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技術 固定ディスク装置

出願人 NECエンジニアリング株式会社
発明者 五十嵐功
出願日 1998年7月15日 (22年5ヶ月経過) 出願番号 1998-218542
公開日 2000年1月28日 (20年11ヶ月経過) 公開番号 2000-029640
状態 未査定
技術分野 外部記憶装置との入出力
主要キーワード シリンダサイズ パーテション 読み書きデータ ドライブ領域 ブロック番 OSパラメータ IPL領域 ソフトウェア仕様
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重要な関連分野

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図面 (7)

課題

解決手段

仮想ディスク管理部203は、ホスト装置からの最初に固定ディスク装置上のドライブ領域読み出し要求時に指示されるブロック番号を主記憶装置上に記憶し、以後このブロック番号を用いてホスト装置からの読み書き要求時に指示されるブロック番号を、メモリカード210上のブロック番号に変換することにより、ホスト装置とメモリカード210間の読み書きデータ転送を行う。ドライブ領域管理情報を主記憶装置上に固定データ211として持ち、仮想ディスク管理部203はホスト装置からの読み出し要求に対してこの固定データを応答する。

概要

背景

従来のこの種の半導体ファイルメモリ装置の例が、例えば、特開平8−44504号公報に開示されている。この半導体ファイルメモリ装置は、磁気ディスク装置の代わりに半導体メモリ記憶媒体とし、SCSIインタフェースバスを介してコンピュータ装置に接続される外部記憶装置である。半導体ファイルメモリ装置は、記憶媒体である半導体メモリ、ホスト装置との接続に使用するSCSプロトコルコントロール回路、ホスト装置より受信したアクセスアドレス情報とセクタ数を指示するマイクロプロセッサ、前記アドレス情報を基に半導体メモリ上のセクタアドレス情報アクセス制御信号を発生するDMAコントロール回路、前記セクタアドレス情報に応じて半導体メモリ上のアクセスアドレスを発生するアドレスデコード回路等を備えており、ホスト装置からの読み出しまたは書き込み指示に応じて半導体メモリを読み書きする機能を有する。

かかる半導体ファイルメモリ装置は、半導体メモリとSCSIインタフェースを使用することにより、データ転送速度が高速で、消費電力が低く、かつ取り外しが可能で異機種間での互換性が高い外部記憶装置である。

概要

固定ディスク装置磁気ディスクメモリカードに置き換え、異なるオペレーティングシステム、SCSIアダプタを持つ複数のホスト装置に同時に適応可能とする。

仮想ディスク管理部203は、ホスト装置からの最初に固定ディスク装置上のドライブ領域読み出し要求時に指示されるブロック番号を主記憶装置上に記憶し、以後このブロック番号を用いてホスト装置からの読み書き要求時に指示されるブロック番号を、メモリカード210上のブロック番号に変換することにより、ホスト装置とメモリカード210間の読み書きデータ転送を行う。ドライブ領域管理情報を主記憶装置上に固定データ211として持ち、仮想ディスク管理部203はホスト装置からの読み出し要求に対してこの固定データを応答する。

目的

そこで、本発明の目的は、ホスト装置が持つオペレーティングシステム、及びSCSIアダプタの機能への依存性を低めることにより、複数のホスト装置に同時に適応でき、運用の利便性を高めた(メモリカード搭載型)固定ディスク装置を提供することにある。

本発明の他の目的は、固定ディスク装置のドライブ領域のみを取り出すことができるようにすることで、移動及び交換を可能とし、またPCMCI準拠PCカードスロットを搭載したコンピュータで直接書き換えることを可能にした(メモリカード搭載型)固定ディスク装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

固定ディスク上の予約された領域にあるディスク管理情報主記憶装置上に固定的に持ち、ホスト装置からのディスク管理情報領域読み出し要求に対して前記主記憶装置上の固定データを応答する手段を備えることにより、前記固定ディスク装置上のドライブ領域磁気ディスクからメモリカードへの置き換えを可能にすることを特徴とする固定ディスク装置。

