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技術 スロットマシンの始動制御方法、およびその方法が実施されたスロットマシン

出願人 株式会社コナミアミューズメント
発明者 藤井隆
出願日 1998年6月30日 (21年8ヶ月経過) 出願番号 1998-184066
公開日 2000年1月18日 (20年2ヶ月経過) 公開番号 2000-014862
状態 拒絶査定
技術分野 スロットマシン、カードゲーム、盤上ゲーム
主要キーワード 支え軸 背後位 帯状テープ 回転ロッド 一斉始動 画一化 スタート指令 光電センサー
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年1月18日)のものです。
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図面 (11)

課題

始動操作具の操作を始動条件とするものの、遊技者が始動操作具を操作する必要がないように構成して、ゲーム開始操作に伴う遊技者の疲労感を軽減し、スロットマシンに対する遊技者の興味減退させないようにする。

解決手段

メダル投入またはベット釦スイッチの操作に次いで始動レバー14を操作すると、3個のリールが始動する。始動レバー14には強制操作機構60が設けられる。強制操作機構60は、始動レバー14が遊技者により操作されたのと同じ物理状態強制的に設定する。始動レバー14が操作された物理状態はセンサー46が検知して始動信号を出力する。始動レバー14の操作を残して始動条件が整う状態になったとき、強制操作機構60が駆動し、センサー46が始動信号を出力したとき、リールが始動する。

概要

背景

従来の典型的なスロットマシンは、外周面複数種シンボルが表された3個のリールをシンボル表示器として備えている。遊技媒体としてのメダルメダル投入口へ投入されるか、ベット釦スイッチ押操作されてベット枚数の設定が行われると、メダル投入枚数または設定されたベット枚数に応じた本数の入賞ラインが有効化される。次いで、始動操作具である始動レバーが操作されると、3個のリールが一斉に始動して、ゲームが開始される。

リール毎停止釦スイッチが押操作されて全てのリールが停止したとき、有効な入賞ライン上に所定のシンボルの組み合わせが成立していると、そのゲームは入賞となり、入賞の種類に応じて、所定枚数のメダルがそのゲームの配当として遊技者に払い出される。入賞ライン上に、ある特定のシンボルの組み合わせが成立した場合には、「ボーナスゲーム」と称される特別のゲームへ移行し、遊技者に対し、大量のメダルを獲得できる機会が与えられる。

「ボーナスゲーム」では、たとえば、1枚のメダルが投入された後、またはベット釦スイッチにより1枚のベット枚数の設定が行われた後、始動レバーが操作されると、3個のリールが一斉に始動する。リール毎の停止釦スイッチの押操作により、全てのリールが停止したとき、ある1本の入賞ライン上で所定のシンボルの組み合わせが成立すれば、その「ボーナスゲーム」は当たりとなり、比較的多数枚のメダルが遊技者に払い出される。「ボーナスゲーム」は、決められた回数だけ実施することが可能であり、当たりが発生し易いようにリールの停止制御が行われるので、遊技者は、「ボーナスゲーム」を実施することで、大量のメダルを獲得する。

概要

始動操作具の操作を始動条件とするものの、遊技者が始動操作具を操作する必要がないように構成して、ゲーム開始操作に伴う遊技者の疲労感を軽減し、スロットマシンに対する遊技者の興味減退させないようにする。

メダルの投入またはベット釦スイッチの操作に次いで始動レバー14を操作すると、3個のリールが始動する。始動レバー14には強制操作機構60が設けられる。強制操作機構60は、始動レバー14が遊技者により操作されたのと同じ物理状態強制的に設定する。始動レバー14が操作された物理状態はセンサー46が検知して始動信号を出力する。始動レバー14の操作を残して始動条件が整う状態になったとき、強制操作機構60が駆動し、センサー46が始動信号を出力したとき、リールが始動する。

目的

この発明は、上記問題に着目してなされたもので、始動レバーのような始動操作具の操作をシンボル可変表示器の始動条件とするものの、遊技者が始動操作具を操作する必要がないように構成することにより、ゲーム開始操作に伴う遊技者の疲労感を軽減し、スロットマシンに対する遊技者の興味を減退させることのないスロットマシンの始動制御方法、およびその方法が実施されたスロットマシンを提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
6件

