図面 (/)

技術 ミラー

出願人 関野工業株式会社栗田邦昭
発明者 関野巌栗田邦昭
出願日 1998年6月25日 (22年6ヶ月経過) 出願番号 1998-179320
公開日 2000年1月11日 (20年11ヶ月経過) 公開番号 2000-006716
状態 拒絶査定
技術分野 光学的視認装置
主要キーワード 反射皮膜 駆動部ユニット 視覚範囲 インサイドミラー 横傾斜 車体面 死角部分 ミラー回転軸
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年1月11日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

1個のミラーで広い範囲を確認できるミラーを提供すること

解決手段

車両用アウトサイドミラーとして使用するミラー1は、1個のステー3内に、上部に正面部11aと下部に下方に屈折する下傾斜面部11bとを有して形成されるミラー部11が配置されている。このミラー1を乗用車Cのドアミラーとして取りつけると、運転者はミラー部11の正面部11aを見て後方向を確認でき、下傾斜面部11bを見てタイヤ付近を確認することができる。

概要

背景

一般に、車両用の後ミラーは、車体内に配置されるインサイドミラーと車体外に配置されるアウトサイドミラーがあり、いずれも後方側方の状況を運転者運転席で座ったまま振り向かないで見ることができるように、その視界の範囲が法規上で決められている。従って、従来のミラーは、目とミラー間との距離及びミラーの有効径・ミラーの曲率半径視覚に対するミラーの傾射角を考慮して形成され、1個の枠体内には後方に反射するような鏡体が形成されている。また、トラックの場合、アシスタント側のアウトサイドミラーには後方を見るバックミラーと側方の下方を見るサイドアンダーミラーと車両前部のバンパ付近を見るアンダーミラーとがそれぞれ別に取り付けられている。

また、道路交差点に設置される道路用ミラーは一方向に1基設置され、左右両方向を見る場合にはそれぞれ別に設置されていた。

概要

1個のミラーで広い範囲を確認できるミラーを提供すること

車両用のアウトサイドミラーとして使用するミラー1は、1個のステー3内に、上部に正面部11aと下部に下方に屈折する下傾斜面部11bとを有して形成されるミラー部11が配置されている。このミラー1を乗用車Cのドアミラーとして取りつけると、運転者はミラー部11の正面部11aを見て後方向を確認でき、下傾斜面部11bを見てタイヤ付近を確認することができる。

目的

この発明は、上述の課題を解決するものであり、1個のミラーで広い範囲を確認することのできるミラーを提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
2件

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請求項1

1個の枠体内に複数方向に反射できるような鏡体が形成されることを特徴とするミラー

請求項2

車両用のミラーであって、1個の枠体内に配設される鏡体が、正面部と前記正面部から少なくとも下方または側方屈折する傾斜面部とを有して形成されることをことを特徴とするミラー。

請求項3

道路用のミラーであって、1個の枠体内に配設される鏡体が、略中央部から左右方向に屈折する傾斜面部を有して形成されることを特徴とするミラー。

技術分野

0001

この発明は、車両用ミラーまたは道路用のミラーに関する。

背景技術

0002

一般に、車両用の後ミラーは、車体内に配置されるインサイドミラーと車体外に配置されるアウトサイドミラーがあり、いずれも後方側方の状況を運転者運転席で座ったまま振り向かないで見ることができるように、その視界の範囲が法規上で決められている。従って、従来のミラーは、目とミラー間との距離及びミラーの有効径・ミラーの曲率半径視覚に対するミラーの傾射角を考慮して形成され、1個の枠体内には後方に反射するような鏡体が形成されている。また、トラックの場合、アシスタント側のアウトサイドミラーには後方を見るバックミラーと側方の下方を見るサイドアンダーミラーと車両前部のバンパ付近を見るアンダーミラーとがそれぞれ別に取り付けられている。

0003

また、道路交差点に設置される道路用ミラーは一方向に1基設置され、左右両方向を見る場合にはそれぞれ別に設置されていた。

発明が解決しようとする課題

0004

しかし、従来のミラーは、1個の枠体内に一方向を見るような鏡体が形成されているので、1個のミラーでは視覚範囲が制限されていた。特にトラックのアシスタント側に取り付けられるアウトサイドミラーは、バックミラーとサイドアンダーミラーとアンダーミラーと3個必要になるので、それぞれの箇所を見るためには、それぞれのミラーを別々に見なければならない。このことは、運転中に瞬時にいずれかのミラーを見る場合に僅かながら支障になっていた。さらに複数個の枠体をそれぞれ車体に取りつけることは、見栄えコスト的にも不利になっていた。これは、道路用のミラーについても同様である。