請求項2

ホスト装置が最初に固定ディスク装置上のドライブ領域を読み出す時に指示されるブロック番号を記憶する手段と、該ブロック番号を用いてホスト装置からの読み書き要求時に指示されるブロック番号をメモリカード上のブロック番号に変換する手段とを備えることにより、前記ホスト装置に対して前記固定ディスク装置と同等のインタフェースを提供し、前記ホスト装置が前記固定ディスク上のドライブ領域に割り当てられたメモリカードに対して読み書き可能とすることを特徴とする固定ディスク装置。

請求項3

固定ディスク装置上の予約領域にあり、ドライブ領域を管理する情報を格納した情報テーブルを、複数のオペレーティングシステム適応する形式複数個主記憶装置上に固定的に持つ手段と、ホスト装置からのドライブ管理情報領域読み出し要求に対して前記主記憶装置上の固定データを応答する手段を備えることにより、異なるホスト装置のオペレーティングシステムに同時に適応することを可能にすることを特徴とする固定ディスク装置。

技術分野

0001

本発明は、情報処理装置補助記憶装置に関し、特にホスト装置としてパーソナルコンピュータ、またはパーソナルコンピュータと同一のディスクインタフェースを持つ情報処理装置とSCSIインタフェースを介して外部接続される固定ディスク装置に関する。

背景技術

0002

従来のこの種の半導体ファイルメモリ装置の例が、例えば、特開平8−44504号公報に開示されている。この半導体ファイルメモリ装置は、磁気ディスク装置の代わりに半導体メモリ記憶媒体とし、SCSIインタフェースバスを介してコンピュータ装置に接続される外部記憶装置である。半導体ファイルメモリ装置は、記憶媒体である半導体メモリ、ホスト装置との接続に使用するSCSプロトコルコントロール回路、ホスト装置より受信したアクセスアドレス情報とセクタ数を指示するマイクロプロセッサ、前記アドレス情報を基に半導体メモリ上のセクタアドレス情報アクセス制御信号を発生するDMAコントロール回路、前記セクタアドレス情報に応じて半導体メモリ上のアクセスアドレスを発生するアドレスデコード回路等を備えており、ホスト装置からの読み出しまたは書き込み指示に応じて半導体メモリを読み書きする機能を有する。

0003

かかる半導体ファイルメモリ装置は、半導体メモリとSCSIインタフェースを使用することにより、データ転送速度が高速で、消費電力が低く、かつ取り外しが可能で異機種間での互換性が高い外部記憶装置である。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、上述のような固定ディスク装置は、次のような問題をもっている。

0005

第1の問題点は、従来の半導体ファイルメモリ装置では、異なるSCSIアダプタを持つ複数のホスト装置に同時には対応できないことである。これは、固定ディスク装置内部の論理構造はホスト装置が持つSCSIホストアダプタソフトウェア仕様によって決められるため、SCSIホストアダプタを変更した場合には固定ディスク装置内部の論理構造がホスト装置に認識されなくなるからである。

0006

すなわち、SCSIインタフェースを使用するだけでは高い互換性を確保することはできず、限定されたホスト装置でしか使用できないことになる。異なるSCSIホストアダプタを持つホスト装置に接続し直した場合、新しいSCSIホストアダプタを用いて固定ディスク装置内部の論理構造を再初期化することにより固定ディスク装置は使用可能となるが、それまで固定ディスク上に記憶していた情報は全て破棄しなければならない。

0007

第2の問題点は、従来の半導体ファイルメモリ装置では複数のオペレーティングシステムに同時には対応できないことである。これは、固定ディスク装置上に確保されるドライブ領域を管理するパーテション情報の保存場所、及び形式がオペレーティングシステムにより異なるからである。ホスト装置を異なるオペレーティングシステム持つものに変更した場合、上述第1の問題点と同様に固定ディスク装置を再初期化しなければ使用できない。

0008

そこで、本発明の目的は、ホスト装置が持つオペレーティングシステム、及びSCSIアダプタの機能への依存性を低めることにより、複数のホスト装置に同時に適応でき、運用の利便性を高めた(メモリカード搭載型)固定ディスク装置を提供することにある。

0009

本発明の他の目的は、固定ディスク装置のドライブ領域のみを取り出すことができるようにすることで、移動及び交換を可能とし、またPCMCI準拠PCカードスロットを搭載したコンピュータで直接書き換えることを可能にした(メモリカード搭載型)固定ディスク装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0010

