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技術 画像保存剤及び画像形成剤並びにその製造方法、画像形成剤の使用方法及び画像形成装置

出願人 コニカミノルタ株式会社
発明者 川口泰史北陽子石原啓美
出願日 1998年7月13日 (21年7ヶ月経過) 出願番号 1998-213482
公開日 2000年1月25日 (20年0ヶ月経過) 公開番号 2000-025332
状態 未査定
技術分野 複写又はマーキング インクジェット記録方法及びその記録媒体 多糖類及びその誘導体 インキ、鉛筆の芯、クレヨン
主要キーワード 循環流通 インク放出 画像保存剤 濃度減少 PZT 画像形成剤 感光材料用処理剤 用処理剤
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図面 (3)

課題

画像の保存性耐候性耐光性の向上に有益な新規画像保存剤を提供することを課題とする。

解決手段

下記一般式1[式中、R1、R2、R3は各々水素原子又はスルホン基を表し、R1〜R3の少なくとも一つはアルカリ金属置換されていてもよいスルホン基である。R4は連結基であり、nは0又は1を表す。]で示される銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有することを特徴とする画像保存剤である。

化1

概要

背景

概要

画像の保存性耐候性耐光性の向上に有益な新規画像保存剤を提供することを課題とする。

下記一般式1[式中、R1、R2、R3は各々水素原子又はスルホン基を表し、R1〜R3の少なくとも一つはアルカリ金属置換されていてもよいスルホン基である。R4は連結基であり、nは0又は1を表す。]で示される銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有することを特徴とする画像保存剤である。

目的

本発明は、このように画像の保存性、耐候性、耐光性の向上に有益な新規な画像保存剤を提供することを課題とする。

また、本発明は、画像の保存性、耐候性、耐光性の向上を図ることのできる画像形成剤を提供することを課題とする。

更に、本発明は、画像の保存性、耐候性、耐光性の向上を図ることのできる画像形成剤の製造方法を提供することを課題とする。

更にまた、本発明は、画像の保存性、耐候性、耐光性の向上を図ることのできる画像形成剤の使用方法を提供することを課題とする。

また、本発明は、画像形成剤を用いて画像を形成するに際して、その画像の保存性、耐候性、耐光性の向上を図ることのできる画像形成装置を提供することを課題とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

下記一般式1で示される銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有することを特徴とする画像保存剤

請求項

ID=000003HE=045 WI=063 LX=0285 LY=0550[式中、R1 、R2 、R3 は各々水素原子又はスルホン基を表し、R1 〜R3の少なくとも一つはアルカリ金属置換されていてもよいスルホン基である。R4 は連結基であり、nは0又は1を表す。]

請求項2

下記一般式1Aで示される銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有することを特徴とする画像保存剤。

請求項

ID=000004HE=045 WI=063 LX=0285 LY=1400[式中、R1、R2、R3は各々水素原子又はスルホン基を表し、R1〜R3の少なくとも一つはアルカリ金属で置換されていてもよいスルホン基である。R4は連結基であり、nは0又は1を表す。]

請求項3

銅フタロシアニン誘導体は下記の銅フタロシアニン誘導体であることを特徴とする請求項2記載の画像保存剤。

請求項

ID=000005HE=040 WI=065 LX=0275 LY=2250

請求項4

請求項1に記載の一般式1で示される銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有する画像保存剤によって処理して得られたことを特徴とする画像形成剤

請求項5

請求項2に記載の一般式1Aで示される銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有する画像保存剤によって処理して得られたことを特徴とする画像形成剤。

請求項6

請求項3に記載の銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有する画像保存剤によって処理して得られたことを特徴とする請求項5記載の画像形成剤。

