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技術 工作機械用チャック取付治具

出願人 株式会社タカハシ
発明者 高橋富彦
出願日 1998年6月22日 (22年0ヶ月経過) 出願番号 1998-192380
公開日 2000年1月11日 (20年5ヶ月経過) 公開番号 2000-005957
状態 拒絶査定
技術分野 工作機械の治具
主要キーワード 基盤プレート 二個一対 スクロールチャック ブリッジ部材 台部材 段付き孔 取付治具 先付け
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年1月11日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

従来のチャック取付治具は、設置が面倒で作業性が悪く、固定するのに長いT溝ボルトを使用する必要があって精度が悪い、等の問題点があった。

解決手段

T溝2を有するテーブル1に対してワークを保持するためのチャック3を取付けるチャック取付治具4であって、テーブル1とチャック3の間に介在させる基盤プレート5と、チャック3に設けられている締孔3aに対応させて基盤プレート5に設けたチャック連結部6と、テーブル1のT溝2に装着したT溝ボルト8を嵌入れるために基盤プレート5に設けたテーブル連結部7とからなる。この取付治具4は、チャック連結部6とチャック3の締孔3aをボルト締めし、また、テーブル連結部7にテーブル1のT溝ボルト8を嵌入れて締め付ければ、テーブル1にチャック3が固定できる。

概要

背景

従来の上記チャック取付治具100を図5により説明する。先ず、図5において符号101は工作機械のテーブルであり、断面逆T字状のいわゆるT溝102を複数本形成した公知のものである。工作機械には図示しないが前記テーブル101の上方に工具がセットされており、テーブル101上にワークを固定してその工具で加工する。

しかして、テーブル101上にワークを固定するのにスクロールチャックインディペンデントチャックなどのチャック103を使用する場合、そのチャック103はチャック取付治具100を介してテーブル101に取り付けられる。図示した従来のチャック取付治具100は、テーブル101上に載置する二個一対台部材104と、その台部材104とチャック103の上縁掛け渡すブリッジ部材105とからなり、T溝102に装着したT溝ボルト106の先端をブリッジ部材105の孔107に通してナット108で締め付け、もってブリッジ部材105の先端でチャック103を押さえ付けて固定する。

概要

従来のチャック取付治具は、設置が面倒で作業性が悪く、固定するのに長いT溝ボルトを使用する必要があって精度が悪い、等の問題点があった。

T溝2を有するテーブル1に対してワークを保持するためのチャック3を取付けるチャック取付治具4であって、テーブル1とチャック3の間に介在させる基盤プレート5と、チャック3に設けられている締孔3aに対応させて基盤プレート5に設けたチャック連結部6と、テーブル1のT溝2に装着したT溝ボルト8を嵌入れるために基盤プレート5に設けたテーブル連結部7とからなる。この取付治具4は、チャック連結部6とチャック3の締孔3aをボルト締めし、また、テーブル連結部7にテーブル1のT溝ボルト8を嵌入れて締め付ければ、テーブル1にチャック3が固定できる。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

T溝を有するテーブルに対してワークを保持するためのチャックを取り付けるチャック取付治具であって、前記テーブルとチャックの間に介在させる基盤プレートと、前記チャックに設けられている取付用の締孔に対応させて前記基盤プレートに設けたチャック連結部と、前記テーブルのT溝に装着したT溝ボルトを嵌め入れるために前記基盤プレートに設けたテーブル連結部と、からなることを特徴とする工作機械用チャック取付治具。

請求項2

前記基盤プレートに、前記チャックを載せる部分に貫通孔穿設し、さらに基盤プレートの下面に貫通孔と外部を繋ぐトンネル溝を形成してなることを特徴とする請求項1記載の工作機械用チャック取付治具。

請求項3

前記チャック連結部は、一部を雌ネジとし、また、他の一部を透孔とし、チャック側の前記締孔からボルトを通して前記雌ネジに締め付ける締め付け構造と、基盤プレートの裏側からボルトを通してチャック側の雌ネジ付き締孔に締め付ける締め付け構造の双方に対応させ得るようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の工作機械用チャック取付治具。

