図面 (/)

技術 データ処理方法および装置、データ処理システム、情報記憶媒体

出願人 日本電気株式会社
発明者 柏原義祐
出願日 1998年7月13日 (23年3ヶ月経過) 出願番号 1998-197548
公開日 2000年1月28日 (21年8ヶ月経過) 公開番号 2000-029729
状態 拒絶査定
技術分野 マルチプログラミング
主要キーワード オン設定 仮想コンピュータ オフ設定 論理的構造 物理的構造 端末コンピュータ 応用プログラム 動作環境
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年1月28日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

複数の下位処理装置に個々に対応して構築された複数の仮想処理装置が利用するHDD個数を削減する。

解決手段

論理的に構築されてa個の基本プログラム一個が各々実装されたb個の仮想処理装置21〜24を、a個の基本プログラムの一個が各々実装されたb個の別体の下位処理装置1〜4に一個ずつ利用させる。ただし、b個の仮想処理装置21〜24の基本プログラムが共通するa個のグループごとにa個のHDD114,115を一個ずつ使用させ、下位処理装置1〜4および仮想処理装置21〜24の個数に比してHDD114,115を少数とする。

概要

背景

従来、一個の高機能なデータ処理装置であるホストコンピュータと、複数の低機能な下位処理装置である端末コンピュータとを接続し、複数の端末コンピュータで一個のホストコンピュータを利用するようにしたデータ処理システムがある。

このようなデータ処理システムでは、複数の端末コンピュータが個々に利用する複数の仮想処理装置である仮想コンピュータが一個のホストコンピュータに論理的に構築され、例えば、このホストコンピュータが複数の仮想コンピュータを時分割に動作させて複数の端末コンピュータに個別に利用させる。

従って、複数の端末コンピュータが基本プログラムとして個々に利用するOS(Operating System)が統一されている必要がなく、複数の端末コンピュータごとにOSが対応した仮想コンピュータをホストコンピュータに論理的に構築すれば、OSが相互に相違する複数の端末コンピュータが一個のホストコンピュータを共用することができる。

なお、仮想コンピュータは独立して動作するために個々にHDDを必要とするので、上述のようなデータ処理システムに利用されるホストコンピュータには、構築されている仮想コンピュータの個数に対応して複数のHDDが搭載されている。

概要

複数の下位処理装置に個々に対応して構築された複数の仮想処理装置が利用するHDDの個数を削減する。

論理的に構築されてa個の基本プログラムの一個が各々実装されたb個の仮想処理装置21〜24を、a個の基本プログラムの一個が各々実装されたb個の別体の下位処理装置1〜4に一個ずつ利用させる。ただし、b個の仮想処理装置21〜24の基本プログラムが共通するa個のグループごとにa個のHDD114,115を一個ずつ使用させ、下位処理装置1〜4および仮想処理装置21〜24の個数に比してHDD114,115を少数とする。

目的

本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、HDDの個数を削減することができるデータ処理方法および装置、本発明のデータ処理装置を具備したデータ処理システム、本発明のデータ処理方法の処理動作コンピュータに実行させるためのプログラムソフトウェアとして格納されている情報記憶媒体、を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

複数のHDD(Hard Disc Drive)を具備しており、複数の別体の下位処理装置データ通信するデータ処理装置データ処理方法であって、a(aは1以上の整数)個の基本プログラムの任意の一個が各々実装されているb(bは(a+1)以上の整数)個の仮想処理装置事前論理的に構築しておき、a個の基本プログラムの任意の一個が各々実装されているb個の前記下位処理装置とデータ通信し、このデータ通信するb個の前記下位処理装置の各々に基本プログラムが共通する前記仮想処理装置を一個ずつ利用させ、b個の前記仮想処理装置の基本プログラムが共通するa個のグループごとにa個の前記HDDを一個ずつ使用させるようにしたデータ処理方法。