請求項7

画像形成剤がインクジェット用のインク組成物に用いる化合物であることを特徴とする請求項4、5又は6記載の画像形成剤。

請求項8

画像形成剤が磁気記録媒体用の化合物であることを特徴とする請求項4、5又は6記載の画像形成剤。

請求項9

画像形成剤が静電荷像現像剤用の化合物であることを特徴とする請求項4、5又は6記載の画像形成剤。

請求項10

画像形成剤がハロゲン化銀写真感光材料用処理剤用の化合物であることを特徴とする請求項4、5又は6記載の画像形成剤。

請求項11

画像形成剤が光重合型感光材料用の化合物であることを特徴とする請求項4、5又は6記載の画像形成剤。

請求項12

画像形成剤が熱転写記録媒体用の化合物であることを特徴とする請求項4、5又は6記載の画像形成剤。

請求項13

画像形成剤が画像表示用インク組成物の化合物であることを特徴とする請求項4、5又は6記載の画像形成剤。

請求項14

画像形成剤を製造するための化合物の少なくとも1種を製造する際に、該化合物を請求項1に記載の一般式1で示される銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有する画像保存剤によって処理することを特徴とする画像形成剤の製造方法。

請求項15

画像形成剤を製造するための化合物の少なくとも1種を製造する際に、該化合物と請求項2に記載の一般式1Aで示される銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有する画像保存剤によって処理することを特徴とする請求項14記載の画像形成剤の製造方法。

請求項16

画像形成剤を製造するための化合物の少なくとも1種を製造する際に、該化合物と請求項3に記載の銅フタロシアニン誘導体を有する画像保存剤によって処理することを特徴とする請求項15記載の画像形成剤の製造方法。

請求項17

画像形成剤を使用する際に、該画像形成剤と請求項1に記載の一般式1で示される銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有する画像保存剤と接触させることを特徴とする画像形成剤の使用方法

請求項18

画像形成剤を使用する際に、該画像形成剤と請求項2に記載の一般式1Aで示される銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有する画像保存剤と接触させることを特徴とする請求項17記載の画像形成剤の使用方法。

請求項19

画像形成剤を使用する際に、該画像形成剤と請求項3に記載の銅フタロシアニン誘導体を有する画像保存剤と接触させることを特徴とする請求項18記載の画像形成剤の使用方法。

請求項20

請求項1に記載の一般式1で示される銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有する画像保存剤を収納した処理部と、画像形成剤を収納した画像形成剤収納部と、該画像形成剤収納部から供給されて該画像形成剤を使用する使用手段とを有し、前記画像形成剤収納部中の画像形成剤が前記使用手段に至る過程で該画像形成剤を前記処理部中の画像保存剤と接触させるようにすることを特徴とする画像形成装置

請求項21

請求項2に記載の一般式1Aで示される銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有する画像保存剤を収納した処理部と、画像形成剤を収納した画像形成剤収納部と、該画像形成剤収納部から供給されて該画像形成剤を使用する使用手段とを有し、前記画像形成剤収納部中の画像形成剤が前記使用手段に至る過程で該画像形成剤を前記処理部中の画像保存剤と接触させるようにすることを特徴とする請求項20記載の画像形成装置。

請求項22

請求項3に記載の銅フタロシアニン誘導体を有する画像保存剤を収納した処理部と、画像形成剤を収納した画像形成剤収納部と、該画像形成剤収納部から供給されて該画像形成剤を使用する使用手段とを有し、前記画像形成剤収納部中の画像形成剤が前記使用手段に至る過程で該画像形成剤を前記処理部中の画像保存剤と接触させるようにすることを特徴とする請求項21記載の画像形成装置。

請求項23

画像形成剤がインクジェット用のインク組成物であることを特徴とする請求項20、21又は22記載の画像形成装置。

請求項24

請求項1に記載の一般式1で示される銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有する画像保存剤を収納した処理部と、画像形成剤を収納した画像形成剤収納部と、該画像形成剤収納部から供給される画像形成剤を使用する使用手段とを有し、該画像形成剤収納部中の画像形成剤を前記処理部の画像保存剤と接触させた後、再び画像形成剤収納部に戻すようにすることを特徴とする画像形成装置。

