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図面 (20)

課題

待ち時間が短くて、データ転送時間効率が良好な電子データ処理システムを提供する。

解決手段

電子カード1と、その電子カード1が収納可能なディスクカートリッジ形の電子データ処理アダプター2と、ディスクドライブ装置4を内蔵した電子データ処理装置3を備え、電子カード1を電子データ処理アダプター2に収納し、それを電子データ処理装置3のディスクドライブ装置4に装着することにより、電子データ処理アダプター2を介して電子カード1と電子データ処理装置3の間でデータの授受を行なう電子データ処理システムにおいて、電子データ処理アダプター2内に同期信号発生手段を設け、その同期信号発生手段から発生するデータ転送用の同期信号に基づいて電子カード1と電子データ処理装置3の間でデータの授受が行なわれるように構成されていることを特徴とする。

概要

背景

従来、この種の電子データ処理システムとして各種の提案がなされている(例えば特開平5−127832号公報、特表平6−509194号公報など)。図30は特表平6−509194号公報に記載されたアダプター概略構成図である。

通常のディスクカートリッジとほぼ同じ形状をした合成樹脂製のアダプター本体100の内側にはICカード101が収納できるカード収納部102が形成され、その内側に接点部103が設けられている。

接点部103はプロセッサ104に接続され、プロセッサ104にはデータメモリ105、磁気インターフェース106、電池107、電流制御器108などがそれぞれ接続されている。電流制御器108には固定子109が接続され、この固定子109と対向するように回転子110が配置されている。

ICカード101、プロセッサ104、データメモリ105への給電は、電池107からもできるし、また固定子109と回転子110の対からなる発電手段からでも給電できるようになっている。すなわち、ICカード101を収納したアダプター本体100を通常のディスクドライブ装置に装着すると、そのドライブ装置により前記回転子110が回転駆動され、それにより発電して、電流制御器108を介して給電できるシステムになっている。

概要

待ち時間が短くて、データ転送時間効率が良好な電子データ処理システムを提供する。

電子カード1と、その電子カード1が収納可能なディスクカートリッジ形の電子データ処理アダプター2と、ディスクドライブ装置4を内蔵した電子データ処理装置3を備え、電子カード1を電子データ処理アダプター2に収納し、それを電子データ処理装置3のディスクドライブ装置4に装着することにより、電子データ処理アダプター2を介して電子カード1と電子データ処理装置3の間でデータの授受を行なう電子データ処理システムにおいて、電子データ処理アダプター2内に同期信号発生手段を設け、その同期信号発生手段から発生するデータ転送用の同期信号に基づいて電子カード1と電子データ処理装置3の間でデータの授受が行なわれるように構成されていることを特徴とする。

目的

本発明の第1の目的は、このような従来技術の欠点を解消し、待ち時間が短くて、データ転送の時間効率が良好な電子データ処理システムとそれに用いる電子データ処理アダプターを提供することにある。

本発明の第2の目的は、データ処理などの制御に好適な小型発電機を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

この技術が所属する分野

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請求項1

電子カードと、その電子カードが収納可能なディスクカートリッジ形の電子データ処理アダプターと、ディスクドライブ装置を内蔵した電子データ処理装置を備え、前記電子カードを前記電子データ処理アダプターに収納し、それを前記電子データ処理装置のディスクドライブ装置に装着することにより、電子データ処理アダプターを介して電子カードと電子データ処理装置の間でデータの授受を行なう電子データ処理システムにおいて、前記電子データ処理アダプター内同期信号発生手段を設け、その同期信号発生手段から発生するデータ転送用の同期信号に基づいて前記電子カードと電子データ処理装置の間でデータの授受が行なわれるように構成されていることを特徴とする電子データ処理システム。