請求項2

a(aは1以上の整数)個の基本プログラムの任意の一個が各々実装されているb(bは(a+1)以上の整数)個の別体の下位処理装置とデータ通信するデータ通信手段と、事前に論理的に構築されてa個の基本プログラムの任意の一個が各々実装されているb個の仮想処理装置を保持する仮想保持手段と、前記データ通信手段によりデータ通信されるb個の前記下位処理装置の各々に基本プログラムが共通する前記仮想処理装置を一個ずつ利用させる仮想利用手段と、a個の前記基本プログラムごとに一個ずつ設けられた少なくともa個のHDDと、b個の前記仮想処理装置の基本プログラムが共通するa個のグループごとにa個の前記HDDを一個ずつ使用させるドライブ割合手段と、を具備しているデータ処理装置。

請求項3

前記ドライブ割合手段が、複数の前記仮想処理装置に一個の前記HDDを排他使用させる請求項2記載のデータ処理装置。

請求項4

複数の前記仮想処理装置の動作環境を個々にデータ設定する環境設定手段も具備しており、該環境設定手段により複数の前記仮想処理装置による一個の前記HDDの共用の有無も可変自在にデータ設定される請求項2または3記載のデータ処理装置。

請求項5

a(aは1以上の整数)個の基本プログラムの任意の一個が各々実装されているb(bは(a+1)以上の整数)個の下位処理装置と、請求項2ないし4の何れか一記載のデータ処理装置と、を具備しているデータ処理システム

請求項6

複数のHDDとコンピュータとを具備して複数の別体の下位処理装置とデータ通信するデータ処理装置の前記コンピュータが読取自在なソフトウェアが格納されている情報記憶媒体において、論理的に構築されてa(aは1以上の整数)個の基本プログラムの任意の一個が各々実装されているb(bは(a+1)以上の整数)個の仮想処理装置を保持すること、a個の基本プログラムの任意の一個が各々実装されているb個の前記下位処理装置とデータ通信すること、このデータ通信するb個の前記下位処理装置の各々に基本プログラムが共通する前記仮想処理装置を一個ずつ利用させること、b個の前記仮想処理装置の基本プログラムが共通するa個のグループごとにa個の前記HDDを一個ずつ使用させること、を前記コンピュータに実行させるためのプログラムが格納されていることを特徴とする情報記憶媒体。

技術分野

0001

本発明は、別体の複数の下位処理装置データ通信するデータ処理装置、そのデータ処理方法、このようなデータ処理装置と複数の下位処理装置とを具備したデータ処理システム、データ処理装置のコンピュータに各種の処理動作を実行させるためのプログラムソフトウェアとして格納されている情報記憶媒体とに関する。

背景技術

0002

従来、一個の高機能なデータ処理装置であるホストコンピュータと、複数の低機能な下位処理装置である端末コンピュータとを接続し、複数の端末コンピュータで一個のホストコンピュータを利用するようにしたデータ処理システムがある。

0003

このようなデータ処理システムでは、複数の端末コンピュータが個々に利用する複数の仮想処理装置である仮想コンピュータが一個のホストコンピュータに論理的に構築され、例えば、このホストコンピュータが複数の仮想コンピュータを時分割に動作させて複数の端末コンピュータに個別に利用させる。

0004

従って、複数の端末コンピュータが基本プログラムとして個々に利用するOS(Operating System)が統一されている必要がなく、複数の端末コンピュータごとにOSが対応した仮想コンピュータをホストコンピュータに論理的に構築すれば、OSが相互に相違する複数の端末コンピュータが一個のホストコンピュータを共用することができる。

0005

なお、仮想コンピュータは独立して動作するために個々にHDDを必要とするので、上述のようなデータ処理システムに利用されるホストコンピュータには、構築されている仮想コンピュータの個数に対応して複数のHDDが搭載されている。

発明が解決しようとする課題

0006

上述のようなデータ処理システムでは、複数の端末コンピュータが個々に利用する仮想コンピュータを一個のホストコンピュータに論理的に構築することにより、複数の低機能な端末コンピュータが一個の高機能なホストコンピュータを共用することができる。