前述の課題を解決するため、本発明による固定ディスク装置は、次のような特徴的な構成を採用している。

0011

(1)固定ディスク上の予約された領域にあるディスク管理情報主記憶装置上に固定的に持ち、ホスト装置からのディスク管理情報領域読み出し要求に対して前記主記憶装置上の固定データを応答する手段を備えることにより、前記固定ディスク装置上のドライブ領域の磁気ディスクからメモリカードへの置き換えを可能にする固定ディスク装置。

0012

(2)ホスト装置が最初に固定ディスク装置上のドライブ領域を読み出す時に指示されるブロック番号を記憶する手段と、該ブロック番号を用いてホスト装置からの読み書き要求時に指示されるブロック番号をメモリカード上のブロック番号に変換する手段とを備えることにより、前記ホスト装置に対して前記固定ディスク装置と同等のインタフェースを提供し、前記ホスト装置が前記固定ディスク上のドライブ領域に割り当てられたメモリカードに対して読み書き可能とする固定ディスク装置。

0013

(3)固定ディスク装置上の予約領域にあり、ドライブ領域を管理する情報を格納した情報テーブルを、複数のオペレーティングシステムに適応する形式で複数個主記憶装置上に固定的に持つ手段と、ホスト装置からのドライブ管理情報領域読み出し要求に対して前記主記憶装置上の固定データを応答する手段を備えることにより、異なるホスト装置のオペレーティングシステムに同時に適応する固定ディスク装置。

0014

以下、後述する図1図4本発明構成の概略を説明する。本発明による固定ディスク装置は、マイクロプロセッサ(図1の111)、主記憶装置(図1の112)、PCMCIA準拠のメモリカード(図1の113)、SCSIコントローラ図1の114)を有し、これらが内部CPUバス図1の121)により接続されている。固定ディスク装置はSCSIインタフェースバス(図1の122)を介してホスト装置に接続される。

0015

マイクロプロセッサを制御するソフトウェアはSCSIコントローラを制御するSCSIドライバ図2の202)、メモリカードアクセスコントロールするメモリカードドライバ(図2の210)、固定ディスクの論理構造を管理しホスト装置にディスクインタフェースを提供する仮想ディスク管理部図2の203)、及びこれらを統括するオペレーティングシステム(図2の201)により構成される。

0016

主記憶装置には固定ディスクの論理構造を管理する予約領域(図3の32)に対応する固定データ(図4の401)が予め格納されており、仮想ディスク管理部はホスト装置からの前記予約領域の読み出し要求に対し、主記憶装置に格納された固定データを転送する機能を有する。

0017

また、主記憶装置には固定ディスクの総ブロック数データ(図4の420)が固定値として用意されており、SCSIドライバはホスト装置からSCSIコマンドのRead Capacityを受信したら、その応答として固定値の総ブロック数を応答する機能を有する。

0018

さらに、仮想ディスク管理部はホスト装置からのドライブ領域(図3の33)の読み出し、または書き込み要求に対し、メモリカード上の対応するブロック番号を算出する手段と、これを用いてメモリカードドライバを通じてメモリカード上のデータを読み出し、及び書き込みを行う機能、SCSIドライバを通じてこれらのデータをホスト装置との間で転送する機能を有する。

0019

主記憶装置上に用意されている固定データには固定ディスク装置上のドライブ割り当て情報が格納されたパーティション情報図3の32)があるが、異なるホスト装置のオペレーティングシステムに対応した複数のパーティション情報(図4の403、404)が予め用意されている。

0020

本発明の固定ディスク装置では、主記憶装置(図1の112)には固定ディスクの論理構造を管理する予約領域の固定データ(図4の401)と、SCSIコマンドのRead Capacityに対する応答データとして、固定ディスク装置全体の総ブロック数データ(図4の420)が予め格納されている。固定ディスク装置の総ブロック数は、メモリカード(図1の113)の総ブロック数より充分大きい値とする。