請求項25

請求項2に記載の一般式1Aで示される銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有する画像保存剤を収納した処理部と、画像形成剤を収納した画像形成剤収納部と、該画像形成剤収納部から供給される画像形成剤を使用する使用手段とを有し、該画像形成剤収納部中の画像形成剤を前記処理部の画像保存剤と接触させた後、再び画像形成剤収納部に戻すようにすることを特徴とする請求項24記載の画像形成装置。

請求項26

請求項3に記載の銅フタロシアニン誘導体を有する画像保存剤を収納した処理部と、画像形成剤を収納した画像形成剤収納部と、該画像形成剤収納部から供給される画像形成剤を使用する使用手段とを有し、該画像形成剤収納部中の画像形成剤を前記処理部の画像保存剤と接触させた後、再び画像形成剤収納部に戻すようにすることを特徴とする請求項25記載の画像形成装置。

請求項27

画像形成剤がインクジェット用のインク組成物であることを特徴とする請求項24、25又は26記載の画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は画像保存剤及び画像形成剤並びにその製造方法、画像形成剤の使用方法及び画像形成装置に関するもので、詳しくは、画像形成剤によって被記録材上に形成された画像の保存性の向上を図ることのできる画像保存剤及び画像形成剤並びにその製造方法、画像形成剤の使用方法及び画像形成装置に関する。

背景技術

0002

一般に紙等の被記録材に対して画像を形成する場合、画像形成剤として例えばインクジェット用インクを用い、このインクを被記録材上に制御しながら噴射することによって画像情報を記録するインクジェット記録方法等が知られている。ところで、このインクジェット用インク等の画像形成剤によって画像を形成する場合、その画像形成剤により被記録材上に記録形成された画像の保存性が重要な問題となる。

0003

本発明者は、かかる画像の保存性の向上について画像形成剤自体の保存性に着目し鋭意検討した結果、画像形成剤の保存性を向上させるのに有益な新規保存剤を見出した。そして、この保存剤を用いて処理された画像形成剤によって画像を形成することにより、その画像の保存性、耐候性耐光性が向上することが確認され本発明に至った。

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は、このように画像の保存性、耐候性、耐光性の向上に有益な新規な画像保存剤を提供することを課題とする。

0005

また、本発明は、画像の保存性、耐候性、耐光性の向上を図ることのできる画像形成剤を提供することを課題とする。

0006

更に、本発明は、画像の保存性、耐候性、耐光性の向上を図ることのできる画像形成剤の製造方法を提供することを課題とする。

0007

更にまた、本発明は、画像の保存性、耐候性、耐光性の向上を図ることのできる画像形成剤の使用方法を提供することを課題とする。

0008

また、本発明は、画像形成剤を用いて画像を形成するに際して、その画像の保存性、耐候性、耐光性の向上を図ることのできる画像形成装置を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0009

上記課題を解決するための請求項1記載の発明は、下記一般式1で示される銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有することを特徴とする画像保存剤である。

0010

ID=000006HE=045 WI=063 LX=0285 LY=0850
[式中、R1、R2、R3は各々水素原子又はスルホン基を表し、R1〜R3の少なくとも一つはアルカリ金属置換されていてもよいスルホン基である。R4は連結基であり、nは0又は1を表す。]
請求項2記載の発明は、下記一般式1Aで示される銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有することを特徴とする画像保存剤である。

0011

ID=000007HE=045 WI=063 LX=1185 LY=0550
[式中、R1、R2、R3は各々水素原子又はスルホン基を表し、R1〜R3の少なくとも一つはアルカリ金属で置換されていてもよいスルホン基である。R4は連結基であり、nは0又は1を表す。]
請求項3記載の発明は、銅フタロシアニン誘導体は下記の銅フタロシアニン誘導体であることを特徴とする請求項2記載の画像保存剤である。