0007

しかし、複数の端末コンピュータごとに仮想コンピュータを構築し、複数の仮想コンピュータごとにHDDをホストコンピュータに用意する必要があるので、端末コンピュータの個数が増加するとホストコンピュータの規模が増大することになる。

0008

本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、HDDの個数を削減することができるデータ処理方法および装置、本発明のデータ処理装置を具備したデータ処理システム、本発明のデータ処理方法の処理動作をコンピュータに実行させるためのプログラムがソフトウェアとして格納されている情報記憶媒体、を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

本発明のデータ処理装置は、a(aは1以上の整数)個の基本プログラムの任意の一個が各々実装されているb(bは(a+1)以上の整数)個の別体の下位処理装置とデータ通信するデータ通信手段と、事前に論理的に構築されてa個の基本プログラムの任意の一個が各々実装されているb個の仮想処理装置を保持する仮想保持手段と、前記データ通信手段によりデータ通信されるb個の前記下位処理装置の各々に基本プログラムが共通する前記仮想処理装置を一個ずつ利用させる仮想利用手段と、a個の前記基本プログラムごとに一個ずつ設けられた少なくともa個のHDDと、b個の前記仮想処理装置の基本プログラムが共通するa個のグループごとにa個の前記HDDを一個ずつ使用させるドライブ割合手段と、を具備している。

0010

従って、本発明のデータ処理装置のデータ処理方法では、事前に論理的に構築されてa個の基本プログラムの任意の一個が各々実装されているb個の仮想処理装置を仮想保持手段により保持した状態で、a個の基本プログラムの任意の一個が各々実装されているb個の別体の下位処理装置とデータ通信手段によりデータ通信し、このデータ通信されるb個の下位処理装置の各々に基本プログラムが共通する仮想処理装置を仮想利用手段により一個ずつ利用させる。ただし、b個の仮想処理装置の基本プログラムが共通するa個のグループごとにa個のHDDをドライブ割合手段が一個ずつ使用させるので、基本プログラムが共通する複数の下位処理装置および仮想処理装置に一個のHDDを共用させる。

0011

上述のようなデータ処理装置において、前記ドライブ割合手段が、複数の前記仮想処理装置に一個の前記HDDを排他使用させることも可能である。この場合、複数の仮想処理装置に一個のHDDをドライブ割合手段が排他使用させるので、一個のHDDを複数の仮想処理装置が同時に使用することはなく、複数の仮想処理装置は順番に一個のHDDを使用することになる。

0012

上述のようなデータ処理装置において、複数の前記仮想処理装置の動作環境を個々にデータ設定する環境設定手段も具備しており、該環境設定手段により複数の前記仮想処理装置による一個の前記HDDの共用の有無も可変自在にデータ設定されることも可能である。

0013

この場合、複数の仮想処理装置の動作環境を環境設定手段が個々にデータ設定するので、一個のデータ処理装置の内部に構築された複数の仮想処理装置の各々の動作環境が所望の状態に個々に設定される。特に、複数の仮想処理装置による一個のHDDの共用の有無も環境設定手段によりデータ設定されるので、例えば、高速な動作が要求される仮想処理装置には別個に一個のHDDを独占させるようなこともできる。

0014

なお、本発明で言う各種手段は、その機能を実現するように形成されていれば良く、例えば、専用のハードウェア、適正な機能がプログラムにより付与されたコンピュータ、適正なプログラムによりコンピュータの内部に実現された機能、これらの組み合わせ、等を許容する。例えば、仮想保持手段や環境設定手段は、各種情報一時記憶できるものであれば良く、RAM(Random Access Memory)等の情報記憶媒体の記憶エリアなどを許容する。

0015

本発明のデータ処理システムは、a(aは1以上の整数)個の基本プログラムの任意の一個が各々実装されているb(bは(a+1)以上の整数)個の下位処理装置と、本発明のデータ処理装置と、を具備している。従って、本発明のデータ処理システムでは、下位処理装置はb個であるが、データ処理装置が具備するHDDはa個で良い。