0021

仮想ディスク管理部(図2の203)は、ホスト装置からRead Capacityコマンドを受けた場合、主記憶装置に格納してある固定ディスク装置の総ブロック数データ(図4の420)を応答することにより、ホスト装置に固定ディスク全体の仮想的総容量を知らせる。また、ホスト装置から固定ディスク装置の予約領域(図3の32)読み出し要求を受けると、主記憶装置に格納された固定データ(図4の401)を転送する。

0022

次に、ホスト装置は固定ディスク装置上に割り当てられたドライブ領域(図3の33)の先頭ブロックの読み出しを要求するが、仮想ディスク管理部はこの時に指定されたブロック番号Sをドライブ先ブロック、すなわちメモリカード上のブロック0として認識し、主記憶領域に保存しておく。以後、仮想ディスク管理部は保存したドライブ先頭ブロック番号を基に、ホスト装置から指示されたブロック番号をメモリカード上のブロック番号に変換したうえ、メモリカードドライバ(図2の204)に対しブロックデータ読み出しを要求し読み出されたデータをホスト装置へ転送する。

0023

固定ディスク装置上に割り当てられたドライブの先頭ブロック番号は、固定ディスクの予約領域(図3の32)中のパーティション情報により得られる。パーティション情報の格納位置と形式はホスト装置のオペレーティングシステムの仕様に依存するが、異なるオペレーティングシステムに対応するパーティション情報を主記憶装置に同時に格納しておくことにより、異なるオペレーティングシステムを持つ複数のホスト装置により認識可能となる。

発明を実施するための最良の形態

0024

次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明による固定ディスク装置のハードウェア構成概要を示すブロック図である。同図のように、固定ディスク装置101はマイクロプロセッサ111、主記憶装置112、PCMCIA準拠のメモリカード113、SCSIコントローラ114により構成され、これらが内部CPUバス121により接続されている。固定ディスク装置101はSCSIインタフェースバス122を介してホスト装置102に接続される。

0025

図2は固定ディスク装置を制御するソフトウェア構成の概略図である。ソフトウェアは、SCSIコントローラを制御するSCSIドライバ202、メモリカードアクセスをコントロールするメモリカードドライバ204、固定ディスク装置の論理構造をホスト装置に提供する仮想ディスク管理部203及びこれらを統括するオペレーティングシステム201により構成される。

0026

主記憶装置112には固定ディスクの論理構造を管理する予約領域の固定データが予め格納されており、仮想ディスク管理部がこれを参照する。

0027

図4は固定ディスク装置の主記憶装置に予め格納されている固定データの構成要素を示すものである。固定データは、固定ディスク装置の管理情報401として予約領域にマッピングされるものであり、ディスクIPL領域402とパーティション情報403、及び404がある。パーティション情報はホスト装置のオペレーティングシステム仕様により格納位置と形式が異なるため、予め複数のオペレーティングシステムに対応するものを同時に用意している。

0028

また、固定ディスク総ブロック数データ420は、SCSIコマンドのRead Capacityに応答するデータであり、メモリカード総容量より充分大きい値を用意しておく。

0029

図3は固定ディスク装置の論理構造を示すものであり、固定ディスク上にドライブ領域をひとつ確保した場合の一例である。同図において、予約領域32は、固定ディスクの構成を管理するためのデータ等が格納された固定領域であり、ホスト装置より固定ディスクの初期化処理を行った時に作成される。

0030

予約領域32の構成要素は、固定ディスクより起動する場合に使用されるプログラムを格納したディスクIPL領域402と、固定ディスク上に確保されたドライブを管理するための情報が格納されたパーティション情報403、404とがある。予約領域内のその他の領域は未使用であり、ホスト装置がアクセスすることはない。

0031

本発明の固定ディスク装置101は、主記憶装置112上に予約領域32に存在すべきディスクIPL領域のデータ402とパーティション情報403、404を固定値として予め持っている。

0032

また、ホスト装置は、SCSIコマンドのRead Capacityを使用して固定ディスク装置の総ブロック数を知る。本発明の固定ディスク装置は、主記憶装置上にこの総ブロック数421を固定値として予め持っている。固定ディスク装置の総ブロック数421はメモリカード210の総容量より充分大きい値としておく。

