するモデム等が実用化されているので、これらを利用するとよい。

0019

一方、請求項6の音声応答機能付き親子電話機は、請求項2〜請求項4のいずれか記載の音声応答機能付き親子電話機において、前記子機を複数台備え、前記時分割切換入力手段を、前記親機の周囲の音声と前記複数台の子機の内の特定の子機の周囲の音声とを、時分割で切り換えて前記DSP手段に交互に入力する手段として構成されている。

0020

この請求項6の音声応答機能付き親子電話機によれば、複数台の子機の内、特定の子機と親機だけについて音声応答機能が実行される。この請求項6の音声応答機能付き親子電話機は、上述の様な高速処理が可能なモデムを親機に備えなくても、数百msec程度の処理速度で周波数検出が可能なモデムで親機と特定の子機について音声応答が可能になる。

発明を実施するための最良の形態

0021

次に、本発明の一実施の形態を図面に従って説明する。本実施の形態は、図1(A)に示す様に電話回線と外線接続された親機10と、図1(B)に示す様に無線回線で親機と通信を行う子機50とからなるコードレス親子電話機に関するものである。

0022

親機10は、留守番電話機能ファクシミリ通信機能コピー機能等を備えた多機能型電話機として構成されている。親機10は、主要な構成要素として、制御の中枢を司るコントローラ11、操作パネル13、液晶ディスプレイ(LCD)15、呼出ベル17、スキャナ19、プリンタ21、符号/復号器23、モデム25、回線制御回路NCU)27、ハンドセット29、スピーカ31、マイク33、無線通信制御回路35、アンテナ37及び切換器39を備えている。

0023

コントローラ11は、CPU、ROM、RAM、EEPROMタイマ等を備える論理演算回路であり、そのCPUにより、後述する音声応答制御等の各種制御処理を実行する。なお、CPUが実行する各種制御処理用のプログラムや制御処理に必要なデータ等は予めROMに記憶されている。また、RAMは各種制御処理においてワークエリアバッファとして使用される。さらに、EEPROMは電話帳登録等の情報を記憶しておくために設けられている。加えて、タイマは音声応答制御における音声の継続時間を計時するなどの処理に使用される。

0024

操作パネル13は、外部との通信のために電話番号やファクシミリ番号の入力等に使用するテンキーや、親機10の備えているファクシミリ機能等を実行する上でモードを切り換えるためのファンクションキー、電話帳登録等の際に押下する確定キー等を備えている。LCD15は、ファクシミリ送信機能起動させたりする際の機能選択用の表示を行ったり、ナンバーディスプレイサービスに対応した発呼者の電話番号を表示したり、各種メッセージの表示等を行うためのものである。呼出ベル17は、外線から着信があったときに呼出ベルを鳴動させるためのものである。なお、この呼出ベル17は、着信呼出時に1秒間鳴動、2秒間停止を繰り返し着信報知する。スキャナ19は、この親機10によりファクシミリ送信を行ったりコピーを行ったりする場合に原稿を読み取るために設けられている。プリンタ21は、外部から受信したファクシミリデータを記録紙に印字出力したり、あるいは、スキャナ19で読み取った原稿の画像データを記録紙に印字出力するコピー機能を実行するために備えられている。符号/復号器23は、ファクシミリ送信に当たってスキャナ19で読み取った画像データをG3圧縮形式等のファクシミリ送信用データ形式に符号化したり、逆にファクシミリ受信した圧縮形式の画像データをプリンタ出力可能な形式のデータに復号化するために設けられている。

0025

モデム25及びNCU27は、電話回線を介して外部との通話やファクシミリ送受信を行うために備えられている。また、本実施の形態においては、モデム25は、外線からの着信呼出時に音声応答により回線接続を行うためのDSPとしても機能し得る様に人の音声に対応する所定範囲の周波数帯域の音声を抽出する処理等を行うことができる様に構成されている。