請求項2

電子カードが収納されるカード収納部と、ディスクドライブ装置の磁気ヘッドが挿入される磁気ヘッド挿入口と、その磁気ヘッド挿入口の内側に設けられた磁気インターフェースと、データ処理に必要な電子部品を搭載した回路基板とを有する電子データ処理アダプターにおいて、内部にデータ転送用の同期信号を発生する同期信号発生手段を設けたことを特徴とする電子データ処理アダプター。

請求項3

周方向に複数の磁極を有する回転可能なマグネットと、コイル巻装ギャツプを介して前記マグネットに対向するように設置されたコアを有し、前記マグネットの1回転によって得られる複数サイクル出力波形のうち少なくとも1サイクルの出力波形が他の1サイクルの出力波形と異なり、その異形波形を同期信号として出力することを特徴とする小型発電機

技術分野

0001

本発明は、例えば電子マネーシステム医療診察システム電子乗車券システムなどの各種情報処理システムで使用される電子カード(例えばICカード)を汎用パーソナルコンピュータなどの電子データ処理装置に接続して、相互間のデータの授受を行なう電子データ処理システム、ならびにそれに用いる電子データ処理アダプター(以下、単にアダプターと略記する)、ならびに小型発電機に関するものである。

背景技術

0002

従来、この種の電子データ処理システムとして各種の提案がなされている(例えば特開平5−127832号公報、特表平6−509194号公報など)。図30は特表平6−509194号公報に記載されたアダプターの概略構成図である。

0003

通常のディスクカートリッジとほぼ同じ形状をした合成樹脂製のアダプター本体100の内側にはICカード101が収納できるカード収納部102が形成され、その内側に接点部103が設けられている。

0004

接点部103はプロセッサ104に接続され、プロセッサ104にはデータメモリ105、磁気インターフェース106、電池107、電流制御器108などがそれぞれ接続されている。電流制御器108には固定子109が接続され、この固定子109と対向するように回転子110が配置されている。

0005

ICカード101、プロセッサ104、データメモリ105への給電は、電池107からもできるし、また固定子109と回転子110の対からなる発電手段からでも給電できるようになっている。すなわち、ICカード101を収納したアダプター本体100を通常のディスクドライブ装置に装着すると、そのドライブ装置により前記回転子110が回転駆動され、それにより発電して、電流制御器108を介して給電できるシステムになっている。

発明が解決しようとする課題

0006

このデータ処理システムにおいて、アダプターを介して電子カードとデータ処理装置の間でデータの授受を行なう際、ディスクドライブ装置の回転に同期したデータ転送用同期信号が必要である。ところで従来のこの種の電子データ処理システムでは、前記同期信号系とは非同期でデータの授受を行なっている。従って電子カードとデータ処理装置の間で同期の不整合が発生し、1アクセスに対して最大ディスク1回転に相当する待ち時間(約200ms)が必要となり、電子データ処理装置と電子カードとの間のデータ転送に時間がかかり効率が悪いという欠点を有している。

0007

本発明の第1の目的は、このような従来技術の欠点を解消し、待ち時間が短くて、データ転送の時間効率が良好な電子データ処理システムとそれに用いる電子データ処理アダプターを提供することにある。

0008

本発明の第2の目的は、データ処理などの制御に好適な小型発電機を提供することにある。

課題を解決するための手段

0009

前記第1の目的を達成するため、第1の本発明は、電子カードと、その電子カードが収納可能なディスクカートリッジ形の電子データ処理アダプターと、ディスクドライブ装置を内蔵した電子データ処理装置を備え、前記電子カードを前記電子データ処理アダプターに収納し、それを前記電子データ処理装置のディスクドライブ装置に装着することにより、電子データ処理アダプターを介して電子カードと電子データ処理装置の間でデータの授受を行なう電子データ処理システムを対象とするものである。

0010

そして前記電子データ処理アダプター内に同期信号発生手段を設け、その同期信号発生手段から発生するデータ転送用の同期信号に基づいて前記電子カードと電子データ処理装置の間でデータの授受が行なわれるように構成されていることを特徴とするものである。