0012

ID=000008HE=050 WI=084 LX=0630 LY=1500
上記課題を解決する請求項4記載の発明は、請求項1に記載の一般式1で示される銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有する画像保存剤によって処理して得られたことを特徴とする画像形成剤である。

0013

請求項5記載の発明は、請求項2に記載の一般式1Aで示される銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有する画像保存剤によって処理して得られたことを特徴とする画像形成剤である。

0014

請求項6記載の発明は、請求項3に記載の銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有する画像保存剤によって処理して得られたことを特徴とする請求項5記載の画像形成剤である。

0015

請求項7記載の発明は、請求項4、5又は6記載の画像形成剤において、画像形成剤がインクジェット用のインク組成物に用いる化合物であることを特徴とする。

0016

請求項8記載の発明は、請求項4、5又は6記載の画像形成剤において、画像形成剤が磁気記録媒体用の化合物であることを特徴とする。

0017

請求項9記載の発明は、請求項4、5又は6記載の画像形成剤において、画像形成剤が静電荷像現像剤用の化合物であることを特徴とする。

0018

請求項10記載の発明は、請求項4、5又は6記載の画像形成剤において、画像形成剤がハロゲン化銀写真感光材料用処理剤用の化合物であることを特徴とする。

0019

請求項11記載の発明は、請求項4、5又は6記載の画像形成剤において、画像形成剤が光重合型感光材料用の化合物であることを特徴とする。

0020

請求項12記載の発明は、請求項4、5又は6記載の画像形成剤において、画像形成剤が熱転写記録媒体用の化合物であることを特徴とする。

0021

請求項13記載の発明は、請求項4、5又は6記載の画像形成剤において、画像形成剤が画像表示用インク組成物の化合物であることを特徴とする。

0022

上記課題を解決する請求項14記載の発明は、画像形成剤を製造するための化合物の少なくとも1種を製造する際に、該化合物を請求項1に記載の一般式1で示される銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有する画像保存剤によって処理することを特徴とする画像形成剤の製造方法である。

0023

請求項15記載の発明は、請求項14記載の画像形成剤の製造方法において、画像形成剤を製造するための化合物の少なくとも1種を製造する際に、該化合物と請求項2に記載の一般式1Aで示される銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有する画像保存剤によって処理することを特徴とする。

0024

請求項16記載の発明は、請求項15記載の画像形成剤の製造方法において、画像形成剤を製造するための化合物の少なくとも1種を製造する際に、該化合物と請求項3に記載の銅フタロシアニン誘導体を有する画像保存剤によって処理することを特徴とする。

0025

上記課題を解決する請求項17記載の発明は、画像形成剤を使用する際に、該画像形成剤と請求項1に記載の一般式1で示される銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有する画像保存剤と接触させることを特徴とする画像形成剤の使用方法である。

0026

請求項18記載の発明は、請求項17記載の画像形成剤の使用方法において、画像形成剤を使用する際に、該画像形成剤と請求項2に記載の一般式1Aで示される銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有する画像保存剤と接触させることを特徴とする。

0027

請求項19記載の発明は、請求項18記載の画像形成剤の使用方法において、画像形成剤を使用する際に、該画像形成剤と請求項3に記載の銅フタロシアニン誘導体を有する画像保存剤と接触させることを特徴とする。

0028

上記課題を解決する請求項20記載の発明は、請求項1に記載の一般式1で示される銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有する画像保存剤を収納した処理部と、画像形成剤を収納した画像形成剤収納部と、該画像形成剤収納部から供給されて該画像形成剤を使用する使用手段とを有し、前記画像形成剤収納部中の画像形成剤が前記使用手段に至る過程で該画像形成剤を前記処理部中の画像保存剤と接触させるようにすることを特徴とする画像形成装置である。

0029

請求項21記載の発明は、請求項20記載の画像形成装置において、請求項2に記載の一般式1Aで示される銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有する画像保存剤を収納した処理部と、画像形成剤を収納した画像形成剤収納部と、該画像形成剤収納部から供給されて該画像形成剤を使用する使用手段とを有し、前記画像形成剤収納部中の画像形成剤が前記使用手段に至る過程で該画像形成剤を前記処理部中の画像保存剤と接触させるようにすることを特徴とする。

