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技術 送信同期制御システム

出願人 株式会社エヌ・イー・エフ
発明者 徳永篤彦
出願日 1998年7月27日 (22年5ヶ月経過) 出願番号 1998-210636
公開日 2000年2月18日 (20年10ヶ月経過) 公開番号 2000-049736
状態 未査定
技術分野 時分割多重化通信方式 無線中継システム
主要キーワード 送出領域 時間差検出器 測定ゲート 誤差測定器 同期制御システム 同期制御用 送出制御情報 送出位置
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重要な関連分野

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図面 (5)

課題

TDMAフレーム内における従局同期バースト領域を削減し、TDMAフレーム効率の低下を改善可能な送信同期制御システムを提供する。

解決手段

従局での初期接続完了後に定常状態移行する時、基準局バーストの初期接続制御情報で指示されたデータバースト送出番号がバースト送出制御情報として送信タイミング発生器26に指示される。送信タイミング発生器26ではデータバースト番号の位置でデータバースト送出ゲート信号を発生し、データバースト生成器29に取り込まれ、データバーストデータを出力する。データバーストデータは多重化器30を通り、合成器32でプリアンブルワードと合成されてから変調器33を通り、データバースト信号が送信IF信号となって衛星伝送路へと送出される。基準局では従局が定常状態に移行したら、データバーストでの位置誤差測定を実施し、従局に対する送信タイミング補正演算を行う。

概要

背景

従来、TDMA方式による送信同期制御においては、基準局からの集中制御で送信同期制御が行われる場合に基準局バーストに含まれる制御情報によって従局に対して初期接続指示と従局同期バースト送出位置の指示とが行われている。

初期接続指示を受けた従局は初期接続バーストを送出し、基準局では従局が送出した初期接続バーストの送出位置誤差を測定し、基準局バースト内の制御情報によって従局の送信タイミングの制御を実施する。

初期接続での送信タイミング制御が完了すると、従局は基準局の指示によって従局同期バーストを送出する。初期接続完了後、この従局同期バーストによって基準局での送出位置誤差が測定され、従局の送信タイミング制御を実施することで従局の送信同期が維持される。

ここで、TDMA方式衛星通信システムは複数の地球局が同一の周波数の搬送波を使用し、衛星中継器トランスポンダ)の対応する周波数帯域時分割的共同利用することによって相互に通信するシステムである。

TDMA方式衛星通信システムでは、一般にTDMAネットワークを管理する基準局と実際のトラヒック情報の通信を行う従局とから構成されている。基準局は基準局バーストに含まれる回線設定情報によって従局に対する送信データバースト及び受信データバーストのバースト番号を指示する。

一方、従局においては指示された送信データバースト番号のタイムスロット位置にデータバースト信号を送信し、また指示された受信データバースト番号のタイムスロット位置のデータバースト信号を受信することによって従局間で相互通信を行う。

上記と同様の通信を行うシステムとしては、特公平2−47139号公報に開示された多方向多重通信方式がある。この多方向多重通信方式では親局送信信号処理器と、多重化器と、変調器と、基準タイミング信号発生器と、時間差検出器と、保守用制御器と、送受信系と、復調器と、受信信号処理器とから構成されている。

一方、子局は送受信系と、復調器と、多重分離器と、受信信号処理器と、タイミング信号再生器と、保守用制御器と、送信信号処理器と、多重化器と、タイミング制御器と、変調器とから構成されている。

この多方向多重通信方式では親局において情報信号送信要求のない子局に対して所定の保守用バースト信号の送出を求めるための保守用ポーリング信号を保守用制御器で生成し、基準タイミング信号発生器での基準フレームによって形成される主信号多重して子局に送信している。保守用ポーリング信号を受信した子局では多重分離器によって親局からの自局向けのポーリング信号を検出し、保守用制御器において自局送信タイミング信号による保守用バースト信号を生成して親局に返送する。

親局では子局から返送されてきた保守用バースト信号と親局内の所定の基準タイミングとの比較照合によって子局の送信タイミング信号の時間のずれを検出し、その時間差検出信号を主信号に多重して子局に送信する。保守用バースト信号を親局に返送した子局は親局からの時間差検出信号を多重分離器によって主信号から分離抽出し、この時間差検出信号を基に子局内の送信タイミング信号のタイミング位相制御調整する。以上の動作によって、子局内の送信タイミング信号を親局内の所定の基準タイミング信号に対して適合する同期状態に保持することができる。