発明の効果

0001

本発明は、マシニングセンタフライス盤などの工作機械において、T溝を有するテーブルに対してワークを保持するためのチャックを取り付けるチャック取付治具に関する。

背景技術

0001

以上のように本発明の工作機械用チャック取付治具は、以上のように本発明の工作機械用チャック取付治具は、
チャックの設置と固定が簡単で作業性がよい、
T溝ボルト伸びや曲がりによる影響を殆ど受けないため、チャックの取付精度、ひいては工作機械の加工精度が向上する、
チャックの両横に張り出す部分を少なくすることができるため、複数のチャックを並べるような場合にチャック同士の間隔を詰めることができるからロスが少ない、
チャックの上面に余分な部品が突出しないため、工具の邪魔になる要素がない、
チャックを基盤プレートの厚み分だけ嵩上げしてワークと工具の距離を短縮することができるため、加工効率が向上する、
などの優れた効果を発揮する。

0002

発明が解決しようとする課題

0002

従来の上記チャック取付治具100を図5により説明する。先ず、図5において符号101は工作機械のテーブルであり、断面逆T字状のいわゆるT溝102を複数本形成した公知のものである。工作機械には図示しないが前記テーブル101の上方に工具がセットされており、テーブル101上にワークを固定してその工具で加工する。

課題を解決するための手段

0003

0003

しかして、テーブル101上にワークを固定するのにスクロールチャックインディペンデントチャックなどのチャック103を使用する場合、そのチャック103はチャック取付治具100を介してテーブル101に取り付けられる。図示した従来のチャック取付治具100は、テーブル101上に載置する二個一対台部材104と、その台部材104とチャック103の上縁掛け渡すブリッジ部材105とからなり、T溝102に装着したT溝ボルト106の先端をブリッジ部材105の孔107に通してナット108で締め付け、もってブリッジ部材105の先端でチャック103を押さえ付けて固定する。

0004

従来のチャック取付治具100には次のような問題点があった。
設置が面倒で作業性が悪い。
チャック103を固定するのに長いT溝ボルト106を使用する必要があるため、T溝ボルト106の伸びや曲がりによる影響を受けやすく、高い精度を必要とする用途に使えない。
チャック103の両横にチャック取付治具100が大きく張り出すため、複数のチャック103を並べるような場合にチャック103同士の間隔が開いてロスが大きい。
チャック103の上面にブリッジ部材105やナット108が突出するため、それが工具の邪魔になる可能性がある。

0005

本発明は、T溝を有するテーブルに対してワークを保持するためのチャックを取り付ける取付治具であって、前記テーブルとチャックの間に介在させる基盤プレートと、前記チャックに設けられている取付用の締孔に対応させて前記基盤プレートに設けたチャック連結部と、前記テーブルのT溝に装着したT溝ボルトを嵌め入れるために前記基盤プレートに設けたテーブル連結部と、からなる工作機械用チャック取付治具を提供する。

発明を実施するための最良の形態

0006

基盤プレートの上面にチャックを設置し、基盤プレートのチャック連結部とチャックの締孔をボルト締めすれば両者が一体になる。そして、テーブルの上面に基盤プレートを設置し、基盤プレートのテーブル連結部にテーブルのT溝に装着したT溝ボルトを嵌め入れて締め付ければ、テーブル上に基盤プレートが固定できる。従って、基盤プレートを介してテーブルにチャックが簡単且つ確実に固定できる。

0007

また、請求項2に記載したように、前記基盤プレートに、前記チャックを載せる部分に貫通孔穿設し、さらに基盤プレートの下面に貫通孔と外部を繋ぐトンネル溝を形成するとよい。そうすると、前記トンネル溝から油と切粉が自然に排出されるため、チャック内部や基盤プレートの貫通孔の中に油と切粉が溜まらない。

0008

また、請求項3に記載したように、前記チャック連結部は、一部を雌ネジとし、また、他の一部を透孔とし、チャック側からボルトを通して前記雌ネジに締め付ける締め付け構造と、基盤プレートの裏側からボルトを通してチャック側の雌ネジ付き締孔に締め付ける締め付け構造の双方に対応させ得るようにしてもよい。そうすることにより、一つのチャック取付治具で異なる締孔構造のチャックに対応することができる。

0009

以下に本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。なお、図1使用状態を説明する分解斜視図、図2は使用状態を示す断面正面図、図3はチャック取付治具の平面図、図4は他の使用状態を示す断面正面図である。

0010

先ず、図1図2において符号1は工作機械のテーブルであり、断面逆T字状のいわゆるT溝2,2…を複数本形成した公知のものである。工作機械には図示しないが前記テーブル1の上方に工具がセットされており、テーブル1上にワークを固定してその工具で加工する。