この技術が所属する分野

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請求項1

始動操作具の操作でシンボル可変表示器始動条件が整うように設定されたスロットマシンにおいて、始動操作具の操作を残して前記始動条件が整う状態になったとき、始動操作具が遊技者により操作されたのと同じ物理状態になるよう強制的に設定して、シンボル可変表示器を始動させることを特徴とするスロットマシンの始動制御方法

請求項2

始動操作具の操作でシンボル可変表示器の始動条件が整うように設定されたスロットマシンにおいて、始動操作具が遊技者により操作されたのと同じ物理状態になるよう強制的に設定する強制操作機構と、始動操作具が操作された物理状態を検知して始動信号を出力するセンサーと、始動操作具の操作を残して前記始動条件が整う状態になったとき、強制操作機構を駆動させ、センサーより始動信号を入力したとき、シンボル可変表示器を始動させる制御装置とを備えて成るスロットマシン。

請求項3

始動操作具の操作でシンボル可変表示器の始動条件が整うように設定されたスロットマシンにおいて、始動操作具が遊技者により操作されたのと同じ物理状態になるよう強制的に設定する強制操作機構と、始動操作具を遊技者が操作するのか、始動操作具を強制操作機構により強制的に操作させるのかを遊技者が選択するための選択スイッチと、始動操作具が操作された物理状態を検知して始動信号を出力するセンサーと、始動操作具の操作を残して前記始動条件が整う状態になったとき、選択スイッチによる選択に基づいて強制操作機構を駆動させ、センサーより始動信号を入力したとき、シンボル可変表示器を始動させる制御装置とを備えて成るスロットマシン。

技術分野

0001

この発明は、ゲーム開始操作としての始動操作具の操作でシンボル可変表示器始動条件が整うように設定されたスロットマシンに関するもので、特に、この発明は、シンボル可変表示器を始動させるための始動制御方法、およびその方法が実施されたスロットマシンに関する。

背景技術

0002

従来の典型的なスロットマシンは、外周面複数種シンボルが表された3個のリールをシンボル表示器として備えている。遊技媒体としてのメダルメダル投入口へ投入されるか、ベット釦スイッチ押操作されてベット枚数の設定が行われると、メダル投入枚数または設定されたベット枚数に応じた本数の入賞ラインが有効化される。次いで、始動操作具である始動レバーが操作されると、3個のリールが一斉に始動して、ゲームが開始される。

0003

リール毎停止釦スイッチが押操作されて全てのリールが停止したとき、有効な入賞ライン上に所定のシンボルの組み合わせが成立していると、そのゲームは入賞となり、入賞の種類に応じて、所定枚数のメダルがそのゲームの配当として遊技者に払い出される。入賞ライン上に、ある特定のシンボルの組み合わせが成立した場合には、「ボーナスゲーム」と称される特別のゲームへ移行し、遊技者に対し、大量のメダルを獲得できる機会が与えられる。

0004

「ボーナスゲーム」では、たとえば、1枚のメダルが投入された後、またはベット釦スイッチにより1枚のベット枚数の設定が行われた後、始動レバーが操作されると、3個のリールが一斉に始動する。リール毎の停止釦スイッチの押操作により、全てのリールが停止したとき、ある1本の入賞ライン上で所定のシンボルの組み合わせが成立すれば、その「ボーナスゲーム」は当たりとなり、比較的多数枚のメダルが遊技者に払い出される。「ボーナスゲーム」は、決められた回数だけ実施することが可能であり、当たりが発生し易いようにリールの停止制御が行われるので、遊技者は、「ボーナスゲーム」を実施することで、大量のメダルを獲得する。

発明が解決しようとする課題

0005

以上のような構成のスロットマシンにおいて、長時間にわたってゲームを継続する場合、1ゲーム毎に、メダルの投入またはベット釦スイッチの押操作と、始動レバーの操作とが必要であり、このゲーム開始操作の画一化単調さから、遊技者に余計な疲労感を与えてしまう。「ボーナスゲーム」では、メダル投入枚数やベット枚数を1枚とするなど、ゲーム開始操作を簡略化しているものの、始動レバーの操作をリールの始動条件としているため、通常のゲームの場合と同様の疲労感を遊技者へ与えることになる。