概要

TDMAフレーム内における従局同期バースト領域を削減し、TDMAフレーム効率の低下を改善可能な送信同期制御システムを提供する。

従局での初期接続完了後に定常状態移行する時、基準局バーストの初期接続制御情報で指示されたデータバースト送出番号がバースト送出制御情報として送信タイミング発生器26に指示される。送信タイミング発生器26ではデータバースト番号の位置でデータバースト送出ゲート信号を発生し、データバースト生成器29に取り込まれ、データバーストデータを出力する。データバーストデータは多重化器30を通り、合成器32でプリアンブルワードと合成されてから変調器33を通り、データバースト信号が送信IF信号となって衛星伝送路へと送出される。基準局では従局が定常状態に移行したら、データバーストでの位置誤差測定を実施し、従局に対する送信タイミング補正演算を行う。

目的

そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、TDMAフレーム内における従局同期バースト領域を削減することができ、TDMAフレーム効率の低下を改善することができる送信同期制御システムを提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
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請求項1

基準局従局との間の回線設定方法が予めデータバーストを特定の従局間に割り当てるプリアサイメント方式と従局からの要求によってダイナミックにデータバーストを従局間に割り当てるデマンドアサイメント方式とが混在している送信同期制御システムであって、前記プリアサイメント方式によって回線設定が行われる従局の送出位置誤差測定を当該従局から常に送出されるデータバーストで実施する手段を前記基準局に有することを特徴とする送信同期制御システム。

請求項2

前記プリアサイメント方式で回線設定を行う従局に対して初期接続を指示する時にプリアサイメント接続であることを示す情報と前記データバーストの送出位置情報とを指示する手段を前記基準局に含み、前記初期接続の完了後にすぐに前記データバーストを前記基準局から指示された位置に送出する手段を前記従局に含み、前記基準局が前記データバーストで前記従局の送出位置誤差測定を実施することによって前記従局に対する送信同期制御を行うよう構成したことを特徴とする請求項1記載の送信同期制御システム。

請求項3

前記デマンドアサイメント方式で回線設定を行う従局に対して初期接続を指示する時にデマンドアサイメント接続であることを示す情報と従局同期バーストの送出位置情報とを指示する手段を前記基準局に含み、前記初期接続の完了後に前記従局同期バーストを前記基準局から指示された位置に送出する手段を前記従局に含み、前記基準局が前記従局同期バーストで前記従局の送出位置誤差測定を実施することによって前記従局に対する送信同期制御を行うよう構成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の送信同期制御システム。

請求項4

前記送信同期制御を時分割多元接続方式にて行うことを特徴とする請求項2または請求項3記載の送信同期制御システム。

技術分野

0001

本発明は送信同期制御システムに関し、特にTDMA(Time Division Multiple Access:時分割多元接続)方式衛星通信システムにおいて基準局バーストを基準時間として複数の従局送出するバースト信号衛星中継器内で衝突しないための送信同期制御に関する。

背景技術

0002

従来、TDMA方式による送信同期制御においては、基準局からの集中制御で送信同期制御が行われる場合に基準局バーストに含まれる制御情報によって従局に対して初期接続指示と従局同期バースト送出位置の指示とが行われている。

0003

初期接続指示を受けた従局は初期接続バーストを送出し、基準局では従局が送出した初期接続バーストの送出位置誤差を測定し、基準局バースト内の制御情報によって従局の送信タイミングの制御を実施する。

0004

初期接続での送信タイミング制御が完了すると、従局は基準局の指示によって従局同期バーストを送出する。初期接続完了後、この従局同期バーストによって基準局での送出位置誤差が測定され、従局の送信タイミング制御を実施することで従局の送信同期が維持される。

0005

ここで、TDMA方式衛星通信システムは複数の地球局が同一の周波数の搬送波を使用し、衛星中継器(トランスポンダ)の対応する周波数帯域時分割的共同利用することによって相互に通信するシステムである。

0006

TDMA方式衛星通信システムでは、一般にTDMAネットワークを管理する基準局と実際のトラヒック情報の通信を行う従局とから構成されている。基準局は基準局バーストに含まれる回線設定情報によって従局に対する送信データバースト及び受信データバーストのバースト番号を指示する。

0007

一方、従局においては指示された送信データバースト番号のタイムスロット位置にデータバースト信号を送信し、また指示された受信データバースト番号のタイムスロット位置のデータバースト信号を受信することによって従局間で相互通信を行う。