0026

ハンドセット29は、外線を通じて電話をかける際や、外線からの着信呼出時にオフフック操作することにより、電話回線を介して通話を行うものである。また、スピーカ31は、ハンズフリー状態での会話(以下、「ハンズフリートーク」という。)を行う際に、相手の音声を出力するために設けられている。さらに、マイク33は、ハンズフリートークの際に利用者の音声を検出して相手先に送信したり、着信呼出時にハンズフリートークを開始するための音声応答を検出するために設けられている。また、無線通信制御回路35は、アンテナ37を介して親機10と子機50との間で無線通信を行うために設けられている。さらに、切換器39は、モデム25に対してマイク33からの音声入力とアンテナ37で受信した子機50からの音声入力のいずれかを切換入力するためのものである。

0027

子機50は、主要な構成要素として、制御の中枢を司るコントローラ51、操作パネル53、LCD55、呼出ベル57、スピーカ61、マイク63、無線通信制御回路65及びアンテナ67を備えている。

0028

コントローラ51は、CPU、ROM、RAM、EEPROM等を備える論理演算回路であり、そのCPUにより、各種制御処理を実行する。なお、CPUが実行する各種制御処理用のプログラムや制御処理に必要なデータ等は予めROMに記憶されている。また、RAMは各種制御処理においてワークエリアやバッファとして使用される。さらに、EEPROMは電話帳登録等の情報を記憶しておくために設けられている。

0029

操作パネル53は、外部との通信のために電話番号やファクシミリ番号の入力等に使用するテンキーや、着信呼出時にオフフック操作を行うためのオフフックキーや、電話帳登録等の際に押下する確定キー等を備えている。LCD55は、ナンバーディスプレイサービスに対応した発呼者の電話番号を表示したり、各種メッセージの表示等を行うためのものである。呼出ベル57は、外線から着信があったときに呼出ベルを鳴動させるためのものである。なお、この呼出ベル57は、着信呼出時に1秒間鳴動、2秒間停止を繰り返し着信を報知する。

0030

スピーカ61は、外線との通話や親機10との内線通話などの際に、相手の音声を出力するために設けられている。また、マイク63は、逆に、外線通話や内線通話の際に子機50側の音声を検出して外線又は親機10へと伝達するために設けられている。なお、マイク63は、着信呼出時にハンズフリートークを開始するための音声応答を検出する役割も持っている。また、無線通信制御回路65は、アンテナ67を介して子機50と親機10との間で無線通信を行うために設けられている。

0031

次に、本実施の形態のコードレス親子電話機により実行される音声応答によるハンズフリートークを開始するための音声応答制御処理の内容について、図2フローチャートに従って説明する。

0032

まず、外線からの着信があったか否かを判断する(S10)。着信があると(S10:YES)、切換器39を親機10のマイク33からの音声をモデム25に入力する様に切り換えて親機10の周囲騒音の計測を開始する(S20)。この親機の周囲騒音の計測は、モデム25のDSP処理能力等に応じて例えば300msec程度の予め定めておいた所定時間に渡って実行される。また、この親機10の周囲騒音の計測開始と平行して、親機10と子機50との間の通話チャンネルを確立するための制御を実行する(S30)。この通話チャンネルの確立のための無線プロトコルのやり取りには例えば、650msec程度の時間を要する。

0033

こうして親機10の周囲騒音の計測と、親機10と子機50との通話チャンネルの確立が済むと、親機10側から子機50へと音声応答処理を行う旨のコマンドを通話チャンネルを介して送信する(S40)。そして、子機50からのレスポンスRRを受信するのを待って(S50:YES)、切換器39をモデム25と無線通信制御回路35とを接続した状態とすることで、子機50の周囲騒音を所定時間(例えば、300msec)に渡ってモデム25に入力する処理できる様にするために子機50とモデム25との間の音声送信パスを開く(S60)。そして、子機50の周囲騒音の計測に続けて、切換器39を親機10のマイク33とモデム25とを所定時間(例えば150msec)の間接続する状態に切り換えて、親機10に対する音声応答の有無をモデム25によって検出させる処理を実行する(S70)。また、この処理と平行して呼出ベル57のオン又はオフを指示するコマンドを出力して子機からのレスポンスRRを待つ(S80,S90)。