0033

図4は主記憶装置に予め用意した固定値データの一例である。固定ディスク上に確保されるドライブ領域33は、論理的に決められるシリンダ先頭から開始される。固定ディスク上の先頭のシリンダは固定ディスク管理用の領域として予約されているため、第1ドライブは2番目のシリンダから開始される。図3の例ではドライブ領域は1シリンダサイズに相当するブロックSより確保される。このシリンダサイズは、ホスト装置102が持つSCSIホストアダプタ132のソフトウェア仕様によって個別に決められるため、異なるSCSIホストアダプタでは、シリンダサイズも異なる場合がある。すなわち、ドライブ領域の先頭ブロック番号Sが異なることになり、このためあるSCSIホストアダプタによって初期化された固定ディスクを、他のSCSIホストアダプタをもつホスト装置に接続すると、ドライブ領域が認識できず固定ディスクが使用できないことになる。

0034

固定ディスク上に確保されたドライブ領域33は、ドライブ構成が記録されているBIOSパラメータブロック、ドライブを起動する場合に動作するプログラムを格納したドライブIPL領域、ファイル保存位置を管理するファイルアロケーションテーブルFAT)、ルートディレクトリファイル情報が格納されるルートディレクトリエントリ領域及びデータ領域により構成される。この構成は、ホスト装置のオペレーティングシステム仕様により決まるが、固定ディスクとメモリカードでは同一のもであるため、固定ディスク上のドライブ領域の位置にメモリカードを割り当てることで、ホスト装置がメモリカードをひとつのドライブ領域として認識できるようにする。

0035

本発明の固定ディスク装置に接続可能なホスト装置のオペレーティングシステムは、ドライブ領域の構造が同一である必要がある。

0036

図5イニシエータとして機能するホスト装置102と、ターゲットとして機能する本発明の固定ディスク装置101間の初期起動シーケンスの概略を示す一例である。同図を用いて、動作を説明する。

0037

先ず、ホスト装置102と固定ディスク装置101が接続され、システムが起動されると、ホスト装置102は、Inquiryコマンドを発行し、ターゲット装置属性を調べ、固定ディスク装置であることを知る(53C、53D)。次に、ホスト装置102は、Test Unit Readyコマンドを発行し、固定ディスク装置101が準備できているかどうかを確認する(54C、54D)。準備できている場合、ホスト装置102は、Request Senseコマンドにより固定ディスク装置101のステータスを確認(55C、55D)した後、Read Capacityコマンドにより固定ディスク装置101の総ブロック数を得る(56C、56D)。この時、固定ディスク装置101は主記憶装置112に予め用意している総ブロック数420を応答する。この結果、ホスト装置102に仮想的なディスク領域を認識させることができる。

0038

次に、ホスト装置102は、固定ディスク装置101の先頭からブロック0を、続いてブロック1を読み出し、パーティション情報を参照して、ドライブ領域の先頭ブロック番号Sを決定する。この時、固定ディスク装置101は主記憶装置112上に予め用意した固定データ401を応答する。パーティション情報の格納位置、形式はホスト装置のオペレーティングシステム仕様に依存するが、予め複数のオペレーティングシステムに対応したパーティション情報を複数用意する(403、404)ことにより、固定ディスク装置が異なるオペレーティングシステムを持つ複数のホスト装置に同時に適応できることになる。

0039

その後、ホスト装置102はドライブ領域の構成を知るため、ドライブ先頭ブロックSの読み出しを要求するが、固定ディスク装置101の仮想ディスク管理部203がこの要求を初めて受けた時、指定されたブロック番号Sをドライブ先頭ブロック番号として主記憶装置112に保存したうえ、メモリカード210の先頭ブロックをメモリカードドライバ204を通じて読み出し、ホスト装置102へ転送する。

0040

ホスト装置102より最初に指定されたブロックSはメモリATAカード210上のブロック0に相当するものとし、仮想ディスク管理部203はブロックSを取得後、ホスト装置102からのブロックS以降へのアクセス要求に対しては、指定されたブロック番号からSだけ減算したブロック番号によりメモリカード210へのアクセスを行う。