0011

前記第1の目的を達成するため、第2の本発明は、電子カードが収納されるカード収納部と、ディスクドライブ装置の磁気ヘッドが挿入される磁気ヘッド挿入口と、その磁気ヘッド挿入口の内側に設けられた磁気インターフェースと、データ処理に必要な電子部品を搭載した回路基板とを有する電子データ処理アダプターにおいて、内部にデータ転送用の同期信号を発生する同期信号発生手段を設けたことを特徴とするものである。

0012

前記第2の目的を達成するため、第3の本発明は、周方向に複数の磁極を有する回転可能なマグネットと、コイル巻装ギャツプを介して前記マグネットに対向するように設置されたコアを有する小型発電機において、前記マグネットの1回転によって得られる複数サイクル出力波形のうち少なくとも1サイクルの出力波形が他の1サイクルの出力波形と異なり、その異形波形を同期信号として出力することを特徴とするものである。

発明を実施するための最良の形態

0013

第1ならびに第2の本発明は前述のように、電子データ処理アダプターの内部にデータ転送用の同期信号を発生する同期信号発生手段を設けているため、データ処理装置内のディスクドライブ装置と電子データ処理アダプターの間で、同期信号を基にしたデータ転送を実行することが可能となり、データ転送の時間効率が良好な電子データ処理システムとそれに用いる電子データ処理アダプターを提供することができる。

0014

第3の本発明は前述のように、異形波形を作りそれを同期信号として出力することができるから、この同期信号がデータ処理や他の制御に用いられるから制御に好適な小型発電機を提供することができる。

0015

以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態に係るアダプターの平面図、図2はそのアダプターの側面図、図3はそのアダプターの底面図、図4は後述する回転体マグネットリング、コアなどを取り付けた下銘板の平面図、図5はその回転体、マグネットリング、コアなどの拡大平面図、図6図4のA−A線上で切断したアダプターの拡大断面図、図7図6のY部の拡大図、図8そのアダプターの発電システムのブロック構成図、図9そのアダプターを用いる電子データ処理システムの概略説明図である。

0016

この電子データ処理システムは図9に示すように、ICカード1と、そのICカード1が収納可能なディスクカートリッジ形のアダプター2と、例えばディスクトップ形やノートブック形の汎用のパーソナルコンピュータおよび各種ワークステーションなどの電子データ処理装置3とから主に構成されている。

0017

同図に示すように、ICカード1をアダプター2に収納し、それを電子データ処理装置3のディスクドライブ装置4に装着することにより、アダプター2を介してICカード1と電子データ処理装置3の間でデータの授受を行なうシステムになっている。

0018

次にアダプター2の構成について説明する。アダプター2は図1ならびに図3に示すように汎用の3.5インチディスクカートリッジと同じで、外形寸法が約94mm(W)×90mm(L)×3.5mm(T)となっている。

0019

アダプター2は図6に示すように、ディスクカートリッジとほぼ同じ形状と広さを有する下銘板6と、その下銘板6の少なくとも外周部に一体にモールドまたは(熱)接着されたABS樹脂などからなる合成樹脂製のフレーム7と、ディスクカートリッジとほぼ同じ形状と広さを有してフレーム7上に一体に接合された上銘板8とから構成されたケース本体5を備えている。

0020

前記下銘板6と上銘板8は例えば板厚が0.2mmのステンレス鋼板などの耐折曲げ性に優れた金属薄板からなり、ディスクカートリッジと同じ位置にヘッド挿入口9がそれぞれ形成され、さらに下銘板6中央部に駆動軸挿入開口部10が形成され、その内側にステンレス鋼などの金属板からなる円盤状の回転体11が回転自在に配置されている。