0006

上記した問題を解消するために、始動レバーをなくし、メダルの投入またはベット釦スイッチの操作だけで、リールの始動を開始させる、という始動制御方法も提案されているが、これでは、始動レバーの操作というスロットマシンに固有遊技操作がなくなってしまう結果となり、スロットマシンに対する遊技者の興味減退させる、という問題がある。

0007

この発明は、上記問題に着目してなされたもので、始動レバーのような始動操作具の操作をシンボル可変表示器の始動条件とするものの、遊技者が始動操作具を操作する必要がないように構成することにより、ゲーム開始操作に伴う遊技者の疲労感を軽減し、スロットマシンに対する遊技者の興味を減退させることのないスロットマシンの始動制御方法、およびその方法が実施されたスロットマシンを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

請求項1の発明は、始動操作具の操作でシンボル可変表示器の始動条件が整うように設定されたスロットマシンにおいて、始動操作具の操作を残して前記始動条件が整う状態になったとき、始動操作具が遊技者により操作されたのと同じ物理状態になるよう強制的に設定して、シンボル可変表示器を始動させている。

0009

請求項2の発明は、始動操作具の操作でシンボル可変表示器の始動条件が整うように設定されたスロットマシンにおいて、始動操作具が遊技者により操作されたのと同じ物理状態になるよう強制的に設定する強制操作機構と、始動操作具が操作された物理状態を検知して始動信号を出力するセンサーと、始動操作具の操作を残して前記始動条件が整う状態になったとき、強制操作機構を駆動させ、センサーより始動信号を入力したとき、シンボル可変表示器を始動させる制御装置とを備えたものである。

0010

請求項3の発明では、始動操作具の操作でシンボル可変表示器の始動条件が整うように設定されたスロットマシンにおいて、始動操作具が遊技者により操作されたのと同じ物理状態になるよう強制的に設定する強制操作機構と、始動操作具を遊技者が操作するのか、始動操作具を強制操作機構により強制的に操作させるのかを遊技者が選択するための選択スイッチと、始動操作具が操作された物理状態を検知して始動信号を出力するセンサーと、始動操作具の操作を残して前記始動条件が整う状態になったとき、選択スイッチによる選択に基づいて強制操作機構を駆動させ、センサーより始動信号を入力したとき、シンボル可変表示器を始動させる制御装置とを備えたものである。

0011

始動操作具の操作によりシンボル可変表示器が始動する段階に至ったとき、遊技者が始動操作具を操作しなくても、始動操作具が遊技者により操作されたのと同じ物理状態になるよう強制的に設定され、シンボル可変表示器が始動する。

0012

請求項2のスロットマシンでは、始動操作具の操作によりシンボル可変表示器が始動する段階に至ったとき、遊技者が始動操作具を操作しなくても、制御装置は、強制操作機構を駆動させ、始動操作具が遊技者により操作されたのと同じ物理状態になるよう強制的に設定する。この始動操作具が操作された物理状態をセンサーが検知して始動信号を出力し、制御装置が前記始動信号を入力したとき、シンボル可変表示器が始動する。

0013

請求項3のスロットマシンでは、始動操作具の操作によりシンボル可変表示器が始動する段階に至ったとき、選択スイッチにより、始動操作具を強制操作機構により強制的に操作させることが選択されている場合には、遊技者が始動操作具を操作しなくても、制御装置は、強制操作機構を駆動させ、始動操作具が遊技者により操作されたのと同じ物理状態になるよう強制的に設定する。この始動操作具が操作された物理状態をセンサーが検知して始動信号を出力し、制御装置が、前記始動信号を入力したとき、シンボル可変表示器が始動する。