0041

以上のように、仮想ディスク管理部203にブロック番号の変換機能を持たせたことにより固定ディスク上のドライブ領域33にメモリカード210を割り付け、ホスト装置102には固定ディスクにドライブ領域33が確保されているように認識させることができる。

0042

固定ディスク装置101に実装されているメモリカード113は、PCMCIAに準拠したPCカードであるため、ホスト装置102からのアクセスがない時に取り外すことが可能であり、PCMCIA準拠のPCカードスロットを備えたコンピュータで直接書き換えが可能である。

0043

また、主記憶装置112に用意されている固定ディスクの総ブロック数データ420は、メモリカードの容量より充分大きい値としたことにより、この総ブロック数から予約領域32を減算したブロック数までの容量のメモリカードに交換することが可能である。

0044

次に、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明する。図6は本発明による固定ディスク装置の実施例を示すブロック図である。同図では、記憶媒体としてPCMCIA準拠のフラッシュATAカード621を備える。

0045

同図のように、固定ディスク装置601は、SCSIコントローラを制御するSCSIドライバ612、フラッシュATAカード621のアクセスをコントロールするフラッシュATAカードドライバ621、固定ディスク装置の論理構造をホスト装置に提供する仮想ディスク管理部613及びこれらを統括するオペレーティングシステム611により構成される。

0046

図6ではホスト装置にSCSIホストアダプタ641を備えたパーソナルコンピュータ640を使用し、SCSIインタフェースバス630を介して固定ディスク装置601と接続する。

0047

仮想ディスク管理部613は、主記憶装置に予め用意された固定ディスク管理情報固定データとSCSIコマンドのRead Capacityに応答するディスク総ブロック数固定データを参照する。

0048

図4に示す固定データの構成要素のうち、パーティション情報は2種類のオペレーティングシステムに対応するものを用意する(403、404)。また、Read Capacity応答データにはフラッシュATAカード総容量より充分大きい値を用意しておく。例えば、フラッシュATAカード容量が40MBの時、固定ディスク装置の最大ブロック番号を32000h、ブロックレングス200hで総容量は約100MBとする。

0049

次に、実施例の動作について説明する。先ず、パーソナルコンピュータ640と固定ディスク装置601が接続され、システムが起動されると、パーソナルコンピュータ640はInquiryコマンドを発行し、ターゲット装置の属性を調べ、固定ディスク装置であることを知る(53C、53D)。次に、パーソナルコンピュータ640はTest Unit Readyコマンドを発行し、固定ディスク装置601が準備できているかどうかを確認する(54C、54D)。準備できている場合、パーソナルコンピュータ640はRequest Senseコマンドにより固定ディスク装置601のステータスを確認(55C、55D)した後、Read Capacityコマンドにより固定ディスク装置601の総ブロック数を得る(56C、56D)。この時、固定ディスク装置601は、主記憶装置に予め用意している応答データ420を応答する。この結果、パーソナルコンピュータ640に総容量500MBの固定ディスク装置の存在を認識させることができる。

0050

次に、パーソナルコンピュータ640は固定ディスク装置601の先頭からブロック0を、続いてブロック1を読み出し、パーティション情報を参照して、ドライブ領域の先頭ブロック番号Sを決定する。この時、固定ディスク装置601は主記憶装置上に予め用意した固定データ401を応答する。パーティション情報は2種類のオペレーティングシステムに対応するものを用意しているが、パーソナルコンピュータ640が参照するのはどちらか一方のみである。異なるオペレーティングシステムを実装する別のパーソナルコンピュータがホストとなる場合には、他方のパーティション情報を参照する。

0051

続いて、パーソナルコンピュータ640はドライブ領域の構成を知るため、ドライブ先頭ブロックSの読み出しを要求するが、固定ディスク装置601の仮想ディスク管理部613がこの要求を初めて受けた時、指定されたブロック番号Sをドライブ先頭ブロック番号として主記憶装置112に保存したうえ、フラッシュATAカード621の先頭ブロックをフラッシュATAカードドライバ614を通じて読み出し、パーソナルコンピュータ640へ転送する。