0021

図5に示されているように回転体11は汎用の3.5インチディスクカートリッジの回転ハブと同じように中央部にディスクドライブ装置のモータ軸12が挿入される正方形中央穴13と、ディスクドライブ装置の駆動ピン14が挿入される長方形駆動ピン穴15が、それぞれ設けられている。これら中央穴13ならびに駆動ピン穴15は有底状の穴でも、貫通した穴でも構わない。また中央穴13と駆動ピン穴15が1つになり、駆動ピン14と係合する非円形穴でも構わない。

0022

回転体11の外周にマグネットリング16が一体に接合されて、マグネットリング16は周方向に沿って多極(本実施の形態では12磁極)に着磁されている。

0023

このマグネットリング16を取り囲むようにほぼ環状の例えば打ち抜いたパーマロイアモルファスなどからなるコア17が配置され、放射状に延びた多数の磁極部にそれぞれコイル18が巻装されている。このコア17のマグネットリング16と対向する内側には、例えばガラスなどからなる非磁性体36が所定の間隔をおいて設けられ、隣接するコア部分どうしが磁気的に隔離されている。

0024

コア17の外周部には複数個(本実施の形態では4個所)の大き目の取付穴19が一体にまたはコア17に連結された別の部材に形成され、この取付穴19には下銘板6から突設された取付ピン20が遊嵌され、取付穴19と取付ピン20の間に隙間が形成されている(図5図6参照)。この取付穴19と取付ピン20とによりコア17が多少水平方向に変位可能に取り付けられ、各種ディスクドライブ装置との位置的な整合性がとられている。図6に示すように取付ピン20の上下端部は下銘板6と中間金属板26(後述する)にそれぞれ接合しているため、アダプター2が上下動してもコア17が取付ピン20から外れることはない。

0025

前記マグネットリング16の外周とコア17の内周とのギャップGは図7に示すように多数のボールベアリング21によって保持されている。すなわちマグネットリング16の外周面とコア17の内周面に浅いベアリング溝22,22がそれぞれ形成され、その間に多数のボールベアリング21をほぼ連続して介在することにより、微細なギャップG(本実施の形態では0.3mm)が周方向に沿って一定に形成され、かつ、マグネットリング16(回転体11)がコア17に回転自在にカップリング(保持)されている。

0026

本実施の形態ではボールベアリング21を用いたが、ボールベアリング21を用いない場合は、マグネットリング16の外周面とコア17の内周面を例えば凹状および凸状の形状にして、その接合面に耐磨耗性に優れたフッ素系樹脂などの材料をコートしてもよい。

0027

図8は、本発明に係る発電システムのブロック構成図である。同図に示すようにマグネットリング16の回転(300〜360rpm)に伴って発生した交流は、整流平滑化回路23で整流、平滑化され、その後DC/DC変換器24で所望の電圧に調整されてICカード1やアダプター2内のアナログ回路ゲート回路、CPUなどの電源として供給される。

0028

図1図3ならびに図6に示すように前記ヘッド挿入口9の内側には、磁気インターフェースアッセンブリ25が取り付けられている。磁気インターフェースアッセンブリ25は、途中にギャプを有する薄いコアと、そのコアに巻装された信号用コイル29(図9参照)と、前記コアと信号用コイル29を両面から挟んだラミネートフィルムなどを備えている。ヘッド挿入口9はこのラミネートフィルムで閉塞されて、ヘッド挿入口9からのゴミ類侵入が防止できる。

0029

図6に示すように下銘板6と上銘板8の間にステンレス鋼板からなる中間板26が設置されて、それによって上銘板8と中間板26の間にカード収納部27が形成され、このカード収納部27はケース本体5の側面に形成されたカード出入口28(図1図2参照)と連通している。図示していないがカード収納部27を臨むように複数本コンタクトピンが設けられており、ICカード1の外表面に設けられている接触端子30(図9参照)と接触するようになっている。

0030

図1に示すように上銘板8のカード出入口28付近に、ICカード1の挿入方向を表示する表示部31が印刷されている。またこの表示部31の近くに指腹の一部が挿入可能な楕円形をした指挿入穴32が設けられている。