0014

図1は、この発明の一実施例であるスロットマシンの外観を示す。このスロットマシンは、ボックス形状の本体部2の前面開口に扉部3を開閉可能に取り付けて機体1が構成される。前記本体部2の中空内部には、図2に示すように、上段位置にリールブロック4や、制御装置が実装された回路基板5が、下段位置に多数枚のメダルを収容するホッパー6aを有するメダル払出機6が、それぞれ組み込まれている。なお、図2の30は前記回路基板5などへ電源を供給するための電源装置であり、31はメダル払出機6のホッパー6aより溢れ出たメダルを回収するためのメダル回収箱である。

0015

前記リールブロック4は、金属フレーム7に3個のリール8a,8b,8cが一体に組み付けられて成る。各リール8a,8b,8cは、リール枠の外周面に帯状テープを貼設して成るもので、前記帯状テープには、特別入賞を成立させる特別入賞シンボル、その他の入賞を成立させる入賞シンボル、入賞に関わらない複数種のシンボルなどが印刷されている。このリールブロック4には、各リール8a,8b,8cを個別に回転駆動するステッピングモータ9a,9b,9cが組み付けてあり、各リール8a,8b,8cと共にシンボル可変表示器10を構成する。

0016

前記扉部3の前面は、各リール8a,8b,8cのシンボルを可変表示するための正面パネル11と、機種名やゲーム情報を表示するための上部パネル12および下部パネル13とで構成される。各パネル11,12,13は、透明な合成樹脂板または強化ガラスの表面に、シルクスクリーン印刷を施して形成される。

0017

正面パネル11の下方には、始動操作具としての始動レバー14,3個の停止釦スイッチ15a,15b,15c、およびメダル投入口16が、また下部パネル13の下方には、メダル放出口17やメダル受け皿18が、それぞれ配備される。メダル投入口16はメダルの投入を受け付ける部分である。始動レバー14は3個のリール8a,8b,8cを一斉に始動させるためのものである。3個の停止釦スイッチ15a,15b,15cは対応するリール8a,8b,8cを個別に停止させるためのものである。なお、始動操作具として、始動レバー14のようなレバー状のものに代えて、ハンドル状のもの、押釦状のものなどを用いることもできる。

0018

正面パネル11の板面中央には、図3に示すように、カラー印刷層で囲まれた無着色で透明のシンボル表示窓20a,20b,20cが3個、横一列に並設してある。各シンボル表示窓20a,20b,20cの背後位置には、前記リールブロック4の各リール8a,8b,8cが、外周面をシンボル表示窓20a,20b,20cに向けて、配置されている。各シンボル表示窓20a,20b,20cは、横方向の長さが、各リール8a,8b,8cが見えるように、また、縦方向の長さが、リール停止時に、3駒分のシンボルが見えるように、それぞれ縦に長い矩形状に形成されている。

0019

正面パネル11の表面には、シンボル表示窓20a,20b,20cより見える各リール8a,8b,8cの3駒分のシンボルを横方向に結ぶ上下に3段の3本の水平な入賞ラインL1〜L3と、各リール8a,8b,8cの3駒分のシンボルを対角方向に結ぶ右下がりおよび左下がりの2本の斜めの入賞ラインL4,L5とが表されている。リール停止時、これら5本の入賞ラインL1〜L5に沿って各リール8a,8b,8cのシンボルが整列する。

0020

これら入賞ラインL1〜L5は、前記メダル投入口16へのメダルの投入枚数が1枚であれば、中央の水平な入賞ラインL1が有効化される。メダルの投入枚数が2枚であれば、3本の水平な入賞ラインL1〜L3が有効化される。メダルの投入枚数が3枚であれば、3本の水平な入賞ラインL1〜L3と2本の斜めの入賞ラインL4,L5とが有効化される。なお、図中、19は正面パネル11の内側に配設された蛍光灯より成るリール照明装置である。このリール照明装置19は、機械作動中は常時点灯し、各リール8a,8b,8cの外周面に照明を施す。

0021

このスロットマシンでは、複数枚のメダルを予めメダル投入口16より投入して機械に貯留しておき、この貯留メダルを使ってゲームを行うという、いわゆるクレジットのゲーム方式でゲームが実施できるようになっている。そのために、前記扉部3の前面には、機械に貯留されたメダルの枚数デジタル表示する貯留枚数表示器32、1ゲームに対する貯留メダルの使用枚数(ベット枚数)を選択してゲームを開始させるための3種類のベット釦スイッチ33,34,35、および貯留メダルの精算を指示するための精算スイッチ36が設けてある。