0052

パーソナルコンピュータ640より最初に指定されたブロックSはフラッシュATAカード621上のブロック0に相当するものとし、仮想ディスク管理部613はブロックSを取得後、パーソナルコンピュータ640からのブロックS以降へのアクセス要求に対しては、指定されたブロック番号からSだけ減算したブロック番号によりフラッシュATAカード621へのアクセスを行う。

0053

以上のように、仮想ディスク管理部613にブロック番号の変換機能を持たせたことにより固定ディスク上のドライブ領域33にフラッシュATAカード621を割り付け、パーソナルコンピュータ640には固定ディスクにドライブ領域33が確保されているように認識させることができる。

0054

固定ディスク装置601に実装されているフラッシュATAカード621はPCMCIAに準拠したPCカードであるため、パーソナルコンピュータ640からのアクセスがない時に取り外すことが可能であり、PCMCIA準拠のPCカードスロットを備えたパーソナルコンピュータで直接書き換えが可能である。

0055

また、固定ディスクの最大容量から予約領域32を減算したブロック数までの容量のフラッシュATAカードに交換することが可能である。

発明の効果

0056

以上説明したように、本発明による固定ディスク装置は、次のような効果を奏する。

0057

第1の効果は、異なるSCSIホストアダプタを持つ複数のホスト装置に同時に対応できることである。その理由は、ホスト装置から指示された固定ディスク上のドライブ領域先頭のブロック番号を保持し、これを基にメモリカード上のブロック番号へ変換する機能を持たせたことにより、異なるSCSIホストアダプタを持つホスト装置が接続され、ドライブ領域先頭ブロック番号が変わってもドライブ領域にメモリカードを割り付けることが可能だからである。

0058

第2の効果は、異なるオペレーティングシステムを持つ複数のホスト装置に同時に対応できることである。その理由は、固定ディスク装置の主記憶装置に複数のオペレーティングシステムに対応したパーティション情報を同時に持たせることにより、異なるオペレーティングシステムを持つホスト装置に接続されてもドライブ領域が正しく認識可能だからである。

0059

第3の効果は固定ディスク装置のドライブ領域をSCSI接続されたホスト装置以外のコンピュータで書き換えが可能であり、また、ドライブ領域の交換が可能であることである。その理由は、固定ディスク装置のドライブ領域にPCMCIA準拠のメモリカードを使用して固定ディスク管理領域と切り離していることにより、これを取り出して独立した外部記憶装置として扱うことが可能だからである。

図面の簡単な説明

0060

図1本発明の固定ディスク装置のハードウェア構成概略を示すブロック図である。
図2本発明の固定ディスク装置のソフトウェア構成概略を示すブロック図である。
図3固定ディスク装置の論理構造を示す
図4主記憶装置に予め用意した固定値データの一例である。
図5ホスト装置、固定ディスク装置間のSCSIインタフェースの初期起動シーケンス概要を示すものである。
図6本発明の実施例を示すブロック図である。

--

0061

101固定ディスク装置
102ホスト装置
111マイクロプロセッサ
112主記憶装置
113メモリカード
114SCSIコントローラ
121CPUバス
122SCSIバス
131ホストコンピュータ
132SCSIホストアダプタ
201オペレーティングシステム
202 SCSIドライバ
203仮想ディスク管理部
204 メモリカードドライバ
210 メモリカード
211 主記憶装置上の固定データ
220 SCSIバス
31ディスク論理構造
32ディスク管理情報領域(予約領域)
33ドライブ領域論理構造
401固定ディスク管理情報
402 ディスクIPL領域
403パーティション情報1
404 パーティション情報2
410ブロック番号
420 Read Capacity応答データ
421 最大ブロック番号データ
51イニシエータ
52ターゲット
53C、53D Inquiryコマンド/応答
54C、54D Test Unit Readyコマンド/応答
55C、55D Request Senseコマンド/応答
56C、56D Read Capacityコマンド/応答
57C、57D Readコマンド/応答(予約領域)
58C、58D Readコマンド/応答(ドライブ先頭ブロック)
601 固定ディスク装置
611 オペレーティングシステム
612 SCSIドライバ
613 仮想ディスク管理部
614フラッシュATAカードドライバ
621 フラッシュATAカード
622 固定データ
630SCSIインタフェースバス
640 パーソナルコンピュータ

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