0008

上記と同様の通信を行うシステムとしては、特公平2−47139号公報に開示された多方向多重通信方式がある。この多方向多重通信方式では親局送信信号処理器と、多重化器と、変調器と、基準タイミング信号発生器と、時間差検出器と、保守用制御器と、送受信系と、復調器と、受信信号処理器とから構成されている。

0009

一方、子局は送受信系と、復調器と、多重分離器と、受信信号処理器と、タイミング信号再生器と、保守用制御器と、送信信号処理器と、多重化器と、タイミング制御器と、変調器とから構成されている。

0010

この多方向多重通信方式では親局において情報信号送信要求のない子局に対して所定の保守用バースト信号の送出を求めるための保守用ポーリング信号を保守用制御器で生成し、基準タイミング信号発生器での基準フレームによって形成される主信号多重して子局に送信している。保守用ポーリング信号を受信した子局では多重分離器によって親局からの自局向けのポーリング信号を検出し、保守用制御器において自局送信タイミング信号による保守用バースト信号を生成して親局に返送する。

0011

親局では子局から返送されてきた保守用バースト信号と親局内の所定の基準タイミングとの比較照合によって子局の送信タイミング信号の時間のずれを検出し、その時間差検出信号を主信号に多重して子局に送信する。保守用バースト信号を親局に返送した子局は親局からの時間差検出信号を多重分離器によって主信号から分離抽出し、この時間差検出信号を基に子局内の送信タイミング信号のタイミング位相制御調整する。以上の動作によって、子局内の送信タイミング信号を親局内の所定の基準タイミング信号に対して適合する同期状態に保持することができる。

発明が解決しようとする課題

0012

上述した従来の多方向多重通信方式では、送信同期制御をポーリング方式を用いて行っているため、一回の送信同期制御に時間がかかることとなる。特に、ネットワークに参入する子局の数が増大すると、一つの子局に対する送信同期制御周期が長くなってくる。

0013

このポーリング方式による送信同期制御は単に子局の発振器の安定度による送信タイミング補正を行う地上マイクロ波通信システムにおいて発振器が高安定であれば有効な手段であるが、TDMA方式衛星通信システムでは子局に相当する従局の発信器の安定度に加えて衛星のドップラ効果による送信タイミングの補正が必要となり、できるだけ従局に対しては短周期で送信同期制御を実行する必要があり、上記のようなポーリング方式による送信同期制御はTDMA方式衛星通信システムには適さないものといえる。

0014

一般に、TDMA方式衛星通信システムでは送信同期制御のための従局同期バースト信号をトラヒック情報通信の要求がない従局からも常時送出させ、送信同期制御周期の短縮をはかっている。ただし、この場合においても、予めTDMAネットワークに参加する全従局分の従局同期バーストの送出領域TDMAフレーム内に割り当てる必要があり、従局数が多いTDMAシステムではTDMAフレーム内の従局同期バースト領域が増大するため、TDMAフレーム効率が低下してしまうという問題がある。

0015

そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、TDMAフレーム内における従局同期バースト領域を削減することができ、TDMAフレーム効率の低下を改善することができる送信同期制御システムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0016

本発明による送信同期制御システムは、基準局と従局との間の回線設定方法が予めデータバーストを特定の従局間に割り当てるプリアサイメント方式と従局からの要求によってダイナミックにデータバーストを従局間に割り当てるデマンドアサイメント方式とが混在している送信同期制御システムであって、前記プリアサイメント方式によって回線設定が行われる従局の送出位置誤差測定を当該従局から常に送出されるデータバーストで実施する手段を前記基準局に備えている。

0017

すなわち、本発明の送信同期制御システムは、TDMA(Time Division Multiple Access:時分割多元接続)システムにおけるデータバーストの回線設定方式が基準局での集中制御方式である。

0018

また、回線設定方法が予めデータバーストを特定の従局間に割り当てるプリアサイメント方式と従局からの要求によってダイナミックにデータバーストを従局間に割り当てるデマンドアサイメント方式とが混在している場合において、プリアサイメント方式によって回線設定が行われる従局は常にデータバーストが送出されるため、基準局における従局の送出位置誤差測定をデータバーストで実施することでその従局に対する従局同期バーストの送出領域をTDMAフレーム内に割り当てる必要がなくなり、従局数が多いTDMAシステムでのフレーム効率の低下を回避することができる。

0019

より具体的には、基準局においてプリアサイメント方式で回線設定を行う従局に対して初期接続指示時にプリアサイメント接続であることを示す情報とデータバーストの送出位置情報とを指示する。