0022

第1のベット釦スイッチ33は、これを押操作すると、3枚の貯留メダルが使用されて5本の入賞ラインL1〜L5が有効化される。第2のベット釦スイッチ34が押操作されると、2枚の貯留メダルが使用されて3本の入賞ラインL1〜L3が有効化される。第3のベット釦スイッチ35が押操作されると、1枚の貯留メダルが使用されて1本の停止ラインL1が有効化される。

0023

この実施例では、ゲーム毎に1〜3枚のメダルを投入してゲームを行う従来のゲーム方式と、貯留メダルを使用してゲームを行うクレジットのゲーム方式とを遊技者が選択できるようになっている。そのために、前記扉部3の前面には、いずれかのゲーム方式を選択するための切換スイッチ37が設けられている。

0024

また、このスロットマシンでは、切換スイッチ37により従来のゲーム方式が選択されている場合において、3枚のメダルがメダル投入口16に投入されたときと、切換スイッチ37でクレジットのゲーム方式が選択されている場合において、3枚ベットの第1のベット釦スイッチ33が押操作されたときに、遊技者が始動レバー14を操作しなくても、始動レバー14が遊技者により操作されたのと同じ物理状態に強制的に設定して、3個のリール8a,8b,8cを一斉に始動できるように構成してある。

0025

そのために、始動レバー14には、図4および図5に示すように、始動レバー14が遊技者により操作されたのと同じ物理状態に強制的に設定するための強制操作機構60が設けられる。また、この実施例では、前記扉部3の前面に、始動レバー14を遊技者が人為的に操作するのか、前記強制操作機構60により始動レバー14を強制的に操作させるのかを遊技者が選択する選択スイッチ61が設けてある。

0026

前記強制操作機構60は、駆動源である電磁ソレノイド62と、電磁ソレノイド62のロッド63と始動レバー14の軸部14Aとの間に設けられた連結部材64Aとを備えている。電磁ソレノイド62が付勢されてロッド63が引っ込み動作したとき、始動レバー14は支え軸66を支点として下方へ傾動し、遊技者が始動レバー14を押操作した状態(図5鎖線で示す状態)に設定される。電磁ソレノイド62が消勢されると、始動レバー14の軸部14の先端側に復帰ばね67が設けてあるので、そのばね圧により始動レバー14は水平な待機状態に戻る。

0027

始動レバー14の軸部14Aの先端には、シャッター65が設けられている。このシャッター65は、光電センサーより成るレバー操作検知用のセンサー46の光路を開閉する。始動レバー14が操作されていない状態では、シャッター65は前記光路を遮断する。始動レバー14が操作された状態では、シャッター65は前記光路を開放する。光路が開放されたとき、センサー46は、リール8a,8b,8cを一斉始動させるための始動信号を出力する。

0028

図6および図7は、強制操作機構60の他の実施例を示す。この実施例では、駆動源としてロータリーソレノイド68が用いてあり、このロータリーソレノイド68の回転ロッド69が連結部材70を介して前記支え軸66に連結されている。ロータリーソレノイド68が付勢されて回転ロッド69および支え軸66が回動すると、始動レバー14が下方へ傾動し、遊技者が始動レバー14を押操作した状態(図7に鎖線で示す状態)に設定される。ロータリーソレノイド68が消勢されると、始動レバー14の軸部14の先端側に復帰ばね67が設けてあるので、そのばね圧により始動レバー14は水平な待機状態に戻る。図中、46は光電センサーより成るレバー操作検知用のセンサー、65はセンサー46の光路を開閉するシャッターである。なお、強制操作機構60の駆動源は、ソレノイドに限定されないことはいうまでもない。