0011

しかして、テーブル1上にワークを固定するのにスクロールチャックやインディペンデントチャックなどのチャック3を使用する場合、そのチャック3はチャック取付治具4を介してテーブル1に取り付けられる。

0012

本発明のチャック取付治具4は、金属製の基盤プレート5にチャック連結部6とテーブル連結部7を設けてなる。基盤プレート5は、前記チャック3の外径とほぼ同じ外径である台座部5aと、その台座部5aの両側に延設した翼形片5b,5bとを有する。前記台座部5aには中心に大きな貫通孔5cがあってその貫通孔5cの回りに上向きの環状部5dが突設され、また、下面に貫通孔5cと外部を繋ぐトンネル溝5eが前記翼形片5bと直交する向きに形成されている。

0013

前記チャック連結部6は、チャック3を載せる台座部5aに60度間隔で穿設した六個の孔である。このチャック連結部6は、チャック3自体に120度間隔で設けられている取付用の締孔3a,3a,3aに対応させて設けられており、六個の孔のうちの三個が雌ネジ6aであり、残りの三個が段付きの透孔6bである。前記雌ネジグループの三個は120度間隔であり、また、透孔グループの三個も120度間隔である。チャック3自体に設けられている締孔3aには後述するように二つの異なる形態があり、チャック連結部6は前記雌ネジグループと透孔グループの各単位で締孔3aの各形態に対応する。

0014

前記テーブル連結部7は、基盤プレート5の翼形片5bの先端に開設したU字状の切欠である。もちろんテーブル連結部7はT溝ボルト8を通す孔形態でもよい。このテーブル連結部7にテーブル1のT溝2に装着したT溝ボルト8をスライドさせて横から嵌め入れる。なお、実施形態のようにテーブル連結部7が先端開口状の切欠であると、基盤プレート5をテーブル1に置いたまま、つまり基盤プレート5を持ち上げずともT溝ボルト8をスライドさせて横から嵌め入れることができる。従って、チャック取付治具4が重くて持ち上げ難い場合や、図4のようにチャック取付治具4にチャック3を先付けすることで重量が重くなって持ち上げ難い場合に優れた効果を発揮する。

図面の簡単な説明

0015

次ぎに、本発明のチャック取付治具4の使用方法について説明する。先ず、基盤プレート5の台座部5aにチャック3を設置する。このときチャック3の下面が台座部5aの環状部5dに嵌って位置決めされる。この状態で基盤プレート5のチャック連結部6とチャック3の締孔3aをボルト9で締め付けて両者を一体化する。チャック3の締孔3aは、図2のように段付き孔形態で雌ネジのないものと、図4のように雌ネジを刻設したものの何れかであり、締孔3aが前者であれば図2のようにチャック3側からボルト9を通してチャック連結部6の雌ネジ6aに締め付け、また、締孔3aが後者であれば図4のように基盤プレート5の裏側からボルト9を通してチャック3側の雌ネジ付き締孔3aに締め付ける。

--

0016

次ぎに、テーブル1の上面所定位置にチャック取付治具4を設置し、基盤プレート5のテーブル連結部7にT溝ボルト8を嵌め入れてナット10を締め付ける。そうするとチャック取付治具4がテーブル1に固定され、そのチャック取付治具4を介してチャック3がテーブル1に固定される。この状態でチャック3にワークを取り付ければ、チャック3の固定が確実で狂わないため、高精度な加工が可能である。

0017

次ぎに、工作機械を作動させて前記ワークを加工すると、油と切粉がチャック3の内部を通って基盤プレート5の貫通孔5cに入り、それが貫通孔5cからトンネル溝5eを通って外部に排出される。従って、チャック3内部や基盤プレート5の中に油と切粉が溜まらないから連続加工が可能である。ちなみに、図5に示した従来のチャック取付構造では、チャック3内に切粉が溜まるため、定期的にチャック3を外して切粉を除去する必要があり、その分作業効率が悪い。

0018

図1使用状態を説明する分解斜視図である。
図2使用状態を示す断面正面図である。
図3チャック取付治具の平面図である。
図4他の使用状態を示す断面正面図である。
図5従来例を示す斜視図である。

0019

1 …テーブル
2 …T溝
3 …チャック
3a…締孔
4 …チャック取付治具
5 …基盤プレート
5c…貫通孔
5e…トンネル溝
6 …チャック連結部
6a…雌ネジ
6b…透孔
7 …テーブル連結部
8 …T溝ボルト
9 …ボルト

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