0034

そして、子機50からのレスポンスRRを受信すると(S90:YES)、モデム25によって子機に対する音声応答の有無を検出させる様に、切換器39をモデム25と無線通信制御回路35とを所定時間(例えば150msec)接続した状態として、子機50とモデム25との間の音声パスを開く処理を実行する(S100)。そして、子機50に対する音声応答の有無を検出するための処理を終えると、切換器39をマイク33とモデム25とを所定時間(例えば150msec)の間接続して、再び親機10に対する音声応答の有無を検出する処理を実行すると共に(S110)、この処理と平行して呼出ベル57のオン又はオフを指示するコマンドを出力して子機からのレスポンスRRを待つ(S120,S130)。

0035

そして、親機10に対して音声応答の有無を検出するための処理において2回だけ続けて音声応答有りと判定される状態になったか否かを判断する(S140)。この判断により、親機10に対して音声応答の検出処理を行っている間に2回だけ続けて音声応答有りと判断できた場合は(S140:YES)、親機10による音声応答が成立したものと認識して親機10と外線とを接続する親機外線接続処理を実行する(S150)。そして、親機10と子機50との無線回線を切断し、親機10によるハンズフリートークを開始する(S160,S170)。

0036

一方、S140でNOと判断された場合は、子機50に対して音声応答の有無を検出するための処理において2回だけ続けて音声応答有りと判定される状態になったか否かを判断する(S180)。この判断により、子機50に対して音声応答の検出処理を行っている間に2回だけ続けて音声応答有りと判断できた場合は(S180:YES)、子機50による音声応答が成立したものと認識して子機50と外線とを接続する子機外線接続処理を実行し(S190)、その後は、切換器39を無線制御回路35とモデム25とを接続した状態に維持して子機50によるハンズフリートークを開始する(S200)。

0037

これらに対し、S140及びS180のいずれにおいてもNOと判断された場合は、親機10でオフフック操作が行われたか否かを判断する(S210)。そして、親機10でオフフック操作がなされたと判断した場合には(S210:YES)、子機50に対して無線回線の切断を指示し(S220)、親機10のハンドセット29による通常の通話状態を開始する(S230)。また、親機10でオフフック操作がなされていないと判断された場合は(S210:NO)、子機50でオフフックボタンの押下によるオフフック操作が行われたか否かを判断する(S240)。そして、子機50でオフフック操作がなされたと判断した場合には(S240:YES)、切換器39を無線制御回路35とモデム25とを接続した状態にして子機50とモデム25との間の音声パスを開き、子機50による通常の通話状態を開始する(S250)。

0038

一方、S210及びS240のいずれにおいてもNOと判断された場合は、S80の処理へ戻って、上述の様に、親機10及び子機50のマイク33,53を通じての音声応答がなされたか否かを検出する処理及びその後の音声応答が成立したか否かの処理等を繰り返し実行する。

0039

この様にして、本実施の形態では、親機10の備えているモデム25のDSP機能を利用して、親機10に対する音声応答の有無と子機50に対する音声応答の有無とを検出する様にしている。従って、子機50にはDSP機能を備えさせなくても、子機50に対する音声応答についても、人の声の属する周波数帯域の音声のみを抽出した音声応答の有無判断を行うことができる。また、S140及びS180の処理で、親機10又は子機50において2回だけ続けて音声応答があったと検出したときにハンズフリートークへと移行する処理を採用することで、音声応答に対応する「ハーイ」という返事が0.3秒〜0.8秒程度継続した場合にだけ音声応答有りと判断することができ、たまたま人の声の周波数帯域に一致する様なサイレンが鳴っていたり、短い音が入力されたとしても誤ってハンズフリートークに移行しない様に構成されている。