0029

なお、この実施例では、切換スイッチ37により従来のゲーム方式が選択されている場合において、2枚以下のメダルがメダル投入口16に投入されたときと、切換スイッチ37でクレジットのゲーム方式が選択されている場合において、第2、第3のベット釦スイッチ34,35が押操作されたときには、遊技者が始動レバー14を操作することにより、3個のリール8a,8b,8cが一斉に始動するように構成してあるが、第2、第3のベット釦スイッチ34,35が押操作されたときにも、遊技者が始動レバー14を操作しなくても、始動レバー14が遊技者により操作されたのと同じ物理状態に強制的に設定して、3個のリール8a,8b,8cを一斉に始動させるよう構成してもよい。

0030

さらにまた、このスロットマシンでは、メダル投入口16へのメダルの投入またはベット釦スイッチ33,34,35の操作で入賞ラインを有効化させた後、始動レバー6の操作で全リール8a,8b,8cを一斉に始動させると、機械内部で抽選処理が行われる。その後、停止釦スイッチ15a,15b,15cが押操作されたとき、抽選当たりであれば、前記抽選処理の結果に基づく所定のシンボルが、有効化された入賞ライン上に停止するよう、各リール8a,8b,8cの停止動作が制御される。特に、前記の抽選処理で「大当たり」があると、有効化された入賞ライン上に特別入賞シンボルが停止するよう、各リール8a,8b,8cの停止動作が制御される。

0031

前記抽選処理は、乱数発生器が発生する乱数サンプリングして、そのサンプリングされた乱数値が所定の範囲内の値であるかどうかを判断することにより、特別入賞シンボルや入賞シンボルについての抽選当たりであるかどうかを決定する。なお、この種の抽選処理は公知であり、ここでは詳細な説明は省略する。

0032

全リール8a,8b,8cが停止したとき、有効化された入賞ライン上に特別入賞シンボルや入賞シンボルの組み合わせが成立すると、所定枚数のメダルが払い出され、さらに特別入賞シンボルの組み合わせが成立したときは、多量のメダルを獲得できる「ボーナスゲーム」と称される特別ゲームへと移行する。

0033

図8は、スロットマシンの動作を制御する制御装置40を含むスロットマシン全体の電気的な構成を示す。前記制御装置40は、制御、演算主体であるCPU41、プログラムや固定データが格納されるROM42、およびデータの読み書きに用いられるRAM43などのマイクロコンピュータを構成するチップを含むと共に、抽選処理のための乱数を発生させる乱数発生器44を含んでいる。

0034

前記CPU41には、バス49を介して、各リール8a,8b,8cのリール駆動部47a,47b,47c、メダル払出機6、貯留枚数表示器32、強制操作機構60などの出力各部や、メダル検知センサ45、レバー操作検知用のセンサー46、3種類のベット釦スイッチ33,34,35、3個の停止釦スイッチ15a,15b,15c、精算スイッチ36、切換スイッチ37、選択スイッチ61などの入力各部が接続されている。前記CPU41は、ROM42に格納されたプログラムに従ってRAM43に対するデータの読み書きを行いつつ、前記入出力各部の動作を一連に制御するほか、前記乱数発生器44が発生した乱数値をサンプリングして前記した抽選処理を実行する。

0035

前記リール駆動部47a,47b,47cは、各リール8a,8b,8cの駆動源であるステッピングモータ9a,9b,9cの駆動を制御する。メダル払出機6は、精算スイッチ36が操作されたときなどに駆動して、貯留枚数表示器32に表示された枚数のメダルをメダル放出口17よりメダル受け皿18へ払い戻す。メダル検知センサ45は、メダル投入口16に投入されたメダルを検知してメダル検知信号を出力する。

0036

図9には、前記リール駆動部47aの回路構成と前記CPU41の機能とが併せて示してある。なお、同図は、第1のリール8aについてのリール駆動部47aの回路構成のみが示してあるが、第2、第3の各リール8b、8cについてもこれと同様であり、ここでは図示を省略する。

0037

前記リール駆動部47aはクロック信号を受けて駆動パルスpを生成し、この駆動パルスpをステッピングモータ9aへ供給して、リール8aを駆動する。このリール駆動部47aには、CPU41のリール制御部50よりスタート指令ストップ指令が与えられる。