0005

この発明は、上述の課題を解決するものであり、1個のミラーで広い範囲を確認することのできるミラーを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

この発明にかかわるミラーでは、上記の課題を解決するために、以下のように形成するものである。即ち、1個の枠体内に複数方向に反射できるような鏡体が形成されることを特徴とするものである。

0007

車両用のミラーであって、1個の枠体内に配設される鏡体が、正面部と前記正面部から少なくとも下方または側方に屈折する傾斜面部とを有して形成されることをことを特徴とするものである。

0008

さらに、この発明にかかわるミラーは、道路用のミラーであって、1個の枠体内に配設される鏡体が、略中央部から左右方向に屈折する傾斜面部を有して形成されることを特徴とするものである。

発明を実施するための最良の形態

0009

以下、この発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。

0010

本発明のミラーは、特に運転者がミラーを見る時に1個のミラーで複数の方向を見るようにするものであり、図1は、車両用のアウトサイドミラーの形態を示している。(a)は正面図で(b)は断面を示し、このアウトサイドミラー1(以下、ミラー1という)はリモートコントロール用のミラーとして使用されているものであり、ステー3内には、車体内から連結されて駆動する駆動部ユニット5と、駆動部ユニット5に配置されるミラー回転軸7と、ミラーボディー9に取り付けられるミラー部11(鏡体)と、が装着されている。ミラー部11は、板ガラスアルミニウム板、銀、クロム等の反射皮膜を付着して形成され、上部に正面部11a、下部に前方(図1(a)における紙面に対して表側から裏側に向かう方向)に向かって下方に屈折する下傾斜面部11bを有して形成されている。正面部11aと下傾斜面部11bとは円弧面を介して連続な面で形成され、下傾斜面部11bの角度は限定するものではないが、運転者がミラー1を見る際に、ミラー1の直下のタイヤあるいは後方のタイヤ付近を反射できる程度の角度を有していればよい。

0011

このミラー1を、図2に示すように、乗用車Cのドアミラーとしてドライバサイドとアシスタントサイドに取りつけると、運転者は、ミラー部11の正面部11aを見ることによって後方向を見ることができ、下傾斜面部11bを見ることによって下方を見ることができる。特に、乗用車を後進させて駐車する際、従来ではリモートコントロールの操作でアシスタントサイドのミラー部を下方に傾けてタイヤ付近を確認するが、上記のミラー1ではそのまま正面部11aと下傾斜面部11bを見るだけでよい。

0012

図3及び図4は、上記ミラー部11の形状を変更したミラー20・30を示すものであり、ミラー部21・31は、いずれも上部に正面部21a・31aと下部に下傾斜面部21b・31bとを有して形成されている。図3及び図4においてそれぞれ(a)は正面図であり(b)は簡略化した断面図である。

0013

図5は、トラックのアウトサイドミラーとして使用するのが有利である。アウトサイドミラー40(以下ミラー40という)は、1個のステー42内にミラー部41が正面部41aと前方(図5(a)における紙面に対して表側から裏側に向かう方向)に向かって運転者に対して内側に屈折する横傾斜面部41bとを有して形成されている。(a)は正面図、(b)はその底面断面であり、このミラー部41も正面部41aと横傾斜面部41bは円弧面を介して連続的な面として形成されている。なお、横傾斜面部41bの傾斜角度は、車体前部付近を確認できる程度に形成されていればよく、また、僅かでも下方に傾斜していることが望ましい。運転者は、ミラー2を見る際、正面部41aを見ることによって後方向を見ることができ、横傾斜面部41bを見ることによって車体前部付近を見ることができる。

0014

図6は、図5より機能をさらに増やしたもので、やはりトラックのアウトサイドミラーとして使用する。(a)は正面図、(b)は側面断面図、(c)は底面断面図を示すものであり、このアウトサイドミラー50(以下ミラー50という)は、1個のステー52内に、ミラー部51が、正面部51aと、前方(図6(a)における紙面に対して表側から裏側に向かう方向)に向かって運転者に対して内側に屈折する横傾斜面部51bと、前方に向かって下方に屈折する下傾斜面部51cとを有して形成されている。正面部51aと、横傾斜面部51b及び下傾斜面部51cとはそれぞれ円弧面を介して連続的な面として形成されている。横傾斜面部51bの傾斜角度は図4の形態と同様に、車体前部付近を確認できる程度に形成されていればよく、下傾斜面部51cは前後のタイヤ付近を確認できる程度の角度を有していればよい。そして、図7に示すように、このミラー50をトラックTのドアミラーとして取りつけると、正面部51aは後方向を見ることができ、横傾斜面部51bは車体の前部付近、下傾斜面部51cは前後のタイヤ付近を見ることができ幅広い範囲で車体の回りを確認することができる。特に、トラックの場合、その車体面積が大きいのでアシスタントサイドに死角部分が生じやすく、運転者がアシスタントサイドのミラー50の下傾斜面部50cを見ることによってアシスタントサイドのタイヤ付近を見ることができる。