0031

図示していないがアダプター2内には回路上、ICカードインターフェース制御部、ワークエリア送受信バッフア,ステータスなどの機能を有する例えばBufler−RAMおよびプログラム格納用ROMなどのメモリ中央制御部(CPU)、クロック制御部、電源制御部、コイル信号変換部、アナログ信号処理部などを備えている。

0032

通常使用されているICカード1は、磁気ストライプを併設している。この磁気ストライプに対する磁気的影響を避けるため、例えば図6に示す下銘板6、上銘板8ならびに中間金属板26などを磁気シールド性のある材料で構成すれば、外部およびアダプター2内の発電用マグネットリング16からの磁気的影響を避けることができる。

0033

次に本発明に係る電子データ処理システムの動作について説明する。図9に示すようにICカード1をアダプター2のカード出入口28から挿入し、ICカード1の接触端子30をコンタクトピンに接触させることにより、ICカード1とアダプター2とが電気的に接続された状態となる。ICカード1の一部が指挿入穴32(図1参照)から露呈するから、その状態を見てアダプター2にICカード1が挿入されていることを確認することができる。

0034

ICカード1を完全に収納したアダプター2を電子データ処理装置3のディスクドライブ装置4に挿入することにより、磁気ヘッド33(図9参照)がヘッド挿入口9から挿入されて磁気インターフェースアッセンブリ25の信号コイル29と近接対向して、データ処理装置3はアダプター2を介してICカード1との間でデータ通信が可能になり、後述するデータ転送用の同期信号に基づいて所望のデータの書込みあるいは読出しがなされる。

0035

データの書込みあるいは読出しが終了してディスクドライブ装置4のイジェクトボタン(図示せず)を押すと、磁気ヘッド33が信号コイル29(ヘッド挿入口9)から離れるとともに、通常のディスクカートリッジと同様にディスクドライブ装置4からアダプター2が自動排出される。そして指挿入穴32から例えば親指の指腹を挿入してICカード1を排出方向にスライドすれば、ICカード1をアダプター2から容易に取り出すことができる。

0036

図10ないし図12は、本発明の第1の実施の形態を説明するための図である。図10に示すようにマグネットリング16はその周方向に沿って12極に着磁されているが、そのうちの1極(S’,N’)は他の11極(S,N)よりも磁化の強さが弱くなっている(S’<S,N’<N)。

0037

一方、コア17に巻装されるコイル18も12個(N1〜N12)あるが、図11に示すようにそのうち1つのコイルN1は他のものとは独立して同期信号検出用コイルとなっており、他のコイルN2〜12は発電用として直列接続され、各コイルN2〜12の誘起電力加算された形で取り出される。

0038

従ってディスクドライブ装置によりマグネットリング16が1回転すると同期信号検出用コイルN1から12サイクルの波形が得られ、前記11極(S,N)の磁極がコイルN1を通過するときにはv(t)の起電力が検出されるが、磁化の強さの弱い1極(S’,N’)がコイルN1を通過するときにはv’(t)まで起電力が低下する。この出力の低い波形はマグネットリング16(ディスクドライブ装置のモータ軸)が1回転する度毎に周期的に1回検出され、その検出信号をデータ転送用の同期信号として利用する。

0039

本実施の形態では1極を他の11極よりも磁化の強さを弱くしたが、反対に磁化の強さを強くして、他の出力波形との違いをもたせることもできる。

0040

図13ないし図15は、本発明の第2の実施の形態を説明するための図である。図13に示すようにマグネットリング16はその周方向に沿って12極に着磁されているが、そのうちの1極(S’’,N’’)は他の11極(S,N)よりも周方向の長さが短く又は長くなっており(本実施の形態では短くなっている)、隣接する磁極との間に非磁化領域40が設けられている。なお、12極の磁化の強さは同じである。