0040

次に、本実施の形態により外線着信から外線接続までの処理の流れを示すいくつかの例をタイミングチャートを用いて説明する。なお、以下のタイミングチャートにおいて「FAX」とはモデム25を、「BASE」とは親機10のコントローラ11を、「子機」とは子機50のコントローラ51を意味する。

0041

図3は、外線着信時に子機50に対して音声応答がなされた場合の制御処理の流れを示すタイミングチャートである。図示の様に、まず外線から着信があったことをモデム25で検出すると、上述のフローチャートの処理が開始され、300msecに渡って親機10の周囲の騒音計測が実行されると共に、親機10と子機50との間で通話チャンネルを確立するための処理が実行される。本実施の形態では、この親機10と子機50との間で通話チャンネルを確立するまでに、約650msecを要する。なお、この間に計測された親機周囲の騒音レベルは、後の音声応答処理における暗騒音のレベルとして使用するため、コントローラ11内のRAMに記憶される。

0042

そして、音声応答処理を行う旨のコマンドが親機10から子機50へと送信され、これに対するレスポンスが子機50から返って来ると、親機10では切換器39を無線制御回路35とモデム25とを接続した状態に切り換えて子機50とモデム25との間の音声送信パスを300msecに渡って開く。そして、この間に、子機50のマイク53によって検出された子機50の周囲の騒音がモデム25へと入力され、子機周囲の暗騒音レベルとしてコントローラ11のRAMに記憶される。

0043

そして、子機周囲の騒音計測が終了すると、直ちに切換器39をマイク33とモデム25とを接続した状態に切り換えて親機10のマイク33に向かって音声応答がなされたか否かの検出が150msecに渡って実行される。この例では、親機10に対する音声応答はなされていないので、この親機音声計測は「非検出」となる。この間に、親機10は、子機50に対して呼出ベル57の制御指令を送信し、子機50からのレスポンスを受けるのを待っている。そして、子機50からのレスポンスを受信すると、再び子機50からモデム25への音声送信パスを今度は150msecの間開いて、子機50に対する音声応答の有無を検出する状態となる。ここでは、未だ子機50に対して音声応答がなされておらず、1回目の子機音声計測は「非検出」となる。

0044

以下、子機音声計測が終了すると再び切換器39を切り換えて、2回目の親機音声計測が150msecに渡って実行されると共に、この間に、再びベル制御指令が親機から子機へと送信される。そして、子機からのレスポンスを受けて2回目の子機音声計測のために子機50とモデム25との間で音声送信パスが150msec開かれる。図示の例では、この2回目の音声計測では、親機については「非検出」、子機については「検出」となっている。そして、以下同様の処理を繰り返し、3回目の音声計測で「親機=非検出」、「子機=検出」となり、さらに、4回目の音声計測で「親機=非検出」、「子機=非検出」となっている。この結果、子機50において、2回だけ続けて音声応答が検出されたので、子機50に対して音声応答がなされたものと認識され、子機50と外線との接続処理が実行され、子機50とモデム25の間の音声送受信パスが開かれ、子機50によるハンズフリートークが開始される。

0045

次に、親機10に対して音声応答がなされた場合の処理の流れを示すと、例えば、図4のタイミングチャートの様になる。外線着信から1回目の親機及び子機の音声計測までの処理は、図3の場合と同様に進行する。そして、親機50に対して音声応答がなされることにより、2回目及び3回目の親機音声計測において「検出」が続き、4回目の親機音声計測において「非検出」となることで、親機50に対する音声応答があったものと認識される。この結果、親機10は子機50に対して無線回線の切断を指示し、親機10自身は、切換器39をマイク33とモデム25とを接続した状態を維持し、親機10によるハンズフリートークが開始されることになる。

