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技術 合成樹脂製軽石及びその製造方法

出願人 有限会社西和
発明者 樺山政明
出願日 1998年6月26日 (21年10ヶ月経過) 出願番号 1998-181078
公開日 2000年1月18日 (20年3ヶ月経過) 公開番号 2000-014592
状態 特許登録済
技術分野 身体の洗浄(おしぼり、ブラシ)
主要キーワード 略小判形 独立発泡 セリシン水溶液 天然抗菌剤 牡蠣殻 マグマ 火山岩 硬質ポリウレタン
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重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年1月18日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

目的

角質化した肌の表面を削り落とす作用を低下させることなく、さらには肌の保湿も行えるようにした合成樹脂軽石を提供できるようにすることを目的とするものである。

解決手段

セリシン混練した原液発泡させて軽石を形成したものである。

概要

背景

軽石は一般的に火山岩で形成された天然のものが知られている。ところで、天然の軽石はガスマグマ気泡が形成されたものであることから、その気泡の大きさも不揃いで品質も不均一なものが多く、硬いものや目の粗いもの(気泡の大きなもの)では肌を傷つけてしまうという問題があった。また、大きな固まりを手な大きさに切り出して成形されることから、形状も四角小判形等、無駄が少なく歩留りのよい形状に限られていた。

そこで、こうした問題点を解消するために例えば登録実用新案第3008950号公報に示されるように硬質ポリウレタンフォーム等の合成樹脂で軽石を形成するとともに、その表面部分絹繊維微粉末にしたシルクパウダーを貼着もしくは混入したものが提案されている。

概要

角質化した肌の表面を削り落とす作用を低下させることなく、さらには肌の保湿も行えるようにした合成樹脂製軽石を提供できるようにすることを目的とするものである。

セリシン混練した原液発泡させて軽石を形成したものである。

目的

ところが、上記登録実用新案公報に記載された硬質ポリウレタンフォーム等の合成樹脂製軽石にシルクパウダーを設けたものでは、シルクパウダーの成分は絹繊維の線分である不水溶性フィブロインで形成されて入ることから、軽石の表面とこれが接触する肌との間に介在してクッションとして作用するために、軽石としての作用、即ち、角質化した肌の表面を削り落とす作用が弱められてしまうという問題があった。本発明は斯かる問題をも解消するために提案されたもので、角質化した肌の表面を削り落とす作用を低下させることなく、さらには肌の保湿も行えるようにした合成樹脂製軽石を提供できるようにすることを目的とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

請求項2

硬質ポリウレタン等の合成樹脂の原液中にセリシン水溶液または/及びセリシンパウダー混入し、該原液を発泡させて合成樹脂製軽石を形成したことを特徴とする合成樹脂製軽石の製造方法。

技術分野

0001

本発明は軽石のなかでも合成樹脂製の軽石に関するものである。

背景技術

0002

軽石は一般的に火山岩で形成された天然のものが知られている。ところで、天然の軽石はガスマグマ気泡が形成されたものであることから、その気泡の大きさも不揃いで品質も不均一なものが多く、硬いものや目の粗いもの(気泡の大きなもの)では肌を傷つけてしまうという問題があった。また、大きな固まりを手な大きさに切り出して成形されることから、形状も四角小判形等、無駄が少なく歩留りのよい形状に限られていた。

0003

そこで、こうした問題点を解消するために例えば登録実用新案第3008950号公報に示されるように硬質ポリウレタンフォーム等の合成樹脂で軽石を形成するとともに、その表面部分絹繊維微粉末にしたシルクパウダーを貼着もしくは混入したものが提案されている。

発明が解決しようとする課題

0004

ところが、上記登録実用新案公報に記載された硬質ポリウレタンフォーム等の合成樹脂製軽石にシルクパウダーを設けたものでは、シルクパウダーの成分は絹繊維の線分である不水溶性フィブロインで形成されて入ることから、軽石の表面とこれが接触する肌との間に介在してクッションとして作用するために、軽石としての作用、即ち、角質化した肌の表面を削り落とす作用が弱められてしまうという問題があった。本発明は斯かる問題をも解消するために提案されたもので、角質化した肌の表面を削り落とす作用を低下させることなく、さらには肌の保湿も行えるようにした合成樹脂製軽石を提供できるようにすることを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0005

上記目的を達成するために本発明にかかる合成樹脂製軽石は、セリシンを有する硬質ポリウレタン等の発泡合成樹脂で形成されたことを特徴とするものである。また、本発明にかかる合成樹脂製軽石の製造方法は、硬質ポリウレタン等の合成樹脂の原液中にセリシン水溶液または/及びセリシンパウダーを混入し、該原液を発泡させて合成樹脂製軽石を形成したことを特徴とするものである。