0030

請求項22記載の発明は、請求項21記載の画像形成装置において、請求項3に記載の銅フタロシアニン誘導体を有する画像保存剤を収納した処理部と、画像形成剤を収納した画像形成剤収納部と、該画像形成剤収納部から供給されて該画像形成剤を使用する使用手段とを有し、前記画像形成剤収納部中の画像形成剤が前記使用手段に至る過程で該画像形成剤を前記処理部中の画像保存剤と接触させるようにすることを特徴とする。

0031

請求項23記載の発明は、請求項20、21又は22記載の画像形成装置において、画像形成剤がインクジェット用のインク組成物であることを特徴とする。上記課題を解決する請求項24記載の発明は、請求項1に記載の一般式1で示される銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有する画像保存剤を収納した処理部と、画像形成剤を収納した画像形成剤収納部と、該画像形成剤収納部から供給される画像形成剤を使用する使用手段とを有し、該画像形成剤収納部中の画像形成剤を前記処理部の画像保存剤と接触させた後、再び画像形成剤収納部に戻すようにすることを特徴とする画像形成装置である。

0032

請求項25記載の発明は、請求項24記載の画像形成装置において、請求項2に記載の一般式1Aで示される銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有する画像保存剤を収納した処理部と、画像形成剤を収納した画像形成剤収納部と、該画像形成剤収納部から供給される画像形成剤を使用する使用手段とを有し、該画像形成剤収納部中の画像形成剤を前記処理部の画像保存剤と接触させた後、再び画像形成剤収納部に戻すようにすることを特徴とする。

0033

請求項26記載の発明は、請求項25記載の画像形成装置において、請求項3に記載の銅フタロシアニン誘導体を有する画像保存剤を収納した処理部と、画像形成剤を収納した画像形成剤収納部と、該画像形成剤収納部から供給される画像形成剤を使用する使用手段とを有し、該画像形成剤収納部中の画像形成剤を前記処理部の画像保存剤と接触させた後、再び画像形成剤収納部に戻すようにすることを特徴とする。

0034

請求項27記載の発明は、請求項24、25又は26記載の画像形成装置において、画像形成剤がインクジェット用のインク組成物であることを特徴とする。

発明を実施するための最良の形態

0035

以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明において画像とは、紙等の被記録材上に直接形成される文字や図柄等をいう。一般式1及び一般式1Aで示される銅フタロシアニン誘導体において、R1 、R2 、R3 は各々水素原子又はスルホン基を表し、R1 〜R3 の少なくとも1つはアルカリ金属(例えばナトリウムカリウム等)で置換されていてもよいスルホン基である。

0036

R4 は連結基であり、nは0又は1を表す。この連結基としては、具体的には、カルバモイル基スルファモイル基、置換または未置換のアルキレン基、置換または未置換のアリール基等が挙げられる。

0037

本発明に係る画像保存剤は、一般式1または一般式1Aで示される銅フタロシアニン誘導体の少なくとも1種を有するが、中でも前記一般式1Aで示される銅フタロシアニン誘導体が好ましく、その中でも特にR1 、R2 、R3 が−SO3Naである請求項3に記載の銅フタロシアニン誘導体を有するものが好ましい。

0038

かかる画像保存剤としては、青色色素銅フタロシアニン誘導体を支持体共有結合させたブルーレイヨンを用いることができる。

0039

かかる画像保存剤は、画像を形成するために使用される画像形成剤に対して用いられる。

0040

この画像形成剤としては、具体的には、インクジェット用のインク組成物、磁気記録媒体用の化合物、静電荷像現像剤、ハロゲン化銀写真感光材料用処理剤、光重合型感光材料用処理剤や熱転写記録媒体用の化合物等が挙げられる。