0046

次に、子機50でオフフック操作がなされて子機50による通常の通話状態となる場合の処理の流れを、図5のタイミングチャートに示す。図示の例では、親機及び子機の音声計測は、いずれも「非検出」のまま親機での音声計測と子機での音声計測とが繰り返し実行される。そして、3回目の子機音声計測の最中に子機50においてオフフックボタンが押下されてオフフック状態となると、子機10から親機50に対して接続指令が出力され、これに対する親機10からの応答があり、この応答に対するレスポンスを子機50が返すと共に、子機50とモデム25との間の音声送受信パスが開いた状態が形成されて子機50を介しての通常の外線通話が開始されることになる。

0047

次に、親機10でオフフック操作がなされて親機10による通常の通話状態となる場合の処理の流れを、図6のタイミングチャートに示す。図示の例では、親機及び子機の音声計測は、いずれも「非検出」のまま親機での音声計測と子機での音声計測とが繰り返し実行される。そして、4回目の親機音声計測の最中に親機10においてハンドセット29が持ち上げられてオフフック状態となると、直ちに親機10による外線接続状態外形成されると共に、子機50に対しては無線交信の切断が指示される。

0048

以上、子機50を1台だけ備えたコードレス親子電話機における実施の形態を説明してきたが、子機50を2台備えている場合の変形例についてタイミングチャートを用いて説明する。

0049

まず、変形例1として、親機10が100msec程度で音声計測を行うことのできる高いDSP処理機能を有する高級なモデム25を備えている場合に実施すべき制御処理の内容を図7(A)のタイミングチャートに示す。図示の様に、まず、親機10、1台目の子機50a及び2台目の子機50bの周囲騒音を計測する。そして、親機10から1台目の子機50aに対してコマンドを出力した後、これに対する1台目の子機50aからのレスポンスに続けて1台目の子機50aの音声送信パスを100msecだけ開いてモデム25による1台目の子機50aに関する音声計測を行い、2台目の子機50bに対してコマンドを出力した後、これに対する2台目の子機50bからのレスポンスに続けて2台目の子機50bの音声送信パスを100msecだけ開いてモデム25による2台目の子機50bに関する音声計測を行う。また、この1台目の子機50a及び2台目の子機50bに関する音声計測の間に、親機10のマイク33からの音声入力をモデム25に取り込んで、親機10に関する音声計測を実行する。こうすることで、親機10及び2台の子機50a,50bのそれぞれについて親機10のモデム25を利用して周波数を考慮した音声応答処理を実行することができる。なお、この変形例1では、親機10に関しては3回続けて検出となったときに音声応答有りと認識し、子機50a,50bについては2回続けて検出となったときに音声応答有りと認識するといった様に、音声応答の有無に関する判定条件を適宜設定しておく。

0050

次に、変形例2として、親機10が数百msec程度で音声計測を行うことのできるDSP処理機能を有する中級のモデム25を備えている場合に実施すべき制御処理の内容を図7(B)のタイミングチャートに示す。図示の様に、まず、親機10及び1台目の子機50aの周囲騒音を計測したら、その後は、親機10から1台目の子機50aに対してコマンドを出力した後、これに対する1台目の子機50aからのレスポンスに続けて1台目の子機50aの音声送信パスを数百msecだけ開いてモデム25による1台目の子機50aに関する音声計測を行い、2台目の子機50bに対してコマンドを出力した後、これに対する2台目の子機50bからのレスポンスに続けて再び1台目の子機50aの音声送信パスを数百msecだけ開いてモデム25による1台目の子機50aに関する音声計測を行う。また、この1台目の子機50aに関する音声計測の間に、親機10のマイク33からの音声入力をモデム25に取り込んで、親機10に関する音声計測を実行する。こうすることで、2台目の子機50bについては音声応答によるハンズフリートークを実施できないものの、親機10及び1台目の子機50aについては、親機10のモデム25を利用して周波数を考慮した音声応答処理を実行することができる。