0016

本発明の情報記憶媒体は、複数のHDDとコンピュータとを具備して複数の別体の下位処理装置とデータ通信するデータ処理装置の前記コンピュータが読取自在なソフトウェアが格納されている情報記憶媒体において、論理的に構築されてa(aは1以上の整数)個の基本プログラムの任意の一個が各々実装されているb(bは(a+1)以上の整数)個の仮想処理装置を保持すること、a個の基本プログラムの任意の一個が各々実装されているb個の前記下位処理装置とデータ通信すること、このデータ通信するb個の前記下位処理装置の各々に基本プログラムが共通する前記仮想処理装置を一個ずつ利用させること、b個の前記仮想処理装置の基本プログラムが共通するa個のグループごとにa個の前記HDDを一個ずつ使用させること、を前記コンピュータに実行させるためのプログラムが格納されている。

0017

従って、本発明の情報記憶媒体に格納されているプログラムをコンピュータに読み取らせて対応する処理動作を実行させると、このコンピュータは、論理的に構築されてa個の基本プログラムの任意の一個が各々実装されているb個の仮想処理装置を保持し、a個の基本プログラムの任意の一個が各々実装されているb個の下位処理装置とデータ通信し、このデータ通信するb個の下位処理装置の各々に基本プログラムが共通する仮想処理装置を一個ずつ利用させる。ただし、b個の仮想処理装置の基本プログラムが共通するa個のグループごとにa個のHDDを一個ずつ使用させるので、基本プログラムが共通する複数の下位処理装置および仮想処理装置に一個のHDDを共用させる。

0018

なお、本発明で言う情報記憶媒体とは、コンピュータに各種処理を実行させるためのプログラムがソフトウェアとして事前に格納されたものであれば良く、例えば、コンピュータを一部とする装置に固定されているROM(Read Only Memory)やHDD(Hard Disc Drive)、コンピュータを一部とする装置に着脱自在に装填されるCD(Compact Disc)−ROMやFD(Floppy Disc)、等を許容する。

0019

また、本発明で言うコンピュータとは、ソフトウェアからなるプログラムを読み取って対応する処理動作を実行できる装置であれば良く、例えば、CPU(Central Processing Unit)を主体として、これにROMやRAMやI/F(Interface)等の各種デバイスが必要により接続された装置などを許容する。

0020

なお、本発明でコンピュータにソフトウェアに対応した各種動作を実行させることは、各種デバイスをコンピュータに動作制御させることなども許容する。例えば、データ処理装置のコンピュータが別体の下位処理装置とデータ通信することは、下位処理装置とデータ通信するデータ処理装置の通信I/Fの動作をコンピュータが制御することを許容する。また、コンピュータに仮想処理装置を保持させることは、仮想処理装置を論理的に構築する各種データを、コンピュータが自在にアクセスできるRAM等の情報記憶媒体に格納すること、等を許容する。

発明を実施するための最良の形態

0021

本発明の実施の一形態を図面を参照して以下に説明する。なお、図1は本発明の実施の一形態のデータ処理システムの論理的構造を示す模式図、図2はデータ処理装置であるホストコンピュータの物理的構造を示すブロック図、図3はデータ処理システムの物理的構造を示す模式的なブロック図、図4は仮想処理装置である仮想コンピュータの動作環境の設定ファイルにデータ設定するホストコンピュータのデータ処理方法を示すフローチャート図5は仮想コンピュータがHDDにアクセスする場合のホストコンピュータのデータ処理方法を示すフローチャートである。

0022

本実施の形態のデータ処理システム10は、図3に示すように、b個の下位処理装置である五個の端末コンピュータ1〜5と、データ処理装置である一個のホストコンピュータ6とを具備しており、これらのコンピュータ1〜6がLAN等の通信ネットワーク7で接続されている。