0020

従局では初期接続完了後にすぐにデータバーストを基準局から指示された位置に送出し、基準局はこのデータバーストで従局の送出位置誤差測定を実施し、従局に対する送信同期制御を行う。

0021

一方、デマンドアサイメント方式で回線設定を行う従局に対しては初期接続指示時にデマンドアサイメント接続であることを示す情報と従局同期バーストの送出位置情報とを指示する。従局では初期接続完了後に従局同期バーストを基準局から指示された位置に送出し、基準局はこの従局同期バーストで従局の送出位置誤差測定を実施し、従局に対する送信同期制御を行う。

0022

本発明ではプリアサイメント方式による回線設定を行う従局の送信同期制御をデータバーストで行うことが可能となる。したがって、その従局に対する従局同期バーストの送出領域をTDMAフレーム内に割り当てる必要がなくなるため、従局数が多いTDMAシステムでのTDMAフレーム効率が低下することを回避することが可能となる。

発明を実施するための最良の形態

0023

次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による送信同期制御システムの基準局の構成を示すブロック図であり、図2は本発明の一実施例による送信同期制御システムの従局の構成を示すブロック図である。

0024

これらの図において、本発明の一実施例による送信同期制御システムの基準局は回線プラン制御器1と、タイミング発生器2と、基準局バースト生成器3と、プリアンブルワード生成器4と、合成器5と、変調器6と、復調器7と、UW(ユニークワード検出器8と、送出位置誤差測定器9と、記憶回路10とから構成されている。

0025

また、本発明の一実施例による送信同期制御システムの従局は復調器21と、UW検出器22と、受信タイミング発生器23と、多重分離器24と、バースト送出制御器25と、送信タイミング発生器26と、初期接続バースト生成器27と、従局同期バースト生成器28と、データバースト生成器29と、多重化器30と、プリアンブルワード生成器31と、合成器32と、変調器33とから構成されている。

0026

図3は本発明の一実施例による基準局バーストのバーストフォーマットを示す図である。図において、基準局バーストはキャリア再生ビット(CR)と、クロック再生ビット(BTR)と、ユニークワード(UW)と、回線設定制御情報と、定常同期制御情報と、初期接続制御情報とから構成されている。

0027

定常同期制御情報は実行従局番号(STN)と、送出位置誤差情報(Delay)とから構成されている。初期接続制御情報は実行従局番号(STN)と、回線設定実行モード(P/D)と、送信同期制御用バースト送出番号BST No)と、送出位置誤差情報(Delay)とから構成されている。

0028

ここで、回線設定実行モードにPが設定されている場合にはプリアサイメントを示し、Dが設定されている場合にはデマンドアサイメントを示している。また、送信同期制御用バースト送出番号としてはプリアサイメント時にデータバースト送出番号が設定され、デマンドアサイメント時に従局同期バースト送出番号が設定される。

0029

図4(a)はデマンドアサイメント方式で回線設定を行う従局での初期接続動作を示す図であり、図4(b)はプリアサイメント方式で回線設定を行う従局での初期接続動作を示す図である。これらの図において、Rは基準局バースト、N1〜Nnは従局同期バースト、DB1〜DBmはデータバースト、ACQは初期接続バーストを夫々示している。

0030

これら図1図4を参照して本発明の一実施例による送信同期制御システムの制御方法について詳細に説明する。まず、初期接続動作において、プリアサイメント方式で回線設定を行う従局に対して説明を行う。

0031

回線プラン制御器1にプラン情報101が指示され、基準局バーストを送出する任意のタイミングにおいて基準局バースト制御情報102が基準局バースト生成器3に送られ、タイミング発生器2から出力されるバースト送出ゲート信号103によって基準局バーストデータ104が出力される。基準局バースト制御情報102には、図3に示す基準局バーストの初期接続制御情報にプリアサイメント方式による回線設定を行うことを示す情報(P)とデータバーストの送出位置情報(BST No)とが含まれる。

0032

バースト送出ゲート信号103はプリアンブルワード生成器4にも入力され、プリアンブルデータ105が出力される。基準局バーストデータ104とプリアンブルデータ105とは合成器5によって合成され、基準局バースト信号106が生成される。基準局バースト信号106は変調器6に入力され、IF信号107となって衛星伝送路(図示せず)へ出力される。