0041

インクジェット用のインク組成物に用いる化合物としては、例えば、特開平10−88022号公報、特開平10−88043号公報、特開平10−95164号公報等に記載のものが挙げられる。

0042

磁気記録媒体用の化合物としては、例えば、特開平10−64040号公報等に記載のものが挙げられる。

0043

静電荷像現像剤用の化合物としては、例えば、特開平10−123760号公報、特開平10−123764号公報に記載のものが挙げられる。

0044

ハロゲン化銀写真感光材料用処理剤用の化合物としては、例えば特開平10−171091号公報のカラム〔0030〕〜〔0086〕に記載のものが挙げられる。

0045

光重合型感光材料用の化合物としては、例えば特開平6−35174号公報に記載のものが挙げられる。

0046

画像表示用インク組成物の化合物としては、例えば、特開平10−116038号公報に記載のものが挙げられる。

0047

本発明に係る画像保存剤を用いるには、これら既存の画像形成剤をこの画像保存剤によって処理することによって処理が施された画像形成剤を得るようにしたり、また、画像形成剤自体の製造の際に、この画像保存剤による処理工程を介在させて画像保存剤による処理が施された画像形成剤を製造するようにしたり、更には、既存の画像形成剤を使用する際に、該画像形成剤がこの画像保存剤と接触するようにすることによって画像保存剤による処理を経るようにすること等が挙げられる。

0048

既存の画像形成剤を上記画像保存剤によって処理することにより画像形成剤を得る場合、既存の画像形成剤に対して施す処理とは、具体的には、接触処理(ろ過処理を含む)、精製処理等をいう。

0049

また、画像形成剤自体の製造の際に画像保存剤によって処理することにより画像形成剤を得る場合、画像形成剤を製造するために用いられる化合物の少なくとも1種を製造する過程において、該化合物を上記画像保存剤によって上記と同様に処理することにより製造する。

0050

また、既存の画像形成剤に上記上記画像保存剤による処理を施すには、その画像形成剤を使用する際、すなわち画像形成剤によって被記録材上に画像を形成する際に、該画像形成剤が上記画像保存剤と接触(ろ過処理を含む)するようにすることにより行うこともできる。

0051

この具体的な実施の一形態について図面に基づき説明する。

0052

図1は、インクジェット用インク(画像形成剤)を用いて被記録材上に画像を形成するためのインクジェット記録装置(画像形成装置)に本発明を適用した場合を示す構成図であり、図中、1はオンデマンド方式のインクジェット記録装置におけるインク放出部(使用手段)の断面を示している。

0053

このインク放出部1において、2はインクジェット用インクを収容するインク収容室、3は該インク収容室2内のインクを外部へ向けて放出するノズル、4はインク収容室2内のインクに瞬間的に圧力を加えて上記ノズル3からインクを粒状の液滴にして放出させるための電気−機械変換器、例えばPZT等のピエゾクリスタルからなる圧電体である。

0054

5は上記インク放出部1のインク収容室2にインクを供給するためにインクを貯溜しているインク収納部(画像形成剤収納部)であり、インク放出部1ではこのインク収納部5からの供給を受けてインク収容室2内にインクを収容する。

0055

6は処理部であり、その内部に上述した画像保存剤7を収納している。この処理部6は、上記インク放出部1とインク収納部5との間に介在されており、これによりインク収納部5内のインクは、一旦処理部6に導入され、該処理部6内からインク放出部1のインク収容室2に供給されるようになっている。

0056

然して、インクの使用時、すなわち、インクをインク放出部1のノズル3から液滴にして被記録材(図示せず)上に噴出することによって画像を形成するためにインク収納部5内のインクが上記インク放出部1へ至る際、その過程でインクは処理部6内を通り、該処理部6内に収納されている画像保存剤7と接触する。この処理部6内の画像保存剤7にインクが接触することによって、該インクには保存性、耐候性、耐光性が付与され、インク放出部1のインク収容室2には、処理部6中で画像保存剤7と接触して保存性、耐候性、耐光性が付与された後のインクが供給されることになる。そして、このように画像保存剤7によって保存性、耐候性、耐光性が付与されたインクを、圧電体4の作動によりインク放出部1のノズル3から放出して被記録材上に画像を形成することにより、保存性、耐候性、耐光性に優れた画像を得ることができる。