発明を実施するための最良の形態

0006

以下、本発明の合成樹脂製軽石及びその製造方法を図面に基づいて説明する。図1は合成樹脂製軽石の正面図、図2はその側面図であって、図中符号1はこの合成樹脂製軽石を全体的に示す。この合成樹脂製軽石1は、独立発泡の硬質ポリウレタンフォームで形成されており、硬質ポリウレタンフォームにはセリシンが混入されている。次に、セリシンを混入した合成樹脂製軽石1の製造工程を図3に基づいて説明する。

0007

先ず、発泡剤整泡剤ポリオール触媒及、難燃剤及びセリシン水溶液若しくはセリシンパウダーを混合して混練してポリオール系原液を形成する。ここで、セリシン水溶液若しくはセリシンパウダーは、カイコ幼虫絹糸腺内容物で形成された熱湯に浸し、絹糸であるフィブロインを取り出した残りの熱湯に溶解しており、この熱湯からセリシンを抽出し、あるいはパウダー化して得られる。このカイコの幼虫の絹糸腺内容物にはフィブロインが約70%、セリシンが約30%含まれており、このセリシン中には約10%の保湿剤として作用するセリンが含まれる。

0008

また、ポリオール系原液を調製する時のセリシン水溶液は、上記のようにして得られたセリシンの11倍濃縮液を使用し、セリシンパウダーを混合する際にはこれとともに牡蠣殻を主成分とする天然抗菌剤も混入されて調製されている。一方、ポリイソシアネートを含んだポリイソシアネート系原液を用意し、セリシンが混練されたポリオール系原液とポリイソシアネート系原液とを夫々計量してこれを混合し、発泡原液を形成する。上記のようにして調製ならびに計量された両原液を混合して均一に攪拌すると、まず、ポリイソシアネートとポリオールとが重付加反応を開始し、ポリウレタン樹脂を生成すると同時に反応熱を発生する。

0009

揮発性物質を発泡剤とした場合にはこの反応熱により発泡剤が気化し、ガスを発生する。水を発泡剤として場合にはポリイソシアネートと反応してポリ尿素を生成すると同時に炭酸ガスを発生し、これと同時にポリ尿素も樹脂化すすめる。発泡原液の反応熱による温度上昇や反応により生成されたこれらのガスは、シリコーン整泡剤を核として気泡となる。この気泡が無数に発生・成長する状態を図3にいうところの発泡である。また、この反応は更に進行し、それに伴って発泡原液の粘度が増加し、ついには三次元構造を持つ樹脂状に固化すると此処硬質ウレタンフォームが形成される。

0010

上記のようにして形成された硬質ウレタンフォームを成形すると、図1及び図2に示すような無数の気泡で形成されたセリシンを含む略小判形の合成樹脂製軽石1が完成するのである。尚、合成樹脂製軽石1の形状は小判形に代えて図4に示すようにドーナツ形にすることもできるしその他の形状、例えば星形や球や棒状等にも形成することができる。上記のようにして形成されたセリシンを含む合成樹脂製軽石1を例えば浴室等で足や部分の角質化した表面部分を削り落とす場合、当該部分を濡らしたり、洗剤をつけたり、または合成樹脂製軽石1に水や石鹸をつけて擦る。

0011

すると、合成樹脂製軽石1に含まれるセリシン(silk glue)の特にセリンの保水力により保水された状態で角質化した肌と接触接触させるのであるが、この角質化した部分を削り落とす気泡で形成された孔部分の表面部分には湿潤したセリシンがあり、この湿潤したセリシンが肌に優しく接触して角質化した肌部分だけを削り落とすので、その下の新たな肌部分が傷つくのを防止できるのである。尚、上記実施の形態ではセリシン水溶液若しくはセリシンパウダーをポリオール系原液を調製する時に混合するようにしてあるが、本発明はこうしたものに限られず、発泡に至るまで、例えば図3中に点線で示すようにポリオール系原液とポリイソシアネート系原液とを夫々計量して混合し、発泡原液を形成する時に混合することができるのは勿論である。

発明の効果

0012

本発明は以上に説明したように、硬質ポリウレタン等の発泡合成樹脂を独立発泡させて形成した合成樹脂製軽石にセリシンを含有させてあるので、この合成樹脂製軽石を肌に当てて石鹸や水とともに擦った場合に、合成樹脂製軽石に含まれるセリシン中のセリンの保水力により、保水された状態で肌と接触し、肌に優しく接触させて傷つけるのを防止できながらも、肌の表面の角質化した部分を除去する軽石本来の作用を十分に発揮させることができるという利点がある。

0013

また、本発明の合成樹脂製軽石に含まれるセリシンが溶解して触れた肌に付着乃至吸収されると、その保水力により肌がしっとりと潤いスキンケア美肌作りにも貢献できるという利点もある。

図面の簡単な説明

0014

図1は合成樹脂製軽石の正面図である。
図2は合成樹脂製軽石の側面図である。
図3は合成樹脂製軽石の製造工程を示す
図4は合成樹脂製軽石の変形例を示す正面図である。

--

0015

1・・・合成樹脂製軽石

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