0033

一方、初期接続を実施する従局では受信IF信号201が復調器21に入力されると、復調器21から復調データ202が出力される。UW検出器22は復調データ202から基準局バーストのユニークワードを検出し、受信タイミング発生器23にユニークワード検出信号203をTDMAフレームの基準信号として出力する。

0034

復調データ202は多重分離器24にも入力され、受信タイミング発生器23から出力される基準局バーストデータラッチ信号204によって基準局バースト内の制御データが分離される。分離された基準局制御データ205はバースト送出制御器25に入力され、基準局バーストの初期接続制御情報の実行従局番号と自局とが同一番号であれば初期接続動作を開始する。

0035

バースト送出制御器25は送信タイミング発生器26に初期接続バースト用のバースト送出制御情報206を出力する。送信タイミング発生器26はTDMAフレームの初期接続実行エリアの中央に初期接続バースト(ACQ)を送出するタイミングで初期接続バーストゲート信号207を初期接続バースト生成器27に出力する。

0036

初期接続バースト生成器27では初期接続バーストデータ208を発生させ、多重化器30に送出する。多重化器30は初期接続バースト生成器27からの初期接続バーストデータ208を送信バーストデータ214として出力する。また、送信タイミング発生器26から出力されるプリアンブルワード送出ゲート信号213はプリアンブルワード生成器31に取り込まれ、プリアンブルワード生成器31からプリアンブルデータ215が出力される。

0037

送信バーストデータ214とプリアンブルデータ215とは合成器32によって合成され、送信バースト信号216が生成される。送信バースト信号216は変調器33に入力され、送信IF信号217となって初期接続バースト(ACQ)が衛星伝送路ヘと出力される。

0038

衛星伝送路を介して送られてくる初期接続バースト(ACQ)は基準局において受信IF信号108から取り込まれ、復調器7に入力され復調データ109が出力される。UW検出器8は復調データ109から初期接続バースト(ACQ)のユニークワードを検出し、送出位置誤差測定器9にユニークワード検出信号110を出力する。

0039

送出位置誤差測定器9では位置誤差測定ゲート信号111を取り込み、TDMAフレーム上の従局同期バースト(N1〜Nn)とデータバースト(DB1〜DBm)及び初期接続バースト(ACQ)のユニークワード検出位置と最適検出タイミング位置との誤差を測定する。測定した結果は位置誤差測定データ112として出力され、バーストカウント信号113を用いて基準局バースト以外のすべてのバースト送出位置誤差データが記憶回路10に記憶される。

0040

初期接続バースト(ACQ)の位置誤差測定データは位置誤差情報114で回線プラン制御器1に取り込まれ、初期接続を行つている従局に対する送信タイミング補正の演算を行う。この送信タイミング補正情報は基準局バーストの初期接続制御情報の送出位置誤差情報(Delay)として従局に通知される。

0041

送出位置誤差情報が含まれた基準局バーストは従局の多重分離器24で抽出され、バースト送出制御器25に取り込まれる。バースト送出制御器25は基準局から指示された送出位置誤差情報を基に、送信タイミング発生器26の送信タイミング補正を実施する。

0042

従局では送信タイミング補正された結果で再び、初期接続バースト(ACQ)を基準局に送出し、基準局からの送出位置誤差情報が最適値となったら、従局は定常状態による送信同期へと移行する。

0043

定常状態への移行時、基準局バーストの初期接続制御情報で指示されたデータバースト送出番号がバースト送出制御情報206として送信タイミング発生器26に指示される。送信タイミング発生器26ではデータバースト番号の位置でデータバースト送出ゲート信号211を発生し、データバースト生成器29に取り込まれ、データバーストデータ212を出力する。

0044

データバーストデータ212は多重化器30を通り、合成器32でプリアンブルワード215と合成され、変調器33を通り、データバースト信号が送信IF信号となって衛星伝送路へと送出される。

0045

従局が定常状態に移行したら、基準局ではデータバーストでの位置誤差測定を実施し、回線プラン制御器1に取り込まれ、従局に対する送信タイミング補正の演算を行う。この送信タイミング補正情報は図3に示す基準局バーストの定常同期制御情報の送出位置誤差情報(Delay)として従局に通知され、従局は定常状態時において、基準局バーストの定常同期制御情報の送出位置誤差情報を基に送信タイミング補正を実行する。

0046

次に、初期接続動作において、デマンドアサイメント方式で回線設定を行う従局について説明を行う。

0047

回線プラン制御器1にプラン情報101が指示され、基準局バーストを送出するが、この時、基準局バースト制御情報102には、図3に示す基準局バーストの初期接続制御情報にデマンドアサイメント方式による回線設定を行うことを示す情報(D)と従局同期バーストの送出位置情報とが含まれる。初期接続バースト送出時の動作はプリアサイメント方式による初期接続時と同様の動作を行う。