0041

一方、コア17に巻装されるコイル18も12個(N1〜N12)あるが、図14に示すようにそのうち1つのコイルN1は他のものとは独立して同期信号検出用コイルとなっており、他のコイルN2〜12は発電用として直列接続され、各コイルN2〜12の誘起電力が加算された形で取り出される。

0042

従ってディスクドライブ装置によりマグネットリング16が1回転すると同期信号検出用コイルN1から12サイクルの波形が得られ、前記11極(S,N)の磁極がコイルN1を通過するときに得られる出力波形の周期はP0 であるが、長さの短い1極(S’’,N’’)がコイルN1を通過するときに得られる出力波形の周期はP1 となる(P0 >P1 )。この周期の短い波形はマグネットリング16(ディスクドライブ装置のモータ軸)が1回転する度毎に周期的に1回検出され、その検出信号をデータ転送用の同期信号として利用する。

0043

なお、前記第1ならびに第2の実施の形態では、コイルN1〜12のターン数は同一とした。

0044

また前記第1の実施の形態と第2の実施の形態を組み合わせた構成、すなわちマグネットリング16の1極を他の11極よりも磁化の強さを強くまたは弱くし、かつコア17の磁極部の長さを長くまたは短くして、同様に同期信号を得ることもできるる。

0045

図16ないし図19は、本発明の第3の実施の形態を説明するための図である。前記第1ならびに第2の実施の形態では同期信号検出用コイルと発電用コイルを別にしたが、本実施の形態では同期信号検出用と発電用を兼ねた例である。

0046

図16に示すようにマグネットリング16はその周方向に沿って12極に着磁されているが、そのうちの1極(S’,N’)は他の11極(S,N)よりも磁化の強さが弱くなっている(S’<S,N’<N)。

0047

一方、コア17に巻装されるコイル18も12個(N1〜N12)あって図17に示すように直列接続されているが、そのうち1つのコイルN1は他のものとはターン数が少ない(N1のターン数<N2〜N12のターン数)。図18はコイルのターン数と起電力との関係を示す特性図で、この図から明らかなようにコイルのターン数が減れば起電力もそれに比例して低くなり、例えばN1のターン数を1900ターン、N2〜N12のターン数2300ターンにすれば、ターン数の違いだけで起電力の約0.5Vの差をもたせることができる。

0048

従ってディスクドライブ装置によりマグネットリング16が1回転すると12サイクルの波形が得られが、磁化の強さの弱い1極(S’,N’)がターン数の少ないコイルN1を通過したときにはv’’(t)まで起電力が低下する。この出力の低い波形はマグネットリング16(ディスクドライブ装置のモータ軸)が1回転する度毎に周期的に1回検出され、その検出信号をデータ転送用の同期信号として利用する。

0049

本実施の形態ではコイルN1のターン数を他のコイルN2〜N12のターン数よりも少なくして、かつマグネットリング16のうちの1極を他の11極よりも磁化の強さを弱くしたが、反対にコイルN1のターン数を他のコイルN2〜N12のターン数よりも多くして、かつ1極の磁化の強さを強くして、他の出力波形との違いをもたせることもできる。

0050

図20ならびに図21は、本発明の第4の実施の形態を説明するための図である。この実施の形態の場合、図20に示すようにマグネットリング16の外周面の1個所に台形状または三角状に窪んだ切欠部41が形成され、またマグネットリング16の外周面に臨むようにマイクロスイッチ42が設置され、それの検出端43がマグネットリング16の外周面に常に軽く弾接している。

0051

そして回転体11が回転することにより前記マイクロスイッチ42の検出端43が切欠部41に周期的に落ち込み、それによってマイクロスイッチ42から得られる検出信号をデータ転送用の同期信号として用いる仕組みになっている。