0038

始動レバー14が人為的または強制的に操作された状態になると、前記リール制御部50にはセンサー46より始動信号stが入力され、リール制御部50はスタート指令を発してリール駆動部47aを作動させる。また、停止釦スイッチ15aが押操作されると、リール制御部50には、停止信号spが入力され、リール制御部50はストップ指令を発してステッピングモータ9aの作動を停止させる。

0039

前記駆動パルスpは、CPU41の計数部51に与えられて計数される。この計数部51の計数値は、リール8aが一回転する毎に与えられる基準信号によりリセットされる。シンボル検出部52は、この計数部51の計数値からリール8aのどのシンボルが入賞ライン上に位置しているかを検出し、その検出結果を判定部53へ出力する。

0040

判定部53には、他のリール8b、8cについてのシンボル検出部からもシンボルの検出結果が与えられるもので、判定部53は、3個のリール8a,8b,8cが停止した時点で、入賞や特別入賞となるシンボルの組み合わせが成立しているか否かを判定する。この判定は、有効化された全ての入賞ラインについて行われる。

0041

図10は、前記制御装置40によるスロットマシンの制御の流れを示す。なお、図中、STは制御の各ステップを示す。同図において、ST1でメダル投入口16へのメダルの投入を、ST2でいずれかのベット釦スイッチ33,34,35の押操作に、ST3で遊技者による始動レバー14の操作に、それぞれ待機している。

0042

いま、切換スイッチ37によりクレジットのゲーム方式が選択されている場合を想定すると、メダル投入口16はメダルが投入されると、ST1の判定が「YES」となり、つぎのST4の判定も「YES」であるから、ST5へ進み、CPU41は、メダル貯留枚数の計数値Nを1加算する。メダルが投入される毎に、同様の手順を経て、メダル貯留枚数の計数値Nが1ずつ加算されてゆく。

0043

つぎに、ベット釦スイッチ33,34,35のいずれかが押されると、ST2の判定が「YES」となり、つぎのST6の判定も「YES」であるから、ST7,8において、どのベット釦スイッチ33,34,35が押されたのかが判定される。

0044

3枚ベットの第1のベット釦スイッチ33が押されたときは、ST7の判定が「YES」となり、メダル貯留枚数の計数値Nが3以上であるかどうかが判定される(ST9)。もし3枚以上のメダルが貯留されていれば、ST9の判定が「YES」となり、つぎのST10において、遊技者による選択スイッチ61の選択状態、すなわち始動レバー14を遊技者が人為的に操作するのか、強制操作機構60により強制的に操作させるのかをチェックする。

0045

もし遊技者が、始動レバー14を強制的に操作させる方を選択していれば、ST10の判定は「YES」であり、CPU41は、強制操作機構60の電磁ソレノイド62に駆動信号を与えて、始動レバー14を強制的に操作させる(ST11)。もし遊技者が、始動レバー14を人為的に操作する方を選択していれば、ST10の判定は「NO」であり、CPU41は、遊技者による始動レバー14の操作に待機する(ST12)。

0046

2枚ベットの第2のベット釦スイッチ34が押されたときは、ST7の判定が「NO」、ST8の判定が「YES」となり、ST13でメダル貯留枚数の計数値Nが2以上であるかどうかが判定される。1枚ベットの第3のベット釦スイッチ35が押されたときは、ST7,8の判定がともに「NO」であり、ST14でメダル貯留枚数の計数値Nが1以上であるかどうかが判定される。ST13またはST14の判定が「YES」であるとき、ST12へ進み、CPU41は、遊技者による始動レバー14の操作に待機する。

0047

かくして、強制操作機構60による始動レバー14の強制的な操作があったときは、センサー46が始動信号stをCPU41へ出力することで、ST15の判定は「YES」となり、ST15からST16へ進む。一方、遊技者により始動レバー14の人為的な操作があったときは、同様に、センサー46が始動信号stをCPU41へ出力することで、ST12の判定が「YES」となり、ST12からST16へ進む。ST16では、CPU41は、メダル貯留枚数の計数値Nからベット枚数を差し引き、つぎのST17で乱数発生器44が発生する乱数をサンプリングすることにより抽選処理を実行した後、3個のリール8a,8b,8cを一斉に回転させる(ST18)。