0023

本実施の形態のホストコンピュータ6は、コンピュータの主体となるハードウェアとしてCPU101を具備しており、このCPU101には、バスライン102により、ROM103、RAM104、HDD105、FD106が装填されるFDD(FD Drive)107、CD−ROM108が装填されるCDドライブ109、キーボード110、マウス111、ディスプレイ112、通信I/F113、三個のHDD114〜116が接続されている。

0024

通信I/F113には、通信ネットワーク7が接続されており、この通信ネットワーク7に五個の端末コンピュータ1〜5が接続されている。これらの端末コンピュータ1〜5は、ハードウェアの物理的構造は基本的にホストコンピュータ6と同一であるが、HDDは自身で使用する一個のみしか具備していない(図示せず)。

0025

本実施の形態のホストコンピュータ6では、ROM103、RAM104、HDD105、FD106、CD−ROM108等が情報記憶媒体に相当し、これらに各種動作に必要な制御プログラム設定データがソフトウェアとして記憶されている。その制御プログラムは、基本プログラムであるOSと応用プログラムであるアプリケーションソフトとに大別され、一個のホストコンピュータ6には、一個のOSと複数のアプリケーションソフトとがインストールされている。

0026

同様に、五個の端末コンピュータ1〜5の各々も、一個のOSと複数のアプリケーションソフトとがインストールされているが、本実施の形態のデータ処理システム10では、五個の端末コンピュータ1〜5でa個の基本プログラムとして二個のOSが利用されている。つまり、第一と第二との端末コンピュータ1,2には第一のOSがインストールされており、第三から第五の端末コンピュータ3〜5には第二のOSがインストールされている。

0027

本実施の形態のホストコンピュータ6では、OSやアプリケーションソフトからなる制御プログラムは、例えば、FD106やCD−ROM108からHDD105に事前にインストールされており、その起動時にRAM104に複写されてCPU101に読み取られる。

0028

このようにCPU101が適正なプログラムを読み取って各種の処理動作を実行することにより、本実施の形態のホストコンピュータ6には、図1に示すように、データ通信手段であるデータ通信機能12、仮想保持手段である仮想保持機能11、仮想利用手段である仮想利用機能13、環境設定手段である環境設定機能14、ドライブ割合手段であるドライブ割合機能15、等の各種機能が各種手段として論理的に実現されている。

0029

仮想保持機能11は、ホストコンピュータ6が自身のデータ処理に利用するHDD105やRAM104の特定の記憶エリアに相当し、事前に論理的に構築されたb個の仮想処理装置である五個の仮想コンピュータ21〜25を保持している。

0030

これら五個の仮想コンピュータ21〜25は、五個の端末コンピュータ1〜5に個々に対応しているので、第一と第二との仮想コンピュータ21,22には第一のOSがインストールされており、第三から第五の仮想コンピュータ23〜25には第二のOSがインストールされている。

0031

データ通信機能12は、RAM104の制御プログラムに対応して動作するCPU101が通信I/F113を動作制御することにより、五個の別体の端末コンピュータ1〜5とデータ通信する。仮想利用機能13は、RAM104の制御プログラムに対応したCPU101の処理動作により、データ通信される五個の端末コンピュータ1〜5の各々に五個の仮想コンピュータ21〜25を一個ずつ利用させる。

0032

つまり、第一の端末コンピュータ1には第一の仮想コンピュータ21を利用させ、第二の端末コンピュータ2には第二の仮想コンピュータ22を利用させ、第三の端末コンピュータ3には第三の仮想コンピュータ23を利用させ、第四の端末コンピュータ4には第四の仮想コンピュータ24を利用させ、第五の端末コンピュータ5には第五の仮想コンピュータ25を利用させる。

0033

環境設定機能14も、ホストコンピュータ6が自身のデータ処理に利用するHDD105やRAM104の特定の記憶エリアに相当し、五個の仮想コンピュータ21〜25の動作環境を個々にデータ設定する。その設定データは動作環境の設定ファイルとして仮想コンピュータ21〜25ごとに形成されており、この設定ファイルには、HDD114〜116の共用の有無を示す二値の共用フラグもデータ設定されている。