0048

定常状態への移行時、基準局バースト内の初期接続制御情報で指示された同期バースト情報がバースト送出制御情報206として送信タイミング発生器26に指示される。送信タイミング発生器26から指示された同期バースト番号の位置で従局同期バースト送出ゲート信号209を発生し、従局同期バースト生成器28に取り込まれ、従局同期バーストデータ210を出力する。従局同期バーストデータ210は多重化器30を通り、合成器32でプリアンブルワード215と合成され、変調器33を通り、従局同期バーストが送信IF信号となって衛星伝送路へと送出される。

0049

従局が定常状態に移行したら、基準局では従局同期バーストでの位置誤差測定を実施し、回線プラン制御器1に取り込まれ、従局に対する送信タイミング補正の演算を行う。この送信タイミング補正情報は基準局バースト内の定常同期制御情報の送出位置誤差情報(Delay)として従局に通知され、従局は定常状態時において基準局バースト内の定常同期制御情報の送出位置誤差情報を基に従局の送信タイミング補正を実行する。

0050

このように、回線設定方法が予めデータバーストを特定の従局間に割り当てるプリアサイメント方式と従局からの要求によってダイナミックにデータバーストを従局間に割り当てるデマンドアサイメント方式とが混在している場合において、プリアサイメント方式によって回線設定が行われる従局に対する基準局での送出位置誤差測定をデータバーストで実施することによって、その従局に対する従局同期バーストの送出領域をTDMAフレーム内に割り当てる必要がなくなり、従局数が多いTDMAシステムでのフレーム効率の低下を回避することができる。

0051

つまり、基準局においてプリアサイメント方式で回線設定を行う従局に対して初期接続指示時にプリアサイメント接続であるを示す情報とデータバーストの送出位置情報とを指示し、従局において初期接続完了後にすぐにデータバーストを基準局から指示された位置に送出し、基準局でそのデータバーストを基に従局の送出位置誤差測定を実施し、従局に対する送信同期制御を行っている。

0052

一方、デマンドアサイメント方式で回線設定を行う従局に対しては初期接続指示時にデマンドアサイメント接続であることを示す情報と従局同期バーストの送出位置情報とを指示し、従局において初期接続完了後に従局同期バーストを基準局から指示された位置に送出し、基準局でその従局同期バーストを基に従局の送出位置誤差測定を実施し、従局に対する送信同期制御を行っている。

0053

したがって、プリアサイメント方式による回線設定を行う従局の送信同期制御をデータバーストで行うことができ、その従局に対する従局同期バーストの送出領域をTDMAフレーム内に割り当てる必要がなくなるため、従局数が多いTDMAシステムでのTDMAフレーム効率が低下することを回避することができる。

発明の効果

0054

以上説明したように本発明によれば、基準局と従局との間の回線設定方法が予めデータバーストを特定の従局間に割り当てるプリアサイメント方式と従局からの要求によってダイナミックにデータバーストを従局間に割り当てるデマンドアサイメント方式とが混在している送信同期制御システムにおいて、プリアサイメント方式によって回線設定が行われる従局の送出位置誤差測定を当該従局から常に送出されるデータバーストを基に基準局で実施することによって、TDMAフレーム内における従局同期バースト領域を削減することができ、TDMAフレーム効率の低下を改善することができるという効果がある。

図面の簡単な説明

0055

図1本発明の一実施例による送信同期制御システムの基準局の構成を示すブロック図である。
図2本発明の一実施例による送信同期制御システムの従局の構成を示すブロック図である。
図3本発明の一実施例による基準局バーストのバーストフォーマットを示す図である。
図4(a)はデマンドアサイメント方式で回線設定を行う従局での初期接続動作を示す図、(b)はプリアサイメント方式で回線設定を行う従局での初期接続動作を示す図である。

--

0056

1回線プラン制御器
2タイミング発生器
3基準局バースト生成器
4,31プリアンブルワード生成器
5,32合成器
6,33変調器
7,21復調器
8,22 UW検出器
9送出位置誤差測定器
10記憶回路
23受信タイミング発生器
24多重分離器
25 バースト送出制御器
26送信タイミング発生器
27初期接続バースト生成器
28従局同期バースト生成器
29データバースト生成器
30 多重化器

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