0048

つぎに、切換スイッチ37により従来のゲーム方式が選択されている場合を想定すると、ゲーム開始の待機状態でメダル投入口16にメダルが投入されると、ST1の判定が「YES」、つぎのST4の判定が「NO」となるから、ST25へ進み、CPU41は、メダル投入枚数の計数値nを1加算する。メダルが投入される毎に、同様の手順を経て、メダル投入枚数の計数値nが1ずつ加算されてゆくが、メダルが3枚投入されると、ST26の判定が「YES」となってST10へ進み、選択スイッチ61の選択に応じて、ST11の始動レバー14の強制的な操作またはST12の人為的な操作が行われた後、ST16へ進む。メダルが1枚または2枚投入された時点で始動レバー14が遊技者により操作された場合は、ST3の判定が「YES」となり、つぎのST27の判定も「YES」であるから、ST16へ進む。なお、ST16では、メダル投入枚数の計数値nがゼロにクリアされる。

0049

かくして、ST18でリール8a,8b,8cが一斉に回転した後、遊技者が停止釦スイッチ15a,15b,15cのいずかを押操作すると、ST19の判定が「YES」となり、CPU41は対応するリールを停止させる(ST20)。同様の停止操作がすべてのリール8a,8b,8cに対して実施されると、ST21の判定が「YES」となり、有効な入賞ライン上に停止したシンボルの判別が行われ、入賞が成立したかどうかが判定される(ST22)。もし入賞が成立していれば、ST22の判定は「YES」であり、CPU41は、メダル払出機6を駆動してメダルの配当を行う(ST23)。もし特別入賞であれば、つぎのST24が「YES」であり、「ボーナスゲーム」へ移行する。

0050

なお、「ボーナスゲーム」においても、1枚のメダルがメダル投入口16へ投入されたとき、または1枚ベットのベット釦スイッチ35が押されたとき、CPU41は、強制操作機構60を駆動させて、始動レバー14が遊技者により操作されたのと同じ物理状態に設定するが、そのような制御は、通常のゲームにおける図9の手順に準じて容易に実現できるから、ここでは図示並びに詳細な説明は省略する。

0051

また、上記実施例では、シンボル可変表示器10としてリール8a,8b,8cを用いているが、これに限らず、液晶などの電気的な可変表示手段を用いることもできる。

発明の効果

0052

請求項1,2の発明によれば、始動操作具の操作でシンボル可変表示器の始動条件が整うように設定されたスロットマシンにおいて、始動操作具の操作を残して前記始動条件が整う状態になったとき、始動操作具が遊技者により操作されたのと同じ物理状態になるよう強制的に設定して、シンボル可変表示器を始動させるから、遊技者は、ゲーム開始のために始動操作具を操作する必要がなく、ゲーム開始操作に伴う遊技者の疲労感を軽減できる。しかも、始動操作具の操作をシンボル可変表示器の始動条件としているから、スロットマシンに固有の遊技操作はなくならず、スロットマシンに対する遊技者の興味を減退させることがない。

0053

請求項3の発明では、始動操作具を遊技者が操作するのか、始動操作具を強制操作機構により強制的に操作させるのかをスイッチ操作で遊技者が選択できるようにしたから、始動操作具を操作するかどうかについて、遊技者の好みや気分などに対応させることができる、という効果がある。

図面の簡単な説明

0054

図1この発明の一実施例であるスロットマシンの斜視図である。
図2スロットマシンの内部構造を示す正面図である。
図3正面パネルの正面図である。
図4強制操作機構の構成を示す平面図である。
図5強制操作機構の構成を示す一部を破断した正面図である。
図6強制操作機構の他の実施例を示す平面図である。
図7図6の実施例の一部を破断した正面図である。
図8スロットマシンの電気的な構成を示すブロック図である。
図9リール駆動部の回路構成とCPUの機能とを併せて示したブロック図である。
図10制御装置による制御の手順を示すフローチャートである。

--

0055

8a,8b,8c リール
14始動レバー
40制御装置
46センサー
60強制操作機構
61 選択スイッチ

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