0034

ドライブ割合機能15は、RAM104の制御プログラムに対応したCPU101の処理動作により、多数の仮想コンピュータ21〜25に少数のHDD114〜116を利用させる。その場合、基本的には複数の仮想コンピュータ21…のOSが共通するグループごとに一個のHDD114…を共用させるが、前述した共用フラグがオフに設定されている仮想コンピュータ25にはOSの共通とは無関係に一個のHDD116が割り当てられる。

0035

このため、本実施の形態のデータ処理システム10では、第一のOSが実装されて共用フラグがオンの第一第二の仮想コンピュータ21,22には第一のHDD114を共用させ、第二のOSが実装されて共用フラグがオンの第三第四の仮想コンピュータ23,24には第二のHDD115を共用させ、第二のOSが実装されているが共用フラグがオフの第五の仮想コンピュータ25には第三のHDD116を独占させる。

0036

なお、上述のように仮想コンピュータ21〜24はHDD114,115を共用するが、HDD114,115は物理的に一度に一個のアクセスしか受け付けないので、ドライブ割合機能15は、複数の仮想コンピュータ21…に一個のHDD114…を排他使用させるように設定されている。

0037

上述のようなホストコンピュータ6の各種機能は、必要により通信I/F113等のハードウェアを利用して実現されるが、その主体はRAM104等の情報記憶媒体に格納された制御プログラムに対応して、ハードウェアからなるコンピュータであるCPU101が動作することにより実現されている。

0038

このようなホストコンピュータ6の制御プログラムは、例えば、複数の端末コンピュータ1…に個々に対応して事前に論理的に構築された複数の仮想コンピュータ21…を保持すること、複数の別体の端末コンピュータ1…とデータ通信すること、このデータ通信する複数の端末コンピュータ1…の各々に複数の仮想コンピュータ21…を一個ずつ利用させること、複数の仮想コンピュータ21…の動作環境を個々にデータ設定すること、この設定データやOSに対応して多数の仮想コンピュータ21…に少数のHDD114…を利用させること、等の処理動作をCPU101等に実行させるための制御プログラムとしてRAM104等の情報記憶媒体に格納されている。

0039

上述のような構成において、本実施の形態のデータ処理システム10によるデータ処理方法を以下に説明する。まず、本実施の形態のデータ処理システム10を実際に運用する場合には、一個のホストコンピュータ6に複数の端末コンピュータ1…を物理的に接続し、所望により必要な個数のHDD114…をホストコンピュータ6に物理的に接続する。

0040

つぎに、複数の端末コンピュータ1…に対応して同数の仮想コンピュータ21…を一個のホストコンピュータ6の内部に論理的に構築し、複数の仮想コンピュータ21…に個々に対応した複数の動作環境の設定ファイルの各々に所望により各種データを設定する。

0041

その場合、図4に示すように、ユーザが所望により共用フラグをオン状態に設定すると(ステップS2,S3)、その設定ファイルの仮想コンピュータ21…は、OSが共通するグループでHDD114…を共用するように設定される。しかし、共用フラグがオフ状態に設定されると(ステップS2,S4)、その設定ファイルの仮想コンピュータ25…は、OSの共通とは無関係に一個のHDD116を独占するように設定される(ステップS5,S6)。

0042

本実施の形態のデータ処理システム10では、前述のように第一から第五の端末コンピュータ1〜5に対応して第一から第五の仮想コンピュータ21〜25が一個のホストコンピュータ6の内部に論理的に構築されており、第一第二の端末/仮想コンピュータ1,2,21,22には第一のOSが実装され、第三から第五の端末/仮想コンピュータ3〜5,23〜25には第二のOSが実装されている。

0043

しかし、第一から第四の仮想コンピュータ21〜24は共用フラグがオン設定されているのに、第五の仮想コンピュータ25は共用フラグがオフ設定されている。このため、第一のOSが実装されて共用フラグがオンの第一第二の仮想コンピュータ21,22は第一のHDD114を共用し、第二のOSが実装されて共用フラグがオンの第三第四の仮想コンピュータ23,24は第二のHDD115を共用するが、第二のOSが実装されて共用フラグがオフの第五の仮想コンピュータ25は第三のHDD116を独占することになる。