0057

図2は、図1と同じくインクジェット記録装置に本発明を適用した場合の他の形態を示している。図1と同一符号は同一構成を示し説明は省略する。

0058

この形態において、画像保存剤7を収納した処理部6はインク収納部5と並列状に設けられている。そして、インク収納部5と処理部6とは互いに連絡しており、インク収納部5内のインクは、これらインク収納部5と処理部6との間を流通可能に構成してある。これによりインク収納部5内のインクは処理部6に導入され、更に該処理部6内から再びインク収納部5内に戻り、両者の間を循環することができるようになっている。なお、インクをインク収納部5と処理部6との間を循環流通させるには、図示しないが、ポンプ等の駆動によりインク収納部5内のインクを積極的に処理部6に導入し且つ処理部6から再びインク収納部5に戻すことができるようにすることが好ましい。

0059

然して、この場合、インク収納部5内のインクは処理部6に導入され、該処理部6に収納されている画像保存剤7と接触する。この処理部6中の画像保存剤7にインクが接触することによって、該インクには保存性、耐候性、耐光性が付与され、処理後のインクが処理部6から再びインク収納部5内に戻る。これによりインク放出部1のインク収容室2には、処理部6中で画像保存剤7と接触して保存性、耐候性、耐光性が付与されたインクが供給される。

0060

以上説明した手段によれば、画像保存剤を収納した処理部を既存の画像形成装置に組み込むだけで、画像保存剤によって保存性、耐候性、耐光性が付与された画像形成剤による画像を形成することのできる画像形成装置を構成することができる利点がある。

0061

また、画像形成装置は、画像形成剤としてインクジェット用インクを使用した上記インクジェット記録装置に限らず、画像形成剤として他の形成剤を使用した他の画像形成装置であっても、同様にいずれかの手段を適用することができる。

0062

以下、本発明の実施例を説明するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。

0063

実施例1
以下に示す組成からなるインクジェット用インク(画像形成剤)を作成した。なお、%は重量%を表す。

0064

染料(C.I.Acid Yellow23) 4.0%
NaCl 0.3%
グリセリン15%

0065

このインクを以下に示す銅フタロシアニン誘導体を有する画像保存剤で接触処理した。

0066

0067

このインクを使用して、図1のインクジェット記録装置を用いて普通紙に画像を形成し、試験試料とした。得られた画像について以下の評価を行った。

0068

画像の保存性
試験試料を、50℃、60%RH下で1週間放置し、濃度計(エックス社製「X−rite310濃度」)を用いて濃度を測定した。初期濃度に対する濃度減少率により以下の基準で評価した。その結果を表1に示す。

0069

◎:濃度減少率1%以下
○:濃度減少率2%以下
△:濃度減少率5%以下
×:濃度減少率6%以上

0070

画像の耐候性、耐光性
上記の試験試料を、アイグラフィックス(株)製のアイスーパーUVテスター型式SUV−W11改造品)を用いて光量100mW/cm2 、光源からの距離24cm、湿度33%RHの条件下に1週間の間おいた。上記と同様に画像の濃度を測定し、初期濃度に対する濃度減少率により上記と同様に評価した。

0071

その結果を表1に示す。

0072

0073

図面の簡単な説明

0074

図1インクジェット記録装置に本発明を適用した場合を示す構成図
図2インクジェット記録装置に本発明を適用した場合の他の例を示す構成図

--

0075

1インク放出部(使用手段)
2インク収容室
3ノズル
4圧電体
5インク収納部(画像形成剤収納部)
6 処理部
7 画像保存剤

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