0052

本実施の形態では回転体11に切欠部41を形成したが、切欠部41の代わりに突出部を形成して、それの通過をマイクロスイッチ42で検出してもよい。前述のようにこの形態は、回転体11に切欠部41や突出部などの変形部を形成して、この変形部の通過をマイクロスイッチ42などにより機械的に検出し、その変形部通過信号を同期信号として用いる例である。

0053

図22は、本発明の第5の実施の形態を説明するための図である。この実施の形態の場合、マグネットリング16はその周方向に沿って12極に着磁されているが、そのうちの1極(S’,N’)は他の11極(S,N)よりも磁化の強さが強くまたは弱くなっている(S’≠S,N’≠N)。またマグネットリング16の外周面近傍には、磁気感応スイッチとしてのホール素子45が設置されている。

0054

そして回転体11の回転に伴って磁化の強さが他とは異なるS’,N’極が周期的に通過したことを前記ホール素子45で検出して、その検出信号をデータ転送用の同期信号として用いる仕組みになっている。

0055

図23ならびに図24は、本発明の第6の実施の形態を説明するための図である。この実施の形態の場合、マグネットリング16はその周方向に沿って12極に着磁され、各磁極の強さは等しくなっている。図23ならびに図24に示すようにマグネットリング16よりも内側の回転体11の上面に1つの磁性体46が固着され、この磁性体46の回転領域の上方に位置するように中間金属板26の下面にホール素子45が設置されている(図24参照)。

0056

そして回転体11の回転に伴って磁性体46が周期的に通過したことを前記ホール素子45で検出して、その検出信号をデータ転送用の同期信号として用いる仕組みになっている。従って前記第5,第6の実施の形態は、回転体11に磁性体(磁極S’,N’または磁性体46)を設け、この磁性体の通過をホール素子45などの磁気感応スイッチで磁気的に検出し、その磁性体通過信号を同期信号として用いる例である。

0057

図25ないし図27は、本発明の第7の実施の形態を説明するための図である。この実施の形態の場合、マグネットリング16の外周面の1個所に例えばアルミ箔塗料などからなる光反射部47が設けられ(図26図27参照)、このマグネットリング16の外周面に臨むように発光素子受光素子とからなる反射式光学スイッチ48が設置されている(図25図26参照)。

0058

そして回転体11の回転に伴って光反射部47が周期的に通過したことを前記光学スイッチ48で検出して、その検出信号をデータ転送用の同期信号として用いる仕組みになっている。

0059

図28ならびに図29は、本発明の第8の実施の形態を説明するための図である。この実施の形態は、回転体11に形成された駆動ピン穴15を光透過部49として利用して同期信号を得る例を示している。すなわち図29に示すように中間金属板26の駆動ピン穴15と対向する所に発光素子50が設置され、その真下の下銘板6の上に受光素子51が設置されている。発光素子50と受光素子51とで、光学スイッチが構成されている。

0060

なお、発光素子50と受光素子51の位置は図28に示すように、駆動ピン穴15の回転領域内でかつ駆動ピン14の回転領域52外に設定されている。この実施の形態では、回転体11の駆動ピン穴15が光透過部49となり、回転体11の他の部分が光遮断部となる。

0061

そして回転体11の回転に伴って駆動ピン穴15(光透過部49)が周期的に通過したことを前記受光素子51で検出して、その検出信号をデータ転送用の同期信号として用いる仕組みになっている。

0062

この実施の形態では駆動ピン穴15を光透過部49として利用したが、光透過部49を駆動ピン穴15より別に形成しても構わない。前記第7,第8の実施の形態は、回転体11に光反射部47または光透過部49(あるいは光遮断部)を設け、その光反射部47または光透過部49(あるいは光遮断部)の通過を光学スイッチで光学的に検出し、その通過信号を同期信号として用いる例である。

0063

前記実施の形態では、アダプターと電子カードとがコンタクトピンと接触端子を介して接続される例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばアダプターと電子カードにそれぞれ信号授受用コイルを設け、そのコイルを介して両者を電磁結合させる方式も適用可能である。