0044

本実施の形態のデータ処理システム10では、上述のような状態で五個の端末コンピュータ1〜5が一個のホストコンピュータ6の内部に構築された五個の仮想コンピュータ21〜25を個々に利用するが、第一第二の仮想コンピュータ21,22は第一のHDD114を共用し、第三第四の仮想コンピュータ23,24は第二のHDD115を共用する。

0045

上述のように仮想コンピュータ21…がHDD114…を使用する場合、図5に示すように、そのアクセスを要求する仮想コンピュータ21…の設定ファイルの共用フラグが参照され(ステップT1,T2)、第五の仮想コンピュータ25のように共用フラグがオフ設定の場合には、HDD116が独占されているので即時にアクセスが許可される(ステップT4)。

0046

ただし、共用フラグがオン設定の場合には、複数の仮想コンピュータ21…でHDD114…が共用されているので、他の仮想コンピュータ21…によりHDD114…が使用されていないか確認され、これが使用されている場合には終了するまで待機させられる(ステップT3)。

0047

本実施の形態のデータ処理システム10では、上述のように複数の端末コンピュータ1…に一個のホストコンピュータ6を利用させるが、このホストコンピュータ6のHDD114…をOSが共通するグループでは共用させるので、多数の端末コンピュータ1…に対してHDD114…が少数で良く、ホストコンピュータ6の装置の規模が物理的に削減されている。

0048

また、HDD114…は物理的に一度に一つのアクセスしか許容しないが、HDD114…の一個に対する複数の仮想コンピュータ21…のアクセスを排他制御するので、本実施の形態のホストコンピュータ6は、複数の仮想コンピュータ21…にHDD114…を問題なく共用させることができる。

0049

さらに、本実施の形態のホストコンピュータ6は、複数の仮想コンピュータ21…の各々でHDD114の共用の有無を個々にデータ設定できるので、例えば、ある仮想コンピュータ25にはOSの共通とは無関係に一個のHDD116を独占させるようなこともでき、所望の端末コンピュータ5に高速な処理を提供するようなこともできる。

0050

なお、本発明は上記形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、上記形態では端末コンピュータ1…やOS等の個数を限定して説明したが、これらの個数は所望により各種に設定されることは当然である。

0051

また、上記形態ではRAM104等にソフトウェアとして格納されている制御プログラムに従ってCPU101が動作することにより、ホストコンピュータ5各種手段として各種機能が論理的に実現されることを例示した。しかし、このような各種機能の各々を固有のハードウェアとして形成することも可能であり、一部をソフトウェアとしてRAM104等に格納するとともに一部をハードウェアとして形成することも可能である。

0052

また、上記形態ではCD−ROM108等からHDD105に事前にインストールされているソフトウェアがホストコンピュータ6の起動時にRAM104に複写され、このようにRAM104に格納されたソフトウェアをCPU101が読み取ることを想定したが、このようなソフトウェアをHDD105に格納したままCPU101に利用させることや、ROM103に事前に固定的に格納しておくことも可能である。

0053

さらに、単体で取り扱える情報記憶媒体であるFD106やCD−ROM108にソフトウェアを格納しておき、このFD106等からHDD105やRAM104にソフトウェアをインストールすることも可能であるが、このようなインストールを実行することなくFD106等からCPU101がソフトウェアを直接に読み取って処理動作を実行することも可能である。

0054

つまり、本発明のホストコンピュータ6の各種機能をソフトウェアにより実現する場合、そのソフトウェアはCPU101が読み取って対応する動作を実行できる状態に有れば良い。また、上述のような各種機能を実現する制御プログラムを、複数のソフトウェアの組み合わせで形成することも可能であり、その場合、単体の製品となる情報記憶媒体には、本発明のホストコンピュータ6を実現するための必要最小限のソフトウェアのみを格納しておけば良い。