0051

以上、本発明の一実施の形態及び2つの変形例について説明したが、本発明はこの実施の形態や変形例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内においてさらに種々の形態を採用することができることはもちろんである。

0052

例えば、実施の形態では、親機10と子機50とで時分割入力によって交互にモデム25に対して周囲の音声入力を行う構成としたが、音声応答を行う電話機を特定の子機だけに限定する手段を設けておき、親機10と子機50との間でコマンドの授受を行う度に、子機50とモデム25との間の音声送信パスを所定時間間隔で開いて、当該子機50についてだけ音声応答によるハンズフリートークを行う構成としても構わない。この場合も、親機10のモデム25を利用することにより、子機50についても周波数を考慮した音声応答処理が実施できる点で、本発明の目的を十分に達成することができるからである。

発明の効果

0053

以上説明した様に、請求項1〜請求項6の各音声応答機能付き親子電話機によれば、親機側のDSP機能を有効利用することにより、子機側での音声応答処理についても周波数帯域を考慮することができ、子機側の音声応答に関する誤動作を防止することができる。この結果、子機にはDSP手段を備える必要がないので、部品点数の増加やコストアップを抑えることができるという効果が発揮される。

0054

また、請求項3の音声応答機能付き親子電話機によれば、時分割切換入力手段による音声入力を開始する前に、親機周囲騒音レベル計測手段及び子機周囲騒音レベル計測手段によって、親機及び子機の周囲における騒音レベルを計測する構成を採用し、この周囲騒音レベルを基準にしてハンズフリートークのための音声応答の有無を認識する様に構成したので、親機及び子機の周囲の騒音による誤動作を防止することができる。

0055

また、請求項4の音声応答機能付き親子電話機によれば、DSP手段に対して親機及び子機からの音声を交互に入力する処理を迅速に実行することができ、ハンズフリー会話開始手段による的確な判定を可能にしている。

0056

また、請求項5の音声応答機能付き親子電話機によれば、親機及び特定の子機だけでなく、複数台の子機のそれぞれについて、親機のDSP手段を利用して周波数をも考慮した音声応答処理を行うことができる。従って、親機側に高速処理が可能なモデムを備えさせるだけで、親機及び複数の子機のそれぞれについて周波数をも考慮した音声応答によるハンズフリートークを可能にすることができる。

0057

さらに、請求項6の音声応答機能付き親子電話機によれば、複数台の子機の内、特定の子機と親機だけについて音声応答機能が実行される。従って、高速処理が可能なモデムを親機に備えなくても、数百msec程度の処理速度で周波数検出が可能なモデムで親機と特定の子機について音声応答が可能になる。

図面の簡単な説明

0058

図1実施の形態のコードレス親子電話機の概略構成を示すブロック図であって、(A)は親機のブロック図、(B)は子機のブロック図である。
図2実施の形態における音声応答制御処理の内容を示すフローチャートである。
図3実施の形態において子機で音声応答を行った場合の処理の流れを例示するタイミングチャートである。
図4実施の形態において親機で音声応答を行った場合の処理の流れを例示するタイミングチャートである。
図5実施の形態において子機でオフフック操作を行った場合の処理の流れを例示するタイミングチャートである。
図6実施の形態において親機でオフフック操作を行った場合の処理の流れを例示するタイミングチャートである。
図7複数の子機を備える変形例における子機の音声計測のタイミングを例示するタイミングチャートである。

--

0059

10・・・親機、11・・・コントローラ、13・・・操作パネル、15・・・LCD、17・・・呼出ベル、25・・・モデム、27・・・NCU、29・・・ハンドセット、31・・・スピーカ、33・・・マイク、35・・・無線通信制御回路、37・・・アンテナ、39・・・切換器、50・・・子機、51・・・コントローラ、53・・・操作パネル、55・・・LCD、57・・・呼出ベル、61・・・スピーカ、63・・・マイク、65・・・無線通信制御回路、67・・・アンテナ。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

新着 最近 公開された関連が強い 技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する挑戦したい社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