0064

前記実施の形態では電子カードとしてCPUを内蔵したICカードを用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばCPUが内蔵されていない所謂ICメモリカードにも適用可能である。

発明の効果

0065

第1ならびに第2の本発明は前述のように、電子データ処理アダプターの内部にデータ転送用の同期信号を発生する同期信号発生手段を設けているため、データ処理装置内のディスクドライブ装置と電子データ処理アダプターの間で、同期信号を基にしたデータ転送を実行することが可能となり、データ転送の時間効率が良好な電子データ処理システムとそれに用いる電子データ処理アダプターを提供することができる。

0066

第3の本発明は前述のように、異形波形を作りそれを同期信号として出力することができるから、この同期信号がデータ処理や他の制御に用いられるから制御に好適な小型発電機を提供することができる。

図面の簡単な説明

0067

図1本発明の第1の実施の形態に係るアダプターの平面図である。
図2そのアダプターの側面図である。
図3そのアダプターの底面図である。
図4回転体、マグネットリング、コアなどを取り付けた下銘板の平面図である。
図5回転体、マグネットリング、コアなどの拡大平面図である。
図6図4のA−A線上で切断したアダプターの拡大断面図である。
図7図6のY部の拡大図である。
図8そのアダプターの発電システムのブロック構成図である。
図9そのアダプターを用いる電子データ処理システムの概略説明図である。
図10本発明の第1の実施の形態に係る回転体、マグネットリング、コイル、コアなどから構成される発電機構の拡大平面図である。
図11この第1の実施の形態に係るコイルの構成を示す説明図である。
図12この第1の実施の形態に係る発電機構の出力波形図である。
図13本発明の第2の実施の形態に係る回転体、マグネットリング、コイル、コアなどから構成される発電機構の拡大平面図である。
図14この第2の実施の形態に係るコイルの構成を示す説明図である。
図15この第1の実施の形態に係る発電機構の出力波形図である。
図16本発明の第3の実施の形態に係る回転体、マグネットリング、コイル、コアなどから構成される発電機構の拡大平面図である。
図17この第3の実施の形態に係るコイルの構成を示す説明図である。
図18コイルのターン数と起電力との関係を示す特性図である。
図19この第3の実施の形態に係る発電機構の出力波形図である。
図20本発明の第4の実施の形態に係るアダプターの内部の構成を示す平面図である。
図21図20のB−B線上の拡大断面図である。
図22本発明の第5の実施の形態に係るアダプターの内部の構成を示す平面図である。
図23本発明の第6の実施の形態に係るアダプターの内部の構成を示す平面図である。
図24そのアダプターの拡大断面図である。
図25本発明の第7の実施の形態に係るアダプターの内部の構成を示す平面図である。
図26図25のC−C線上の拡大断面図である。
図27そのアダプターにおけるマグネットリングの一部拡大側面図である。
図28本発明の第8の実施の形態に係るアダプターの内部の構成を示す平面図である。
図29そのアダプターの一部拡大断面図である。
図30従来提案されたアダプターの概略構成図である。

--

0068

1ICカード
2アダプター
3電子データ処理装置
4ディスクドライブ装置
5ケース本体
6 下銘板
7フレーム
8 上銘板
9ヘッド挿入口
10駆動軸挿入開口部
11回転体
12モータ軸
13中央穴
14駆動ピン
15駆動ピン穴
16マグネットリング
17コア
18、N1〜N12コイル
19取付穴
20取付ピン
21ボールベアリング
22ベアリング溝
25磁気インターフェースアッセンブリ
26中間金属板
27カード収納部
33磁気ヘッド
41切欠部
42マイクロスイッチ
43検出端
44磁性体
45ホール素子
46 磁性体
47光反射部
48光学スイッチ
49光透過部
50発光素子
51受光素子
52 回転領域

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