0055

例えば、既存のOSが実装されているホストコンピュータ6に、CD−ROM108等の情報記憶媒体によりアプリケーションソフトを提供するような場合、本発明のホストコンピュータ6の各種機能を実現するソフトウェアは、アプリケーションソフトとOSとの組み合わせで実現されるので、OSに依存する部分のソフトウェアは情報記憶媒体のアプリケーションソフトから省略することができる。

発明の効果

0056

本発明は以上説明したように構成されているので、以下に記載するような効果を奏する。

0057

本発明のデータ処理装置のデータ処理方法では、事前に論理的に構築されてa個の基本プログラムの任意の一個が各々実装されているb個の仮想処理装置を仮想保持手段により保持した状態で、a個の基本プログラムの任意の一個が各々実装されているb個の別体の下位処理装置とデータ通信手段によりデータ通信し、このデータ通信されるb個の下位処理装置の各々に基本プログラムが共通する仮想処理装置を仮想利用手段により一個ずつ利用させ、b個の仮想処理装置の基本プログラムが共通するa個のグループごとにa個のHDDをドライブ割合手段が一個ずつ使用させることにより、基本プログラムが共通する複数の下位処理装置および仮想処理装置に一個のHDDを共用させることができるので、HDDの個数を削減することができる。

0058

上述のようなデータ処理装置において、複数の仮想処理装置に一個のHDDをドライブ割合手段が排他使用させることにより、複数の仮想処理装置に一個のHDDを順番に使用させることができる。

0059

上述のようなデータ処理装置において、複数の仮想処理装置による一個のHDDの共用の有無が環境設定手段でデータ設定されることにより、ある仮想処理装置に別個に一個のHDDを独占させるようなことができ、所望の下位処理装置に高速な処理を提供するようなことができる。

0060

本発明のデータ処理システムは、下位処理装置はb個であるが、データ処理装置が具備するHDDはa個で良いので、データ処理装置の規模が削減されている。

0061

本発明の情報記憶媒体に格納されているプログラムをコンピュータに読み取らせて対応する処理動作を実行させると、このコンピュータは、論理的に構築されてa個の基本プログラムの任意の一個が各々実装されているb個の仮想処理装置を保持し、a個の基本プログラムの任意の一個が各々実装されているb個の下位処理装置とデータ通信し、このデータ通信するb個の下位処理装置の各々に基本プログラムが共通する仮想処理装置を一個ずつ利用させる。ただし、b個の仮想処理装置の基本プログラムが共通するa個のグループごとにa個のHDDを一個ずつ使用させるので、基本プログラムが共通する複数の下位処理装置および仮想処理装置に一個のHDDを共用させることができる。

図面の簡単な説明

0062

図1本発明の実施の一形態のデータ処理システムの論理的構造を示す模式図である。
図2データ処理装置であるホストコンピュータの物理的構造を示すブロック図である。
図3データ処理システムの物理的構造を示す模式的なブロック図である。
図4仮想処理装置である仮想コンピュータの動作環境の設定ファイルにデータ設定するホストコンピュータのデータ処理方法を示すフローチャートである。
図5仮想コンピュータがHDDにアクセスする場合のホストコンピュータのデータ処理方法を示すフローチャートである。

--

0063

1〜5下位処理装置である端末コンピュータ
6データ処理装置であるホストコンピュータ
10データ処理システム
11仮想保持手段である仮想保持機能
12データ通信手段であるデータ通信機能
13 仮想利用手段である仮想利用機能
14環境設定手段である環境設定機能
15ドライブ割合手段であるドライブ割合機能
21〜25仮想処理装置である仮想コンピュータ
101コンピュータであるCPU
103情報記憶媒体であるROM
104 情報記憶媒体であるRAM
105 情報記憶媒体であるHDD
106 情報記憶媒体であるFD
108 情報記憶媒体であるCD−ROM
114〜116 HDD

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