0015

図8は、インサイドミラーの一形態を示すものであり、インサイドミラー60(以下、ミラー60という)は、1個のステー62内にミラー部61が正面部61aと正面部61aの両側から前方(図8(a)における紙面に対して表側から裏側に向かう方向)に向かって屈折する傾斜面部61b・61cとを有し、正面部61aと傾斜面部61b・61cは円弧面を介して連続的な面として形成されている。(a)は正面図、(b)は断面図を示しすものであり、傾斜面部61bの傾斜角度は、死角になりがちな側部後方を確認できる程度に形成されることが望ましい。そして、このミラー60は、図2または図7に示すように車両内に取り付けられる。

0016

本発明のミラーは、車両用だけでなく道路用のミラーにも同様に形成することができる。道路用のミラー70は丸状に形成された1個のステー72が道路上に設置される支持棒73の上部に取り付けられ、ステー72内にミラー部71が配置されている。ステー72は中央部から両外側に屈折するように形成され、ミラー部71は両側に屈折されたステー72に合わせて、屈折された傾斜面部71aと71bを有して形成され、この場合も傾斜面部71aと傾斜面部71bは円弧面を介して連続的な面として形成されている。このミラー70は、特にT字路または見通しの悪い十字路に、いずれも左右方向から来る車両を確認するために設置されている。従って、傾斜面部71a・71bの傾斜角度は、左右から来る車両が確認できる程度に形成されていればよい。

0017

上記のいずれの形態のミラーもミラー部に形成される正面部とそれぞれの傾斜面部、あるいは傾斜面部どうしとは連続的な面として説明したものであるが、これに限定するものではなく、角部を有していてもよい。

0018

さらにこのミラーは車両用あるいは道路用のミラーだけでなく他のミラーに使用することも可能である。

発明の効果

0019

本発明によれば、ミラーは1個の枠体内に複数方向に反射できるような鏡体が形成されている。そのため、1個のミラー複数方向の確認を即座に行なうことができるのでの、車両用のミラーとして使用すれば、安全範囲が広がるとともに車体に複数個取りつける必要がないためコストを低減することができる。また、道路用のミラーに使用すれば、即座に安全を確認できるとともに、1個のステーを形成すればよいのでコストを低減できる。

0020

また、このミラーは、車両用のミラーであって、1個の枠体内に配設される鏡体が、正面部と前記正面部から少なくとも下方または側方に屈折する傾斜面部とを有して形成されている。そのため、1か所のミラーを見れば複数の方向を確認できるので即座の判断が可能になるとともに、コストを低減することができる。また、例えば、乗用車で後向き駐車する場合、アシスタントサイドに取りつければ、リモートコントロールを操作しなくても車両のすぐ脇を確認でき容易に後向き駐車できる。さらに、トラックのアシスタントサイドに取りつければ、死角になりがちなタイヤ付近も走行中に確認することができる。

0021

またこのミラーは、1個の枠体内に配設される鏡体が、略中央部から左右方向に屈折する傾斜面部を有して形成されているので、左右から来る車両等を即座に確認できるとともに、コストを低減することが可能となる。

図面の簡単な説明

0022

図1本発明の一形態によるアウトサイドミラーを示す図
図2図1のミラーを乗用車に取り付けた状態を示す図
図3別の形態のミラーを示す図
図4別の形態のミラーを示す図
図5トラックに適した別の形態のミラーを示す図
図6トラックに適したさらに別の形態のミラーを示す図
図7図6のミラーをトラックに取り付けた状態を示す図
図8本発明の一形態によるインサイドミラーを示す図
図9本発明の一形態の道路用のミラーを示す図

--

0023

1、20、30、40、50…アウトサイドミラー
3、42、52、62、72…ステー
11、21、31、41、51、61、71…ミラー部
11a、21a、31a、41a、51a 61a…正面部
11b、21b、31b、51c…下傾斜面部
41b、51b…横傾斜面部
60…インサイドミラー
61b、61c、71a、71b…傾斜面部
70…道路用ミラー
C…乗用車
T…トラック

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